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子供乗せ:後ろ乗せ&2~3人乗りタイプ

■スペック・価格早見表

メーカー 車種名 定価 実売(最安値) 電池容量 電池種類 航続距離(メーカー公称値)
ブリヂストン ハイディビー 13万9800円 約11万9千円~ 6.0Ah(25.2V) 長寿命リチウム 強22km、標準26km、エコ30km
パナソニック ギュットプラス 11万8000円 実売10万円~ 8.0Ah(25.2V) リチウム電池 強28km、オート31km、エコ44km
ブリヂストン ボーテアシスタ 11万3800円 約9万4千円~ 4.3Ah(25.2V) 長寿命リチウム 強16km、標準20km、エコ23km
ヤマハ パスラフィーニ 11万3800円 約9万6千円~ 4.3Ah(25.2V) 長寿命リチウム 強16km、標準20km、エコ23km
ブリヂストン ボーテアシスタDX 12万3800円 約10万3千円~ 8.1Ah(25.2V) 長寿命リチウム 強29km、標準34km、エコ40km
ヤマハ パスラフィーニL 12万1800円 約10万4千円~ 8.1Ah(25.2V) 長寿命リチウム 強29km、標準34km、エコ40km
※実売価格は通販最安値価格より。


アンジェリーノ等の子供乗せ専用車から前乗せシートを取り除いたタイプ。
■前乗せシートに乗せる期間の目安
【1~4歳未満】(1歳未満は不適)または
【身長80~95cm、体重15kg】 まで
■後ろ乗せシートに乗せる期間の目安
【2~6歳】頃 または 【体重22kg】まで
■地方自治体の補助金やレンタル制度
地方自治体によっては、購入費補助金やレンタル制度を取り入れている所がある。
まずは自分の地域の自治体のサービスの中に使えそうな補助金制度等がないか確認を。



3人乗り非対応タイプ(後ろ乗せ専用)

◆ハイディビー《6.0Ah》(ブリヂストン)

http://www.hydee-b.jp/
※販売店検索 → 検索ページ

2011年モデルスペック
型 番 HY6L61
価 格 13万9800円(実売約11万9千円~)
電池容量 6.0Ah(25.2V)長寿命リチウム※定格5.7Ah
航続距離 強22km、標準26km、エコ30km
重 量 29.8kg
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.4m、60rpm時:19.6km/h
24km/h到達時:ペダル毎分73.5回転
スプロケ 41×22T×内装3段(SG-3R40)
サイズ 全長183.5cm、軸間距離116.5cm、全幅56cm
適応身長 148cm~(3人乗り非対応
サドル高 76.5~90cm

■主要装備
特殊 アシストレベル★×4、SPEC3、速度&残量表示パネル
電装 1.0W×1灯砲弾型白色LED、リア反射鏡
車体 ループ型アルミフレーム、ビーチクルーザー型ハンドル
車輪 HE規格26×1.95インチ(幅50mm)セミスリックMTBタイヤ、
アルミリム、ステンレススポーク
制動 前輪:Vブレーキ(シマノ ACERA BR-M422)
後輪:シマノローラーブレーキ
積載 大型ステンレスバスケット、フレーム同色パイプリアキャリア(クラス27)、
スーパーラクラクワイドスタンド、テモトデロックⅡ、BSロックⅢ
装備 スポーティサドル、ドレスガード
■特徴
▼特徴
HYDEE.B(ハイディビー)は、ボーテアシスタのデザイン優先バージョン
子供乗せ専用車を、「デザインがださい」「皆と同じはイヤ」という理由で敬遠する層に向け、
女性ファッション誌「VERY」とのコラボオシャレ好き層にアピール
ただし、3人乗りは不可
デザイン優先しても機能を落とさない様に色々工夫されてはいるが、
フレームの足抜き性が悪かったり、リアキャリアが小さい等、どうしても
部分的には通常ママチャリタイプに子乗せシートを搭載するより劣る面がある。
専用車だからママチャリタイプより子乗せに向いていると言う訳では無いので注意。
「デザイン優先した割には、子乗せとしての機能もそこそこ高い」と言った性質に近い。
▼デザイン
デザインはダッチバイク(オランダの伝統的実用車)を元ネタにした様な外観。
ママチャリの概念が無い欧米に於けるママチャリ的ポジションの実用自転車で、
ハンドルのポジションや全体のシルエットがそれを髣髴とさせる。
また、2010年で廃盤になった「ベルトロE.A.」から、2011年の「アシスタポルク」に繋がる、
レトロ路線の延長線上にも見受けられる。
売り文句は「車体からチャイルドシートまでゼロからの開発」との事だが、
「ダッチバイクの路線を狙って、既存のアシスタポルクをベースにして似せた」感がある。
(勿論、WOとHEのタイヤ規格の違い等、ハイディビーとポルクの各パーツに直接の互換性は無いが)

