記事下書き2

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初版投稿日:2017年11月27日 追記・修正歓迎します

UPPERS

【あっぱーず】

ジャンル フルボッコ系モテモテアクション
対応機種 プレイステーション・ヴィータ
発売元 マーベラス
開発元 バレット
発売日 2016年7月14日
定価 パッケージ版:4,980円
ダウンロード版:4,611円(全て税別)
レーティング CERO:D(17歳以上対象)
判定 なし
ポイント くにおくんのようなツッパリアクション


概要

不良を題材とした喧嘩アクション。 最後の楽園『ラストリゾート』を舞台に女の子をモテるために戦う男たちの物語。

評価点

  • パンチラスロットルで有利になる。
    • スロットが全部揃うと体力が回復したりする。

賛否両論点

問題点

総評

余談

最終章は相棒の櫻井ミチルと勝負して勝つだけで終わる。


初版投稿日:2017年11月27日 追記・修正歓迎します

The Lost Child

【ざ・ろすとちゃいるど】

ジャンル 3DダンジョンRPG

対応機種 プレイステーション4
プレイステーション・ヴィータ
発売元・開発元 角川ゲームズ
発売日 2017年8月24日
定価 パッケージ版:6,800円
ダウンロード版:5,800円
デジタル限定版:7,300円(全て税別)
レーティング CERO:B(12歳以上対象)
判定 なしor賛否両論
ポイント 女神転生タイプのRPG


概要

神話構想の女神転生タイプRPG。
主人公である取材班の青年「伊吹隼人」が権天使「ルア」と共に悪魔を捕縛しながら堕天使「バルシア」を追うというストーリーが楽しめるメガテン風3DダンジョンRPG。
El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON』に登場したイーノック、ルシフェルが今作でも登場する。

評価点

  • テンポの良いバトル
    • 戦闘は「ウィザードリィ」「女神転生」「ドラゴンクエスト」のようにスピーディーでテンポが良い。
    • ガンゴールで捕縛した悪魔は仲間として活躍可能の上、成長も可能。

賛否両論点

  • アストラルの偏り
    • 優秀なアストラルのほとんどが風属性。(特に序盤に顕著)DLC限定のイーノックも風属性なので尚更である。
  • パラメーターのカスタマイズの自由度の低さ
    • レベルアップ時にパラメーターボーナスを割り振れること自体は好評価だが「主人公の戦闘不能=ゲームオーバー」なのでほぼ防御編重となり無意味。

問題点

  • 一部ダンジョンマップが完成しない。このため「レイヤー探索100%」のトロフィーが取れずコンプリート不能に。
  • 固定メンバーの扱い
    • 隼人はボイスが全く無いので(イーノックと比較しても)感情移入できない一方ルアはしゃべりすぎて人によっては面倒に感じてしまう。

総評



初版作成日'17/11/16 追記・修正歓迎します。

パーフェクトダーク

【ぱーふぇくとだーく】

ジャンル ファーストパーソン・シューティング
対応機種 ニンテンドウ64
Xbox360
Xbox One
発売元 (N64)任天堂
(360/One)マイクロソフト
開発元 (N64/360/One)レア
(360/One)4J Studios
発売日 (N64)2000年10月21日
配信日 (360)2013年10月11日
定価 (N64)5,800円
拡張パック同梱版:7,800円(共に税別)
プレイ人数 1人~4人
判定 良作
備考 360/ONE版はXbox live配信タイトル。
Oneでは「レア・リプレイ」にも収録。

概要

  • ゴールデンアイ 007』に続き、レア社が贈るニンテンドウ64本格シューティングゲーム第二弾。根幹のシステムは前作を踏襲しているが、実際の映画を元にした現代が舞台だった前作に対し、こちらは 車が空を飛ぶような近未来 を舞台にしたオリジナルストーリーとなっている。

あらすじ

  • 独自の兵器開発や諜報活動を行う『キャリントン協会』に所属する新米エージェント『ジョアンナ・ダーク』。彼女は訓練で非常に優秀な成績を修めた故に、『パーフェクト・ダーク』の異名を取るほどの実力者であったが、任務に赴いた経験は皆無であった。
    そんな彼女に、ついに初任務の指示が下った。兵器開発を手がける『データダイン社』の科学者『ドクター・キャロル』と名乗る人物から救助要請があったのだ。
    会社の方針に異を唱えたところ本社地下の研究所に幽閉されてしまい、近いうちに洗脳を施されてしまう危険があるのだという。
    飛行艇に乗り込み、厳重な警備の敷かれたデータダイン社へと向かうジョアンナであったが、これがアメリカ全土、ひいては地球全体の運命を左右する一連の任務の幕開けであることを、彼女は知る由もなかった。

ミッション

  • ジョアンナを操作してミッションをクリアしていく『ソロ・ミッション』、ジョアンナと相方の『ベルベット・ダーク(名字が同じため何らかの親族である可能性が高い)』を二人で操作、もしくはNPCとして指示を出しながら進んでいく『協力ミッション』、2Pが敵兵士を操作し、ジョアンナを倒す側に回る『敵対ミッション』がある。
    難易度はエージェント(イージー)、アドバンスト(ノーマル)、パーフェクト(ハード)があり、それぞれ敵の強さや配置、任務の数、入手できる弾薬の量などが変化する。特定の条件を達成することで、敵の体力や強さを調節できるスペシャルモードが解放される。

コンバットシミュレータ

  • いわゆる対戦モードだが、『シミュラント』と呼ばれる仮想プレイヤーを投入することで一人プレイも可能。
    通常の撃ち合いである『コンバット』以外にも様々なルールで楽しむことが可能。
    シミュラントも様々な設定が可能で、見た目の変更は勿論、強さのレベルや行動パターンまで幅広く設定できる。強さは最も弱い新人タイプから、弱、並、強、激、闇の6段階。激タイプ以上になると、上級者でも気を抜くとあっという間に倒されてしまうレベルである。
    行動パターンについては、『爆発系の武器を好む』、『素手やグリップアタックなどの近接攻撃しか行わない』などのベタなものから、『戦闘を好まず、こちらを武装解除してすぐに逃げ出す』、『被弾や自滅を恐れず、ひたすらこっちに向かってくる』などユニークなものも。

キャリントン協会

  • 主人公の所属する協会本部の建物を散策できる。建物全体がデータベースとチュートリアルになっており、それぞれの部屋でデータや不道具の使い方などを確認したり、射撃訓練などを行うことができる。

