総評
- 各方面からの要請に応え、今日は関東、明日は信濃。「越後の龍」は東奔西走を繰り返す。
- 専用音楽有り、専用エンティング有り、完全オリジナルの固有戦術有りと主役級の扱い。シナリオによって家紋が変化するのも上杉家だけの特色。
- 領国はシナリオ3を除き越後1ヶ国。シナリオ3では越後と越中の2ヶ国。国力・兵力共にに恵まれている。いずれも金山有り。
越中の城主に神保長職をそのまま起用している所に上杉イズムを感じ取れる。 - 人材は長尾家家臣団と揚北衆が中心。質は安定、量は畿内の大名にもひけをとらない程充実。
政治面はやや弱く感じる。しかしそれは戦闘面と比較しての話。周辺国で対抗出来るのは武田家ぐらい。
その戦闘面は特級品。なにより上杉謙信が素晴らしい。他にも柿崎景家を始め戦闘85以上・騎馬Aの猛将がひしめいており、二面同時攻略さえ可能なほど。
浪人にも武功派が顔を並べる。相性も良く更なる陣容の強化は容易。
シナリオ4では世代交代が進む。謙信は遠行したが、後継者景勝の政治は謙信より上。直江兼続という新たな柱も現れる。戦闘も景勝と本庄繁長であれば、一部の武将以外に遅れは取らない。 - 固定戦術は移動系、特殊系、攻撃系が各1つ。うち固有戦術が1つ。上杉家の十八番「車懸」が目を引く。
「車懸」は単純な破壊力だけならばおそらく最強。謙信に騎馬100を与え、奇襲と併用すれば一撃で敵兵100を削り切る事すら可能。守備力大幅低下も攻撃力超大幅上昇のメリットを考えれば完全に許容範囲。
「疾風」は山越えや川越え、攻城戦などで有効。
「鼓舞」は雪の影響を受ける冬季遠征を敢行する場合に使用する程度か。 - 越後の文化効果は「金山の採掘量の上昇」、技法は「馬術」。
- 国別最大石高で2位の越後はそれだけで生産国として非常に優秀。初期文化値も水準程度はあり、加えて佐渡金山の採掘回数も豊富。開発を怠らなければ大兵力を支えきれる。
なお寒冷地のため、良くも悪くも冬は雪に戦局を左右される点は注意。 - 越後の隣接国は5ヶ国。隣接大名家はシナリオ1の状態で最上家、蘆名家、山内上杉家、神保家、武田家。
同盟はシナリオ1・2で足利家と結ばれているが、遠隔地なので意味はさほど無い。シナリオ3では北条家、シナリオ4では真田家と結ばれている。 - 足軽適正Aの武将は小島貞興ぐらいなので戦費がかかる。だが騎馬隊さえ使えれば野戦では無敵のため勢力拡大は容易。早めに東北・関東の大名を併呑して行けば問題は無くなる。
- ちなみに家紋はシナリオ1では「九曜巴」。長尾家の家紋。シナリオ2以降は「竹に二羽飛び雀」。
固定戦術
- 疾風
- 鼓舞
- 車懸(固有)
注目武将
上杉謙信‐政治78 戦闘100 教養80 魅力91 足軽B 騎馬A 鉄砲D 天性:猛将
無人の野を往くが如しを体験できる「越後の龍」。「軍神」「毘沙門天の化身」と異名も多いが改名数も出世魚並に多い。
本作中最高、脅威の戦闘100は唯一無二。「車懸」と組み合わせればまさに無敵。
上杉謙信‐政治78 戦闘100 教養80 魅力91 足軽B 騎馬A 鉄砲D 天性:猛将
無人の野を往くが如しを体験できる「越後の龍」。「軍神」「毘沙門天の化身」と異名も多いが改名数も出世魚並に多い。
本作中最高、脅威の戦闘100は唯一無二。「車懸」と組み合わせればまさに無敵。
上杉景勝‐政治84 戦闘91 教養68 魅力86 足軽C 騎馬A 鉄砲D 天性:猛将
シナリオ4では大名。それ以前のシナリオでもCPUは謙信死後にほぼ確実に後継者に指名する。御館の乱は起こらない。
