アマガミ

【あまがみ】

ジャンル 恋愛シミュレーション
対応機種 プレイステーション2
メディア DVD-ROM 1枚
発売・開発元 エンターブレイン
発売日 2009年3月19日
定価 7,140円
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
判定 良作
ポイント システム面が大幅に洗練
外見は「普通」でも中身は個性的なキャラクター
まさかの鬱展開「スキBAD」
エンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズ

概要

過去にエンターブレインが発売した恋愛シミュレーションゲーム『トゥルー・ラブストーリー』シリーズの流れを汲む『キミキス』(以下「前作」と表記)の続編的作品。
ただし内容的に直接の関係があるわけではない*1ので、前作を未プレイでも独立した作品として楽しめる。

ストーリー

主人公の少年はとある過去の経験から、クリスマスに苦手意識をもっている高校2年生。
すっかり恋に臆病になった彼は彼女を作ろうともせず、憧れの先輩「森島 はるか」を遠目から眺めるだけの寂しい学園生活を送り続けています。
そんな生活を続けていた主人公は、吐息が白くなり始めたある日、憧れの先輩とクリスマスを過ごすチャンスは今年が最後である事に気付きます……

何もしないまま高校生活を終えて本当にいいのか?……いや、このままでは駄目だ!
主人公は恋に対する苦手意識をなんとか跳ね除け、今年のクリスマスは女の子と過ごせるようにと一念発起します。

優等生の学級委員……
転校して来た下級生……
そして、憧れの先輩……

様々な女の子と出会い……主人公の迎えるクリスマスとは!?
(公式サイト[2]より引用)

特徴・評価点

洗練され遊びやすくなったシステム

  • イベントマップ
    • 前作ではマップ上から移動する場所を選び、そこにヒロインがいればイベントが発生するという形式だったが、今作ではヒロインごとに分類されたマス目状のイベントタイルを選択するとイベントが起きるというシステムに変更された。
    • またそのイベントを起こすために必要なフラグや選択可能な期間などもすべて可視化されるようになった。
    • これにより前作のようなランダム性は排除され、狙っているヒロインとのイベントが起こらない、どこに行けばイベントが起こるのかわからない、というような問題が解決された。
  • 「今朝に戻る」
    • メニュー画面には「今朝に戻る」という選択肢があり、これを選ぶとその時点での文章と選択肢の既読情報や、会話モードで選んだ話題のヒット情報を保持したままその日の最初に戻れる バイツァダストもびっくり。 セーブ&ロードの手間が省けるため、攻略やイベントのコンプリートなどにとても便利。
  • その他、高速スキップ、音声付きバックログなどのシステム面は充実している。
  • 会話モード
    • 前作の「マッチング会話」はヒットする話題のジャンルがわかりづらい、わかってもランダム性に左右されるという問題があったが、本作では全面的にシステムが刷新された。
    • 「話題袋」は無くなり、常に「世間話」「娯楽」などの9種類の話題から1つを選んで投げかける形になった。
    • 女の子の右上に表示される「話題」に自分の選んだ話題が合っていれば会話が成功するという形式は同じだが、今作ではヒットする話題のヒントが出るようになった。
      • たとえば青い枠のアイコンが出ていれば「日常会話」が確実にヒットする。またヒントがない話題も、ジャンルの並び順からある程度絞り込むことが可能になった。
      • ヒットしなかった話題には「✕」マークが付くため繰り返しプレイしてコンプを狙う時に便利。
    • 1回の会話が5ターンなのも前作と同じだが、今作では1ターン毎にヒットする会話の内容がすべて入れ替わるようになった。また女の子のテンションによっても会話のルートが分岐する。

内容面

  • 前作は全体的にテキスト量が少なく、良くも悪くもあっさりした内容だったが、本作では全体のボリュームが大幅に増量されている。
    • 会話モードにおける会話パターンが増加*2した。
    • 各ヒロインの固定イベントも100シーンを越える*3
    • エンディングのバリエーションも1ヒロインにつき5パターンも存在する*4
    • これによって、長くやり込めるゲームになっている(前作は要領よくやれば1時間程度で1エンディングに到達できてしまう程度だった)。CGやイベントのコンプを目指そうとすると更に長くなる。
    • 前述の通りイベントマップがわかりやすく、残りのイベント数も「個数」で表示されるのでコンプリートなどのやりこみもやりやすくなっている。
  • 世界観
    • 携帯電話の普及していない学園生活という近未来ならぬ近古という特殊な世界観で、主人公とヒロインの会えそうで会えない、触れ合いそうで触れ合えない微妙な関係を体験できる。

