ポケットモンスターシリーズリンク


本編RPG・本編関連作品

システムの互換性などから「世代」として区切られているが、この呼び方は基本的に非公式であることに注意。
旧作のリメイクについては原作の方の世代ではなく、その作品が発売された世代に記載する。

機種 タイトル 概要 判定
第1世代
GB ポケットモンスター
赤・緑
口コミで広まり爆発的なブームを引き起こした、日本を代表するゲームシリーズの原点。
基本的な対戦システムは既に完成されている。
ポケットモンスター
『赤・緑』のマイナーチェンジ版。
当初は通販による限定生産品だったが、人気のために最終的に一般販売された。
ポケットモンスター
ピカチュウ
『赤・緑・青』のマイナーチェンジ版。
アニメ版がモチーフで、ピカチュウを連れてマサラタウンにサヨナラバイバイ。
N64 ポケモンスタジアム 一部のポケモンしか使えない対戦ツール。
トーナメントモードは初心者お断りな高難易度。
黒歴史
ポケモンスタジアム2 全ポケモン使用可能等、前作の問題点を大幅に解消し汚名返上。
独自ルールでの大会やミニゲーム等のお楽しみ要素も充実。
第2世代
GB/GBC ポケットモンスター
金・銀
新タイプ・「もちもの」・「とくこう」「とくぼう」分離などシステムが大幅進化。
ジョウトとカントー、2つの地方を股にかけた壮大な冒険。
GBC ポケットモンスター
クリスタルバージョン
『金・銀』のマイナーチェンジ版。
シリーズ初の女主人公が登場。
N64 ポケモンスタジアム金銀 N64とは思えない美麗なグラフィックが魅力。
対戦ツールの枠を超えたボリュームを持つポケスタシリーズ最高傑作。
第3世代
GBA ポケットモンスター
ルビー・サファイア
「とくせい」とダブルバトルが追加されバトルの戦略性が増加。
前作までとの互換性は無くなった。
ポケットモンスター
エメラルド
『ルビー・サファイア』のマイナーチェンジ版。
廃人施設やりこみ施設「バトルフロンティア」登場。
ポケットモンスター
ファイアレッド・リーフグリーン
第3世代準拠の『赤・緑』リメイク。
「ナナシマ」が追加マップとして登場。
GC ポケモンボックス ルビー&サファイア 第3世代のポケモン管理ツールソフト。
実用性に特化しておりゲーム性は皆無。
なし
ポケモンコロシアム 据置機としては初の本格RPG。
しかしバランスの悪い高難易度、戦闘のテンポの悪さなど不安定な面が目立つ。
不安定
ポケモンコロシアム 拡張ディスク 『コロシアム』の予約特典。セレビィなどが手に入る。
ポケモンXD 闇の旋風 ダーク・ルギア 『コロシアム』の続編。
1人プレイに特化したものの、高難易度など前作の問題点はそのまま。
なし
第4世代
DS ポケットモンスター
ダイヤモンド・パール
技ごとに物理攻撃・特殊攻撃が設定され対戦システムが完成形に。
Wi-Fi対戦にも初対応。
ポケットモンスター
プラチナ
『ダイヤモンド・パール』のマイナーチェンジ版。
バトルフロンティアが追加、UIとテンポも改善。
ポケットモンスター
ハートゴールド・ソウルシルバー
第4世代準拠の『金・銀』リメイク。
原作の要素を見事に昇華させ、数多くの追加要素も成功した傑作。
Wii ポケモンバトルレボリューション 『スタジアム』続編としてみると不備が多々。
だが当時としては唯一Wi-Fiランダム対戦が可能な点に需要があった。
なし
みんなのポケモン牧場 DL専用。第4世代のポケモン管理ツールソフト。
デフォルメされたポケモンのグラフィックが好評。
なし
第5世代
DS ポケットモンスター
ブラック・ホワイト
Wi-Fiランダムマッチに対応、レーティングシステムも搭載され、対人対戦がさらに盛んになった。
これまでと異なる方向性のシナリオや一部の新ポケモンのデザインには賛否両論。
ポケットモンスター
ブラック2・ホワイト2
『ブラック・ホワイト』の2年後を描いた続編。
やりこみ要素が歴代トップクラスに充実している。
3DS ポケモンARサーチャー DL専用。AR機能を使ったSTG。
捕まえたポケモンは『ブラック2・ホワイト2』に連れて行ける。
なし
第6世代
3DS ポケットモンスター
X・Y
次世代機に移行しグラフィックが全面3D化。
対戦環境はメガシンカとフェアリータイプの登場により激変した。
ポケットモンスター
オメガルビー・アルファサファイア
第6世代準拠の『ルビー・サファイア』リメイク。
しかし追加された「エピソードデルタ」やブラックなネタの数々には旧来ファンからの拒否反応が大きい。
劣化
第7世代
3DS ポケットモンスター
サン・ムーン
グラフィックの頭身が上がり、秘伝技やジム廃止など多くの要素が刷新。
一方で描写が大幅増加したストーリーやキャラについては賛否が分かれる。
なし
ツール
3DS ポケモンバンク DL専用。オンラインでポケモンを管理できるツール。500円で1年間利用可能。
第5~7世代と初代のVCに対応。
なし
ポケムーバー DL専用。第5世代と初代VCのポケモンをポケモンバンクに送るソフト。 なし


