総評
- あまりにも有名な「甲斐の虎」。風林火山を合言葉に、瀬田の橋を越えられるか。
- 専用音楽有り、専用エンティング有り、完全オリジナルの固有戦術有りと主役級の扱い。シナリオOPでもよく触れられる。
- 領国はシナリオ1・2が甲斐と信濃の2ヶ国、シナリオ3が甲斐・信濃・上野・駿河の4ヶ国。シナリオ5は甲斐1ヶ国。国力・兵力共に恵まれている。いずれも金山有り。
- 人材は四名臣を筆頭に武田二十四将から選抜。質も量も充実。言わずもがな、か。
政治面は圧倒的存在こそ信玄のみだが、政治70を越える武将が多数。城主に困ることはない。
戦闘面に至っては戦闘70以下を探すほうが難しい。総じて騎馬適正も高く、最強武田騎馬隊の名を欲しいままにする。
シナリオ3では旧今川家臣団の半数が加入するが、その存在も霞んでしまう。
能力インフレの目立つ今作において、武田家臣団の能力値は若干抑え気味。それでも家臣団の約半数が軍師の有資格者。万能ぶりが際立つ。 - 固定戦術は特殊系が2つ、攻撃系が1つ。うち固有戦術が1つ。目玉は武田家の代名詞「風林火山」。
「風林火山」が実に強力。騎馬隊の編成は費用がかさむのが難点だが、それでも費用対効果を考えれば安いもの。なお、信玄、勝頼それぞれに特殊メッセージが存在。総大将として出陣させてみよう。
「混乱」は各個撃破したい時、相手側「鎮静」を使用させたい時などの場面で役立つ。
「鼓舞」は冬場に雪対策として使用する程度。お守りぐらいに考えておけばよい。 - 甲斐の文化効果は「諜報コマンドの効果上昇」、技法は「馬術」。
- 信濃の文化効果は「開墾コマンドの効果上昇」、技法は「忍術」。
- 本拠地甲斐の最大石高はやや低め。初期文化値は平均程度。甲州金山は埋蔵量が多く、採掘可能な回数が多めとなっている。
- 隣接大名家はシナリオ1の状態で今川家、北条家、長尾上杉家、山内上杉家、深谷上杉家、斎藤家。以降のシナリオでは織田家、徳川家、長野家と接する。
シナリオ1と2では今川家と北条家と同盟が結ばれている。いわゆる甲相駿三国同盟。当面は進軍先を絞れる。
シナリオ3で北条家は一転、上杉家と同盟を結んでいる。こちらは越相同盟。上野は挟撃の形を取られるので注意が必要。 - 2~4ヶ国を領有している関係上国境線が長く四方から攻められるが、東側の小国大名を併呑して行けば展開的には楽。
- ちなみに家紋は「武田菱」。
固定戦術
- 鼓舞
- 混乱
- 風林火山(固有)
注目武将
武田信玄‐政治95 戦闘97 教養82 魅力96 足軽B 騎馬A 鉄砲D 天性:知将
皆さん御存じ「甲斐の虎」。能力値ランキングでは堂々の総合2位。
「風林火山」での奇襲は驚異的な破壊力。シナリオ3では寿命が短い。
武田信玄‐政治95 戦闘97 教養82 魅力96 足軽B 騎馬A 鉄砲D 天性:知将
皆さん御存じ「甲斐の虎」。能力値ランキングでは堂々の総合2位。
「風林火山」での奇襲は驚異的な破壊力。シナリオ3では寿命が短い。
武田勝頼‐政治59 戦闘90 教養69 魅力83 足軽D 騎馬A 鉄砲D 天性:猛将
CPUは信玄死後に高確率で後継者に選択する。SP武将にはついに母親も登場。
政治59は大名としては厳しいが、騎馬隊を率いれば非常に有能な武将。最後まで主力を張れる。
CPUは信玄死後に高確率で後継者に選択する。SP武将にはついに母親も登場。
政治59は大名としては厳しいが、騎馬隊を率いれば非常に有能な武将。最後まで主力を張れる。
山本勘助‐政治80 戦闘76 教養89 魅力69 足軽B 騎馬B 鉄砲C 天性:知将
実在証明もされて一安心の名軍師。政治80はその代償か、啄木鳥戦法の結果のせいか。
意外にも最高能力値は教養89。城主も務まるが、信玄の傍らでの茶会や売買に真価を発揮する。
実在証明もされて一安心の名軍師。政治80はその代償か、啄木鳥戦法の結果のせいか。
意外にも最高能力値は教養89。城主も務まるが、信玄の傍らでの茶会や売買に真価を発揮する。
真田幸隆‐政治84 戦闘75 教養76 魅力70 足軽B 騎馬C 鉄砲D 天性:知将
武田四名臣を差し置いて信濃の城主を担当。戸石崩れの挽回が信玄の心を掴んだのか。
政治84戦闘75と城主として優秀。三男共々一国を任せるに値する。
武田四名臣を差し置いて信濃の城主を担当。戸石崩れの挽回が信玄の心を掴んだのか。
政治84戦闘75と城主として優秀。三男共々一国を任せるに値する。
敵大名としての特徴
- 全てのシナリオにおいて積極的かつ好戦的で、合戦で勝利を収めることも多く勢力拡大は確実。その迅速さはシナリオ1で桶狭間イベントを待たずして今川家との同盟を破棄し、東海地方を平らげることがある程。
シナリオ1で北条家・上杉家・伊達家、シナリオ2では更に徳川家とも競り合うが、そのいずれにも競り勝ち、東海・関東甲信越・東北に至る巨大戦力に膨れ上がる。
シナリオ3では徳川家は順調に取り込むが、進軍速度の速い織田家に対しては北条家や上杉家に手間取っている間に遅れを取る場合が多い。
プレイヤーが西側の大名を選択した場合は、シナリオ1・2では最大の敵となるケースが多い。近隣の大名を選択した場合も目の上のたんこぶとなるだろう。
騎馬隊は金が無いと編成出来ないので、こまめに諜報をして機を見て攻め込めば被害を抑えられる。もちろん「鎮静」も有効。 - なお、武田家は築城に興味がないようで、城防御度をガチガチに上昇させることは滅多にない模様。人は城、人は石垣ということか。
また、上洛にも興味がないようで、東国制覇を優先し美濃を越えていくことは稀。こちらはシリーズ伝統といったところか。
シナリオ別攻略