ファイアーエムブレムシリーズリンク



作品一覧

機種 タイトル 概要 判定
FC ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 「シミュレーションRPG」というジャンルを打ち立て、以降のスタンダードになった、歴史的作品。
DS ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 初代『暗黒竜と光の剣』のリメイク作品。UIは順当に進化してサクサク遊べる。
「外伝到達条件が味方の一定数死亡」「欠員が出るとモブが強制加入」というFEシリーズ否定とも取れる新要素に批判が集まったが、
それらを無視するなら移植リメイクとしては悪くない。
なし
FC ファイアーエムブレム外伝 自由進行、育成型SRPGの始まり。当時は荒削りな点も多かった。 なし
3DS ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 ※2017年7月20日以降記事作成可能。
SFC ファイアーエムブレム 紋章の謎 『暗黒竜と光の剣』のリメイク『暗黒戦争編』と新作『英雄戦争編』を含む40章以上のボリューム。
シリーズ最大の売り上げを誇る作品。シリーズの人気はここから本格的に爆発した。
BSファイアーエムブレム アカネイア戦記 サテラビュー配信という当時では極めて特殊な販売形態が災いし、プレイヤーの数が伸びなかった幻のFE。
後に『新・紋章』で日の目を見ることに。
DS ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~ 『紋章の謎』の第2部「英雄戦争編」と『アカネイア戦記』のカップリング移植。
『新・暗黒竜』の問題点を真摯に改善した丁寧な作品。
味方がロストしないカジュアルモードや、職人技の調整がなされた4種の難易度で誰でも楽しめる良バランス・良リメイクに。
SFC ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 シリーズ一の異色作。巨大なマップと親子2世代に渡る壮大なストーリーがプレイヤーを震撼させた。
ファイアーエムブレム トラキア776 『聖戦』の外伝。異色作から派生した異端児でストーリー作風は暗く、それに合わせ歴代最高級の難易度を誇る。 なし
GBA ファイアーエムブレム 封印の剣 初代のオマージュ要素や、キャラクター同士の交流を楽しめる「支援会話」などを搭載し安定した人気を博した一作。
「ハードモード」が初搭載され、てごわいシミュレーションを求めるユーザーの好評も得る。
ファイアーエムブレム 烈火の剣 『封印』のシステムを更にブラッシュアップしたGBA版FEの完成形。
『封印』の前日談という設定だが、「知らないと楽しめない」なんてことはない。
ファイアーエムブレム 聖魔の光石 ボリュームが薄く、ハードルを下げすぎた為に古参ファンから非難を浴びた初心者向けFE。
だが、それゆえに全くの初心者や縛りプレイヤーにはもってこいの作品。やり込み要素も豊富。
なし
GC ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 斬新なシステムの搭載によって人気を盛り返した名作。ゲームバランスも評価が高い。
Wii ファイアーエムブレム 暁の女神 『蒼炎』の続編。過去最大のボリュームを誇る。
一方で奥義や使用キャラの不備などによるバランスの悪さや、後半の駆け足な展開が問題視された。
不安定
3DS ファイアーエムブレム 覚醒 集大成というコンセプトの元、様々な過去要素と任天堂初の有料DLCを採用した意欲作。
ライト層を取り込み新・紋章を大きく上回る売り上げを記録。
新システムにはバランス的な弊害・粗が多く、てごわいシミュレーションとしての魅力は薄くなった。
なし
ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国 シリーズ初となる分割販売された作品。前作で批判されていた戦闘システムを大きく改善。
シリーズ全体から様相を一変させた大胆なアレンジが功を奏し、誰でも楽しめる手強いシミュレーションとしての魅力が復活。
売り上げも前作以上に好調だが、一方でストーリーには納得しづらい部分も目立つ。
なし

関連作品一覧

機種 タイトル 概要 判定
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ シリーズよりキャラクターが出演。
PS ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 FE・TS裁判で有名に。ゲームの方の出来は良い。
3DS Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン amiboでマルス、アイク、ルフレ、ルキナが登場。
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD 『覚醒』からクロムとルキナがペアユニットとして参戦。NPCとしてチキも出演。
WiiU 幻影異聞録♯FE 女神転生シリーズで知られるアトラスが開発したRPG。
3DS モンスターハンターダブルクロス コラボ武器を配信。※2017年6月18日以降記事作成可能。

概要

 戦略シミュレーションRPGの草分け的存在と言われるシリーズ。任天堂から発売、開発はインテリジェントシステムズ。ペガサス・ドラゴンといった種族や魔法の存在する中世ファンタジー世界を舞台とし、強大な敵対勢力に主人公軍が戦いを挑む。

 マップ上で複数のユニットを個々に動かす様は戦略SLGそのもの。ただし戦闘に参加するユニットはみな一個のキャラクターであり、物語主導のRPGのように仲間キャラは一人ひとり固定された性格・性能付けをなされている。彼らは物語の中での出会いを経て味方となり、戦ってレベルアップやクラスチェンジを行い成長していく。パラメータ成長は基本ランダムで、その成長確率や得意分野は各々で異なる。これらの要素に加え、死亡したキャラは以降二度と使用できないという点が融合することで普通のRPGやSLGとは一線を画するゲームとなった。

 生き残るため強くなるにしても、敵は無限に出現する訳ではなく、武器は使うたびに消耗し、軍資金の収入源も限られている。セーブは1回だけロードできる「中断」以外にはマップ単位でしか行えない、特定条件を達成(時には条件が複数のマップをまたぐ事もある)しないと獲得できないアイテムや仲間が多い…等々、戦略SLGとRPG双方の特徴を取り入れて単純なシステムながら奥深いゲームが展開されると同時に、厳しい制限の数々により高難度で有名なシリーズだった。

 初期は据置機(FC~SFC)を中心にシリーズ展開していたが、『封印の剣』より携帯機にも進出。このあたりから通常ゲームの難易度緩和+クリア後の高難度モード搭載など、導入部のハードルを引き下げるようになった。さらにDSの『新・紋章の謎』以降はキャラロストなしのカジュアルモードや『if』のフェニックスモードなど、よりハードルの低いゲームモードを導入している。
 その携帯機進出に先立っての『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降への主人公キャラ参戦は、海外展開のきっかけになったという。他、キャラクター性が非常に強いシリーズであるため、近年では女神転生シリーズとのコラボタイトルや「プロジェクトクロスゾーン2」への参戦など他社タイトルへのゲスト出演も増加している。

 厳しさ故に引き立つ個々のキャラクターのドラマ性から、コミカライズなどのメディア展開も活発に行われている。特に敵側の描き込みも深まった『聖戦』以降は、アンソロジー含む多数の関連書籍が出版されることになる。