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初期作成日 2018/02/18 加筆、修正歓迎。

ドラえもんカート2

【どらえもんかーとつー】

ジャンル レース
対応機種 ゲームボーイ(カラー対応)
発売元 エポック社
開発元 エム・ティー・オー
夏システム
発売日 1999年3月12日
定価 3,980円(税別)
プレイ人数 1人(対戦時2人)
セーブデータ 1個(バッテリーバックアップ)
周辺機器 通信ケーブル、スーパーゲームボーイ対応
判定 クソゲー
ポイント 強引な謎設定
単調なレースを繰り返す作業ゲー
タイマン限定
ドラえもんゲームリンク

概要

ドラえもんカート』の続編、前作と同じくひみつ道具で妨害しながら1位を目指す。

シナリオ

カートで遊べる星を探したいのび太は、ドラえもんに宇宙救命ボートを出してもらいカート星に着陸。 そこでカート星の王様とのび太が勝負し、のび太がひみつ道具を使うズルをして勝利。 しかしそれに怒った王様がひみつ道具を全て没収、カート星に全域にバラまく。 ドラえもん達は宇宙救命ボートを返しに、王様の城へ向かうことになった。

問題点

  • タイマン限定のレース
    • 前作ではチラツキや処理落ちもありながらCPU4体と同時対戦できたが、今作ではプレイヤーvsCPUのタイマン形式のみとなってしまった。
    • タイマン限定にした事で上記のチラツキや処理落ちが改善されたので、一概に問題点とは言えないが。
  • 単調なレースを繰り返す作業ゲー
    • 同条件で3連戦させられるのもザラ。作業ゲーというよりは苦行ゲーだろう。
  • 強引かつ無理矢理な設定
    • ストーリーの通り、ドラえもん達はひみつ道具を没収されるのだが…
    • シナリオ終盤ではひみつ道具を嫌っていた王子も何故か使いだしたりと、矛盾点は多い。
      • このゲームに限った話ではないが、64版ドラえもんでもひみつ道具没収は毎作行われている。設定を破綻させず、なお且つゲームとして成立させないとならないというスタッフの苦悩が垣間見れる。
    • また天空の城ではミニドラと5連戦をするのだが、どこからミニドラが入ってきたのか、何故対決する事になったのか、説明が全く存在しない。
  • 雑なコースデザイン
    • レースゲームでは肝心のコースデザインも、何かの形を模したコースしかなく、前作に比べるとワンパターンで幼稚的。

評価点

  • クソゲーのお約束通りBGMは良い。
  • 前作と同じくキャラクターの表情やアクションが豊富。

総評


初期作成日 2018/02/18 加筆、修正歓迎。

魔獣王

【まじゅうおう】

ジャンル アクション amazon plugin Error : amazonから画像データを取得できませんでした。時間をおいて再度実行してください。また、image=(画像URL)パラメーターを利用することで、画像データを取得せず表示することができます。
対応機種 スーパーファミコン
メディア ロムカセット
発売・開発元 KSS
発売日 1995年8月25日
定価 10,800円(税別)
判定 良作
ポイント

概要

復活を遂げた魔王により地上は地獄絵図と化した。主人公アベルは娘のイリアを取り戻すべく戦う、2D横スクロールアクションゲーム。

特徴

登場人物

  • アベル
    • 本作の主人公。キングオブストリートファイターの称号を持つ。
    • 武器は拳銃。歩きながら撃つ事は出来ず方向は真横のみだが、連射性、弾数無制限にリロード不要、弾速は見えないなど高性能。
  • マリア
    • アベルの妻。妖精としてアベルのサポートを行う。
  • イリア
    • アベルの娘。魔王にさらわれてしまう。彼女を救うのが本作の目的。
  • エリア
    • 飼い猫。回想で登場している。
  • ベイヤー
    • アベルの大親友だったようだが、悪魔に魂を売り姿まで豹変。
    • マリアとイリアをさらい魔王に捧げた事を言い、序盤から牙をむいてくる。
  • 魔王
    • ベイヤーによって復活、地上を凄惨な地獄絵図に変えた。

魔獣変化

  • ステージのボスを倒すとクリスタルが出現。
  • 赤緑青の3色にゆっくり変化。取得した色に応じて姿が変化する。エンディングにも関わってくる。
  • 一部の敵を食べて回復したりも可。同じ色を取り続けると強化スタイルにもなれる。

HARDモード

  • NORMALでは物足りないプレーヤーのために用意
  • 敵の攻撃が激化、更に妖精復帰アイテムがただのHP回復アイテムにランクダウンするなど辛い。

マルチエンディング

+ 通常エンド(ネタバレ)
  • 条件を満たさずにラストバトルを倒すと強制的に人間に戻り、怪物と化したイリアを自分の娘とは気づかずに撃ち殺すというもの。一枚絵もあるがイメージとはそぐわないという事も相まって評判が悪いとされている。
+ 真エンド(ネタバレ)
  • 魔獣変化を3種類すべて行った上で、あるボスを倒すと黒いクリスタルが出現。
  • その形態でラストバトルを倒すと、怪物と化した娘と魔界を治める、それこそが魔獣王。

評価点

総合

  • 全体的に操作性、グラフィック、音楽などが高い品質である事。
  • アベルの銃を取っても、弾速なんて見えない、撃った直後に着弾というリアルさ。

演出

  • SFCの回転拡大機能を最大限に活用したボスが多数、ゲーム性にも結び付いている。

魔獣形態の使い分けによる自由度の高さ

  • ステージの構成は基本的に一本道であるが、形態毎に個性が違う為、同じステージでも戦い方・攻略が変わって来る。
    • 例えば、ステージ2(植物地帯)は起伏のある地形や空中敵の多さから通常攻撃の範囲が広い赤が非常に有利だが、それ以外の形態の場合は相性が悪く攻撃範囲をカバーしてくれる妖精を手放せず死ぬ事を許されない…といった具合。
  • もちろん、魔獣変化を選択せず人間状態のままゲームを進める事も可能。
    • この場合は全体的な攻撃力の低下や敵の死体を食べる事が出来なくなる事による回復手段の減少等々、様々な行動に制約が課される事から難易度が上昇する為、本作をやり込んだプレイヤー向けとも言える。

音声

  • 一部ではあるが音声が使われており臨場感がある。

賛否両論点

  • 真エンドルートについて
    • 本作の真のエンドを目指す際には魔獣変化を3種類全て行う必要があるが、その場合は強化形態や人間状態でのプレーが不可能になるため、本作の醍醐味の変身の自由度が損なわれてしまうという意見がある。
    • とはいえ、各種形態の変身順については特に定められていないので、形態の強化や人間縛りを選択しない限りはそこまで気にならない点ではある。

問題点

難易度の高さ
本作は内容を見ての通りアクションゲーム初心者お断り仕様な事に加えて、以下の点が難易度を引き上げている。

  • ステージクリア時の体力全回復が無い。
    • ステージクリア時の体力回復というのはアクションゲームでも常識的なシステムだが、本作では一切存在せず、体力の回復はステージ道中で行うのみになっている。
  • ステージ内の制限時間は基本的に回復しない
    • 一般的なアクションゲームのステージに設けられた制限時間は特定のポイントを過ぎると最大まで回復するのだが、その様な事は1面までで、以降は制限時間の回復すら無く、ゲーム内の大半のステージをタイムの回復無しで攻略していかなければならない。
    • このシステムの為か、本作はゆっくりとステージ内や各種ボスを攻略している暇なんて殆ど無いと言っても過言では無いだろう。
  • コンティニューからの立て直しの難しさ
    • 本作にはコンティニューも用意されてはいるが、スコアの初期化によるHPの初期化、妖精は復帰しないなどリカバリーが難しい。
    • これについては比較的敵の体力・攻撃力が控えめ前半ステージではまだマシだが、後半ステージの場合は体力・攻撃力共に上昇する事からコンティニュー後のリカバリーが困難になってしまう。
  • 妖精について
    • アベルを助けてくれる存在であるが一度失うと復帰は難しい。
      一応、アイテムで復帰できるが数が少なくHARDでは下位アイテムに置き換わっている。
      おまけにアイテムが初登場するのが3面と遅く、妖精を有効に活用しながらプレーするには序盤戦では死なずに進まなければならない。
    • ミスからの復帰後の状態では、妖精が存在しない為か攻撃範囲が狭まったり自動回復能力も失われる為か不利になりがち。
      人間態縛りプレーの場合は特に顕著で、只でさえ全体的な火力に劣る状態の中で更に火力が低くなる為、一度のミスが命取りになると言っても過言では無い。
    • また妖精がいる状態でエンディングまで行っても、特に触れられる事はない。

