人外と人間

少年×竜♀ バスティア・アバンチェス 1 和姦・鬼畜

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少しグロい描写とかあります。苦手な方はご注意を。

バスティア・アバンチェス 1 2-111様

 かろうじてその鎌首を持ち上げると――その頭上遙かで丸く切り取られた青空を確認し、彼女バスティア・アバンチェスは深くため息をついた。
『うかつであった』
 その首根を再び地へと落とし、誰に言うでもなくバスティアは呟く。
 場所は死火山の火口奥底――その地にて今日までの一週間、彼女は身動きもとれずにうずくまっていた。
 遠目からは漆黒と見まがわん深い紫紺の流鱗と、稲穂のよう光り輝く黄金の体毛を背に走らせた四足の翼竜(ドラゴン)――それが彼女である。しかしながら斯様に美しき偉容とは裏腹にその実、彼女は『邪竜』としてこの世の生物達からは恐れられる存在でもあった。
 そもそも彼女の名である『バスティア・アバンチェス』とは、『終わり(バスティア)』と『始まり(アバンチェス)』の単語とを組み合わせたものである。
 彼女の振る舞いにより破壊が行われ、そしてその荒野からまた、新たに生物や文明が誕生する――といった経緯を物語っていたものが、いつしかその固有名詞として定着してしまっていた。
 本来はそれほどまでの脅威を誇る竜であるのだ。
 ならばなぜ、そんな彼女が今こうして動くことすらままならずにうずくまっているのか。ことの発端は一週間前――らしくもなく嵐の夜に空を翔けたことにあった。
 別段理由があったわけではない。ただその日、なにやら暗雲立ち込める夜空に心惹かれた彼女はそこへと飛び立ち、そして落雷の直撃を首筋に受け、こうしてこの死火山の底へと墜落してしまったのである。
 少なからず竜の生態に知識のある者ならば、『彼女の逆鱗に雷が落ちたからだ』とその状況から推測するのであろう。しかしながらその答えは、半分しか正解ではない。
 そもそも竜に『逆鱗』などという器官は存在しない。『逆鱗』とはすなわち、竜の『脊髄』の位置を示したものであるのだ。
 いかに邪竜と神格化される存在とはいえ、彼女も歴とした脊椎動物である。古の冒険譚の中に見られる、かの『逆鱗を攻撃されて倒される竜』の件(くだり)とはすなわち、『脊髄を攻撃されて、仕留められた』ということなのである。
 しかしながらその『逆鱗』――脊髄の正確なポイントとて、そうそうに見分けられるようなものではない。仮に見極めに成功したとしても、今度はそこらを覆う頑強な鱗の隙間を縫って攻撃を当てなければならないのだ。
 まさにそれを為し得るは『奇跡』としか言いようがなく、そして『奇跡』であるからこそ、その事実は冒険譚として語り継がれ、さらには今日に『逆鱗』なる単語もまた認知させるに至っているのである。
 閑話休題。それゆえに今回の一件は、彼女バスティアにとっても予想だにつかないことであった。

 先にも述べた彼女の脊椎はそんな鱗にて幾重にも守られている。その鱗それは、数千度におよぶ溶岩の中にあっても溶けることはないし、また身を覆う体毛は極寒の氷雪の中にあってさえ、彼女を凍えさせることはしない。だからこそ、そんな無敵の鎧に身を包むがごとき自分が、糸ほどに細い落雷の一撃で数日間もマヒしてしまう状況など、微塵として予想し得なかったのである。
 故にただ、バスティアはこの現状にため息をつき続けるばかりであった。
 しかしながら、そんなため息の理由は今の身の上を嘆くだけに留まらない。彼女を辟易させているもう一つの理由――それこそは、
「ステアー、いるー?」
『くッ! 今日も来おったかぁ……糞餓鬼!』
 突如として場に響くその声――少年のものと思しき声の音(ね)に、バスティアはあからさまにその表情を引きつらせ不機嫌なものとさせた。
 そうして視線を向けるその先。いずこか外部と通じているのであろう洞穴のひとつから顔を出したのは――人間の少年であった。
 年の頃は10歳と少しほどであろうか。栗毛の短髪とビー玉のように艶やかな黒の瞳からは、どこか仔犬のような愛くるしさを覚えさせる。――しかしながら今のバスティアにとってはそんな少年が、何者にも勝る『天敵』であるのだった。
「おはよ、ステア♪ 怪我の具合はどう?」
 水の入った木桶のバケツを両手に下げて走り寄る少年。よたよたとバケツの重みに振り回されながらバスティアの鼻先まで近づくと、少年はその容態を訪ねるよう語りかけそして鼻頭をなでる。
『気安く触るなよ、人間風情が! その臓物、ぶちまけられたいか!?』
 それに対してバスティアも怒気を含ませた声で少年を威嚇する。
 威嚇するが――
「ふふふ♪ 大きい声も出せるようになってきたね」
 そんなバスティアの威嚇に彼女の元気な様子を悟ったのか、むしろ少年はその花のような笑顔をいっそうに明るくさせるのであった。
『――クソ、なぜ通じんッ?』
 そんな少年を前に毒気を抜かれ、脱力に鼻を鳴らすバスティア。
 件のここへ墜落した翌日より、まるで少年はここにバスティアが落ちたことを知っていたかのよう、薬やら食糧やらを持って訪れていたのだった。
 それだけならばバスティアとて、こうまでその嫌悪を露にすることはなかっただろう。しかしながらこの少年――そんなバスティアを『介抱』する以外にもひとつ、ここへ来るたびに彼女へ対し『とある行為』を済ませていくのであった。
「うんうん、傷はもう全部治ってるみたいだね。なのに、どうして飛べないんだろうね、ステア」
『う、うぅ……』
 ひとしきりバスティアの体を清拭すると、少年はわずかに瞳を細めたその視線を彼女へと送る。
 笑っているとも、はたまた獲物を狙う肉食獣が目蓋を引絞っているとも見えるその視線――どこかサディスティックなそれに当てられて、バスティアはただうめきを漏らすことしかできない。