チート

  • 前作で好評だったチートが今作でも健在。前作同様特定のミッションを決められた難易度とタイムでクリアすることで開放されていく。
    ムービーを見直せる『シネマ』と組み合わせることで前作同様のお笑い劇にすることも可能。

評価点

  • メモリー拡張パックによる快適なプレイ環境。
    • ハードの限界故か全体的に動きがもっさりしており、処理落ちも多かった前作に比べ、メモリー拡張パックが必須になった恩恵か、グラフィックがよりキビキビ動くようになっている。
      流石に爆発が何度も起こるような状況などでは激しく処理落ちするものの、それでも前作よりは処理落ちも大幅に減っている。
  • 前作より順当に進化した演出とゲーム性
    • 前作ではやや殺風景だった、ミッション開始時と完了時のムービーにボイスや会話が追加され、大幅に豪華になった。
    • 敵の被弾時の声程度だった前作から、ボイスが大幅に増加。ジョアンナのみならずモブ以外ほぼ全員のキャラクターに独自の声が当てられており、イベントの会話も非常に豊富。
      敵兵のボイスも大幅に増えており、こちらを見つけると『Hey.You!!(おい、お前!)』。やられると『She got me!(彼女にやられた!)』という具合に非常によく喋る。勿論、これ以外にも台詞はたくさんある。
    • 銃器系の武器には全てリロードのモーションが追加。一律「引っ込めてカチャカチャ」で終わりだった前作と比較して華やかになった他、リロード速度の違いで武器間の差別化ができるようになった。
    • 任務を遂行する上で必要となる小道具類も充実しており、潜入工作を行う演出の強化に一役買っている。特にハッキングに使う『データリンカ』や、目標の位置などを表示する『Rトラッカ』は何度も登場するので記憶に残りやすい。
    • 打撃や鎮静剤などで相手を『気絶』させることができるようになった。これにより殺傷できない民間人や降伏した敵兵を気絶させるに留めたり、敵兵を気絶させて捕らえる任務などを遂行できるようになった。
  • 近未来ならではのユニークな演出
    • 車が空を飛ぶのは勿論、反重力システムで浮遊するバイクやコンテナ、異星との交流もあるため異星人やそれ由来の乗り物、武器なども登場。
      異星人は二種類登場するが、片方はいかにもな異星人の姿をした友好的な種族、方やプレデターを連想させる爬虫類型の好戦的な種族とうまく対比がなされている。
      彼らの武器も前者は流線的なSF感のある武器、後者はゴツくて刺々しい外見の武器という具合に対となっており、ハンドガン一つ取っても性能も全く異なっている。
  • 非常にユニークな武器群
    • スタンダードなハンドガンやライフルは勿論のこと、ラップトップPCに偽装したマシンガンや、マガジンを滑らせるというユニークなリロード機構を持つ銃、更には 球体の弾薬を銃がプルンと飲み込んでリロード完了 なんて銃もあり、現代離れした武器が多数登場する。
    • また、本作の武器にはいずれも「第1武器モード」「第2武器モード」が存在する。
    • 前者は「1発ずる弾を発射」したり「弾を連射」する物が多く実在の銃器に近い性能だが、後者は一転して銃を放り投げ自動機銃で攻撃銃本体を投げてセンサー爆弾の代わりにする常にスコープを除いている状態になる着弾後壁に張り付き一定時間後に爆発等々、世界設定が未来なだけに曲者揃いと言えよう。
  • 充実したチュートリアル
    • 主人公の所属するキャリントン協会の本部は、任務遂行中でなければ自由に動き回ることができる。
      それぞれの部屋には道具や武器のデータベースがあったり、道具の使い方や敵との戦い方を覚えられるチュートリアルを受けたりすることができる。
      武器の使い方を学ぶ射撃訓練もできるが、これがやりこみ要素の一つになっており、これで合格を多く取ることで 前作に登場した武器の一部 をチートで使用可能にできる。
  • 相変わらず熱い対戦モード
    • 前作より引き続き、本作の目玉と言っても良い対戦モード。様々な対戦ルールやチーム戦、シミュラントの登場により、楽しみ方の幅が増した。
      シミュラント抜きでの対人戦は勿論、同じ見た目の新人タイプを大量に投入したかと思いきや、その中に同じ見た目の闇タイプを一体だけ紛れ込ませて…なんて構成や、素手タイプを大量投入してシミュラント軍団から逃げ回ったり籠城したりの鬼ごっこ的な構成も可能。
    • やり込み要素のチャレンジも多人数で挑戦可能。しかも参加人数に応じて敵プレイヤーの数も増えるため、多人数ではヌルくなるなんてこともなく手応え抜群。
  • 豊富なやりこみ要素
    • 純粋なミッションのクリアや上の射撃訓練は言うに及ばず、特定のタイムをクリアすることでチートを取得できたり、更にコンバットシミュレータでは決められた条件でクリアしていく『チャレンジ』が用意されている。
      そのいずれも難易度の高いものは本当に難しく、全てコンプリートするのは非常に長い道のりとなる。
  • 前作の要素も一部続投。
    • 先述した前作の武器に加えて、コンバットシミュレータで前作の化学工場などを再現したステージを選択できたり出来る。
    • 加えて、DKモードなど前作から続投しているチートも存在するが、DKモードは雑魚敵のみならず敵やプレイヤーサイドにも変化が現れる様になっていたり、敵スモールorタイニージョアンナでは多く挿入されたムービーにも状態変化が出現する仕様に変更されたりと全体的にパワーアップ。これらキャラの見た目が変わるチートを全てONにした状態でプレーした日には、お茶の間の笑いを誘う事になるだろう。

賛否両論点

  • 一部の武器が凶悪な性能。
    • 当たればどこでも一撃必殺の黄金マグナム『DY357-LX』など序の口で、同じく一発当たれば一撃必殺か強烈なめまい効果付きであるにもかかわらず、ハンドガン並みに連射が効く『クロスボウ』、やや小規模な爆風ながらも、強力なグレネード弾を重火器らしからぬ速度で連発できる上、マシンガンまで付いている『Sドラゴン』など、トンデモ性能を誇る武器も少なくない。
      特に凶悪なのが、あらゆる場所から壁を無視して敵を狙撃できる『ファーサイト』。劣悪な取り回しを補って余りあるその性能と、それでいて当たれば一撃必殺という規格外の威力は正にチートと呼ぶに相応しい武器である。
    • 一応全ての銃には明確な短所がついており、例えばクロスボウなら矢なので弾速が遅く、リロードが極端に遅い。Sドラゴンについてもマシンガンの威力が低めで、なおかつグレネード弾も携行数が少なく、適当にばら撒いているとあっという間に弾切れするといった具合。件のファーサイトについても銃自体の取り回しは劣悪の一言で、特に標準器で捉えられない至近距離の相手には速射も利かずほぼ無力となる。
  • めまい効果が強烈。
    • パンチやハンドガンのグリップアタック、トランキライザの鎮静剤などを受けると視界が揺らぐ『めまい』が起こるのだが、これはコンバットシミュレータで死亡しても少し良くなる程度ですぐに完治できない。そのため時間経過で治るまで揺れた視界で戦うか、逃げ回るかを余儀なくされることになる。
      また、上記のクロスボウや手榴弾の一種である『Nボム』の爆風を受けるとめまいが一気に進行し、戦闘は非常に困難となる。
      そのため、一度めまい状態になると為す術もなくカモにされることも少なくない。