その他の問題点

  • キャラの小ささ
    • 本作に登場するボスキャラの多くは巨大でグロテスクな事から迫力が満点の反面、プレイヤーや雑魚敵と言った他のキャラクターは全体的にサイズが小さく、こじんまりとした印象がある。
  • 回復アイテム
    • 青いスライムと誤解され無視される事がある。

総評

ハードなアクションを求める人にとっては知る人ぞ知る名作とされている。

余談

  • ゲームの描写、難易度…色々な要素が過激にFIREしており、更にプレミアまで付いてハードルが非常に高いものに……
    • 是非とも本作を手に取って欲しいと言えないのが悔しいところである。
    • 2018年4月下旬にSFC/SFC互換機用に再販することが決定した。定価は6,480円(参考


下書き2から移動 移動の経緯

初期作成日 1/27 加筆、修正求む

スーパーマリオ オデッセイ

【すーぱーまりお おでっせい】

ジャンル 3Dアクション

対応機種 Nintendo Switch
発売・開発元 任天堂
発売日 2017年10月27日
定価(税別) パッケージ/DL版:5,980円
本体同梱版:37,980円
プレイ人数 1~2人
レーティング CERO:B (12才以上対象)
備考 amiibo対応
判定 良作
ポイント マリオ、世界の旅へ
キャプチャーによる多彩なアクション
マリオシリーズ・関連作品リンク

概要

マリオはクッパとピーチ姫との結婚式を阻止するため、キノコ王国を飛び出した。謎めいた遺跡、ネオンきらめく大都市、植物と機械が共存する森など…帽子の相棒「キャッピー」とともに世界中を大冒険! (パッケージ裏の解説より)


特徴

  • 今回の目的は、クッパを追い結婚式を阻止することであり、そのために帽子型の空飛ぶ船「オデッセイ号」で様々な国を渡り、燃料となる「パワームーン(以下、ムーン)」を集めることになる。一つの国でムーンを規定数集めれば、次の国に行ける。
  • 今回のマリオはいつもと同様にヒップドロップ・走り幅跳び・回転移動(余談項を参照)など多彩なアクションを行えるが、その中でも目玉のアクションはマリオの相棒兼帽子 *1 を務めるカブロン人の キャッピー を使った「キャプチャーアクション」。
    • やり方はYボタンを押すかコントローラーを振ることで投げる帽子を敵にぶつけるのみとシンプル。キャプチャーすることでその敵に乗り移り、敵が持つ能力を使うことができる。解除はZLかZRボタンで可能。
      • ただし恐竜など大きい敵は短時間しか変身できない。また一回技を使うと自動的にキャプチャーが解ける敵も存在する。
      • またキャプチャー中は普段のアクションは大きく制限される。帽子投げやヒップドロップは勿論、ジャンプすらできないキャプチャー先も多い。利用する場所を考えないと上手く進めなくなる。
    • 敵以外にも一部のNPCやオブジェクトをキャプチャーすることもできる。
    • 帽子を被った敵は、一度攻撃を当てて帽子を脱がせないとキャプチャーできない。NPCではそもそもキャプチャー不可能の目印となっている。
    • 投げられたキャッピーはキャプチャーや攻撃以外にも、出っ張りに引っかかってコインなどを出現させたり、コマンド追加でマリオがキャッピーに飛び掛かることでより遠くへジャンプできるようになるなど、様々な活躍を見せる。
    • Joy-Conのおすそわけにより、1P側がマリオを、2P側がキャッピーを操作する2人同時プレイも可能。
  • マリオ達が冒険する国
    +...
    帽子の国「カブロン」 マリオが最初に訪れた、高所に存在するモノクロカラーな国。
    船は全部クッパに破壊されたため、隣の国にある旧型の船を使うこととなる。
    滝の国「ダイナフォー」 カブロン人が元々住んでいた地上最後の秘境。生きたティラノサウルスが眠っている。
    マリオ達はここでムーンを使い、旧型の船を起動させる。
    砂の国「アッチーニャ」 広大な砂漠の広がる国。観光名所は国の北にある「さかさピラミッド」。
    クッパにお宝の指輪を奪われ、マリオ達が到着した時は氷柱が発生するほどの寒さになっていた。
    湖の国「ドレッシーバレー」 カルデラの湖に築かれた国で、ファッションの聖地として知られている。広場の近くでは、あのドッシーが泳いでいる。
    クッパにウェディングドレスを奪われてしまった。
    森の国「スチームガーデン」 植物と機械のユートピア。この国自体が巨大なガラスのドームに包まれており、植物にとっていい環境である。
    ステージ外に落ちると行ける樹海にはティラノサウルスがいる。クッパにブーケの花を奪われてしまった。
    雲の国「グランドモック」 かつて雲の上に存在した国の跡地。雲のアーチ等、文明の名残があちこちにある。
    マリオ達はここで一度クッパと闘う事になる。
    失われた国「ロス島」 マリオ達が不時着した国。毒の海のため、外部からの侵入は殆ど無く、独自の生態系が発達している。
    所々遺跡群がある辺り、ここにも文明が栄えていたと思われる。『64』で登場した禿鷹のジャンゴがここで再登場する。
    都市の国「ニュードンク・シティ」 高層ビルが立ち並び、リアル等身の人間「ニュードンカー」が暮らすニューヨーク風の都会。
    市長はかつて『ドンキーコング』等に出演した ポリーン が務めており、古参ファンを驚かせた。
    雪の国「パウダーボウル」 氷山に囲まれた極寒の地の地下にある国。ここの水は泳ぎ続けるとあまりの冷たさにダメージを受けてしまう。
    クッパにウェディングケーキを奪われてしまった。
    海の国「シュワシュワーナ」 炭酸を含む海と巨大な噴水が特徴的な国。
    噴水から生成される「誓いの水」をクッパに奪われてしまった。
    料理の国「ボルボーノ」 非常にカラフルな見た目とは裏腹に、周りを灼熱のマグマで囲まれている国。時折クッキングカーニバルが催される。
    クッパに「祝福のシチュー」を奪われてしまった。
    奪われし国「ホロビア」 朽ちた塔のような外観をした国の跡地。この国のボスはマリオシリーズでも類を見ない存在で、初見では驚くだろう。
    クッパの国「クッパ城」 クッパが占領した国の城を改装しているため、従来のシリーズのクッパ城とは全く異なる。
    有り体に言えば和風の城で、旗や幟には漢字が使われている。
    + ラストバトル
    月の国「ハニークレーター」 完成したオデッセイ号で辿り着ける最終決戦地。これまでずっと空に見えていた月の上にあり、奥に教会が存在する。
    クリア後は月の裏側を探索できるようになる。
  • 残機制の廃止