 これから自分へと行われようとしていることに――この少年がここへ通い始めてから今日にいたるまで欠かさず行ってきた『その行為』を想像して、バスティアはただ恐怖とも不安ともつかない何とも曖昧な感覚に胸を苦しくさせられる。
「ステア……」
 やがて少年は熱のこもった声で彼女の名を呼ぶと、そっとバスティアの鼻先へと口づけをした。
 それが始まりであった。
 そこから少年の唇は、小魚がついばむよう幾重にも愛しげにバスティアの横顔を愛撫して進んでいく。
『や、やめろぉ……こそばゆいでは、ないかッ』
 徐々に口角へと近づきつつあるそんな少年の唇にバスティアも上擦った声を上げて抵抗する。しかし、
「ん~♪」
『あ、んむ。ん、ん……』
 それも虚しく、そこへとたどり着いた少年の舌先はバスティアの牙の間から侵入し、チロチロと彼女の舌先を舐り撫ぜる。ヌルヌルと舌同士の粘膜が絡み合う感覚に、バスティアの意識はとたんに霧散して、ただその行為のみを感じ取ることに集中して忘我の極みに達する。

 そう。この少年が彼女との邂逅の際に欠かさず行う行為――それこそは、『彼女を犯す』ことそれであった。

 いちばん最初の出会いを果たしたその時から、少年は積極的に彼女を責め立てていた。
 それこそ最初の頃は激しく声を荒げて抵抗したバスティアであったが、その行為が3回目になる頃、彼女の中にも変化が現れた。
 こともあろうにバスティアは――この少年の手によって絶頂へと導かれてしまったのである。
 そもそも彼女の存在とは、何人にも干渉されることのない『絶対の存在』であった。言うなれば、この世界における食物連鎖の頂点に居る存在といっても過言ではない。
 しかしそれ故に、こと『蹂躙』されることに対しては弱くもあったのだ。
 今まで犯されたことのなかった彼女は、それに対する抵抗や身の処し方というものを全く知らなかった。ただ為されるがままに受け入れ、そして犯される――そんな免疫の無いバスティアが落ちるのは早かった。
 4回目にして彼女は歓喜の声を揚げ、そして昨日のこととなる6回目には少年の名を何度も呼び、そして絶頂を迎えた。
 それこそが彼女の苦悩のひとつであった。
 そうして犯されて何も考えられなくなっているうちは幸福である彼女も、いざ一人となって我に返る時――その時の自分自身を振り返り、なんとも言いようのない不安に駆られた。
 仮にも己自身を『人間よりも上位に位置する』と自負している彼女にとっての現状は――人間如きの手で悦びを与えられているこの現状は、屈辱以外の何物でもなかった……はずである。しかしバスティアは今、そこへ強い悦びを覚えているのだ。
 凌辱を通じてバスティアの心を行き来する『プライド』と『悦び』――そんな揺れる心にバスティアは、この少年の手によって自分が変えられてしまうかのような不安を感じ、それに慄くのであった。