問題点

  • 一部チートの取得条件が意地悪。
    • G5ビル<盗撮>は、ミッション3と比較的前半のステージではあるものの、やたらとチート獲得条件が難しい。
      • タイムに時間がない割に、クローキングする敵などを相手にしなければならないだけでも難しいのだが、特に金庫の鍵を解除する際にある特殊な手順を踏まないと、達成はほぼ不可能。
        その手順というのも システムの穴を意図的に突いたもの であり、普通にプレイしていてはまずわからない。そもそもその方法が正規なのかどうかすらも微妙なところ。
        ちなみにこの方法に成功すると、警報と侵入者のアナウンスが鳴り響いている中でのんきに会話を続ける敵幹部という非常に間抜けなシーンを拝むことができる。スタッフの遊び心と好意的に考えると、案外これが正規の手順なのかもしれないが…。
  • 一部シミュラントの挙動がプレーヤーを再現しきれていない。
    • 本来なら連射のできないマグナム系の武器をすごい勢いで連射できるというのが顕著だが、他にもリモート爆弾を設置こそするが起爆しない。レーザーのショートレンジが射程無制限になるなど、大小含めておかしな挙動も少なくない。
    • とはいえ、発売当時のFPSにおいて、対戦可能なCOMが登場したというだけでも当時としてはかなりの衝撃であった。また、手榴弾のセンサーピンボールやファーサイトの透視機能を使ってこないなど、バランス調整のためにオミットされたと思しき行動も少なくない。
  • 細かい誤植、設定ミス
    • キャリントン協会が開発したはずのマシンガン『RC-P120』がチェスラック工業製となっていたり、開発元が判明しているはずの一部の武器に開発元が明記されていないことがある。
      また、重量故に通常のハンドガンより強力と言われているマグナムのグリップアタックも、実は他のグリップアタックと威力は同じ。
      おそらく設定ミスと思われる。

総評

FPSの金字塔としてブレイクした前作から、順当に正統進化を遂げた作品。

レア社は現在マイクロソフトの傘下にあリ、本作の版権もレア社が所有していることから、バーチャルコンソールでの配信は絶望的だが、
Xbox Live経由でXbox 360に移植され、Oneへの後方互換対応やカップリングソフトにも収録されている事から、プレー自体も容易。
ゴールデンアイ同様友達とワイワイやるもよし、一人でミッションやシミュラント相手に黙々とやり込むもよし。
いまから手にとっても十分に楽しめる一品である。

その後の展開

  • 本作発売から約2年後の2002年にレア社がマイクロソフトに買収された為、本シリーズの任天堂ハードでの展開は最後になったが、2005年にXbox360で続編である『パーフェクトダーク ゼロ』が発売された。
    • 続編ではあるが、時系列上では本作よりも過去の話(ジョアンナが1人前のエージェントになるまでの過程)になっている。しかも、本作までの主要な開発者達が既にレア社を去った中で作られた。
    • 各地域(北米・欧州・日本)でのXbox360のローンチソフトでもある。
    • 元々、同作はGCのローンチソフトとして開発が始まったが、レア社のマイクロソフトの買収を受け、Xbox版として作り直されることになった。その後、マイクロソフト側の意向でXbox360のローンチソフトとして再度作り直された。
  • また、ゴールデンアイ及び本作を製作したスタッフは、その後レア社から独立し、デベロッパーであるFree Radical Designを立ち上げ、『タイムスプリッター』シリーズや『Second Sight』を製作している。

余談

  • 国内版では発売直前になって『赤と黒』というタイトルに変更された事もあった。
    • しかし、日本のユーザーからは「焼き肉のタレみたいで格好悪過ぎ」と不評だったらしく、すぐさま元のタイトルに戻されたそうな。
    • ちなみに、このタイトルは同期に発売されたN64『罪と罰』を参考に付けた物との事。
  • 開発中の段階ではGB『ポケットカメラ』で撮影した写真を使って対戦キャラクターを作れる機能が登載される予定だったが、製品版の際に没になった。
  • 海外のみだが、末期のゲームボーイカラーに移植されている。
    • GBC版は3Dから斜め見下ろし視点の2Dに変化している事からほぼ別物になっているのだが、振動カートリッジを採用していたり当時の携帯機にも関わらずボイスが再生されたりと、ゲームボーイらしからぬ非常に凝った1作になっている。

初版作成日'17/12/2 追記・修正歓迎します
第23版 P2D:J:A:A:2017060700, P2D:J:B:A:2017060700 基準

beatmaniaIIDX INFINITAS

【びーとまにあ つーでぃーえっくす いんふぃにたす】

ジャンル DJシミュレーション
対応機種 Windows7~10
販売・開発元 コナミアミューズメント
料金 1,598円/月(税込)
サービス開始日 2015年12月1日
判定 なしor黒歴史
ポイント KONAMI初のPC版IIDX
プレー環境構築が最大の壁?
あまりに少ない独自要素
過去CS作と比較するとかなり劣る出来
beatmaniaIIDXシリーズリンク


概要

PS2で発売された『beatmania IIDX 16 EMPRESS + PREMIUM BEST』(以下CSEMP)から6年ぶりに登場した家庭用IIDX。 e-AMUSEMENT CLOUDのサービスでWindowsPC向け。
※一応Macでも、ややPCの知識が必要になるが、プレーしようと思えばできる。
システムに『beatmaniaIIDX 21 SPADA』をベースにしつつ、全体的に課金方法や仕様等が過去の買い切りであったCSとは大きく異なるものとなっている所が特徴。