    • 本作には残機、ゲームオーバーの概念が存在せず、ミスをしても最後に触れた中間ポイントに戻されるだけである。
      • ミスの度にコインを10枚落とし、ミスをした地点周辺にばらまかれる。ただしコイン所持数が10枚以下のときにミスしてもゲームオーバーやペナルティなどは発生しない。
    • 一度通った中間ポイントにはマップを使えばワープできる。
    • ライフは最大3であり、「ライフUPハート」と呼ばれるアイテムを取ると最大値が3増加する『スーパーマリオギャラクシー』等と同じライフ制を採用している。
      • これまでの作品と違いコインを取ってもライフは回復せず、ハテナブロックから手に入るハートを取るかムーンの獲得 *2 でのみ回復できる。
    • 「ライフUPハート」は特定の場所で入手するか、ショップで購入可能。入手後セーブしてからリセットしても効果が維持されるが、体力が増加後の最大値から3以上減ると効力が切れる。
      • 水中での空気残量は『サンシャイン』同様にライフとは別枠での管理となり、水から上がってもライフは回復しない。
      • 高所からの落下では一切ダメージは入らない。ただし着地時にマリオが短時間硬直し体が痺れるコミカルな演出が入る。
    • 総じてミスのペナルティ自体はこれまでより低いが、ライフの総量も回復手段も少ないため緊張感は維持されている。
    • また、土管の先のサブステージ等はミスすると最初からやり直しになるためゴリ押しは不可能。
  • マリオの服装を自在に変更できる。
    • 各国に存在する店「クレイジーキャップ」でコインを消費して衣装や帽子を購入することで、マリオを好きな服装に変更して冒険ができる。
    • 衣装には本作初登場のデザインのほか、『マリオのピクロス』の冒険家服や『マリオペイント』の絵描きなど、過去のマリオシリーズでの服装をモチーフにした懐かしいものも多く用意されている。クリア後は他のキャラクターを元にした衣装も購入できる。
      • 一応『サンシャイン』でもアロハシャツを着ることができたが、マリオの全身を自由にコーディネートできるのは本作が初。
      • マリオの顔に変化が出るものもあり、中には3Dモデルそのものの造形が大きく変化する衣装もある。
    • 通常のコインでどの国でも買える衣装と、ローカルコインで購入できる各国限定の衣装がある。
    • 衣装による能力の変化などは特に無いが、一部ステージでは衣装が固定されることがある。また特定の衣装でなければ手に入らないパワームーンなども各国に存在する。
  • 3Dステージ内のギミックとして、2Dステージが存在する。
    • 3Dステージ内にある荒いドットで構成された土管に入ることで、3Dの壁や床に描かれた2Dステージ内に入り、2Dマリオをプレイすることになる。
    • 2Dステージ内ではマリオを含むすべてのオブジェクトがドット絵になり *3 、BGMや効果音がシームレスに8bitアレンジに変化する。アクションはジャンプやしゃがみなど初代『スーパーマリオブラザーズ』準拠のシンプルなものになる。
      • 服装の上下の組み合わせが合っていれば、その変化もドット絵に反映される。
    • 土管に入るかステージの端から出ることで3Dステージに復帰する。ステージの端から敵が出てくるとこれも3D化する。
    • 単純にムーン取得のための仕掛けとしてや、足場のない場所を壁の中を通って登ったり乗り越えるために設置されていることが多いが、中には過去の2D作品の再現をしているステージもある。
    • 3Dオブジェクトの表面に描かれた2Dステージなので「3Dの視点を動かすと別の側面に2Dの隠しルートがある」「円筒表面でトーラス状に2Dステージの端が繋がっている」など、普通の2Dでは表現できない独特の構成のステージが用意されている。
      • また、仕掛けが2Dと3Dを超えて連動していることもあり、何度も2D世界と3D世界を行き来する奇妙な体験を味わえる。
  • スナップショットモードを搭載
    • プレイ中の好きなタイミングでゲームの進行を停止し、そのまま視点を自由に動かすことができる。
    • プレイ中の状況確認のほか、Switch本体の静止画撮影機能と組み合わせることで、旅の場面を「写真」として残すことができる。
    • 視点移動以外にも拡大縮小や回転、フィルタをかけることもでき、スマホ用の画面サイズで撮影することまで可能。
      • フィルターの種類はかなり多く、アップデートでの追加まで予定されているほど。
    • 本作のグラフィックに対する制作側の自信の現れでもあり、公式でこの機能を使ったベストショットを募集するフォトコンテストが開催されている。
  • おたすけモード
    • シリーズ過去作にも存在した初心者救済用モード。こちらのモードで遊んでもデメリットは無く、いつでも通常のモードと切り替えることが可能 *4
    • このモード限定の効果は「目的地までの方向が常に矢印で表示される」「ライフの最大値が6(ライフUPハート取得で9)に増加する」「一定時間無操作でいるとライフが自動回復する」「奈落に落ちてもライフが1減る代わりに落下直前の場所から復帰できる *5 」「水中での酸素ゲージが無くなる」「アスレチック系の時間制限が伸びる」と非常に豊富。
    • 操作に慣れない最序盤だけでなく、どうしても取れないムーンや倒せないボスの時だけこのモードを利用する…といった使い方もできる。
  • amiiboに対応
    • 攻略上必須ではないが、amiiboを読み込むことでゲームを有利に進める効果を得られる。
    • amiiboおじさんに話しかけてからamiiboを読み込むと、5分後に無料でパワームーンの場所を教えてくれる。
    • それ以外の場所でamiiboを読み込むと、回復用のハートやコインを入手できる。
      • 本作仕様の特別なamiiboでは更に強力な効果を得られる。マリオだと一定時間無敵状態になり、ピーチだとライフUPハートが出現し、クッパだと未取得のローカルコインの場所が表示される。
    • マリオシリーズのamiiboを読み込んだ場合、そのキャラに対応した衣装を入手できる(全てクリア後のショップで購入可能)。
  • オンラインランキング対応のミニゲーム
    • 本作ではムーン獲得のための様々なミニゲームが各国に存在しており、レース系・タイムアタック系・縄跳び・ビーチバレーはオンラインランキングに対応している。
      • 全プレイヤーのランキングや、フレンド間のランキングを確認することが可能。
      • ただし縄跳びはバグにより簡単にカンストできるため、実質機能していない。