上記以外で本編と連動要素がある作品

  • ポケモンレンジャーシリーズ
    • スペシャルミッションをクリアすることにより、『ポケモンレンジャー』はマナフィのタマゴを、『バトナージ』はマナフィのタマゴやダークライなどを、『光の軌跡』は「ふんか」を覚えたヒードランなどを『DPt』『HGSS』に送れる。
  • ポケモントレッタ
    • 『X・Y』にソーナンス、ロトムを送れるイベントや、『オメガルビー・アルファサファイア』にむげんのチケットを送れるイベントがあった。
  • とうぞくと1000びきのポケモン
    • DL専用。特別なステージをクリアすると『X・Y』にマスターボールを送れた。現在は配信停止。

ポケモンピンボールシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
GB ポケモンピンボール モンスターボールを弾いてポケモンをゲットするピンボール。
カートリッジに振動機能が内蔵されている。
GBA ポケモンピンボール
ルビー&サファイア
ホウエン地方の201匹が登場する続編。 なし


ポケモンカードシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
GB/GBC ポケモンカードGB TCGポケモンカードのゲーム版。
出来は良いが過剰出荷のためワゴン行きに…。
GBC ポケモンカードGB2 GR団参上! ボリュームが増えた続編。
しかし発売日がGBA本体と近かったり収録カードが古かったせいか、ほとんど売れなかった不遇の良作。
DS ポケモンカードゲームあそびかたDS ポケモンカードゲームBW「はじめてセット」に同梱されていたチュートリアルソフト。


ポケモン不思議のダンジョンシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
DS ポケモン不思議のダンジョン
青の救助隊
ポケモンによるローグライクRPGの第1作。
本編とは一線を画する世界観と壮大なストーリーがファンを掴んだ。
青は初期版のみ、GBAソフトのデータを破壊する重大なバグがある。
改善*
GBA ポケモン不思議のダンジョン
赤の救助隊
DS ポケモン不思議のダンジョン
時の探検隊・闇の探検隊
『ダイヤモンド・パール』のポケモンも本格登場。
前作の良かった点を引き継ぎ、粗削りな点を改良。
ポケモン不思議のダンジョン
空の探検隊
上記のマイナーチェンジ完全版。
サブストーリーを補完。新要素もいくつか追加されている。
Wii ポケモン不思議のダンジョン
すすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団
DL専用。Wiiウェアで3バージョンが登場。
ポケモンを積み重ねてダンジョンを攻略せよ。
ストーリーは携帯機用の他作品と違い、単純明快であっさり。
3DS ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮 『ブラック・ホワイト』のポケモンが初登場。
しかし前作より大幅にボリュームダウン。
なし
ポケモン超不思議のダンジョン シリーズ集大成の名に恥じない完成度。
前作の欠点も概ね改善。


ポケモントローゼシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
DS ポケモントローゼ パズルゲーム? いいえ、メタモンゲーです。
図鑑コンプリートは現実的にほぼ不可能な仕様。
不安定
3DS ポケモンバトルトローゼ DL専用。ルールが一新されて遊びやすくなった。
『XY』までの718匹が登場。
ポケとる DL専用。『バトルトローゼ』のシステムを引き継いだ、ポケモン初の基本無料ソフト。
後にスマホ版も配信された。
なし


ポケモンレンジャーシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
DS ポケモンレンジャー タッチ操作を活かしたアクションアドベンチャー。
ゲームとしては理不尽さが多く荒削りな出来。
なし
ポケモンレンジャー バトナージ システム面が大きく改善し完成度が上昇。
しかしシナリオ面は相変わらずイマイチ。
ポケモンレンジャー 光の軌跡 現時点でのレンジャーシリーズ最終作。
石版などやりこみ要素が増えた。


ポケモンスクランブルシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
Wii 乱戦! ポケモンスクランブル DL専用。おもちゃのポケモンを操作し、簡単操作で突き進むアクションゲーム。
登場するのはアルセウスを除いたカントー地方・シンオウ地方のポケモンのみ。
3DS スーパーポケモンスクランブル 3DS初のパッケージのポケモンソフト。
登場ポケモン数は『BW』までの646匹に増大。
WiiU ポケモンスクランブル U DL専用。バトルロイヤル部分を前面に押し出した内容。
しかし別売りのフィギュアがないとほとんどの機能を制限される。
3DS みんなのポケモンスクランブル 基本無料ソフトだが課金上限が設定されている。後に課金要素が無料内臓されたパッケージ版が発売された。
ポケダイヤに縛られるシステムや、ひたすらにインフレする強さが問題。
不安定


ポケパークシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
Wii ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~ ピカチュウを操作する3Dアクションアドベンチャー。
ポケモンたちが暮らす世界観が魅力。
なし
ポケパーク2 ~Beyond the World~ 荒削りだった前作から大幅進化。
登場ポケモンはイッシュ地方組に偏っている。


ポケモントレッタシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
AC ポケモンバトリオ ポケモン初のアーケードゲーム。
パックを使って3vs3の同時バトルに挑め。
なし
ポケモントレッタ ポケモンを探してバトルして捕まえる。捕まえたポケモンが実際にトレッタ(パック)として排出される。
ポケモンゲットをある意味リアルに体感できるトレーディングカードアーケードゲーム。
なし
3DS ポケモントレッタラボ for ニンテンドー3DS 『トレッタ』のパックを読み取って遊べる周辺機器+ダウンロードソフト。


ポケモン立体図鑑シリーズ

機種 タイトル 概要 判定
3DS ポケモン立体図鑑BW DL専用。無料ソフト。触れられそうな出来の良い3Dポリゴンのポケモンを眺めて楽しめる。
現在は配信停止している。
ポケモン全国図鑑Pro DL専用。1,500円で配信。649匹のポケモンが収録された『立体図鑑』のバージョンアップ版。


単発作品

機種 タイトル 概要 判定
アーケード
AC SUPERてれびでんわ サトシと電話ができる幼児向けゲーム。
マリオ版やアンパンマン版なども存在。
ピカチュウのなみのり大冒険
~ラプラスにのって~
いわゆるドライブゲーム。プレイするとカードがもらえた。
ポケットモンスターくれよんキッズ アニメ版のゲーム化作品。いわゆるお絵かきゲーム。
ポケモンカードゲームガチャ ミニゲームで遊んだ後にポケモンカードゲームのカードが排出される。
筐体は『プリティーリズム』のものを流用している。
家庭用据置機
N64 ピカチュウげんきでちゅう あのピカチュウと一緒に暮らして遊ぶことができるコミュニケーションゲーム。
世界で2タイトルしか無いVRS対応ソフト。
ポケモンスナップ ポケモンを被写体にしたカメラアクション。
ポケモンの生活する姿を楽しめるのが人気。
Pokémon Puzzle League 日本未発売・海外製。家庭用唯一のアニメ版のゲーム化。
GBCソフト『ポケモンでパネポン』とは別物。
GC ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ!~ ピカチュウと一緒に、様々なポケモンたちと交流できる。
キャラゲーとして良質。
番組拡張パック 『ポケモンチャンネル』と連動することでポケモン映画の特典映像を閲覧できる。
家庭用携帯機
GBC ポケモンでパネポン GBC専用。『金・銀』までのポケモンが登場するパネポン。
DS ポケモンダッシュ ピカチュウだけをタッチペンで導くゲーム。
GBAソフトとの連動はポケモンの形をしたマップが追加。
ポケモン釣り大会DS DL専用。ポケパークなどで無料で遊べた。
電源を切るとソフトも消えるため現在は遊ぶ手段がない。
バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS DSで遊べるタイピングゲーム。
なぜか付属のBluetoothキーボードが高品質な点が評価されている
3DS ポケモンアートアカデミー 絵心教室』シリーズの流れを組む作品。
ポケモンのイラストの描き方を学べる。
なし
とうぞくと1000びきのポケモン DL専用。映画の宣伝用に配信された無料ソフト。すれ違い通信を使った内容。
現在は配信停止。
なし
ポケモンピクロス DL専用。基本無料。ポケモンをテーマにしたピクロス。
課金しないと遊び進めるのは困難。
なし
名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~ DL専用。異色の推理アドベンチャー。
渋すぎる声のピカチュウと一緒に事件を解決しよう。
スマートデバイス向けアプリ
Android/iOS ポケモンコマスター 基本無料。マス上のコマを移動させるボードゲーム。
まさかのオニスズメゲー(後に修正)。
執筆禁止
Pokemon Go 基本無料。現実世界を歩き回って目指せポケモンマスター。
ポケモンの知名度とAR技術を生かしたゲームシステムが相まって一時期社会現象となった。
執筆禁止


