神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY

【かみじじげんげいむ ねぷてゅーぬりばーすすりー びくとりぃー せんちゅりー】

ジャンル RPG

対応機種 プレイステーション・ヴィータ
Windows 7~
発売元 【PSV】コンパイルハート
【Win】アイディアファクトリー
開発元 コンパイルハート
FELISTELLA
発売日 【PSV】2014年12月18日
【Win】2015年10月31日
【廉価PSV/日本Win】2016年10月27日
定価 通常版:6,264円
限定版:8,424円
DL版:5,452円
廉価版 【PSV】パッケージ版:4,104円
DL版:3,780円
【Win】3,200円(全て税込)
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
判定 バカゲー
ポイント 「V」のリメイク
UIの向上と豊富な無料DLC
キャラクターチャレンジ依存のシステム
ネプテューヌシリーズリンク


概要

  • 神次元ゲイム ネプテューヌV』のリメイク作品。シナリオは『Re;Birth2』の直接の続編として扱われている。
  • シナリオはVほぼそのままだが、新たにプロローグや追加エピソード、サブイベントが追加されている。
    • また前作Re;Birth2がRe;Birth1と違いシナリオがほぼそのままであった事に批判があったためか、今作は最初からシナリオはほぼ同じく収録した上で、追加エピソードを入れた事が明言されている。
    • その追加エピソードは某携帯ゲームSNSをパロったであろう「リグー」と「バモー」が登場。
  • メーカーキャラと教祖(と「ベールのアイドルプロデュース」イベント)は無料DLCとして登場し、女神10人に加えて初代コンパを除いたVにいた9人全員とアイエフ(大人)、コンパ(大人)、5pb.、RED、ケイブ、イストワール、神宮寺ケイ、西沢ミナ、箱崎チカの9人が登場し28人となった。(ただし教祖達はイベントなし)
  • ネプステーションも不評だったレビューが削除された事以外はほぼそのまま続投している。
  • 主題歌が「神次元!ふぉーちゅん・まてりある」から「Rave:tech(^_^)New;world」、エンディングが「ヴィーナス女神っくす!」から「トゥルーエンド プレイヤー」に変更された。

主な変更点

  • 戦闘システム
    • 「mk2」と「V」の間の子。エグゼドライブゲージとSPが統一され、最大値が1000で固定、また250毎にゲージ1本の扱いになり、SP技やエグゼドライブの使用の際に消費。ヒットの際にちょっとずつ溜められ、ダンジョンの脱出では回復、初期化ともにしなくなった。
      • これに伴ってヒーロードリンクなど使い勝手が大幅に変わったアイテムも存在する。
    • EXフィニッシュはSPゲージの本数で派生。Vでは任意に4つつけられたが、今作では「ブレイク」「パワー」「ラッシュ」にそれぞれセットできるものが決められており、セットできる数もそれぞれ一つの合計3つとなった。
    • 女神以外のキャラには、『女神化』に相当する要素としてにステータスが上昇する「覚醒」が追加された。
    • また敵の弱点・耐性となる属性やアイテムドロップの成否が目視できるようになった。これに伴い、「エグゼドライブゲージが貯まりやすくなる」「アイテムドロップ率アップ」の仕様書はなくなっている。
    • リーダースキルの追加。パーティリーダーにしているキャラに応じて固有の効果が発生するようになった。
  • なりゆき☆ダンジョン
    • 見聞者システムは「なりゆき☆ダンジョン」と統合。固定スキルの違う見聞者と一緒に探検し、上手く行けば様々なアイテムや仕様書を得られる。
      またランダムで見聞者に2つ目のスキルを習得させる事ができる、こちらは上書き可。しかし敗走時に前作同様装備全ロストに加えて、見聞者も敗走したフロアに取り残されるようになっている。
    • ステラちゃんにボイスが追加された。
    • 装備と見聞者を変えない限り結果が毎回固定されるため前作のようなセーブ&ロードを使用した方法は取れなくなった。(別の形でセーブ&ロードを生かす方法はある事はある)
  • 隠しブロック
    • トレジャーサーチが廃止され、代わりに半透明のブロックをジャンプで叩く形となった。
    • トレジャーサーチ同様にランダムで装備品や仕様書なども手に入り、何もない場合はクレジットが出る。