評価点

  • マリオを動かすのが楽しい。操作性も良好で、マリオの動作も非常にきびきびしている。
    • アクションゲームとしては当たり前の概念だが、本作が高い評価を得ている要因として外すことのできない評価点と言える。
  • ストーリーが非常に分かりやすい
    • 今回のクッパの目的は「ピーチとの結婚」である。
    • クッパはそのためにピーチを誘拐し、さらに挙式のためにキャッピーの妹ティアラを始め各国の大事な物を次々奪ってゆき、マリオ達はそれを追って旅をすることになる。
    • 各国で待ち受けるボスも、ウエディングプランナーであるブルーダルズによる邪魔者排除の顧客サービスや、物品の回収用に差し向けられた配下、あるいは大事なものを奪った犯人だと勘違いされて襲われるなど、戦う理由が明確にストーリーに関わるものになっている。
    • これまでは説明書などの外部媒体でさらう目的の詳細が語られていたが、本作はゲームのみで理解できる。
  • 新規キャラクターが多数登場
    • キノコ王国を飛び出しただけあって、相棒のキャッピーや敵対するブルーダルズといった主要キャラはもちろんのこと、それ以外の敵や住民も種類が豊富である。住民がキノピオばかりだった最近のシリーズにおいて、住民キャラが多数追加されたのは珍しい。
    • 戦車の「タンクロー」、雉のような「ツックン」、胴体が伸び縮みする「シマハナチャン」といった敵キャラだけでなく、一般住民もじょうろ型ロボットの「ガーデナ人」、フォークのような姿の「ボルボーノ人」、現実世界の人間に限りなく近い「ニュードンカー」等国ごとに全く違う容姿をしている。中でも「スフィン・クイズ」 *6 はプレイヤー間でかなり話題となった。
  • 「旅をしている」という雰囲気
    • 国ごとに種族、通貨、環境が異なるなど異国の世界を旅しているといった要素がちりばめられており、雰囲気は抜群。
    • ゲーム内で開くことができるマップもパンフレット風になっており、これも本作の雰囲気作りに一役買っている。
    • ステージの選択は「オデッセイ号で国を移動する」、新ステージの解禁も「オデッセイ号のパワーアップでより遠くへ行ける」という、「船で旅をする」形に集約されている。
      • オデッセイ号は行ける国が増えるごとに帆の枚数が増え、パワーアップが視覚的に分かりやすくなっている。
      • 最終的に帆が一周し、実はこれが帆ではなく「気球」であったことがわかるとともに最終ステージの国へ行けるようになるという演出になっている。
  • マンネリ打破を目指した要素の数々
    • 上記の通り、本作ではマリオを着替えさせることができる。様々な種類の衣装を組み合わせることで、より新鮮な雰囲気で冒険することができる。
    • メインテーマである「Jump Up, Super Star!」はシリーズ初のボーカル曲であり、非常に人気が高い。
      • ボーカルを務めるのはポリーン役のケイト・デイヴィス(ヒギンス)女史 *7
      • ちなみに向原愛海女史がボーカルを担当する日本語版も聞くことができる。
    • マリオが冒険する国に関しても斬新さが見られる。
      • 特に、本作が初披露された1stトレーラーでは、リアルなビル街である都市の国をマリオが駆け回るという光景が驚きをもって受け止められた。
      • また、アクションゲームではお馴染みの溶岩ステージと料理というテーマやファンシーな世界観を融合させた料理の国に関しても、そのアイデアを評価する声がある。
  • 非常に美しいグラフィックと豊かな振動
    • 携帯・据え置きモード問わず美しいグラフィックを実現しており、他の競合機種にも引けをとらないレベル。これまで省略されていた髪の毛やマリオの髭のふさふさ感もバッチリ。
      • それでいて60fpsを実現しており、気持ちよく冒険することができる。
    • そしてSwitchの目玉のひとつであるHD振動もフル活用されており、上記のグラフィックと相まって視覚・触覚共に高い臨場感を得ることができる。中でも海の国の炭酸の海やバイクの振動は是非とも実機で確かめてほしいレベル。
    • グラフィックの美しさ故にスナップショットモードでの撮影も楽しい。風景と衣装との組み合わせを工夫したり、奇抜なアングルを狙ったり、撮影のためだけに困難な場所に到達してみたりと、ハマると攻略そっちのけで撮影に没頭してしまうほど。
  • 攻略の自由度の高さ
    • 本作はかなりの数のムーンがあり、その総数はクリア前に取得可能な数が513個、クリア後には300個以上増加し836個もある。ひとつでムーン3つ分にカウントされるグランドムーンがあるため、実際の表示数はさらに多くなる。なお、ストーリークリアに必要なムーンは100未満となっている。
      • さらにクリア後には店売りのムーンは在庫上限がなくなるため、取得可能数で言えば事実上無限。ただし表示の上限は999個まで。
    • そのため難しいムーンをパスしてクリアを目指す事も、あえて難しいムーンに挑戦してクリアを目指す事もできる。
    • ムーンに関する謎解きや気になる場所はひとつの国の中でもかなりの量が設置されており、一つの謎解き中にさえ別の謎解きに目移りするほど。
      • 本作にはミッション選択がないので、ムーンのヒントはストーリー開始時の表示以外は後述の方法でないと見られないが、ヒントなしでもフィールドを巡れば怪しい場所がすぐ目につき、じゃんじゃんムーンが見つかる。
      • そのためムーンひとつ当たりのボリュームはこれまでの作品と比べると少なめだが、次々に発見できる爽快感がある。
      • 残りの隠し場所が少なくなってきても、未発見のムーンのヒントをくれるヒント鳥や、ムーンの場所を教えてくれるヒントキノピオ(コインが必要)やamiiboおじさん(amiiboが必要)が各国に存在するため、ゲーム外部の情報なしでもムーンのコンプリートは可能。
    • ムーン獲得後もホームに戻されることはなく、そのままシームレスに探索を続けられる。ミッション選択や取得ムーンの指定もなく、フィールド内で自由にムーンの探索と収集が可能。
      • そのため本作のムーンは立ち位置としては『64』のパワースターや『サンシャイン』のシャインに当たるアイテムだが、収集の感覚としては『サンシャイン』の青コインや『ギャラクシー2』のグリーンスターに近いとも言える。
      • ただしボスなどから手に入るストーリーに関わるムーンの場合、一旦オデッセイ号まで戻される場合がある。
    • ムーンの取得方法はヒントで提示されているが、アクションやキャプチャーを駆使してそれを無視した手順での取得が可能なムーンもある。
      • 無論これもきちんと想定されており、その場合キャッピーからのメッセージが表示される。
    • 各国の必要な数のムーンさえ集めれば、ストーリー上の一部のイベントやボスを無視して進むことも可能。
  • 初心者にも優しい補助機能
    • ストーリー進行上で次に行くべき場所には光の柱が立ち上がってどこからでも視認できるほか、マップ上でも表示されるようになっており、ゴールが決まっておらず行き先がわかりづらい箱庭探索のとっつきにくさを解消している。
      • とりあえず目的地を目指してストーリーを進めればグランドムーンが手に入る上、その途中で確実に他のムーンやそのヒントも目に入るステージ構成になっており、どうしてもムーンが見つからず進めないという事態には陥りにくい。寄り道しても光の柱の方向に行けばいいので本筋を見失いにくい。
    • 行く先々でキャッピーがアドバイスをくれる。行くべき場所の案内や、サブステージでの未取得のムーンの有無などを教えてくれる。
    • 「ライフUPハート」をあらかじめ取得してライフを増やしておくことで、攻略の危険性を軽減できる。ボス戦で3回ミスすると50コインでライフUPハートを購入できる救済要素もある。
    • それでも3Dアクションが苦手というプレイヤーのために、上記の「おたすけモード」が搭載されている。
  • 充実した収集要素
    • クリア後は取得可能なムーンの数がさらに増加。特定の記録を達成することでキノピコから貰えるムーンもある。
    • ムーンは獲得した日付がひとつひとつ記録される。
    • リスト形式で種類ごとに記録されるので、店売りのムーンをいくつ買ったかまで一目瞭然。
    • 通常の金色のコインの他、紫色で国ごとに異なる形状のローカルコインが存在する。
      • ローカルコインは国ごとに総数が決まっており、取るたびにオートセーブがかかる。一度取得したローカルコインは半透明になり、もう一度取っても取得扱いにはならない代わりに通常コイン2枚分になる。
      • ローカルコインをすべて集めないと、クレイジーキャップで販売している服やお土産をコンプリートすることはできない。
      • 障害物の裏に隠れていることはあるが基本的にフィールド上に外から見える形で置いてあるので、『サンシャイン』の青コインの収集ほど鬼畜ではない。
      • 上記の通り、本作仕様のクッパのamiiboを使えば隠し場所を画面に表示することもできる。
    • クリア後はミュージックリスト機能で、これまでに聞いたBGMを自由に再生でき、好きなBGMを流しっ放しでの冒険もできる。このリストを埋めるために未踏の場所を探す楽しみもある。
    • キャプチャーした対象も図鑑に記録される。特定の場所や工夫した方法でないとキャプチャーできない敵もいる。
    • さらに「特定のBGMを再生して聞かせることで手に入るムーン」「一定数のムーンを集めていける裏ステージの音楽」など、相互に関係する収集要素も多い。
  • セーブ・ロードが短い
    • 起動時こそ長いが、それを除けば一番長い別の国へ移動する際のロードでも数秒程度しかかからない。ムーン取得時などに起こるオートセーブもごく短時間で終わる。
  • 過去作のセルフオマージュ要素
    • 都市の国の看板や一部イベントは『ドンキーコング』がモチーフになっている。またミニカーのミニゲームはBGMが『スーパーマリオカート』で使用されたコース用BGMのアレンジになっている。
    • 他にも料理の国での地面から引っこ抜いた野菜を持ち上げて走り回る『USA』を彷彿とさせるアクション、とある国のローカルコインが『ギャラクシー』のスターピースの形になっているなど、過去作のオマージュ要素が色々なところに隠れている。
    • 各国の壁の表面に『スーパーマリオメーカー』風のドット絵のネコマリオ、ネコピーチ等が隠れており、帽子を当てるとコインやハートをくれる。
    + クリア後のネタバレ注意
    • ストーリークリア後、おなじみの「キノコ王国 ピーチ城」に行くことができる。
      • クリア前でも王国から遠く離れた位置にあるヨッシーの家を訪れることはできる。
    • キノコ王国では『64』のピーチ城周辺が再現されている。屋上のヨッシーやエントランスホールの仕掛けなど、『64』を知っているとニヤリとする要素が散りばめられている。
      • ヨッシーは騎乗できない代わりにキャプチャーして操作することが可能。ただしなぜか水に触れると解除される『サンシャイン』の仕様になっている。
    • 音楽もフィールドは『64』と同様にBGMなし、城内は『64』の城内BGMのアレンジになる。
    • もちろんキノコ王国でもムーンが手に入るが、この国のパワームーンは明らかに星型のパワースターの形をしており、取得時の音楽も『64』でのスター取得時のものに近いアレンジになっている(さすがにマリオの「ヒアウィゴー!」は聴けないが)。
    • 周辺の施設内にはストーリー中で出会った各国のボスの絵がかかっており、『64』同様に絵に飛び込むことで強化版のボスと再戦できる。
      • ミッション選択こそ無いが、わざわざ画面がホワイトアウトしてファンファーレが鳴る『64』お馴染みの演出が入る。
    • ローカルコインで手に入る衣装「64帽」「64服」を着ると、マリオが『64』時代の今となってはローポリゴンな姿に変化する。ゲーム中でも「カクカクした懐かしい姿」と称されており、21年の歳月を感じる。
      • この格好のみで入れる部屋では『64』での中庭が再現されており、木のモデルや床のテクスチャまでもが『64』風の懐かしいものになっている。