個性豊かなキャラクター

  • 外見はシリーズの伝統を踏襲し、マンガ・アニメ的な派手な特徴がないデザインである。ギャルゲーやアニメにありがちな赤や青など派手な色をした制服ではなく黒一色という地味な色がむしろ独特でオリジナリティがある。
  • また、その内面はかなり個性的。
  • メインヒロイン(パッケージヒロイン)である「絢辻詞」は見た目も清楚そうで、一見そう見えるのだが、実は……。
    • 「メインヒロインは正統派」というプレイヤーの先入観を逆手に取った手法といえる。
  • 幼馴染の「桜井梨穂子」は太ましい(ぽっちゃり)というやはりヒロインとしてはやや異色の設定。
    • と言ってもイラスト的にはそれほど太っているようには見えず、微笑ましい程度であり、人を選ばないように描写は配慮されている。
  • 棚町薫」は中学時代のからの腐れ縁で、まるで男同士の友人のような軽快な掛け合いを見せる。
  • 七咲逢」は水泳部に所属する無表情で無口な後輩。しかし先輩である主人公をからかう、弟に対する面倒見が良いなどのギャップが魅力。
    • 初対面のイベントは自らスカートをめくって主人公に見せる(下は 残念ながら 水着)という衝撃的なもの。
  • さらに主人公である「橘純一」(デフォルトネーム、変更可能)もかなり個性的。
    • 2年前にクリスマスデートをすっぽかされた失恋経験から恋愛にトラウマを持っているのだが、「お宝本」の熱心なコレクターであり、エロに対する強い情熱とこだわりを見せる。
    • その性格はヒロインとの関係でも大いに発揮され、学園のマドンナである先輩「森島はるか」や、人見知りなお嬢様の後輩「中多紗江」のシナリオでは主人公のレベルの高いフェティシズムを楽しむことができる。
    • 作中では「ポルノ野郎」というありがたい異名を付けられ、ネット上では「変態紳士*5と呼ばれ愛されている。
    • 一方でこの手のキャラにありがちなやり過ぎで不快に思うような描写は無く、やはりバランスが考えられている。
  • そして隠しヒロインに至っては、これらをさらに超える衝撃的な設定である。
  • サブキャラクターも豊富で人気が高い。
    • 特に女子サブキャラクターはそれぞれ個性的で数も多い。女子サブキャラクターだけでもう一本ギャルゲーを作れるほどの充実ぶりで、攻略できないことを惜しむ声も多い。
  • 前作同様グラフィックの出来も良い。口がよく動き、瞬きの表現や、屋外は吐く息が白くなるなど、細かい部分まで作られている。

クラシック音源モード

  • 本作の時代設定は90年代後半であり(従って登場人物たちは携帯電話を持っていない)、それに合わせてシステム設定からBGMを古いトーン(FM音源)に変更することができる。ボイスもファミコン風の「ピピピピピッ」という電子音に変わるという懲った演出。
    • このクラシックBGMはFM音源のあるソフトシンセなどではなく、PC-8801mkIISRでMOONLIGHT C.M.Iというソフトを使い実際に打ち込んで作られている。そのため音数制限*6もそのままでうまくBGMをアレンジしている。キャラクターデザインを務めた高山箕犀氏のアイデアとBGM担当の岩垂徳行氏の作曲で生まれたFMアレンジは一聴の価値あり。
    • サウンドトラックも3枚組(うち1枚がクラシック音源)になるなど、充実した内容になっている。音楽全体の評価も良い。

