くじかわりせ
CV:釘宮理恵

生年月日・星座:1995年6月1日−双子座
身長:155cm
体重:41kg
血液型:AB型

メガネ:フレーム/赤白コンビのセル
レンズタイプ/オーバル

公式

7月に八十神高等学校に転校してくる女子生徒。
年齢は巽完二白鐘直斗と同じく主人公達の一つ下で、一年生。
クラスは一年二組で、松永綾音小西尚紀とは同じクラスになる。

タクラプロに所属し、「りせちー」の愛称でお茶の間にも知られている人気絶頂のアイドルだが諸事情(後述参照)で現在は休業している。
実家は稲羽市中央通り商店街にある「マル久豆腐店」。稲羽市に戻ってきた直後から店の手伝いをしている。

アイドルという「感性の求められる環境」にあったが故か、彼女のペルソナは戦闘よりも情報収集・探索に長けている。
その為、ペルソナ覚醒後はクマと入れ替わる形でアナライズ/ナビゲーション等の後方支援を担当することになる。

感情豊かで、よく笑い、よく怒り、感極まる場面では人目を憚らずに泣き出してしまうこともしばしば。しかし、稲羽市に戻ってきた直後やテレビの世界に連れ去られた時は精神的疲労がピークに達していたこともあって「アイドル・りせちー」とは程遠い暗い雰囲気を醸し出していた。だが自称特別捜査隊への加入並びに八十神高校への転校を期に、それまでとは一転して「アイドル・りせちー」として見せていた豊富な感情を見せるようになる。この時花村陽介には「やっとホンモンのりせちー、って実感がわいた」、完二には「前とキャラが変わってねぇか」と言われている。
前作のペルソナ3で同様に途中からナビゲーターを務めた山岸風花とは料理下手という共通点こそあるものの、性格的には好対照(風花が「静」のナビゲーターなら、りせは「動」のナビケーターか)なキャラとして描かれている。

主人公にはナチュラルな好意を寄せており、それを隠すことが全くなく物凄く積極的。里中千枝にはその点を度々危険視されている。陽介も呆れているほど。
「甘え上手の後輩」という、珍しい立ち位置にいるキャラ。
※りせのCVを当てているのは「ツンデレキャラの役が多い」と言われる釘宮理恵女史だが、上記の通りりせは初めからデレデレなのでこの意味でも珍しい。
唯一の「天敵」と呼べる相手はマリー(P4Gにおいて)。
一人称は「私」。

本作における「恋愛」コミュの担い手。

今でこそ感情豊かな女の子だが元々の性格はどちらかというと地味で(前述の暗い雰囲気がそうだと思われる)、アイドルデビューする前にはいじめられていた経験もあったという。
アイドルデビューの切っ掛けも身内が一方的に送ったオーディションに受かったことからで、アイドルを志した決定的な理由も「今の自分を変えることが出来れば」という思いがあったから。しかし、それが結果として「誰も本当の自分を見てくれない」という新たな苦悩を生み出してしまう。

そんな彼女は、ペルソナ能力に目覚めた際「本当の自分なんてどこにもない」という言葉を口にしていたが、恋愛コミュのクライマックスでは「アイドル・りせちー」を含めた全てが本当の自分」と認識を改め、休業を宣言していたアイドルに復帰することを決意する。

堂島菜々子と陽介はりせの大ファン。モロキンも写真集を買っていたらしい。
菜々子からファンであることを伝えられた際には、彼女のクラスで後輩「真下かなみ」のファンが多い事や、「アイドル・りせちー」のイメージと違う自分のギャップに落胆していないかと不安そうな様子を見せた。しかし、菜々子は「りせちゃんは、りせちゃん」(りせの言葉をよく解っていない所もあるが)と純粋な態度を見せている。

