定義
基本能力の一つ。これを持つスペルでの戦闘中、相手の戦闘中のスペルの性質が「集中」の場合、自分のリーダーは「回避+X」を得る。
「
高速移動(X)
」を持つスペルに「
高速移動(Y)
」を与えた場合、そのスペルは「
高速移動(X+Y)
」を持つものとして扱う。
解説
集中スペルは命中値が小さい場合が多いので、Xの値が小さくても十分回避を狙えることが多い。たとえXの値がたったの1であっても
高速移動(1)
のスペルを持っていれば、回避値2のキャラクターは《必殺「ハートブレイク」?》に対して、回避値3のキャラクターは《人符「現世斬」》に対して「回避」という1つの対抗手段を持つことになる。
またXの値が大きいスペルや
高速移動(X)
を付加できるイベントカードの存在は、相手に集中スペルを起動状態にさせにくくする抑止力となる。レミリア?や橙?が集中スペルに強いと言われる所以である。
高速移動(X)
のスペルを一切持たないキャラクターは、第5幕現在、幽々子?、輝夜?、妹紅?、萃香?、神奈子?、にとり?だけである。いずれのキャラクターも回避値2であるが、幽々子と萃香は擬似回避値3や擬似
決死判定(0)によって《必殺「ハートブレイク」》に対抗策を持っている。それ以外のキャラクターたちは、他のキャラクターのカードによって補うか、あるいはいっそ諦めて他の長所(高体力値あるいは高
防壁
・
信仰
値)で押していく方が良いだろう。
名称の由来は、原作STGの操作方法である「高速移動」から。
幻想ノ宴の効果とは違い、原作では拡散しない弾幕やスペルであっても自機を低速移動モードに切り替えた方が回避しやすくなる場合がほとんどである。高速移動モードはむしろ誘導してくる弾幕やスペルに対して有効となることの方が多いような……
関連項目:
低速移動(X)