【のぶながのやぼう たいし】
ジャンル | 歴史シミュレーションゲーム | ![]() ※Switch版 |
![]() ※PS4版 |
![]() ※Windows版 |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション4 Windows 7/8.1/10 |
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発売・開発元 | コーエーテクモゲームス | |||
発売日 | 2017年11月30日 | |||
定価 |
通常版 / TREASURE BOX 【Switch/PS4】8,800円 / 12,800円 【Win】9,800円 / 13,800円(各税別) |
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判定 | クソゲー | |||
シリーズファンから不評 | ||||
ポイント |
全ての戦国好きに捧げる、最悪の戦国体験 やる気を削ぐ劣悪なUI あらゆる要素がことごとく薄く面倒くさい 謀略家&内政家涙目 ゆすり外交 発売当初と比べて多少改善されたがクソの域は出ず BGM・一部武将の顔グラは好評 |
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信長の野望シリーズリンク |
信長の野望シリーズ第15作目でシリーズ35周年作品。
「全ての戦国好きに捧げる、最高の戦国体験」をテーマとし、「志システム」を目玉システムとし、各種新要素を取り入れた。
発売前には各メディアにて大々的に宣伝をし、実質的な前作「創造 with パワーアップキット」(以下創造PK)が好評だったため、大きな期待が持たれていたが……。
志システム
全体の流れ
評定と方策
商業
軍事
農業
外交
開発
合戦
近年の信長の野望シリーズは「創造」「創造立志伝」とPKやアップデートなしでは散々な評価を受ける事が多かったが、残念ながら本作においても同様で、もはや無印を発売日に定価で買うのは見えている地雷を踏みぬくようなものと思わせるような完成度である。
一歩進歩したもののその何倍も後退したゲームデザインはPKを前提とした未完成品にしか映らず、
スマートフォン版の発売を意識した結果、その全てが中途半端で薄い内容となってしまい、三國志12と同じ轍を踏む結果となってしまった。
しかしながら、コンセプトや着眼点は確かに光るものがあった。
実際、発表の場でのデモプレイなどに対する反応は良く、歴史表現としても純粋な戦略性としても、ジャンルの完成度をより高めるものだった。
即ち、新要素に限って言えば練り込みや配慮不足であった可能性も否定はできない。
発売を焦らずきちんと煮詰めてゆけば…もしかすれば大きな志を成し遂げていたのかもしれない。
*1 足軽を安く雇える、農兵を0にすると収入が上がる、農兵の兵糧収入が減るデメリットが存在
*2 商圏の成長速度が速まる、領内の商圏の影響力が自然上昇するが、独占が出来ない
*3 方策により、新参を優遇したり、古参を優遇したりする事が可能
*4 「統率」が高ければ「軍議」が、内政が高ければ「農業、商業」が、「知略」が高ければ「論議」が上がりやすくなる
*5 農兵も兵糧を納めるが、農民ほどではないために納める兵糧が減ってしまうという表現。従軍するため生産性も下がってしまう。
*6 斬り込み部隊が特定の時間までに本陣を見つけると強攻状態となり能力が大きく上がる
*8 一定時間一切操作不能になるが、攻撃力が大幅に上がった状態になる
*9 兜に「+」が重なったアイコンが武将の登用、「-」ならば武将の追放
*10 農業は民の労力で、商業は商人に指示できる回数(方策で変化)までとなっている為、武将が多くなっても命令できる回数に変化がない。
*11 信長は壮年期、武田信玄、上杉謙信は青年期が、北条氏康は平常時が前作の使いまわしになってしまっている。
*12 一条兼定の嫡男。長宗我部元親に擁立された傀儡当主だったが、後に長宗我部家臣・波川清宗の謀叛に加担したため追放された。
*13 井伊氏に家老として仕えるも、当主の井伊直親を謀殺し断絶寸前に追い込んだ。
*14 従来のシリーズでは歴史イベントが発生して、特定の武将が死亡する事等があるのだが、本作ではイベントそのものはないものの死亡だけはする。松平清康や今川氏輝等が該当
*15 本作では武将の寿命が近づくと病臥に伏せ、回復するを何度も繰り返すようになるが、病臥に伏せる度に報告が入る為、武将数が多くなると非常に煩わしく感じられる要素でもある
*16 例えば他家の商圏において自家の影響力をのばす事で他家の収入を掠めるといった事が出来るが、あまりに投資し続けると、商圏の発展完了と共に独占されてしまい、収入源を失う事になる等