特徴

  • プレー料金は月額制
    • 他、段位や大会のためのチケットや楽曲パック等の課金要素もある。
  • KEY ASSIST、ANY KEY
    • PC向けである今作の為に用意されたキーボード向けのASSISTオプション。
  • ムービーON/OFF機能
    • これを使ってOFFにすると、ムービー表示欄が今作のモノクロロゴ付きシャッターが表示される。
  • デフォルトではSIRIUSの一部と旧曲が計39曲収録。
    • 貯まったDJ POINTの数量に応じて解禁される隠し曲もある。
  • 解禁システム
    • 現在はMissionにより貯めたBITで楽曲やカスタマイズを解禁する仕組みになっている。
    • チケットを使えばMissionを受注しやすくなる。

評価点

  • SIRIUS以降の(一部)楽曲を、自宅等ゲーセン以外の環境でプレイできる。隠し曲を含めて曲数も現時点で285曲とそれなりに多い。
    • もちろん(一部)削除曲も収録されている。
    • CSには無い新譜面や追加DPAをプレイできる旧曲もある。
    • システムはSPADAベースなので、今までのCSに無かったEXHゲージやFHS、CN譜面等がついに家庭用に。昔の楽曲を最近のシステムでプレイすることができる。
  • オンライン接続による恩恵
    • ACとは異なるものの、家庭用としては初のクリアレート、ネット接続によるライバル機能等が追加された。

賛否両論点

段位認定の課題曲が一部おかしい

  • 例として、SP中伝(☆12の中で強めの譜面がメイン)のラストが☆12上位クラス(☆12詐称クラス)のAlmagestのANOTHER譜面である一方、SP皆伝の1曲目が☆12としては中堅レベルのG59のANOTHER譜面が1曲目等と少々不可解な曲目である。~しかし、一番おかしいのはDP皆伝で、他の課題曲は非公式12.4(☆12上位)であるにもかかわらず、ラストが非公式12.5(☆12最上位)のAlmagestのANOTHER譜面になっている。それのせいか、DP皆伝の達成者数はわずか18名しかいない。
    • ただし、SP中伝に関しては十段と皆伝の間を更に上手く埋めたり、SP皆伝に関しては2曲目以降からは普通の☆12最上位(☆12地雷クラス)が主なので重大な問題ではない。
      • なお、SP中伝は好評だったのか、後にAC 24 SINOBUZのCLASSIC CLASSの中伝に本作のコースが移植されているが、中伝自体の初出は23 copulaと比較的新しく、単に数合わせで移植した可能性もある。

問題点

プレー環境構築が厳しい

  • まず、それなりにスペックのあるPCが必要。特に、CPUが2.8 GHz以上が必須の部分が厳しい。
  • 一番の問題はコントローラ。公式の物の場合、入手困難なPS2の専用コントローラを(コンバーターを介して)使うか、受注生産のプレミアムコントローラを購入するかである。
    • プレミアムコンは約3万円で、クレジットカードでしか支払う事が出来ない
    • PS2アナコンも使えるが、本来のゲーム性を考慮すればかなり人を選ぶプレイスタイルである。
    • キーボードの場合だと、Realforceのような同時押し制限の無いキーボードでも無い限り、どうしても限界に当たってしまう。
      • よって、初期投資の事を考えても、PC周りのパーツや周辺機器の基礎知識が必要になる為、全くのゼロの状態から気軽に始められるものではないだろう。

ゲーム自体の問題点

楽曲追加ペースの遅さ・収録曲の偏り

  • 追加頻度は1ヶ月でおよそ8曲ほどと、過去作で登場した曲数を踏まえると遅さが否めない。
    • 追加される楽曲は、EMPRESS以前の楽曲の配信が多い。一方、SIRIUS以降の楽曲はサービス開始から2年でSIRIUSの多数、Resort AnthemとLincleの一部しか配信されておらず、tricoro以降の楽曲はほとんど配信されていない。
      • 版権曲はライセンス契約の問題のせいか、今のところ未収録。おまけにSIRIUSの未収録曲の中には、AC現行作でプレイできるものもある等、収録基準に不透明感が漂う。
    • また、旧曲は現行ACでプレーできる曲が多く、AC削除曲はかなり少ない。
    • プレー特典曲は、逃すとBITで解禁できるのを待つしかなくなってしまう。大会解禁曲も再開催を待つしかない。

面倒なBIT解禁

  • 月々のBIT解禁曲、過去のプレー特典曲、カスタマイズを合わせると解禁要素が相当なものになる。
    • その一方で本作は最初から選べる曲数がかなり少ないため、プレー特典曲が少ない状態だとボリューム不足と感じられてしまう。
    • BIT獲得のキャンペーンをやったりしているが、そんな事をするより無条件でプレーできる楽曲を増やしてもいいのでは…。

独自要素の少なさ

  • 3y3sのロングバージョンしか今作独自の楽曲が今のところ存在しない。そしてこれ自体も、即存のサントラ音源を入れただけである。解禁条件のDJ POINT稼ぎ(SP/DPのどちらかで3,200pt到達が解禁条件)含め、ランプ埋めが苦行だと評価はイマイチ。
    • しかも、家庭用なのに新規黒譜面どころか旧曲の黒譜面すら収録されておらず、手抜きな面も見られる。

過去作CSにあった機能が無い

  • トレーニングモード、STATISTICS(プレイヤーのステータスを閲覧出来た)のみならず、シリーズ伝統の筈のEXPERTモードすら無い。
    • アーカイブ等も無く、SIRIUS以降のリザルトグラフィックが見れるなんてことも無い。

パック売りが割高

  • Lincleパック(25曲)が4,980円と、月々のプレー料金を考えればきつい。幸い、BIT消費による解禁は不要だが。

更新されない基盤システム

  • ずっとSPADAベースになっており、『PENDUAL』以降に追加されたR-RANDOMやASSISTED EASY等のプレーオプションが実装されていない。

カスタマイズの乏しさ

  • どう言う訳か、Lincle以降のパーツが全然追加されていない。

アップデート前に存在した問題点

+ 2016年10月5日16時アップデートで修正された問題点

STANDARDモードがステージ制

  • プレー終了の度に一々セーブ画面が入ってテンポが悪かった。更に初期はモード画面に戻された。

EXTRA隠し曲も無いのに、なぜこんな仕様にしたのだろうか。

  • アップデートにより、CSのFREEモードのようになった。

大不評な解禁イベント「Akashic Explore」

  • 全体的に、双六的な作業ゲーであり、特に冗長過ぎる演出が不評だった。
    • アップデートで、BIT消費により好きな譜面を解禁できるシステムに変更された。

総評

本作は、プレー環境構築の厳しさや楽曲追加ペースの遅さ、CS独自要素の少なさなどから、CSでのIIDX新作を期待していたファン達を失望させた。
(全て解禁したとして)曲数だけ見れば285曲、それも複数の旧バージョンに跨って収録されている所、今までの家庭用作品で出来なかった要素など、光る面もあるのだが…。
現状では、過去のCS作品を持っていない・用意できない・ソフトが嵩張る、ゲーセンに気軽に行けない、今作独自の譜面・システムを楽しみたい…というような人以外には全くオススメできない作品である。

