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初版投稿日:2017年7月20日

提督の決断II

【ていとくのけつだん・つー】

ジャンル 歴史シミュレーションゲーム
対応機種 PC-9801、FM-TOWNS、Windows95、
スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーション
発売・開発元 光栄
発売日 【PC98】1993年
【SFC】1995年2月17日
【SS】1996年2月23日
【PS】1996年8月23日
定価 通常版:14,800円
Withサウンドウェア:17,200円
判定 なし
ポイント 前作よりボリューム増加
一方でテンポは悪化

概要

1993年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)が製作・発売した歴史シミュレーションゲーム。
『提督の決断シリーズ』の第2作で、第二次世界大戦を扱ったWW2シリーズとしては『ヨーロッパ戦線』に続く第3作である。

前作がビデオゲームならではの要素を取り入れたシミュレーションゲームとして人気を博したが、それをさらにパワーアップさせた作品。

特徴

  • シナリオ10本で、内3本がキャンペーンシナリオ、7本がショートシナリオである。
    • ショートシナリオは、開始前に複数の勝利条件から一つを選び、選んだ勝利条件を達成するとクリアとなる。
    • なお、シナリオ0「ハワイ作戦」はチュートリアルシナリオとなっており、プレイヤーは日本軍で固定、勝利条件も予め決まっている。
      • 前作で「真珠湾攻撃」を選んで返り討ちに遭った前作経験者は嫌な予感をしただろうが、本作では反撃してこないため安心して奇襲できる。
  • 前作では1日6ターンで進行していたが、本作では1日を航海フェイズと戦闘フェイズの2フェイズに分けて進行する。
  • 毎月1日にカードバトル形式の会議が行われる。
    • 会議にはプレイヤーを含む5人が出席し、国政・軍政に関する決定を行う。
      • 隠しパラメータとして各人の不満度が設定されており、不満度が高いと意見が否認されやすくなる。
    • 一人当たりのカード枚数は基本的に決まっており、最初に所持しているカードは完全にランダムである。
      • プレイヤーのカード枚数は基本的に海軍が前月の作戦目標を達成を達成すれば配られるカードが増え、逆に達成できないとカードが減る。
  • 技術力が一定の値に達すると、月末に新兵器が開発される。
  • 1つの艦隊につき潜水艦以外の8隻まで編成できる。また、陣形は5種類の中から選べる。
  • 2人プレイにおいて、これまでの作品のように1台のパソコンで交互に操作する方法だけでなく、RS-232Cケーブルを用いての通信対戦が可能になった。
    • 後者の場合、相手が行っている行動を予想できないため、スリルな対戦が楽しめる。
  • また、PC98版限定だがパワーアップキットも発売されている。
    • 4本のシナリオ追加、操作性の改良、母港が陥落すると前作同様に別の基地が新たな母港になるなどの変更点がある。

評価点

  • 前作よりボリュームが増加した。
    • 陸軍師団・陸軍将軍・戦車が登場し、陸軍関連の要素が強化された。
    • 航空機も、種類別ではなく機種毎に区別されるようになった。零戦やB-29といった一般人でも知っている航空機ももちろん登場する。
    • 神通 *1 ・島風 *2 ・アルバコア *3 ・ハーダー *4 など前作では登場できなかった艦船も登場している。
      • ドイツ・ソ連の艦船も登場。ただし、前者は登場する条件が厳しいためドイツの艦船を拝む事は難しい。
      • また、艦船の建造・命名も自由に行えるようになった。
    • 新兵器の種類も前作より多くなり、暗号解読機・酸素魚雷・焼夷弾なども登場する。
      • なお、レーダー搭載は完全修理ではなく本作で追加された兵装改造で行う。
    • 世界地図も拡張され、インド侵攻やオーストラリア侵攻はもちろん、ワシントン侵攻やアメリカ全土征服も可能である。
      • ただし、ワシントンは異様に頑丈なため、ワシントンを陥落させるのは非常に難しい。
  • 1日は2フェイズで進行し、戦闘シーンが簡略化されたのも相まって、テンポは会議を除き前作よりかなり良くなった。
  • 任意の艦隊を委任するか直接命令するかを選べるようになった。
  • 会議の雰囲気やアイディアそのものは良い。
    • 前作でも海軍と陸軍の内輪揉めという要素はあったが、基本的に賛成・反対の二択という単純なものであり、またこの二者が政策の全てを決定してしまうという不自然極まりない代物であった。~これに対して、本作は国のトップである総理大臣や経済を担当する大蔵大臣、外務を担う外務大臣といった政策決定に必要な面々がきちんと揃っている。
    • 雰囲気にしても、各々の思惑が渦巻く緊迫かつ重々しい空間が表現されている。
      • 不満度というマスクパラメータがあるために、重要事項の主導権を握るべくご機嫌取りに走ったりと、カードゲームの戦略的要素と上手く結びついている。
      • 「裏取引」というカードの存在がその良い例である。他にも時間を進めるために煙草や茶で一服したりなど、リアリティのある演出が光る。

問題点

  • 会議が非常にだるい。1つの議題を終わらせるだけでも数分かかる上に、議題が5つ *5 もあるため目立つ。
    • 会議の時間は、ゲーム上では一つの議題で15分間だが、「延長」で延長されたり「時間稼」で短縮されたりするため安定しない。
    • 無闇に反対したり発言させないようにすると不満度が上がりこちらの意見を拒否されてしまうため、意見を通したい議題以外は賛同して機嫌をとる必要がある。
      • したがって、会議のコツをつかめれば非常に楽なのだが、所要時間の多さは変わらない。
    • 一応会議は欠席することも可能だが、不利な結論を押しつけられるため否が応でも参加することになる。
    • この欠点は『信長の野望 覇王伝』の論功行賞が非常にだるいという欠点とほぼ同じであり、同じ轍を踏む結果になった。
  • 前作と違いショートシナリオで勝利条件を達成するとそのまま終了してしまい、通常シナリオに移行できない。
    • ただし一応のエンディングは用意されているなど、進歩した面も見られる。
  • 基地が陸軍所属だと自由に命令を出せない。
    • パワーアップキット版では改善されている。
  • 同盟国の部隊も登場するが、いくつか制限が存在するため使い勝手が悪い。
    • 陸上部隊の場合、所属国の基地でしか補充が行えない。
    • 全滅してしまった場合も自国の部隊と違って再配属されることはない。

総評

前作よりボリュームや忠実性が増加し、本格的なシミュレーションゲームとなった。
しかし、ボリュームが増えた事でテンポも更に悪くしてしまったのが惜しい作品である。