記事下書き/R18

WARNING!!!!!!!
アダルトゲーム専用の下書きページです。


ここは、年齢規制などを受けているアダルトゲームの下書き用ページです。
アダルトゲームの下書きは基本的にこちらで。
表示負担軽減のため、動画はコメントアウト状態で記載してください。

加筆、修正、下書きを元にした新規作成は、基本的に自由です。「記事作成相談スレ」も活用しましょう。ただし、 自分がプレイしたことのない作品の記事化は禁止 とします。

2016年6月11日より、下書きページ利用時のルールが変更されました(避難所除く)。
初版投稿日より1か月経過した記事は、警告無く削除されます。
下書きの内容を更新しても削除期限は延長されません。初版投稿の日付を変更してはいけません。
記事の投稿時には、必ず記事冒頭に投稿日を記述して下さい。記述の無い場合、1か月より早く削除されてしまう可能性があります。
事情により長期間更新できない場合、個人でバックアップを取る事をお勧めします。

「記事下書き」は用途別にページが分かれています。

記事下書き以外のWiki形式テストなどは「管理用ノート」へ。
完全フリーのサンドボックスもあります。


アダルトゲーム記事用・注意書きテンプレート

|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|


初稿作成 2017/10/15 追記・修正歓迎します

月影のシミュラクル -解放の羽-

【つきかげのしみゅらくる かいほうのはね】

ジャンル 約束を果たす純愛ADV
対応機種 Windows Vista~10
メディア DVD-ROM
発売・開発元 あっぷりけ
発売日 2017年1月27日
定価 初回限定:6,800円
通常版:4,800円(各税別)
ディスクレス起動 可能
レーティング アダルトゲーム
判定 良作orなし
ポイント 伝記・サスペンス物だが読みやすいシナリオ
シナリオにより魅力が変わるメインヒロイン
一部サブヒロインの扱いが悲惨
ボリュームは値段相応


概要

あっぷりけの8作目
2016年9月20日に公式サイトが公開され、2016年10月1日にiPhone・Android・Windows向けに全年齢版が無料で先行配信された。
2017年1月27日にパッケージで『月影のシミュラクル -解放の羽-』(R-18版のみ)が販売された。本ページでは『解放の羽』を紹介する。

ストーリー

――蝶は巣に捕らわれながらも、大空を目指す
「生き人形」が棲むという、からくり師の一族――如月家。
そこの分家筋である主人公、卯月誠一の元に届いたのは
懐かしい少女の名前が記された一通の手紙だった。
幼い頃に住んでいた土地……伊沢町。
避暑地としてにぎわうその土地の、森の奥には一軒の古い小屋が建っている。
森の奥の如月家で行われる、謎めいた儀式。
そして、家宝として伝わる「生き人形」。
訪れた先で、誠一は懐かしい少女達との再開を果たす。
共に育った本家の少女――如月零。
如月家に仕えるメイド――水無月一葉。
共に学び舎で過ごした少女、野上美優。
そして――正体が分からない謎の少女、紅。
幼い頃に交わした「約束」。そして誠一が見る真実とは……。
これは蜘蛛の糸にとらわれた蝶が、再び羽ばたくまでの物語。(公式サイトより引用)

主な登場人物

+ クリックで開閉。
  • 卯月誠一(うづき せいいち)
    • 本作の主人公
  • 如月零(きさらぎ れい)
    + ネタバレ注意。
  • メインヒロインのような紹介がされており、個別エンドも存在するがメインヒロインではない
  • 水無月一葉(みなづき かずは)
  • 野上美優(のがみ みゆ)
  • 一条忍(いちじょう しのぶ)
  • 如月兼定(きさらぎかねさだ)
  • 水無月さえ(みなづき-)
  • 如月紅(きさらぎ くれない)
    + ネタバレ注意。
  • 本作のメインヒロイン
    • 本作では彼女ありきの内容でシナリオが構成されており、グランドフィーナーレ、後日談は彼女を中心としたものとなっている。

特徴

  • 選択肢の存在する普通のADVのように見えるが、最初はどの選択肢を選んでも1つのシナリオしかプレイすることができない。
  • シナリオをクリアする度に選択肢が解放され、新しいシナリオをプレイすることができる。Leafの『痕』等の形式を踏襲した作品である。