但し、バグはきちんと直されており、ライバルやペースメーカー等の最低限のオプションは揃っている。
何より曲数がそれなりに多い為、本作独自の要素が少ないだけで全く遊べなくはないのが救いか。

余談

サービス開始時点ではライバルやペースメーカー等の要素が無く、その様は最早未完成と言う言葉が相応しい状態だった。
現在は、毎月8曲を追加する方式になっており、最低限のオプションは揃っているが、2016年11月以前ではやり込み要素を含んだアップデートが実施されていた。
が、それ以降のアップデートは(不具合修正などの)小規模なものにとどまっている。
その為、今後新たなやり込み要素やプレーオプションの実装を含んだ大規模なアップデートが行われる可能性は低いと思われる。


初版作成日'17/12/2 追記・修正歓迎します

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~

【ふぃりすのあとりえ ふしぎなたびのれんきんじゅつし】

ジャンル 錬金術再生RPG
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対応機種 プレイステーション4
プレイステーション・ヴィータ
発売・開発元 ガスト(コーエーテクモゲームス)
発売日 2016年11月2日
2017年3月8日(steam)
定価 【PS4】7,344円
【PSV】6,264円(税8%込)
【steam】6,264円
レーティング CERO;B(12歳以上対象)
判定 良作
ポイント 前作の特徴をそのまま受け継いだ錬金システム
アトリエシリーズリンク


概要

本作の特徴

  • 日数制限の復活
    • 本作の主人公フィリスは生まれ育った「エルトナ」を離れ「ライゼンベルグ」で一年後に行われる錬金術士の公認試験を受けに行く、というシナリオ。
    • そのため最初は1年以内に、受験に3枚必要となる、道中の公認錬金術士から書いてもらった推薦状を集め、ライゼンベルグまで赴き公認試験に合格する事が目標となる。
    • 試験合格後は新たな目標が出来るが日数制限は撤廃。時間を気にせずのんびりとイベントを進めていく事が出来るようになる。
  • アイテムの発想
    • 特定の条件を満たしてアイテムのレシピを閃いていくシステムは前作同様。
      • 参考書を購入して閃きの手間を省いたり(参考書でしかレシピが手に入らないアイテムもある)、ある程度条件を満たしたところで発想ポイント(後述)を消費してレシピを入手する事も出来る。
  • 移動式のアトリエ
    • 本作は従来の、拠点のアトリエと採取地を行き来する方式ではなく、持ち歩きができるアトリエ(ちなみに、ソフィーのお下がりである。)を携え旅をする。
    • 旅の途中で見かけた焚き火跡の前で○ボタンを押してアトリエに入れる。
    • 町の中の他、採取地にも複数箇所焚き火跡がある事も多く、LPの残量やカゴの空きと相談しながらアトリエで休憩しつつ旅を続けていく事になる。
      • ちなみにこの焚き火跡、他の旅人が休憩した跡地という事になっているため、前人未踏の採取地ではアトリエに入る事が出来ない。
      • 公認試験を受ける前は気にする事も多くないだろうが、試験後には水底の遺跡や空中に浮かぶ大地などのいかにもな秘跡に立ち入る事になるためカバンの容量が窮屈に感じる事も増えていくだろう。
    • また、今作は従来とLPに関するシステムの毛色が違う。
      • 今作のLPはパーティ全体で共有する。最大値は100(変わることはない)で、減ることによるデメリットは移動速度減少ぐらい(戦闘には影響しない。)だが、0になるとフィリスが倒れてしまう。1度目はその場で休憩(時間を消費し、LPを20回復する。)してやり過ごせるが、もう一度0になると、戦闘で全滅した場合と同じ扱いになってしまう。
    • 旅というコンセプトのためか、従来は専門店に依頼して作ってもらっていた武器や服は他のアイテム同様錬金釜で作成する事になった。
      • そのため本作に仕立屋はおらず、鍛冶屋は鉱石系アイテムの販売所となっている。
  • 戦闘準備
    • 主人公のフィリスは必ず戦闘に出す必要があり、フィリス以外に戦闘メンバーを3人、控えに1人(公認試験合格後は+2人)連れ歩ける。フィリス以外のメンバーは戦闘時以外であれば入れ替える事が出来る。
      • 主人公の姉のリアーネ以外の仲間はイベントで加入させられるようになる。イベントの内容は特定のアイテムを調合する、特定の採取地に入る、金銭を渡すといった内容で難しい条件を要求される仲間はいない。
      • 加入させられるようになった仲間は宿屋や酒場で待機しているため、加入イベントを起こした後は町で声をかける必要がある。
    • 全滅時のペナルティは前作同様、最も新しく採取した素材を中心に紛失し、アトリエに引き返すというもの。
      • シリーズ内で軽い部類であるのは相変わらずだが、前作とは異なり最初のうちは日数制限があるので前作よりはペナルティとして機能するようになった。
  • シリーズで初めて武器を2つ持つ事が可能となった(主人公のフィリスは1つのみ)。
    • 通常攻撃はメインの武器で行うが、サブに持たせた武器のスキルも使用出来る(威力やパラメータに関わる特性がサブ武器についていた場合、そちらも反映される)。
  • 戦闘システム
    • ターン制だった前作とは異なり、コストターン制となった。従来のシステムに回帰したとも言える。
      • 行動回数が1ターンに1回と決まっていた前作とは異なり、素早さを上げたりWTが短い行動を取ると敵が1回行動する間に複数回行動させる事が出来る。
    • 前作と同じく危険な技を使ってくる敵のアイコンに「!」マークが表示される。強攻撃かと思って構えているとステータス異常などの特殊行動で肩透かしを食らうのも前作同様である。
    • 全キャラクター共通のチェインゲージ(従来のアシストゲージのようなもの)が画面左側に表示され、味方が行動すると溜まっていき敵のフィリスへの攻撃を他のキャラで庇うと消費される。ゲージがいっぱいまで溜まると「チェインバースト」が発動する。
      • チェインバースト時は次回の敵の行動までにタイムカードが挟まれている味方のスキル・アイテム使用で連携攻撃を行い連携率を溜める(連携率は画面左上に表示)。最後の味方の行動時までに溜まっていた連携率により、「チェインストライク」または「チェインフィニッシュ」と呼ばれる専用スキルで攻撃を行う。