▼ハンドル&足回り
ビーチクルーザーの様な幅広ハンドルと、MTB用ファットタイヤでゆったり乗れる。
幅の広いハンドルは操作に慣れれば、ハンドルが左右にブレ難く安定させ易いので役立つ。
クロスバイクやMTBと同じく前輪に制動力の高いVブレーキを使っているのも利点。
特に後ろ乗せ時は後輪に荷重が掛かり、前輪ブレーキの効きが悪くなるので制動力は重要。
この辺りは、デザインと機能性を両立させる工夫が上手くなされている。

▼フレーム形状
デザイン優先なので、足元がステップスルーではない点には注意。
専用車のアンジェリーノやボーテに存在する足元の隙間が無く、フレームが高い位置まで来る。
緊急回避性能や自転車が倒れて子供が地面と激突するリスクの軽減という面ではやや劣る。

▼押し歩きは危険
乗車&停車でグラついた時、咄嗟にフレームを跨いで反対側に足を付く動作ができない
子供をシートに乗せて手押しの状態から乗ろうとした時等に、反対側に足を着けないので、
車体が体と反対側(右側)に一旦傾き始めると、重くて立て直しできないで転倒、
シートに乗っていた子供が地面に衝突してしまう事態が起こりやすくなる。
Hydee.Bに限らず、子乗せ中の押し歩きは、車体が斜めになるので倒れやすく危険だが、
特に足抜き性能の悪いHYDEE.Bの場合は、極力押し歩きをせず、跨ってアシスト走行で進む事。

▼リアキャリア
HYDEE.Bはデザイン優先でリアキャリアが小さい
まず前後の長さが通常の子乗せ専用車のリアキャリアより短い。
というより、アシスタリチウム等の普通ママチャリタイプよりも短い
更にリアキャリアの幅も狭いので、通常よりも幅の狭いリアシートが必要。
この為、リアキャリアのチャイルドシートは専用品のみ装着可能となる。
通常サイズのリアシートは取り付け部が合わず取り付け不可。

▼リアシート
専用リアシートは「ハンサムチャイルドシート」という謎センスのネーミング。
小さいキャリアに合わせ、HYDEE.B専用シートは若干シート幅が狭くなる。
デザインは実に格好良いが、シート内部はアンジェリーノ等より窮屈になる。
子供用の手すりは、駐車場ゲートの様に上から降ろしてガチャリと嵌めるタイプ。
スタンドは子乗せ用の幅広タイプの両足スタンドで、乗せ降ろし時の安全性を高めている。
また、子供が足を車輪に巻き込まない為のフットガードも大型の物を搭載。

▼ハンドルロック機能
テモトデロック」搭載なので、乗せ降ろし時の安定性を確保できる。
2011年モデルはテモトデロックの固定力が多少強くなり、荷物の重みで勝手に動く事が減った。
またサークル錠も他の子乗せ専用と同様、シート後ろの手が届きやすい位置に移設される。
オプション品で前カゴやシートカバーも用意。シートカバーは本体後ろに収納可能で便利。

▼3人乗りは不可
警察庁の求める3人乗り基準適合車は「幼児2人同乗基準適合車マーク」が車体に貼られるが、
HYDEE.Bにはこのマークは無く、3人乗りには対応していない
なお、東京都/神奈川/大阪/富山/山口県のみ「幼児座席+おんぶ」が可能だが、安全面では非推奨。
ハンドル形状も特殊なので、前乗せシートを付ける場合は加工に工夫が必要な場合がある。
もちろん3人乗りはできないので、前乗せを使う場合はリアシートは使用不可能。
更に、HYDEE.Bは純正リアシート以外は補償対象外な点にも注意。
基本的に純正リアシートによる後ろ乗せ以外は行わない事が前提となる。
▼イメージ戦略
快走する「チャリガール」~「おしゃれ」や「体験」が後押し~
一般に女性は、スペックよりもモノと自分との関係に関心を持つ。
機能や特性を事細かに説明されるより、
「カワイイ」と共感できたり、「それを手に入れたら、こんなステキなことがある」と
シーンをイメージできたりする方が、ココロが動く。
ジャイアント業務推進室の栂瀬雅月氏も、「女性にモノを売るには、
いかに『そのモノがある生活』を具体的に想像させられるかどうか」と話していた。
自転車にまたがった姿が見える大きな鏡を設置しているのも特徴である。
女性が「この自転車を買って、乗っている私」をイメージしやすいように設置したのだという。

