THE IDOLM@STER PLATINUM STARS

【あいどるますたー ぷらちな すたーず】

ジャンル アイドル育成ライブゲーム
対応機種 プレイステーション4
メディア BD-ROM 1枚/ダウンロードソフト
発売・開発元 バンダイナムコエンターテインメント
発売日 2016年7月28日
定価 通常版/DL版:8,200円
限定版:12,400円
プレイ人数 1人
レーティング CERO:B(12歳以上対象)
判定 なし
ポイント グラフィックは格段にパワーアップ
音ゲー寄りのゲームシステム
プロデュース型と比べるとコミュニケーション要素は少な目
新形式の課金システムが話題に
THE IDOLM@STERシリーズリンク


概要

2015年のアイドルマスターシリーズ10周年記念ライブの際に発表されたシリーズでは初となるPS4におけるアイドルマスター作品。
プラットフォームがPS4になったこともあって、メーカーが謳うようにグラフィック面やライブシーンの演出はかなりパワーアップしている。
ライブシーンの操作方法は一般的な音ゲーに近いものとなっているが、難易度は低く押さえられている。
また、育成SLGとしての戦略性やシナリオ・物語面では簡略化された部分も目立ち、音ゲー・ライブシーン鑑賞ソフトとしての性質が強いものとなっている。
ある意味シリーズの恒例ではあるが、2016年12月までは毎月DLCでライブや衣装といった有料のDLCが配信されていた。

特徴

  • 本作は、過去のシリーズ作品(『THE IDOLM@STER』や『THE IDOLM@STER 2』など)とは連続していないパラレル設定。未だ活躍出来ていない765プロのアイドル13人をプロデュースし、一人前のアイドルにして、一人で盛り上げる必要がある「エクストリームライブ」を成功させることが目標である。
    • その為に、アイドル13人に対し、強化合宿を開くという設定である。よって、基本的な活動拠点は合宿所となる。
      • 強化合宿という如何にも期限がありそうな設定であるが、『THE IDOLM@STER ONE FOR ALL』同様にプレイ期限はない。
  • まず、ゲーム開始後にプロデュースするアイドルを13人の中から一人選ぶ。ここで選ばなかったアイドルはゲーム進行と共に順次プロデュース可能となっていくため、最終的には13人全員をプロデュースすることが出来る。
    • 容姿やプロフィールは『2』以降のものに基いているが、律子の髪型が再び変わっており、千早の趣味にカメラ撮影が追加されるなど細かい変更点もある。
    • また、髪の毛の毛先表現のような細部に関しては、Xb360/PS3時代の『2』や『OFA』より格段に進歩している。
  • エクストリームライブに挑戦するためには、アイドルのファンを増やし、アイドルランクをB以上にする必要がある。
    • また、エクストリームライブをクリアするためには能力も求められてくるため、ライブによってファンを増やすだけでなく、レッスンなどをしてパラメータを高めていくことも必要となる。
    • ファンを増やすことで、ランクアップライブに挑戦可能となり、ランクアップライブをクリアすることでアイドルランクが上がっていく。
  • ゲーム中では1つの季節を12週間とし、1年を48週間として毎週の行動内容を決定する。季節ごとに12週目(季節ごとの最終週)にはオールスターライブが行われるため、必ずライブを行う必要がある。
    • ライブ、営業ではファンやマニー(お金)を増やすことが出来、レッスンではマニーを消費し、アイドルの能力を高めることが出来る。
    • なお、複数人アイドルをプロデュースしていたとしても、1週間に営業やレッスンできるアイドルは1人のみである。
  • ライブでは、衣装やアクセサリーを選んだ上でライブゲームを行い、最終的な目標スコアを超える(ライブ中の右下のテンションゲージがCLEARまで貯まる)とクリアとなる。
    • 更に高得点を取ってEX CLEARのスコアを超えると各ライブ1回限定で衣装やアクセサリーなどがもらえる。
  • ライブのスコアはライブの結果だけでなくアイドルの能力や、衣装のタイプ、アクセサリーのスキルなどによって異なってくるため、ライブ毎にあった衣装やアクセサリーを選ぶことが高得点を取るポイントとなる。
  • ライブでは流れてくるアイコンに応じてコントローラーのボタンを押したり、タッチパッドを使ったりすることになる。
    • 難易度は4段階あるが、最高難易度を選ぶためには一定条件を満たす必要がある。
  • オールスターライブでは自身がまだプロデュース不可のアイドルも含めた13人のアイドルによる大型ライブとなっている。
    • 3つの曲を選択して順番で行う形式と、メドレー形式の2つのライブがある。メドレー曲は2曲存在する。
    • オールスターライブクリア時にはアンコールとして本作の新曲である「Happy!!」や「ザ・ライブ革命でSHOW!」を13人が踊るというオールスタームービーが発生する。
  • 旧作同様にライブを観賞することが出来る「ステージフォーユー」(S4U!)も実装されているため、普段使いづらい衣装やアクセサリーを使ってライブをじっくり堪能することも可能。
  • ライブの楽曲はDLCなしで18曲(+メドレー曲2曲)となっている。その内「Happy!!」「ザ・ライブ革命でSHOW!」が新曲。
    • 楽曲は2016年12月まで毎月3曲有料で追加配信されていた。
  • ライブを終了した際に、ランダムで「ファンからのプレゼント」としてアイテムが入手出来ることがある。
    • プレゼントボックスはブロンズ、シルバー、ゴールドの3ランクがあり、ゴールドの場合にはここでしか入手出来ないレア衣装が入手出来る。但し、ゴールドが入手出来る可能性はかなり低い。
    • Pドロップと呼ばれる有償のアイテムを使う事で、必ずファンからのプレゼントをゲットすることも出来る。

