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初稿投稿日 2018/12/31 追記修正歓迎です。

ゼノブレイド2 黄金の国イーラ

【ぜのぶれいどつー おうごんのくにいーら】

ジャンル RPG
対応機種 Nintendo Switch
発売元 任天堂
開発元 モノリスソフト
発売日 ダウンロード版*1:2018年9月14日
単品パッケージ版:2018年9月21日
定価 ダウンロード版:2,778円
パッケージ版:3,980円(共に税抜)
プレイ人数 1人
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
判定 良作
ポイント ゼノブレらしさを凝縮
簡素になった分快適性はアップ
ゼノシリーズリンク

概要

ゼノブレイド2』(以下、本編)の追加コンテンツとして製作された本編の前日談となる作品。
本編のエキスパンションパスを購入しているのであればこちらもそのまま配信されるが、別途単独のパッケージ版も発売されており、WiiUでの『New スーパーマリオブラザーズ U』に対する『New スーパールイージ U』に近い販売形態をとっている。

ストーリー

神暦3564年。 
第107代アーケディア法王ラダリアは軍事大国「シヤ」へと遠征軍を派兵。 
一夜にしてその首都ホメロバは陥落し、巨神獣もろとも雲海の底深くへと沈んでいった。 

アルスト全土を震撼させたシヤの消滅。 
表向きはアーケディアと新興国スペルビアを中心とする連合軍によるものと喧伝されたが、 
その陰にはたった一人のブレイド-天の聖杯-メツの存在があった。 

神の啓示と伝えられる天の聖杯。 
その存在がラウラと私の運命にどう関わってくるのか、 
この時の私達はまだ知らずにいた---- 

(公式サイトより引用) 

特徴・本編からの変更点

各用語については本編の記事にて解説しているのでそちらも参照。

ストーリー

  • 高橋総監督によると、本作は元々製品版本編の7話・8話間にて語られる予定だったが予算と開発期間の都合上本編に挿入するのを断念したシナリオを再構成したものとのことで、本編からちょうど500年前に起こった「聖杯大戦」の時期が舞台となる。
    • 主人公は本編では敵組織「イーラ」の構成員として登場したシン。ただ、実際には終始シン中心の話という訳ではなく、シンのドライバーであるラウラ及びその仲間たちの視点からの話でもある。
    • 内容的には本編内でも描かれた500年前についての回想シーンの詳細、各国の情勢がどのようにして本編に至ったのか、古王国イーラの興亡などが描かれる。元々7・8話間に挟む予定だったこともあってその辺りで訪れるダンジョンや会話シーンに繋がる部分も多い。

キャラクター

  • 本編では回想のみでの登場だった人物達がメインとなる。また、本作に合わせて新たな設定が追加されている人物もいる。
+ パーティメンバー一覧。中盤までのネタバレを含みます。閲覧注意!
  • シン(声:櫻井孝宏)
    • 本編では敵対組織の一員だったが本作では主人公を務める。属性は氷。武器は抜き身の刀。
    • 「イーラの秘宝」と呼ばれるイーラ王国最強のブレイド。偶然同調したラウラと共に傭兵団で戦っていたが、旅先で出会ったアデルの誘いでメツと戦う抵抗軍に参加する。
    • 本編同様にクールながらも無益な殺生は好まない穏やかな性格だが、ラウラや仲間を害する相手には容赦しない。ラウラとは長年の経験から戦闘での息もぴったりだが、普段は天然な言動に振り回されたりもしている。
    • 料理はプロ級で、キャンプでのアイテム作成も料理になる。
  • ラウラ(声:早見沙織)
    • シンのドライバー。初期属性は火。武器は組紐と蹴りを主体とした体術。
    • 幼い頃にシンと同調して以降、傭兵として諸国を回っていたが。旅先でアデルと出会い、「イーラの秘宝」を連れていた事から戦闘になるが、アデルに気に入られたことで手打ちになり抵抗軍に参加する。
    • 穏やかだが芯は強く、困った人を放っておけないお人好し。若干天然な部分があり、その言動でシンを困惑させたりもしている。
    • また、ブレイドの武器をドライバーが振るう本編のスタイルはラウラが編み出したものだが、その理由はラウラが自分の武器を買うお金がなかったからというあんまりなものであった。
    • チャーム(組紐を編んで作るアクセサリ)作りが趣味で、キャンプで作るアイテムもこれになる。
    • 童顔なため若く見えるが、実年齢は27歳
  • カスミ(声:早見沙織)
    • ラウラのもう一人のブレイド。属性は風。武器は錫杖。
    • 当初は別の任務に当たっていて単独行動しており、合流は少し後になる。
    • ラウラと容姿や背格好が似ており性格も穏やかかつお淑やか。ラウラがシン頼みな部分が多いことには若干嫉妬している。
    • キャンプでは護符を作る。
    • まさかのスターライト・ニー継承者で、戦闘ではラウラとのダブル膝蹴りをお見舞いしてくれる。
  • アデル・オルド(声:半田裕典)
    • 後に「英雄アデル」として語り継がれる、天の聖杯ことヒカリの最初のドライバー。初期属性は雷、武器はクレイモア(大剣)
    • 本編では終始フードを被り素顔が不明だったが、本作で素顔が拝める。ヒカリと同調したことで抵抗軍を組織した。メツの痕跡を調査している際にラウラ達と出会い戦闘になるも、彼女達の強さと戦い方を気に入り、抵抗軍に引き入れた。
    • イーラの王子で王位継承権第4位だが、誰にでも分け隔て無く接する気さくな性格で、ついでに感動屋で涙もろい。シンが「イーラの秘宝」と気付くも大局を見据えて見逃すなど思考も柔軟。その性格とカリスマ性から民の人気は高いが、本人は王座に興味はない。
    • キャンプでは本編の権利書にあたる秘宝のレプリカを作成する。
  • ヒカリ(声:下地紫乃)
    • 本編からおなじみ、天の聖杯。今回はアデルのブレイド。属性と武器は本編と同じなので割愛する。
    • 基本的な部分は本編とさほど変わりはないが、同調して間もないためか精神的に未熟な部分があり、言動が本編以上に皮肉屋かつ攻撃的。スキル使用時のボイスも内容は同じだが語調が本編よりも強い。
    • 描写をマイルドにするためか他の面々からは単細胞、大雑把、ガサツ、凶暴と散々な言われようで、トドメにメシマズ属性まで習得してしまった。
    • キャンプでも創作料理と称するアレな料理が並ぶ。ちなみに彼女に料理させることを料理への冒涜と感じたのか、一定回数行うとシンが忍耐力LV2を習得する。どうしてこうなった。
  • ミノチ(声:三木眞一郎)
    • 本編に登場するある人物の若い頃の姿。ヒカリ以外のブレイドがいないことからアデルと共に行動する。属性は闇。武器は2挺のガンナイフ(銃に変形するナイフ)。
    • 本来は別の人物のブレイドだが、既にマンイーター化しているためドライバーから離れても行動できる。
    • 斜に構えた性格で、アデルと同調したわけでもないためパーティから一歩引いた視点で意見を語ることが多い。
    • 趣味は脚本の執筆で、キャンプでも彼の書いた脚本が書物としてアイテムとなる。
  • ユーゴ・エル・スペルビア(声:石田彰)
    • 当代のスペルビア帝国皇帝で、本編の皇帝ネフェルとそっくりな容姿をしている。初期属性は土。武器は片手剣と盾の正統派スタイル。
    • アデルとは幼馴染で、メツによる被害を止めるためにアデル達に同行する。
    • 穏やかだが民と国を守るためには戦うことも辞さない勇敢な性格。また、国や仲間に仇なすものには容赦しない果断さも合わせ持つ。
    • スペルビアのお国柄からかなりの味覚音痴で、ヒカリの料理も特に抵抗なく食べていた。
    • 機械いじりが趣味で、キャンプではサルベージに相当するアイテム入手ができるようになるものや権利書に相当するアイテムを作成できる。
  • カグツチ(声:伊藤静)
    • 本編でも登場したスペルビアの宝珠。今回はユーゴのブレイド。属性と武器は本編同様なので割愛。
    • パーティメンバーの中では本編との性格等の差異が最も少ない。皇帝直属ながら単独で動くことがあるのも本編同様。
    • 戦闘では計略を用いた搦め手を好む傾向があり、直情型のヒカリとは本編が可愛く思えるレベルで反りが合わない
    • キャンプでは香水を作れる。
  • ワダツミ(声:池田秀一)
    • 本編でも登場した皇帝の護衛役。今回も皇帝ユーゴのブレイド。属性と武器は本編同様なので割愛。
    • 本編ではあまり目立たなかったが、本作ではメインということで出番も多い。
    • ユーゴには忠誠を誓っているが、行き過ぎて若干過保護になっているきらいがある。
    • 穏やかな性格と渋い言動が特徴的ないぶし銀。さらにガールズトークにも普通に溶け込めたり、女性が髪を切るときには褒めることを忘れない紳士の鑑。
    • キャンプでは魚を使った割烹料理が作れる。なぜ彼の料理の腕にも関わらずユーゴは味音痴なのか…。

