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初版投稿日:2018/09/02

SIMPLE2000シリーズ Vol.63 もぎたて水着! 女まみれの THE 水泳大会

【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむろくじゅうさん もぎたてみずぎ おんなまみれの ざ すいえいたいかい】

ジャンル パニックアクション
対応機種 プレイステーション2
メディア CD-ROM 1枚
発売元 D3パブリッシャー
開発元 タムソフト
発売日 2004年9月30日
定価 2,000円(税抜)
レーティング CERO:D( 17歳以上対象)
判定 バカゲー
ポイント 往年の人気番組をパロディ
バカバカしさはいっぱい
アイドルデスゲームTV』のご先祖様?
SIMPLEシリーズリンク


概要

たまに方向性が豪快にわからなくなる事でおなじみシンプルシリーズの中でも、恐らくトップクラスに微妙な方向へ舵を切った作品。
このタイトルに釣られた方はアラフォー以上です。多分。
「ドキッ」とか「ポロリもあるよ」などの文言を付けたしたくなった貴方は確実にアラフォー以上。

システム/シナリオ

  • 「女の子が水着で戯れる」
    • それこそがこのゲームのコンセプトであり、全てである。
    • もう少し詳しく言うと、アイドル系特番(番組改編期にありがちな、毒にも薬にもならないダラダラした感じの番組)の撮影として特設プールで様々な競技を行うというもの。
    • 番組は三部構成で、それぞれ5種類のミニゲームを行う。
    • 当初はこの「オンエア」しか出来ないが、条件を満たすと鑑賞モード「お仕置き」も出来るようになる。
      • いわゆる鑑賞モードで、水鉄砲で水をかけてることも出来る。
    • ヒロインたちは全員持ち歌を持っており、お仕置きモードでは同時に表示されるワイプでPVが流れる。

バカな点/評価点

  • コンセプトそのものがバカ
    • 往年の人気番組を露骨に意識した構成、どこかで聞いたようなテンションのMCなど懐かしくもバカバカしい演出が多数。
    • 温度計をコスって温度を上げさせたり、足場が広がって大股開きになったりとそういう方面でもやっぱり期待には応えている。
    • 「もうギリギリでチュ~♪」は行き過ぎると対戦相手の顔まで行ってしまいキスしてしまう、というもの。何故か背を向けている場合もあり、そうなるとお尻目掛けて顔を突っ込む事になる。なにその百合セクハラ、いいぞもっとやれ
    • 当然のように胸揺れも調整可能。
    • 人気アイドル総出演という設定ながら、プールサイドの客席がガラッガラなのも恐らくは意識してやっている。
    • バカではあるがミニゲームは運任せのものではなく、攻略法が存在し勝とうと思えば結構な確率で勝てる。ただムキになって勝とうとするゲームでもないが。
  • 作りこんだ持ち歌
    • 10名全員に歌があるだけでなく、振り付けも完備。

問題点

  • ポロリは無い
    • 裸体モデルの上に水着データを貼る形式ではなく、モデル自体に一体化しているためポロリは無い。ガッデム
  • 設定を生かせていないモデリング
    • 身長は同じでバストが20センチ違うはずの水咲姉妹(麗子/響子)が同じように見えたり、神楽ありすがロリというか縮尺を縮めたように見えたり。

総評

タイトルを見て「おっ!?」と思ったエロガッパ或いはある程度以上の年齢の方ならば、お値段以上の価値を見出せるかもしれない。
しかしそうでないなら単なるミニゲーム集で、破綻こそしていないがあえて手に取るほどもないかもしれない。その辺りは相性の問題でもあるが。


初版投稿日:2018/09/21

New ガンダムブレイカー

【にゅーがんだむぶれいかー】

ジャンル 創快共闘アクション
対応機種 プレイステーション4
発売・開発元 バンダイナムコゲームス
発売日 PS4版:2018年6月21日
定価 7,600円(税別)
判定 クソゲー
ポイント 制作陣を一新した結果、大幅劣化
システムの大幅改変が悉く裏目に
バグ修正で増えるバグ
ガンプラ運動会
ガンダムゲームリンク


概要

「ガンプラを操作して」他のガンプラを蹴散らしていく人気ガンプラバトルシリーズの都合4作目。
本作はナンバリングの「4」ではなく、「New」の名前が与えられており、その名の通り、制作陣の一新も含めて、これまで3作で着実に煮詰められてきたベースを元に、
これまでとは一味違うガンダムブレイカーとして新機軸を打ち出した……はずだったのだが……