評価点

グラフィック、演出面のパワーアップ

  • メーカーが謳うようにグラフィックや、ライブの演出面はかなりパワーアップしている。
  • 『2』のセンシティブトゥーンという技術を進化させたヴァリアブルトゥーンと呼ばれる技術が導入されている。
    • 5人で踊るクインテットライブはもちろんのこと、オールスターライブなど広範囲のライブでの臨場感もしっかりと再現できている。
    • 表情や動きも滑らかで自然なものになっている。
    • Xb360/PS3時代の「アイマス」では頻繁に起こった髪の毛が体にめり込むなどの現象も、本作ではほぼ発生しない。
  • S4U!では、このグラフィックでライブを楽しめ、撮影も行うことが出来る。当然PS4の機能で共有できるし、ゲーム中でも従来通りPV共有機能がある。

コミュ要素

  • 開発段階で「今作はL4UとSFを合わせた物」という意味の発表があり、公式サイトにもコミュに関する記載はなかったので、コミュ要素はほぼ無い物と発売前は思われていたが、実際はランクアップや思い出の増加に伴ってのコミュがしっかり用意されていた。
    • 数では従来のプロデュース型作品には及ばないが、内容に関しては十分な出来となっている。
  • さらに一度見たコミュは「○○との思い出」として記録されており、ステータス画面から何度でも見ることが可能。違った選択肢を選んだ場合の会話もここから確認することができる。
    • こういったギャラリー機能はアイマスのテーマでもある一期一会の感覚からこれまで未実装。
    • これはプロデュース期間がエンドレスとなり一期一会の感覚がなくなった為だが、同じエンドレスのOFAでは実装されなかった。

DLライブ

  • 定期的に新しい衣装とアクセサリーがランダムで入手出来るDLライブが無料配信(2017年1月配信分までで全部で18回)されていた。
    • 1つのDLライブにつき衣装1着とアクセサリー4種が設定され、ライブ後にゴールドプレゼントが出現した場合はこの5つからどれかが入手できる。
  • 通常ライブと同じように確定報酬も用意されており、初期のDLライブは衣装が、現在のDLライブは4種のアクセサリーが確定で入手できる。
    • 確定報酬でない分の衣装とアクセサリーはゴールドプレゼントからの入手となり、全種コンプリートは至難(ゴールドプレゼントの入手に関しては問題点に記載)である。

新たな環境

  • 合宿所という文字通り寝食を共にする環境を舞台にしたために、アイドルたちの日常的な姿を見る機会が増えた。
    • 朝の挨拶等はOFAにもあったが、今作では寝る前の挨拶や外で遊んでいる姿や合宿所内のお風呂に向かう姿等、事務所では見ることが難しい姿が追加されている。
    • 同じ場所で生活をしているという設定は一部のコミュにも活かされており、コミュを発生させたアイドルと共に複数のアイドルが登場するコミュも少なくない。