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
SFC ピクロスNP Vol.1 ポケモンが登場する。
ニンテンドーパワー書き換え専用ソフトのため今から遊ぶことは困難。
なし
DS ポケモン+ノブナガの野望 コーエーテクモゲームス『信長の野望』シリーズとのコラボレーション。
シリーズ初のSLG。
AC/WiiU ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT 鉄拳』製作チームによる本格3D対戦格闘ゲーム。
『鉄拳』のポケモン版というわけではなくシステムはオリジナル。
WiiU 太鼓の達人 Wii Uば~じょん! 『ポケモンX・Y』の楽曲を提供。 なし
太鼓の達人 特盛り! 『ポケモンΩR・αS』の楽曲を提供 賛否両論
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ファイターやステージ、アイテムとして登場。



ポケモンシリーズにおける専門用語(簡易版)

「ポケモンをある程度やりこんでいれば知っているが、やっていないと何のことだかわかりにくい」という単語について簡易的に解説しています。
あくまで、このWikiで記事を読む上で不自由しない程度の解説なので、より詳しく知りたい場合は外部の攻略サイト等を参照してください。

基本的なルール

  • 「自分の手持ちのポケモンが全滅する前に、相手の手持ちポケモンをすべて倒す」のが基本的な勝利条件。
  • 全てのポケモンは能力の高さを示すパラメーター *1 、1~2種類の「タイプ」、最大4つの「技」、1種類の「特性」を持つ。
    • パラメーターは「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」の6種類。「HP」は相手の攻撃をどれだけ耐えられるか、「こうげき」・「ぼうぎょ」は物理技の攻撃力と防御力、「とくこう」・「とくぼう」は特殊技の攻撃力と防御力、すばやさは戦闘で先手を取れるか否かを示す数値になる。
      • 順にH・A・B・C・D・Sという略号がネット上では一般的 *2
      • パラメーターはレベルの他、後述の「種族値」「個体値」「努力値」「性格」によって決定される *3 。成長にランダム要素は存在しないため、同じ条件で育てたポケモンならパラメーターも同じとなる。
    • タイプは「ノーマル」「ほのお」「みず」「でんき」「くさ」「こおり」「かくとう」「どく」「じめん」「ひこう」「エスパー」「むし」「いわ」「ゴースト」「ドラゴン」「あく」「はがね」「フェアリー」の18種類 *4
      • タイプにはそれぞれ相性があり *5 、「攻撃する技」と「攻撃を受けるポケモン」のタイプによってダメージの倍率が変化する。相性が良い攻撃は「こうかはばつぐんだ!」と表示されダメージが2倍になり、逆に相性が悪い場合は「こうかはいまひとつのようだ…」と表示され1/2に、もしくは「こうかがないようだ…」となり全くダメージを与えられなくなる *6
      • たとえば「でんき」タイプの技は「みず」タイプのポケモンに対して相性が良いので、「ピカチュウ」が電気タイプの技である「10まんボルト」を水タイプの「カメックス」に撃つと「こうかはばつぐんだ!」となる。
      • タイプ相性による補正は非常に大きいため、タイプ相性を理解し、いかにして相手の弱点を付くか・相手に弱点を付かれないかを考えるプレイがポケモンバトルにおける基本となる。
    • 技は「攻撃技」と「補助技」に大別される。攻撃技は相手に直接ダメージを与えることができ、補助技はポケモンやフィールドに様々な効果をもたらす。
      • 攻撃技はさらに「物理技」と「特殊技」に分けられる *7 。物理技は自分の「攻撃」と相手の「防御」、特殊技は自分の「特攻」と相手の「特防」を参照してダメージを計算する。
      • 技には「タイプ」「威力」「命中率」「追加効果」「PP *8 」が存在し、技のタイプが使用するポケモンと同じ場合は威力が1.5倍に上昇する *9
    • バトルはコマンド選択によるターン制。「技を出す」か「控えのポケモンと交代する *10 」かを選択し、お互いがコマンドを選ぶと場のポケモンの「素早さ」順に行動する。
      • 相手がどのような手を打ってくるかはターンが始まるまでわからないため、素直に攻撃するか、補助技を使うか、交代するか、はたまた相手の交代を予測して別の技を使うか、と言った読み合いが対人戦の醍醐味である。
    • バトルのルールは、場に1匹ずつポケモンを出して戦う「シングルバトル」と、『ルビー・サファイア』で追加された2対2の「ダブルバトル」が基本 *11
      • その他、『ブラック・ホワイト』で追加された3対3の「トリプルバトル」、ターン消費無しでポケモン交代が可能な「ローテーションバトル」、バトル中のアイテム使用が可能な「ミラクルシューター」、『X・Y』で追加されたタイプ相性が反転する「さかさバトル」、『サン・ムーン』で追加された4人対戦による「バトルロイヤル」などが存在する。
      • 現在では、お互いの手持ちポケモン(最大6匹・同一種の重複は不可)を対戦前に見せあってから、実際に戦わせるポケモンをルールに応じた数(シングルは3匹、ダブルは4匹)選出するルールが最も主流。