  • 一度チェインストライクorフィニッシュを行ってもチェインゲージが空になるまでは何度でもチェインバーストを行う事が出来る。
  • クエスト
    • これまでのような一箇所で受注する方式ではなく、特定のNPCに話しかける、マップに入る、特定の敵を倒すなどの条件で発生するようになった。
    • クリアするとお金やアイテム、発想ポイント(消費することでレシピ発想の手間を省ける)が手に入る。
    • ごく一部を除き殆どのクエストに時間制限はないので、とりあえず受注だけしておいて解決は後回し、という形でも可。
      • 病気の子供を助けて欲しい、と依頼されて1年以上放置するのはちょっと良心が痛むかもしれない。
  • アイテムの仕様変更
    • 戦闘時には全キャラクターがアイテムを使用でき、キャラクターによってアイテムの使用の可否があるのは前作同様。ただし、アイテム欄がパーティメンバーで別個に設定されていた前作と異なり、パーティで共通のアイテム装備欄に事前にセットしておく仕様となった。
    • 物語途中で「アトリエリメイク」が解禁され、ベッドに向かって○ボタンを押す事でアトリエ内にアイテムを設置する事が出来るようになる。
      • 設置するアイテムは倉庫の容量を増やす「コンテナ」や休憩時のLP回復量を増やす「ソファ」、調べる事でアイテムが入手出来るオブジェや何の役にも立たない観賞用のモノまで様々。爆弾を置いておく事も出来る。
    • 認定試験に合格した後のイベントでアトリエに設置する「コルネリア人形」を入手し、アトリエに帰還した際に使用したアイテムを自動補充してもらえるようになる。
      • 前作では使用した分の代金を徴収されたが、今作では人形にミルクを渡して補充してもらう事になった(人形のミルクが不足するとアイテムの補充をしてもらえなくなる)。

評価点

  • フィールド
    • 旅をテーマにするだけあって、広大で多彩なフィールドが登場する。
      • 荒野、雪原、浮遊大陸とプレイヤーを飽きさせない。
    • フィールドで使えるアイテムも多数追加。
      • つるはしで岩を砕いたり、空飛ぶホウキで川を越えたり凄まじい熱で雪原をただの平原にしたりとやりたい放題できる。
    • また、登場するキャラクターも従来のアトリエより増加。公認錬金術士など一部のキャラクターにはサブストーリーも用意されている。
  • 錬金
    • 基本的には評判の良かった前作同様のパズルめいたシステムを引き継いでいるが、随所に変更が入っている。
    • 調合するアイテムごとに熟練度が設定され、同じアイテムを作り続ける事により上がっていく。
      • 最初は素材をそのまま投入する事しか出来ないが、熟練度を上げる事によって回転させて投入する事が可能になる、引き継げる特性数が増える、一度の調合で複数個のアイテムを生み出せるようになる等の変化が出てくる。
      • その為良質なアイテムを生み出す為には「捨て」アイテムをいくつか作らなければならないが、同系統の別アイテムを作成した際に僅かに熟練度が上昇するため、それを利用すれば貴重な素材を用いる調合品のレベルも上げやすくなる。
    • 釜の中のマス目同士を繋ぐボーナスラインというシステムが実装され、これを埋める事により特殊な効果が発揮される。
      • どのラインを埋めるとどのような効果が出るかは事前に確認する事が可能。中にはデメリットを持つボーナスライン、特定の色の素材で埋めないと効果が発動しないボーナスラインもあるため、よく考えて素材を配置する必要も出てくる。
      • 錬金釜の取替が廃止され、代わりに錬金時に「触媒」として用いるアイテムを選択して釜のサイズやボーナスラインを変更出来るようになった。
      • 今作では素材としての使用や分解ができない装備品も、一部は触媒として使うことができる。強力な効果のボーナスラインを備えている場合が多い。
      • 前作にあった高レベルアイテム錬金時の歯抜けや特定の釜使用時の時間制限は廃止。どのアイテムを作る際にも全マスを使用出来るようになり、時間を気にせず試行錯誤出来る。
    • 「黄昏」シリーズ同様、フィリス自身の調合Lvより高レベルを要求されるアイテムは調合出来なくなった。
      • これにより前作では調合時に品質低下が避けられなかった「賢者の石」が一転、今作では強力な装備品や攻撃・回復アイテムの作成時に欠かせない超重要錬金素材となった。
  • アイテム関連
    • 発想ポイントによりレシピ習得が楽になったおかげか、前作より調合出来るアイテム数がぐっと増え、過去作と比べても遜色ない数になった。
      • 一方で武器を分解したり装飾品を素材として使う事は出来なくなったため、特性の受け渡しは気軽に出来なくなってしまった。
    • また前作でも評価されていた素材のソート機能は今作でも使いやすいままである。
  • 着せ替え
    • 前作では服の種類が少なく着替える意味もなかったが、「旅」をテーマにした今作ではフィリスの服装によって様々なメリットが得られる。
      • 特殊効果を持たない初期服を含めて5種類。更に初回特典やDLCで6種が追加される。
      • 服の持つ特殊効果は探索・調合に関わるモノで、戦闘時の性能はどの服を着ていても同じ。また2周目以降はどの服を着ていても所持している全ての服の効果を得られる。
      • 一方でフィリス以外のキャラクターの着せ替えは有料DLCとなり、特殊効果もナシ。それも女性キャラのみなので、男性陣の見た目を変えて楽しむ事は出来ない。
  • エンディング
    • 公認試験に受かったところで一旦ED曲が流れるが、その後も冒険を継続できる。
    • 今作ではマルチエンドが採用されており、キャライベントを進める事によって解禁されるペアエンドの他にメクレット&アトミナイベントを進めて解禁される錬金術士エンド、ペアエンドの条件を複数(全てではない)満たす事によって解禁されるグランドエンディングがある。
      • 前作とは異なりラスボスはいない(キャライベントを進める過程で戦う事になるボスモンスターはいるがあまり強くない)。
      • 出発点エルトナの大扉の前で○ボタンを押す事により条件を満たしたエンディングを見る事が出来る。
      • 1年以内にライゼンベルグでの公認試験に間に合わなかったor試験で不合格になった際のバッドエンドもあるが、こちらでは一枚絵もトロフィーも無いため無理に見る必要はない。
  • 引き継ぎ要素
    • 一度エンディングを見た後にクリアデータをセーブし2周目に入る事が出来る。
      • 引き継げるのはアイテムの熟練度、資金、発想ポイント、装備品、アトリエリメイクで配置した調度品。
      • アトリエリメイクで爆弾を置く事が出来るため、個数と品種の制限こそあるが戦闘用アイテムの引き継ぎも可能。
    • また、最高難度のVERYHARDは2周目以降での解禁となる。
  • グラフィック・サウンド
    • 前作と同じくグラフィック、サウンドのクオリティは好評。
    • また、前作では一部キャラのCGのクオリティが低いと話題だったが、今作では比較的安定している。
    • 枚数の少なさが不興を買ったイベントスチルも増量されており、過去作と比べても特別不足しているとは感じなくなった。

