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リチウムイオン電池の互換性

ヤマハ製リチウム電池の互換性

2011年とそれ以前のバッテリーは互換性無し
2010年以前のバッテリー同士なら、異なる容量でも互換性あり
2011年のバッテリー同士にも、異なる容量でも互換性あり
◆バッテリーの互換性のイメージ図…互換性あり(但し2011年とそれ以前は互換性なし)。
Yamaha_battery_gokan2.jpg
◆歴代バッテリーの変化…2011年は大幅に変化。
Yamaha_battery_type.jpg
▼互換性あり
ヤマハ製バッテリーは、基本的に同じメーカー内なら互換性がある
例えば標準装備で2.9Ahの車種を買った場合、4.0Ah、6.0Ah、8.1Ahの何れにも交換可能。
▼2011年に大チェンジ
ただし、2011年から登場した「長生きバッテリー」は、それまでのバッテリーとの互換性が無いので注意。
2011年同士なら互換性があり、2011年製4.3Ahから同年製6.0Ahや8.1Ahに交換可能。

◆バッテリー取付位置の変化…台座固定ネジの規格等も変わり互換性無し。
▼取り付け部の変更
2011年以降の長寿命になっても、実はバッテリーの端子や充電器の型番は変わっていない。
だがバッテリーの制御回路とバッテリーの取付部の台座が変更になっている。
台座の取り付け形状が変わったので、物理的に付かない事で互換性の無さをハッキリさせている。
Yamaha_battery_hold.jpg

◆容量と厚みの関係
▼バッテリーの高さは一定
ヤマハ製バッテリーは取付金具が電池上側にあるのが特徴。
2010年以前のヤマハ製バッテリーは、容量が増える厚みが増す
バッテリーは横向きに車体にセットするので、跨った時に車体の右足側に出っ張る度合いが変わる。
2011年以降の長寿命バッテリーは、4.3Ahの容量でも外側のバッテリーケースは6.0Ahと同じになり、
ケースの大きさでは判断できず、バッテリーに貼ってあるシールの「S」「M」「L」の表記で判断となる。
Yamaha_kyubattery_atsumi.jpg

◆『上側固定式』の長所と短所
▼長所
この「上側固定方式」は、フレームの上側への高さが一定なのが特徴。
最大容量のバッテリーでも、最小容量のバッテリーと高さは同じ。
よって、車体サイズに依らず互換性を確保しやすいのが利点。
フレームの小柄な小径車でも8.1Ahバッテリーを搭載可能
battery_height.jpg
▼短所
上部の高さが割と低い位置で固定されている。
容量を増やすには厚みを増すしかないが、あまり厚くすると右側のクランクに接触してしまう。
つまり、スペース的に容量を増やせる物理的限界が早いのが欠点。
現状では8.1Ahのバッテリーでもチェーンケースギリギリまで出っ張っている。
12Ah以上の大容量化はスペース的に厳しい感じ。
Yamaha_battery_atsumi.jpg

◆YAMAHAバッテリー互換表…公式サイトの歴代バッテリーの互換性を示した表。
http://www.yamaha-motor.jp/pas/battery-img/battery.pdf



ブリヂストン製リチウム電池の互換性

ヤマハとのOEMなので基本は全く同じ
▼ヤマハ製と基本は同じ
OEMなので基本原理はヤマハと全く同じ。異なる容量でも互換性がある
ただし2011年の長生きバッテリーと、それ以前のバッテリーには互換性は無い。
▼OEMなので物理的に同じ
ヤマハ製とバッテリー内部に使われてるパーツはほぼ同一で、充電器も互換性がある。
つまり、実はヤマハ製の充電器でブリヂストン製のバッテリーを充電したり、
ヤマハ製のバッテリーをブリヂストン製の電動アシスト車に取り付けても使用できる。
(ただし、別社バッテリー使用は公式サポート対象外になるので万一故障しても自己責任)



パナソニック製リチウム電池の互換性

同社製のリチウム電池同士は互換性がある
ただし小径車と子供用車は最大5Ahまで
◆バッテリーの互換性のイメージ図…容量アップした後も旧型と互換性がある。
Panasonic_battery_gokan1.jpg
▼互換性あり
パナソニックもヤマハと同じく、同じメーカー内でのバッテリーの互換性がある。
ヤマハが2011年は長生きバッテリーで耐久性を上げた反面、旧型との互換性が無くなったのに対し、
パナソニックは2011年は大容量化を行った。こちらは旧型との互換性は確保している。
2010年以前のモデルにも、2011年の12Ahバッテリー等を搭載する事が可能。
▼例外あり
ただし互換性には一部例外がある。
20インチ以下の小径車には、5Ahまでしか取り付ける事ができない。
小径車には、12Ahや8Ahは搭載不可能なので注意。
更に、子供向けのビビステップや、高齢者向けのビビSS・20は、
低身長向けにサドルを極限まで下げているので、何と3Ahのみしか付かない。
低身長向けモデルには、12Ahや8Ahだけでなく5Ahすら搭載不可なので注意。


