【うちゅうせんかんやまと はるかなるほしいすかんだる】
ジャンル | ウォー・シミュレーション | |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | バンダイ | |
開発元 | ベック、エヌケーシステム | |
発売日 | 1999年2月4日 | |
定価 | 6,800円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
廉価版 | バンダイ・ザ・ベスト:2001年6月21日(2,940円) | |
判定 | なし | |
ポイント |
非常に優れた原作再現や製作サイドのこだわりが光る 一方、原作再現度を追求しすぎた結果ゲームバランスにやや難あり |
無限に広がる大宇宙…。
宇宙戦艦ヤマトの目的地は遥か彼方、大マゼラン星雲にある惑星イスカンダル。
滅亡に瀕した地球人類を救うため、万難を排してでも、放射能除去装置・コスモクリーナーDを受領しに行かなければならないのだ。
直線航路は往路14万8000光年、計29万6000光年をわずか1年で飛ばなくてはならない。
時に西暦2199年…今、ヤマトの冒険が始まろうとしている。
(公式設定資料集より)
+ | 全9ステージの紹介 |
全体的な難易度バランスにやや難がある
ストーリー・航海・艦隊戦・白兵戦と原作の見どころはほぼ完璧に抑えており、全体に渡る原作愛の存在は本物である。
ゲームとしては粗が多く良作レベルと呼ぶには難があるものの、原作のファンであれば十分価値がある作品だろう。
*1 原作では基本的に「真田志郎」だったが一部で表記揺れがあり、今作以降のPS・PS2ゲームでは「真田志朗」で統一されている。
*2 本作では山寺宏一氏が担当。以降ゲーム版はもちろん、アニメシリーズの続編である『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』でも担当した。
*3 本作ではささきいさお氏が担当。ささき氏は『宇宙戦艦ヤマト 完結編』で仲村氏が一部収録できなかったシーンの代役を演じており、本作でも引き続き担当した形となる。
*4 厳密にはスターシアも平井道子女史から上田みゆき女史に交代しているが、こちらは原作アニメシリーズの続編である『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』の時点で既に交代が行われていた。
*5 このため、次回作『さらば』以降では原作で兼役していた藤堂平九郎(地球防衛軍司令長官)については代役となっている。
*6 例として、冥王星基地のガミラス人が地球人と同じ肌色をしていた原作に対し、今作では中盤以降のガミラス人と同様青色の肌に統一されている。
*7 アイデアや新兵器の開発などで幾度となくヤマトのピンチを救った真田志郎の名言として伝わっているセリフだが、実はこのセリフそのものを発したことはアニメシリーズ通しても1度もない。似たセリフについても1度きりであり、情報共有手段が限られていた昭和の時代にいつしか生まれ、他作品の科学者キャラと混同されながら浸透してしまった二次創作的な設定であると言われている。
*8 株式会社バンダイの子会社で、キャラクターゲームの開発を担っていた会社。現在はバンプレストと統合し「株式会社B.B.スタジオ」として主に『スーパーロボット大戦』シリーズを手がけている。