ドラッグ オン ドラグーン2 封印の紅、背徳の黒

【どらっぐ おん どらぐーん つー ふういんのあか、はいとくのくろ】

ジャンル アクションRPG
対応機種 プレイステーション2
発売元 スクウェア・エニックス
開発元 キャビア
発売日 2005年6月16日
定価 7,140円(税込)
プレイ人数 1人
レーティング CERO:15歳以上対象
廉価版 アルティメットヒッツ
2008年9月4日/2,940円(税込)
判定 なし
ポイント 2005年クソゲーオブザイヤー次点
前作と比べて中途半端な改変
一部シナリオは前作ファンから好評
ドラッグ オン ドラグーンシリーズ
クソゲーオブザイヤー関連 作品一覧



再び、戦いの業火へ。



概要

怪作『ドラッグ オン ドラグーン』の続編。
一番まともな結末を迎えるAエンドをベースに、Bエンドの要素を微妙に含んだその後の世界が舞台になっている。
前作が絶望なら今作は希望をテーマとしているらしい。


前作からの変更点

  • アイテム・装備品の追加。戦闘中にHP・MPを任意のタイミングで回復したり、装備で攻撃力や防御力を強化出来るようになった。
  • お金の概念が追加。敵のドロップや宝箱から獲得するなどで集めて、町で武器やアイテムを購入出来るようになった。
  • 地上戦は「ガード」「はじき」「突き」「斬り上げ」といった新操作が追加。
  • 「フィニッシュブロー」(ボタンをタイミング良く押すことで特殊攻撃を放つ技)の仕様が変わり、コマンド式になった。
  • 仕掛けや謎解き要素が追加され、ただ敵を倒すだけでなくヒントを頼りに攻略を行うステージがある。
  • 「仲間」の仕様が変わった。
    • 前作の仲間は「お助け」的な存在で呼び出し回数に制限があったが、今作ではキャラを使い分ける形になり、制限がなくなった。
    • 前作では剣や杖などの全ての武器を主人公が一人で扱っていたが、今作は、剣・杖・槍・斧で対応するキャラクターを分けている。
    • 各キャラクターには、得意な敵と苦手な敵が設定されており、与えるダメージが変化する。
  • ドラゴンによる低空戦は、ホバリングなどの操作が追加された。必殺技も威力重視~範囲重視などの4種類に増加。
  • 上空戦も必殺技の仕様が変化。アイテムを取ることで、能力の違う5種類の必殺技を使い分けることが可能。
  • 「チャプターセレクト」の廃止。
  • 地上戦では味方の兵士が登場し、共に戦ってくれるようになった。

問題点

声優の演技

  • 主人公とヒロインの声優がとにかく棒読み。
    • ヒロイン・マナは主人公の名前である「ノウェ」を「ノウエ」と発音しており、プレイヤーに違和感を与え続ける。主人公はプレイヤーから「野上」「井上」という愛称(時に蔑称)をつけられてしまった。
    • 相棒のドラゴン「レグナ」を呼ぶ際の主人公の掛け声のやる気のなさから「('A`)レグナー」というやる気のないAAが生まれた。
    • 肝心なシーンで棒読みだったり感情の起伏が特に感じられない話し方だったりするため、ストーリー的な盛り上がりに欠ける部分がある。
      • また、所々喋りがくどい部分もあるため、棒読みも相まって少々テンポが悪く気になりがち。
  • 前作も俳優を起用していたがうまくマッチしていたため、さほど警戒せず本作を買ってしまったプレイヤーが多かった。
    • 続投しているキャラ「セエレ」もかなり棒読みなのだが、前作から相変わらずという事もあってかあまり言及はされていない。

