記事下書き/R18

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初版:17/05/24

Rance3 -リーザス陥落-

【らんすすりー りーざすかんらく】

ジャンル RPG+ADV ASINを正しく入力してください。
対応機種 PC-9801/PC-88VA/X68000/FM-TOWNS/win95 *1
発売・開発元 アリスソフト
発売日 1991年11月
定価 6,800円
レーティング アダルトゲーム
判定 良作(予定)
ポイント 世界観が壮大に
笑える所もあるが重厚なシナリオ
フェリス無双
Ranceシリーズリンク

WARNING!!!!!!!
本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。


概要

1991年に発表されたランスシリーズ第3作目。 従来のRPGから一線を画したシナリオと、アダルトゲームながら一定のクオリティが確保されたゲーム性によりアリスソフト及びランスシリーズの名を広く知らしめることになった一作。

ストーリー

LP2年、4月。
その日、東の大国リーザスの王都が陥落した。
侵攻軍は、皇子パットン率いる北の軍事大国ヘルマンの精鋭たち。
そして何人にも傷つけられぬ、
他を冠絶する力を持つ存在――魔人。
城は瞬く間に制圧され、
指揮を執るべき王女リアは囚われの身となった。
――リーザス、滅亡。

一夜にして過去の存在と成り果てたリーザスから、
ひとりの忍者が落ち延びていた。
手にするのはリーザスの国宝。
そして、王女からの最後の伝言。
一握りの最後の希望を抱えて向かう先は…
西の自由都市、アイス。

美女の事しか頭にない、あの鬼畜戦士の許だった。

特徴

  • ストーリーは『1』と『2』から地続きの物となっており、前作までのキャラも登場するが世界観が曖昧であった前2作と違い本作で改めて世界観がちゃんと設定され、物語により深みが増した。
    • リーザス・ヘルマン両国の主要人物の他「大陸の3大国と西側の魔物の世界」「魔王と魔人と使徒」「日光とカオス」と言ったランスシリーズの基幹設定が出来たのも今作からで、これらの設定は細部を変更しつつも2017年現在まで引き継がれている。
  • 『1』と『2』はADVのシステムを工夫してRPGに見せかけていたが、本作はアリスソフトの製作環境が整ったことでちゃんとRPGそのものになった。
    • 下記の通りに若干独自要素があるものの、基本的にはADVパートで情報収集しダンジョンを突破してボスを倒すというオーソドックスなRPGである。
  • ダンジョン移動中にABを同時押しするとキャンプ画面が開ける。
    • キャンプ画面では仲間と会話・アイテムの確認と使用・経験値の清算とレベルアップ・ダンジョンからの脱出・セーブロードができる。
      • 仲間との会話は雑談の場合もあるが、攻略のヒントが出ることもある。
      • また、シィルに話しかけるとこれまで歩いたダンジョンの内部構造が分かる。ただし一度ダンジョンから脱出してしまうとマッピング内容は消える。
    • 経験値は『1』・『2』の設定を受け継いでおり他社製RPGのように自動でレベルアップせず、キャンプ画面でレベル神を呼んで清算することで初めてレベルが上がるようになっている。
      • ランス以外のキャラの才能限界値も引き続き存在し、本作の仲間キャラの多くは40~50レベルぐらいまでしかレベルが上がらない。と言っても全員限界値になる程度まで育っていればまずゲームクリアに支障はないが。
      • 余談ではあるが本作からレベル神ウィリスがレベルに応じてストリップサービスをしてくれるようになった *2
    • 帰り木というアイテムを使うことでいつでも脱出可能。
  • 戦闘
  • ランダムエンカウント式になっており、プレーヤーはランスのみを操作する。
    • 戦闘形式はSRPGの要素があり、ターンの最初にランスを移動させ、移動終了時に敵と隣接していると自動で戦闘が始まる。
    • 他のキャラは前作同様自動で行動する。一応全員に動かないよう命令できるが、キャラごとに個別の命令はできない。
    • HPや回避率と言った基本的なステータスのほかに気力(ST)というステータスが存在する。
      • HPが残っていても気力がなくなった場合戦闘続行が不可能となる。消費気力は武器ごとに違い、通常攻撃でも消費する。
    • 高速の自動戦闘モードも搭載されており、開始時に選択するとあっと言う間に戦闘が終わってくれるためストレスフリーな設計になっている。