まさにこうした、男性とは異なる女性の思考パターンの法則性に従ったマニュアル通りの如く、
公式HPのギャラリーには、モデルが颯爽と乗りこなすシーンのイメージ映像が並ぶ。
(もちろん機械パーツのアップ写真や機能の説明も別ページにちゃんとあるが)
ファッション誌とのコラボという訴求性も含め、
広告を見て「アラッお洒落ねステキ」と思う感覚が購入動機となる女性を狙った傾向が強く出る。




3人乗り対応タイプ(前乗せは別売り)

◆ギュットプラス《8.0Ah》(パナソニック)

型 番 BE-ENMP633
価 格 11万8000円(約10万円~)
電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池
航続距離 強28km、標準31km、エコ44km
重 量 29.2kg
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.4m、60rpm時:19.4km/h
24km/h到達時:ペダル毎分74.3回転
スプロケ 41×16T×高耐久内装3段変速(SG-3R75)
サイズ 全長188.9cm、軸間距離116.8cm、全幅57cm
適応身長 142cm~(3人乗り時158cm~
サドル高 74~89cm

■主要装備
特殊 バックライト搭載スイッチ(縦長パネル)、ラクラクドライブユニット
(アシスト力は8Ah相当、高耐久ハブ&チェーン&ギア)
電装 砲弾型6灯LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール
車体 らくにスルー(低床)アレックス(高張力鋼)フレーム
車輪 前輪:WO規格26×1+3/8インチ(幅37mm)ハードランナータイヤ
後輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)ハードランナータイヤ
肉厚チューブ、ステンレスリム&スポーク
制動 前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ
後輪:シマノローラーブレーキ
積載 樹脂バスケット、極太パイプリヤキャリヤ(クラス27)、
ワイドかろやかスタンド、スタピタ
装備 フルチェーンカバー、ソフトクッションサドル、サドルガードマン、
インサイドベル、ドレスガード、端子カバー
■特徴
▼特徴
子乗せ専用車のギュットから前乗せシートを取り、普通の前カゴ付き前輪26インチに換装。
後ろ乗せシートを搭載して使う事を前提に設計されている。ボーテアシスタの対抗馬。
ボーテにアシスト力では一歩譲るが、少し価格が安いのが魅力。
標準装備は8Ahだが、電池交換時に最大12Ahまで搭載可能なのも利点。
色合いも落ち着いたカラーが多いボーテに比べて、やや鮮やかで若々しい印象。
子供がある程度大きくなってから子供乗せ自転車を探すケース等、
「安全性重視の後ろ乗せ車が欲しいが、前乗せシートは必要ない」、というニーズ向け。
普通のママチャリタイプに後ろ乗せシートを付けるよりも、リアキャリア周辺の剛性が高く
更に「ギュットあんしん傷害保険制度」が付く分だけ、子乗せするのに向いている。
▼フレーム
車体の後ろ半分はギュット、前半分はビビDXスペシャルデザイン、を合体させた様な構成。
フレームはギュットと同じく低床部が水平になっているステップスルーフレーム。
フレームを跨ぐ時に足首が引っかかり難く、倒れそうになっても咄嗟に足を反対側に付ける。
ギュットと完全に同じ形状ではなく、僅かに前後が短くなっている。

▼アシスト力
ラクラクドライブなので高耐久ハブ採用で重い負荷でも内装変速ハブ・チェーン・ギアの耐久性が高い。
ただラクラクドライブ搭載でも、アシスト力は12AhのビビEX&ビビタフネス(★×5相当)と同じではなく、
同じ8AhバッテリーのビビDXと同程度(★×3相当)にデチューンされる。
(高耐久ハブ採用車でアシストまで強化されるのは、12Ah搭載のビビEXとビビタフネスのみ)
▼前乗せシート
オプションの前乗せシートを装着すれば、ギュットと同じく前乗せも可能になる。
ただし、専用車のギュットがハンドル軸の真上に座席が来るのに対し、
ギュットプラスの前乗せシートは、ハンドル軸から離れた位置にシートを搭載する。
シートと子供の体重がハンドル軸の真上に掛かれば、重くても比較的操作が安定するが、
ハンドル軸から離れた位置に荷重が掛かると、遠心力でハンドルを取られ易い。
この為、純粋な子乗せとして安全性は、専用車よりも後付けシートはどうしても劣る。