賛否両論点

ライブシステムの音ゲー化

  • 本作のライブシステムはノーツ(流れてくるアイコン)に合わせて適切なボタンを押す、という音ゲーによくあるシステムとなっており、旧作のような頭を使う奥深さはほぼない。
    • その上、難易度はかなり低め。最高難易度であるMasterですら歌合せの配置が殆どで、音ゲーが得意なプロデューサーにとっては簡単と言われる*1
    • どの難易度、曲を選んだとしてもスコアは同程度になる仕様である。そのため、高難度を選ぶメリットが薄い。
      • どういうことかというと、曲のノーツの数に応じてノーツ1つあたりのスコアが変化する。難易度が高くなればノーツは増えるので1つあたりのスコアは減るという仕組み。
      • 一応、連続で成功することで得られるコンボボーナスと呼ばれるものが存在するため、ノーツが多ければ多いほど点数が高くなる傾向にはある。ただ、劇的にスコアが変わるほどではない。

矛盾した世界設定

  • 本作では「デビューはしているが鳴かず飛ばず」のアイドルを成長させるというのが目標になっているが、そもそも、最初のオールスターライブ(ゲーム内ではスタートから3ヶ月後)の時点で、普通に観客席が埋まっており(ペンライトの量から判断出来る)、どこが鳴かず飛ばずなのか、と疑問を覚えることになる。
  • 強化合宿で13人のアイドルを成長させることになるが、プロデュース状態でないアイドルは、コミュ面はともかくライブ面では本当に合宿所に「いるだけ」になってしまっている。
    • 本当に放置状態となるため、いざプロデュース可能となっても先行したアイドルとのステータス差はかなり開いてしまう*2。合宿とは一体なんだったのか?
    • プロデュース出来るアイドルはゲームの進行(プロデューサーレベル)に応じて増えていくが、順調に進めても13人目のアイドルをプロデュースするためにはゲーム内で数年かかる。
    • そしてそんなアイドルは数年間放置される*3状況になってしまうのは、本作のストーリーからすればどうなのだろうか……。
      • キャラごとの誕生日のお祝いはしっかりやるため、いわゆるサザエさん時空なのか時間の経過があるのか判断に困る。
  • 一部の会話では季節を意識した会話が出てくる場合があるが、作中での実際の季節のことは一切考慮されていない。よってゲーム内で冬なのに夏を想定した会話が出ることもある。
  • そもそも、強化合宿という名目の割りに無期限というのが現実離れしているのだが。
    • 作中でもとあるアイドルが「いつ合宿所を退所出来るのか」という旨の発言をしたのに対し、プロデューサー(主人公)は「エクストリームライブを成功したら退所を認める(=成功しないと退所を認めない)」という発言をしている。
    • 劇場版アイドルマスターの設定に引っ張ってきたと思われる合宿の部分が逆に足かせになってしまっている*4

アイドルランクSへの遠い道のり

  • 本作の目標であるエクストリームライブクリアにはアイドルランクがBであればいいのだが、全てのコミュを見る為にはアイドルランクをSまで上げる必要がある。
    • しかしながらBにするのに必要なファンは20万であるのに対し、Aランクは100万人、Sランクまでには総計1千万人のファンが必要になり、急激にノルマが上がる。
      • DLライブ配信時に無料でファンを稼げるライブも配信されており少しは配慮はされているのだが……。
      • それでも稼げるライブに参加できるアイドルは3人であり、配信されたファン増加のためのライブは一回クリアすると消えてしまう(ゲーム内の説明には記載されている)。
    • アイドルランクSのアイドルがリーダーでないと参加出来ないライブがあるため、全てのライブをプレイするためには少なくとも1人はアイドルランクSにする必要がある。
      • このランクSのクインテッドライブがファン人数を稼ぐ最高効率となるので、DLライブ等を利用しいかに早く1人目のSランクアイドルを生み出すかが全員のアイドルランクS到達の課題となる。
    • なお、PS4のトロフィーの中には「13人全員のアイドルランクをSにする」というものもあるため、この場合は全員のアイドルランクSを達成しなければならない。
    • エンディングを超えたところにあるやりこみ要素なのだから、達成困難なのは当然ではあるのだが、「20万→100万→1000万」というノルマの上がり具合は、本当にゲームバランスを踏まえて検討されたのか疑問である。雑に適当に決めたのではないかと思えてならない。
      • このため、アイドルランクS到達・上記トロフィー獲得を目指すプレイヤーからは「目標があまりにも遠すぎる上にバランス調整も不適切な、苦行のようなゲーム」と評されてしまった。