特徴

ヒロイン選択によるADVパートの拡張

  • 物語は「ガンブレ学園」に主人公が転校生としてやって来る所から始まる。そして主人公は学園を力で支配する生徒会に戦いを挑む、という展開に。
  • 本作では6人+隠し1名の7人のヒロインによって物語のルートが分岐する。これに伴い、前作以上にADVパートが増えており、各ステージの開始には必ずADVパートが挿入される。
    • とはいえ、誰を選び、その中でどんな選択肢を選ぼうと結末そのものが変わるわけではなく、最終的には隠しヒロインを除いてどのルートでも同じラスボスと相対し、同じ展開で勝利を収める。

更なる画質の向上

  • 本作は全体的な画質が更に向上。ペイントによる質感が若干変わってはいるが、機体はより「ガンプラらしく」なっており、
    ガンプラ同士が戦っているという意味では、今までで一番リアルになっている。
    • 特に挙げられるのが出撃シーン。「前作」もPS4として充分な出来だったが、機体と背景の色合いなど、その点には力を入れた事が伺える。

全体的なゲームシステムの変更

  • 本作の名に冠された「New」の名の通り、これまでシリーズで培ってきたものを最低限残した上で、挙動から性能から大きく変更されている。
    • ゲームのルールについても大きな変更が加えられたが、詳しくは後述。

インナーフレームの追加

  • 本作では、ガンプラのベース性能を決めるものとして「インナーフレーム」と呼ばれるパーツが追加された。
    • インナーフレームは5種類に分かれており、それぞれ選択したものによって、バランス型、戦闘向け、攻撃特化、後方支援向け、囮向けといった形で分かれている。
    • 更に各インナーフレームには、それぞれ性能を微強化する10種類のアビリティが存在しており、それを2種類選択して、強化・差別化を図る事ができる。

パーツ間性能の差別化

  • 前作では、前2作で起こっていた「パーツ間の基本性能差の為、強い/使いやすい構成が限られている」という問題点を解消する為、
    パーツ付属のオプションやEXアクション*1を除いて、基本性能は全て統一となっていた。
    • しかし、本作では一度消えていた、パーツ毎の基本性能差が復活。射撃武器は武器種毎、その他は原作での活躍や扱いによって、幾つかの種類に分けられている。

オプション攻撃の撤廃(EXアクションとの統合)

  • ビルダーズパーツの武装や、パーツ付属オプションなど、前作まで通常攻撃やEXアクションとは別枠に用意されていた「オプション攻撃」が、従来のEXアクション枠に統合された。
    • EXアクションはL1やR1との同時押しを併用して6枠に拡張。ごく一部EXアクションは強化の上、覚醒時専用の2枠へ移行した。
    • この影響で、いくつかオプション攻撃の併用が不可能になった他、任意使用や回復ができない分、オプション攻撃類は大まかに性能強化の方向で調整がなされている。

評価点

全体的な画質の向上

  • 前作から更に画質が向上。正確にはガンプラの質感が改良され、より「ガンプラ同士が戦っている」感が増した。
    • ただ、前作までとはメタリックの質感が変わっており、METAL BUILDの様な頑強な雰囲気は出しにくい。この他にも、細かな点で前作と勝手が異なる部分が点在する。
    • アセンブリ画面にしても同様であり、見た目の秀逸さは同じPS4作品の前作よりも更に上を言っていると言っていい。

アセンブリシステム単体の強化

  • 本作では新たにインナーフレームの要素が追加された事で、アセンブリ面での戦略性は進化している。
    • 前作ではパーツ個々の個性を除いた基本性能が統一化された為、見た目は文字通り千差万別の機体構成ができるようになっていたが、逆にアビリティといった、より内面の部分はいずれも似たようなものになってしまった。
    • そこに「インナーフレーム」という形で、機体の土台となる性能を変化させる要素が出た事で、パーツの自由度を継承しつつ、更なる差別化が図れるようになった。
  • ただし、本項にて述べているのは、あくまでその部分に限った話である。詳しくは後述。

新規の大型エネミー

  • 本作では新たに鉄血のオルフェンズより、大型MAハシュマルと、00より母艦「プトレマイオス2」が登場。前者はこれまでのシリーズでも何かと特徴的な存在で、その参戦自体は評価されている。