アイドルとしての彼女は、所属事務所マネージャーの井上の言によれば「才能があった」。
漫画版のりせの独白は、本来はこの人のセリフ。
ペルソナ倶楽部P4によれば活動期間は二年とちょっとらしいが、写真集二冊とCMタイアップ曲のCDを一枚出していただけとのこと。
人気アイドルではあったが、それは本編頃にようやくそのレベルに有名になってきたという話でありこれから活躍するという大切な時期に休業宣言したこともあって井上はりせの復帰を望んでいた。

料理は辛味好みらしいが、その嗜好の度合いは世間の常識から逸脱している。「テンションが落ち目な時に辛い物を食べるとやる気が回復できる。」とはりせ談。
(ただ祖母に配慮しているらしく、家では殆ど辛い物は食べていない模様。)
彼女の作ったオムライスはなぜか赤く溶岩のように辛いらしい。最終的には鈍痛までするらしい。
その破壊力は天城雪子を一撃でダウン→気絶させるほど強烈だが、菜々子は「辛いけど、美味しいよ?」と、食いしばりながら気を遣ってくれた。
りせ曰く「大人の味なんだもん!」との事。
また、PERSONA4 DRAMA CD Vol.1では、しゃぶしゃぶのタレに色が変色する程の一味唐辛子をぶち込み、脇にいた直斗を唖然とさせていた。
総じて料理が苦手なペルソナ4女性陣であるが、千枝、雪子らは下手ではあるが味覚は正常(自分達が作った料理を不味いと認識できている)なのに対し、味覚自体が他人と大きくズレているりせは一番重症なのかもしれない。
P4Gで恋人関係での夜会話の際に手作りプリンを貰うことができる。しかし、説明で滑らかさを強調している為、味付けに関しては甘いのか辛いのか不明。
バレンタインデーで彼女の手作りチョコはハバネロ&ドリアン入り。流石に主人公も食べる勇気はなかったが後日食べた感想を求められることとなった。
それでもマル久豆腐店の看板娘だけあって、主人公達と初めて会った時には豆腐についてレクチャーをしてくれる。祖母の豆腐作りを手伝うこともしばしばあり、りせが豆腐を作る機会もあるが、昔ながらの製法を身上とする祖母の前ということで流石に辛い物は入れておらず、製法に倣って豆腐を作っているようだ。

身体検査の後、スリーサイズを公表するというクマの発言に女性陣の中で唯一「別にいいよ」とあっけらかんと許可している。(元)アイドルだけあってスタイルには自信がある模様。
事務所のHPにてスリーサイズが既に公表されているのも要因らしい。ただ、胸だけは事務所指示で2cmサバをよんだとか。そういう過去もあってか、直斗の良い意味で規格外なバストサイズを見て「測り間違えじゃない?」と漏らした。

国語の成績は2。
夏休みでは完二と一緒に補習イベントがある(7月中旬に八十神高校に転校したりせが、わずか一週間でいきなり期末試験、という状況ではやむを得ないが、主人公の場合は成績が良ければ、ジュネスで陽介・千枝・クマとバイトとなる)。

ミス?八高コンテストでは完二のメークアーップ!を担当したが、なぜか某世界的に有名な女優そっくりになってしまった。
ミス八高コンテストやP4Gでの追加イベントであるジュネスでのライブイベント(このイベントにおいてりせはムービーと特捜隊メンバーによるバンド演奏が流れるなか、アニメ版で9話限定のオープニング曲として用いられたTrue Storyを歌っている)では「アイドル・りせちー」の本領を発揮した姿を拝むことが出来る。
人気の面で後輩から「追われ・追い越され」の立場になっているとはいえ、やはり生アイドルは嬉しいのかライブイベントやミスコンでも大盛況だった。

雪子と同じく、酔っ払うと(厳密には、雪子共々場酔いしてしまってのことだが、2人とも次の日にはそのことを殆ど忘れてしまっていた)色々と物凄いことになる。王様ゲームを始めたりと相当王様ゲームがしたかったのだろう…。