衣装関係

  • DLライブやDLCを除くと入手できる衣装の殆どはタイプ別の色違いとなっている。
    • 所謂エクステンド衣装はDLライブやDLCに割り振られ、箱マスやアイマス2に近い形となった。
      • 衣装はそれぞれタイプやスキルが決まっていることもあって、本編の攻略時に使われる衣装の数はそれよりも少なくなりがち。
      • DLライブでのみ入手出来る物はオリジナルデザインであることから高評価。
      • ただし、DLライブ自体のクリアノルマが高め*5に設定されているため十分なレベル上げが必要となる。
      • S4U等着せ替えてステージを楽しむという側面があるゲームなので、衣装の入手難度は楽しむ上でのネックになる。
    • 実際はOFAでの評価点だった物が元に戻った形ではあるが、そのOFAが特に大盤振る舞いだったこともありこの点を残念に思う声もある。

やり込み要素

  • 様々な条件を満たす事で貰えるPの肩書きの一部が苦行レベル。後述の他「S4Uを500回見る」「各種営業やレッスンを100回」等も挙げられる。
  • 所持マニーが7650万というのはあまりにも多すぎる。
    • マニーの入手は多くても2万程度に対し、最高レベルのレッスンや仕立て屋での高ランクの衣装のお直しは1回1万~2万近くとかなり高額なので、これらを縛らない限り一向に貯まらない。
    • 仮に完全に縛ったとしてもライブを3800回ほどやらなければならない計算。1回5分として丸々2週間弱かかることになる。
  • 全ての楽曲を最高ランクにするのも非常に時間が掛かる。こちらはトロフィーの取得条件にもなっている。
    • ランクが上がる条件は使用回数であり、最高ランクには合計200回である。つまり単純計算で18曲(+メドレー曲2曲)×200回で4000回分である。
    • 使用回数を増やす音楽雑誌があるが、結局ライブの報酬以外ではプレゼントでしか入手できない。
    • 但しこれは所謂やり込み要素である為、気にならない人はまったく気にならないものであり、ゲームクリアに関係のないやり込み要素なのだから作業的になるのは当然という意見もある。

問題点

全体的に要素が薄い

  • グラフィック面の向上に反して、ゲーム要素としては当然ながらプロデュース型のOFA等と比べると薄い。
    • 楽曲は上述の通り18曲(+メドレー曲2曲)であり旧作の初期収録曲数と比べて大きく劣っている訳ではない。
      • しかしながら、ライブが音ゲー化したことによって音ゲーとしてみると18曲(+メドレー曲2曲)という曲数は少ないと言わざるを得ない。
      • 特にメドレー曲は二曲しかないため、頻度は少ないにしてもシーズン毎のオールスターライブでの曲のマンネリ化は避けづらい。有料DLCでもメドレーの追加は現在までない。メドレー曲自体使用できる曲の3曲組み合わせたものなので、新鮮さ自体がそもそもないこと。
      • ただし、収録されたすべての曲について全キャラ分の歌唱が収録されており、アイドルユニットの組み合わせでさらに多くのパターンを楽しむことが出来るので、一般的な音ゲーの曲数と単純に比べることはできない*6
  • 衣装にもランクが設定されているが、あまり意味をなしていない。
    • 今作は、衣装やアクセサリにもE~Sのランクが設定されており、アイドルのランクが衣装・アクセサリのランク未満だと、装備品の上昇アピール値が下方修正される仕様となっており、一見すると低ランクの衣装やアクセサリにも利用価値があるように見える。
    • しかし、実際には下方修正されてもなお上のランク衣装・アクセサリのアピール値のほうが高く、装備品のスキルには下方修正が適用されないため、どんなに下位ランクのアイドルでも低ランクの衣装をチョイスする意味はない。また、そもそも下方修正を受けずSランク衣装を着るには上記のように膨大なファンを集めないといけない。
    • そのため、後述のプレゼント問題で高ランクかつライブのタイプと一致する衣装がドロップするかでBランク以上の難易度が大きく変わってしまう。
  • 会話パートにおける衣装に私服姿が廃止され、キャンプウェアかパジャマの2種類のみとなっている。その為、海辺や店内など場面や場所によっては大きな違和感を持つ事も多々ある。
  • 過去作に比べて、コミュの量が少なすぎるという指摘もある。『L4U!』や『シャイニーフェスタ』よりはマシだが、プロデュース型作品である『2』や『OFA』と比較すると半分以下のボリュームであり、やや物足りない。
    • 本作の営業は、マニー(ゲーム内通貨)を獲得する「通常営業」と、マニーを消費してファンを獲得する「資金営業」の2タイプがある。
    • 「通常営業」は、従来の『アイマス』シリーズ同様に、アイドルとの交流を描いたコミュ(ミニイベント)であり、途中で発生する選択肢の正誤によって成果が変動する。
      しかし、これが各アイドルごとに数パターンずつしか用意されていない。アイドルランクが上がっても、季節が巡っても、同じ内容の物ばかり繰り返し出てくる。
      • 過去作では、アイドルランクごとに数パターンずつ用意されており、その内容の移り変わりによってアイドルとしての名声が上がる様を実感できた。
        これに応じて主人公への態度がだんだん好意的になっていく(デレる)アイドルもいた。また季節ごとのコミュも存在していた。
    • そして「資金営業」はコミュではなく、サイコロを振って出た目に応じて成果が変動するだけという、非常に味気ないものとなっている。

