【だいぎゃくてんさいばん なるほどうりゅうのすけのぼうけん】
ジャンル | 大法廷バトル | ||
対応機種 | ニンテンドー3DS | ||
発売・開発元 | カプコン | ||
発売日 | 2015年7月9日 | ||
定価 |
通常版:5,800円 特別装丁版:7,300円(共に税別) |
||
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | ||
判定 | なし | ||
ポイント |
舞台は19世紀の日本と倫敦に テキストやキャラクター、BGMは好評 しかしシナリオには批判点も多い DLCの形態に対する疑問も 『大逆転裁判2』ありきのゲーム |
||
逆転裁判シリーズリンク |
「法廷バトル」でおなじみ『逆転』シリーズの新プロジェクトとして発表された外伝的作品。
シナリオ・監督は、『逆転裁判』から『4』までと『レイトン教授VS逆転裁判』を手掛けた「巧舟」氏、イラストは、『蘇る逆転』『4』『レイトン教授VS逆転裁判』を手掛けた「塗和也」氏というシリーズにとっても馴染み深いコンビとなっている。
今作は19世紀末の「大日本帝國」と「倫敦(ロンドン)」を舞台とし、主人公である新米弁護士・成歩堂龍ノ介が、倫敦の大法廷と大探偵に翻弄されながらも、弁護士として成長していく物語を描く。
ゲームの構成は、「探偵パート」と「裁判パート」の二つから成り立っており、進め方としては従来の作品と同様である。
さらに、今作では新しく「共同推理」「最終弁論」といった要素が追加された。
なお、ペナルティに関しては『2』以降のゲージ制ではなく初代のポイント制に回帰している。
+ | 主要キャラクター |
今作も『5』と同じく、有料のDLCが用意された。名前は、「ホームズ」の初稿が発表された英国の雑誌『THE STRAND MAGAZINE』が元。
無料の特別編を除くと全8パート用意されており、内容は以下のとおりである。
キャラクターやBGM、世界観、UIといった多くの要素で旧作に劣らない品質を持っているにもかかわらず、問題点で述べた要素によって、「1作品としての完成度」を著しく損ねてしまっている。
現在は続編『2』が発売されており、本作の伏線をそちらで解消しているため、
今から新規でプレイするなら本作と『2』のセット、もしくは現行機へのカップリング移植となる『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』を購入する事を推奨する。