伝説・幻のポケモン

  • 手に入れる機会が限られる特殊なポケモンのこと。主に、ゲーム内で1匹しか入手できないポケモンが「伝説のポケモン」、普通にゲームをプレイしているだけでは入手できないポケモンが「幻のポケモン」と呼ばれることが多い。
    • いずれも後述の「タマゴ」を使って増やすことが出来ないため、2匹以上欲しい場合は他のソフトから通信交換するなどの必要がある。
  • 「伝説のポケモン」は通常のポケモンと比べて桁外れの性能を持っているため、公式大会やWi-Fiレーティングバトルでの使用は基本的に禁止されている。このため「禁止伝説」とも呼ばれる(ただし伝説ポケモンが使用可能なルールの大会も存在する。)。ミュウツーやホウオウ等がこれに該当する。
  • その禁止伝説と比べると性能は抑え気味だが、対戦での使用が認められている伝説のポケモンも存在し、俗に「準伝説」と呼ばれる。2・3匹のグループで類似した外見・ステータス・タイプが設定されているものが多い。サンダーやスイクン等がこれに該当する。
  • 「幻のポケモン」は毎年公開されているアニメ映画の前売り券の購入や劇場内のワイヤレス配信・その他期間限定のキャンペーンや連動等によって入手できることが多い。入手方法が限られているので、禁止伝説級が使用可能な大会でも使用不可となっていることが多い。ミュウやセレビィ等がこれ該当する。

ポケモンのタマゴ

  • 第2世代『金銀』で登場した要素。「育て屋」と言う施設に特定の組み合わせの♂と♀の2匹のポケモンを預けていると発見されることがある。
  • タマゴが産まれるには親となるポケモンの「タマゴグループ」が一致している必要がある。
    • タマゴグループは陸に住んでいるポケモン・海に住んでいるポケモン・人型のポケモンなど特徴によって分類されている。ゲーム内ではどのポケモンがどのタマゴグループに属しているかは育て屋に預けない限りわからないが、公式攻略本等には記載されている。
  • 生まれてきたポケモンの種類は♀のポケモンの進化していない段階となる。親のポケモンからは覚えている技や個体値などを引き継ぎ、本来そのポケモンでは覚えられない技「タマゴわざ」を持って生まれることがある。
    • たとえば、ロケットずつきを覚えた♂のカメックスと♀のフシギバナから手に入ったタマゴからは、フシギバナの進化前であり、かつロケットずつきを習得したフシギダネが生まれることになる。
  • メタモンというポケモンともう1匹を同時にそだてやに預けると、相手のポケモンの性別が♂・♀・不明にかかわらず、それがタマゴを見つけられるポケモン(伝説のポケモン以外など)ならばそのポケモンのタマゴを手に入れられる。
  • 第6世代では♀の入っているボールも遺伝するようになり、第7世代では♂・不明のボールも特定の組み合わせの場合遺伝するようになった。