評価点

  • シナリオ
    • 当時のRPGは「冒険者がダンジョンを制覇して悪い魔物を倒して終わり」という王道な物が多かった中、本作は大国間の戦争というという当時のRPGとしてはなかなか斬新な戦記ものの要素を含んだシナリオとなっている。
    • もちろん『FF2』を始めとした先駆者はいたものの、シリアスながらもしょっちゅう挟まれるギャグ、戦争の裏で暗躍する圧倒的な強さを持つ魔人、ヘンテコなザコキャラ、アダルト要素、そして何より鬼畜な主人公、とこれでもかというぐらいの独自色がある。
      • ギャグのキレはよく、なんだかすごそうな設定を持つ人物があっさりぶっ倒されたり重要なものがえらい近くに隠されていたりと予想を裏切っていく展開が多く、いい位に脱力し笑えるようになっている。
      • 話は壮大になっても相変わらずの主人公の破天荒ぶりは失われておらず、男は容赦なく殺し女を捕まえれば予想通りの事をしてくれ、そのあまりの外道ぶりはむしろ清々しさすら感じる程である。
      • 一方事実上のラスボスである魔人ノス戦はこの戦闘のみフロントビュー方式になっており、ピンチになるも仲間が次々と駆けつけて時間を稼ぎ、逆転したかと思いきや…と実に王道的ながら熱い展開となっている。
    • オチも多少ご都合感があるが、道中の意外な物が伏線となっておりハッピーエンドに終わるためクリア後の爽快感もなかなか。
    • 道中一回しか名前の出ないもの等にも細かな設定が定められており、これらの裏設定が会誌などで好評を博していき、シリーズの人気と『鬼畜王』につながることになる。
  • 女の子モンスター
    • カオスエンジェルズ』や『ドラゴンナイトⅡ』により女性ザコというジャンルの萌芽が始まっていたが、本作は女の子モンスターを襲えるというなんとも直球な要素が搭載された。
      • 戦闘時に女の子モンスターが弱っているとそのまま襲ってCGがゲットできる。ランスのみ手加減攻撃も使えて、他にも固定ダメージを与えるアイテムが存在するので微調整も難しくない。
    • 特に好評だったのか以降のランス以外の作品含むアリスソフトゲーで女の子モンスターの捕獲・収集要素は時々採用されており、『GALZOOアイランド』といった女の子モンスターメインのゲームすら販売されるようになる。
  • 当時のPCゲーといえば良くも悪くも高難易度だったが本作はランスのパロ元よろしく優しめになっており、ヒントもあるのでテンポよくサクサク進められる。
    • ただし終盤に登場する雑魚敵「ストーンガーディアン」が恐ろしいほど強い上に逃走不可という仕様となっており、最大の難所となっている。もっともそこまで来たらもはやクリア目前という状況だが。
    • それでもクリアできない人向けとしてアリスソフトにヒントディスクを注文すれば送ってもらえた。ただこちらはスタッフの落書きやその他資料等も収録されているのでどちらかと言うとファングッズ的な要素も強いが。
  • BGMはこれまでのアリスソフト作品に参加していた一太郎(DRAGON ATTACK!)が担当。特にタイトル画面の徐々に盛り上がる重厚な曲は人気。
    • 特にTOWNSはCD-ROMドライブが標準搭載されていたためCD-DA音源仕様となっており、他機種よりも美しい曲が楽しめた。…本体が40万ぐらいしたので当時どれだけの人が楽しめたかは怪しいが。