ファンからのプレゼントの問題

  • ライブ終了時にもらえるファンからのプレゼントであるが、人によっては 最大の問題点と言えるレベル になってしまっている。
  • 先に述べたとおりファンからのプレゼントは、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3ランクが存在する。ブロンズやシルバーは消耗品であることが多いが、ゴールドは限定の衣装やアクセサリーとなっている。
    • 入手出来るかどうかは完全に運であり、ライブのスコアは関係ない。パーフェクトであってもなにももらえないこともあれば、失敗であってももらえることもある。
    • シルバーやゴールドは入手し辛いのだが、特にゴールドはかなり入手が難しい。
      • ライブの際にノーツからAMCGエンジェル*7が大量に出ればシルバーやゴールドが出るが、そのどちらかが出るかまでは終了するまで分からない。
    • ゴールドで手に入る衣装やアクセサリーは限定品であるが、ダブることはある(未入手アイテムの入手率の上方補正は無い)。その為、折角入手出来ても同じものを入手してしまうことも……。
      • 後述する課金要素の理由で、ライブを始める直前にオートセーブされるが、アイテムが出るかはその時に判定が決まっており、電源を入れ直してもアイテムの結果は変わらない=リセットマラソンができない。
      • ゴールドの入手率の低さから「ゲーム開始からエクストリームライブをクリアするまでの間に1個ももらえなかった」「1日ずっとライブをやり続けても1つももらえなかった」といったケースも普通にある。
  • 無料の追加コンテンツである「DLライブ」は全部で18種類配信されているが、その全てに、限定でゴールドからのみ入手出来る衣装やアクセサリーがあり、コンプリートを目指すと莫大な時間を割く必要がある。
    • また、初期のDLライブは衣装が、現在のDLライブは4種のアクセサリーが報酬となっているが、そうでない方の装備品は金箱からでしか入手できず、また 衣装のドロップ率は異様に低く設定されている模様 で、ゴールドを数個・数十個出しても衣装が全く出ない事がザラとなっている。
    • このような仕様のため、「DLライブの限定装備品5つ(+Cランク衣装が一種類)を各DLライブにつき5段階に分けて、それぞれに装備品を一種類ずつ確定入手できるようにすれば良いのではないか」という声もある。
    • 幸いDLライブの衣装はトロフィーの対象外であるし、ライブを全てクリアすることで入手出来る衣装もある(新しいDLライブでは衣装はゴールド限定であることが多いが)。
  • そんなファンからのプレゼントであるが、必ずもらえるアイテムとして有料DLCである「Pドロップ」というアイテムがある。
    • ライブ開始時に使用可能なアイテムであり、使用した個数と同じ個数のプレゼントが必ず入手出来る(Pドロップと無関係で入手出来たプレゼントがあればドロップ使用数より多いプレゼントとなることもある)というものである。
    • ただ、Pドロップはあくまで「使用した個数のプレゼント」が必ずもらえるだけであり「ゴールドのプレゼント」がもらえるわけではない。よって、大量に使用してもゴールドが出ないこともある。
      • Ver.1.02でPドロップを同時に10個以上使った場合は「シルバー」か「ゴールド」のみのドロップ、30個以上使った場合は「ゴールド1個以上」確定、50個以上使った場合は「ゴールド2個以上」確定、200個使った場合には「ゴールド10個以上」確定と仕様が変更されて、多少はマシになった。
      • なお、Pドロップは1個100円、まとめ買いなら多少安くなるが100個あたり8,000円という決して安くない課金アイテムである。仮に200個買おうとすると一番安い買い方をするとしても16,000円(100個×2)が必要になる。
      • Pドロップは課金アイテムであるため、気に入らない結果だったとして、リセットした場合であっても消費した分は戻ってこない(これはゲーム内でも説明がある)。
      • 「リアルマネーを支払った額に応じて欲しい物の入手機会が増えるが、運が悪いといくら積んでも出てこない」という仕様はソーシャルゲームや基本無料ゲームによくあるが、コンシューマオンリーのフルプライズゲームに採用されたのは異例と言える。
        (なお、これを指して「ソーシャルゲームの『ガチャ』の要素が盛り込まれた」と評する声もあるが、実際のところは海外製ゲームに多く見られる『ルートボックス』に相当する方式である)
      • 但しPドロップは確率で出現するプレゼントの箱を確定で出現させるという効果なので、当然使用せずに全てコンプリートすることも可能。もちろん、上述の通り、途方もない時間と強運が必要となるが。
      • ゲーム内で、Pドロップに言及される機会が多すぎる。
        ゲームを起動するたびに、使用期限が近いPドロップがあることを通知され、画面上部のメニューにもPドロップ購入のボタンが居座っている。
        シリーズ初の要素であり課金が絡む事でもあるので、特に懇切丁寧に説明しているのかもしれない。
        しかし事務員の音無小鳥さんまで、何かにつけてPドロップの使用を勧めてくるのを見ていると、課金を強制されているような印象を受けて辟易してしまう。