評価点

  • 原作の有料DLCが、レベルキャップ解放及び追加ダンジョンを除き初めから実装済。
    • 衣装、プロセッサ、イベントなどが初めから実装されている。メーカーキャラ、教祖も後に「無料」で配信された。
  • イベントの増量
    • トゥルーエンド後の追加イベントの内容こそ酷評されている(下記参照)が、前作のような使い回しイベントではなく、新規の内容で音声も完全新録でモデリング使い回しではない新規ボスも追加。
    • またメーカーキャラ関連のサブイベントが大幅に増えている、しかもフルボイス。
    • 原作では一切絡みがなかったユニ、ロム、ラムとのイベントも追加され、メーカーキャラ同士のやり取りやイベントCGもある。
  • 快適さの向上
    • ロード時間は全体的に短めでストレスなく遊べる。戦闘画面への切り替えに1秒もかからない。
    • 『Re;Birth2』で改善されたように、本作も原作とは比べ物にならないほど動作が滑らかになった。
      • 森林マップなど重い場所で四人女神化すると流石にカクつくが、それ以外のマップであれば安定する。
    • 前作では最長で25時間もかかっていたなりゆきダンジョンは、最長でも2時間46分40秒と必要時間が見直された。
      • 見聞者の時間短縮スキルがあればさらに半減できる。ただし貴重なスキル枠を時間短縮に使うのは危険でもあるが。
    • 逆引き機能が追加され、利便性が大幅に上昇した。
      • 仕様書やクエスト画面で、討伐対象やアイテムの入手場所・入手方法をすぐに調べられる。
      • 完璧ではなく、なりゆきダンジョン限定の素材、仕様書やクエストに関係しないアイテムなど同機能で調べられないアイテムもある。
        とは言え、今まで不便だった点が改善されたことでプレイヤーにはかなり喜ばれた。
  • 毎度定番のスタッフロール
    • 前作のスタッフロールのラストから物語が続いているが、単品でも十分見ていて楽しいものとなっている。
  • ビデオの復活
    • Re;Birthシリーズでは今までビデオが一切なかったが今回ついに復活し、イベントを見直せるようになった。
      ただし原作同様にタイトルが縦に並んでいるだけのため、ややわかりにくいのはそのまま。

賛否点

  • 相変わらずの大量の使い回し
    • ダンジョンマップや敵グラフィックの使い回しが多い。そのため新規で追加されたラストダンジョンは、構造や規模が今までのダンジョンと違いすぎていろんな意味で浮いている。
      • シナリオの都合上、変えようがなかったとも考えられる。
    • またOPも主題歌は空耳を有効活用していたりと好評なのだが、PVは無印のOPのアニメパートの一部を使い回している。*1
    • 空になった隠しボックスを叩くときのボイスが被ダメージボイスの使い回し。「こんな攻撃…っ!」などと頓珍漢な台詞を言うキャラも。
  • 無料追加キャラの教祖4人、特にイストワールがバランス崩壊レベル
    • 教祖4人は前作では終盤加入キャラだった事もあって、1~4章という加入時期の早さに対して初期武器の強さが見合っておらず、特にイストワールの武器はSTR607、INT705、この数字は物理特化のネプテューヌ、魔法特化のプルルートのこの時点の最強武器の10倍近く強い、こんなキャラが1章という最序盤で加入してしまう。またそれ以降も値段も途方もなく高いながらもそれ以上の性能の武器がショップに並んでいく(参考までにイストワールの初期武器と同等の武器が手に入るのは、STR特化であるネプテューヌなどでも6章を超えたあたり)。
      なお防具の方もアイエフ(大人)、コンパ(大人)を除いたDLCキャラは中盤レベルのものが初期防具になっている。
      • このため1章で発生する強制敗北戦闘すらイストワールがいれば勝利可能となっている。とはいえ崩壊しているのは序盤~中盤終わりあたりまでで、教祖4人は最強武器の打点が控えめのため最終的には女神の方が強くなっていく。
  • アイテムコンプの難易度
    • トゥルーエンドルート限定の一周で一個しか入手できないアイテムを4種の仕様書の素材にしているため、コンプためには最低4周する必要がある。
    • このため別エンディングを見ようと思ったら更に2周。こだわるプレイヤーには面倒な要素。

