スレ52/453 - 貴方のギルド脱退理由＠ウィキ

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453 ：（○口○*）さん [sage]：07/12/16(日) 03:57 ID:2uxQSsvo0
脱退理由：「あいっ！きゃんっ！ふらーーいっ！」

ついさっき脱退してきた。つまんねー話しでもよければ付き合ってくれ。
あの馬鹿マスターとの出会いは数年前。ニブル谷でみっともなく転がってる馬鹿を
俺が見つけて声かけたときからの付き合いだ。

俺様：「南無ー。おきますかー？」
馬鹿：「南無ありー。連れがいますからお気持ちだけでー」
俺様：「そうですかー。ではー」　←　南無花を落とす

そのまま通過して村に向かう途中、その馬鹿からWISがくる。

馬鹿：「○○さん！　落し物ですよ！　花落としていきましたよっ！」

…なんだこの馬鹿。南無花も知らんのか…。
馬鹿の相手は疲れるので「あーあげますよー」とだけ返信して狩りに戻る俺。
即、そんな馬鹿のことは忘れて狩りに戻った。

再会はすぐに訪れた。プロをウロウロしてると件の馬鹿に声をかけられる。
馬鹿：「やっと見つけたっ！　プリさんこないだの落し物ですよ！」
取引要請を承諾すると載せられる花。…うん。やっぱりこいつは馬鹿なんだろうな。

まあそれがきっかけで話しをするようになり、流れで馬鹿のギルドに加入することに。
当時の一匹狼のMEプリを気取ってた俺には珍しいことだった。

馬鹿のギルドはいわゆるマッタリギルド。って言うのか？
とにかくGvはやらず、もっぱら初心者ばかり。
何でもこの馬鹿、暇があるとポリン島に初心者を辻しにいくのが趣味らしく、
そこで仲良くなってギルド加入…って流れでどんどん増えてったらしい。

必然、加入したからには俺も孤高を気取ってはいられず、またMEとはいえ
馬鹿マスター同様、プリだったためにこのヒヨッコどもの面倒を見る羽目に…。
まったくえらい苦労をさせてもらったものだった。

454 ：（○口○*）さん [sage]：07/12/16(日) 03:58 ID:2uxQSsvo0
結局、なぜかそのままいついてしまった俺だが、Lv97を越えた頃の話だ。
今ほど安易にLv上げできる時代ではなく、また馬鹿マスターのほうは支援のくせに
なぜか俺より早くLv98になっていて、内心見下してた俺としては非常にあせってた。

しかもこの馬鹿は余裕のつもりかこの期に及んでもギルメンの壁とか非公平とかを
続けており、それもまた（今思えば理不尽ではあるが）むかついていた。

そんなある日、ニブル必死ソロしてた俺はつまらないミスでペナを貰い、
大人気ない話だがG茶でグチグチと愚痴をこぼした上、馬鹿に八つ当たりまでした。

黙って聞いてた馬鹿が一言。

馬鹿：「なあ。（俺）よ。ちょっと付き合ってもらえるか？」

おー呼び出しかよ。偉くなったもんだなお前さん。喧嘩する気マンマンな俺。
呼び出されて行った場所は、当時実装されたばかりなのに早くも過疎ってた鮎D1F。
何か言われたら即ギルド脱退も考えてた俺に向かって馬鹿は言いやがった。

馬鹿：「あいっ！きゃんっ！ふらああああああいっ！」

掛け声上げて入り口前の穴に突っ込む馬鹿。俺、さすがに唖然。

俺様：「おい！馬鹿！ここデスペナあるだろーが！何やってんだよ！」
馬鹿：「いやさ。（俺）がペナ貰ってイライラしてんのわかるんだけど」
馬鹿：「俺、馬鹿だからなあ。慰めの言葉とかわかんねーんだよ」
馬鹿：「だからせめて俺も体張って笑い取れば、ちょっとは機嫌直るかなーと…」

…ああ。馬鹿だ。やっぱりこいつは大馬鹿野郎だった。
そんな馬鹿の行動に唖然とした俺、なぜか笑いがこみ上げてきた。
なんなんだこいつは。本当にもう…なんつーか…。

俺様：「おい馬鹿マスター」
馬鹿：「なんだよ」
俺様：「すまなかった。もう愚痴ったりしねーよ」
馬鹿：「おお！俺でも少しは役に立てたみたいだな！良かった良かった！」

455 ：（○口○*）さん [sage]：07/12/16(日) 03:59 ID:vhLJfcPS0
…あれからもう2年か。お互い無事転生して廃プリになっても
いつもお前の馬鹿にはハラハラするは後始末は大変だわ…で苦労ばっかりだった。
リアル都合でRO引退することになった俺だが、お前には感謝してる。
最後まで素直に礼が言えなかったな。悪いな照れ屋なもんでな。

お前、LiveRO見てるつったよな。じゃあここも見てるかも知れねえよな。
お前のギルドは最高だったぜ。俺からの送る言葉として脱退理由にはお前の名セリフを借りたわ。
お前さんが覚えてるかどうかはわかんねーけどな。

愛すべき馬鹿マスター。この場を借りて礼を言う。

先にRO卒業するけど、押し付けた装備は大事にしてくれよ。
お前さん、儲からないカベとかばっかりして自分の装備なんて気にしてねーからな。
ちったあマシになるだろうよ。それで。

お前のおかげで楽しかった。お前に出会えて心から良かった。ありがとう。

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