四八(仮)

【しじゅうはち かっこかり】

ジャンル 47都道府県ミステリー
高解像度で見る 裏を見る
対応機種 プレイステーション2
発売元 バンプレスト
開発元 アルカディア・プロジェクト
シャノン
発売日 2007年11月22日
定価 6,800円(税別)
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
判定 クソゲー
ポイント 2007年クソゲーオブザイヤー据え置き機部門大賞
とにかく問題点だらけ
都市伝説・観光案内・しょぼいミニゲーム・風評被害etc
「完」で強引に〆る手抜きなシナリオ
セーブデータに残る致命的なバグ
好きに読ませてくれない邪魔なシステム
ノベルゲーとして当たり前な機能も未搭載
謝罪なしの開発側の言い訳
詐欺に近いファミ通レビューでの擁護
ゲストシナリオ「だけ」は好評
ゲハ民を黙らせたKOTYの革命児
白枠バグ。擁護不可能
KOTY関連作品一覧


概要

「47の都道府県で語られている実際の都市伝説をモチーフにしたノベルゲーム」というのがテーマ。SFC/PS1時代の名作『学校であった怖い話』の後継企画、という宣伝もされたため、この手の怪談系ゲーム好きからは期待されていた。
ちなみに、ゲーム開始時にオブザーバーに読み上げられるように、「(仮)」までが正式タイトルである。

ゲームデザイナーは飯島多紀哉氏(旧名は飯島健男。以下:飯島)。『PANDORA MAXシリーズ』の失敗によってパンドラボックス消滅とともに消息を絶っていたが、2005年にゲームの専門学校の講師として再び表舞台に姿を現していた。
続いて翌年1月、都市伝説をテーマとした新作ソフトとして『四八(仮)』の公式サイトが公開され、一般から都市伝説の募集を始めた。しかしなかなか発売に至らず、『MAXシリーズ』の末期を知る者達の中には「本当に出るのだろうか?」と疑念を抱く者も多かった。

公式サイト公開から約2年が経過した2007年11月、飯島氏が後に「KOTY2007携帯部門」で大賞となる『アパシー ~鳴神学園都市伝説探偵局~』『ONI零 ~戦国乱世百花繚乱~』という凄まじいクソゲーを2本発売したことで本作の出来を不安視する声が強まる中、遂に本作は発売された。
しかしその実態は前2作を超えた核兵器級のクソゲーであり、年間のクソゲー日本一を競い合うKOTYスレでは「こんなクソゲー反則だ。最強のヒヨコを決める会場にオオカミを連れてくるようなものだ。*1」「戦極姫エルナークの財宝等のクソゲーの方が何倍もマシ」と絶賛(?)されるに至った。
通称は『ヨンパチ』『フォーティーエイト』『スーパー*2』『SIMPLE6800 THE 観光案内』など。「ヨンパチ」に関しては作中にそう呼ぶキャラクターもいるため、半公式と言えるかも知れない。11月に発売されたことから年末の魔物とも呼ばれる。


特徴及び問題点

シナリオ面(都道府県)

本作のキモとなるはずだったのが「都道府県別シナリオ」である。プレイヤーは47の都道府県のいずれかを選ぶことで、その都道府県にまつわる都市伝説をテーマにしたシナリオを楽しめる。そのシナリオは選択肢などによって変化するだけでなく、他の都道府県のシナリオ展開でも変化し、場合によっては全く新しいシナリオが発生し、全てのシナリオが複雑にリンクする、という触れ込みだったのだが…。
発売前にはイベントが行われ、「ネットで何でも調べられる現代だからこそ、地元を徹底取材しての"土着の話"に拘った」と語られた。またパッケージ裏には「四七都道府県の究極の恐怖が集結!」「実際に取材を敢行!」と謳われている。
しかしその実態は、「地元とは無関係の話」や「都市伝説ですらない、ただの観光案内」だけで片付けられている県ばかりであった。