種族値・個体値・努力値

  • いずれもポケモンのパラメーターを決定する要素となる重要な数値。ゲーム内では明確に確認することができない隠しデータであり、「種族値」「個体値」「努力値」は公式用語ではなく、ネット上の個人攻略サイト等で使用されていた用語が便宜的に広まっただけなので使用する際は注意。3つまとめて「三値」と呼ばれることもあり、対戦用のポケモンを育成しようとする入門者がまずはじめに理解しておくべき知識とされている。

種族値

  • ポケモンの「種族」ごとに設定された基本的なステータス差(成長率)を指す。
    • 例えば「フーディン」というポケモンの「種族」は個体や育て方によって差はあれど、基本的に「とくこう」と「すばやさ」が高く、「HP」と「こうげき」「ぼうぎょ」が低いパラメーターに成長するようになっている。これはフーディンの特攻と素早さの「種族値」が高く、HP・攻撃・防御の「種族値」が低く設定されているため。
    • 他にも「カイリキー」であれば攻撃が高く、「ツボツボ」であれば防御と特防は極端に高いが攻撃と特攻が極端に低い、「アルセウス」はどのパラメーターも高いが「ヒマナッツ」はどれも低いなど、ポケモンの種類ごとに明確な能力差が存在するのはこの種族値の差による。
    • 例えれば「『チーター』は『ヒト』より足が速い」といった「種族ごとに存在する一般的な能力の差」を指す。
  • ゲーム内ではパラメーターの数値から間接的に推し量る以外把握する方法がない隠しパラメーターである。公式攻略本や『X・Y』のスパトレというモードではグラフの形式で大雑把であるが把握できる。
  • しかし非公式の攻略サイト等では、データ解析やパラメーター計算式からの逆算によって種族値の具体的な数値が明らかになっており、プレイヤーの間ではその数値で呼ぶのが半ば常識となっている。
    • 例えば上記のフーディンの種族値は「HP55・攻撃50・防御45・特攻135・特防95・素早さ120(合計種族値500)」である。従って「S120族」といえば「素早さ種族値が120のポケモン(フーディン・メガボーマンダ等)」の意味となる。
    • 特に素早さのステータスは相手より1でも高いほうが確実に先に行動できるため対戦において非常に重要であり、種族値1の違いが強さに大きな影響を与えることが少なくないため、厳密な数値を把握する意義が高い。
  • メタグロスやサザンドラのように、通常対戦で使用可能な合計種族値が600に達するポケモンは「600族」と呼ばれ、その高いステータスから強力な存在となっている。

努力値

  • ポケモンを倒した際に各パラメーターに割り振られる隠しポイント。ゲーム内での正式な呼称は「きそポイント」だが、非公式ではこの呼び方が普及している。
    • 努力値の仕様は第1・2世代と第3世代以降では大きく異なる。以下は基本的に第3世代以降の現行の仕様に基づく。
  • 全てのポケモンには「敵としてそのポケモンを倒した際、どの努力値が何ポイント入るか」というマスクパラメーターが設定されている。例えばポッポを倒すと「すばやさ」の努力値が1ポイント、ゴローンを倒すと「ぼうぎょ」の努力値が2ポイント得られる。努力値を獲得したステータスは、レベルアップ時に対応するパラメーターが大きく上昇する。このため、同じ種族のポケモンであっても育成の過程で倒すポケモンの違いによって最終的なパラメーターに差が生じることになり、プレイヤーの方針によってポケモンの能力をある程度までカスタマイズすることができる。
    • 例えれば「『A君』は毎日ランニングをしていたら足が速くなったが、『B君』は毎日勉強をしていたら学力が上がった」といった「育成過程によって後天的に生じる差」を指す。
  • 努力値には上限があり、1つのパラメーターに与えられる努力値は252、1匹のポケモンに与えられる努力値は508までである *12
    • 対戦で使用するポケモンには、努力値はバランス良く与えるのではなく特化したいパラメーターに集中させる育成スタイルが一般的。例えば「こうげき」と「すばやさ」の高いポケモンを育成したいのなら、闇雲に敵を倒すのではなく、攻撃努力値を稼げるアーボと素早さ種族値を稼げるズバットをそれぞれ努力値252になるまで倒し続けるのが基本となる。この育成作業を「努力値振り」と呼ぶ。
    • 上級者になると、プレイヤーの目的に応じたより細かな努力値振りをする場合もある。例えば「ガブリアスの"げきりん"を確実に耐えられるようにHPと防御に振り分ける」等。これを「○○調整」と呼ぶ(この例なら「ガブリアスのげきりん耐え調整」) *13
  • 「タウリン」など使うだけで努力値が入るアイテム(通称ドーピングアイテム)や、「きょうせいギプス」や「パワーアンクル」など持たせてポケモンを倒すと得られる努力値が増えるアイテム、獲得努力値が2倍になる特殊状態「ポケルス」等も存在する。
    • 逆に「ザロクのみ」など努力値を下げることができる木の実も存在するため、努力値振りのやり直しも可能である。
  • ゲーム内では具体的に確認する手段がほぼ無かった *14 ものの、種族値同様『X・Y』のスパトレのグラフで可視化されるようになった。またスパトレではミニゲーム等によって努力値稼ぎが可能。