 ゆえにこの少年が現れるたび、そして顔を合わせるたびに必死に抵抗はするのだ。
 今日こそはこの少年を受け入れてしまわぬように――そして今日こそは自分自身を失わぬように。……しかしひとたび彼に触れられると、それもあっけなく霧散して彼女の中から消えてしまうのであった。
 そうしてひとしきりその口内と舌先を弄ばれる頃には、
『テス……テス。もっと、もっと慰めてくれや』
 少年・テスのその名を呼んでさらなる愛撫を求める雌に、バスティアは変えられてしまっていた。
「うふふ、初めて会った時よりもずっと素直になったね。いいよ、好きなだけしてあげる……今日は一晩中、そばにいてあげるから」
 今一度、今度はしっかりと想いを込めてバスティアへテーゼを捧げると、少年の唇は彼女の流線形の体を緩やかに下って行った。
 仰向けにするよう彼女の内腿を外へ押しやると、バスティアはその前面が露になるよう正面のテスへと体を開く。鱗と体毛に守られた背面とは違い、腹側は高質化した皮膚と強(こわ)い筋肉によって、見るもなだらかな肉の隆起を形成している。
『あ、あぁ……ッ』
 その隆起をついばみながら移動するテスの唇にバスティアは息を押し殺すように詰まった声を上げる。そこからくるこそばゆさが得も言えぬ快感となって体を走るのだ。
 そしてこれから行われるであろう行為を想像して、彼女の『雌』は如実にその変化を体に現わせた。
「うわ、もうこんなにおツユが出てきてる。初めての時は『この場所』がどこか判らなかったくらいなのに、今じゃすぐ判っちゃうね♪」
 そう言いながらテスはバスティアの両腿の付け根――そこへ縦に刻まれた雫の滲むスリットへ、押し込むよう人差し指の腹をくいこませた。
 そしてそこから、下から上へ弾くかのようにそのスリットの溝をなぞり上げた瞬間、
『ん、んうぅ! くひぃぃ……ッ』
 線のように閉じきっていた膣はそこへ、大輪を咲かせるかのよう大陰唇の肉弁を左右へ大きくはみ出させた。
 さらにはそんな人差し指に弾かれた最上部には陰茎とも思しき程に発達した陰核(クリトリス)が露出して屹立する。
「ふふふ、今日もキレイに咲いちゃったね。ステアのおまんこ♪」
 そんな露となった膣の眺めへ満足げに微笑むテスと、一方で羞恥心の限界からきつく目頭を閉じて横顔を背けるバスティア。
 そうしてその間口を開けた大陰唇の左右それぞれをワシ掴むと、テスは無遠慮にそれを開き拡げた。
『う゛あ゛ッ……んんん!』
 その荒々しい扱いにバスティアは顎をのけ反らせて声を上げる。同時にそんなテスからの刺激に反応して、惜しげもなく拡げられた膣口からは放尿の如く愛液のしぶきが噴き出した。
「今日もいっぱいステアのおしっこ飲んであげるね。いっぱいいっぱい出してね」
 そんな目の前の光景にテスものどを鳴らすと、顔の前面全てを埋めるかのようしてバスティアの膣口へ舌を這わせる。

 せいぜいその身長1メートルほどのテスに対し、一方のバスティアは体長4メートル強――二人の間には実に3メートル以上のサイズの違いが見受けられる。かような体格差があるテスにとってのバスティアの膣とは、大陰唇を含むその全体に頭が丸々埋まってしまうほどに広く大きい。それゆえにテスの彼女に対する扱いも、体全体を使った何とも荒々しいものとなる。
 顔の半分を埋めていた肉壁の中から口を放すと、今度は僅かに開きかけたその膣の中へと、テスは深々と右拳を埋め込んだ。
『は、はぐぅ……ッ、う、うぅんん!』
 膣とはいえ野生の竜の筋質とあっては、その締め付けと弾力も生半なものではない。埋め込んだ拳をその中で反転させるとさらにテスは肩口に力を込め、その半身を踏み込ませながら彼女の膣内へと、その右腕丸々を挿入させていくのだった。
 肩口いっぱいまで右腕を挿入するとテスの拳の先端は、膣の底ともいうべき子宮の入り口に触れて止まった。
「うわぁ、ステアのおまんこ柔らかくなったね。今日は一番奥まで着いちゃったよ?」
『ん、んう……ん、ん……』
 そのことに達成感を感じてか、テスは興奮した様子でそのことをバスティアへと告げる。しかしながら当のバスティアはそれどころではない。今までにないその深い挿入に息をか細くして、快感とも苦痛ともつかぬ感覚それへただひたすらに耐えるばかりであった。
「ねぇー、聞いてるのぉ? ステアー」
『あッ、はうぅ……! う、動かすなッ。腹がねじれそうなの、だ……』
「えー? せっかくここまで入ったんだよ? すごいことなんだから、もっと嬉しそうにしてよぉ」
『あッ、あおおぉ……!』
 何ともつれないバスティアの反応に、テスも手持ち無沙汰に膣の中の拳をこね回したその時である。
『ん、くふぅぅん……お願い……お願い、だから』
 思いもかけずバスティアから漏れたその、苦しみを孕んだ艶やかな声がテスの琴線に触れた。
「ねぇ、苦しいの?」
 判りつつも訊ねつつ、テスは膣の拳を反転させる。
『おご!? んおぉぉ……ッ』
 そんな動きに案の上、押し殺した声をあげてその頭をのたうたせるバスティア。
 その様子に――テスの幼い笑顔にはこれ以上になく無垢で、そして残虐な光が宿った。
 そして、
「もう、ステアったら……人が訊ねているんだから、ちゃんと答えなきゃだめでしょ!」
『ッ! うぎゃうぅぅ!!』
 膣の中の拳をわずかに引き抜くと次の瞬間――まるで小突くのよう、再び突き出した拳の先端でバスティアの子宮口を打ちすえた。
 その一打に――その苦しみに覚醒され、大きく目を剥いてバスティアは声を上げる。
 それが始まりであった。

