【ぐるーヴこーすたーすりーりんくふぃーばー/すりーいーえっくすどりーむぱーてぃ】
ジャンル | 音楽体感アトラクションゲーム | |
対応機種 | アーケード | |
発売・開発元 | タイトー | |
稼働開始日 |
3:2016年3月10日 3EX:2017年3月16日 |
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判定 | 良作 | |
スペースインベーダーシリーズ | ||
タイトー音楽ゲームシリーズ |
『SPACE INVADERS INFINITY GENE』の系譜を継ぐ、グルーヴコースターシリーズの3作目。
白地に赤をイメージカラーとし、新たにナビゲーターキャラやポップなシステムサウンドを採用。キャッチーな方向性へと舵を切った新作である。
演出のクオリティの高さは相変わらず
オリジナル曲は過去作より少ないものの、安定のクオリティ
上記オンラインイベントにおいて、様々なゲームとのコラボレーションを実現
ゲーム関連以外の版権曲も豊富
+ | しかし、鬱演出のタイトーも健在だった。気分を害する恐れがある為閲覧注意 |
遊び心溢れるやりこみ要素
イベント開催による新規楽曲の偏り
イベント課題曲の選出について
本バージョン以降多発した削除曲
新曲の譜面傾向について
高難度譜面に見られるインフレの傾向
ナビゲーターの仕様について
イベントモード・オンライン対戦の問題点
改善されていないショップ、マイページ機能
中々に衝撃的なバグの存在
オンライン対戦というユーザー同士の繋がり、コラボイベントによるグルーヴコースターと他作品との繋がり。
それらを未だ進化し続ける演出・ユーザビリティで盛り上げる本作は、その「夢の宴」という名に相応しい最高の舞台であろう。
しかしその舞台では、オンラインマッチングの問題や『3EX』以降一気に加速してしまった難易度インフレ等、手放しに褒められない要素が顕在化しつつある。
前作から指摘され続けている問題点も未だ改善の気配を見せず、上記要素と併せて次バージョンに向けての憂いとなってしまったのは否定できない。
今後グルーヴコースターが飛躍へと続く星灯りの道に乗れるのか、それとも急転し悪夢の宴と化してしまうのか…。
タイトーの遺伝子(GENE)を受け継ぎ、天空の祭典を経て発展させてきたスタッフの手腕が本格的に問われる、分水嶺と評すべき一作であったのは間違い無い。
*1 音ゲー同人界隈では「さな」という名義でも活動している。
*2 「佐々木友香(CV:水瀬いのり氏)」「ナビウル(CV:田中あいみ氏)」「茜未来(CV:松田利冴氏)」「ナティア・ヴィヴィー(CV:嶋澤奈津子氏)」「神楽(CV:本渡楓氏)」「雅(CV:高野麻里佳氏)」の6名と、VOCALOIDの「初音ミク(夏・冬)」「夢眠ネム」「IA」「ONE」「GUMI」
*3 なんと前座ボスでの大佐の名言「いよいよもって死ぬがよい。そしてさようなら。」まで再現。前座ボスのゴールデンディザスターが尺の都合上一瞬で沈むのはご愛嬌。
*4 『ダラバーAC』初出の曲は2017年9月現在未収録であるが、『ダラバー』からの収録曲「The world of spirit」が『ダラバーAC』を再現した背景演出になっている。
*5 それぞれが2曲をメドレー状に繋げたものなので、実質4曲
*6 「ピリオドのない世界」ジャケット絵にもいる、梟のようなキャラクター。ナビゲーターとして登場する少女形態は彼女のもう一つの姿なのだとか。
*7 ただしアーケード以外も含むなら、セガゲームスのスマホアプリ『夢色キャスト』のコラボイベントにて一足早く収録されていた。
*8 原作PVの表記に準拠
*9 案の定と言うべきか、このトッププレイヤーは本曲のHARD譜面PERFECT一番乗りをやってのけた。
*10 「たーのしー!」はどうしたんだとお思いのフレンズも居るかもしれないが、実は同曲収録前のHARDCORE TANO*C(ハードコア"タノシー")コラボイベントにて配布された報酬称号で既にネタを使ってしまったという事情がある。
*11 アプリ版のパックは継続配信中の為、どうしても遊びたいならそちらをプレイするのがいいだろう
*12 両名とも、同名の楽曲でジャケット絵を飾るキャラ
*13 こちらはTatsh氏の楽曲「TECHNO COMPLEX」「聖者の覚醒」のジャケット絵を飾るキャラ
*14 ジャケットに3 LINK FEVERのロゴが加えられている。本楽曲は前バージョン『HEAVENLY FESTIVAL』初出曲だが、第一回天下一音ゲ祭当時初代jubeatの楽曲「FLOWER」が『jubeat saucer fulfill』からの出典扱いで他社音ゲーに収録されており、それに倣っての事だと思われる。
*15 ダラバーCS楽曲のうち「Freedom」はそのまま「Freedom ○○」、「Abyssal Withdrawal」は蟹戦艦クロウシリーズがモチーフの「○○ Clow」になっている
*16 ダラバー無印の楽曲「The world of spirit」にて取得可能。
*17 なお、SDVX IIIにおける「サイバーサンダーサイダー」の削除は『3』稼働開始の約3か月後で、これがSDVXにおける実質最初の「普通の意味での削除曲」である。
*18 車を運転しているCOSIO氏がモチーフ。それだけならともかく、例のジャケットのどアップCOSIO氏が点滅するという恐怖要素も。
*19 COSIO氏の肉声。空打ちで「おかしいなー」「なんなんだろうなー」、AD-LIBで「えっ?」。むやみに連打すると非常にうるさいので注意。
*20 それぞれリンカ・ユメの声で「おかしいなー」「なんなんだろうなー」、AD-LIBで「えっ?」である。