個体値

  • 各ポケモンに個別に設定されたパラメーターの補正値。「個体」ごとに個別に設定されており、同じ種族・同じレベル・同じ性格のポケモン同士でもパラメーターの実数値には幾らかのブレが発生することになる。
    • 努力値と同じく第3世代から仕様が変更された。
  • 現在の仕様では1つの能力値につき32段階の個体値が設定されており、個体値が高いほどパラメーターも高くなる。個体値が最高の場合は32進数に基づき一般的に「V」と呼称され、6つのパラメーターすべてが最高なら「6V」となる。
    • 例えれば「『A君』は『B君』より運動神経が優れていて生まれつき足が速い」といった「同じ種族同士の先天的な能力の優劣(才能)」を指す。
  • 当然、対戦で使うポケモンは基本的に個体値が高い方が有利 *15 ので、高個体値ポケモンを手に入れるための「厳選」が必要となる。
    • タマゴから孵したポケモンは親の個体値をある程度引き継げるので、これを利用した「孵化厳選」が一般的。しかしタマゴが見つからない伝説のポケモンなどの場合は、ひたすら捕獲とリセットを繰り返すことになる。
    • かつては高個体値ポケモンを入手するには膨大な時間と手間がかかりハードルが高かった(長時間の厳選作業を繰り返すプレイヤーを「廃人」と呼ぶ *16 )が、シリーズを重ねるに連れて個体値遺伝の仕様等が緩和され、現在ではノウハウを理解していれば理想的な個体値のポケモンを手に入れるのもさほど難しくなくなっている。
  • 技「めざめるパワー」のタイプはポケモンの個体値によって決まる *17 ため、高個体値かつ特定のタイプ *18 の組み合わせを狙う場合は厳選の難易度が大きく上がる。
  • 個体値もゲーム内では基本的に隠しパラメーターだが、「ジャッジ」という人物のセリフやパラメーター欄の「こせい」の記述で大まかに判別ができる。詳しく調べたい場合は外部ツールに実数値を打ち込んで計算する必要がある。
  • 個体値はポケモンが登場した瞬間に決定され、以降の変更は不可能というのが長い間の仕様だったが、『サン・ムーン』では「すごいとっくん」をすることにより個体値を後天的に最大値(31)まで高めることが可能になった *19

性格

  • ポケモンが個体ごとに持っているステータス。「さみしがり」「のんき」「おとなしい」など全25種類。第3世代『ルビー・サファイア』から導入された。
  • うち20種類は「HP以外のパラメーター5か所のうち、2つがそれぞれ1.1倍/0.9倍される」効果を持つ。たとえば、「いじっぱり」ならこうげき1.1倍/とくこう0.9倍の補正となり、特殊攻撃を使わない物理アタッカーにとってはデメリットなしに火力を上昇させることができるのでバトルスタイルに合致した有用な性格ということになる。
    • 補正値の大きさから基本的に個体値よりも優先される重要な要素である。「かわらずのいし」を持たせることで個体値同様親から遺伝させることが可能。
    • 補正のない5種類の性格(「がんばりや」「すなお」など)は短所はないが長所もない(むしろ同じステータスにするなら補正があった方が努力値が少なくてすむ)ため対人対戦ではまず用いられない。
  • 性格によるパラメーター補正は当初はゲーム内で確認できなかったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』以降はステータス画面の文字の色が変わることで判別可能となった。
  • 他の要素と違って、今のところ後天的に変化させる方法が存在しない。