賛否両論点

  • 日数制限について
    • 3年や5年、9年など過去作では複数年に渡ってストーリーが描かれていたため本作の1年という期間は短すぎないか、と思われていたがどっこいそんな事はなく、実際にプレイしてみると相当余裕がある。
      • 後述するように推薦書の入手性に難があるため、5人の公認錬金術士全員に会いに行ってもいいだろう。それでもやっぱり時間は余るが。
      • さすがにクエストを片っ端からこなしていると厳しくなる。初心者には丁度いい塩梅と言えるだろう。
    • 公認試験自体も簡単な問題が多く、普通にプレイしているとまず落ちる事はない。 現実の資格試験もこうだったらいいのだが
      • 一応試験で好成績を収めると最後に追加でバトルが発生し、勝利するとトロフィーが手に入るというオマケ要素はある。
  • 戦闘、調合以外で廃止されたシステム
    • プレゼント機能
      • 元々相手の好みに合わせて贈り物を考えなければいけなかった割に見返りがショボく、居留守が出来る謎仕様も含めてあまり評価が高くなかったので妥当なところだろう。
      • キャラクターの意外な好みを知る事が出来なくなったのは残念かもしれない。
    • 採取レベル制
      • 元々上げるのが面倒だと不興を買っていたのでこちらが無くなったのも妥当なところ。集める素材の品質は従来通り栄養剤で上げる事が出来る。
    • 曜日の概念
      • 前作でもあまり機能しているとは言い難かったが、拠点となる町が1つではない今作では特に不要なシステムだったであろう。
    • 噂話
      • 場所と時間帯で出現する強敵が決まるようになった。
      • わざわざ戦いたい敵に関する噂が出るまで粘る必要がなくなった反面、余所見して走り回っているとうっかり強敵にぶつかってしまう事も。
    • ドールメイク
      • 前作ではソフィーの着せ替えバリエーションが乏しい代わりにプラフタの見た目を変えて楽しめたので少々寂しいかもしれない。
      • メイド服やら魔女っ子やらに変更出来た前作とは異なり、今作のプラフタは終始今の身体を手に入れた際の痴女服のままである。
    • アイテム複製
      • 過去作の「妖精さん」「ホムちゃん」「コルネリアの量販店」などなど自動でアイテムを増やしてくれる存在が本作ではいないため、欲しいアイテムは全てフィリス自身の手で作る必要がある。
      • アイテムの熟練度を上げたり触媒のボーナスラインで一度の作成数を増やす事により複数個のアイテムを一度に作る事は出来るため面倒さはそこまででもないが、貴重な特性を持つアイテムの複製が出来なくなるのは痛手かもしれない。
  • ロジーなどの過去作キャラについて
    • 前作でも賛否両論だったロジーさんだが今作でも同様に鍛冶屋として続投しており、また「エスカ&ロジー」のもう一人の主人公であるエスカが何故か幼女化して登場する。
      • 案の定エスカはロジーにべったりだが、流石にロジーさんは分別をわきまえた大人であるので幼女に欲情する描写は一切ない。その点では安心。
  • 前作キャラの扱いについて
    • 前作「ソフィーのアトリエ」からパーティメンバーとして続投したキャラは主人公のソフィーとソフィーの友人兼師匠のプラフタ、ソフィーの幼馴染のオスカーのみ。オスカーは肥満体だった前作から一転、長身痩躯の容姿となった。
      • もう一人の幼馴染だったモニカは地元に残り、人形師のフリッツは登場こそするもののパーティに加える事は出来なくなった。
      • コルネリアは前述した通り本人を模した人形が登場。時計技師のハロルはNPCの台詞で少しだけ語られる程度。騎士のジュリオは有料DLCを購入した際に登場するが、未購入の場合は一切出番がない。
      • そしてCGモデルの顔の出来がアレ過ぎて話題となった仕立師レオンは全く出番がない。ソフィーは彼女に仕立ててもらった服ではなく初期の服をアレンジした衣装で登場するため痕跡すらも残っていない。
    • パーティキャラ以外で続投するのはメクレットとアトミナ(と前述のロジー、シリーズ恒例のパメラ)のみ。今作の舞台となるラスティンは前作の街キルヘン・ベルからはだいぶ離れているという設定のため、町人の皆さんの登場は難しかったのだろう。
  • キャラバランス
    • 散々物理ゲーと揶揄された前作を反省してか、今作では攻撃アイテムの使い勝手が上がっている。
    • パーティでアイテム装備が共有化された事に加え、フィリス、ソフィー専用の強力な攻撃アイテムもある。攻撃アイテムのダメージアップに繋がる装備品用の特性もあるため、専用装備で固めれば爆弾でも高ダメージを叩き出せるようになった。
      • 一方で強敵と戦う際に重要となるチェインフィニッシュ&チェインストライクはスキル扱いのため、本人のパラメータを上げてスキルで殴った方がいい場合も多い。
      • キャラごとにスキルと攻撃アイテム、どちらかに特化させておいてチェインバーストの〆はなるべくスキル攻撃が得意なキャラクターに任せた方が良いだろう。
    • スキル使用キャラとして強力なのは使いやすいスキルを揃えたリアーネやパラメータが高く敵のBREAKゲージを稼ぎやすいアングリフ。
    • アイテムを使わせるとパッシブスキルと専用の杖の効果で高火力が期待できるソフィーが強力。
      • ちなみに主人公のフィリスは武器の装備スロットが1つ少なくアイテム火力に関わるパッシブスキルの性能も(微々たる差だが)ソフィーより低いため、専用アイテム以外を使った攻撃ではソフィーの劣化になりやすい。
    • 幸い戦闘難易度はさほど高くなく、最高難度のVERYHARDの裏ボス戦でも全キャラ使える程度の性能差に収まってはいる。