 そんな一打を皮切りに、テスはかの子宮口の殴打を続ける。激しいそのピストンに撹拌された愛液が白く泡立って、テスを受け入れる膣口の淵から止め処なく溢れて流れ落ちる。
 斯様に激しい愛撫に、当初は下痢の腹痛にも似た苦痛を感じていたバスティアであったがしかし、
『ん、ん、ん……おぉ、うぅぅッ』
 体は次第に解きほぐされ、やがては順応していく。
 テスの拳が子宮を叩くたびに意識は白く飛び、息苦しかった呼吸は胸の鼓動とシンクロして新たなその快感を、オルガスムスの波に変えてバスティアへと打ち寄せた。
 そしてその様子を誰よりも敏感に感じ取るテス。
「ステア、気持ち良くなってきた?」
『あ、あおう、おおうぅぅ……良い、いいッ。もっと、もっと……ッ』
 尋ねるテスの声に、バスティアはその鎌首を大きく振り乱して、更なる快感をむさぼろうとその身をよじらせる。
「本当にステアはエッチになっちゃったね。そんなエッチなドランゴンには、ちゃんと躾してあげなくちゃ」
 一方でテスはそんなバスティアの乱れように満足しつつ、さらに彼女を責め立てようと右手のひねりを膣壁へ大きく巻き込ませる。そして子宮に触れたその最深部にて、テスは閉じていた手のひらを目いっぱいに広げた。
『ひッ、ひぐぅ!? ま、待て……広げるなぁ。指先が、さ、刺さる……!』
 その内部での変化に目を向くバスティア。しかしながらこの悪太郎の思惑がそんな単純なものであるわけがない。
「こんなもんじゃないからね……今日は、悪竜(ステア)退治をしちゃうんだから」
 そして次の瞬間、広げた指々を閉じたその手の平は――その奥に潜むバスティアの子宮口をわし掴んだ。
『んぐッ――、ぎゃああああああぁぁ!!』
 その感触とそして痛みに、バスティアは声の限りに悲鳴を上げた。
 仰向けの体の両膝を立て、投げ出した四肢は爪を立てて地表を掻き毟る。斯様にしてテスの暴挙から逃れようと体をのたうたせるも、
「逃がさないよぉ、ステア」
 テスは逃がさない。
 壊れた水道管のよう失禁とも愛液ともつかない粘液の噴出す膣に体を埋めたまま、内部で二度三度と子宮口の入り口を握り直すと、いよいよ以ってテスはわし掴んだ子宮それを引きずり出そうと右腕に力をこめる。
『んぎ、んぎッ、んぎぃぃ……! や、やめ……ッおごおおおぉぉ!!』
 まさに内臓を引き抜かれんその感触に、もはや声にならない声でもだえるバスティア。しかしながらそんな痛みと衝撃の中にありながらも――
『お、おおおぅ……んごおおおおぉぉん!』
 その荒々しいテスの愛撫に、次第にバスティアは快感を見出していった。

 激しく引き抜かれんと子宮口が握りなおされるたびに快感の波が押し寄せ、そしてそれをわし掴んだテスの右腕が、愛液のぬめり帯びて膣内を行き来するたびに、バスティアは意識を朦朧とさせた。
『おほッ……んふぅう……! もっとぉ……テス、もっと激しく! もっと、もっと……』
「あれあれ、もう慣れちゃった? これじゃおしおきにならないよ。こまった淫乱竜だね、ステアは」
 更なる愛撫を求めるバスティアに口ではそういいながらも満足げなテスは、その要求に応えるべく、半身に開いていた体を彼女の膣に対して正面に整える。
 そして、
「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」
 すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると――ついにはその両腕をテスはバスティアの膣へとねじりこんだ。
『んぐッ? ぐひぃぃいいいいい!』
 右腕一本であった時は比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。
「入った入った♪ え~っと、あとは……」
 一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとより右手で握り締めていた子宮口の入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、
「いっくよ~。せーの、それ!」
『ッッ――――』
 両手を以ち、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。
『ぎゃああああああああああああッッ! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉぉおおおおおおお!』
 その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛けた。もはや「あえぎ声」などという範疇を超えた苦しみを孕んだ声の衝撃は激しく、空気を振動させ天高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡る。
 もはやその声の音(ね)に快感などは聞き出せない。まさにそれを聞いた者は、勇者の手によって退治された邪竜の断末魔と思うばかりだ。
『ぎ、ぎゃぶッッ! ぐがぐぐぐぐぐぐぐッ、うぐぅ――――ッッ!』
 そしてその断末魔はさらに続く。
「この、この! このぉ!」
 そんなバスティアの反応などお構い無しにテスは両手でワシ掴んだ子宮口を引き出し続けた。
 ねじり込んだ両腕を何度も往復させる膣口の端には粘液が白く泡となって溜まり、それらも刺激のたびに奥からあふれ出る新たな愛液で洗い流される。
 テスの両腕が大きく引き出されるたびに場にはバスティアの叫(こえ)と、口中で液体を攪拌するかのような下品な水音とが響き渡る。
そんな狂気の光景の中で、ついにその瞬間は訪れた。
「ん? ……あはは、ついに『見えた』よステア♪」
 呟くように語りかけるテスの笑顔がいっそうに輝きを増す。そして膣へと見下ろしていた視線を上げてバスティアの顔を望むよう視線を投げると、テスは荒く呼吸を繰り返す彼女へと声を掛けた。
「もうちょっとだね。もうちょっとで、全部表に出ちゃうよ? ほら、ステア」
『ん? ……えぇ?』
 そんなテスの興奮した語り口に、震える首根をかろうじて上げてそこを見下ろすバスティア。
「ほらほら、見て。すごいでしょ? ねぇ、すごいでしょ♪」
 そしてそこにて確認した光景に――
「え? ……、ひぃ!」
 彼女はその顔から血の気を引かせた。
 これ以上になく、無垢にその笑顔を輝かせるテスと一方で驚愕に目を剥くバスティア。そんな二人の視線が見下ろすその先には――テスの両手に握り締められた子宮口の入り口が、チラチラと大陰唇の隙間からその頭を覗かせているのだった。
『あ、あぁ……こ、壊れる……壊れちゃう……』
 その光景を凝視したままバスティアは、そんな己の変化にガチガチと刃のような牙の歯の根を合わせなくさせる。
「怖いの? でも、今までステアがしてきた事って、こういうことなんだよ」
 そして掛けられるテスの声に――バスティアは雷に打たれたかのような衝撃を受けた。
「いまさらステアだけが『怖いから』って許されちゃっていいと思う?」
 その言葉への反応を楽しむよう加虐的に浴びせられるテスの言葉を前に、バスティアの脳裏には己が滅ぼした町や生物達の記憶が次々と蘇る。
 今まで微塵にも気に掛けた事の無いことであった。しかしそれが己の『罪』であることを悟った今は――ただ己の罪業に悔い、そして贖罪を考えあぐね、ただただそれに苦悶するばかりであった。
「妾(わらわ)は……妾はなんと罪深きを……!」
 鎌首を小さく振ってりさめざめと涙するバスティアを前にテスも大きく鼻を鳴らす。
「本当に反省してる?」
 そして掛けられる声に、
『反省しておるッ……反省しています。妾は、どうすれば良いのじゃ……』
 そこへすがるかのようバスティアも応える。
 そんな彼女を前に、テスは難しく結んでいた口角をとたんに笑みで釣り上げる。
「いいよ、じゃ許してあげる♪」
 そして一際大きく微笑んだかと思うと、涙に濡れるバスティアの横顔を体全体で抱きしめるのであった。
『許される……のか? 妾は、許して貰えるのか? こんなに罪深いのに』
「いいよー。だってやっちゃったモンはしょうがないよね。その代わり、これからは、迷惑かけちゃった人にごめんなさいをして回るんだよ?」
 そう慰めてくれるテスを前に、再びバスティアに涙があふれる。今度は罪に慄いていたものではない、感謝と感心からの涙であった。
『償う! 妾は、これからの先の生を償いに生きよう! 慈愛に生きよう! だからテス、これからも妾から離れないで。……ずっと貴方のそばで償いの日を送らせてほしい』
 見つめてくるバスティアに対するテスの答えは決まっていた。