シナリオ

  • 主人公「ノウェ」の性格、行動がとにかく意志薄弱で自分の意思というものが見当たらない。
    • 物語序盤でいきなりマナに惚れ、その後いろいろと問題のあるマナの行動に何の疑問も抱かずくっついて行く。
    • 直前まで仲間だった騎士たちを何の葛藤も無く斬り捨て、何かある度に「マナが望んでいるから」「マナー、マナー」とヒロインの名前を繰り返す。
      • 一応フォローすると、一切疑問を感じたり迷ったりしないわけではない。が、毎回仲間の助言を受けてすぐ結論が出るため、迷っている感が薄い。
  • ヒロイン「マナ」は前作からの設定がほとんど活かされておらず、無責任極まりない性格になっている。
    • 前作で世界を破滅寸前に追い込んだ記憶を失っており、今作では純粋に正義感から行動しているのだが…。
    • 特に根拠もなく「封印を壊せば人々は救われる」と考え、各地の封印を破壊する。責任が自分に向くとショックのあまり現実逃避するため、「無責任だ」と批判された。
    • ただしこれについては「未だ無意識のうちに"神"(前作の黒幕)の意識に繰られている」という設定もあるので、シナリオのせいばかりではない。
  • そんな2人の行き当たりばったり物語はスクエニ特有の中途半端な恋愛色が出てしまっており、結果として全体的に薄い内容になってしまった。
    • ストーリーは王道的な内容となっており、前作のような毒気が薄まっている。前作の「敵」やEエンドのようなぶっ飛んだ展開を期待していたファンは、ガッカリすることになってしまった。
      • 「ヒロインのキスで覚醒する主人公」など、一部の『DOD』らしくない展開も前作のファンを戸惑わせた。
    • エンディングの内容も唐突で都合のいい部分が多く、「ご都合主義だ」と批判されている。
  • 前作にあったようなホラー要素もだいぶ緩和されているため、不満に思うユーザーも居る。この辺りは人それぞれだが。
    • 後半出現する吊られた魔物や、赤の記憶など、不気味な要素が無くなったわけではない。
  • ドラゴンを「1人」と数えるなど、ところどころの日本語がおかしく、雑誌『ゲーム批評』では「新しい日本語を創造しようとしたのか?」「このレベルのテキストを(池畑慎之介のような)大御所に読ませるのは端的に言って失礼だ」とまで言われる始末。
    • 会話がおかしい部分もある。例えば「カイムに捕まっているマナに対し“カイムに捕まってしまったのか?”と聞く」等。
  • 前作や前作のEエンドから続く『NieR RepliCant』でディレクターとして舵を取った横尾太郎氏は、今作では映像関係で携わった程度であり、この点がシナリオや世界観へ与えた影響は少なくない。