賛否両論点

すーぱーふみなの登場

  • アニメ「ガンダムビルドファイターズトライ」最終回に突然登場したMS少女「すーぱーふみな」が登場。初回限定特典DLCのスペシャルミッションの大型エネミーとして登場する。
    • 原作通りの武器やポーズを取るなど演出はこだわっているのだが、さながら大昔のペコちゃん人形が如く、張り付いた様な表情が異様に怖いのである。アニメの造形とは雲泥の差であの「邪神モッコス」のような雰囲気を持っている。
      • とはいっても本作のすーぱーふみなはガンプラなのでしょうがないのだが……
    • すーぱーふみなのミッションは1日1回しか挑めない仕様だが、ミッション報酬はガンプラのパーツを1つだけタダで交換できるチケットが手に入る。後述するが、本作はパーツが従来作と比べても集まりにくい仕様になっている為、その点における救済措置となっている。
      • 最も、これは「初回限定特典」のDLCであり、そこを回避した逃したプレイヤーでは手に入らない分、確実に損をする形になっている点が指摘されている。
      • 更に、PS4の内蔵時計を弄るという、使い古されたやり方でミッションを再受注する事も可能。その点も含め、賛否両論というよりも、失笑を買っている様な一面がある*2。中には数年先まで内蔵時計を進めたプレイヤーもいるとかいないとか…。

タイアップアーティストの変更

  • これまで主題歌を担当してきた「BACK-ON」から「SKY-HI」に変更となった。
    • これまで3作品全てにおいて主題歌を担当、アニメ「ビルドファイターズ」でも担当するなど、文字通りシリーズの顔でもあった「BACK-ON」が担当しなくなったことを残念がるユーザーは多かった。
    • 一応、「ビルドGサウンドセレクション」という、カスタムBGM収録版を購入する事で、BACK-ONの曲をミッション中に流す事はできる他、「SKY-HI」の主題歌自体に問題がある訳ではない。

問題点

本作の特徴がほぼ全てにおいて空振りしている

  • 本作で追加された新要素のほとんどが、これまでのシリーズを覆す様な形で捻じ込まれており、特にシリーズ経験者は同じジャンルのままでありながら別物のような印象を受けてしまう。
    • 「New」なのだからこれまでとは異なる作品になって当然と言えばそうなのだが、特に戦闘面においては新要素が悉くストレスフルな要素となっており、全体としてみればただただ劣化しただけとも言えるような惨状となっている。