「オッケー♪ それじゃ、明日からがんばっちゃおうね!」

 底抜けに明るく、そしてどこまでも軽い乗りのテスではあるがしかし――そんなテスの明るさが、今のバスティアにとってどれだけ救いとなっていることか。さながら陽の光のようなそれは、心の奥底に蟠る罪悪感のしこりを優しく解かしてくれるかのようであった。
 そんなテスとの邂逅とそして新たな自分の新生に、バスティアは初めて天にそのことを強く感謝した。何者かに感謝の念を抱いた。
 しかし、
「まぁ、それはそれ」
 テスの言葉にバスティアは正気に戻される。
「今まで悪いことしてきて、すぐに許されちゃったらいけないと思うんだ」
『――え? だって、それはこれから償うって……』
「もちろんそうだよ? でもさ、ちょっとくらい『ここ』で償ちゃってもいいよね♪」
 さっきと変らぬテスの笑顔――しかしながらその細めた瞳の奥に宿る『ある気配』を察知しバスティアは背筋を寒くさせる。
 そしてテスの言う『今の償い』を尋ねるよりも先に、
「せっかく大きくなったんだし、『コレ』で思いっきりお仕置きしちゃうからね。ステア♪」
 テスはバスティアの目の前へと、巨大に屹立した自身の陰茎を晒した。
 その異様にバスティアは息を飲み、その額から血の気を失わせていく。
 目の前にあるテスの陰茎(ペニス)それ――巨木の根が張るかのよう血管が浮き出し、岩のように亀頭のめくれ上がったそれは、小柄のテスの体の半身以上あるように見えた。
 事実それ以上の大きさである。今しがたまで自分をもだえ狂わせていたテスの両腕二本よりもそれは確実に巨大で、さらには凶悪なまでの長さを誇っていた。
 おおよそ人間(ひと)の大きさではないそれではあるが、そこまでの肥大化を果たしてしまった理由には、ひとえにバスティアの体液(愛液)が深く関係をしている。
 先にも述べたよう生物の頂点に君臨すべくバスティアは、小動物のような過剰な繁殖を必要としない。少数の絶対数だけが確保されていれば良い。
 しかしながらそれは同時に、同族とのエンカウントの低さもまた意味している。つまりはバスティア達種族は、稀少な出会いの中において生殖の成功率を『絶対』にしなければならないのだ。それゆえに彼女と行為と共にする雄には、今のテスのような変化が起きる。
 竜の雌の体液は、自分に適合できるよう雄の体を『変化させる』機能を備えているのだ。
 老若を問わぬ雄の年齢・生死を問わぬ雄の精力・そして種族を問わぬ雄の精子――と、それらハードルをクリアすべく雌の体液はまさに、雄の体を改造する。これまた昔話の引用になるが、『竜の生血をすすることで得られる神通力』もまさにこれを指していたりするのだ。
 ともあれ、斯様にしてバスティアに相応しき雄へと変貌を遂げたテス。
 そして賢明なるバスティアは、目の前に突き付けられたそれが自分に対してこれからどのように使われようとしているのかを残酷なまでに察知してしまう。
「じゃ、お仕置きの続きしようっか♪」
 言いながらテスも着衣を全て脱ぎ一糸まとわぬ姿になると、身動きとれぬバスティアの膣前へ、もはや両手で抱えるほどとなった陰茎それの先端を誘導し押し当てる。
 裏返され、真紅に充血したその内壁を外へ捲り出された膣と、そしてそこから口をのぞかせる子宮口――そんな口の淵を塞ぐように亀頭の尖端を宛がうと、
『い、厭ぁ……死んでしまう。そんなもので腹を掻き回されたら、死んでしまう……!』
「うん。天国にイカせてあげるね♪」
 次の瞬間、正常位の体勢から力任せにテスは――自身のペニスを一気に根元まで、バスティアの膣へと打ちこんだ。
『ッ! ッッ~~~~~ぎゃうううううううううううううううッッ!』
 ねじ込まれた瞬間、バスティアの呼吸が止まった。そして留めていたそれを一吸い鼻孔から吸い上げた次の瞬間には、今までに感じたことのない激痛が叫びと共にその体を突き抜けるのであった。
『ごぉ! ごおぉぉ! うごおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉんんんッッ!』
「ふわあぁ……あったかぁい。それに痛いくらいキツキツだよぉ、ステア」
 声の限りに空を震わせ身もだえるバスティアとは大量的に、一方のテスは今までに感じたのことのないその感触、快感に呆けて背筋を震わせる。
 脱口していた子宮口に宛がい挿入したせいか、テスの亀頭の先端は丸々、バスティアの子宮の中に挿入されてしまっていた。
 そうして根元までその挿入を果たすと、しばしテスは茎全体にて感じられるバスティアの体温に恍惚の表情を浮かべる。しかしそれも一時のこと、大きく一つため息をつくと今度は短く息を吸ってそれを胸に留め、