▼3人乗り
ギュットプラスでも専用シートを使えば3人乗りは一応可能となっている。
ただし下図の様に、ギュットやギュットミニ等の前乗せシート付き車に比べると、
どうしても搭乗者と前乗せシートの子供の間の間隔が狭くなる。
体格にもよるが、搭乗者の膝がシートにかろうじて当たらない程のギリギリのスペース。
更に前輪22インチのギュットと違い、前輪26インチのギュットプラスに前乗せすると、
前シートが視界を塞ぐ形になり、搭乗者が低身長だと下方向の視界が狭まる。
自転車のすぐ前の地面が見え難くなるので、路面のギャップ等に注意が必要。

この為、最初から3人乗りする予定があるなら、ギュット等の専用車を強く推奨。
稀に「専用車は子乗せ期間が終わったら格好悪い」と外見だけを理由に、
専用車を拒否する親が居るが、ギュットとギュットミニは、
シートを外してオプションのカゴに付け替えた時のデザインも考慮され、
外見がなるべく「元子乗せ専用車」っぽく見えない様に工夫はされている。
▼3人乗り+荷物はNG
よくある質問で「3人乗りの時は荷物はどうするの?」という疑問があるが、
3人乗りの時は荷物は載せない事が前提。荷物は諦める事になる。
そもそも非力で小柄な人の3人乗り自体が、重量やバランス面でかなり無理がある話なので、
それゆえ「専用車を使った場合のみ認可」という厳しい制限が掛かっている。
しかし、稀に「ギュットだと3人乗りの時に荷物を諦めるしかないけど、
ギュットプラスなら前カゴに荷物入れたまま、前後シートで3人乗りできるわ」
と、ギュットプラスやボーテアシスタの様な3人乗り可能な前カゴ付き車種を使い、
いわば裏技的に3人乗りで荷物を載せて使おうと考える人も居る。
だが最大積載量は前後合わせて合計30kgまでと言う制限もあり、
前述の荷重バランスの不安定さと視界の悪さを考えると、
ギュットプラスを3人乗り+荷物で使うのは極めて推奨できない使い方となる。



◆ボーテアシスタ《4.3Ah》&ボーテアシスタDX《8.1Ah》(ブリヂストン)

http://www.assista.jp/lineup/BA6L69/

※参考:前年度カラー
2011年モデルスペック
名 称 ボーテアシスタDX ボーテアシスタ
型 番 BA6L81 BA6L41
価 格 12万3800円(実売約10万3千円~) 11万3800円(実売約9万4千円~)
電池容量 8.1Ah(25.2V)長寿命リチウム
※定格7.6Ah
4.3Ah(25.2V)長寿命リチウム
※定格4.05Ah
航続距離 強29km、標準34km、エコ40km 強16km、標準20km、エコ23km
重 量 29.5kg 29.1kg
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.3m、60rpm時:19.2km/h、24km/h時:毎分75.2回転
スプロケ 41×22T×内装3段(SG-3R40)
サイズ 全長189cm、軸間距離118cm、全幅56cm
適応身長 146cm~(3人乗り時157cm~
サドル高 75~89cm