ゲームのルールについて

  • これまでのガンダムブレイカーは、多少ルールに差異や追加・削除はありながらも、「敵を蹴散らして先に進む」という点では何れも一致していた。
  • 一方、本作では新たに「ミニクエスト制によるポイント争奪戦」という形に大幅に変更された。
    • マップは1つで、その中で発生するクエストを相手チームよりも早くクリアする事で、ポイントを獲得していく。最終的に、制限時間が終了した段階で相手よりも大きなポイントを獲得しているか、クリア条件となるメインクエストをクリアすれば勝利となる。
      • 戦闘は自チームと敵チームの他、「第三勢力」と呼ばれる、ターゲット役になる雑魚が存在。基本的に第三勢力は自チーム・敵チームともに平等に狙う。
    • クエストの内容は多岐に渡らず、「第三勢力を20機撃破」「第三勢力の特定の機体を4機撃破」「第三勢力の特定機体を撃破し、ドロップしたパーツ*3を回収用ボックスに回収する」「コンテナを10個破壊」「どこかに隠された金のコンテナを破壊」「パーツを3つボックスに回収」「敵チームの機体を3回撃破」「敵チームのリーダーor巨大MAを撃破」以上である。
    • つまるところ、「ザコを決められた形or無差別に撃破」「パーツを回収してボックスへ入れる」「コンテナを壊す」「敵チームとやりあう」の4種類しかなく、シナリオのミッションは全て「フィールドが違うだけで同じことの繰り返し」となる。
  • また、回収クエストが存在する関係で「拾ったパーツはボックスに回収しないと、戦闘終了後に獲得できない*4」。つまり、パーツが欲しければ、戦闘中、全く無関係な回収作業を強いられるという事になる。
    • また、パーツは一度に5つまでしか持ち運べず、回収自体も、そこそこの時間ボックスの周囲で棒立ちする必要がある。ボックスは一度回収すると消滅し、少しした後に、複数の設置場所のいずれかにランダムでリスポーンする等、著しく利便性が悪い。
      自分だけのオリジナル機体を作る事を第一にしたゲームで、作成用のパーツ回収を根本的に困難にしているのである。一体何をさせたいのだろうか。
  • ミニクエストの中身を見てもらえばわかる通り、「半分近くは戦闘を行わずとも達成可能」であり、後述するフレームレベルの件も含め、前半は敵をガン無視して回収やコンテナ破壊に勤しむのが定石されている。
    • その割に、シナリオミッションでは最終ターゲットがMAか敵プレイヤーになる為、極端な話、相手に大差をつけて負けていようが、最後に敵のリーダーを撃破すれば勝ちは勝ちとなる。プレイヤー同士ではそうもいかないが……
  • 戦闘バランスも良好とは言い難い。特に、本作は射撃武器であればどんな攻撃でも、必ずよろけを取る事ができる為、敵チーム2機に接近されると、交互に射撃を喰らって抜け出せないまま撃破される
    • 更に、本作のCPUは敵味方問わず、ポイントの高いクエストを優先してこなそうとするため、必然的に敵も味方も同じ目標に対して動く。なおかつ、自機が近くにいる場合は優先的に攻撃対象を変える為、積極的に戦闘へ関わるほど、このような理不尽なハメ技を喰らう事になる。
  • また、極力自分だけのガンプラを作れる様に、付属のオプション装備や限定のEXアクションなど、最低限の差別化要素を残して、性能が均一化されていたパーツに再び性能差が生じたのも問題。
    • 射撃武器は武装のジャンルごとに性能が均一化されているが、格闘武器は1つモーションが違うだけ等で性能に差ができている他、本体パーツに至っては、性能の選考基準すら不明瞭*5。強力なEXアクションや基本性能が高いパーツがはっきりしており、気軽に気に入ったパーツを選びにくい状態になっている。
      • 特に前作では、手間こそかかったが、EXアクションについては使い込む事で制限が解除され、全く関係ない機体でも同じ攻撃を行う事が出来た。その点における戦力差もわざわざ潰していただけに、何故今更この仕様に戻ったのかは不明。
    • 更に、その差を埋める為か、今作からEXアクション扱いになった一部のオプション武装が無駄に強化されていたりする。「バーストブレイカー」という、前作まで覚醒技扱いの大技で斬りかかった機体が、敵の「頭部バルカン」を喰らってあっさり棒立ちになる姿などは、もはやシニカルな笑いを誘う。
  • 本作でも引き続きビルダーズパーツが存在しているが、装着したビルダーズパーツは戦闘力の微調整アイテムへと劣化し例え武装パーツであっても、それを攻撃に利用する事は一切できない
    • 前作では武装パーツは「オプション兵装」として、ちゃんと原作通りの攻撃を行う事が出来、GNドライヴの様に、EXアクションとして分類される行動を追加する事も出来た。
    • しかし、本作ではビルダーズパーツは「いずれかの性能を犠牲にいずれかの性能を微強化する」という役割に終始しており、例え「刀」や「対艦ビームキャノン」を装備しようとも、性能が僅かに上下するだけである。

異様なほどのコンテナ重視

  • 本作のEXアクションは「フレームレベル」と呼ばれる、インナーフレームの強化具合によって、順次解放されていく形となる。つまり、初期状態では、待てど暮らせど射撃と格闘しか行えない事になる。
    • フレームレベルを上げる為には、フィールドの各所へ設置されているコンテナを破壊していく必要がある。一応、第三勢力を撃破する事でたまにドロップはするが、それをあてにするのは本作における自機の戦闘力を考えると難しい。
    • これだけならまだしも、フレームレベルは自機の戦闘力に密接に関わっており、コンテナを無視していると雑魚敵である第三勢力に毛が生えた程度の機体性能しか発揮できない。
      • この状態の敵との戦力差たるやかなりのもので、とてもではないが、腕だけでカバーできる領域ではない。必然的に、戦闘を少しでも優位に進めたければ、全てを無視してコンテナの破壊に勤しむ必要がある。
    • 結果、機体を強く……というか、最低限出来る事を増やす為にコンテナを壊しクエストで指定されてコンテナを壊しロックを吸われてコンテナを壊し、ステージによってはコンテナを探してマップ中を右往左往するどこまでコンテナ推しなんだと
  • 逆に言うと、コンテナを破壊し続け、高いフレームレベルに到達する事が出来れば、そこから試合は基本的に消化試合になる。敵チームの機体はビームライフルだったら2発程度のチャージショットで撃破、雑魚の第三勢力は射撃であれば一撃、ターゲットであっても労せず撃破可能である。
    • つまるところ、戦術として「前半は全て味方CPUに任せて、自分はひたすらコンテナを破壊。フレームレベルを上げた後半に一気に戦局をひっくり返す」という形が最も安定した戦術になっている。