「それじゃ、動くよ」
 テスは大きく腰を引くと、静かにバスティアの膣から己の陰茎を引き抜いていくのであった。
『あ、あおぉ……おおぅ……』
 その大きさから、ぴったりと閉じ合わさって陰茎に絡みついた肉壁――そんな粘膜がゆっくりと引き抜かれるその、ぬめりを帯びて擦れる感触にバスティアは細く息を殺して脱力した声を上げる。
 まさにそれは快感であった。
 じっとりとその腹の最深部で感じられる熱に荒く鼻息を洩らし、軽い絶頂に意識を霞ませたその瞬間――中頃まで抜かれていたテスの陰茎が再び根元まで打ちこまれる感触にバスティアは再び目を剥いた。
 そしてそれこそが始まりであった。
『んぎッ! んぎうッ! んおおぉぉぉぉぉぉぉッッ!』
「どうステア? 気持ちいいッ? 僕は良いよッ。気持ち良いよ!」
 一定の速度を保ちながら、テスはその幼い顔立ちからは想像もつかない腰遣いでバスティアの膣そこを掘り穿っていく。
 そんなテスの全身を使った責めに、笛のような声を上げて身もだえるバスティア。
 挿入時、子宮をも犯すテスの陰茎は痛みしかバスティアには与えなかった。しかしながら数度のストロークを重ねるうちに、みるみる彼女の体は、そんなテスを受け入れる体(もの)に変化していった。
 放屁にも似た、何とも卑猥な肉壁の擦れる音が、まるで楽器のよう周囲に打ち鳴らされてこだまする。
 一突きごとに脳髄へと響く衝撃はその痛みでさえもが快感と変わり、熟れきった雌の肢体は如実に愛液を滴らせて、その喜びをテスに伝えるのであった。
 先にも述べた『雌の体液が雄を変化させる』の理屈は、雄から雌に対しても然りと言える。
 雌の体液を受けて変化を果たした雄は、今度は雌へと排卵を誘導すべく、強く女性ホルモンの分泌を己の体液を通じて促す。
 それによってより交配に適した体へと変化させられたバスティアには、膣を通じて行われる行為の全てが――否、今は知覚できる全ての感覚、その痛みですらもが強い快感となって感じられるのであった。
「あれあれ? ステア、もしかして気持ち良くなってきちゃった?」
 依然として責めの動きを続けながら掛けられるテスの言葉に、
『あぐぅ! んくぅー! いい! 気持ち、いい! 気持ちいいーッ!』
 すでに未知の快楽に半狂乱となっているバスティアは、すっかり理性をかなぐり捨てた叫(こえ)で応える。
「もー、しょうがないなぁ。またお仕置きにならなくなっちゃった」
 そんなバスティアの反応に言葉ではそう言いながらもどこか満足げなテス。
 そしてこの悪童はさらなる非道を思いついて、その幼い笑顔をよりいっそう愛くるしいものへとさせる。
 やがて一際強く打ちつけ続けてその腰を止めると、大きくため息を突いてしばしテスは動きを止めた。
『な、なんじゃ? 止まらないで! 続けてたもれ、テスッ』
 そんな行為の中断にバスティアは横たえていた首根を起こすと、哀願するかのようテスの横顔を舐めて愛撫をする。
 そんなバスティアにテスもまたキスをひとつ返し、
「まだ終わらないよ。もっともっとステアにはお仕置きしちゃうんだから」
 正常位ゆえ仰向けに開いていた彼女の体を横倒しにして畳むと、ぐるりと右へその巨体も反転させる。
『お、おおぅ……! ね、ねじれるぅ!』
 依然として繋がったままの茎の亀頭が、その体位の変換でごろりと子宮内をえぐる感触(痛み)に、バスティアは強く快感を感じて息を止めた。
やがては両膝を地へ着き、テスへ尻を向かせる体勢へとその体位を変えられると――バスティア何度もそこから振り返りはにかんだ様子でテスを見つめ返すのであった。
『こ、これは、犬猫と一緒ではないかッ。厭じゃ、こんな姿は』
 言葉の通り後背位(バック)で繋がった体位に顕然と恥じらいの表情を見せるバスティア。しかしテスは、そんな仕草に改めての彼女の可憐さを再確認し、密かに胸の奥を熱くさせる。
「だからいいんじゃない。だってお仕置きだからね。それに……これだけじゃないんだから」
 鹿爪ぶったテスの物言いに、バスティアも不安を隠せない。この笑顔の時のテスは、決まって良からぬことを考えているのだ。
 そしてその予感はまさに的中する。
 後背位のその姿勢から左肩へ担ぐように彼女の尻尾を持ち上げたかと思うと――、
「コッチもめちゃくちゃにしてあげる。たっぷり痛がってね♪」
 次の瞬間テスは右手の握りこぶしを、尻尾の付け根ですぼっていたアナルへと打ちこむように挿入した。
『いッ? ――うあぉおおおおおおおぉぉんんッ!』
