人物画像
登場作品
- 第7巻『涼宮ハルヒの陰謀』
- 第9巻『涼宮ハルヒの分裂』
- 第10巻『涼宮ハルヒの驚愕(前)』
- 第11巻『涼宮ハルヒの驚愕(後)』
基本情報
初登場は第7巻『陰謀』で、キョンがみくる(みちる)とともにパンジーの花壇にて、謎のデータ記憶媒体を捜している際に登場する。
その後、第9巻『分裂』にて再登場し、この時初めて名前が判明するが、キョンのモノローグからして偽名だと思われる(それまでは「未来人野郎」の仮称だった)【1】。
その後、第9巻『分裂』にて再登場し、この時初めて名前が判明するが、キョンのモノローグからして偽名だと思われる(それまでは「未来人野郎」の仮称だった)【1】。
古泉の台詞からして、みくる(みちる)誘拐事件を実行する際に中心となった人物だと思われる【2】。
性格・容姿
一人称は「僕」。ハルヒらと同年代の男で、過去の人間を見下すような態度をとる冷酷な性格であり、冷静。ラフな服装である。
また、その性格とは裏腹に素直に笑う場面もあるが、笑う理由が分からぬままスタンダード高校生トリオを茫然とした空気にさせた。
また、その性格とは裏腹に素直に笑う場面もあるが、笑う理由が分からぬままスタンダード高校生トリオを茫然とした空気にさせた。
正体
みくると対を成す未来人。
みくるとは別の組織に所属していると思われ、現在とは地続きの、別の未来から時間遡行してきている。初の顔見せをした際はみくるを目の敵にしているような表情を浮かべた。
みくるとは別の組織に所属していると思われ、現在とは地続きの、別の未来から時間遡行してきている。初の顔見せをした際はみくるを目の敵にしているような表情を浮かべた。
ハルヒ個人に関しては、特にこれといった感情を持ち合わせていないらしく、時空改変能力という力そのものを重要視しているようだ。
過去に朝比奈さん(大)と何かしら因縁があり、「姉」を失った自分の時代を過去から改変させることが目的であった。
その姉とは朝比奈さん(大)であり、彼女のことを「姉さん」と呼んでいるが、朝比奈さん(大)は自分には弟はいないと話し、
「あなたの時間線上にいたその人はわたしと違う」と語っている。
その姉とは朝比奈さん(大)であり、彼女のことを「姉さん」と呼んでいるが、朝比奈さん(大)は自分には弟はいないと話し、
「あなたの時間線上にいたその人はわたしと違う」と語っている。
九曜と手を組んで佐々木と橘を利用し、長門とハルヒを人質にとってハルヒの能力を佐々木に移植、その能力で歴史を無理矢理改変しようとしたが、その目的は
他ならぬハルヒ自身によって阻止され、新たに生じた時間断層によって「現代」との時間の繋がりを途絶えさせられる。古泉曰く「二度と出てこられないだろう」。
他ならぬハルヒ自身によって阻止され、新たに生じた時間断層によって「現代」との時間の繋がりを途絶えさせられる。古泉曰く「二度と出てこられないだろう」。
能力
時間移動
みくると同様の手段で限定的な時空移動をしていると思われる【3】。
橘京子や周防九曜のように特別な力というものも殆ど無いため、能力的には殆ど普通の人間である。
橘京子や周防九曜のように特別な力というものも殆ど無いため、能力的には殆ど普通の人間である。
その他(対極関係者)
脚注
- 第9巻『分裂』185頁(β-4)より。キョン曰く「偽名でないほうが不思議なそいつの自称」。
- 第9巻『分裂』167(β-2)、170頁(α-3)より。古泉は橘が未来人(藤原)の甘言に乗せられて起こした事件であると推測している。
- 第7巻『陰謀』391~392頁より。朝比奈さん(大)曰く「それ(謎のデータ記憶媒体)は彼らの未来にも必要なもの」。
関連記事
関連人物
添付ファイル