微妙なシステム

  • 本作は周を重ねると強制的に難易度が上がる(もちろん下げることはできない)というシステムになっている。その為、普通はレベルを上げれば楽になっていくはずなのに、主人公のレベルをカンストさせても雑魚の方が強い。
    • 難易度の上げ方も単純に敵のステータスを大幅上昇させるだけのもので、プレイヤーがやる事にあまり変わりは無く、歯ごたえが増すわけではない。
      • むしろ敵の動きがいやらしい(後述)せいで、上昇したダメージ量と相乗効果を起こして理不尽な死に方が増える。
    • そのため「敵が多い場合はチキン戦法を採る」「強い攻撃をひたすら押し付ける」「魔法の無敵時間や回復アイテムでゴリ押す」ぐらいしか安定した戦法が無く、自由度も低くなりがち。
  • ストーリーの分岐が存在するが、その分岐条件が「周回すること」。分岐箇所も最終盤になるため、ストーリー的な変化はそこまで大きくない。
    • 一応、2周目以降からはフリーミッションやイベントが追加される。追加のイベントでは裏設定が語られるため、周回する楽しみはある。遊べる要素だけで言えば2周目からが本番とも言える。
      • ただ逆に言うと、周回しないと取得できない要素があるとも言える。3周目に入らないと入手できない武器などもあるため、コンプリートしたければやっぱり3周しなければならない。
      • 3周目ともなると難易度も非常に高く、「最良のEDが見られない」とアクションが苦手なプレイヤーを悩ませた。
  • 前作で好評だった「チャプターセレクト」も廃止されたため、周回の面倒くささに拍車をかけている。
    • また、このせいで気に入ったメインミッションがあっても、もう一度周回しないと再挑戦できない(ボス戦のみ3周目クリア特典で再挑戦できる)。
    • 1,2周目のストーリー分岐後のイベントなどは、次の周に移ってしまうとそのデータでは二度と見られない(ムービーシーンのみ鑑賞機能あり)。
  • お金の概念が追加されたことにより、一部で面倒な点が増えた。
    • 敵がドロップしたお金は触れないと回収されないため、コンボをつなぐ妨げになることが多々ある。
      • お金の挙動も妙にリアルで、下り坂を転がっていったり、崖下に飛び込んでいったり、地形によっては回収が難しい。
    • 武器やアイテムは高価なものはとにかく高い。敵が出すお金がそこまで多くないため、目標金額に到達するには少々時間がかかる。
  • 「ガード」「はじき」システムの導入だが、プレイヤーキャラのみならず敵もガードしてくる上に、その頻度がかなり高い。そのため無双系アクションなのにイライラするという事態に陥ってしまっている。
    • ガードクラッシュさせても割とすぐ復帰される。
  • やたらと大きくのけぞる敵も多いため、こちらの連続攻撃が当たり難く、やっぱりすぐ復帰される。
  • また「背後から攻撃してくる」「ヒットアンドアウェイを繰り返す」「こちらの攻撃範囲ギリギリ外で立ち止まって攻撃を仕掛けてくる」「無敵時間のある攻撃でコンボに割り込んでくる」など、敵の動きがいやらしい。そもそも雑魚が無敵技を常備しているという時点でかなりストレスが溜まるが…。
    • 酷い時は無敵技とガードを繰り返し、こちらがろくに攻撃できない時もある。
      • さらにバグか仕様か、時折予備動作をキャンセルして無敵技を放ってくるため手に負えない。また無敵時間だけ発生して攻撃して来ない時もある。
    • 2周目以降ともなると雑魚の連続技で体力が8割持っていかれる。3周目となると一撃で8割以上持っていく攻撃もある。
      • 一応、のけぞり動作をキャンセルして魔法が撃てる仕様を活かしてコンボから抜けることも可能だが、それでもダメージは馬鹿にならない。