◆容量と厚みの関係…小径車は互換性が無い。
▼バッテリーの高さが変わる
パナソニック製バッテリーは、取付金具が電池横側にあるのが特徴。
容量が増えると、バッテリーは縦に長くなる。
つまり3Ahよりも5Ah、5Ahよりも8Ahの方が縦長になる。
8Ahになると高さがフレームと接触するギリギリまで大きくなるので、
12Ahだけは8Ahより厚みを増すという形になる。
battery_height.jpg

◆『横側固定式』の長所と短所
▼長所
この「横側固定方式」だと、バッテリーを縦に伸ばしていけるので大容量化が簡単
ヤマハやブリヂストンの「上側固定方式」だと縦の長さが決まっているので横に伸ばすしかなく、
ヤマハ製バッテリーは8Ahで既にかなり横に分厚くなっていて12Ah等の大容量化が難しい。
パナソニック製バッテリーなら、横幅を増やさず高さを伸ばすだけで8Ahまで増やせたので、
まだ余裕のある横幅を増やすと12Ahまで実現可能になった。
Panasonic_battery_size1.jpg
▼短所
サドル高を下げると、大容量バッテリーが搭載不可になる。
縦に伸ばす想定の為か、8Ahでもかなり背高ノッポのバッテリーになっている。
ヤマハ製の8Ahバッテリーよりも、パナソニック製の8Ahバッテリーの方が縦長。
あまり背高にすると、サドルに繋がっているフレームと電池が干渉する。
▼小径車の互換性が無い
8Ah搭載可能にするには、フレームを背高バッテリーの入る大型サイズにする必要がある。
よって、小型フレームの小径車には5Ahまでしか搭載不可。
例えば、リトルビー等の小径車8Ahや12Ahが入らない
パナソニック製の小径車では、8Ahや12Ahを搭載する望みは断たれてしまう。
ヤマハ製やブリヂストン製の小径車なら、普通に8Ahも搭載可能なので、互換性で不利。
また、低身長向けのビビステップやビビSS20は、小径車よりも更にサドル高が低い。
この為、5Ahすら入らない。何と3Ahしか搭載できない。
この様に、サドル高を下げようとすると背高な8Ah12Ahバッテリー搭載を諦めるしかなく、
小径車の電池の互換性が悪化という痛い欠点も抱えている。
Pana_battery_syokeigokan.jpg
▼回生充電タイプの注意
同社の「リチウムビビRX-5U」「リチウムビビRX-10S」は回生充電機能を持っているが、
回生充電機能を利用する為には回生機能対応バッテリーが必要となる。
現在では3Ah等の小容量を除いた殆どのバッテリーは回生機能対応済みとなっている。
もしRX-5UやRX-10Sに回生機能非対応のバッテリーを装着した場合、
通常走行は可能だが回生充電機能が働かなくなる。

◆パナソニックバッテリー互換性検索…機種名等から互換性のあるバッテリーを検索可能。
http://cycle.panasonic.jp/products/parts/battery.html
◆パナソニックバッテリー型番検索…本体の型番から対応バッテリーと充電器を探せる。
http://cycle.panasonic.jp/products/parts/search_battery.html



サンヨー製リチウム電池の互換性

モデル間の互換性が無く、1種類で固定
SPAのみ2種類の電池がある
◆バッテリーの互換性のイメージ図…モデル間の互換性が無い。
Sanyo_battery_gokan1.jpg
  • 上位モデル:SPL…8.0Ah(定格7.6Ah)が標準装備。
  • 中堅モデル:SPA&SPM&SVH…6.0Ah(定格5.7Ah)が標準装備。
  • 下位モデル:SPF&SVA…3.1Ah(ニッケル水素)が標準装備。
※上位モデルのSPLは、オプションで10.0Ah(定格9.5Ah)も搭載可能。

▼互換性なし
サンヨーの場合は、異なるモデル用のバッテリーとは互換性が無いので注意。
例えば中堅モデルのエネループバイクSPAに、上位モデルのSPL用の8.0Ahバッテリーは搭載不可能。
最上位のエネループバイクSPLのみ、オプション品の10Ah(定格9.5Ah)バッテリーと互換性がある。
▼物理的に搭載不可
互換性の無いバッテリー同士はバッテリーの口金の形状が異なっている。
物理的に取り付け不可能にして、互換性の無いバッテリーを付かなくしている。
例えばSPLのバッテリーは取付部に突起が付いている。
そしてSPL本体の取り付け台座側には、その突起に対応する凹みがある。
この為、SPLのバッテリーをSPAに取り付けようとしても、
SPA本体には凹みが無いので突起が干渉して取り付けられない仕掛け。
▼購入時の注意
下位モデルを買った場合は、後から大容量バッテリーにアップグレードできない
できるのは同容量新品バッテリーへの交換のみとなる。
「買ってみたら電池容量が少なすぎた」という事が無いよう、購入前に要検討。