RTC(リアルタイムカスタマイズ)について

  • 本作の目玉の一つとして扱われていたが、これは「使えば強力」といった種類の要素ではなく、「使わなければならない」様な調整がなされたものであり、戦闘中は否応なく組み換えを強要される
    • 前作まではアビリティによってパーツが外れる(パーツアウト)の確率を低下させたりといったことができたが、本作はそれら要素が無く、パーツアウト自体は避けられない状況になっている。
      • 更に、本作ではこれまでの様に被弾時にランダムでパーツアウトするだけでなく、各パーツ毎に耐久値が設定されており、これが0になると強制的にパーツアウト、拾っても次の被弾で確実に外れてしまう。
    • おまけに、パーツ毎にEXアクションが紐づいている関係上、外れてしまったEXアクションはフレームレベル云々以前に使えなくなる。パーツを付け替えた場合も同様に、そのパーツに内包された別のEXアクションとなる為、運が絡んでくる。
  • 以上の様に、「自分が組んだ自分の機体」で戦い続ける事は出来なくなっており、本作も含めて今まで散々推してきた「俺ガンプラ」という要素を根本から否定するありさまである。
  • ただし、幸か不幸か、本作ではパーツアウトの影響が顕著に出る頃には覚醒できる*6か撃墜されているかのどちらかである。
    • この為、システムとして失敗しているだけで、実害的にはパーツアウトが多すぎてストレスになるという程度で済んでいる。なんとも皮肉な話である。

推した割にお粗末なADVパートとキャラクター

  • ヒロインは6名+隠し1名で7名だが、大筋のストーリーに分岐はない。ADV・戦闘パート・敵味方問わず、無理やり気味に原作のセリフを捻じ込んでくる為、全体的に「クサい」雰囲気のまま進む。
    • そもそも、前作は「全体を通して見た王道ストーリー」が評価されているのであり、ヒロインが確固たるポジションを確立した事が評価を上げている訳ではない。
      本作もストーリーは学園物としてみれば、王道といえるのかもしれないが、前述のセリフ問題や、展開は変わらないのにわざわざ複数のヒロインを用意している当たり、その辺を何か勘違いしたとしか思えない。
    • もっと言えば、この「キャラのセリフがクサい」というのは、初代の時点で散々批判を浴び、「2」「3」と自重されていたポイントである。今ならOK、ヒロインが可愛ければOKとでも思ったのだろうか……?
  • 肝心のADVとしてみても、選択肢によって少し会話が分岐する程度のもの。無理やり捻じ込んでおきながら、会話スキップはADVパートをまるっきりすっ飛ばすだけ(=展開そのものに影響がない)、バックログ無し、イベントCGもキャラ毎に3枚が精々、 そもそも、展開自体は全ヒロインでほぼ同じと、中途半端さが目立つ。
    • 周回を前提にしている為か、1回のストーリー周回もかなり短く、話に深さを感じる事は難しい。唯一、隠しヒロインだけは本筋のバックグラウンド的な流れで進んでいくが、解禁されるタイミングを考えると、あまりに今更である。
  • そしてストーリー自体非常に盛り上がらないのである。
    • 基本は生徒会に対抗するチームを結成し生徒会傘下の生徒達と戦い最後に生徒会長を倒しEDなのだがあまりにも淡々と話が進み熱いドラマチックな展開など無いまま物語が進行していく。
      • 敵キャラも魅力がなく倒されるとそのままフェードアウトしてしまう。ラスボスの生徒会長すら個人的私怨で学園を支配していたなどインパクトが薄くしょうも無いキャラになっている。
        学園の生徒も不満ばかり言い、序盤は主人公やヒロイン達を邪険に扱う。しかもストーリーが進んでいくと生徒達の出番すらなくなり学園が変わっていく印象が全く見受けられない。