      • プレイヤーが連続攻撃中に背中から斬られて死ぬことが多く、背後に敵がいたらダッシュで逃げるしかない、という爽快感を削ぐ仕様である。
  • ちなみに前作と比べれば敵は積極的に寄って来てくれるようにはなっているが、カメラが外れると相変わらず突っ立ちっぱなしだったり、やっぱり一定条件でこちらを無視して所定の場所に戻っていってしまうなど、解消には至っていない。
  • アクション性をより軽快に…するつもりが、前作での問題であった「もっさり感」は大して改善されていないため、逆に操作性が悪くなっている節がある。
    • 100ヒット以降からは攻撃速度が上昇し爽快感も増すが、100ヒットに到達する前に敵にコンボを潰されてしまうことが多々ある。
    • 快適なアクションを期待していた新規層やライト層からは不評であるが、「もっさりしてないと『DOD』じゃない!」と思っているコアなファンは、あまり気にしていないようである。
  • カメラワークもあまり良くない。広い場所ならそれほど気にはならないが、壁が背に来る狭い場所などではすぐブレる。
  • 前作での好評点「武器とそのアクションのバリエーション」が目に見えて乏しくなっている。
    • 前作では武器を育てると形状も変化していったため、「武器を育てる楽しさがある」と好評だった。しかし、今作では武器の形状が変化しないため、不満に思うプレイヤーが多い。
    • また、前作では全ての武器にそれぞれ違った魔法が割り当てられていたが、今作では武器固有の魔法はかなり少ない。特にノウェの武器の多くは「ソニックバースト」が割り当てられている(魔法そのものは優秀)。
      • 前作では似たような魔法はあったものの消費MP量や細かな性能差などで差別化が成されていた。
    • 攻撃モーションもある程度統一されているため、ステータスで優劣が付きやすく、後半になると出番の無くなる武器が増えた。
      • 特に3周目だと遊んでいる余裕が無いため、優秀な武器以外あまり出番が無い。
  • 戦闘バランス自体もあまり良くない。
    • 上で「周回すると最大レベルでも雑魚の方が強い」と触れたが、そもそもレベルが上がるにつれあまり成長もしなくなる。
      • 例えばノウェだとINT(魔法攻撃力)がたった1上がる程度。近接戦キャラの魔力が上がったところで焼け石に水である。
    • 味方キャラクターのステータス設定がやや極端。例えば攻撃性能は高いがのけぞりの長いエリスや防御力の低いユーリック。
      • それだけならまだ性能の差別化で済むが、問題はやはり2周目以降。少しの油断ですぐピンチになるため、性能差を楽しむどころではない。
      • ユーリックには「控えに回すと体力が自動回復する」という特殊ステータスが備わっているが、ぶっちゃけ微量。防御力の低さと釣り合っておらず、そもそも控えに回す前に瞬殺されやすいのでこの能力の恩恵はほとんど無い。
      • というかユーリックは契約の関係で不死身のはずだが、死んだら仲間と交替すらせず即ゲームオーバーなのは不自然。
  • 前作の凝ったイベントシーンを想像していたファンを「イベントシーン紙芝居化」がどん底に突き落とした。
    • 通常イベント時は「キャラがあまり動かない」「周りの風景が映っているだけ」などが多く、映像的な盛り上がりが少ない。
    • EDの一部のシーンに至っては静止画。プレイヤーからは「ボラギノールのCMみたい」と批判された。
  • その他の細かな難点
    • 2周目以降は特典としてコスチュームの変更も出来るのだが、変更方法は「特定のアクセサリを装備すること」であり、2周目以降は1つしか無いアクセサリ枠で遊べる余裕が無いので、コスチューム変更はあまり楽しめない。
    • 「ユーリックの外見がモブのオッサンになる」という誰得なアクセサリもある。しかも3周目のクリア特典。カイム他主要キャラではダメだったのか。