リチウム電池の互換性の法則

同一メーカー内のリチウム電池なら
異なる容量の電池でも使用可能
(ただし一部例外あり)
▼基本法則
同じメーカー内のリチウム電池同士なら、異なる容量のバッテリーとも互換性がある。
例えば標準装備が5Ahのモデルを買った場合、
後から12Ahのバッテリーを買い足して容量を増やす事も可能。
ただし、一部のモデルには例外があるので注意(後述の各メーカー毎の項目を参照)。
▼アシスト力は変わらない
アシスト力本体側の性能(コントロールユニットの違い)で決まる。
その為、初期設定のアシストが低い下位モデルの本体を買って、
後からバッテリーだけ大容量に交換しても、
初期設定のアシストが高い上位モデルと同じ性能にはならない
高いアシストパワーが欲しいなら、最初から上位モデルを買う必要があるので注意。
(詳細は「アシスト力の差」の項目も参照)
▼購入時にバッテリーだけ変更はできない
購入時にバッテリー容量だけ変更する事はできない
初期装備3AhのリチウムビビSSを買う時に、バッテリーだけ8Ahにする等は不可能。
例外は、チタンフラットロードEBの様な、高級モデルのセミオーダー制の車種。
注文を受けてからその人に合った仕様で組み上げるので、
購入時に好きなバッテリー容量を選択できる。
▼量販車はモデル選択で容量決定
大衆向けの量販モデルは、コスト優先の大量生産品なので、初期装備の容量を変えられない。
だが、「ビビSS(3Ah)→ビビDX(8Ah)」や、「PASナチュラM(6Ah)→PASナチュラL(8Ah)」の様に、
販売台数が多く見込めるママチャリ型等は、容量が違う複数のグレードを用意する事で対応している。
一方、折り畳み型等の販売台数が見込めないマイナーな需要の車種は、選べない事が多い。

▼旧基準アシスト車の注意定
アシスト比率1:1の旧基準モデル用の旧基準車用のバッテリーを、
新基準モデルの本体に使うのは非推奨。
新基準化に伴いバッテリーの構造が変わっているので、出力不足で本来の力を出せない。
逆に、新基準用の新型バッテリーは、旧基準の自転車に流用が可能。
但しメーカーの保証対象外となる可能性も高いので、要確認&自己責任で。





ニッケル水素電池の互換性

ニッケル水素電池には大容量バッテリーとの互換性がない

◆ニッケル水素電池搭載モデル…現行では以下の車種。
  • エネループバイクSPF(サンヨー)
  • エネループバイクSVA(サンヨー)
  • エネループバイクSPJ(サンヨー)
  • エアロアシスタントangee+N(東部)
  • イグニオ(アルペン)
  • SE(ユニバーサルトライク)

▼単一構成で互換性なし
ニッケル水素電池モデルには、他容量との互換性が無い
正確に言うと、3.0Ahバッテリーのみの単構成のラインナップなので、
そもそも互換性のある大容量バッテリーが存在しない
▼リチウム電池とも互換性なし
ニッケル水素電池モデルに、リチウム電池を搭載する事は不可能。
内部構造・制御方式・充電方法・バッテリー端子…etc、何から何まで違う。
ニッケル水素電池モデルを買った場合、ずっと3.0Ahのままで使い続けるしかない。





使用済み電池のリサイクル

▼使用済みバッテリーはメーカー回収
古くなったバッテリーは不燃ゴミで出すと環境に良くない。
そして使用に耐えられなくなった古いバッテリーの中にも、
再利用可能なリチウム電池やニッケル水素電池の原料を多く含んでいる。
その為、メーカーがリサイクルを行う。
▼回収は原則として販売店へ
使用済みバッテリーの回収は購入した販売店へ。
もし通販の場合は、送料等は自己負担で所定業者へ送る場合もある。
購入時に確認しておこう。
他人から譲渡された自転車を使っている場合など、
不明な点があれば各メーカーの相談窓口等へ問い合わせを。
▼販売店以外の回収
下記のJBRCのページより、バッテリーの無料回収を行っている店の検索も可能。
通常の乾電池と比べても使われている材料が多いので、
くれぐれも違法投棄、土壌への廃棄は避ける事。