総評

PS4にプラットフォームを変えたことでメーカーが謳うようにグラフィック面が進化している。
しかしながらその他のゲームシステムはというと、旧作と比較してもトントンといった出来である。

旧作同様にDLCによる追加要素は健在であり、毎月新曲や新衣装が決して安いとはいえない金額で配信されている。
だが、それ以上にプレゼントのためのPドロップというソシャゲをそのままコンシューマーゲームに持ち込んだかのような要素、音ゲー的なゲームシステムの採用など、人気である『デレステ』のスマホ音ゲーに引きずられてしまった感が否めず、一部プロデューサーの怒りを買うこととなった。
このことから、満を持してPS4に進出したアイマスであったが、全てのプロデューサーを満足させるには程遠い出来と言わざるをえない。

余談

  • 前述にあるように、坂上陽三プロデューサーは発売直前に放送されたニコニコ生放送で「本作は『L4U!』と『シャイニーフェスタ』」をあわせたようなもの」という意味の発言をしており、ここから作品の方向性を予想できていた人と、この放送や公式サイトを見ておらず『アイマス2』や『OFA』に近い内容を期待していた人との間で本作に対する印象が大きく異なる。
  • Bランクのエクストリームライブクリア後にエンドロールとなるが、なぜかスペシャルサンクスに『アイドルマスター ミリオンライブ!』がクレジットされている。シンデレラガールズやSideMは何故か無い。
    2014年発売の前作「OFA」ではDLCでシンデレラ、ミリオンのキャラが配信され使用可能曲としてミリオンライブの「Thank you!」があったが、今作では16年12月現在まで系列他作品のDLCは一切なし。
    • ただし、これは決して理不尽な処遇とも言えない。
      『ミリオンライブ!』はバンナム自社内で製作されている作品であり*8、765アイドル13人の言わば「直系の後輩」のような立ち位置である。
      と同時に『ミリオンライブ!』の世界内では、765アイドル13人はミリオンのキャラたちと完全同列のプレイアブルキャラであり、同じ事務所の仲間として扱われているのである。
      (「Thank you!」に関しては、765アイドルが歌うボーカルトラックが当初から収録されており、『ミリオンライブ!』ゲーム内で使用されていた)
      なので『プラチナスターズ』から見て、『ミリオンライブ!』だけが特別に縁の深い存在として扱われていることは、なんら不自然ではない。
  • その後、2017年12月21日に、後継作にあたる『THE IDOLM@STER STELLA STAGE(ステラステージ)』がPS4で発売された。
    基本システムは『プラチナスターズ』と同一だが、いくつかのシステム追加や改良が行われ、衣装のランダムドロップとPドロップは廃止、そして『プラチナスターズ』で購入したDLCが引き継がれるという特典がある。
    • しかし売り上げ面では振るわず、『プラチナスターズ』の初週7.6万本に対して『ステラステージ』は初週2.3万本と大きく落ち込み、シリーズ最低の売上本数となってしまった。
      もっとも、これについては『プラチナスターズ』に失望した者が買い控えをした結果だという意見もある。