評価点

  • キャラクターが非常に魅力的。
    • 主人公とヒロインに関する批判はシナリオによるところが大きいため、設定や素材自体はファンからもそう嫌われてはいない。
    • 相変わらずいい意味でぶっ飛んでいるサブキャラクターたち。やっぱりまともな人間のほうが少ない。裏設定も非常に凝っている。
  • キャラクターのイラストも相変わらず美しく、ファンからは好評である。
  • 主人公とヒロイン以外はマッチしている声優。人によっては他のキャラも気になるようだが、基本的には「声が合っている」として評価される。
  • 音楽は電波まみれだった前作とは大きく方向性が変化しているものの、出来は素晴らしく、BGMとしても世界観と良くマッチしている。
    • 特にステージBGMのひとつ「突破」や、重要なボス戦で流れる「運命」、前作主題歌のアレンジ「"尽きる"~聖地にて~」などは高い人気を誇る。
    • 主題歌である中島美嘉氏の『ひとり』は切ない曲調と本作にマッチした歌詞で高評価。
      • この曲は後述のイベントやラスボス戦でBGMとして流れ、感動の演出に一役も二役も買っている。
  • 数は少ないものの、美麗なムービーは今作でも健在である。
    • 数が少ない分、ムービーが流れる重要イベントの印象がさらに強まっているともいえる。
  • 前作からのファンをガチで感動させたイベントの存在。
    • ストーリー終盤で訪れる、前作の主人公・カイムと相棒のドラゴン・アンヘルの結末を描くイベントである。
    • 美麗なムービーと主題歌による演出で、非常に高く評価された。むしろ評価されすぎて「これがエンディングでその後は蛇足」とまで言われる程。
  • 他にも前作の良い点を受け継いでいる点もいくつかある。
    • 人気のあったウェポンストーリーも健在である。前作のウェポンストーリーとセットになっているもの、前作キャラにまつわる話が語られるものなど、前作をプレイしているとより楽しめるウェポンストーリーが多数あり、ファンサービスに溢れている。
  • システム周りの改善の努力が見られる。
    • 前作のただ武器を振り回すだけの戦闘システムとは打って変わり、「突き」や「斬り上げ」など基本技が多く追加され、アクションの幅が増えた。
      • 仲間が増え、武器種ごとにモーションも変わるようになったため、「モーションがワンパターン」という前作の不満も発展的に解消。
    • また「フィニッシュブロー」がコマンド形式になったことで技の種類が増え、戦い方の幅が広がった。
      • 広範囲攻撃、ガード不能、威力が高い、遠隔攻撃など、技の特徴が豊富であり、戦況に応じて技を使い分ける楽しさがある。
    • ドラゴンによる低空戦も、地上の敵を殲滅しやすいように改善されている。
      • 上空戦も必殺技の種類が増えたため、自分の好みの戦い方が可能になった。加速演出もスピード感があり、飛んでいるだけでも爽快感がある。
    • ゴリ押しだけで進めた前作とは違い、特徴のある敵が多くなったため、周回による難易度上昇も含めて、多少ながらも戦略性が求められる。
    • 一部ミッションに味方兵士などがちゃんと登場するため、前作の「大規模戦闘(2対多数)」という不自然な状況が減った。
      • 終盤はあまり登場しなくなるが、かなりステータスが高性能なため共闘感が楽しめる。
    • 一部の敵の攻撃が誤爆するようになった。さらに誤爆されたキャラは仕返しを行うルーチンがなぜか積まれている。
  • 仕掛けや謎解き要素の追加。
    • 仕掛けや謎解き自体は「面白い」「面倒くさい」と賛否両論だが、要素を追加した点に関しては「作りが似てしまいがちな無双系のゲームで、差別化を図ろうとしているのがよく分かる」として、結果はどうあれ姿勢自体はプレイヤーから好意的にとらえられている。
  • 最後のエンディングは前作、次回作含めても唯一のハッピーエンドである。
    • そもそも前作の時点でバッドエンドしか存在しなかった為、最後の最後に希望を感じるエンディングを用意し物語に救いをもたらしてくれた事がこのゲーム最大の評価点かもしれない。

総評

前作のようなぶっ飛んだ展開がなくなり、ガッカリしたプレイヤーから「前作の抜け殻」「九章(上記の評価が高いイベントのある章)までやれば充分」と言われてしまうこともある本作。
新要素も多数あるものの、結果として前作の良かった点の中途半端な改悪、悪かった点の中途半端な改善になってしまっているため、評価は低めである。
しかし、魅力的なキャラクターや評価の高いイベント、前作の不満点を改善しようとしている点から、それなりにファンにも受け入れられている。

新要素を多数追加し戦略性が求められるようになるなど、「前作からの更なる進化と、他のゲームとの差別化」を図ろうとしたことがよく分かるが、この戦略性が前述したイライラ具合を増やしているのも否めない。
サクサク終わればそれでいいというユーザーと、制作側が目指した方向性が違ってしまったのが不幸か。
とはいえ上記の評価点にあるように、前作に比べればアクションゲームとしての質は向上しているため、KOTY候補に挙げられた時もKOTY大賞選出争いに積極的に加わることはなかった。


余談

  • 問題点にある通り今作では棒読みと批判された主人公役の勝地涼氏だが、キャリアを積んだ事もあり後に劇場版アニメ『劇場版機動戦士ガンダム00』や『UN-GO』で声優として出演した際には驚くほど成長しており、好評を博した。
    • 前者では「異質な感じを出したい」という理由で俳優である氏が起用されたのだが、あまりに馴染んでいたので一部は古いテイクの演技を採用するという皮肉なことにもなったとのこと。
    • ちなみに、同様に批判されたマナ役の小雪氏に関してはお察しください…。
    • なお、同様の現象が後の『ファイナルファンタジーXII』にも見られている。
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  • 2005年
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  • キャビア
  • ドラッグオンドラグーン

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最終更新:2022年03月03日 14:00