賛否両論点

  • ムーン取得演出の簡素さ
    • ストーリー中で重要なムーンやボスと戦った後などに獲得できるグランドムーンは獲得時に特殊な演出が入るが、それ以外のムーンでの演出は簡素なものに留まる。探索中もストレスになりにくい。
    • 一方で、ムーンの数の多さも相まって単調に感じやすいという指摘もある。
  • 多数の共通ギミック
    • これまでの箱庭3D作品でも赤コインの収集など各ステージで共通した取得ギミックはあったが、本作ではムーンの総数がかなり多いこともあって、これが数多く用意されている。
      • 5つ集めるとムーンが出現する「ムーンチップ集め」のほか、ト音記号の音符を取ってから一定時間出現する音符全てを取得する「音符集め」、キャプチャーしたクリボーを何匹も重ねてタワー状にする「クリボータワー」、制限時間内に帽子アクションなしで短いアスレチックステージをこなす「チクタクアスレチック」、攻撃すると跳ねる羊を誘導する「ヒツジ集め」など。
    • 多いときではひとつの国内で同じ共通ギミックが複数存在する場合もあり、少々マンネリに感じる部分がある。
    • ただしシチュエーションは毎回異なっており、攻略法は共通でもステージの足場や他の障害物による妨害などで違ったアクションが求められている。
    • また他の国で練習したギミックの攻略法を応用できるわけでもあり、一概に悪いことではない。
    • 各国固有のギミックも数多く、そちらも国内に複数存在することがある。

問題点

  • 一部フレーム落ちする場面がある
    • 基本は60fpsだがニュードンク・シティなど多数のオブジェクトが存在する場面で若干気になる程度に落ちる。
    • これは処理落ちではなく、意図的に遠景のfpsを落とすことで処理の負担を軽減している仕様である。
      • レスポンスやゲームスピードに影響はないのでご安心を。
  • 一部コントローラーを振る必要があるアクションがある *8
    • Joy-Conやプロコンで遊ぶ際には問題ないが、携帯モードでは本体を振る事になるため画面が見辛くなる。
      • ゲームクリアに必須ではないものの、ムーンコンプリートには一部必須であり、避けて通ることはできない。必須ではないもののコントローラーを振ることで攻略が格段に楽になる(=振らないと攻略が難しい)場面も少数ながら存在する。
        ちなみにゲーム内のガイドには載っていないが、回転投げはスピン *9 をしながらYボタンを押すことでもできる。
    • Joy-Conの操作はただ振ればいいというものだけではなく、振る方向が指定されているものが多い。そのため、連続使用すると誤動作を起こすことも少なくない。
      • 操作に必要なボタン数を少なくすることで分かりやすさを追求した弊害が出ていると言える。
    • そのため本作では、Joy-Conの両手持ちの操作が推奨されている。
  • 地図の表示が-ボタン、中断が+ボタンで固定で、切り替えができない(どちらもプレイ画面は止まる)。
    • また、+ボタンによる中断から直接地図を開いたりする(逆も然り)ことも出来ない。
    • 一見地味な問題点に見えるが、地図を確認する動作はこのゲームで頻繁に使用する動作であり、その操作性の不備は大きくストレスを溜める。
      • さらに言えば、本作の半年前に発売された『ゼルダBoW』では入れ替えこそできないものの、+の後に直接-で画面を切り替えることができたため、この点では劣っている。
    • ちなみにJoy-Con両手持ちとプロコン限定だが、設定を変えることで方向キー上でもマップを開くことができるようになる。
  • 衣装の変更ができない期間がある
    • 衣装を変更するにはオデッセイ号船内か各国のクレイジーキャップ店内のクローゼットを利用する必要がある。しかしストーリー中でオデッセイ号が破壊されるイベントが何度かあり、発生時は不時着先でパワームーンを規定数集めて修理完了するまでの間は船内に入れなくなって衣装変更ができない。
    • たどり着いた国ではクレイジーキャップがルートのかなり奥にあるかそもそも存在しない。そのため長期間ミスマッチな衣装で冒険をすることになる可能性がある。
    • イベント発生直前の国で衣装を変えておけばいいのだが、このイベントは発生する箇所こそ決まっているものの予告はなく、初見プレイ時では回避不可能。好きな格好で冒険ができることを売りにしている本作においては少々残念な点。
  • オブジェクトの不可逆変化がある
    • 一部の国では、イベントをクリアするとオブジェクトや天候などが変化し、二度とクリア前の状態には戻らない。
    • これまでの箱庭3Dシリーズではミッションやシーンの切り替えでクリア前の状態に何度でも挑戦できたが、スナップショットモードを搭載した本作でこれができないのは痛い。
      • ボスとの再戦ステージである程度補完できるものの、ストーリー中でしか実現しないシチュエーションもあり、解禁時期の関係で特定の服装との組合わせが絶対に不可能なものもある。
    • クリア後に一部のボスと再戦できるのだが、このボスはストーリー上よりも大きく強化されている。これはいいのだが、強化前のボスとは戦うことができない。
  • コイン稼ぎが面倒
    • 共通で使えるコイン稼ぎが面倒。ストーリークリア自体には問題ないが、隠し要素の解禁や衣装をコンプリートするためには数千~数万必要になる。
    • 一気に稼げる手段が無い。
      • 効率よくコインを稼ごうと思えば同じ隠しエリアをひたすら走破し続けるマラソンが必須となり、苦行となる。
    • また、コインのカンストは9999枚。クリア後はコイン数千枚を要求される衣装が複数販売されるため、これも要求数を考えると若干不親切。
    • 一応、ムーン獲得に必要な衣装はローカルコインを使用するため、特に問題はない。
  • ゲーム開始時やステージ切り替え時のテンポの悪さ
    • ゲームを起動した際のコントローラーに関する情報がスキップできない上に表示時間が非常に長い。
    • ステージを移動する際にキャッピーによるアクションについてのアドバイスが入るが、こちらもスキップ不可。アクションに慣れた頃には煩わしいだけになる。
      • こちらは一度クリアするとステージ移動の演出が簡略化され、アドバイスも無くなる。ただしムービーを全てスキップすると数秒のロード画面が入るようになる。
      • ストーリー中はロードを挟む箇所であるステージ移動のムービーを一部飛ばせないようにしてロード画面を見せず、没入感を途切らせないようにする工夫と思われる。飛ばせない部分に少しでも有用な情報を入れようという前向きな意図は感じられる。

総評

久々の箱庭探索マリオとなった本作は、どこか懐かしいところを残しつつ、多数の新キャラ・衣装・ボーカル曲といった新要素も豊富で、近年のマリオシリーズに染み付いていたマンネリ感を打ち払っている。
もちろん「マリオを動かすだけで楽しい」という大前提は失われておらず、むしろキノコ王国を飛び出して未知なる地に足を踏み入れることになる本作はその点がさらに昇華されたと言えるだろう。
マリオファンはもちろん昨今のマリオにネガティブなイメージが付いてしまった人も、もちろんシリーズ初心者にもおすすめできる一作と言えよう。


