『修正依頼』が出ています。『ゴジラ爆闘烈伝』の総評を追記できる方はご協力よろしくお願いいたします。
このページでは、PCE CD-ROM2『ゴジラ爆闘烈伝』と、そのSFC移植作『ゴジラ怪獣大決戦』を紹介する。
【ごじらばくとうれつでん】
ジャンル | 対戦格闘 | |
対応機種 | PCエンジン スーパーCD-ROM2 | |
発売元 | 東宝 | |
開発元 | アルファシステム | |
発売日 | 1994年2月26日 | |
定価 | 8,200円(税別) | |
判定 | 良作 | |
ゴジラシリーズ |
「ゴジラ」シリーズなどの有名な怪獣映画の怪獣を題材にした対戦格闘ゲーム。
ゴジラゲームは数多く作られていたが、シンプルかつ単純に怪獣対怪獣で殴り合いができる家庭用は本作が初である。
家庭用ハードの対戦格闘ゲームとして初めて上陸した怪獣王ゴジラ。
荒削りなバランスや操作性など粗が目立たないわけではないものの、各演出には原作愛を強く感じられる一作。
後述の移植作は改善点こそ多いものの、容量面での制約から一概に上位互換とは呼べないため、本作独自の魅力も有している。
【ごじらかいじゅうだいけっせん】
ジャンル | 対戦格闘 | |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 20MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 東宝 | |
開発元 | アルファシステム | |
発売日 | 1994年12月9日 | |
定価 | 9,980円(税別) | |
判定 | 良作 | |
ゴジラシリーズ |
『爆闘烈伝』をベースとした移植作品。
ただし、容量の都合から削除された怪獣や変更された要素が目立つ。
+ | 登場怪獣紹介 |
容量面で劣るハードへの移植となったため、キャラ数や演出では『爆闘烈伝』に劣る面がある。
しかし単なる移植にはとどまらず、システムは一から見直され、格闘ゲームとしてはより洗練されておりシェアハードによる間口の広さの点で言えばこちらの方がはるかに優れている。
中でも操作性の向上は特筆すべき点で、ゲームバランスはともかくとしても、この点は当時の数多の2D格闘ゲームの中でも素晴らしい部類に入る作品である。
これらの性質から、良作の移植というよりもリメイクあるいは続編と言うべき一作である。
*1 さらに各怪獣のフォントも原典となる映画のロゴそのままである。