ドーターメーカー
【どーたーめーかー】
ジャンル
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アドベンチャー
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※リメイク版を含むパック
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対応機種
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Windows 98~XP
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発売・開発元
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ふぉ~ちゅん♪
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発売日
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2003年3月28日
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定価
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8,800円(税別)
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レーティング
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アダルトゲーム
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備考
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CD-ROM版はCD-DA対応
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判定
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なし
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ポイント
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ヤリゲーと思いきや…… 時代を考慮してもボリューム不足
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概要
株式会社シーディーブロスのブランド「ふぉ~ちゅん♪」の処女作。
ドーター(daughter)は「娘」を意味する。
ストーリー
突然…俺の上司であり恋人である美智子が死んだ。仕事が原因の過労死だった。
彼女の葬儀の席、周囲の親類たちがつまらないことを話しているのを耳にした。「篠(しの)」という名の娘の処遇。そう、美智子には一人娘がいた。俺と美智 子が結婚しなかった理由の一つだった。俺は不快な気分になり、美智子宅の中庭に移動する。そこで、さめざめと泣いている少女……美智子の娘・篠と出会った。美智子によく似た美少女だった。同情と。それと。美智子を愛しきれなかった罪悪感と。ほとんど直感に近い感情で、引き取ることを決めていた。
「ふつつか者ですが、よろしくお願いします、お義父さん」
つまり俺は未婚にして、血の繋がらない“娘”ができてしまったわけだ。こうして二人での生活が始まったのだが篠はつとめて“親子”を演じている様にも見えた。しかしその姿も可愛らしく、次第に俺は、彼女に強く惹かれている自分に気付いてしまう。
それは「篠」に、死んだ恋人の面影が見えるからなのか、義理とはいえ、「娘」という女性に対する禁忌による高揚なのか、それすらも判断できないほどに……。
(公式より抜粋)
特徴
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ゲームシステムはオーソドックスなノベルゲーム
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「奉仕させる」「開発する」「普通に抱く」といった調教シミュレーションのような選択肢が随所で表示されるので、プレイヤーはいずれかを選びゲームを進行させる。
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選択によりエンディングが分岐する。
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話の特徴
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主人公の恋人「美智子」の葬式シーンから始まる。いきなり重苦しい。
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葬式では美智子が親類に疎まれていることや、美智子の娘「篠」の境遇に困り果てていることが語られる。
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その後、主人公が「篠」を引き取り、共同生活をすることとなる。
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攻略対象
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タイトル通り娘の「篠」がメインヒロイン。会社の同僚の「景子」がサブヒロインのような扱い。
評価点
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篠と主人公の関係
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血は繋がっていないものの同棲生活で関係を深めていく姿や、義理の娘に対する葛藤などが表現されている。
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……と見せかけて、篠は腹に一物を抱えており、決してエッチするだけの関係ではない。これが本作をただのヤリゲーとは言わせない要因となっている。
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比較的常識人かつ主人公と普通の関係である景子は、特殊な立ち位置の篠を引き立てる対比となっている。
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ネタバレ
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選択によっては、母が死んだことを恨んでいた篠が薬を盛り、主人公が監禁される。
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ただし、そこから和解するルートもあるため決して鬱ゲーではない。
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酷い場合だと、景子が包丁で篠を刺すバッドエンドとなるが。
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プレイ時間は短いが、好意的に解釈すればさっくりとエロシーンを見られると言える。
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ヒロインが少ない分、多くのCGが篠に割り当てられている。スク水や目隠しなどシチュも多少バリエーションがある。
問題点
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ボリュームが薄い
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攻略対象は2人しかいないが、その2人の掘り下げも十分とはいえない。
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序盤の篠を引き取った経緯は「途中で色々あった。」で済まされる。
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面白くなりそうな要素は備えていたものの、展開が早すぎて性急な印象を受ける。
総評
ヤリゲーの一言で切り捨てるには惜しい要素を抱えているが、テキスト量が少なさがシナリオの薄さに直結している。
クリエイターは本作以降も活動している人物ばかりなので、ファンなら購入してもいいかもしれない。
移植・関連作品
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ドーターメーカー 恋の予感を養女から
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ドーターメーカー 養女に感じる淫の陰
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サブタイトルが違うが両方ともDVD-PGへの移植。
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ドーターメーカー 元気いっぱい
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エッチシーンにアニメーションを加えたリメイク版。
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ダウンロード版はこのバージョンが配信されている。
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プレミアムアーカイブス 山田一
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山田一がシナリオに関わったゲームのパック販売。
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『加奈…おかえり!!』『星空ぷらねっと~夢箱~』『家族計画』『家族計画 ~そしてまた家族計画を~』『黒の図書館』『ドーターメーカー 元気いっぱい』を収録。
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ダウンロード版も配信されている。
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ドーターメーカー2
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「高屋敷開発」ブランドから発売されたシリーズ作品。
最終更新:2018年12月04日 07:39