劣化したモーション・エフェクトや武装

  • 本作ではトランス系*7のEXアクションを中心に、エフェクトが劣化している。
    • NT-Dはブースト移動した際にでる、帯の様な特徴的なブースト残光が出ない、トランザムも残像の質は前作どころか「2」以下のクオリティにまで劣化。
  • それだけならまだしも、ゲームシステムが変更された煽りを受け、エフェクトどころか攻撃そのものが妙な変更を受けたパーツもある。
    • 特に顕著なのが、vガンダムのフィンファンネル。前作まではロックした敵に対して自動で四方八方から攻撃を仕掛け、ボタン一つで戻ってバリアの展開もできる武装だったが 本作では発動すると横に5つ並んで、同時に1発ずつビームを放つだけ。おまけにその間、プレイヤー機は動きが止まる。バリアは別技としてどちらか片方しか選択する事も出来ない。何がサイコミュ兵器かと。
      • 更に言えば、は本来折れる方向とは別方向に折れている、いわゆる逆パカ状態*8。これも大いに叩かれる原因となった。
  • ビルダーズパーツに関しても同様。武装としての使用が一切できなくなったことは上で触れているが、追加大型ブースターの様に、本来はそちらにもエフェクトが出てしかるべきパーツにもエフェクトは出ない。
    • 前作では同じ大型ブースターを装備すればそこからもブーストの噴射炎が出たし、GNドライブを装備すれば、正規のバックパックよりは少ないが、ちゃんとブースト時にGN粒子を噴き出していた。これも単純に劣化である。
  • それ以外にも、ゲームスピードの変化の煽り設けてか、機体の動作モーションも全体的にチープ。特に本作はワチャワチャとした戦場に加え、今までとは比較にならない程、よろけやダウンが頻発する為、モーションがキャンセルされてばかりな事も拍車をかけている。
    • 評価点に出撃シーンの美麗さも上がっているが、正直、「見た目が綺麗なだけ」であり、動きはむしろ劣化。3では「歩行→発進待機→加速態勢」といった一連の動きが専用モーションで作られていたが、
      本作の出撃シーンは実のところ「棒立ちで格納状態を解除→中腰ポーズのまま、カメラを動かして発進体制を取った様に見せかける→飛行ポーズにブーストエフェクトを付ける→機体を上下に揺らして動いたフリ」が正確なところである。
      手法としてはセガサターンやPS1時代に使われていたような、あまりに古典的なやり方である。
  • このほかにも、明らかに合っていないゲームシステムの為に犠牲になった武装や技は多岐にわたる。ゲームとしての面白さや爽快感を奪ってまで変えるべき、採用するべきシステムだったのだろうか?

参戦ガンプラの少なさと遅すぎる追加配信

  • 本作で使用出来るガンプラが、発売当初は全114体と前作から大幅に劣化した。ラインナップも平成以降の作品の後継機はほとんどリストラされている。
    • 新規追加機体は10体、「鉄血のオルフェンズ」や「ビルドファイターズ GMの逆襲」など最近の作品や「MSV」や外伝作品から参戦しているがやはり物足りない。
  • 公式は「ガンダムブレイカー3までの機体は全て出る」と宣伝、公式サイトにはさらなる追加機体の参戦が予告されているが追加機体は週に1体しか配信されないため全てのガンプラが追加されるまで2年近くかかる。
    • 追加機体はイベントミッションに敵として出て来るが配信期間は1週間、配信期間をすぎると敵としてランダムで出現するのを祈る以外にパーツ取得方法が無いのも問題。
    • ちなみに追加機体については現在の所は「配信」ではなく「アンロック方式」である事が判明*9。そのため配信が週一で1機だけなのは出し惜しみではないか?という疑問が生じてしまった。

ゲームバランス崩壊級のバグ

  • 発売当初は「無限核バズーカ*10」と呼ばれるバグが猛威を振るい、 ゲームバランスと共にマルチプレイは核の炎に包まれる事に。あっという間にマルチプレイは閑散とし、誰が呼んだか「世紀末マルチ」という名称まで出る始末。
    • オープンドβでは既にそのぶっ壊れ性能が危惧されていたが、結局改善されるどころか、長大なリロードを無視して無限に撃てる、前述のバグまで引っ提げて発売。
      有ろうことかそのバグを修正したアップデートにて、今度はリロード完了次第勝手に発射するバグが出る等、修正なのにテストしたのかも怪しい、制作陣の杜撰さが際立つ結果に。
      • 三度目の正直でようやくバグが収まったが、今度は威力と攻撃範囲を必要以上に下方修正され、結局は「産廃武器」と呼ばれるまで劣化してしまった。