評価点

  • 伝記・サスペンス物ではあるが、読みやすい内容となっている。
    • 過去作『黄昏のシンセミア』のようなシナリオを注意深く読まないと分かりにくい設定・複線の回収シーンはほぼない。
  • シナリオに撒かれたほぼ全ての複線が回収されている。
  • キャラクターも可愛らしく感情移入がしやすい。
  • シナリオの前半と後半で魅力が大きく変わるメインヒロイン
  • BGMも物語に合っている。
  • 過去作にも採用されたフローチャートシステムが使用されており、分岐が分かりやすい。
    • このシステム自体は近年他のブランドのエロゲーにおいても採用されているが、本作ではシナリオをクリアすると「蝶の約束」「炎の約束」といったシナリオのクリアフラグが表示される。
    • それをクリックすると新しく解放された選択肢までジャンプすることができ、すぐに新しいルートを遊べるようになっている。

賛否両論点

  • 伝記・サスペンス物としてはややベタな内容。
    • そのおかげで遊びやすく分かりやすい内容になっているとも言えるが。
  • 直接的なCGは少ないが、グロいシーンや悲惨なシーンが多い。
  • メインヒロインルート以外では主人公がほぼ不幸な目に遭う。
  • この手の作品にはありがちな事だが、ゲームを始めて2つ目のシナリオまでは物語の謎が全く明かされず、何が起こったのか分からないままエンディングを迎えてしまう。
  • 過去作で採用されていた「フラグメント」 *1 が採用されていない。そのためあっぷりけのファンからすると若干物足りない内容と感じる可能性がある。

問題点

  • 『黄昏のシンセミア』『花の野に咲くうたかたの』にもあった問題だが、メインヒロイン以外のルートがメインヒロインルートの踏み台のような扱いとなっており、本作ではこの性質が特に強い。
    • 特に美優ルート、一葉ルートは悲惨な内容となっている
      • 一葉ルートはわけが分からないまま終わった序盤シナリオの回答編にあたる内容であり、悲惨ではあるものの主人公とヒロインが健在なためまだマシである
      • しかし美優ルートは全く救いがない上に後半のシナリオへ進むためにはどうしても見なければならない。物語の謎にもほとんど触れていない。
  • 明らかに作画崩壊している立ち絵が1枚存在する。
    • 該当の立ち絵は一葉の「にひひ」。これ単体ではそこまでおかしくないのだが、他の立ち絵と比較するとパーツの配置のおかしさが目立つ。使用されている場面が少ないのが幸い。
  • テキスト等の不備があったため、修正パッチで後日対応された。

総評

メインヒロインありきで構成されたシナリオ、グロシーンと悲惨なシーンの多さからエロゲーの入門としては敷居がやや高く、人には薦めにくい内容となっている
しかし伝記・サスペンスを取り扱ったエロゲーとしては読みやすく、難解な設定・複線もほぼ無くシステムもしっかりしているのでこの手の作品としては遊びやすい部類に入る。
シナリオの質も高く、この手のジャンルを好むプレイヤーは真相見たさに先へ先へと読み進めてしまうこと請け合いである。
この作品に興味を持ったらまずは無料版をプレイし、作風が自分に合ったと感じたら本作を購入すると良いだろう。


余談

  • 無料版について
    • 概要で述べたように無料版が配信されて、その後R-18要素を加えてパッケージ販売されている。
    • エロシーンのない体験版自体は珍しくないが、iPhoneやAndroidで配信されているのは珍しい。
    • 無料配信版で遊べる範囲の評価は低い。理由は下記を参照。
+ ネタバレあり
  • 早い話が爆発オチである。
    • パッケージ版の販売が告知されていなかったので困惑したユーザーが多く、告知後は「実質体験版」という評価に落ち着いた。
  • 暁WORKS『緋のない所に烟は立たない』も本作と同じ販売方法であり、本作と同日に無料版・パッケージ版が配信・販売されている。
    • これは「あっぷりけ」と同じく「AKABEiSOFT2」を母体としているからである。
    • こちらの無料版は一通り完結しているので、本作より評価が高い。
  • 近年では本作以外にも特殊な販売形式が幾つかある。
    • 2016年8月~2017年1月にかけてSkyFish pocoは『星空TeaParty』シリーズの全年齢版を無料配信。2017年3月にR-18要素を加え『星空TeaParty えくすとら』を販売。
    • 10月1日にCampusから販売された『Deep Love Diary -恋人日記-』はエロシーン以外全てを遊べる無料版を同時に配信。以降もこの販売方法である。