もえママ! Cutie MaMa Came Suddenly!

【もえまま きゅーてぃ まま けいむ さどぅんりー】

ジャンル ママに萌えちゃうアドベンチャー
対応機種 Windows 98~XP
メディア CD-ROM
発売・開発元 Tarte
発売日 2006年4月28日
定価 2,980円(税別)
ディスクレス起動 可能
レーティング アダルトゲーム
配信 2010年1月7日/1,200円(税別)
判定 バカゲー
ポイント おバカなイベントの数々
値段相応のボリューム
Tarte作品リンク


概要

  • 「Tarte」から発売された8作目の作品。
  • 原画は憂姫はぐれ。ライターは髪ノ毛座。

プロローグ

俺の名前は高橋雅哉。いたってフツーな学生だ。
親父は海外赴任の多い男。仕事はデキんだけど、どうにも女癖が悪い。
海外出張が多くて一人日本に残された母さんは、寂しさに耐えかねて去っていった。
そんなわけで小さい頃から一人でいることに慣れっこになってる。

でも、実際は家族団欒ってのに対する憧れは強いかも…。
俺には幼馴染のうるさい女がいる。名前は涼原亜美衣(あみぃ)。
小さい頃からいっしょだから気がつかなかったけど
学園じゃちょっと話題になるくらい男子の人気があるらしい。
容姿端麗、運動もできて、成績もそこそこいいみたい。
竹を割ったようなヤツだから、女子の人気も高い。
俺、幼馴染ながらちょっとだけあみぃには劣等感を感じてる。

でも、アイツはそんな俺の気持ちには気がつかずに毎日毎日ちょっかい出してくる。
そのたびに、俺は「男として」なんとかしなきゃなーって日々反省モード…。
俺はクラスでも目立たない方ではあるけど人付き合いの基本はできてるつもり。
そんな中でも悪友が二人。
美少女に夢中、今をときめく電車男を夢見る林拓郎(はやし たくろー)
一年留年していてちょっとみんなから距離を置いてる灰谷研二(はいたに けんじ)
なぜか俺たち三人は馬が合うから
いつもバカ話ばっかしてるおかげで、成績はなだらかに弧を描いて下降中だ。
そーゆーことで、クラスメートとも「それなりに」うまくやってる。
あみぃもいるし平凡だけど退屈しない毎日だ。

そんなある日、家に帰ってみると、
なんだか萌え萌えな雰囲気の見知らぬチビッ子が玄関で三つ指ついて待っていた。
「おかえりなさい、まーくん!もうすぐご飯の支度できるからねー」
トタタタ…と台所にかけていくチビッ子。
あぜんとしていた俺…。
さらにチビッ子の格好を見てさらにビックリ お尻丸出しで…これが噂の裸エプロンってヤツ?
「あなたは誰なんです?」とたずねると
「まーくんのママになったの!」と恐ろしい答えが返ってきた。
「平凡だった日常」は一気に「萌え萌えな非日常」へと変わった…。
(公式サイトから抜粋)

登場人物

  • 高橋雅哉(たかはし まさや)
    • 特に特徴のない主人公。男からも女からも振り回される。
  • 涼原麻美衣(すずはら まみぃ)
    • 見た目はどう見てもロリ、実年齢は大人のメインヒロイン。
  • 涼原亜美衣(すずはら あみぃ)
    • 主人公の幼馴染。絵に描いたようなツンデレ。まみぃの妹。
  • 林拓郎(はやし たくろー)
    • オタク趣味を持つ友人。雅也や研二にオタク趣味を布教したがる。
  • 灰谷研二(はいたに けんじ)
    • やや強面だが気さくな友人。

特徴

  • 2択の選択肢から選び、選んだ内容によってその後の展開が変わる一般的なアドベンチャー。
  • エンディングは「まみぃエンド」、「あみぃエンド」、「まみぃ&あみぃエンド」の3つ。
    • バッドエンドはなく、「まみぃエンド」でもあみぃとも友好な関係を続ける。逆もまたしかり。
    • 「まみぃ&あみぃエンド」はハーレムエンドのようなもの。
  • CG閲覧モードや音楽鑑賞モード等、最低限のシステムは揃っている。
  • クイックセーブもある。

おバカな点

  • 主人公の親父のキャラが濃い
    • 表情豊かで度々、鼻水を垂らしながら泣く。
    • まみぃは親父によってアメリカから寄越されている。「萌え萌えな非日常」は彼により引き起こされてたようなもの。
    • 雅哉達にエロ下着を送ってくるなど、しょっちゅうちょっかいをかけてくる。
    • 度々テレビ電話をかけてくるがこの内容が強烈。
      • 目覚まし代わりに電話をかけてくるが、時差を考えておらず日本は深夜だった。
      • 急に『納豆がかき混ぜられなくて…』という歌をアドリブで歌いだす。(テキストには「──(歌アドリブ)」などと書かれている)
      • 『世界の車窓から』風の番組をひとりでに語りだす。などなど。
  • 漫才を始めるなど、会話が基本的にコメディチック。

評価点

  • 全体を通して明るい雰囲気。
    • 湿っぽいイベントなどはほぼなく、プレイヤーが暗い気分になることはない。
  • キャラクター同士の掛け合いが楽しい。
    • 男性陣もキャラが立っており、会話を盛り上げる。

問題点

  • エッチシーンは数がそこそこ多いが、いずれも尺が短い。
    • ほとんどギャグのようなものなので実用性を求めると微妙。
  • 全てのテキストを読んでもプレイ時間はそれほど長くない。
    • 約3,000円のロープライスなので値段相応だが、やや物足りなさはある。

総評

終始おバカなノリで話が進むバカゲー。
価格が安く、話が短いので手軽に遊べる。

余談

  • カタハネ』以外のTarte作品全般に言えることだが、値崩れして数百円で売っていることも珍しくない。

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最終更新:2021年09月19日 18:45