【らすとりべりおん】
ジャンル | RPG | 日本国内版 輸入版北米 |
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対応機種 | プレイステーション3 | ||
発売元 | 日本 | 日本一ソフトウェア | |
北米 | NIS America | ||
欧州 | Tecmo Koei | ||
開発元 | ヒットメーカー(旧ヒットピット) | ||
発売日 | 日本 | 2010年1月28日 | |
北米 | 2010年2月23日 | ||
欧州 | 2010年3月26日 | ||
定価 | 日本 | 7,140円(税込) | |
北米 | 5,319円(*1) | ||
判定 | クソゲー | ||
ポイント |
2010年クソゲーオブザイヤー据え置き機部門大賞
レベルを上げて物理で殴ればいい 薄っぺらいシナリオとボリューム 荒涼としすぎな世界観 主題歌だけは高評価 |
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備考 |
北米及び欧州版のタイトルは
Last Rebellion
→欧米版参考サイト1 →欧米版参考サイト2 |
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クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 |
二人の運命が交差するとき、世界への反逆がはじまる―
物語の舞台となる世界・ジュノヴァルドには、
死と破壊をつかさどる神「ミークテリア」と、
生をつかさどる神「フォーミバル」の力が渦巻いています。
(中略)
フォーミバルの力により再生し、不死者となったモンスター「バルノゼルト」は、
通常の手段で滅ぼすことがかなわず、物理的な破壊を担当するブレイドと、
スピリット面の破壊を担当するシールの2者の協力により、初めて打ち倒すことが可能になります。
ナインの故郷「ルオーヴィン」は数年前の戦乱により、バルノゼルトが横行する地となりました。
王国の魔道士たちは結界を張り、
災厄を最小限に封じ込めていますが抜本的な解決には至っていません。
この度、アーゼルライド王は一計を案じ、
諸国に名を轟かせているブレイドのナインを呼び戻し、
有能がゆえに忌避されてきた一人のシールを王宮へと招くのですが――
(公式サイトより抜粋)
自称「王道RPG」。
それに加えて「1ターン中に何度でも行動できる(行動した分CPが減る)」「2人の主人公は戦闘中を含めて適宜交代可能」「敵の部位を正しい順番で攻撃して大ダメージ」「物理攻撃で刻印を刻み刻印魔法で攻撃」等々、一見奥深そうな戦闘システムを売りにしていた。
だが、その期待は見事に手に取ったプレイヤーからリベリオン(反逆)される事となった…。
ゲームとして駄目な要素をほぼ全て押さえ、そのどれもがプレイヤーに苦痛や苛立ちしかもたらさなかった結果、全方位的にクソとしか断じようのない、所謂ストロングスタイルのクソゲーになってしまった。
売りとしていたシステムは悉く足を引っ張るだけのストレス要素にしかならず、基本的な作り込みにおいても乱雑な上プレイヤーに不利な部分、ゲーム的にどうでもよかったり余計な部分は無駄に作りこんでいるが、プレイヤーが求めていたであろう肝心な部分は悉く手抜き…等、開発陣側とプレイヤー側の感覚の乖離が激しい事も、批判の見方を強めている。
*1 ※情報を初出した2013年7月19日時点のamazon.co.jpでの価格。
*2 「死人はゾンビのように蘇ってしまう」という世界で、側近は当然そのことを承知でいながらも王を安易に火葬にするわけにはいかないと王の遺体を安置していたら、王の遺体が行方不明になってしまう。
*3 アニメーションではない点に注意。
*4 テクスチャに前もって影を描き込む技法自体はPS3世代の大型タイトルであっても常用されるが、当然工夫はされている。
*5 本作のOP曲である「EVER LAST」のシングルCDの所謂「B面」として収録されている、本作の挿入歌。
*6 なによりそのボスそのものがショボイ。気になる人は調べてみよう。
*7 ドラゴンボールZの主題歌や、スパロボ主題歌等を歌うJAM PROJECTでセンターボーカルをやっている歌手といえばアニソンに疎い人でも分かる筈。
*8 英語圏では、兄や姉であっても下の名前で呼ぶのが通常で、「Brother」を呼び掛けに使うことはあり得ない。そもそも、名詞に代名詞(この場合「my」)が付いていない時点で文法的にもおかしいのだが。
*9 階段の下という意味。相手に直接呼びかけるのを忌むことで敬意を示す。
*10 比喩ではなく、本当にレベルアップごとに1.1倍になるという単純極まりない増加法。最大HPが高くなるに従い増加量も爆発的に増える(Lv1でHP500→Lv30台でHP10000以上)。
*11 初代と比較して不遇タイプを救済するために更に3タイプ増やしたり、とくしゅのパラメータを分割、技ごとの能力偏重を廃止などの処置を採っている。
*12 ドラクエで例えるなら、1つの地域に「スライム」「メタルスライム」「ダークスライム」「キングスライム」「クイーンスライム」が出てくるような光景である。
*13 他の作品で例えるなら、「ウルトラマンとハヤタ隊員」や「遊戯王の武藤遊戯と闇遊戯」をイメージしてほしい。
*14 ちなみにOPの作編曲は上松範康氏、挿入歌は藤田淳平氏、EDは菊田大介氏と、Elements Garden所属スタッフが手掛けている。