難点

  • 図鑑機能について
    • 本作では途中で「見聞院」に歩いたマップや出会った敵、調合したアイテム、レシピのデータを納める事により特典としてお金やアイテムを受け取れる。
    • マップや調合アイテムは後回しでも問題ないのだが、公認試験合格を目指し旅をしている際に道中の公認錬金術士に貰う「推薦書」は試験合格前にしか入手する事が出来ない。
      • 周回プレイで図鑑がリセットされてしまうため、アイテム図鑑の達成率を100%にしたければ道中で出会える5人全員に会って推薦書を貰って来る必要がある。一人でも会い損ねたらその周での図鑑完成は不可能となってしまう。
    • ちなみに公認試験の成績次第で最後に戦う相手が変わるが、こちらは図鑑に記入しなくても達成率100%になるという幻ポケモンのような仕様。何故推薦書もこうしてくれなかったのかは謎である。
  • OPについて
    • ゲームをアップデートするとOPがDLCキャラ込みのものに差し替わるが、今作のDLCは2人ともそれまで影も形もなかったキャラなので購入していないユーザーは当惑するしかない。
      • 一人で立っているシャノンはともかく、仲間ヅラしてフィリスの隣で笑うハインツくんへの違和感は特に酷い。
      • そもそも続きモノのゲームなのだから「トトリ」のイクセルや「エスカ&ロジー」のウィルベルのように前作に登場して今作で非プレイアブル化されたキャラで良かったのでは、という声も。
    • 差し替え前のOPは一度ゲームをクリアするとタイトル画面に追加されるEXTRAコンテンツから見る事が出来る。
  • シナリオについて
    • 道中で立ち寄る「フルスハイム」という町で船に乗って向こう岸に渡らなければならないのだが、この町に関してとにかくツッコミどころが多い。
      + ネタバレ
    • 町のビジネスが観光によって成り立っているにも関わらず、船が運行停止状態になっている件について船乗り以外の住民は原因を調べようともせず「困った」「どうしよう」などと言っている。
    • 町から船着き場までは門で仕切られているだけ。最初は船乗りが立ちはだかっているが、街中でイベントを進めるとどいてくれるので特に鍵などはかかっていなかった模様。町人は少しは自分達の生活基盤を気にしろ。
    • 船着き場からは湖の中心に巨大な竜巻が立ち上っているのが確認出来る。船乗りは船が動かせなくなる事で悪評が広まるのを避けるために運行停止の理由を町人に説明していなかったらしいが、どんな理由であれ船が動いていなければ悪評は広がるだろう。
      • ちなみに竜巻をどうにかしようとしているのは船乗りと錬金術士達だけ。町長や市長は存在しないらしい。
    • 事態解決のために複数人の錬金術士が集まるが、採用されたフィリスの案が「鎧を付けた船で強引に竜巻を突破する」というもの。生まれてこの方鉱山都市を出た事が無かったフィリスが船の設計を行っているため違和感が凄い。
      • シナリオの完成度が評判の「トトリ」では、かつて造船技師だった主人公の父親に要求された部品を集めて渡すという形で船を作ってもらっていた。
    • フィリスのライバルを自称する少女イルメリアの解決案は「竜巻を消すアイテムを作って使う」というもの。どう考えても船の新造が必要ないそちらの方が有用そうだが、採用されたのはフィリス案である。
      • 実際、竜巻を超えて対岸に渡った後にフルスハイムに引き返すと竜巻を消すアイテムを作るので素材を取ってきて欲しい、と頼まれる。
  • 追加特性について
    • 前作で「水増し」「リセマラ」などと叩かれた封印されし書架の宝箱マラソンはない。
      • 代わりに公認試験合格後に既存マップに高レベルの敵が出現し、それを倒した際に得られるアイテムに高性能な特性が付いている、といった具合である。
    • この点に関して言えば前作より面倒ではなくなっているのだが問題は追加特性「真理の求道者の記憶」である。
      • バージョンアップで追加された採取地「聖地ベスティエ」にてケモノ系アイコンのNPCに素材アイテム「ツヴァイナッツ」(他の町で店売りしている素材)を渡すクエストが発生するのだが、このクエストの受注中に別マップのケモノ系アイコンの敵を杖で叩くと発生する追加クエスト「ごめんねケモノさん!」のクリア報酬として貰えるアイテムに付いてくる。
      • 効果は全パラメータの大幅上昇という単純だが強力極まりないもので、装飾品にのみ付与出来る。つまりはもらったアイテムを直接調合素材にして付与するしかなく、中和剤等のアイテムを介して増やす事が出来ないのである。
      • 装飾品アイテムは熟練度を最大まで上げた場合で3個出来るため、パーティメンバー8人全員分を揃えようと思うと本編クリア(及びメクレット&アトミナイベント)を最低3周するしかないのである。
    • ちなみにこのクエスト、ケモノ系敵シンボルを叩く時期を間違えると別のクエスト「ごめんねケモノさん」「ごめんねケモノさん…」が発生してしまい報酬品も別のアイテムとなってしまうので気を付けなければならなかったりする。
      • そもそも下調べしていなければ他所の町まで飛んでツヴァイナッツを買い込んで渡して終わりなのでクエストの存在自体に気付かないかもしれないが…
  • バグ・フリーズに関して
    • 一言で言い表すといつものガストである。
    • 前作ではそこまででもなかったが、今作ではとにかくフリーズが多い。
      • 敵との戦闘に入るとフリーズ、イベントが起こるとフリーズ、マップ移動の為に船に乗るとフリーズ、アイテムの調合をしようと錬金釜に向かって○ボタンを押すとフリーズといった具合である(PS4版Vita版問わず)。
      • うっかりセーブしないままゲームを続けてフリーズした際には多大な被害を被るため、くれぐれも注意して欲しい。
    • サブキャラクター「ルイス」のイベントを進めると突如として謎の空間へと飛ばされる。
      • ランドマークや焚き火跡へのショートカット移動で元の場所に戻れるが、初見ではビックリするだろう。
    • クエスト「ソフィーの薬の秘密」はクリアした際自動的にもう一度受注された状態になり、受注クエスト一覧に残りっぱなしになってしまう。
    • DLC未導入状態で温泉受付嬢のヘンリッカに話しかけ、入浴を断るとDLCキャラのシャノンも込みでの入浴イベントが見られる。
  • その他
    • 発売後およそ半年でsteamでもリリースされた。価格はPSvita版と同様。
    • しっかり日本語にも対応しているためPCゲーマーの皆さんも安心である。

総評

前作で好評だった調合システムは更に改良され、不評だった戦闘バランスやアイテム数の不足、イベントスチルの少なさは改善されて登場した作品。
基本的に良作と言い切っていい出来であろうが、フリーズの多さには悩まされる事が多いだろう。
くれぐれもこまめなセーブをこころがけて遊ぶようにしよう。


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