前作から劣化した点

  • オプション武装が撤廃され、「頭部バルカン」や「(バックパック付属の)ビームサーベル」といった武装は一律で、従来のEXアクションと同じタイプの扱いになった。
    • これまでのEXアクションにあたる枠は6つに拡張されたが、オプション武装撤廃という観点で見ると、前作は「(オプション武装)4方向×2度押し+(EXアクション)4種で」12種類の行動選択肢があったが、それが単純に半分になったと言える。
    • より正確には、各パーツに一つEXアクションを紐付けて、結果的に6種類という形になっている。簡単に言えば、枠は増えたができる事は減ったという形になる。
  • ダウン中は完全に無敵状態になるように。これ自体は敵味方平等な要素だが、問題は本作における機体のダウンのしやすさであり、2、3回の攻撃ですぐにダウンする為、かえって煩わしさばかりが強調される。
    • 逆に、空中でダウンしている敵には攻撃が通る為、「敵を打ち上げる」性質が追加されたバズーカ系の武装は有利。
    • よろけやダウンを軽減する手段がない為、場合によっては完全にハメ殺しする/される事さえ可能と、バランスはかえって劣化している。
  • マニュアル照準、いわゆる「シューティングモード」が廃止。本作では後述の通り、無数のコンテナや第三勢力にロックを奪われて、俊敏なロック変更が難しい為、従来作よりも重要度は遥かに高かったはずである。
  • 本作は3からの引継ぎが一切できない。機体設計図はもちろん、GPやパーツといった基礎的な部分すら不可能。
    • 一部、前作に収録された機体が本作には収録できていない事*11や、インナーフレームといった新要素がある為と思われるが、前者はともかくも、後者はただ劣化しただけの話であり、擁護のしようがない。
      • ちなみに、「2」→「3」の引継ぎでは、ある程度のGP及び、パーツレベルやアビリティはリセットされてしまうが、設計図とそれに登録されているパーツはちゃんと引き継ぐ事ができた。
      • そもそも、インナーフレームは後から追加選択すればいい話、収録できていない分は未装着パーツとして扱う事も出来たはずである。
    • つまるところ、タイムリリースで従来の機体を追加する「イベントミッション」のタネに機体を出し惜しみする事が目的としか思えない。更にタイムリリースの時間が一定ではなく毎週木曜日の13時~15時くらいに配信と安定しない。機体データを配信するわけでもないのになぜ安定しないのか…。
  • ペイントやビルダーズパーツの調整において、数値を10ずつ動かす事が出来なくなった。調整範囲は-100~100、もしくは-300~300まである為、手間は大きい。方向キー長押しで一気に数値を動かす事もできるが、微調整はなかなか効かない。
    • 併せて、同じ色の一括塗りもなくなった。パーツ内で同一カラーを設定する場合は、部位ごとにその都度変更していく必要がある。
    • また、ビルダーズパーツの調整において、設定項目の「デフォルトに戻すボタン」を押すと、そのビルダーズパーツの全項目がデフォルトに戻ると言った地味に面倒くさい仕様もある。
      特にペイント関連部分に関しては、前作では普通に実装されていた点である為、単純に調整不足や怠慢としか言いようがない。
  • ガンプラは1つでもパーツを手に入れればその機体の全てのパーツが購入可能、武器はもちろんHG、MGも関係無く解放される。
    • ところが価格が異常に高く1つ100000GPか50000GPとなっている。しかも一度のミッションで手に入るGPは少ないためミッションをやってパーツ回収をした方が効率的である。

