読売新聞へ飛ぶ (元記事控)



宮崎県は1日、全国から県に寄せられた口蹄疫
こうていえき
被害義援金のうち2億4780万円を、被害農家に配分すると発表した。1239戸が対象で1戸当たり一律20万円になる。

 県によると、内訳は感染が発生して全頭殺処分の対象になった221戸と、殺処分を前提にしたワクチン接種の対象になった1018戸。今月中旬をめどに市町を通じて配る。

 5月31日までに寄せられた義援金は総額約6億3000万円。残りについては、配分委員会が被害の拡大状況などを踏まえ、段階的に配分していく。

 県はまた、新たに西都市などの6農場の家畜が口蹄疫に感染した疑いがあると発表した。これで発生(疑い例も含む)は2市5町の253施設、殺処分される家畜は計16万9881頭に達した。

 一方、経過観察中の主力級の種牛5頭から5月31日に採取した検体は、ウイルス検査の結果、陰性だった。

(2010年6月2日 読売新聞)


最終更新:2010年07月17日 04:55