■主要装備
特殊 アシストレベル:ボーテアシスタDX★×4、ボーテアシスタ★×3
SPEC3、速度&残量表示パネル
電装 砲弾型1W×1灯白色LED(取付位置はカゴの真下)、2灯LEDソーラーテールランプ
車体 アルミ製オープンワイドタフフレーム(クラス27対応設計)
プロムナード型ステンレス製ハンドル
車輪 前輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅38mm)マイティロードタイヤ(サイド飴色)
後輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)Eマイティロード4.5タイヤ(サイド飴色、高圧4.5気圧)、
スーパーチューブ(厚1.2mm)、ステンレスリム(Bridgestone Super Stainless)、ステンレススポーク
制動 前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ、後輪:シマノローラーブレーキ(放熱フィン付)
積載 大型ステンレスバスケット(45×30×24.5cm)、フレーム同色パイプリアキャリア(クラス27)、
スーパーラクラクワイドスタンド、テモトデロックⅡ、BSロックⅢ
装備 ビッグテリーサドル、グリップベル、空気ミハル君、ドレスガード
■特徴
▼特徴
2011年度から8.1Ahと4.3Ahの2本立てに分化(2010年は6.0Ah単独構成だった)。
ギュットプラスの登場前から存在するモデルで、ギュットプラスのライバル車。
8Ah同士で比較すると、価格がやや高く、アシスト力と電池の長寿命保証で優れる。
▼車体
アンジェリーノアシスタから前乗せを取り、普通のカゴを付けた形。
前輪サイズもアンジェリーノの22インチから、普通ママチャリと同じ26インチに変更。
アンジェリーノと同じく低床ステップスルーフレームだが、僅かにフレーム長が短い
フロント部外の性能はアンジェリーノとほぼ共通なので3人乗りにも対応。
HYDEE.Bと違い、後ろ子乗せ車としての機能は普通のママチャリタイプよりも優れている。
▼用途
前乗せシートを使う予定が無い人にとっては、アンジェリーノではなくこちらが有力候補となる。
普通のママチャリにリアシートを付けるよりは、ボーテアシスタの方が安全性と機能性の面で高くなり、
同乗者にも1年間の傷害保険」が付くので適している。
▼フレーム
フレームパイプの厚みは普通自転車の2倍近くあり、あらゆる部分が太くて頑丈。
アルミは軽い代わりに強度が低めだが、パイプ径を太くする事で、変形や捩れに強くできる。
更に軽量さを活かしてアルミをたっぷり盛って思い切り分厚くし、しならせずガチガチに固めている。
「アルミ=脆い」と言うイメージとは異なる、極めて剛性の高いフレームになる。
ギュットのフレームが、重いが弾性のある鉄(アレックス合金)を使った細めのパイプで、
ある程度は鉄のしなりを活かす方向性なのとは対照的。

▼キャリア取り付け方式
リアキャリアを支えるステー(支柱)も、普通自転車の様な車軸固定ではなく、フレームに直接固定。
車軸に固定するよりも高荷重時の耐久性の面で優れている。
アンジェリーノシリーズ全種と、20インチのギュットミニも同様のフレーム固定方式を採用。
なお、26インチのギュットプラスとギュットは車軸固定方式

▼スタンド・ハンドルロック
ギュットプラス同様、子供乗せ機能として必要な機能はしっかり標準装備。
ハンドルロック機能(テモトデロック)、巨大スタンド(ラクラクワイドスタンド)、大型ドレスガード、等。
前カゴはステンレス製の大容量タイプで荷物が多くても対応できる。

▼前乗せシート
ギュットプラス同様、オプション品専用前乗せシートをハンドル部に取り付ければ、
専用リアシートと併せて3人乗りも可能(3人乗りは専用シート以外は認可されない)。
問題点もギュットプラスと同じで、後付け前乗せシートは、アンジェリーノ等の専用車に比べ、
狭いスペースに無理矢理押し込む形になるのと、ハンドル軸から遠い為に操安性に劣る。
あくまでリアシート搭載がメインの車種であり、3人乗りを多用するなら専用のアンジェリーノを。

▼車種選択
後付け前乗せシートは機能面ではアンジェリーノ等の初期装備の前乗せには及ばない。
最初から前乗せや3人乗りを多用する予定なら、アンジェリーノを選択。
子供がある程度大きくなってから購入する場合など、前乗せをごく短期間しか使わない、
または後ろ乗せオンリーで使う場合に有力な候補となる。
車体構造上、稀に「子乗せ専用はデザインがダサいからボーテに前乗せする」とか
「3人乗りだけど荷物積むからボーテで前カゴに荷物満載して3人乗りする」とか
安全よりも外見や自分の都合と言ったやや邪道な理由で選ぶ人も居るが、安全最優先で選択を。
▼子乗せ以外の使い道
子乗せ用の頑丈なフレームを使うので、ママチャリタイプとしては業務用タイプの次に頑丈
そこで、体重が重い人の1人乗り用として使う事も可能。
「体重荷物合計が100kg近いので普通のママチャリタイプだと耐久性に不安」といった場合に有力。
ボーテDXならアシストレベル★×4で、低速ギアに強いSPEC3搭載なので、十分なパワー。



