ピクトイメージDS
【ぴくといめーじでぃーえす】
ジャンル
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お絵かき連想ゲーム
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対応機種
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ニンテンドーDS
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発売元
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セガゲームス
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発売日
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2007年8月30日
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定価
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3,990円(税込)
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プレイ人数
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1~8人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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良作
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ポイント
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誰でもすぐに理解できて遊べるパーティゲーム タイトルに『DS』とあるがマルチタイトルではない
シングルモードが一部超難度
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概要
DSのタッチペン機能を使ったお絵かき連想ゲーム。
ダウンロードプレイにより1つのソフトで最大8人まで参加可能。(1台のDSを交代しながら遊べる2人プレイモードもある)
様々なルールで対戦できる「マルチモード」と、本作の特徴でもある「シングルモード」が存在する。
マルチモードでは、ホストプレイヤーはソフトに設定したプレイヤー名、その他のプレイヤーはDS本体に設定したプレイヤー名で表示される。
難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階の他、自分で設定した問題を出題できる「カスタム」が存在する。
【マルチモード】
ピクト個人対戦
(2~8人)
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プレイヤーのうち1人がCPUにより出題されたキーワードをわかりやすいイラストで表現して、その他のプレイヤーがそのイラストが何なのか手書き文字入力またはキーボード入力で解答する。
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描かれていく様子はリアルタイムで他のプレイヤー画面にも表示されるので、絵の完成を予想する能力や直感力もカギ。
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いちばん早く解答できたプレイヤーにポイントが加算されるとともに、解答してもらった出題者にもポイントが加算される。
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1問終了ごとに出題者が入れ替わる。これを順番に繰り返し最終的にもっともポイントの高いプレイヤーが勝者となる。
ピクトペア対戦
(4人、6人、8人)
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2人1組で対戦するモード。
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1人が出題されたイラストを描き、ペアのプレイヤーが回答する。
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回答者(ペアのプレイヤー)と敵プレイヤーの画面には描かれていく様子が表示される。また敵プレイヤーには正解キーワードも表示される。
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敵プレイヤーは描かれていくイラストと正解キーワードを参考にして、回答者が「間違えて答えそうなキーワード」をNGワードとして各々ひとつだけ設定できる。回答者はNGワードを踏まないように正解を導き出す。
ピクトマラソン
(2人)
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出題者と回答者が交互に入れ替わる協力プレイモード。制限時間以内に何問正解できたかによって相性を診断する。
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正答数によって画面上を鉛筆のキャラクターが走る。多く正解して長距離を走らせることが目的。
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相性はポイントと一言コメントで表示され、結果発表後に今まで計測した歴代の相性ランキングが表示される。
ピクト大富豪
(3~8人)
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基本ルールはピクト個人対戦と同じだがトランプの大富豪のように役職が与えられる。
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係長→課長→次長→部長→専務→社長→会長の順に昇格・降格していく。
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一度係長まで下がるとなかなか這い上がれず、あえて上級職者の間違いを誘うなど駆け引きが必要となる。
ピクト伝言ゲーム
(3~8人)
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全員が一丸となるチームプレイモード。
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前のプレイヤーが何を書いたか伝言方式で次の人に伝えていき、最後のプレイヤーが回答者となる。
【シングルモード】
ピクトイメージ
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全国のユーザーから寄せられたピクト問題があらかじめ内蔵されていて、何が描かれているのか回答するモード。全300問。
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問題を解くことでポイントがたまっていき、一定数に達するとギャラリーモードで使える色が増えていく。
イラスト学習
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絵のポイント説明を参考にしていろんな絵の描き方を練習するモード。
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「どうぶつ」「せいかつ」「たべもの」「そのた」のジャンルがあり、細かく手順分けして描き方を教えてくれる。全129題。
ふたりでピクトイメージ
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1台のDSを2人で交互に交代しながら絵を描くモード。5ステージまで。
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マルチモードのように描く側の制限時間はない。
ギャラリー
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描いた絵を保存できる。描く工程のアニメーションと共に10枚まで保存可能。
評価点
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「絵を描いて当てる」というシンプルなコンセプトながらもアナログではできない、ゲームソフトならではの機能を活かしている。
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制限時間や出題数はもちろん、残り秒数によって解放されるヒントの有無や、特別ルール付ルーレットの有無を設定できる。
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特別ルールには、一度描き始めたらペンを離してはならない「ひとふで」、描いた絵が逆転する「天地無用」、ペンを走らせた残像しか表示されない「くらやみ」、スポンジのキャラが描いた絵をゆっくりと消していってしまう「スポさん」、正解したときのポイントが2倍や3倍になる「チャンス」などがあり、1問ごとにルーレットが回り、いずれかのルールが適用される。
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特別ルールのいずれかのみルーレット対象から外すなど細かい設定も可能。
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描いていく工程をプレイヤー全員で見ることができるのも魅力の一つ。描いたり消したり塗りつぶしたり色を選んだりと試行錯誤する様子がリアルタイムで観察できる。
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同じお題でも人によって描き方やこだわりが異なる点も面白さに繋がっている。
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パーティゲームのおまけには留まらないシングルモード
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シングルモードのピクトイメージは上述の通り単純なルールだが、これがなかなか侮れない。
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誰でも正解がわかるような特徴を捉えた絵から、想像力を存分に働かせなければ正解にたどり着けないような芸術的な絵まで様々。
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各問題出題時には作者のペンネームや年齢も表示される。作者に思いを馳せるのも楽しみの一つ。
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正誤判定が優秀
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正解が「くるま」の場合、「クルマ」でも「じどうしゃ」でも正解となる。
問題点
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ピクトイメージの一部が極端に難しい。
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5歳以下の子どもの作品が軒並み高難度。
仕方のないことではあるが正解に辿り着くのは一筋縄ではいかない。
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「カツラかと思ったらハンガーだった」「橋かと思ったらズボンだった」「ヘッドホンかと思ったらさくらんぼだった」
なんてことがザラにある。同じ画伯の作品が複数枚採用されていることもあり、やはりそれらは共通してどれも常識に縛られておらず、とても自由な作風である。
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そんな中、特徴を的確に捉えた作品はプレイヤーに安心感をもたらす。絵の上手い・下手がいかにして決定付けられるのか実感できることだろう。
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正誤判定のみなので、間違った回答をしても正解が表示されない。
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問題を解くともらえるポイントは、一発で正解した時(最初の回答でお題を当てる)が高く、一度でも間違えたり問題選択に戻ったりすると貰えるポイントが少なくなる。
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2018年1月現在は有志による攻略サイトがあるが、本作のみではわからなかった時のもやもやは一生解消できない。
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カートリッジを挿しているホスト以外は、対戦ルールを変更するたびにダウンロードし直す必要があるのでやや手間。
総評
老若男女を問わないパーティゲームとして最適。複雑なルールも少なく子どもからご年配の方まですぐに理解できる。
シングルモードも魅力的ではあるがやはり大勢でのプレイが真骨頂である。絵が上手い人やカンの良い人よりも、下手な人や鈍い人のほうが盛り上がれるかもしれない。
最終更新:2018年01月18日 09:01