賛否両論点

一部の心苦しいイベント

  • 対象は「バッドエンド」「涙イベント」「スキBAD」エンド
    • どれも良く出来ているだけにショッキングな展開は賛否分かれている。

バッドエンド

  • 本作はヒロインの好感度とフラグによって、「スキ」「ナカヨシ」「ソエン」という3つのルートに分岐する。
  • 「ソエン」はいわゆるバッドエンドルートであり、イベントは主人公とヒロインが関わらなくなっていく物悲しいもので心が痛むというプレイヤーも。
+ ソエンエンドに関する軽度のネタバレ
  • ある種の寝取られ(NTR)と呼ぶべき展開になるキャラもいる。好みが分かれ、極端に嫌う人も多い展開であるためショックを受けたというプレイヤーもいる。
  • 特定のヒロインを狙ってプレイした場合、イベントを進めなかった他のヒロインは必ずソエンルートに進んでしまう。別にシナリオを読まなければ良いのだが、毎回他のヒロインを「捨てている」と感じさせられるのはやや後ろめたい。
    • 綿密なチャートを組めば全員を同時に攻略することも可能である。全員のヒロインを愛しているのであれば是非挑戦して貰いたい。

涙イベント

  • バッドエンカウントシステム(通称「涙イベント」)が存在する。これは、好感度の高いヒロインが2人以上いる状態で、片方のヒロインとの親密イベント(一緒に下校するイベント)を発生させ、その光景を別の好感度の高いヒロインに目撃される、というもの。
  • いわゆるブッキングイベントであり、それだけでも心苦しいのだが、その内容もなかなかハード。
+ 涙イベントに関する軽度のネタバレ
  • 1回目は「ヒロインの複雑な心境が『主人公に直接』語られる」というもの。さらに2回目になると、好感度が修復不能な「テキタイ」という状態になり、攻略が不可能になるだけではなく、特定のタイミングで嫌がらせをしてくるようになる
    • その嫌がらせの方法も、犯人がわからないように偽装したりと陰湿さがなんだかリアルで、ヒロインのイメージが壊れたという意見もある。またそもそも嫌がらせを行う性格とは思えないキャラですら行うので気になるという意見もある。
  • ちなみに前作でも同等のイベントがあるが、1回目は「当該ヒロインの複雑な心境が独白によって語られる」、2回目は「当該ヒロインが背景絵に追加され、攻略が不可能になる」というだけのもので本作よりはだいぶマシ。

「スキBAD」エンド

  • 本作のエンディングは前述のソエンエンドの他に、「スキBEST」「スキGOOD」「スキBAD」「ナカヨシ」がある。ナカヨシエンドはナカヨシルートを、スキBESTはスキルートを最後まで普通に進めれば出すことができる。しかし残りの「スキGOOD」「スキBAD」の出し方が特殊である。
+ 「スキGOOD」「スキBAD」に関する中程度のネタバレ
  • 「スキGOOD」「スキBAD」は、複数のヒロインを同時に攻略する、いわゆる「二股」をかけなければ見ることができない。しかも同時に攻略するだけではなく、なんと2人を同時にクリスマスデートに誘い、片方をすっぽかす必要がある。
    • その後のエンディングで語られるその後の内容も救えないような「鬱展開」になるヒロインが複数いるため、ヒロインに思い入れのある多くのプレイヤーに凄まじい罪悪感を抱かせることとなった。
  • その特殊で複雑な到達条件から、多くのプレイヤーが「スキBAD」を観るのは、一通りのヒロインの攻略が終わった後(つまり完全にハッピーエンドである「スキBEST」や「ナカヨシ」を見てから)であると予想される。つまりプレイヤーがヒロインたちに深く感情移入した「後」でこの仕打ちを強いる、なんとも残酷な仕様である。
    • そもそも前述の通り主人公は過去にクリスマスデートをすっぽかされたことがトラウマになっている、という基本設定も考えるとかなり皮肉な話。
  • もっとも、例えば絢辻ルートのスキBADは他の展開にはない切ない終わり方であり、作品の奥深さを広げているという点では一概に悪い要素であるとも言えない。