賛否両論点

  • 当時だからと言ったらそこまでなのだが、以降の作品とキャラの言動・設定の乖離が激しく、今やると間違いなく混乱したり納得いかない展開がある。
    • 特に諸事情でランスが自分の女を他人に抱かせる展開が存在し、以降の作品から入って来たプレーヤーからいくら当時のランスでも絶対にありえないという意見が多い。
    • ヒロインたちも後発作と違い辛辣なことをズバズバ言うので現行作との違いは否応なく感じる。
  • 原画家のYUKIMI女史の絵がやや癖があり、システム画面などではSD化されたグラフィックが多く、ギャグっぽい表情も多い。
    • と言っても業界全体の絵のクオリティが上昇するのは翌年発売される『同級生』からなのでこの件に関しても「この時代はこの程度」と言えるレベルであるが。
    • 反面男性やクリーチャー担当者の書き込みは細かく若干ダーク感のある絵柄である。そのため同時に画面に映る場合比べると若干違和感を感じる。
  • 上述の通り普通にシナリオをクリアする分には問題がないが、本筋と関係ないサブイベントについては分かりにくく、何に使ったらいいかあいまいな物もある。
    • マップ上にはMランドが存在し、マニュアルにも書いてあるのだが実はいけない。実際に行けるようになるのは『鬼畜王』まで待つことになる。

問題点

  • 真のラスボス戦がもぐら叩きのようなミニゲームとなっており、設定上の強さがうまく表現できておらずせっかくノス戦で盛り上がったところにやや水を差される感がある。
    • 技術的な制約も大きく設定も固まっていなかった時期なのでこれに関してもご愛敬な部分はあるが。
    • なおこのイベントは後期出荷版に搭載された物で、初期出荷版は真のラスボス戦自体が存在せず、軽い会話をこなすといつの間にか追い詰めていたことになるというかなり残念な物だった。
  • 悪魔のパスポートというアイテムを手に入れると戦闘時に悪魔フェリスを呼べるようになるのだが、彼女が明らかにゲームバランスを壊すレベルで強い。戦闘終了後に体力が全回復するので安定感も抜群。
    • このアイテムをゲットするチャンスは作中で二回存在しそのうち一回はやや気づきにくいが序盤にあるため、入手できてしまえば後はかなり難易度が低下する。
    • 一応設定上この時のフェリスは魔人と同等の強さなのでやたら強いのはおかしくはないのだが。
      • 恐らく意図的に入れたもので気づきにくさと合わせて戦闘よりもエロ部分や話だけを楽しみたい人へのお助けアイテムのような立ち位置であるとは思われる。

総評

壮大な世界感とランスらしい無茶苦茶っぷりが両立した名作。
もちろん現代の観点から言うと荒は見られるが、1991年時点においては本作が与えた衝撃は決して小さい物ではなかったと言える。

現在は配布フリー宣言により無料で遊べるが、導入に手間がかかり絵・UIともに昨今のゲームと比べると
さすがに古臭さを感じるので今からやろうというプレーヤーには下記リメイク版を勧めたい。

ランス03 リーザス陥落

【らんすぜろすりー りーざすかんらく】

ジャンル RPG+ADV
対応機種 Windows 7、8
発売・開発元 アリスソフト
発売日 2014年4月25日
定価 パッケージ版:8,800円
ダウンロード版:6,800円(共に税別)
レーティング アダルトゲーム
判定 未定(良作orなし)
ポイント 下馬評を覆したボイス導入
シナリオ・CGは好評
戦闘面が物足りない
Ranceシリーズリンク

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本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。


概要

アリスソフト及びランスシリーズの名を広く知らしめることになった『Rance III -リーザス陥落-』(以下原作)の24年ぶりのリメイク作。
初代ランスのリメイク作品である『01』のシステムを流用し作られており、『01』同様現行設定に合わせた各種変更点があるが、
最大の変更点としてランスシリーズとしては初めてフルボイスとなることが発売前から大きな話題となった。