問題点

  • キャラクターチャレンジ
    • 原作の時点で実績内容がおかしい*2、設定値が異常に高い(例を挙げると一回の戦闘で出てくる敵は多くて6体なのに敵撃破のキルマシーンは最大で「50000回」など)、そもそも埋めていて楽しくないと不評だったキャラチャレを改悪した上で実装している。
    • 特に評判が悪いのは、攻略に必須の「全能力+100」「コンボ枠追加」「エグゼドライブ」をキャラチャレの報酬(仕様書)として組み込んだこと。キャラ強化のために面白くない単調作業を強いられる。
      • エグゼドライブ仕様書の説明文に、「リメイクシステムで、遠回りしてスキルを習得している、とは言わないでください(「エグゼドライブの習得が面倒くさくなった、とは言うな)」という記述がある。またチュートリアルの画像をそのまま使いまわしているためエグゼドライブのチュートリアルに「レベルやイベントで習得します」と嘘を書いている。(これに該当するのは合体技を除けばネプテューヌの第二エグゼドライブ、ブロッコリーのエグゼドライブのみ)。
      • この影響で序盤からいるキャラと、終盤で仲間になるキャラの差を埋めるのが余計に難しくなっている。特にラストダンジョンで仲間になるユニ、ロム、ラムの3人は一軍レベルまで鍛え上げるのに時間がかかる。そのためVでトゥルーエンドルートよりも面倒だと言われたグッドエンドルートは更に面倒くさい。
    • 上3つほどではないが「リーダースキル」前作ではデフォルトで実装されていた「装備画面の視点変更」や、緩い条件で実装できた「メニュー画面でキャラボイス再生」など、キャラ別にする必要がないものまで組み込んでいる点も不評。
      • なおキャラチャレの仕様書は全部で10個もあり、「操作キャラにして歩いた距離1万メートル*3」、「戦闘開始時の体力を半分以上削られて10回勝利」、「一人パーティで60回戦闘」、「戦闘参加回数15000回」など人数が膨大であり、さらに単騎行動を前提としたものもあるため仕様書を集めるだけでも時間がかなりかかる。なお最後の15000回に関してはもはやゲームクリアをする方が遥かに簡単である。
      • こちらの説明文にも「Re;Birth3では、キャラクター別に用意した」「キャラクター愛の踏み絵だ。キミはもちろんこの仕様を組み込むよな?」という記述がある。
    • 「攻撃を空振る」といった極めて難しい一部の項目はオミットされたが、「ダンジョン内を駆けまわる」「敵をひたすら倒す」など数値が異常だったものも回数据え置きで、カウントが倍増するようになる仕様書といったフォローもないのでコンプリートは非常に難しい。ちなみに発売前にキャラクターチャレンジはVより簡単になったという旨の発言を公式がしている。確かに項目は減ったが…。
    • 100%逃げられる「絶対逃走」の仕様書をオンにすると逃走成功のカウントが増えない、交代を連打すると交代が選択できなくなるなど、キャラチャレ稼ぎの障害となるような不具合がある。前者はディスクメイクで代用できるが、後者は対策のしようがない。
    • またVにあったキャラチャレで解禁されるオマケボイスもなくなってしまった。
    • V同様トロフィー/実績には関わらない唯一の救いか。
  • 新要素の調整不足
    • 3段目までしか設定できないコンボに4段目を追加する「コンボ枠追加」は配分がおかしい。
      • ネプテューヌとプルルートは3種類全て習得できるのに対し、ネプギアとブロッコリーは2種類、それ以外は1種類しか手に入らない。
      • また枠を追加すると、4段目までコンボをセットしないとEXフィニッシュに派生しないようになってしまう。
      • 最大CPが原作と同じ400で消費CP減少といった調整もないため、消費CPの少ない魔法キャラ以外は取捨選択が必要になる。
    • EXフィニッシュは3種に分かれるが、その振り分け方が雑。ほとんどのキャラがパワーかラッシュに偏っている。
      • 特に酷いのはイストワールで、6つあるEXフィニッシュが全てラッシュ枠でパワー、ブレイクは0のため、実質一つしか使えない。
    • 衣装や一部装備の値段設定がおかしい。カラバリの衣装はV同様一着250万、ネプテューヌの最強武器が1500万、DLC最強武器に至っては28人分が一律1000万。
      • 参考までに2章~10章まで毎回行われるクイズミリオネプを、全ての章で全問正解した場合の特典が100万である。