戦闘システム

  • 本編では5人の仲間及び各自のブレイドの切り替え、コアクリスタルによる同調が肝になっていたが、こちらでは加入するPTメンバーが固定となっている。
  • 本作ではドライバー1人&ブレイド2人で1チーム×3チームとなる。また、ブレイドの武器をドライバーが振るうという本編の戦い方が確立される前という設定のため、ドライバーも自分の武器を持つ。武器はアクセサリと同じ扱いで、攻撃属性の変更と戦闘時のボーナス効果追加のみでパラメータには影響しない。
    • ブレイド同士はブレイドスイッチで入れ替えられるのは本編と同様だが、本作ではアタッカースイッチとしてドライバーとブレイドのどちらを前衛にするかも変更できる。
      • 後衛に回ったキャラはサポート役となり、後ろからアーツで援護を行う。また、アタッカースイッチ時にはスイッチアーツという専用のアーツを使用する。スイッチは非戦闘時はワンボタンで可能だが、戦闘時は一定時間経過してゲージが溜まって初めて可能になる。
    • 戦闘ダメージは本来のダメージとは別にリザーブHPがあり、アタッカースイッチを行うことでリザーブHPが回復する。そのため、HPが減ってもアタッカースイッチを行うことで粘ることができる。
    • 必殺チェインによる各コンボも本編同様に行えるが、本作ではキャラ数自体が少ないこともあってブレイドコンボには属性の縛りがなく、全属性をつなぐことができる。その代わり、特定のルートでコンボをつなぐと威力が上昇する。
  • ゼノブレイド』(以下、『1』)に存在したキャラ固有のアーツであるタレントアーツが復活した。各キャラが前衛時のみに発動できる。
    • ただし概ね隙の少なかった『1』のタレントアーツと違い、デメリットを伴う物や特定条件下でのみ発動可能なものばかりで、『1』以上に使いどころを考えた上で発動する必要がある。

キャンプ

  • フィールドの各地にはキャンプポイントがあり、本編での宿屋同様ボーナスEXPによるレベルアップが行える。
    • また、仲間との会話とポーチアイテムの作成も可能。本編とは違いポーチアイテムは店で購入するのではなく、このキャンプで作る。本編の権利書に相当するアイテムもここで作る。
      • 仲間との会話はこれまでのあらすじの解説と目的地についてのヒントとなっている。
      • ポーチアイテム製作にはフィールドで採集したコレクションアイテムを消費する。最初からある程度各自製作可能なレシピはあるが、サブイベント攻略やストーリー進行に伴い製作できる物も増えていく。

ヒトノワ

  • 『1』及び『クロス』に存在したキズナグラムに近いシステム。サブクエストを達成すると依頼人やその関係者をヒトノワに加えることができる。
    • 各NPCの居場所や誰から新規クエストを受注できるか・どのクエストが進行中か等が一目でわかるようになっている。
    • 一定人数が加わるごとにヒトノワレベルが上昇し、更なるクエストを受注することが可能になる。
      • 後述の通り、ストーリークリアのためにはヒトノワレベルを4にする必要があるが、MAXにはしなくてもエンディングには到達できる。