問題点

ヒロイン同士の絡みが少ない

  • 一般的なギャルゲーにおけるいわゆる「共通ルート」が無いためか、ヒロイン同士の絡みが少ない。面識すら無いことも。
    • イベント内容に矛盾が出ないようにするための所為であり仕方ない部分ではあるが、やや寂しい部分。
    • とはいえヒロイン同士が親友という設定はよくある為、それらのギャルゲーと差別化されているという利点もある。また女の子同士の会話は前述のサブキャラクターで十分にある。
  • 『エビコレ+』のミニゲーム「ぬくぬくま~じゃん」では各キャラクターの会話を見ることができるようになった。

主人公の名前を呼んでくれない

  • 主人公の名前は自由に変更することができるが、そのためか、主人公の名前にあたるボイス部分がすべて他の二人称に置き換えられている。
    • TLSシリーズからの伝統だが、本作は前述の通り主人公が個性的なのでややシステムと合っていない部分ではある。
    • せめて、デフォルトネームである「純一」や「橘」(君やさん等)、「後輩からは「先輩」等と呼んで欲しかった所。
  • 特に梨穂子が主人公を「あなた」と呼ぶのはキャラ的に幼馴染という関係的にも不自然で気になるところ。

通常版に存在するバグ

  • 公式で告知されているもの以外にも、会話イベントの会話を一定数以上こなすと、システムデータが壊れるという報告がある。
    • 後に発売されたエビコレ版では修正されている。

総評

質が高いグラフィック、個性的で魅力的なキャラクター、非常に便利でわかりやすいイベントチャートや親切なシステム面などゲームとしての完成度を大きく上げた良作である。
ユーザーからも好意的に受け入れられ、コンシューマにおける恋愛シミュレーションとしては異例と言えるほどのスマッシュヒットを記録した。
キャラクター人気も高く、二度のアニメ化や続編の要望なども絶えない、ファンから愛されている作品である。
ただ、基本的に平和で明るいのんびりした雰囲気の作品ではあるが、前述のように意外にも割とハードな「鬱展開」が含まれている部分もあるため、やや人を選ぶ要素が存在することには留意されたい。


エビコレ+ アマガミ

【えびこれぷらす あまがみ】

対応機種 プレイステーション2
プレイステーション・ポータブル
プレイステーション・ヴィータ



発売日 【PS2/PSP】2011年3月31日
【PSV】2014年1月30日
定価 【PS2】3,990円
【PSP/PSV】5,040円
レーティング 【PS2/PSP】CERO:C(15歳以上対象)
【PSV】CERO:D(17歳以上対象)
判定 良作

概要(エビコレ+)

  • 2011年3月30日にPS2とPSPで一部のシナリオやミニゲームが追加された改良版・廉価版である『エビコレ+アマガミ』が発売された。
    • 予定より発売が延期されたために、初期版では謝罪用ポストカードが店頭で添付される。その絵柄は…… 完全にエロゲーだこれ
    • 2014年1月30日にはPS Vitaでも発売、既存のバージョンより画質と音質が向上し、イラストを閲覧できるギャラリーモードが追加されている。
  • システムデータ破損バグは無くなっている。
  • ミニゲームの「ぬくぬくま~じゃん」はキャラクターたちと麻雀対決を行って簡易的なシナリオを読み進めていくのだが、これは『アマガミ』編と前作『キミキス』編の2つのストーリーが用意されており、キミキスファンを大いに喜ばせた。
    • 作中では絡まないヒロインたちを含めたキャラクター同士の絡みが見られ*7、自分以外の相手が1位になった場合は対局後の展開が異なる。
    • 時系列等の関係上*8アマガミのキャラとキミキスのキャラがシナリオ上絡むことはないが、フリー対局で一緒に卓を囲むことが可能。
    • ただし、麻雀ゲームとしては難易度は低くCPUが訳のわからない鳴きをしたりとお粗末な部分がある。ただし、難易度を上げてしまうと麻雀をやったことのない人が詰んでしまうので仕方のない面ではある。どうしてもクリアできない場合はオートプレイにできる。
    • 同じキャラを複数相手にすることはできない。隠しの別バージョンでも同キャラは出せない。

