- 261 :名無しさん@HOME:2009/07/24(金) 21:20:55 O
- 流れ読まずに投下。
嫁父は上場建築会社に勤めてて、叩き上げで今の地位までいった。
普段から職人気質で他人の言葉なんか右から~のムーディー勝山状態。
仕事上ならそれでもいいのだが。
そして一日に何箱吸うんだ?と疑問に思うぐらいの超弩級のヘビースモーカー。
子供が居てるところでは吸わないでくれ、と言ってもムーディー。
義母や嫁や義兄が言ってもチャラチャッチャッチャラッチャー。
俺の主食はタバコ!と言い切る義父。
娘の二歳の誕生日にウトメと義兄がやって来て、玄関でウトを捕まえて、くれぐれもタバコは遠慮してくれと釘をさした。
出前の寿司をとり、娘の誕生日という名前のプチ宴会になってきた。
するとウト、おもむろにタバコを取り出し、義兄が止めるまもなく一服しだした。
それを見て私の中の何かが崩れた。
私は大阪出身で、ウトメは大阪弁はガラが悪いという印象を持っていたため、私が船場生まれ育ちな私は船場言葉(桂米朝さんのしゃべり方をイメージしてください)で過ごしていた。
何かが崩れた私は嫁に子供を向こうの部屋に連れて行かせ、割れてない割り箸をウトの耳に上からはさみ、割り箸の先を握りつつ耳をひっぱり、
「こら、われ。われは約束も守られへんのか。そないに聞こえへん耳やったらいらんのぅ。付いとっても役にたてへんのやったらちぎったるわ。」
と耳元で言った。
ウトは目でトメと義兄にヘルプサインを出すが、義兄もトメも無視しておしゃべり。
さらに、
「付いとってもしゃあないみみちぎって、耳の穴から指つっこんで奥歯ガタガタいわしたろか?」
と優しく言ったら、
「そんなつもりはなかったんだよ旦那君!ついいつもの癖で!」と言ってきたので割り箸を外したやった。
最後に嫁が、
「旦那君は空手やってたから怒らさない方がいいよ。」とウトを〆てました。
嫁よ、よく俺が小学校低学年の三年間、ダンス空手と揶揄される伝統派空手(いわゆる寸止め)をしてたの知ってたな。
今の俺はただの落語オタクのピザなのにw
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