評価点

  • 変更点はあるが、ゼノブレイドらしさは今回も健在。
    • フィールド探索の面白さ、シーンごとにマッチしたBGM、生半可な力では倒せない名を冠するユニークモンスター…等々ゼノブレイドシリーズ3作の特徴と言える部分を引き継いでおり、外伝作ながらしっかりと正統なシリーズ作品をプレイしている感がある。
    • 本編に比べたらさすがにボリューム面では小柄ではあるが、本編自体100時間以上余裕で遊べるためそれとくらべたら相対的に短く感じて当然と言える。
      • 本作単体でも20時間程度は遊べるため3000円程度のRPGとして考えれば十分なボリュームである。
      • そもそもエキスパンションパスの一部として見るならば、他にも本編用の追加クエスト・追加ブレイド・チャレンジモードなども加えた上での総額3000円程度なので追加コンテンツの質と量に対して破格の低価格とも言える。
      • 一方過去作ネタも忘れておらず、特にラウラ・カスミのLv4必殺技が『1』でネタにされていたスターライト・ニーだったのは初代から通してプレイしている人から驚きと笑いの声が挙がった*2
    • 本編において強力すぎ、あるいは弱すぎと呼ばれた一部のブレイドアーツやキズナスキルなどは、性能が調整されて続投されているものもある。
      • これによって、元々比較的優秀とされたゲームバランスは本編よりもさらに高い水準で整えられている。
  • ストーリー・キャラクター
    • 本編では断片的に描写されるだけだった500年前の大戦の詳細ということで、当時のシンやヒカリがどのように戦っていたか等の回答がなされる。
      • 特にシンは主人公ということで本編での冷徹さはほとんど見られず、パーティ屈指の常識人として描かれている。さらにラウラの天然さに振り回されたりヒカリをぞんざいに扱ったりといった人間らしい一面がアクセントとなり、本編に比べ親しみの持てるキャラとなっている。そのため本作クリア後に本編をプレイすると彼への印象がガラリと変わる。
      • その他パーティメンバーも好感の持てる人物となっており、残酷な現実を突きつけられるような展開もあればコミカルな話もあったりと起伏のあるストーリーとなっており面白い。
  • 元々本編の時点でもHD機相応のグラフィックだったのだが、本作のためにわざわざ本編とは違う描写エンジンが採用されており、画質はさらに向上している。
    • そもそも何故昨今のゲーム業界でDLCが盛んなの理由の一つに「本編の素材をそのまま再利用して利益を出せる」と言うことが挙げられるのだが、こうしたことは極めて異例かつ採算度外視的な部分が大きい*3と言える。
  • 本編に比べてシステムが簡素化されたおかげで分かりやすくなった。
    • 本編はカスタマイズの自由度や状況に応じたブレイドの使い分けが魅力点でもあったが、故に慣れるまで分りにくいという声もあった。
    • 本作はパーティメンバーの固定やコンボルートの簡素化がなされたため、構築・強敵相手の下準備などで悩む時間が減り、より気軽にプレイできるようになった。
    • TIPSがメニューから見られるなど細かい部分でプレイアビリティの向上が図られており、システム面では本編より快適な部分もある。
  • 相変わらずBGMは良曲が多い。
    • イベント等では本編からの流用が多いが、マップBGMや通常戦闘曲は本作用に11曲も書き下ろされており、いずれの楽曲も本編同様生演奏となっている。大人っぽいジャズ調の曲が多く、どれも聴き応えは抜群*4
    • 特にPVでも使われた通常戦闘曲「戦闘!! イーラ」はこれまでのゼノシリーズの戦闘曲に無かったタイプのピアノとウッドベースがメインとなる楽曲で、ジャジーながらも物語の結末を暗示するかのような哀愁漂う曲となっており、人気は高い。

賛否両論点

  • 後半、ストーリーを進めるために複数のサブクエストの攻略が必須となる。
    • 過去三作ではサブクエストはやるかどうか全てプレイヤーの任意だったため、すぐにストーリーを終わらせたいというプレイヤーからは足止めを食らったとの意見もある。
    • ただしこれらの必須クエストで討伐すべきモンスター数や集める素材数は(本編内のクエストに比べると)少なめになっており、達成すること自体は難しくない。クエストによっては本編に繋がるネタやPTメンバーの掘り下げもあるためシリーズ通してやりこんでいるプレイヤーからはあまり批判はない。
    • ある意味、本作の結末を(強制ではなかったが)『1』の皇都アカモートでのクエストと同様より印象的なものにするためこのような形にしたともとれる。
  • ユーザーの考えすぎ、予想の外れただけな部分もあるが、本編で提示された謎や本編に至る経緯の全てが明かされるわけではなく、本編内の回想シーンなどとは若干状況が異なる場面がある。
    • 特に本編にてメツとヒカリの戦いの余波で沈んだと語られ、ある技術の大本であるとされた古代都市ユーディキウムのあった巨神獣テンペランティアについては直接は触れられずボカされている。
    • ただ、『1』から(遡ると『ゼノギアス』からだが)思わせぶりなセリフやスポット自体はあったのでそれを踏襲しているとも言える。
    • 付け加えると本編を作っている時点では本作が作られる予定ではなかったというメタ的な事情があるものと言える。とは言え重箱の隅をつつくような粗さがしをしなければここが大きく矛盾しているという場面もなく、むしろ綺麗に本編に繋がるストーリーになっている。
  • 本編につながるという性質上仕方のないことではあるが、結末はバッドエンドに近い。
    • 本編をプレイしていればどういう結末を迎えるかは容易に想像できるため、終盤のNPC達の希望に満ちた台詞がかえって物悲しい。
    • 逆に、予備知識無しに本編より先にこちらから入ったという人からすれば、予想だにしない鬱エンドとして映り相当なショックを受ける可能性もある。

問題点

  • 全体的に『2』から更に『1』に寄せてるが、防具の着せ替え要素や『クロス』のモンスター図鑑等は結局こちらでも採用されなかった。
    • 『2』本編では色替えやすでに作中にある衣装が大半とは言え着せ替え要素自体はチャレンジモードで追加されただけに、本作は相変わらずである。
    • 『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の発売に合わせてヒカリの衣装が追加されたが本編のを使い回しているせいかコアクリスタルが欠けてしまっている。
  • タイトルバック機能がない。
    • エキスパンションパスとして購入した場合、本編のタイトル画面から切り替えを行うため、本編に切り替えるにはいちいちソフトを終了して再起動する必要がある。