余談

  • 2018年2月22日に無料アップデートされた。
    • スナップショットモードのフィルタ・衣装・ミニゲーム『ルイージの「バルーンファインド」』などが追加された。
    • 追加衣装には『サンシャイン』仕様のアロハシャツも存在する。また衣装は2月以降も追加される予定となっている。
    • 「バルーンファインド」はフィールドのどこかに風船を隠したり、他のプレイヤーが隠した風船を制限時間内に探し出す内容で、名前は似ているが『バルーンファイト』とは全くの別物。
  • ダッシュがない代わりにZL/ZRボタンを押しながらYボタンを押すかコントローラを振ることで転がることができる。
    • これを連発することで普通に走るより速く移動することができる。その見た目ゆえ「ソニックシリーズに似ている」とよく言われるが、昨今よく共演している影響なのだろうか。
    • ちなみに奇しくもソニック側も最近壁キックを使うようになってきている。
  • 本作専用の公式Twitterが稼動しており、アクションのコツや設定資料などを公開している。
    • テーマに沿ったスナップショットを募集する「ベストショットでっせい」など、ユーザーとの交流も行っている。
  • 本作はCERO:A(全年齢対象)が当たり前であったマリオシリーズとしては異例の CERO:B 指定作であり、ファンの間でどよめきが起こった。この指定になった理由は不明。
    • 一時期は「トレイラーで見せたマリオの乳首が影響しているのではないか」といった本気か冗談かわからない噂も飛び交った。
      • 一応言っておくと本作のコンテンツアイコンは「暴力」と「犯罪」であり、乳首に当たるであろう「セクシャル」は無い。
    • 実際には兵器をモチーフにしたタンクローをキャプチャーで操作できる点や、人間の姿をしたニュードンカーを攻撃できる点などが該当したのではないかと推測されている。
    • 流血描写などマリオシリーズに相応しくない過激な表現は一切無いのでご安心を。
    • カービィ』や『スマブラ』シリーズで知られる桜井政博氏も思う所があるらしく、ファミ通連載のコラムにてこの件について触れている。
  • 作品名に「オ」が連続することもあり、作品の発表以降「オ」をひとつ略して関西弁風にもじった「スーパーマリオでっせい」というギャグは誰しもが思いついたが、任天堂が関西出身の企業だからか公式でも日本語版「Jump Up, Super Star!」のタイトルや歌詞、前述の公式企画名などで堂々と「でっせい」をネタとして使用している。
  • 「Jump Up, Super Star!」は本作の公式サイトでも試聴することができるが、ボリュームのON/OFFを37回丁度繰り返すと日本語版に切り替わる。
    • 37回という数字は発売日の10月27日(→10+27=37)からとられているのではないかと推測されている。
  • 2017年発売のSwitchの起爆剤として、ゼルダの伝説シリーズも最新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が同年に発売している。
    • 任天堂製作の人気シリーズであるマリオシリーズとゼルダの伝説シリーズの本流の新作が同年に同機種で発売されるのは珍しいことで、過去にはFCDの『ブラザーズ2』と初代『ゼルダの伝説』、GCでの『サンシャイン』と『風のタクト』くらいしかない。
    • 双方とも完成度が高く、2017年の「Game of the Year」はこの2作の一騎討ちであると評判だった。
      • 軍配は惜しくも『ゼルダBotW』に上ったものの、「違う年に発売していれば両作共それぞれの年で受賞し得たのではないか」と残念がるファンもいた。
    • 一方で任天堂の決算報告では、全世界における本作の売り上げが『ゼルダBotW』を上回る900万本以上となっており、貫禄を見せた。
    • 本作におけるムーン取得のテンポの良さは、『ゼルダBotW』における「コログの実探し」によく例えられている。

初版投稿日:2018/01/25 加筆・修正歓迎します。

SHOOT THE BALL

【しゅーとざぼーる】

ジャンル カジュアル
対応機種 Wii U
Newニンテンドー3DS
発売・開発元 賈船
発売日 2017年4月19日
定価 300円(税込)
プレイ人数 1人
レーディング CERO:A(全年齢対象)
判定 クソゲー
ポイント 低価格だけでは擁護不能な低クオリティさ
ほとんど運ゲー
ハイスコアは記録されない
3DS版はなぜかNew専用
WiiU版はバグまみれ

概要

スマートフォン向けアプリをメインに展開している賈船がコンシューマ向けに発売した、低価格DL専用ゲームの1つ。
「気軽に遊べるが頭を使う」と言う宣伝文句を掲げて登場したこの作品だったが、その中身は300円という値段を考慮してもあまりにも内容が無さすぎるものであった。

特徴

画面中央に配置された円(以降「発射台」と呼称)をタッチし、そこからさらに小さな円形の弾を延々発射するという非常に簡素なゲーム。
発射台は時計回りに自転しているのだが、その周囲を線状の障害物が反時計回りに公転しており、発射した弾が障害物に阻まれるとその時点でゲームオーバーとなる。
障害物に阻まれることなく発射するたびにスコアが1ずつ増える。
スコアが5ずつ増えるごとに障害物の形状がランダムで切り替わり、回転速度が少しずつ上昇していく。たまに形状が変わらないこともある。

問題点

機種共通

  • 非常に内容が薄い
    • 「特徴」の部分で書いた以外、一切の要素がない。いくら非常に安価なソフトとは言え、内容が無さすぎる。
    • それもそのはず、本作はUnityアセットストアで無料配布されているサンプルをほとんどそのまま移植しただけのものである(アセットストアでの説明:英語)(賈船の公式Twitterにおける回答)。
      • UnityはWiiUとNew3DSには対応しているが、通常の3DSには条件付き対応となっている(参照)。この内容にも関わらず3DS版がNew専用なのはこの点が原因ではないかと推測される。ただ、もしそうだとしても通常の3DSでも起動できるように、なぜ努力しなかったのだろうか。
    • やることは、タイミングよく発射台をタッチするだけ。ゲーム性も何もあったものではなく、盛り上がる要素など皆無。
      • 障害物の形状はたった4種類しかない。あまりにも少なすぎるだけでなく、自分で選べるわけではなくランダムで変更と言う点も厄介。
    • グラフィックも手抜き以外の何物でもない。
      • 発射台と弾は単なる小さな円、障害物はただの線、あとは画面上部にスコアを表わす数字が書いてあるだけ。しかも、いずれも白一色である。本当に2017年発売のNew3DS、WiiU用ソフトなんだろうか?
      • 背景色はただの単色。味気ないだけでなく、やたらと鮮やかな単色が使われている上に5スコアごとに急に色が切り替わるため、目にも優しくない。
    • BGMはわずか1曲。しかもやたらと単調な曲のため、聴いているとすぐ眠くなってくる。SEの類もない。
    • ゲームモード選択などのオプションの類も一切ない。
      • 障害物の種類を1つに絞って練習する、発射台の回転速度を遅くするといった事くらい、できても良いはずだが…。
      • キーコンフィグすら存在しない。さらにタッチ操作しかできず、ボタン操作は不可能。
    • 極めつけに、エンディングもなければスコアが一定の値になるごとに解禁される新要素なんてものも一切存在しない。
      • それ故に、非常に単調なゲーム内容と相まって、続けるモチベーションの維持が非常に困難。
  • ハイスコアが保存されない
    • ソフト起動中は一応ハイスコアのデータが保持されるのだが、ソフトを終了させるとデータは消えてしまう。つまり、セーブデータに当たる機能が存在しない。初期のファミコンやゲームボーイのソフトじゃないんだから…。
    • もちろんインターネット上でハイスコアランキングが出されたり、Miiverse *10 と連動して記録が投稿されたりなどの要素も一切ない。そのため、他者とスコアを競い合うという楽しみ方もやりにくい。
  • 難易度のバランスがおかしい
    • 4種類ある障害物の配置パターンは5スコアごとにランダムで切り替わるのだが、どのパターンになったかによって難易度に極端な差が出る。
      • 特に難しいとされるのが4ヶ所隙間開いているパターンと、斜めに2ヶ所隙間が空いているパターン。回転速度が遅い段階で出てくるならばまだしも、スピードが上がった状態で出てこられると突破が非常に難しくなる。
      • 切り替わりはランダムのため、「ゲームが進むにつれて難しいパターンが出やすくなる」なんてことも一切ない。
    • 逆に、簡単なパターンが連続で出てくることもある。この場合は、目に見えて成績がよくなりやすい。
      • あろうことか、全く同じパターンの配置が連続して登場することもある。
    • ステージ切り替えに関するバグも確認されており、突然の変化に応じてミスを引き起こすケースがある。
    • 要するに、難しいパターンが多いか少ないかと言う運によってスコアは大きく左右されることになる。
      • これではハイスコア更新の達成感など感じようがない。大抵の場合、「ただ運が良かっただけ」である。