特徴

  • ストーリーは原作同様の物で大筋は変わらないが、『9』発売後の最新設定に基づいており『4』以降で設定変更が行われた物に関してはそちらの設定が用いられている。。
    • 『4』以降のキャラや『01』で新たに追加されたキャラもどんどん出てくるが、どのキャラも本筋に影響を及ぼさない程度の出番に抑えられている。
  • オーソドックスなRPGという部分は変わっていないが、以下の通り原作以上に独自要素が強い。
  • ダンジョンは2DRPGによくある見下ろし型ではなく、『01』同様進むたびに3枚までのカードが常に提示され、その中から次の選択肢を選ぶというものになっている。
    • ダンジョン内ではイベント・戦闘中でない限りはいつでもキャンプ画面(後述)が開ける。
    • マッピング機能が無くなった代わりに、ダンジョン内にはマップが落ちており、入手すればダンジョンの構造とどのカードがどこに設置されているか表示されるようになる。
    • 街~ダンジョン間の移動はフィールドマップを介して直接行けるが、ここでもモンスターと遭遇して戦闘になる場合がある。
  • キャンプでは現在どのイベントが進行中か表示され、パーティ編成・スキルのセット、アイテムの使用、経験値の清算してレベルアップができる。
    • レベルアップ時には体力が全回復するため、回復手段としても使える。
      • 回復アイテムはいずれも3個までしか所持できないので、この回復法の重要度は高い。
    • もちろん才能限界の概念もあり、限界値に到達したらそれ以上レベルを上げられないが、「欠けスター」というアイテムを使えば限界値を5上げられる。
  • 戦闘はパーティで一つのスキル枠を共有するというシステムになっており、事前にセットしたスキルしか戦闘中には使用できない。
    • 一つもスキルがセットされていないキャラは自動的に補欠となる。
    • スキルは最初は五個までしかセットできないが、「カキン枠」というアイテムを使えば増やすことが可能。
      • セットしているスキルが多いキャラほど敵から攻撃を受けやすい。
      • MP等の概念が無い代わりに強力なスキルほど長いリキャストタイムが存在し、再使用可能になるまでの時間は戦闘終了後も引き継がれる。
    • スキルを選択して戦闘開始を押せば自動でバトルが進む。逆に言うとスキルを何一つとも押さずとも戦闘開始を押すと戦いが始まる。
    • 敵は同時に3体までしか登場しないが、1体倒しても新たな敵が出現し戦闘続行となる場合もある。
      • 敵が何をしてくるかは表示されており、こちらが先手でターンが進むので対処はしやすい。
    • 少ないターン数やオーバーキルなど条件を満たして敵と倒すと貰える経験値が増加する。
  • セーブ・ロードに制限がかかっており、街にいる場合のみセーブ・ロードができる。
    • 「セーブライオン」というアイテムを使うとキャンプ画面でもセーブ画面を開けるが、こちらも回復アイテムと同じく3個しか持てない消費アイテムである。
    • これとは別にフィールドマップ移行時等に自動でオートセーブが作られる。オートセーブ枠は一つしか存在せず、二度目以降は自動で以前のオートセーブ枠に上書きされる。