アップデートで改善した点

  • ボタンを「長押し」と判定されるまでの時間が長く、これによって長押しが必要な射撃武器やブースト移動など、全体的にもっさりとしたラグが生まれていた。
    • これについては、現在はアップデートにてほぼ解決している。全体的なゲームスピードの遅さはもはや如何ともしようがないが……
  • マルチプレイの報酬は自分で獲得したパーツしか手に入らない
    • アップデートにて全員が手に入れたものを共有できるようになったが、それまでは目当ての機体が出たら文字通りの奪い合いとなっていた。
      現在は改善されているものの、上記の無限核バグを含め、これではマルチプレイから人が離れて当然である。
  • 第三勢力の存在自体が極めて大きなストレス。数が多く、群がって行動している上、行動範囲も広く、ボックスにパーツを移している間に取り囲んでボッコボコ殴り、パーツを落としてくる。
    • アップデートにより、第三勢力の攻撃ではパーツを落とさないようになったが、元々攻撃力は雀の涙程しかない上、妨害も出来なくなった為、いよいよただの的と化した。これならまだ敵チームと3vs3で真っ当に殴り合った方がゲームとして引き締まっていただろう。
  • 自動ロックオンとコンテナの弊害
    • 本作では前述の通りマニュアル照準が存在せず*12、自分でロック対象を切り替える事も出来なかった。
    • 更に、本作自体、各所に点在するコンテナのせいでロックできるオブジェクトの数が無駄に増えており、機体の向きに合わせて遥か遠方のコンテナまでロックしてしまうなど散々な状態だった。
    • アップデートで少しずつ改善され、最終的には任意でロック対象の変更や、コンテナをロックしない様にする事も可能になったが、今度はコンテナ破壊そのものが難しくなったり、フィールド上に大量に置かれているコンテナや、わらわらと寄ってくる第三勢力にロックを持って行かれる等、結局何の解決にもなっていない。
  • 劣悪なカメラ挙動
    • 本作に入ってから大型機体のパーツ等もチラホラ出始めたが、本作ではパーツや機体サイズの違いによるカメラワークの調整が一切なく、大きな機体はそっくりそのまま画面の邪魔になるという問題点があった。
    • アップデートによって多少調整されるようになったが、本作の様に、自機の大きさも人それぞれなゲームなのだから、デフォルトのカメラ位置から、プレイヤーが固定値でカメラ位置を補正するような設定があっても……

総評

一説にはe-sportsを意識したという話も出ている本作だが、バランスの悪さに加え、コンテナ破壊や第三勢力、パーツ回収にボックスのランダムリスポーンなどといった運要素等、
勝っても負けても後味が悪くなる、盛り上がりに欠けそうな要素がてんこ盛り。
そもそも、「俺ガンプラ」なんて形骸化した性能調整により、最終的には精々「3~5種類くらいの同じ機体構成ばかりが集まる」事も容易に想像でき、
勘違いしたまま土台を弄った結果、もはやアップデートを繰り返そうがどうにもできない、本作そのものをブレイクするところまで来てしまった。
実際問題として、ただのマルチプレイですら1ヶ月ちょっとで閑散とするありさま。そのせいでオンライン関係トロフィーの取得難易度が高くなってしまっている。
PS4版発売から3ヵ月たった9月25日にようやくSteam版が発売されたが、ここまで不評をばら撒いた上で、果たしてどれだけプレイヤーが増えるのかは甚だ疑問である。

かつて「1」も酷評の中から始まり、「2」、「3」と着実に進化を遂げた事で、本シリーズの人気もある程度確固たるものとなったが、
事もあろうに本作は「1」と同じレベルか、部分的にはそれ以下の所まで落ちるなど、シリーズの人気は一挙に失墜してしまった。
アップデートは細々と続いているが、告知の度に炎上を繰り返し、今やそれが話題になる事もなく、そもそもアップデート内容もどこか感覚がズレており、「解禁していない機体を全部解禁してとっとと逃げた方がいい」とまで言われる始末。
ここから「2」の様にもう一度、長い時間をかけて持ち直そうとしていくのか、それとも無残な結果のまま終わっていくのか、ファンには何とも先行きの暗い状態である。

値段の崩れようも凄まじく、発売からまだ3ヵ月という2018年9月下旬現在、通販サイトなどでは新品未開封のディスク版が定価の80%~90%OFFで売られている
シリーズを全くの未経験であれば遊べなくもない為、購入するなら今だ定価のDL版ではなく、そちらからの購入をお勧めする。
……最も、本音を言うなら前作の方がおすすめ。今ならソフト一本分の値段で有料DLCまで込々のエディションが発売されている。

3作かけてシリーズを育て上げた集大成がこれとは何とも寂しい話だが、今後、次回作が出るのであれば、しっかりと前作までの反省を活かしたものにしてほしい所である。