 その感触に、バスティアは地へ額を打ち付けて身もだえる。
 肛門そこへの衝撃は『痛み』ではなかった。しかしながら直腸を通じてジワリと肛門に広がる違和感は、先の痛み以上の嫌悪を彼女へともよおわせる。
 それこそは、まさに『排泄感』それであった。
 恥辱ともいえるその感覚は、もはや肉体的なダメージ以上に精神的な負担が大きい。
 しかしすっかり発情に蒸し火照った体はやがて、そんな排泄感とそしてそこに伴う羞恥心ですら、自己を昂ぶらせる快楽の糧へとしていく。
 やがてテスの右腕が、手首を越えて肘元近くまで挿入されると、
『うッ、うぅー! うおぅッ!』
 そこから来る、膣とはまた違った圧迫感にバスティアは息を殺す。
 そしてその右手が侵入を止め、ゆっくりと引き抜かれると、
『お、おおぅッ? うおぅーッ!』
 強い排泄感をそこへ感じ、その快感に意識を白くさせた。
 そんなピストンが数往復繰り返される頃には――すっかりバスティアはアナルファックックの虜に調教されてしまっていた。
『おぐうーッ! いい! 肛門が、気持ちいい! 汚わいが、ひり切れずに流れ出てるようじゃ!』
 上目に瞳を剥いて、もはや理性のかけらもなく己の快感をテスへと伝えるバスティア。事実、異物の挿入によって障害を起こした直腸からはそのピストン毎に撹拌された糞汁が放屁と共に溢れだしている。
「うわわ、もう何でもアリだねステアは。じゃあいいよ、僕も勝手に楽しんじゃうから♪」
 そんなバスティアの粗相にもしかし、テスには一向に嫌悪の表情は表れない。今の色情に狂ってしまったバスティアもバスティアなら、このテスとて大概だ。
 そして語りかけるその言葉を裏付けるかのよう、テスもいよいよラストスパートとばかりに彼女への責めを強くしていく。
 今までにない力強さで腰を打ち付ける。
『んあぅ! んあああああああああおおおぉぉぉぉぉ!』
 彼女の巨体の上に乗りあがるような形であった正常位とは違い、その両足を地に着けて支点を確保している今の後背位は、前者以上に力のこもったストロークを実現できる。
 体ごとぶつかっていくかのようなそれと、さらには竜の体液で肥大化を果たしたペニスでの責めである。いかに竜とはいえバスティアも堪ったものではない。
 それに加え、肛門へと挿入された右腕もまた先ほど以上の動きと深さを以て彼女の直腸そこをえぐり犯しているのだ。
 膣と肛門、それら二つの快感に挟みこまれたバスティアの絶頂はもはや時間の問題に思えた。
 そして数度目のストロークにテスも陰茎への痛痒感を覚え始めた頃、
「うわあぁ……そろそろ、ヤバいかも」
『おう、おぅッ、おうぅぅッ! は、果てるぅ……死ぬぅ、い、イグぅ!』
 バスティアもまた、オルガスムスの前兆を感じ取りその背を震わせた。
 そんな彼女の変化は、如実に体へと伝わる。膣は激しく内部での痙攣を始めたかと思うと、今まで以上の圧力でテスの陰茎を締め上げる。
「あうッ。い、いたた……痛いよ、ステア」
 ゴリゴリとカリ首を削るかのようなその力にテスも声を上げる。
 しかし、
『んうぅー! んうぅー! ッッ~~~んうぅーッ!』
 もはやバスティアにはそんなテスの声も遠い。
 波となって、何度も腹の奥を往復する快感の連続に、すでにバスティアは貪淫にそれを求める淫らの権化と化してしまっている。
 そんなバスティアの淫奔さに、テスもこの段に至ってはまともなやり取りができないことを悟り、ならば自身も共にと、絶頂への到達に向けてラストスパートをかける
 一突きごとに、テスを締め付けるバスティアの膣の圧力は強くなっていく。もとより竜と人間と言う、絶対的なまでの生物としての格差があるのだ。
このままでは本当に彼女の力によってその身を潰されかねない。
 ゆえにテスも動く。
 自分のペニスが潰されてしまうよりも早く、彼女を絶頂へ導こうと、責め突く腰の動きをいっそうに強くさせる。
 さらにはその右手を納めていた肛門の淵に、指先を立て揃えた左手もまた宛がうと、
『うぎっ? ぎゃううううううううううううううぅぅぅッッ!』
 テスは左腕もまたバスティアのアナルへと挿入した。
 子宮をえぐる規格外のペニスと、そしてアナルを掘り犯す両腕の暴力に、もはやバスティアは死を思わせるほどの強い絶頂を予感する。
『あおッ……お、おうッ、うおあぉぉぉぉ……い、いく……果てる……ッ』
 もはや喘ぎ叫ぶ気力すら無くなるほどに、バスティアは最後の絶頂それを感じ取ることに集中していく。
 そして、胸の奥にて限界まで収縮された苦しみ・痛み・快感――そしてテスへの想いが花火のよう弾け飛んだ次の瞬間、