総評

本編から派生したモードの一つながらもちゃんと一本のRPGとして成立しており、クオリティも申し分ない。
もしもエキスパンションパスは買ったがこちらは未プレイ、という人がいるのであればぜひこちらもプレイしてみて欲しい。
本編をプレイしていない人はこちらから初めるのも悪くはないが、あくまで本作単体では物語が完結しないためコレクション目的でパッケージが欲しい等の事情が無い限りは原則的に単品版よりも本編と合わせての購入を勧める。

余談


初稿投稿日 2018/12/20 追記修正歓迎です。
この項目ではアーケード版・プレイステーション2版について解説しています。AC版は 良作 判定、PS2版は「判定なし」です。

GUITARFREAKS 3rdMIX & drummania 2ndMIX

【ぎたーふりーくす さーどみっくす あんど どらむまにあ せかんどみっくす】

ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 アーケード
販売・開発元 コナミ
稼動開始日 (GF)2000年4月21日
(DM)2000年4月x日
判定 良作
ポイント 版権曲の初収録
基本システムの数々を本作で確立
GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ

概要

  • 『GUITARFREAKS & drummania』シリーズ(旧シリーズ)の3&2作品目。
  • 本作は版権曲の導入やBONUS TRACKモードの追加など、現在までも続くシステムが築かれたディファクトスタンダードとも言うべき作品になった。

特徴・評価点

基本システムの確立

  • BONUS TRACKモードの追加
    • 通常の2~3倍の長さで楽曲が演奏できる『ロング曲』が、GUITARFREAKS側で初めて実装された。
    • ロングバージョンやメドレーが中心で、人気の高い『FIRE』や『JET WORLD』のフルバージョン、パンク曲メドレーの『HAPPY LUCKY BOY』やメタル曲メドレーの『THICK AND FAST』が追加された。
      • ちなみにdrummaniaでは3rdMIXから実装。GF10th&dm9th以降は、ロング曲全てSTANDARDモードに統合される形となった。
  • 版権曲の初収録
    • 現在でもお馴染みの版権楽曲*5は、AC版シリーズではこのバージョンから導入された。
    • ライセンス料の都合上、全てカバー版であるが、知ってる曲をプレイ出来るという点は、一見さんやライトユーザーの誘い込みにも繋がった。
    • GF側は洋楽をメインとした楽曲選定。Deep Purpleの『SMOKE ON THE WATER』や『HIGHWAY STAR』、WhiteSnakeの『STILL OF THE NIGHT』等、有名なロックナンバーを収録。
    • 一方のDM側は邦楽版権を中心に収録。Hysteric Blueの『春~Spring~』やセンチメンタル・バスの『SUNNY DAY SUNDAY』、布袋寅泰の『バンビーナ』等が収録された。
  • 「BASS」譜面追加(GF)
    • GF側は本作でベースパートを演奏する「BASS」譜面が新たに追加された。
    • 「BASS」譜面は楽曲の別パートを演奏する物である事から、現在の音ゲー界隈における「上位譜面」とは旨が異なり難易度の上昇とは関係が無い。しかし、一つの楽曲を他の楽器から見た視点として譜面のバリエーションを更に増やしたのは、バンド演奏を取り扱うギタドラシリーズならではと言えよう。

コナミオリジナル曲に関して

  • 今作でデビューしたTOMOSUKEは『MONDO STREET』と『IMPLANTATION』を担当した。
    • 後者はGFdmでは異端のゴアトランスなのだが、ドラム側にアサインされているキー音が全てシンセという物。その楽曲内容故に登場当初よりプレイヤーから非常に賛否が分かれやすかったという。
  • TOMOSUKE同様に本作でデビューを飾ったHandsome JETは『P.P.R』の歌唱を担当。
    • 本曲はネタに走っているムービーが特徴的だが、デビュー作である本曲でハジけてしまったのか、次回作以降はムービーに加えて曲さえもネタに染まる様に……
  • また、当時コンポーザーを務めていた桜井敏郎が頭角を見せていった作品でもあった。
    新たなエポックメイキングを目指した『COSMIC COWGIRL』、GF側のEXTRA楽曲 『SAY WHAT YOU MEAN』、小野秀幸の合作でHandsome JETボーカルの『P.P.R』
    • この3曲はBONUS TRACKモードのメドレーである『1175』にも収録されている。
  • dm側のボス曲はJimmy Wecklの『CENTAUR』。EXPERT REAL専用曲で驚異的な難易度を持ち、当時の大手サイトを以ってしても「お金の無駄です諦めましょう」と評された。

問題点

  • GF側のレーンビームが見づらい
    • ネックボタンを抑えた時に出るレーンビームが、チップ表示と干渉しかなり見づらくなっている
      • 当時はDARKオプションも無いため、旧作プレイの際はある程度の見づらさを我慢しなければならない。
  • dm側の楽曲ソートが難易度順ではない
    • dm2ndに限り、なぜか上から難易度順に並んでいなかった。
    • 一番上から順番に難しくなっていく訳では無く、例えば☆6*6の次が☆4、☆9の次が☆8など、曲一覧を見ただけでは指標にしづらい仕様となっている。
      • dm3rdでは難易度順に並ぶ仕様となった。

総評

その後の展開

次作(GF4th&dm3th)では、Musicians Roomの登場やBEMANIボーカリスト公募等さらなる試みが行われた。
そして、あのDAY DREAMが産声を上げる…

余談

  • 本作で登場した『IMPLANTATION』は、後に『beatmania THE FINAL』(2002年稼働)に移植されたが、その際TOMOSUKEは「もともとドラムマニアの為に作ったのですがちっともバンドっぽくないサウンドと機械的なシーケンスが嫌われてよなよな枕を濡らしてヘコんだ記憶があります」とコメントしている(参照)。
    • 上記のコメントは、本作がシリーズの方向性について色々模索していた時期であったのを示唆している。

GUITARFREAKS 3rdMIX & drummania 2ndMIX(プレイステーション2版)

ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 プレイステーション2
発売・開発元 コナミ
発売日 2000年12月7日
定価 6,980円
判定 なし
ポイント CSギタドラ初のカップリング作品
dm専用版権曲にギターパート追加
それ以外の家庭用オリジナル要素が皆無

概要(PS2)