特性

  • ポケモンの種族ごとに設定された固有の能力。場に出たときや攻撃を受けたときなど特定の条件で発動する。第3世代『ルビー・サファイア』から導入された。
  • 効果や発動条件は様々。種族値が低い代わりに強力な特性を持つポケモンや、逆に強力な種族値をマイナス特性で制限しているポケモンなどが存在する。
  • ポケモンの性能を決めるため、厳選の際はもっとも重視されるポイント。同じポケモンでも特性によってまったく使い道が異なるということも珍しくない。
  • 2つの特性が設定されているポケモンも多いが、同時に持てる特性は1つだけである。
    • 第5世代『ブラック・ホワイト』からは「隠れ特性 *20 」として、特殊な方法で手に入るポケモンのみが持っているレアな特性も登場した。
  • 個体値・性格と同じく登場した時点で持っている特性が決定されるが、『X・Y』で登場した「とくせいカプセル」を使うことで後天的に特性を変更することができる *21



*1 ゲーム内のステータス画面から確認可能な数値。通称「実数値」。

*2 それぞれ、HP・Attack・Body・Concentration・Defense・Speedの意味。

*3 HP以外は「(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+5」に性格補正をかけたもの、HPは「(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10」がステータス画面の実数値となる。

*4 悪と鋼は第2世代の『金・銀』から、フェアリーは第6世代の『X・Y』から新規追加された。

*5 新規タイプが追加された第2世代と第6世代で、既存のタイプも合わせた一部の相性の変更がなされた。

*6 2つタイプを持っているポケモンに対しては相性の補正が重なるため、通常の4倍や1/4のダメージになるケースもある。

*7 第4世代からの仕様。第3世代までは物理技か特殊技かは技のタイプによって分類されており、「ノーマル・格闘・毒・地面・飛行・虫・岩・ゴースト・鋼」タイプの技が攻撃と防御を参照する物理技、「炎・水・電気・草・氷・エスパー・ドラゴン・悪」タイプの技が特攻と特防を参照する特殊技となっていた。第4世代からは技ごとに個別に物理技か特殊技かの設定が付いたので「ノーマルタイプの特殊技」や「炎タイプの物理技」が存在するようになった。

*8 パワーポイントの略。技を使うごとに1減っていき、0になるとその技は使用不可能になる。HPと同様、ポケモンセンターやアイテム等で回復することができる。基本的に強力な技ほどPPが少ないため乱発がしにくい。

*9 通称「タイプ一致技」、あるいは単に「一致技」と呼ばれる

*10 交代した場合は技を選べない。

*11 シングルバトルのほうがプレイ人口は多いが、公式大会は基本的にダブルバトルで行われる。

*12 第3~5世代は1つのパラメーターの最大値は255、合計は510だった。

*13 パラメーター他の条件を入力するとダメージを計算してくれる外部ツールも存在する。

*14 努力値を最大まで振るとその証として「がんばリボン」が貰えるといった程度。

*15 ただし「トリックルーム」(5ターンの間、素早さの低いポケモンから順に行動できる状態にする技)状態で使用するのなら素早さ個体値は低い方が良いなどの例外も存在する。

*16 とはいえ個体値の影響は種族値・努力値・性格等に比べるとずっと小さい範疇に入るため、基本的にはあくまで上級者向けのやりこみプレイである。

*17 第5世代までは威力も個体値によって決まっていた(30~70)が、第6世代からは一律60に固定された。

*18 ノーマル・フェアリーを除く全タイプの攻撃技として使えるため、対戦では重要な要素となる。

*19 ただし厳密に言えば個体値が高くなっているわけではなく、「パラメーターの実数値を個体値が31である場合に高めている」だけなので、タマゴを産んでも子供に遺伝されるのは元々の個体値である。

*20 当時は、公式サイト上の「ポケモンドリームワールド(PDW)」という機能を介するのが主な入手方法だったため、「夢特性」という非公式の名称で呼ばれることも多い。

*21 ただし通常特性と隠れ特性の切り替えは不可