『おぉッ、おおおおぅぅぅぅッ! テスぅ―――――ッッ!』

 想い人のその名を叫び、ついにバスティアは最終的な絶頂に達した。
 それと同時に激しい失禁がしぶきとなってテスに打ち付けられる。
 そして全身に浴びせられるそんな放尿と、さらには茎全体を締め付ける粘膜の熱にテスも、

「あ、あぁ! ステア! ステアぁーッ!」

 茎体全体を包み込んでいた痛痒感が頭から体を突き抜けると同時、テスもまた射精した。
 今までに感じたことも無いような精液の奔流が茎全体に感じられた。
 それらを運ぶ尿道は何倍にも膨らみ上がって、動脈のようにテスの精液それをバスティアの子宮へと送り込む。そうして一分近くにもわたって、テスは彼女の膣へと欲望の滾りを打ちこみ続けるのであった。
 やがては全ての射精が止まり、挿入されるペニスからも血流が引いてようやく肥大化が落ち着いてくると――テスはその根基に両手を添えて、ゆっくりとバスティアの膣から己の陰茎を引き抜く。
「はぁはぁ……んッ――あれ? まだ抜けない」
 予想以上の膣の圧力と、疲労困憊の体力ではどうにもバスティアから離れることができない。おまけにどうやら、完全に亀頭のカリ首がバスティアの子宮口にはまり込んでしまっているようで、それを引き抜くのは容易ならざるように思えた。
「ちょっとやそっとじゃ抜けないかな? ステアー、すこし強くいくよー?」
 いよいよ以て抜けないことを確認すると、テスは僅かに重心を落とした足元に力を込め、さながら綱でも掻い繰るかの要領で腰を引き始める。
 一方のバスティアはと言うと、先の絶頂にすっかり意識を飛ばされてしまい、今のテスの言葉に反応すら出来ない。それでも膣内に収めた子宮口がテスの陰茎に強く引かれる感触へ、意識とは別に肉体反射的に声を上げる。
「うんしょ、うんっしょ……んん~~ッ」
『うッ! うんッ! んん、……うんんッ!』
 僅かづつその体を後退させていくテスとともに、そのペニスの竿部が膣から引き抜かれていく。さらにそうして引き続けていると――やがてはテスの亀頭丸々を飲みこんだ子宮口が、膣からその体外へと姿を現せた。
 そして、
「あと、ちょっとだぁ。せ~の……よいしょーッ!」
 はみ出した子宮口の淵を両手でワシ掴み広げながら、最後の一引きに渾身の力を込めた次の瞬間、テスの体はようやくバスティアから解放されたのであった。
 亀頭が子宮から引き抜かれると同時、行き場を失った力に弾かれて大きく尻もちを突くテス。
「あたた~、やっと離れたぁ。……うん、チンコも無事だね♪」
 座り込んだその体勢から腰元にある己の逸物も確認すると、改めてテスは目の前に横たわるバスティアを確認する。
『ん、んんぅ………ッ……ッ』
 そこには豊満な肢体を横たわらせる雌竜が一匹。
 だらしなく大陰唇のひだを垂らした膣からは、酸欠のハマグリが呼吸管を伸ばしているかのよう、体外へと引きずり出された子宮口がはみ出して地に垂れていた。
 時おり思い出したように体を震わせる痙攣と共に、その子宮内へ大量に溜められた精液がミルクのように溢れだしてくる。
 斯様にしてその内部を犯しつくされて横たわるバスティアの姿はさながら、『勇者に退治された邪竜』の光景そのものであった。
 そんな光景を腕組みに望むテス。
 そして満足げに頷いて鼻を鳴らすと、

「邪竜バスティア・アバンチェス、ここに討ち取ったり♪」

 勝鬨のよう呟いて、大輪の笑顔を咲かせるのであった。







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