  • アーケード機種である『GUITARFREAKS 3rdMIX & drummania 2ndMIX』の家庭用移植作品。
  • 従来はギターとドラムそれぞれ単体作としてリリースされていたが、今作は初のカップリング作としてリリースされた。
    • GUITARFREAKSとしては、これがPS2初進出作品となる。

評価点(PS2)

  • GFdmのカップリング収録
    • プラットホームの移行により、スペックの問題は改善されギターとドラムどちらでも遊べるようになった。
    • また、同作以降のGF/DMシリーズにおけるCS版のフォーマットも確立させることになった

問題点(PS2)

  • 家庭用オリジナル要素がほとんど無い
    • 前作まではCSオリジナル曲やEDITモードといった、家庭用ならではの要素があったが、今作ではカップリングの手間や容量の問題も重なって廃止されてしまった。
    • 一応『春~spring~』『SUNNY DAY SUNDAY』『バンビーナ』のdm専用版権曲がGF側に移植されたが…
      • ちなみにこちらの3曲はAC版ではGF5thに収録された。
  • 頻発するロード画面
    • 前作ではほとんどなかっただけに、落差を感じることは確実だろう。
  • 一部の版権曲が未収録
    • 『LOVE AFFAIR』と『ANARCHY IN THE U.K』が収録されていない。
      • 『ANARCHY IN THE U.K』はCS4th&3rdにて収録される。

総評(PS2)


初版登校日:2018/12/18 修正・追記歓迎

DEAD RISING 4

【でっどらいじんぐふぉー】

ジャンル ゾンビパラダイスアクション

対応機種 Xbox One
Windows 7~10(64bit)
発売元 【One/Win(Xbox公式)】日本マイクロソフト(旧:MSKK)
【Win(Steam)】カプコン
開発元 カプコンバンクーバー(旧:Blue Castle Games)
(国内)発売日 【One/Win(Xbox公式)】2016年12月8日
【Win(Steam)】2017年3月15日
定価 【One】3,888円
【Win(Xbox公式)】6,900円
【Win(Steam)】2,990円
(全て税8%込)
プレイ人数 1人(ソロプレイ時)
1~4人(マルチプレイ時)
レーティング CERO:Z(18才以上対象)
判定 シリーズファンから不評
ポイント フランクサーガ復活! かと思われたが…
主人公の性格大幅改悪
シリーズのお約束尽く削除
真のEDはDLC
DEAD RISINGシリーズ 
 DEAD RISING / ゾンビのいけにえ / DEAD RISING 2OFF THE RECORDDEAD RISING 3DEAD RISING 4

概要

DEAD RISINGシリーズの最新作。 一作目の主人公、フランク・ウェストが(IF除く)久し振りに本編の主人公として返り咲き、ウィラメッテが再び舞台になる為発売前は期待されていたが…。


あらすじ

ある日フランク・ウェストは弟子のヴィックに真夜中にミニゴルフに誘われる、がそれはヴィックの嘘でウィラメッテにある軍事施設で人体実験が行われているという情報を調べるためだった。 そこで二人はクローンやゾンビを使って実験してることを発見したが、それを見たヴィックはパニックになりその時に起こした行動が原因で二人は見つかってしまう。 ヴィックはフランクを見捨て、フランクは拘束されてしまう。

そして4ヶ月後、ウィラメッテに再びアウトブレイクが起こる。ZDCの捜査官ブラッドはフランクにヴィックが行方不明になったことを伝えフランクは再びゾンビだらけのウィラメッテに殴り込む。


特徴・評価点

  • 様々なロケーションのウィラメッテ
    • 一作目のウィラメッテはショッピングモールだけが舞台だったが、今回はかなり広く探索し甲斐がある。
  • ゾンビを吹っ飛ばす快感は相変わらず。
    • 前作同様コンボ武器や車両はどこでも作れる。舞台がクリスマスシーズンということもあってか、全体的にクリスマスを意識した武器などが多め。
  • 無線も快適
    • 攻撃を受けようが落下しようが勝手に受信して勝手に会話してくれる為非常に快適。というかこれが普通なのだが…
  • 運転時のQTE削除
    • 前作は車で何かをするたびにQTEを要求されたが削除された。
  • 生存者を救出したら勝手に帰るようになった
    • 過去作では「AIの頭が悪く介護状態になっていた」「AIが改善されたが攻撃的すぎて遅い」といった面倒くささが存在していた。
      わざわざモールまで戻すのが面倒だという人には朗報だろう。

変更点・追加点・賛否両論点

  • 時間制限完全撤廃
    • 今までは時間制限があり*7、4では完全撤廃されたため自由度が大幅に上がった。
      • 緊迫感が無くなったとの声もある。
  • 新要素エキゾスーツ
    • 着ることで強靭なパワーを手に入れることができ、エキゾスーツでしか使えないコンボ武器や武器もある。
      • だがエキゾスーツが武器の近くに無く、そこまで持っていこうにもその前にバッテリーが切れることが大半。
    • バッテリー式だが一部の場所では無限に使うことが出来る。
      • が、チュートリアル時にその場所を探せと言われるが実際はイベント時以外無限に使うことは出来ない
  • 日本語吹き替え対応
    • 今回は今までと違い吹き替えにも対応している。ローカライズの質も、主に翻訳面が指摘されていた3とは違い良好。ただしやや直訳気味。
      • デッドライジングのキャラが日本語で喋るのは違和感があるという批判もある。英語音声・日本語字幕に切り替えれないのもその批判に拍車を掛けている。*8
    • フランクの吹き替えはマヴカプ3と同じ小山力也氏…ではなく咲野俊介氏
      • 咲野俊介氏の演技が悪い訳では無く、声質も小山力也氏に寄せているのだがどうしても違和感がある。
      • 海外版でのフランクの声優も、今までのTJ・ロトロ氏*9から変更されている。声優兼モーションアクターの変更は告知などが一切無く、海外では大きく批判された。
        演技に関しても、元々声質及び演技が全く似ていないため違和感が大きい。
  • 探索要素
    • ヴィックがフランクのカメラを改造して付けた機能によって探索する場面がある。見つけるのが少々難しい為人によってはダルいと感じることも。
  • 武器ストックの仕様変更
    • 今作では「近距離武器」「遠距離武器」「投てき武器」「回復アイテム」に別れるようになり、自分で整理せずとも管理が楽になった。
      • ただし、投げることが出来るのは投てき武器のみになった。斧やバット等を投げることは不可能になっている。