      • 原作には資金稼ぎの裏技があった。またそれを自制したとしても、開発と同時に入手できる仕様だったため問題なかった。
      • 本作と同じ仕様のRe;Birth1では、一着5万とシステムに合わせて調整されていた。
      • DLCを導入しても資金稼ぎが楽になるような敵もいない。一番効率がいい方法がコロシアムの成功報酬(50万)を売り続ける事というかなり面倒な事になっている。
    • 隠し宝箱が隠しブロックに変更されたが、原作より面倒になったと不評。
      • 隠しブロックを叩ける回数を3から5に増やす仕様書があるが、アイテムは3回目までにしか出ないという設定ミスによりクレジット稼ぎとしか機能していない。
      • またブロックの高さが固定のため、長身のベール、低身長のピーシェ、ブロッコリーなどでは叩く速度に大きく差がでる。
  • キャラ間のバランス
    • 女神化時に完全回復する『ドリル』チップがぶっ壊れ性能*4。人間キャラと女神(候補生)キャラの格差を大きく広げている。
      • 同チップがあると、女神化(覚醒には乗らない)する度にエグゼドライブを撃てるようになりゲームバランスが崩壊する。女神化と女神化解除は同じターンに実行できないため、2ターンに1度しか撃てないとはいえ、全ゲージ消費のネプテューヌ第二エグゼドライブですら少しの工夫で連発できてしまうのは問題と言える。
      • 人間キャラに「覚醒」コマンドを実装する、コンボリンク*5の弱体化*6などの調整もドリルの影響で台無しになっている。
      • 入手時期はクリア後なので、本編中なら問題視するほどの差はない。
    • 最強武器の格差が大きい。ノワール以外の女神9人や一部メーカーキャラは最強武器(DLC抜き)のSTRかINTが2000を超えるのに対して、低いキャラはとことん低い。その筆頭がアイエフ(大人)、コンパ(大人)、5pb.、REDの4人。
      • REDは1100程度で数値こそ3人に比べたらまだマシだが、物理特化キャラにも関わらずエグゼドライブが魔法属性という噛み合わなさで非常に弱い。
        残る3人は1000未満の武器しか存在せず、アイエフに至ってはSTR591という超低ステータス、上記の通りイストワールの初期武器にすら劣る。そのためこの4人をまともに運用するならDLCの購入が必須となってくる。もっともDLC最強装備は高難易度のコロシアムの仕様書でしかも高額のため本編中は結局運用が大変。
      • 特にアイエフ、コンパは強い武器を幼女版、弱い武器を大人版という振り分けをされている、例えばアイエフ(幼女)は下から3番目の武器でアイエフの最強武器を簡単に上回る、製作陣は何か疑問に思わなかったのだろうか。
    • リーダースキルの性能差が激しい。
      • ネプギアの「シェア補正増加」、ピーシェの「クリティカル率増加」の汎用性が極めて高い。目に見えて与ダメージが増加する。
      • 一方でプルルート、ノワール、ブラン、ベールは「特定の属性耐性上昇」と効果が限定的で、いまいち活躍の機会がない。
      • またネプギアの効果は強いものの女神にしか効果がなく、逆にメーカーキャラには非女神キャラ限定の効果を持つキャラもいるため、リーダースキルを気にすると混成パーティが組みづらい。
    • 上述したキャラクターチャレンジも差を広げる原因になっている。
  • シナリオ関係
    • アイエフ、コンパ、ユニ、ロム、ラムの立ち絵がイベントによって表示されたりされなかったりする、また超次元のブラックハート、ホワイトハート、グリーンハートは相変わらずフェイスウィンドウのみ。
      • ユニ、ロム、ラムに関しては原作のDLCイベント「オタメシキカン*7」の演出のためとも考えられる。
    • 仕様変更の影響か、話の整合性が取れていない部分がいくつかある。
      • パープルハートの初期プロセッサが本来の「パープル」ではなく「ロストパープル」になっている。Vと違い、プロローグの追加イベントでも何故かそちらを着ているが、本編で「向こう(超次元)とプロセッサが違うのね(イベントCGあり)」という覚醒イベントがあるため非常に不自然。
      • 見聞者システムは廃止されたが、クイズの問題やキャラの台詞はそのままなので一部イベントが不自然になっている。
      • アイエフが見聞者になった理由を語るイベントがそのまま残っている。見聞者システム自体がない本作では意味不明な内容。