余談

  • PS2及びVita版の中古相場は高値を維持している。

ちょっとおまけ劇場

  • ちょっとおまけ劇場」(通称「ちょおま」)というタイトルの本作のおまけシナリオ(WindowsでプレイするCD-ROM)が、エンターブレイン刊の成年ゲーム情報誌の『テックジャイアン』(2011年2月号~7月号)の付録としてついていた。各ヒロインのハッピーエンド後のその後のちょっとしたエピソードを読むことができる。
    • なお成年誌の付録ではあるが「そういう要素」 なぜか もちろん皆無*9。開発者は「未成年の人はお父さんに買ってもらおう」と発言している。
    • ヒロインだけではなく、攻略対象外であるサブキャラクター2人の新規シナリオもあり、ファンを喜ばせた。
      • 片方は本編内での罠イベント*10で「何故この選択肢だけGAME OVERなんだ」*11となったプレイヤーへのアンサー、というかその選択肢を選んだ場合の続きの展開としてお話が進む。
    • 現在はDMM経由でダウンロード購入することもできる(『アマガミちょっとおまけ劇場期間限定ダウンロード配信企画』)。

メディアミックス

  • 2010年7月より『アマガミSS』としてアニメ化された。原作のストーリーを1ヒロイン4話ずつかけて描くオムニバス方式。
    • また2012年1月からは『アマガミSS+』としてアニメ2期が放送された。こちらは新規のオリジナルエピソードを1ヒロイン2話で描いている。
  • 前作以上に多数のコミカライズが展開された。その数、単行本化されているものだけでもなんと10作(アンソロジーを除く)。
    • 『キミキス』コミカライズでも知られる王道の東雲太郎版をはじめ、主人公の純一を極めて大胆にデフォルメした独特の絵柄からカオスギャグを繰り出すピアイ才版や、ニ頭身の絵柄が特徴的なオトウフ版、サブキャラのひびき先輩に入れ込みアンソロ内でひびきルートのような作品を多数描いた*12結果総集編が作られた真田鈴版などその作風も多種に渡る。
  • 2017年1月から本作と世界観を同一にする続編的作品のテレビアニメ『セイレン』が放送された。
    • 本作のヒロイン七咲逢の弟である当時小学生の「七咲郁夫」が、『セイレン』では高校生の主人公の友人として登場しているという形で繋がりが示されている。
  • 2021年5月13日より音ゲー『オンゲキ R.E.D. PLUS』で「アマガミSS」とのコラボイベントが開催された。
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最終更新:2024年03月15日 09:42

*1 舞台が同じ等の間接的なつながりはある。

*2 1ヒロインにつきおおよそ300パターン、前作は1ヒロイン80パターン程度

*3 1ヒロインの1つのエンディングを見るために、おおよそ3時間かかる

*4 メインヒロインのみ、隠しヒロイン及びBADエンド除く

*5 もちろん『ギャグマンガ日和』のキャラクター「クマ吉」が元ネタ

*6 FM音源6声+PSG音源3声+PC88内蔵のドラム、ただFMを6声使うとバグることも発覚したので通常はFM5声で対応

*7 例としては絢辻・棚町・七咲・塚原、この4人で絢辻と棚町は同クラスかつ互いのルート内イベントで絡み、七咲と塚原は部活の先輩後輩なのだが、サブキャラである塚原は別として七咲は本編内で絢辻・棚町との接点が皆無。ちなみにこの3人、攻略本の表紙でしか同時の絡みがない。

*8 アマガミは前作のキミキスとは一部共通の地域ではあるものの並行世界であり、時代設定はキミキスの7~8年前であるため直接の繋がりはない。裏設定として一部つながりはある。

*9 もちろんCERO:Cなので当たり前なのだが。

*10 起こす必要のないイベントであり、どの選択肢を選んでも全部強制終了というもの。あるヒロインのルートでゲーム開始数日で起き、サブキャラも魅力的であるため多くのプレイヤーがその洗礼を受けた。

*11 本作では選択肢ミスでの強制終了はBAD ENDでの終了とGAME OVERでの終了と二つある。BADは文字通りの救いようがなかったりな物だがGAME OVERは言うなればゲームの枠外な展開なだけで決してBADでない、といった感じ

*12 1つ森島先輩のBAD後のお話しもある