不評点

  • バッテリーが減るのが早い
    • エキゾスーツや車のバッテリーは減るのが早く爽快感に関しては微妙。
  • 回復アイテム関連の仕様改悪
    • ミックスジュースが削除され、また回復アイテムの回復量が全て同じとなり、没個性化。
  • 体術削除。モツ抜きも無い。スキルムーブでそれっぽいのが出せるが、どちらかというと『2』のコンボ武器による特殊攻撃が近い。
    • フランクさんといえば超人的な体力をもって素手でも無双できる強さが魅力であったため、非力感が強い。
  • セーブデータスロットは前作に引き続き一個しかない
    • 最初から始めたい場合はセーブデータを消すしかない。ただ、チャプター式なので好きなタイミングからプレイすることが出来る。
    • 手動セーブが廃止され完全オートセーブとなってしまった。タイミングによっては変なところまで戻される。
  • ボリュームがかなり少ない。
    • DLCと合わせて約90GB*10ある為、さぞボリュームがあるのだろうと思えばかなりあっさり終わる。
      • わざわざチャプタークリア時に総プレイ時間を表示してくれる為本筋だけ進めていれば15時間位で終わることが分かる。その大半は移動時間。
    • フランクが冒頭で見た悪夢については全く触れられることなく終わっている。
    • また、今作はマルチエンディングが排除されている。
      • 生存者同士で何かイベントがあるわけでもなく、シェルターが強化されるのみで一層キャラクターの印象の薄さが目立っている。
  • バグ
    • もはやデッドラシリーズのお家芸であるバグだが本作は更に悪化している。
      + 一例
    • 助けたNPCがオブジェクトに引っかかってその場に留まりゾンビに攻撃されなすすべも無く死ぬ。
    • 何故かゾンビがシェルターに侵入しNPCを攻撃するが、シェルター内では攻撃が出来ないためロードしてリセットするしか対処法が無い。
    • 人に近づいても「話す」アイコンが出ず進行不能になる。
    • 運転中にガードレールにぶつかると、突然車が横転して壊れる。
    • ムービーの音声が再生されない。
    • 突然フリーズ(アプリケーションエラー)が起きる。特にマルチプレイで頻発する。
      • フリーズに関しては突然のため対策のしようがない。本作がオートセーブのため大きく戻されにくいのが救い。
  • Xbox One版とWin版はPS3版のOTRの様な致命的なバグが無いのが救いか。
    • 現在は多くのアップデートによりかなり改善された。それでもまだ残っている。
  • マルチプレイの仕様改悪
    • ストーリーをマルチプレイするのではなく、専用のモードでのマルチプレイとなってしまった。
      またフリーズによるバグもソロプレイに比べて多発するのもあって過疎化が急速に進んだ。
  • グラフィックの劣化
    • 何故かXboxOneローンチタイトルであった『3』より劣化している。Steam及び据え置き型の性能向上版でも変化はない。
    • 全体的に貼り付けたようなグラフィックであり、光沢に欠ける。特に返り血の表現や髪の質辺りは絵の具で固めたような質感で、この辺りは『1』にも劣る程度。
  • 胸糞悪いキャラクター
    • 主人公であるフランクの性格がおかしい。
      • 今回は何故か所構わず趣味の悪いジョークを吐くようになったり、生存者を煽ったりゾンビアウトブレイクを楽しんでいたりとストーリーを進めれば進めるほどおかしな所が目に付く。
      • 極め付きでおかしいのがストーリーで何故か敵地に捕らえられている一般人を放置する。別にフランクに何か危害を加えた訳でも無い。
      • 前述の言動や後述の要素により本作のサイコパスはフランクと呼ぶプレイヤーも多数。
      • PVや『MVC3』等のゲスト出演ではゾンビに対して遊んでるようにも見える場面もあるが、それはあくまでも外伝の話。
        本編では、人間味を持ちつつも要救助者を助ける正義漢である。そのため特にシリーズファンから改悪として批判された。
  • 助手のヴィック
    • 元々スキャンダルのネタを持ってきたのはヴィックで人体実験に関するネタで期待していた癖に写真を撮ってズラかろうとしたフランクに「見捨てるつもり!? 酷い!」(要約)と言い放った挙句見つかるような行動をとりフランクを見捨てる
    • 言動単体で見ればよくある物だが流れと噛み合っていない為不自然。
    • 他にもフランクのネタを盗もうとしたり街の住人を情報の為に売ったりとただただ胸糞悪い存在で終わっている。
    • 一応謝罪はあるが何故か上から目線な上その後フランクを軽く煽る。
  • 過去作のテーマに反するような設定・追加要素
    • サイコパス削除
      • 今までのサイコパスは削除され、似たような存在のマニアックはいるがサイコパスに比べて弱く、またキャラクター面でも『1』のようにゾンビのせいで狂ってしまった人や『2』のように極悪非道な狂人はおらず、印象に残るような強烈さは無い。
      • ストーリー上で戦うことになるトムがそれに近い存在にはなっている。
    • なりたてゾンビ、進化型ゾンビが鬱陶しい
      • この二体は設定上異常な程素早く攻撃力も高い為、移動が多くなりがちな本作ではただの邪魔な存在である。
    • 『2』からゾンビが強化される傾向にあるが「一番怖いのはゾンビよりも狂った人間」がテーマのこのシリーズにおいて、この2つは明らかな改悪点だろう。
  • DLC『フランクライジング』
    • 本編の最後でゾンビに襲われゾンビ化し人間に戻る為に奮闘するストーリー。要はDLCで真エンディング
    • 1,080円という値段に対し、本編とは違いマルチエンディングではあるもののボリュームは1時間30分しかなく割高感が強い。
      • そのマルチエンディングも少しシーンが違うだけでかなりあっさりした物となっている。
    • ストーリー上では「街が焼き払われる前に、人間に戻るための素材である「寄生蜂」を各所のポイントでミニゲームをこなして蜂を集めゾンビ化を治療する」という流れ。
      • プレイ内容としては『2OTR』のサンドボックスモードで、時間制限以内に全てのミニゲームをこなす…という形に近い。
    • 本編と違う"ゾンビらしい"アクションが出来るのは好評。だが逆に本編で出来たアクションは何も出来なくなっておりすぐ飽きる。