謙信と比較すると戦闘面で見劣りするのは否めないが、比べる相手が悪すぎる。政治84戦闘91と大名としてはこちらのほうが優秀か。
シナリオ4では大名。それ以前のシナリオでもCPUは謙信死後にほぼ確実に後継者に指名する。御館の乱は起こらない。
謙信と比較すると戦闘面で見劣りするのは否めないが、比べる相手が悪すぎる。政治84戦闘91と大名としてはこちらのほうが優秀か。
柿崎景家‐政治64 戦闘92 教養31 魅力59 足軽B 騎馬A 鉄砲D 天性:猛将
シナリオ1~3で家臣。武力一辺倒のイメージを覆したガテン系軍師。
戦闘92は謙信に次ぐ猛将。同じ戦場に立たせるもよし、方面軍を任せるもよし。
シナリオ1~3で家臣。武力一辺倒のイメージを覆したガテン系軍師。
戦闘92は謙信に次ぐ猛将。同じ戦場に立たせるもよし、方面軍を任せるもよし。
小島貞興‐政治 1 戦闘85 教養 8 魅力25 足軽A 騎馬C 鉄砲D 天性:猛将
シナリオ1~3で家臣。能力の尖り方は全国でも屈指。槍働きに己の全てを注ぎ込んだ鬼小島弥太郎。
戦闘85足軽適正Aの低コスト部隊として活躍。「虚報」対策部隊として大活躍。
シナリオ1~3で家臣。能力の尖り方は全国でも屈指。槍働きに己の全てを注ぎ込んだ鬼小島弥太郎。
戦闘85足軽適正Aの低コスト部隊として活躍。「虚報」対策部隊として大活躍。
村上義清‐政治51 戦闘87 教養68 魅力79 足軽C 騎馬A 鉄砲D 天性:猛将
シナリオ1・2で越後の浪人。シナリオ3では家臣。ある意味で川中島の戦いのきっかけを作った人。
主力は謙信・柿崎景家に任せ、国境線の守将として配置してもいい。シナリオ3で残された時間は少ない。
シナリオ1・2で越後の浪人。シナリオ3では家臣。ある意味で川中島の戦いのきっかけを作った人。
主力は謙信・柿崎景家に任せ、国境線の守将として配置してもいい。シナリオ3で残された時間は少ない。
直江兼続‐政治91 戦闘85 教養80 魅力79 足軽B 騎馬A 鉄砲B 天性:知将
シナリオ4で家臣。上杉家には文武両道型も多いが、その中でも屈指の存在。「愛」の前立てが一躍有名に。
政治91に加え戦闘85、兵科適正も全て高めのハイブリッドスタイル。要衝の城主に最適。
シナリオ4で家臣。上杉家には文武両道型も多いが、その中でも屈指の存在。「愛」の前立てが一躍有名に。
政治91に加え戦闘85、兵科適正も全て高めのハイブリッドスタイル。要衝の城主に最適。
敵大名としての特徴
- 当主の性格を反映しているのか、不思議と勢力拡大が鈍い大名。正確には侵攻速度は速いのだが、領国維持に失敗しやすい。
原因として上杉家の戦略が考えられる。越後を中心に円状に軍を進め、1地方を制圧するところまでは至らない。そのうち地方統一を目指す各有力大名に袋叩きにされてしまう(小国大名キラーにはなるが)。
結果として、東北地方では羽前・羽後・岩代、北陸地方では越中、関東地方では上野・下野と支配下に置くが、シナリオ1、2では武田家・伊達家・本願寺家、シナリオ3では武田家・伊達家、シナリオ4では伊達家・徳川家の後塵を拝する事が多い。有力大名家の一角だが、最大勢力として君臨することは稀である。 - プレイヤーが攻め込む場合は、相手国の金に注目したい。資金がないと騎馬隊は編成出来ない。諜報はこまめにしておくべき。
また「車懸」を使われた場合に備え、戦術には「鎮静」を組み込んでおきたい。被害を最小限に抑えられる。
冬の東北・北陸地方では雪で士気が下がりやすいので、なるべく春~秋の内に戦いたい。
シナリオ別攻略