      • ネプステーションでは、原作のレビューの項目がそのまま抜かれているので話題が唐突に切り替わる。
      • 新録ボイスのうちプルルートの声が違和感を感じるほど高い(アイリスハート時はそのまま)。前作のブラックハートやユニでも起きていた問題。
    • 本編自体には一切変更がないため、原作で指摘された女神候補生の扱いの悪さ、プルルートの暴走、ネタ寄りのシナリオなどの問題点はそのまま。
      • 意図したかは不明だが、スタッフロールが評判の悪かった原作のグッドエンドルートを皮肉ったような内容になっている。
    • V同様に何故かプルルート、ピーシェはメーカーキャラのイベントに一切登場しない、最終章まで加入しないユニ達ですらメーカーキャラの回想と言う形で序盤から登場するため非常に不自然。メインシナリオで新規音声がある以上声優の都合ではないはずなのだが…。
    • 追加シナリオは荒れやすいソーシャルゲーム絡みである上に、笑える内容でもないため単なる不愉快なイベントになってしまっている。
      • 特に批判が集まっている部分を端的に言えば「ソーシャルゲームにシェアを奪われたから(当時展開をしていなかったルウィーを除いて)自分たちもソーシャルゲームで対抗しよう」というもので、コンシューマーゲームのイベントなのに、ソーシャルゲームを肯定する様子を眺める事になる、このソーシャルゲームを展開するイベントの間は戦闘なども起きないため、ただただ不愉快なシーンを見せられ続ける事となる。
      • 以前「ネプテューヌコレクション(現在は終了済み)」というソシャゲを展開していた事を棚に上げている、ネタにできる立場ではないという指摘もある。
      • おまけに追加シナリオでも「プルルートが女神化→相手がビビる」というテンプレ展開が行われた。
      • 更に「ブランがロム、ラムにキレかけてプルルートが「泣かせたら私が怒る」と諌める」という、理由もなくいたぶって泣かせたグッドエンドルートからすれば、お前は何を言っているんだとしか言えない展開がある。もっとも追加シナリオではプルルートが一番まとも、ともとれる描写が目立っていたため、過剰な優遇の一部とも言える。
        また本編中では精神年齢が5歳からほとんど成長していなかったはずのピーシェが、プルルートのお仕置きに苦言を言ったりと、追加シナリオでは本編のキャラを忘れたような描写が目立つ。
    • 二周目以降は、プロローグの負けイベントで負けられないという問題が発生する。
      • パープルハート対三女神で負ける必要があるが、ステータス引き継ぎ、通常攻撃の禁止設定、SP最大値固定によるスキル乱発不可、ピンチになると防御を繰り返す敵AIの影響で負けるのに時間がかかる。特に通常攻撃縛りが厳しく、状況によっては詰むこともある。勝てない事もないが、SPが尽きた時点(特にSPを75%も消費するエグゼドライブを使った時)には一発でアウト。
  • 不具合
    • 現在は修正済だが、キャラの台詞がおかしい、イベントの時系列がめちゃくちゃになる、ダンジョンに嵌って抜け出せなくなる、未加入キャラの仕様書を組み込むと反映されないなどの不具合が存在していた。
    • その中でも特に酷いのはネプギアの台詞をプルルートの声優が喋るというもの、ちなみに一度でもテストプレイをすれば間違いなく目につくほど、プルルートの台詞としては違和感のあるものである。
  • その他
    • 周回プレイ時に装備・コンボメイクがリセット、イベントスキップができない*8、チュートリアルを飛ばせないなど、原作で指摘され、前作では改善されていた問題点のいくつかが未改善。
    • なりゆきダンジョンで、失敗時に全ロストする点、イベント中でも帰還のお知らせが表示される点がそのままなのは不評。またロスト対策の仕様書はDLC限定となった。
    • ネプテューヌを除いた前作でコスチュームが1着だったキャラは本作でも一着しかない、更にそこにアイエフ(幼女)、コンパ(幼女)が追加された。元々1着しかないキャラはともかく、イストワールだけ*9はRe;Birth1で別衣装が登場しているのに1着のまま。
    • やはり4女神の超次元衣装がなく、原作同様にプロローグの超次元女神3人を倒すと神次元衣装を着ている。前作もだが、特に新規衣装もなく使い回しをしているだけなのに何故衣装を減らすのだろうか?