総評

フランクさんが主人公に返り咲いたということで期待も高まっていた本作だが、シリーズの伝統要素を悉くオミットして魅力を失ったまま「凡庸なゾンビドンパチゲー」という評価に落ちてしまった。
バグやキャラ改悪など、改善点よりも改悪点が多いが、それを許容出来れはまともに遊べる範囲内ではある。


初版登校日:2018/12/18 修正・追記歓迎

DEAD RISING 4 Special Edition

【でっどらいじんぐふぉー すぺしゃるえでぃしょん】

ジャンル ゾンビパラダイスアクション

対応機種 プレイステーション4
発売元 カプコン
開発元 カプコンバンクーバー(旧:Blue Castle Games)
(国内)発売日 2017年12月7日
定価 5,990円(税8%込)
プレイ人数 1人(ソロプレイ時)
1~4人(マルチプレイ時)
レーティング CERO:Z(18才以上対象)
判定 クソゲー
シリーズファンから不評
劣化ゲー
ポイント セーブデータ破壊バグ追加と対応の拙さで批判を呼ぶ
追加されたカプコンヒーローズは好評

概要(PS4)

DEAD RISING 4に全てのDLC+追加要素(カプコンヒーローズ)を入れた完全版。
なお、Steam版同様に発売元はカプコンとなっている。

不評点(PS4)

  • セーブデータ破壊バグ
    • 本作の最大の問題点。原因は元々デイワンパッチとして配信する予定だったアップデートパッチが後日に配信され、アップデート前とのセーブデータとの互換が取れなくなることが原因。
      • 無料だがDLCが何故か別途ダウンロードが必要だったのも原因の一部の模様。最初から収録しておけば…
    • また、場合によってはPS4本体のシステムが壊れることがある模様。これのせいでKOTYが審議を放棄した。

評価点(PS4)

  • 元のゲーム性は良くも悪くもそのまま。
  • マニアックの強化
    • 固有武器の所持及びAIの強化がされている。それでも弱いが。
  • 追加要素「カプコンヒーローズ」
    • フランクさんがリュウやアマテラスアダム*11などのカプコン人気キャラたちのコスプレを出来るモード。
      • ただの衣装替えというわけではなく、各衣裳に着替えると波動拳やスティンガーなどを特殊技として使うことが出来る。

総評(PS4)

前述の通り未だにセーブデータ破壊バグは残っているため購入は推奨出来ない。
どうしても遊びたい場合Steam版がこれと同じ内容で約4,000円で買える為そちらを奨める。


余談(PS4)

  • カプコンの対応
    • DLCの配信を停止して間もなく「治すことが出来ませんでした。セーブデータが壊れた場合お手数ですが最初からやり直して下さい」(要約)と発表*12
      • お詫びとして制限時間の無いゼロのエキゾスーツが序盤から使えるようになった。なお、クリア特典であったためクリアした際のご褒美が一つ減っている。
    • 現在(バージョン 1.02)は本体のシステム破壊は報告されていないがセーブデータ破壊バグは報告されている。
  • 開発元のカプコンバンクーバーは、炎上中に呑気にクリスマスツイートをする始末
  • 本作独自の要素として宣伝されていた「カプコンヒーローズ」だが、後に他プラットフォームでも無料アップデートで対応された。
  • 本作の売上が乏しかったことや開発中タイトルの開発中止などが響いたのかははっきりはしないが、2018年9月18日にカプコンバンクーバーが閉鎖されることが明らかになった。
    • カプコンはこの発表の理由に関して「主要タイトルを日本に集中するため」としている。

初版投稿日:2019年1月4日 追記修正歓迎

MURDERED 魂の呼ぶ声

【まーだーど たましいのよぶこえ】

ジャンル アクションADV

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対応機種 プレイステーション3
プレイステーション4
Xbox 360
Xbox One
Microsoft Windows
発売元 スクウェア・エニックス
開発元 Airtight Games
発売日 2014年7月17日【PS3/PS4/Win】
2014年8月22日【Steam】*13
2014年9月4日【360/One】
定価 7,344円【PS3/PS4/Steam】(税込)
8,424円【360/Win】(税込)
2,160円【One】(税込)
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
判定 賛否両論
ポイント 幽霊ということを生かしたアドベンチャーゲーム
推理モノとしては首をかしげる要素多し

概要

スクウェア・エニックスと海外のスタジオ「Airtight Games」との共同開発で作られた推理アドベンチャーゲーム
後に『Fate/Grand Order』のプロデューサーを務める塩川洋介氏がクリエイティブディレクター・脚本を務める。
海外でのタイトルは『MURDERED Soul Suspect』

あらすじ

セイラム市警の刑事「ロナン・オコナー」。
彼の人生はある現場で遭遇した冷酷な殺人犯の手で突然の終わりを迎えた―

気が付いたとき、彼はすでに「ゴースト」となっていた。

横たわる自分の死体を見つけ茫然とする「ロナン」。
そして自分の魂が霊界と現世の狭間の世界「ダスク」に捕らわれている事を知る。

「ダスク」から抜け出すには事件の真相、そして謎の連続殺人犯「ベル・キラー」の正体を突き止めなくてはならない―

「ロナン」は「ゴースト」の体のまま「自分自身の殺人事件」の捜査を開始する―

(公式サイトより引用)

特徴

  • 幽霊ということを生かした捜査
    • 残留思念を読み取る、可視化などで捜査を進めることが出来る。
  • 収集物を集めることで本編のシナリオの背景を読み取ることが出来る。(が、後述の問題点参照)

賛否両論点

  • シナリオ
    • 本作のシナリオは、推理モノとしては首をかしげる物となっている。
      + ネタバレ注意
    • 端的に書くと、犯人は主人公と同じ幽霊で主人公含め様々な人間に憑依して操って殺人をしていたというオチ。
      • 意外性があって驚いたという人もいれば、同じ幽霊じゃなかったら特定出来ない犯人はミステリーとしてどうなのかという人もいる。
      • 一部の伏線放置
        • シナリオ自体は綺麗に締めているのだが、ジョイ(本作のヒロイン)の叫びの効果についての伏線は放置されている。