評価点

  • イメージを崩さないボイス導入
    • ランスシリーズは20年以上シリーズ展開が続いているが、当然ながら初期作品は技術的に大きな制約があったためにボイス搭載などとても不可能であった。
      そして技術面での制約がなくなってきた『5D』以降の作品や関連作でも「旧作からのキャライメージを壊さないようにするため」「テンポの阻害の要因になる」と言った事情から、
      2014年に発売された『9』まで声無しのまま発売されており、制作スタッフ及びファン双方にとってランスシリーズ=声無しというのは絶対的な共通認識だった。
    • そのため本作発売前に突然ボイスを導入する旨の告知がされた際には各所で騒動となり、声がつくというだけで本作の不買を明言するユーザーも多数見られた程で、
      公式ブログにも不安視する内容の書き込みが多数寄せられ、スタッフも声導入への批判に対しフォローに周るほどの騒動になっていた。
      • 特に本シリーズはなまじ通常のアダルトゲームと違い男性キャラにも少なくない数のファンがついているため、ファンが納得するハードルは高かったと言える。
    • ところがいざ発売されてみるとこれまでのファンのイメージにほぼ当てはまるようなキャスティングとなっており、演技指導面においても
      「そのキャラらしい」喋り方が多く、結果称賛する声が相次ぎ事前の評判をひっくり返す形となった。
      • 兼ね役も結構あるが指摘されて初めて気づくレベルの物も多く、指導の徹底ぶりと役者の技量面がよく分かる
      • あまり人気がなかったキャラも声のおかげでかわいく見えたという意見や、これまでのランスと言えば「エロシーンはおまけ」に近かったエロシーンも今作は絵声と合わせて見直したという感想も多い。
    • とはいえ、やはり人によっては一部のキャラのイメージが違ったという意見は避けられないものの、少なくとも発売前は否寄りの賛否両論だった物を概ね好評までもっていったことを考慮すると評価点として差支えないであろう。
      • 当然だがボイスOFF機能もついている *3 のでイメージを崩したくない人はOFFでやれる。ゲームを開始するとまず音声を再生するか問われるという普通のゲームではまず見ない設定が出てくるため、スタッフも気を使っていることが分かる。
    • ただし公式ブログによるとOFFのまま進めた人は4%程しかいなかったとのことで、実際に本作の評価点に役者の演技を挙げているレビューは多い。プレイするならばぜひ声ありでやってから判断して欲しいところ。気に入らなくても声だけOFFにしれば今までのランスと同じである。
  • かわいいCG・キャラデザ
    • 『01』同様『5D』以降の作画担当者である織音ではなく魚介が担当しており、今回も好評。
    • 特に原作ではグラフィックが使いまわされていた魔人アイゼルの使徒三体は三体とも別々のキャラ付けが行われており、アダルトゲームだからこそできる極めて大胆なデザインとなっている。
    • シィルやマリアを始めとしたお馴染みのキャラもこれまでのキャライメージを踏襲しつつ現代風のかわいいデザインでまとまっている。
  • 良改変とシリーズファンにとって嬉しいシナリオ
    • 特に原作の真のラスボス戦はもぐらたたきのようなミニゲーム、もしくはバグってEDに直行する場合があるという何とも言いにくいものだったが、
      本作のラスボス戦はちゃんと戦闘形式で戦いつつも本作以前からの既存設定を使った無理のない形に改変されており、評価が高い。
      • ラスボスのデザインに変更があったことはやや賛否があるものの、ちゃんと設定に沿ったデザインとなっているため、それなりに理解は得られている。
    • 原作にいなかったキャラの追加エピソードも、それぞれのキャラの前・後日談としてよくできていると言える。
      • 一方本作が初登場となる追加キャラも存在し、特にどこかで見たことあるようなヘルマン兵ロバートの出オチっぷりは多くのプレーヤーに強烈な印象を与えた。
    • 反面、マイルドになるのではと噂されていた原作を語る上で欠かせない「武器屋の親父」のイベント *4 はより親父側が悪人化しかなみが殺害に同意するのも無理もないという形で残っており、
      以降の作品からするととても同一人物と思えないパットンの堕落ぶりはほぼそのまま再現されている。
    • 逆に本作の企画が始まる以前からスタッフがなかったことにしておいて欲しいと公言していたあるイベントは大きく改変されており、声優の怪演もあって本作の一番笑ったイベントに挙げるユーザーも多い。
      • 完全な後付けではあるがお馴染「ハイパー兵器」命名の瞬間があり、そちらはいい意味でバカバカしさ全開の内容となっている。
    • 原作だとただの中ボスだったトーマは後付けで人類最強の男という設定になり、『6』にも特殊な形で出演していたため設定に見合うキャラにして欲しいという要望があったのだが、
      この要望にちゃんと答えて、より大物らしいキャラになっており『9』に繋がる会話シーンも追加されており好評。
  • 音楽
    • こちらもDRAGON ATTACK!ではなく絵同様『01』と同じ担当者が担当しているがアレンジ・新規曲双方とも好評。
    • ただ原作の一部の曲がなくなったのは少し残念という声も。
  • 後述の通り戦闘システムそのものに問題点はあるが、バランス自体はサクサク進めてボスは道中の戦闘を怠っていると苦戦するとよくできている。
    • 『01』は往年のPCゲーのように大丈夫そうなものを調べたらダメージを受けたり即死トラップや運で左右される部分も多々見られたが、回避が難しい罠は設置箇所が格段に減り、運要素はほぼ完全に消滅した。
    • 原作だとフェリスが強かったが、システムの都合で必ずしもフェリス一強というバランスでもなくなった。もっとも体力が高く全体攻撃があるのでやっぱり強いが。