New3DS版固有の問題点

  • 一切活かされていない上画面
    • 実際に使用するのは下画面だけ。上画面にはゲームのロゴと「タッチしてシュート」との操作説明(?)が書かれているのみ。完全な無駄遣いである。
    • こんな有様のため、結果的に3D表示機能も無駄に終わっている。有効活用されていたところで誰得な気もするが。

WiiU版固有の問題点

  • 致命的なバグの数々
    • 弾が障害物に当たらずに発射できてもカウントされなかったり、カウントまでにタイムラグが大小問わずに発生することがある。
      • このバグのせいで、運要素故にただでさえ怪しかったスコアの存在意義が、ますます失われてしまっている。
      • それだけでなく、「5スコアごとに障害物の配置と背景色が変わる」という仕様とこのバグが合わさって、「突然障害物の配置が変わってミスをする」と言う極めて理不尽な事態も誘発することになる。
    • 弾がなぜか一度に複数発射されたり、どういう訳か発射された弾が巨大化したりと言ったバグも存在する。
      • 回避方法は不明。これらもまた、理不尽なミス誘発の原因となる。
    • その他、弾が消滅したり速度がおかしくなったりするといったバグも存在。
      • これらに関しては、特定の場所に弾を発射すると発生しやすくなる模様。その場所を避けて撃てば回避できるが、事実上縛りプレイを課せられているのと同じである。
    • そもそも、こんな簡素なゲームにも拘わらずここまでバグが発生してしまっているあたり、きちんとしたデバッグ作業など行なわれていないとしか思えない。
      • ちなみにNew3DS版にはこれらのバグは存在しない。
  • New3DS版の上画面と同じく、使用するテレビ画面などにはタイトルロゴなどが映るだけ。せっかくのHDグラフィックも完全に無駄になっている。
    • とは言え、こちらはWiiUのゲームパッドだけで遊ぶものと割り切ってしまえばまだマシかもしれない。

評価点

  • はっきり言って、ゲーム自体にはないと言っても過言ではない。
    • 無理やり見出すとすれば、やり込めば動体視力及び忍耐力を鍛えるのに役立つかもしれない、といったところか。しかし、バグだらけのWiiU版ではそもそもまともなプレイすら困難なため、それらの役に立つかすら怪しい。

総評

300円と言う価格は確かに安い。だが、商品として売る以上はその安さだけで全てが許されるというのは大きな間違いである。
内容が薄すぎるだけでなく、難易度も極めて不安定、そしてゲーム自体に評価できる要素などは皆無……と、
どこを取っても商品失格級のゲームソフトと言っても差し支えが無いレベルと言える。
WiiU版に至ってはそれらに加え、ゲームをやる上で非常に大きな障害となるバグが複数発生してしまっており、冗談抜きで買う意味が一切ない
さらに言えば本作はDL専用ソフト故に売却することもできず、
価格の安さゆえにライト層などがうっかり購入してしまう可能性もあるという、まるで落とし穴の如き厄介さも併せ持っている。
そもそもが無料で配布されているサンプルの流用であるだけでなく、移植許可を取ったとはいえ特に目立つ追加要素などもつけずに、
客からお金を取って販売するという姿勢自体が、とてもではないが褒められた行為ではないのだが……。

余談

  • 2017年4月19日に発売された本作を皮切りに、賈船はNew3DS向けに一時期「カジュアル」と称したジャンルの、税込300円の作品を連発しはじめた。
    • 1週間後の4月26日にはこれまた非常に薄っぺらい内容の、単純な図形をボタンやタッチ操作で延々上へと登らせるだけというゲー無『BOX UP』が発売。
    • さらにそこから2週間後の5月10日には、明らかに30~40年ほど時代錯誤なグラフィックや単純極まりないゲーム性のシューティングゲームである『Galaxy Blaster』が登場。
    • そしてその1週間後となる5月17日には、これまた凄まじく時代錯誤な内容のレースゲーム(になっていない)である『BRICK RACE』が配信。
    • ご丁寧なことに、いずれも共通して「とても2017年発売とは思えない」「300円でも高すぎる」などと言われても仕方がないほどのクオリティである。一体なぜ、この時期に賈船がこんな作品をNew3DS専用ソフトとして量産してしまったのだろうか。
      • ちなみによく見てみると、『BOX UP』と『Galaxy Blaster』の発売の間だけなぜか2週間の空きがある。この空きに関しては「ゴールデンウィークだけきっちり休んでいたから」などと噂されているが、真偽は不明。
    • なお、『BOX UP』以降WiiU版の発売は行われていない。
  • 本作がUnityアセットストアで無料配布されているサンプルのほぼベタ移植作品であることは問題点で書かれた通りだが、実は賈船以外のメーカーからもPCやスマートフォン向けの無料アプリとして本作以前からリリースされていたりする。
    • そちらの方は内容こそ本作とほぼ同じだが、効果音が鳴ったりハイスコアがきちんと記録されたりする点で上位互換と言ってよい内容になっている。バグも特に見当たらない。
    • もちろん、賈船発売の本作と同じく「ハイスコア更新には運が絡む」などの問題は据え置きであり、また「プレイ中に広告が表示されてしまう」という独自の欠点もあるが、あくまで無料アプリである以上、やはり本作のほぼ完全上位互換であることに違いはない。


初版投稿日:2018/01/16 加筆・修正歓迎。

アラド戦記

【あらどせんき】

ジャンル MMORPG
対応機種 Windows 7~10
運営元 ネクソン
開発元 ネオプル
サービス開始日 *11 【日本】2006年11月
【韓国】2005年8月
【中国】2007年11月
【グローバル】2015年3月
プレイ料金 基本無料
レーティング 全年齢対象
判定 なし
ポイント ファイナルファイト似の面クリアアクションをそのままMMORPGにしたようなもの
キャラ育成に作業と投資は避けられない

評価点

  • アクション要素が高い戦闘
    • 敵は素早く動き回るが、プレイヤーの技の打ち上げ・ダウン・拘束効果で動きを止め、すかさずコンボを持ち込むことでに敵を倒せる爽快な作りだ。
  • 高品質のドット絵
  • 気軽に始められるプレイヤー同士の対戦
    • 専用チャンネルを使って、いつでも相手を集められる。

賛否両論点

  • アクション性をやや否定しているエンドコンテンツのギミック
    • プレイヤーキャラの大範囲・強制拘束効果を持つ技が多様化しているゆえか、敵の強さを無敵技に依存させている。無敵で技がスカされては、多大な挫折感を感じてしまう。
    • アントンレイドのボスキャラ全能のマテカは、一瞬しか解除しないバリアをかいくぐって目押し攻撃で単発ダメージを与え続け、あるいはパズルをこなしてバリアを消失させなければ倒せない。その間コンボを叩き込むことが出来ず、アクションゲームらしからぬ戦い方を強いられる。

問題点

  • キャラ格差
    • ゲーム開始時に13人から一人を選べ、合計50種以上の二次職になれる。やはりと言うべきかキャラ間に格差が存在し、ステージによって性能差が現れてしまう。
    • 魔法職はPTに有用なスキルが多く優遇されてるが物理職はPTに有用なスキルが少なく総じて不遇な傾向にある
    • アントンレイド・ルークレイドの難易度が突出して高く、かつクリア報酬が魅力的なゆえ、参加するための競争が生まれ、弱い職はキャラ強化に並以上の財力・労力を要する。
  • エンドコンテンツのハードルの高さ
    • 現時点最高のエンドコンテンツであるルークレイドに向けて、一キャラに半年以上のファーミングを通して装備を整ってから、はじめて足を引っ張らないスペックになれる。
    • その次たるアントンレイドも、二ヶ月以上のファーミングとギミック熟知がなければクリアが出来ず、野良の熟練プレイヤーから罵詈雑言を浴びせられてしまう。
    • 参加には1,500円のスイッチングシステムが必須な上にエピックセット装備を集める敷居の高さもそれに拍車をかけているのが現状である。
  • 実質ソロ強制のシナリオダンジョン
    • レベル上げに一番効率的のシナリオダンジョンは、パーティーを組んでのメリットが薄く(敵がやわらかく、一人で一掃するのが早い;同じクエストを受けていなければなければ獲得EXPが減る、など)、パーティーを立ち上げても組んでくれる人がいない。
    • 幸い、これが低レベル帯に限ってのこと。高レベル帯の異界、古代、魔界ダンジョンは、以前のと比べて敵の耐久力が大幅に増え、実力が高いプレイヤーに助けてもらう意味が出てくる。
  • エピックファーミング
    • キャラの性能を上げる近道は、素材「地獄パーティーの招待状」を消費してダンジョンにヘルパーティーを呼び寄せて狩り、その’’ランダム’’でドロップするエピック級の装備を整えること。これを何千何万回繰り返すのだ。スロットと喩えられても仕方がない。
    • エピックのドロップ率は渋く一日に使える全疲労度を消費したとしても装備が一つも出ないことも‥
  • 崩壊した相場
    • 元からBOT対策に疎い運営であったが、2009年後半からチートやBOTなどを使った不正利用者が著しく増加し、2010年ごろのイベントで売られる課金アイテム「フォーチュン強化巻」により超絶強化武器が量産されてからは、相場が常に高い。装備需要の偏りもあってか他国サーバーで出来る多くの金策が使い物にならなくなっている。