総評

新要素は調整不足、キャラチャレは改悪、キャラ格差は相変わらず酷いと、システム面の雑さにおいてはRe;Birthシリーズ中でも屈指。
例によって原作をやり尽くしたプレイヤーにはあまりおすすめできない。

とは言え土台となったゲームは賛否分かれるとはいえまともに遊べる出来であり、リメイクに当たっての追加イベントも豊富。
原作での有料DLCがほぼ全部入りという評価点もある為、DLC未経験のプレイヤーや新規なら問題なく楽しめるだろう。


その他

  • 予約特典として「ねぷにけ~しょん」のイベントが配信された。「画面の向こうのプレイヤーと話す」設定で、ADVゲームのように選択肢が設けられているがルート分岐はなくややあっさりしている(イベント回想にも登録され、専用イベントCGあり)。なおプレイヤー側に台詞は一切なく、PPや激ノワと違いプレイヤーの分身が自己主張をする事はないため無難な扱いとなっている。
  • 上記の「ベールさんのアイドルプロデュース」を含む追加コンテンツパックでVのDLCイベントが再録されたが、その時の女神候補生(ネプギア以外)の立ち絵は「mk2」時代のままであった。
  • 「マーベラスAQL」は社名変更でどうなるかと思われたが、名前はそのまま続投された。ただし社名変更の影響か、前作から続投しているメーカーキャラで唯一前作とは別人設定で、ネプテューヌと候補生だけが一方的に知っている状態となっている。
  • 特典としてTCG『UNLIMITED VS』のカードが付属したが、ゲーム発売から僅か9日後の12月27日に『UNLIMITED VS』そのものが終了してしまい、事実上の最後に発売されたカードとなった。
  • なりゆきダンジョンの無料DLCとして、設定上は未来である『VII』から大人ネプテューヌ、うずめ、海男、『コエスタ』の「天音すばる」「姫宮夏日」「織川琴美」が見聞者として登場した。
  • 日本一とがすとは今回も未登場。また初代コンパも登場しない。
    • 前者二人については、「ディスガイアチーム」のストライキが切欠となり日本一ソフトウェアの一部スタッフがアイディアファクトリーに移籍した件や、コーエーテクモゲームスによる吸収合併によりガストが事実上解散となってしまった件などの、所謂「大人の事情」が影響していると噂されている。
      • 特にがすとは『よるのないくに』にて「様々な壁(IF、コンパイルハートの版権)を乗り越えて」登場したと説明されている為、信憑性が高い。
    • 初代コンパに関してはRe;Birth2でも存在が消されていたため今後も出せないと思われる。
  • 原作『V』のトロフィー説明文はネプテューヌの一言コメントだったが、普通の説明文になっている。
    • やはりアトランジャーなど原作にあった版権スキルもイベントごと削除されている。
  • 2015年10月中頃に海外市場限定としてSteam版が販売された。
    • さらに、今作の後はナンバリング本流の『VII』も現状海外限定でPC移植が登場している。
      シリーズのこの海外展開についてはVitaの普及が進んでない事、および今後展開していくPS4タイトルの宣伝といった事情によるものとされる。
    • 海外CS版には元から存在しないDLC(グッズ付属のDLC系と上記の予約特典)とゲームバランスに影響を与えるものを除いて、ほぼ全てのDLCが無料化されている。
    • 2016年10月27日に本作PSV版の廉価版発売と同時に日本でも配信開始され、日本語も追加された。また、壁紙などの特典を収録したDLC『デラックスエディション』も同日配信開始された。