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初稿投稿日 2017年4月20日23時15分

妖怪転生2

【ようかいてんしょうつー】 *1

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード
発売元 阪神娯楽
開発元 PENI ORIGINAL SOFT
稼働開始日 1984年
プレイ料金 1プレイ 20~50 円
プレイ人数 1~2人
判定 なし
ポイント 伝説のレアゲー


概要

  • このゲームは、『タイムパイロット』の改造であるが、利用されているのはハードウェアのみであり、ソフト的には全くの別物である。
    • 関西のディストリビューターが、陳腐化して商品寿命を終えた基板を再利用してROMを載せ替え、いわゆる「折半リース」で機械を設置していた店舗に「新作」と称して設置していたもの。
    • このディストリビューターは、駄菓子屋など小規模なロケをメイン取引先としており、専業のゲームセンターやSC店舗とはほとんど取引がなかったことから、商圏が限られていたこともあり流通数は非常に少なかった。
  • 1981年に作られた『妖怪転生』の続編である。基本的なゲーム内容は変わらないが、グラフィックは格段に進化している。

システム

  • フィールドを左右に移動しながら、上下左右にレーザービーム(作者談)を撃ち、画面内に居るALIEN *2 を全滅させることが目的。
  • 1レバー1ボタン。ボタンでレーザービームを撃つ。左右方向にしか移動できないが、レバー上下で上下方向にレーザービームを撃てる。
    • 段差があると登ることができない。画面に点在するエレベーターやエスカレーターに乗ることで上下移動できる *3
    • 下方向への移動は、下方向へレーザービームを撃つことで床に穴を開けて行える。ただし……(下記参照)。
    • 一度開けた穴は一定時間もしくはミスをするまで残る為、無闇に開けまくるとひどいことになる。しかし、エイリアンから逃げるためには必須の行動でもある。
    • 上方向に撃ったレーザービームは、上のフロア床を貫通する。ただし……(下記参照)。
  • レーザービームを撃つためには、エネルギーが必要。
    • 時間とともに回復し、レーザービームを撃つことで消費する。残量が足りないと撃てなくなるため、考えなしに打ち続けているとエネルギー不足で肝心な時に撃てず追い詰められることとなる。
    • 2人プレイ時はエネルギー残量は共有となっている。
    • これにより、連射して物量で圧倒するという戦略が取れず、しっかり狙って当てる必要性が出て来る。制限時間が設定されていることもあり、レーザービームを外しまくっているとエイリアンを全滅させるための弾数が足りなくなるということにもなる。
  • フィールドの上下は繋がっており、最下段より下に降りると最上段に出る。
    • レーザービームは最上段から上に貫通することはない。
    • 一応、左右も繋がっているがそれを実感することはないだろう。レーザービームが左右端を貫通することもない。
  • エイリアンは、撃つと転生し、姿を変えて再びプレイヤーに襲い掛かってくる。最終形態の時に撃つと消滅する。
    • 足場のない場所にいる(浮遊移動中の)エイリアンを撃つと、落下しながら転生する。転生中のエイリアンにも当たり判定がある為、上方向への攻撃はリスクを伴う。ちなみに、転生中のエイリアンは無敵状態なので撃っても倒せない。貫通もしないので、複数重なったエイリアンの相手をするのは危険。
    • 外見上の形態が、実質的にエイリアンのHPを示している。ちなみに、画面に表示されているエイリアン残数は、転生回数(HP)の総数である。
  • 二人同時プレイ可能。
  • 「エイリアンに触れる」「フィールドの最上段から最下段まで貫通する(無限落下となる)穴を開ける *4 」「時間切れになる」とミス。残機すべて失うとゲームオーバー。
    • エイリアンは弾を撃つことはない。
    • ミスをすると制限時間は初期値に戻る。
  • エンディングのないループゲーム。

評価点

  • 前作に比べて進化したグラフィック。
  • タイトルそのままのゲーム内容で分かりやすい。
  • 小手先の技術よりも位置取りなどの戦略の重要性が高く、思考的である。
    • 敵が能動的な攻撃をしないにも関わらず難易度は高めで、じわじわと追い詰められる感覚が味わえる。

問題点

  • 素人が作った故のゲームバランスの悪さ。
    • 1面クリアにかかる所要時間が長く、更にステージのバリエーションが少なめで変化にも乏しいため、単調かつ冗長。
    • 上方向の敵を撃って落ちてくる敵に当たって死亡、敵に囲まれて撃っても転生中の敵に追い詰められて死亡といった理不尽さ。
  • 操作性が今一つである
    • ジャンプができず、回避行動にバリエーションがない。ちなみに……(余談参照)。
    • 左右方向にしか移動できないため、行動可能範囲は思ったよりも狭い。
      • なお、床に開けた穴以外で落下することはない。フロアの端から先に移動できないようになっている(凡ミス防止措置)。ちなみに……(余談参照)。

総評

残念ながら、人気は今ひとつで、ファミ通では「クソゲー」と酷評された。 HP任せに強引に近寄ってくる敵に対抗できない理不尽さなど、爽快感よりも不快感の方が大きい。 二作目でありながら基本的な不出来が改善されていない。



余談

  • 流通経路に起因する出回りの悪さ。
    • 商圏外ではもはや伝説級とも言えるほど出回りが悪かった。ただ、当時は商圏内では探せば見つかる程度の出回りであったため *5 、プレイした人も少なくはない。
    • 不人気だったため設置期間も短く、早々に続編の『妖怪転生3』や新作の『ワンダーランド』に入れ替えられてしまった。
  • ワープロ出力で作られたインストカード。
    • いかにも素人が作ったとわかる、デザインも何もない無味乾燥な代物。だが、ワープロ専用機が絶滅した現在では却って味があるとも言える。
  • 不人気だったためか、挽回を図るためマイナーチェンジ版の『妖怪転生3』が作られた。
    • エレベーターが削除され、ジャンプボタンが追加されている。それ以外の基本ルールは変更されていない。
      • エレベーターのシャフトはそのままであるため、ジャンプで左右端のシャフト部分に飛び降りると無限落下で即ミスとなる。飛び降り防止の救済措置もジャンプで飛び降りる分には適用されない為、むしろ改悪である。
    • 『ナンバークラッシュ』同様、ジャンプに癖があり、また高度が低いため、エイリアンを飛び越えるようなアクションはできない。
    • 上方向への移動手段が実質的になくなり *6 、戦略の幅は狭まっている。
    • バージョンアップでのマイナーチェンジが頻繁に行われる阪神娯楽作品でも、ナンバリング更新でのマイナーチェンジ版が出るのは珍しい。

初稿投稿日 2017年5月13日 追記修正歓迎します

GUNPEY-R

【ぐんぺい りばーす】

ジャンル MUSIC×PUZZLE
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 バンダイ
開発元 キューエンターテイメント
発売日 2007年1月11日
プレイ人数 1~2人
レーティング CERO:A (全年齢対象)
判定 なし
ポイント ルミネス風グンペイ

概要

端から端までの線を繋いでいき消す事で人気を博したワンダースワン用の名作パズルゲーム『GUNPEY』のシリーズ作品。
海外で先行発売され、高い評価を得ている。

問題点

  • オートセーブが無い。