P4Uでは芸能界への復帰中に事件に巻き込まれる。
それより後のP4G後日談では人気を博しているマリーにダメ出ししながら嫉妬している様子がうかがえる。

前作「ペルソナ3」との接点

彼女は前作「ペルソナ3」の舞台・港区ポロニアンモールにあるクラブ「エスカペイド」にてシークレットライヴを敢行していたことを明かしている。
加えて「ライブ中に電源が切れて中止になってしまった」とも語っており、状況・時期的には大型シャドウ「ハーミット」と戦う直前の頃と思われる。
※一部プレイヤーの間では、特別課外活動部と「ハーミット」が戦っていた最中にりせもあの場所にいた、と思われているようだが可能性は低い。またペルソナ倶楽部P4において、これとは一切関係ない(ライブ中に停電となったのは機械トラブルの為、と記されている)と明言されている。
前作の登場人物・荒垣真次郎の言葉によれば、施設が電源不調に陥っていたのは「それ以前」からで、また、未成年アイドルである彼女が影時間が始まる時間帯〜0時に(シークレットイベントとはいえ)ライブ活動をやることは、実社会においては「労働基準法に抵触する」為。

いずれにしろ、修学旅行の2日目にりせは特捜隊メンバー全員(正確に言うと、直斗だけは修学旅行の時点ではまだ自称特別捜査隊に加入していないが)と共に「エスカペイド」を訪れ、シークレットライブの借りを返したいとのお店の意向もあってここの2階を(飲食代も含めて)タダで貸切り状態に。
このなかでりせと雪子が起こした惨劇はさておき、クラブの雰囲気とVIP待遇に特捜隊メンバー全員が戸惑う中りせだけは一人場慣れした雰囲気を見せ、「芸能人・久慈川りせ」の力を見せつけた。

更にはその次の日に特捜隊メンバー全員で同じく前作にも登場した、巌戸台駅前商店街にある鍋島ラーメン「はがくれ」 で昼食という場面があるがりせは以前にも何度か来店しており、ここにはりせちーのサインが飾られている。
だが、かつては裏メニュー扱いだったはがくれ丼が通常メニューになっていたのはりせは知らなかった。
それでも、炭水化物は太るからとあまり来れなかったという以前とは違い、今回はそれもなく普通に食べれると終始ご満悦だった。

キャラクタードラマCD vol.3のラジオ番組の次回ゲストとして名前だけが出演している。

漫画版

漫画版では、アイドルの切っ掛けとなったオーディションに応募した人物は両親ではなく同級生に変更されている。
この同級生は「りせの味方」と言っていたもののオーディション合格後には疎遠になってしまい、彼女の苦悩を深める一因となっている。

アニメ版

主人公が老化したのを見ても普通に「すてき」と呼べるほど、愛は深い様子。
また、本作における「恋愛」コミュの一連のシークエンスが時系列的に分割され、主人公と交流する時期が「テレビの世界」に拉致される前となっている。
アニメ八巻の特典ドラマCDで、後方支援タイプのキャラでは珍しく運動がそれなりに得意ということが明かされる。というのも、アイドルとしてダンスレッスンをこなしていたので、動きのキレや基礎体力は運動していない人間に負けないとのこと。
使用している携帯はdocomoのF-04CのLOVE SWEET PINKがモデル。

関連書籍(小説等)


ペルソナ

無印ではアナライズがいささか役に立ちづらかったが、ゴールデンでは大幅に強化された。
戦闘後回復系は上位スキルが用意され、スキル習得により各キャラ行動時に所持しているスキル+物理のうちで弱点になるもの一つを教えてくれるようになった。極めつけはコウゼオンのフル・アナライズで全ての耐性を一瞬で看破してくれる。ただし、1回アナライズで見ないと?のまま。
因みに相性サーチ等を習得したりレベルを上げすぎてしまうと発生しなくなるナビがある為、トロフィーを狙う際は注意が必要。

初期段階

初期ではりせはスケバンという設定だったがバックアップ担当なのは変わらないらしい。
その為、原画集等におけるデザイン案ではスケバン絵が多めになっている。

考察

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最終更新:2023年08月09日 13:04