【もーたるこんばっと しゃおりんもんくす(*1)】
ジャンル | アクションアドベンチャー | |
対応機種 |
プレイステーション2 Xbox |
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メディア | DVD-ROM | |
発売元 | ミッドウェイゲームズ | |
開発元 | Midway Studios Los Angeles (旧:Paradox Development) | |
発売日 | 2005年9月16日 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
『MK1』・『MK2』を題材に取ったスピンオフ作品 シリーズ屈指の取っつきやすさ 過激で爽快なアクション 日本国外ではストーリー展開に批判あり |
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Mortal Kombatシリーズリンク |
『Mortal Kombat Deception』のほぼ1年後に発売された『モータルコンバット』シリーズのスピンオフ作品。基本的に対戦格闘ゲームだったシリーズ作品とは異なり、ステージを駆け回って敵をなぎ倒し、時には謎を解いて先へ進んでいくアクションアドベンチャー作品になっている(*2)。
シリーズ元祖である『Mortal Kombat』(以下MK1)の終盤からゲームがスタートし、次作品である『Mortal Kombat 2』(以下『MK2』)のエンディングまでを再構成して描いている。
+ | 主要キャラクターの紹介 |
+ | 重箱の隅突きに近いので、興味のある方だけクリック |
一方、日本国内ではモータルコンバットシリーズについてストーリーがさほど重視されない傾向があり、本作もまたその例に漏れない。このため、欧州・北米で取り沙汰されるようなストーリーに対する批判の声はまったくと言ってよいほど上がっていない。
シリーズ特有の過激な演出が随所に盛り込まれたアクションは高い爽快感を誇り、3Dアクションゲームとしての出来は上々。シリーズ随一の間口の広さも評価できる。細かな粗はあり、ストーリーについては否定的な意見が多いものの、それを踏まえても残虐描写とアクションゲームが苦手でなければ十分オススメできるタイトルと言える。
*1 日本国内では「ショウリンモンクス」とも表記されるが、原語寄りの発音で記載している。
*2 アクションゲームのスピンオフ作品自体は『Mortal Kombat Mythologies: Sub-Zero』『Mortal Kombat Special Forces』に続いて3作品目。
*3 いわゆるヒューマンシールド
*4 BRUTALITYは過去作にも存在したが、本作ではまったく異なる仕様になっている。
*5 モータルコンバットシリーズでは「C」から始まる単語を「K」に置き換える独特の文化がある。
*6 例外的に、ごく一部のボス戦専用エリアは再入場不可。
*7 シリーズの登場キャラクターの一人。身体から煙を上げている忍者。
*8 ちなみに、ストーリーモードで最初に覚えるFATALITYがコレだったりする。
*9 インパクトが大変強く、後の『MK9』にて特に内容を変更されることなくそのまま採用された。
*10 MK4で「実は別の真犯人がいた」という設定が後付けされたのだが、少なくとも本作の元となった『MK2』の時点では明確にサブ・ゼロ(兄)が殺したという設定になっていた。
*11 後に『MK9』でも採用された。
*12 これまた後に『Armageddon』でも採用された。
*13 日本国内におけるモータルコンバットシリーズファンの通称。
*14 被ダメージ時に食らいモーションをキャンセルしてコンボから脱出する特殊行動。
*15 一時期は続編が出るたびに設定に後付けを重ねてかなり混乱していたものの、それも『MK9』で仕切り直されてからはすっきりと整理されている。
*16 正確には後付けで設定が追加された。ヌーブ・サイボット自体は『MK2』の時点で既に登場していたのだが、『Deception』に至るまで正体がサブ・ゼロ(兄)であると言及されたことは無かった。
*17 というか、悪玉キャラクターとして登場したシリーズ作品はない。『MK9』でクァン・チーに死後アンデッドとして配下にされるシーンがある程度。
*18 2005年末には同社の経営が思わしくないことが報じられていた。
*19 直接の関係は無いが、『Deception』の前作に当たる『Deadly Alliance』も対象外。何か不都合があったのだろうか。
*20 ごく一部、操作が割り当てられていない攻撃も存在する。シャオ・カーンのハンマーダンスなど。
*21 本作発売の前年にMidwayの買収を受けたことで社名が変わった
*22 言うまでもないがマーベルのキャラの方のゲーム
*23 こちらはBungieの他、同じActivision傘下のRadical Entertainmentとの共同開発
*24 当時はモータルコンバットの主催者(すなわち同作のラスボス)がナレーションを兼任するという設定だった。