賛否両論

  • 主人公ランスについて
    • 言うまでもないが近年の設定に合わせて原作よりも丸くなっている。
      • ランスの性格だけそのままでもおかしいという意見もあれば、色々経験したからこそ『6』や『戦国』以降の丸くなったランスになったのだから本作は原作に寄せるべきだという意見もある。
    • ランスのみ戦闘画面中のみボイスありになっている。意外と声があってたからフルボイスでもよかったという声もあれば、あってないからそもそも声なしでよかったという意見もある。
      • フルボイスにして男女のボイスON/OFFとは別に主人公の声のON/OFFが切り替え可能であればベストだったと言えるか。
  • 一部原作でCGがあったのに削除されたシーンが存在し、その代わりに新たにCGが追加されたイベントの中に暴力的な物が含まれるため賛否がある。
    • 賛否というより要望に近いかもしれないが、『01』の追加キャラで本作にCGがあるのは1名だけ。もっと追加して欲しかったという声もあるが、追加キャラの出番が増えてシナリオに影響するのは良くないという意見もある
  • メタネタ
    • 作中のキャラがBGMや背景に突っ込んだりプレーヤーを意識した発言をするシーンがたびたびある。
    • ある場所では製作スタッフが実写取り込み画像で雑魚敵として登場する。スタッフブログを逐一チェックしてるコアなファンからしたら笑えるだろうが、そうではないユーザーからは賛否が別れている。
      • アリスソフト社員がゲーム中に出てくること自体は過去作でもたびたびやっているが、本作はサブイベやおまけコーナーのみならずシナリオ上必ず見ることになるポイントに配置されているため、そこでも賛否が別れる。
      • 確かに原作にもメタネタはあったが、そんなとこまで90年代前半のノリを再現されても…という意見も。
  • 昔のRPGのリメイクなので仕方ないが所謂一本道ゲーである。本編と関係ないやりこみ要素自体は追加されてるが。
    • 原作になるべく忠実にすべきか新たなifルートの類等を用意するかは意見が割れるのでこれも難しいところだが。

問題点

  • セーブ・ロードする際一々ALICEMANのメッセージが表示されてからセーブ画面に移行するというひと手間かかる形になっている。
    • 特にメッセージは変化しないので面白味はない。
  • 戦闘は『01』の物を改良した形となっているのだが、やや難がある。
    • そもそもミドルかつ元がADVで疑似的にRPGしていた『1』と違ってこっちはフルプライスかつ原作が完全なRPGなのでもっと作りこんで欲しかったという意見も
    • 仲間が倒れた場合控えの仲間が出てくるのだが、これがランダムとなっている。
      • 本作は設定上の強さがステータスに反映されているので、弱いキャラは当然弱く、肝心な時に弱いキャラが出てくると何しに出てきたんだとまさにランスのような気分になる。
        過去作でもこうしたあからさまに使えないネタキャラはいたが、そもそもパーティに加えず進められたので問題にはなってなかった。
      • 特に一名だけ意図的に使えなく設計されているキャラがいる。当該キャラは途中で娼館に売り飛ばせるので、プレイした際にはぜひ躊躇せずに売り飛ばすこと推奨。

総評(03)

『4』以降の作品から入ったシリーズファンには安心して進められる良作と言える。 ランスシリーズをやったことが無い人にとっては時系列上最初の方の話なのでシナリオ面に限ればシリーズの中でも進めやすい部類に入る。ただし主人公のアクの強さを受け入れられるかが好みの別れどこと言えるが。 オリジナル版への強い思い入れがありどうしても改変点があるのは許せないという人に限ってはあまり向いていないかもしれない。


余談(03)

  • エンディングも『4』に直接つながる物に改変されており、スタッフからも次は『4』をリメイクしたいとの発言があったのだが、本作及び『01』を担当した開発チームはランスと無関係の完全新作を手掛けているようである。