総評

余談

  • テレビ東京系列にてアニメ版が放送された。ストーリーはアニメオリジナル。

初版投稿日:2018/02/15 加筆・修正歓迎。

ラスタンサーガ

【らすたんさーが】

ジャンル アクション
対応機種 アーケード
発売元 タイトー
発売日 1987年
2014年10月23日(NESiCAxLive)
判定 良作
ラスタンサーガ・ウォリアーブレードシリーズ
ラスタンサーガ / ラスタンサーガII / ウォリアーブレード / ラスタンVSバーバリアン編

概要

タイトーが1987年に発売したアクションゲーム。
剣を持った戦士・ラスタンを操作して怪物や魔物を倒す内容。

システム

  • 4方向レバー+攻撃・ジャンプの2ボタンでラスタンを操作。
    • レバー下でしゃがむ、レバー上+ジャンプで大ジャンプ、ジャンプ中にレバー上+攻撃で上突き、ジャンプ中にレバー↓+攻撃で下突きを繰り出す事が可能。
      • なお、ジャンプ攻撃は立ち時の2倍のダメージを敵に与えられる為、主にボス戦で有効。
  • アイテムは大きく分けてステージ道中に落ちている武器と特定の敵を倒すと出現する通常アイテムの2種類が存在する。
    • 武器の種類は通常の倍のダメージを与える事が出来るアックス、振ると火の弾で遠距離攻撃が出来るファイヤーソード、通常時の倍のリーチが特徴的なフレイルの3種類。
      各種武器アイテムはステージ内で浮いているアイコンを攻撃すると取得可能で、入手してから1分間程効果が持続する。
      また、現在の武器の効果中に他の武器を取得すると効果が上書きされる。
    • 通常アイテムは敵との接触や攻撃からのダメージを軽減するシールドマントアーマーの防具系統、ボーナスが獲得できるジュエル、プレイヤーの攻撃の発生が早くなる指輪、体力を少量回復する事が出来るポーション、体力が減少する代わりにボーナスを取得できるポイズン、装備中に獲得したスコアが倍になる首飾り、体力を全回復させることが出来るゴールドシープ、防具アイテムの効果時間を延ばせるが存在する。
      なお、防具類は武器同様に1種類しか持てない。
  • 体力がゼロになる、火の海・穴や水に落ちる、地面の槍や岩の柱に触れる事でミス。
    • ステージ内でミスすると一定地点に戻されるいわば「戻り復活」を採用。
    • 残機が尽きるとゲームオーバー、そのままコンティニュー画面に移行するが最終ステージのみコンティニューが不可能。

評価点

  • 第一に、ビジュアルが非常に格好いい。
    • マッチョ戦士が次々と魔物をなぎ倒すというゲーム内容。どこを切り取ってもさまになり、ゲーセンでもいい意味で目立つ。
      • 音楽も本作の雰囲気にふさわしい蛮勇なものとなっており、プレイはもちろんのことギャラリーの観戦も盛り上げてくれる。
  • 絶妙なゲームバランス。
    • ゲームバランスも緻密に練りこまれており、プレイすればするほど先に行きやすくなっており上達を感じられる。
    • アイテムも1987年のアクションゲームにしては多彩で、多くのプレイパターンを編み出すのも楽しい。
  • 演出も魅力的。
    • 野外エリアはいずれも昼間から始まり神殿に近づくに連れて徐々に日が暮れていく演出が待っている。
    • 体力低下時はBGMの上から心臓の鼓動が鳴り響く様になり、プレイヤーの緊張を煽っている
    • 八木下直人、高木正彦(Mar.)による作曲のBGMも数こそ少ないが、いずれも質が良く人気がある。
      • 戦士ラスタン勇敢なイメージの野外エリアをはじめ、砦エリアでは静寂な音使いが印象的でいかにも「敵の拠点への侵入」という雰囲気が、ボス戦では徐々に大きくなってくる音がそれぞれプレイヤーを盛り上げてくれる。

問題点・賛否両論点

難しい。

  • ゲームバランスは緻密であり崩壊しているわけではないものの、本作の難易度は決して低いとは言えない。
    • 例に寄ってステージ内で1機やられると装備が剥奪されてしまい、最弱のソードと通常アイテムしか所持していない状態で復活する事になるのでミス立て直しが難しい。
      • 特にボス戦では一切アイテムが出現しない仕様になっているので、非常に厳しい戦いが待ち受ける事になる。
  • アクションゲーム初心者は1コインクリアすることが難しい。
    • 特に初心者が躓き易いポイントはアイテム関連。
      武器アイテムに関しては数が少ないものの、取得方法が武器に直接攻撃を与える事とかなり特殊。故に本作を初めたプレイヤーは他のゲームと同じようにアイテムに直接触れるだけで取得出来ると思われがちで、一方向通行の縦穴で武器を取り逃してしまう現象もザラ。
      一方、通常アイテムに関しては、分かりやすい効果を持つボーナスや体力関連に関してはともかく、装備アイテム類に関しては多く存在している関係上効果を覚える事が難しく、インストカードに掲載されているアイテム類も少ない。
    • 極めつけに、スタート直後の1面は体力回復アイテムがほとんど出現しない仕様。初心者向けステージなのにあんまりである。
      • とはいえ、使用ボタンは少なく操作方法は複雑では無いのは救い。
    • また、最終ステージはコンティニューが不可能の為、コインを積んでクリアする言わば「連コイン」によるごり押しが通用しないのは痛い。

総評

格好いいビジュアルと繊細なゲームバランスで多くのゲーセン少年を興奮させた一作。
結果として本作は『アルカノイド』や『トップランディング』、『究極タイガー』と並ぶタイトー発売の実力派作品としてその名を馳せる事となった。

続編

本作のヒットを受けて何作か続編が発売されている。

  • ラスタンサーガII
    • 1989年稼働。本作の直接の続編に当たる作品ではあるのだが、OGR氏による音楽の数々はともかく、のっぺりしたグラフィックや劣悪な操作性で大きく評価を落としてしまった一作。詳細は個別記事にて。
  • ウォリアーブレード
    • 1992年稼働。「RASTAN SAGA EPISODE III」のサブタイトル通りラスタンサーガシリーズの3作目に当たる作品である。
    • ダライアスII』と同型の2画面筐体を使用したベルトスクロールアクションで、プレイヤーキャラもラスタンの他にドゥーイーとソフィアが追加される等、前2作から大きく異なるゲーム性が特徴的な1作。
  • ウォリアーブレード ラスタンVSバーバリアン編
    • 2003年発売のプレイステーション2/ゲームキューブ用ソフト。
    • ジャンルは前作から更に変わって3D対戦格闘アクションゲームになったが、本来はラスタンとは関係の無いゲームをローカライズした際にタイトルにウォリアーブレードを冠している為か、厳密にはシリーズには含まれない1作である。

移植

  • 本作稼動当時、MSX2やゲームギアなど、アクションゲームを苦手とするハードにしか移植されなかった。
    しかし後にPS2『タイトーメモリーズ』及びPSP『タイトーメモリーズポケット』の収録作品として本作の完全移植が成し遂げられたため、今からプレイするならそちらのほうが良いだろう。