ファイアーエムブレムシリーズリンク



作品一覧

機種 タイトル 概要 判定
FC ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 「シミュレーションRPG」というジャンルの草分け。
以降、同ジャンルの実質的な標準になった歴史的作品。
DS ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 『暗黒竜と光の剣』のリメイク作品。システムやUIが大きく向上。
しかしロスト必須の外伝条件など、シリーズのアイデンティティを否定しかねない新要素が物議を醸した。
なし
FC ファイアーエムブレム外伝 自由進行、育成重視のRPG要素が強い異色作。
独自のシステムが多いが、後のシリーズに繋がった要素も少なくない。
なし
3DS ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 『外伝』のリメイク作品。
原作の「らしさ」は残しつつ、荒削りな部分が改良され遊びやすい出来に。
SFC ファイアーエムブレム 紋章の謎 『暗黒竜と光の剣』のリメイク「暗黒戦争編」と、続編の新作「英雄戦争編」の2部構成。全40章以上のボリュームを誇る。
シリーズの人気はここから本格的に爆発した。
BSファイアーエムブレム アカネイア戦記 サテラビュー配信という特殊な販売形態が災いし、プレイヤーの数が伸びなかった幻のFE。
後に『新・紋章』で日の目を見ることに。
DS ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~ 『紋章の謎』の第2部「英雄戦争編」と『アカネイア戦記』のカップリング移植。
『新・暗黒竜』の反省を活かし、カジュアルモードや難易度ルナティックで初心者から上級者まで楽しめる良リメイクに。
SFC ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 親子2世代に渡る壮大なストーリーと、広大なマップが特徴。
『紋章の謎』とは一味違った作風に根強いファンも多い。
ファイアーエムブレム トラキア776 『聖戦の系譜』の外伝。
暗い雰囲気のストーリーと歴代最高レベルの高難易度が特徴の上級者向けFE。
なし
GBA ファイアーエムブレム 封印の剣 携帯機にプラットフォームを移した新生FEの船出。
「支援会話」やハードモードなど新たな試みが好評。
ファイアーエムブレム 烈火の剣 『封印の剣』の前日譚。
前作から様々なバランスが調整され、高い完成度を誇る。
ファイアーエムブレム 聖魔の光石 プレイしやすくなったが、低難易度とボリュームの薄さに賛否。
ゆえにシリーズファンには物足りないが、入門用にはもってこい。
なし
GC ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 ハードは措置機に戻り、グラフィックが初の3D化。
斬新な新システムが多く導入され、ビジュアルも内容も進化を果たした。
Wii ファイアーエムブレム 暁の女神 『蒼炎の奇跡』の続編。全4部構成の大ボリューム。
しかしストーリーや演出を重視した結果、色々とバランスが崩れてしまった。
不安定
3DS ファイアーエムブレム 覚醒 「集大成」というコンセプトの元、過去の様々な要素を現代風にブラッシュアップし新規ファンの取り込みに成功。
しかし新システム「ダブル」をはじめ、戦闘バランスはかなり大雑把。
なし
ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国 2バージョン同時発売、それぞれストーリー・難易度・ゲーム性が大きく異なる。
戦闘システムが刷新されバランスは改善されたが、シナリオ面に不満の声が多い。
なし

関連作品一覧

機種 タイトル 概要 判定
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ 任天堂のオールスターゲーム。
シリーズよりキャラクターが出演。
PS ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 FE生みの親・加賀昭三氏が手がけたエンターブレインのSRPG。
FE・TS裁判で良くも悪くも有名に。
3DS Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン IS開発、アクション性のあるストラテジーゲーム。
amiboでマルス、アイク、ルフレ、ルキナが登場。
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD ゲームメーカー各社のコラボ作品。
『覚醒』からクロムとルキナがペアユニットとして参戦。NPCとしてチキも出演。
WiiU 幻影異聞録♯FE 女神転生シリーズで知られるアトラスとのコラボRPG。
3DS モンスターハンターダブルクロス コラボ武器を配信。
Switch/3DS ファイアーエムブレム無双 無双シリーズとのコラボ。3DS版はNewニンテンドー3DS専用。
※2017年12月28日以降記事作成可能。

概要

戦略シミュレーションRPGの草分け的存在と言われるシリーズ。任天堂から発売、開発はインテリジェントシステムズ。略称は『FE』。
基本的なシステムは、マス目上のマップをユニットを動かして敵と戦わせるオーソドックスなターン制戦略シュミレーション。しかし、当時の従来のウォーシミュレーションと一線を画していたのは、戦闘に参加するユニットはみな個性付けされた一個のキャラクターであり、物語主導のRPGのように味方ユニットは経験値入手により成長・強化されるという点。
これにより、ユニットを無名・無個性な使い捨ての「コマ」としてではなく、愛着のある「人間」「仲間」として扱うというシュミレーションロールプレイングゲーム(SRPG)のジャンルが打ち立てられ、後に多くの作品が生まれることになった。

また味方ユニットを育成するにも、敵の数は限られており、武器は使うたびに消耗し、軍資金の収入源も限られている、といずれの資源も有限であり、単なるレベル上げにもテクニックとリスクが存在する。
特定条件を達成(時には条件が複数のマップをまたぐ事もある)しないと獲得できないアイテムや仲間が多い、マップ中セーブが出来ないなどのシビアなゲーム性も特徴。
特に味方ユニットは戦闘で撃破されると死亡(ロスト)し、その後二度と使用できなくなる(『Wizardry』も参照)というシステムは、シリーズを語る際には外せない代名詞的特徴と捉えられることも多い。
しかしシリーズを経るにつれて、ある程度自由に経験値や資金を稼げるフリーマップが導入されたり、マップ中のセーブが可能になったりと、ユニットが倒されても次のマップで使用可能になる「カジュアルモード」が搭載されたりとプレイのハードルを下げる工夫がなされてきている。

初代『暗黒竜と光の剣』のデザイナーである加賀昭三氏は、シリーズの生みの親的存在として知られているが、『トラキア776』を手掛けたのを最後にインテリジェントシステムズを退社、以降のシリーズには関わっていない。
そのため、『暗黒竜と光の剣』から『トラキア776』までを「加賀FE」として、その後のシリーズと区別することもある。
その後、加賀氏はエンターブレインの協力を得て『ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記』を制作したが、FEシリーズとの類似点が多かったこと等を理由に著作権侵害を巡る裁判にまで発展した(詳細は『ティアリングサーガ』の記事内を参照)。

キャラクター性が非常に強いシリーズであるため、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降への主人公キャラ参戦の他、近年では女神転生シリーズとのコラボタイトルや「プロジェクトクロスゾーン2」への参戦など他社タイトルへのゲスト出演も増加している。
厳しさ故に引き立つ個々のキャラクターのドラマ性から、コミカライズなどのメディア展開も活発に行われている。特に敵側の描き込みも深まった『聖戦』以降は、アンソロジー含む多数の関連書籍が出版されている。
また2017年にはAndroid・iOS用アプリとしてシリーズキャラが総出演する『ファイアーエムブレム ヒーローズ』が配信されている。