問題点

  • 一部のムービー中の画質が悪い
    • プレイアブルシーンは高画質だが、ムービーは旧世代機とのマルチ(いわゆる縦マルチ)な為か低画質のムービーが多い
      • それを誤魔化すためかは不明だが明るさ設定を開くとデフォルトでの明るさはかなり低く設定されていることが分かりかなり暗い。
    • グラフィックエンジンはUnreal Engine 3が使用されているが余りグラフィックは良いとは言えない。これも旧世代機とのマルチのせいだろう。
  • 終了時に毎回リセットされる設定
    • 何故か調節した項目が毎回リセットされる為毎回調節しなおさなくてはいけない為煩わしい。
    • チュートリアルも毎回表示される。
  • 推理モノとしては難ありな欠点。
    • 物が拾いづらい
      • 捜査出来るオブジェクトが分かりづらく、オブジェクトを見てもコマンドが出るのに数秒かかる事が多く気づかずそのまま見逃すことがある。
  • 推理パートは、間違えたところで大したペナルティもなく*14手当たり次第に当てて進行出来る。
    • 塩川洋介氏によると「チャレンジは必要だけど、間違えたことによるペナルティで罰するのではなく、物語そのものを楽しませることに優先度をおきたいと考え、厳しいペナルティは課さないようにしてあります。」(原文ママ)との事だが推理モノとして手当たり次第に当てても進行出来るというのは如何な物か。
  • 恐怖より煩わしさの方が大きい悪霊パート
    • 悪霊を背後から倒すパートがあるが、はっきり言ってただ進行の邪魔にしかなっていない。シナリオにも一切絡んでいないため尚更。
      • 好意的に見れば頑張ってホラー要素をいれようとした、邪推すると後述のこともありプレイ時間の水増しと取る人もいる。
      • スニーキングキルしかできない、倒す方法がQTEなことも批判されている。*15
  • バグ
    • 憑依したら出られなくなるNPCがいる、オブジェクトを見てもコマンドが表示されず詰む、フリーズ(アプリケーションエラー)が起きるなど。
      • 進行に関係ない部分では助けた幽霊が再び表示されていることがある。ゲームオーバー時から再開した時に多い。
    • アップデートは一切来ていない。はっきりはしていないがAirtight Gamesは現在閉鎖されている為これから来ることも望み薄。
  • 人に憑依したところで出来るのはほとんどは心を読むことだけでそれ以外のコマンドは本筋でしか実行出来ない。
    • 心を読むのは最初は新鮮だが基本どうでもいいことしか考えていない為その内飽きる。シナリオが進むにつれてセリフが使いまわされるので尚更。
  • 男キャラの造形はモブ以外はカッコいいと好評だが女キャラの造形は悪いのが多く不評。
  • 移動速度が遅い。一応瞬間移動を手に入れると劇的に改善される。
    • 地図の類が一切ない為軽く迷う。慣れるとかなり狭いことに気づくが。
  • 完全オートセーブで手動セーブは無い為途中で打ち切った場合かなり戻されることが多い。
    • 収集物は取得する際随一セーブされているが、バグによって記録が消えていることがある。*16
  • ×ボタン決定の為紛らわしい(PS系列)
    • Xbox系列とのマルチなため仕方ない面もある。本作に限った問題でもない。
  • マップ移動時のロードは長くその時に流れるムービーもスキップ出来ない上長い為煩わしい。
    • ストーリー時に飛ばせないムービーもある。
  • ポルターガイストは一部のオブジェクトにしかモブが反応しない*17為近い場所から起こしていても気づかないことがある。
  • ラストバトルはかなり気の抜けた物となっている。
  • BGMも場を盛り上げる物が無い為退屈となってしまっている。
  • 圧倒的ボリューム不足
    • 寄り道してても5時間程度で終わる。これは8000円台のゲームとしては明らかに値段と不釣り合いで批判が多い。
      • One版だけ後に2160円に値段改正されている。最近では他プラットフォームでもセールで1000円台に落ちることがある。
  • 収集物がやたら多い上に見つけにくい為プレイ時間の水増しではないかと邪推されている。
  • トロフィー/実績収集も非常に簡単。(この点は収集家には好評)
  • 自社制作なので当たり前だがローカライズは基本良質。が、一部モブの顔と声が合ってないことがある。セリフ使いまわしのせいだろう。
  • 映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のオマージュが多すぎる。というかほぼパクり
    • 参考にしたと一応公言してはいるが…

評価点

  • 題材、アイデアはいい
    • 素材の調理に失敗してるとの声も多くかなり惜しまれている。
  • 収集物で見れる怪談話はゾッとする物が多く好評。ただし画面が1枚絵しか表示されないのは批判されている。

総評

幽霊が自分を殺した犯人を捜すということで期待されていた本作だが、数々の欠点により評価を落とすこととなってしまった。
コストパフォーマンス面ではOne版かセール時を狙って買うといいだろう。



*1 『ゼノブレイド2』追加コンテンツとしての配信日。

*2 ちなみにアーツとしての名称は「星光脚」となっている。

*3 今後に向けてのノウハウ蓄積でもあるので長期的な視点で見れば無駄ではないが

*4 高橋総監督によると本編よりもパーティの平均年齢が高いため大人っぽい曲調にしたとのことである。

*5 提供枠も含めて考えるならdm1stの『Ultimate Power』がギタドラ初の版権曲となる。また、家庭用版dmでは『恋のダイヤル6700』が収録されていた。

*6 当時の難易度は☆10段階表記

*7 3でも発売前は時間制限が無いと言われていたが実際は普通にある

*8 オプション画面で音声が日本語固定となっている

*9 「タツノコvsカプコンUAS」ではPeter Von Gomm氏が担当。「プロジェクト・クロス・ゾーン」では元々英語音声が無い。

*10 steam版では50GB以上の容量を必要とし、スペシャルエディションにおけるDL版は80GB。

*11 『1』に登場したサイコパスの1人。

*12 DLCの配信は再開されている

*13 ストアページでは日本語非対応表記だが実際は音声含めてローカライズされている

*14 警察官バッチで評価は表示されるがクリアに影響はなく、トロフィー/実績にも影響しない

*15 初期案では銃で戦う案もあったがインタビューによると「それは「ゴーストになっても銃かぁ……」という感じだったのでお蔵入りになりました。」とのこと。

*16 凶悪なものになるとその収集物も消えて取得不可になり最悪丸々最初からやり直す羽目になる。

*17 それもイベント時だけ