◆パス ラフィーニ L《8.0Ah》&S《4.3Ah》(ヤマハ)

種 別 ラフィーニL ラフィーニS
型 番 PM26RL PM26RS
価 格 12万1800円(約10万4千円~) 11万2800円(約9万6千円~))
電池容量 8.1Ah(25.2V)長寿命リチウム
※定格7.6Ah
4.3Ah(25.2V)長寿命リチウム
※定格4.05Ah
航続距離 強29km、標準34km、エコ40km 強16km、標準20km、エコ23km
重 量 29.3kg 29.0kg
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.6m、60rpm時:20.1km/h、24km/h時:毎分71.7回転
スプロケ 41×21T×内装3段(SG-3R40)
サイズ 全長189cm、軸間距離118cm、全幅58cm
適応身長 147cm~(3人乗り時155cm~
サドル高 75~91cm

■主要装備
特殊 アシストレベル:ラフィーニL★×4、ラフィーニS★×3
SPEC3、速度&残量表示パネル
電装 砲弾型1W×1灯白色LED(取付位置はカゴの真下)
1灯LEDソーラーテールランプ
車体 アルミ製オープンワイドタフフレーム(クラス27対応設計)
車輪 前輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅38mm)マイティロードタイヤ(サイド飴色)
後輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)Eマイティロード4.5タイヤ(サイド飴色、高圧4.5気圧)、
スーパーチューブ(厚1.2mm)、ステンレスリム(Bridgestone Super Stainless)、ステンレススポーク
制動 前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ
後輪:シマノローラーブレーキ
積載 大型ステンレスバスケット(45×30×24.5cm)、フレーム同色パイプリアキャリア(クラス27)、
スーパーラクラクワイドスタンド、テモトデロックⅡ、BSロックⅢ
装備 ビッグテリーサドル、ドレスガード
■特徴
▼特徴
ブリヂストンとOEM関係なのでボーテアシスタと殆ど同じ性能
「ボディカラー」「保険内容」「ベル」「空気ミハル君」
等がボーテとの違いとなる。
▼盗難補償の違い
盗難補償の内容の違いは、アンジェリーノの盗難補償とリトルモアの盗難補償と同関係。
ラフィーニは3年目の自己負担率が30%から50%へ上がるが、鍵を無くした場合にも対応できる。
▼モデルチェンジ
2011年に8年ぶりの大モデルチェンジで、8.1Ahの「ラフィーニL」と廉価版4.3Ahの「ラフィーニS」に分化。
長寿命バッテリー」「ドライブユニットとフレーム3年保証」「速度&残量デジタル表示追加。
新型電源スイッチパネルは、「(残り)80%」等と残量が数字で表示される。より細かい残量管理が可能。
また走行速度を表示可能になった。アシストの強い領域を維持して走るのに便利。

▼チャイルドシート装備シミュレーター
ヤマハ公式HPにチャイルドシート装備シミュレーターというサイトがある。
ベース車のカラーを選び、複数あるチャイルドシートの中から1つ選んでカラーも決定。
すると、選んだ色とデザインの取り合わせで装着した姿が表示される。
シートをどれにするか、何色にすれば似合うカラーになるか、等を購入前に確認できる。

▼3人乗りは窮屈
やはりボーテアシスタやギュットプラスと同様、後付けの前乗せシートはかなり窮屈。
搭乗者と前乗せシートの隙間が僅かにしか開かないので、
3人乗り走行時の安定性では、リトルモア等の前乗せ付き専用車を推奨。




盗難補償の違い

メーカー 1~2年目紛失時の
自己負担率
3年目で紛失時の
自己負担率
鍵を無くしても保証されるか
パナソニック 30% 30% 鍵が無いと補償外
ブリヂストン 30% 30% 鍵が無いと補償外
ヤマハ 30% 50% 鍵が無くても補償される
  • 盗難補償は、万一盗難に遭った時に、新車価格の数割で同じ車種がもう1台補償される制度。
  • 安易な紛失申請を防ぐ意味で「盗難対策に施錠していたのに盗まれた」事が条件なので、
    原則としては「鍵を掛けていて≒鍵は失くしていない」→「スペアキー含む3本の鍵を所持」が必要。
    鍵をうっかり失くすと、盗難に遭っても補償外となるので失くさない様に注意。
↓例:パナソニック・ギュットシリーズの場合