  • 島根、佐賀、愛知、静岡、岡山、熊本、三重県はただの観光案内。「『取材を観光』の間違いでは」とネタにされた。
    • しかも、その施設の公式サイトや観光パンフレットに載っているレベルの話であり、「徹底取材」の意味を疑いたくなる。「ネットで何でも調べられる現代だからこそ」ネットで調べたのか?
    • 佐賀はとある酒造家が所有する「カッパのミイラ」にまつわる話なのだが、「拝観料は取らない」「お茶も出してくれる」などと妙に酒造家を持ち上げている。そして、まったく怖くないにもかかわらずBGMだけはおどろおどろしい。
    • 静岡は県内にある岩石の博物館「奇石博物館」の紹介。ごく普通の観光案内を長々として、最後に「展示されてない収蔵品の中に、呪われた石があるんだって」という話をとってつけたように言い、無理やりホラー感を醸し出して終わり。実際にはそんな噂もなく、博物館に風評被害を垂れ流す営業妨害行為とも捉えられかねない。女郎蜘蛛の伝説など、他に題材にできるネタもあっただろうに。
    • 熊本は初っ端から下ネタの連呼であるし、語り部の話し方がはっきり言ってウザい*3。内容も油すましや河童の話や、永国寺やトンカラリンといった場所の話をするだけ。
    • 愛知県は桃太郎神社の話をするだけだが、こちらも語り部の話し方がウザい。妙に遅い猫撫で声なのでイライラさせられる。
    • 三重県は愛洲の里の牛鬼の話をするだけ。ちなみに、映像はなぜかアニメ絵である。
    • 観光案内に過ぎない内容は他にも宮崎、福島、群馬、山口、栃木があるが、それらは後述する。
  • 秋田、岩手、宮城、茨城、神奈川、兵庫、和歌山、香川、高知、愛媛、徳島、沖縄は県とは無関係の話。こういうのが1県でもあったら、そもそも県ごとにシナリオを分けた意味が無いのでは?
    • 四国に至っては4県とも県無関係。地方別に直しても分ける意味がない。
      • 香川は衛生系の下ネタ話なので不快になりやすく、『学怖』キャラの細田を起用したためにキャラレイプという二次被害まで生じている。しかもランダム分岐(後述)で4つ話があるため、乱数が悪ければ何度も同じ話を見ることになる。
      • 他の3県(高知、愛媛、徳島)については後述。
    • 意味不明さでは断トツの宮城県シナリオ「ダンボール」。分岐が9つもあるが展開も結末もほぼ同じ*4。しかも選択肢なしのランダム分岐なので、これも乱数が悪ければ何度も同じ話を見ることになる。
    • 秋田のシナリオでは、話の途中で効果音が鳴るのだが、主人公は「ジャンジャンジャンという耳障りな鐘の音」と言うが、実際の効果音はどう聞いても「カランコロン」である。
      • 心霊写真を題材にした話かと思いきや、写真とその効果音と話の結末が何一つ噛み合っていない。
    • 沖縄、高知、愛媛は「私個人が○○したら幽霊が出ました、終わり」というだけのいわゆる心霊体験の話。
      • 沖縄は語り部の女の子が何故か琉球方言ではなく、いわゆる「ルー語」を話す*5。好意的に解釈すれば、戦後以降の琉球方言(ウチナーヤマトゥグチ)でみられる「ネイティブ英語と日本語と琉球語が入り混じった独特の表現」を誇張したものとも考えられるが、こんなやり方では沖縄県民への侮辱と取られても仕方ない。
        ボケているにしてもセンスが悪く、「地元の取材どころか琉球方言の研究もしていないのでは?」との疑惑も持たれた。そもそも、沖縄以外のシナリオでは語り手が標準語で話しているため、沖縄だけを変える必要など全くない。
      • 愛媛で聞ける3本の話の内2本は、登場する幽霊が違うだけであとはほぼ同じ話である。
      • 後に飯島氏が同人誌で語ったところによると、この3県はゲームに出演する予定だったジュニアアイドル(小学生)が書いたシナリオをそのまま使ったらしい。あれ?「ゲストシナリオ以外は全て自分で書いた」と豪語していたはずだが?
    • 岩手、神奈川、徳島は県とは無関係のミニゲームでお茶を濁しているだけ。
      • 岩手は「生き埋めになった洞窟から脱出する」というものだが、なんと脱出成功時のグラフィックしか用意されていない。真っ黒な画面がひたすら続くので『リアルサウンド 風のリグレット』が引き合いに出された。スタッフロールの取材先には遠野伝承園がクレジットされているが、作中にはまったく出てこない
      • 神奈川は「格安のマンションを借りたら、夜中に幽霊たちが言葉の並び替えゲームを仕掛けてきた」という形のミニゲームである。「ゲームを仕掛けてきた理由」「なぜステレオゲームもどきなのか」「正解の言葉が平凡すぎる*6」「どこに神奈川との関連性があるのか」といった謎は最後まで明かされない。幽霊たちは「こ、か、ん、う。4文字です」などと棒読みボイスで喋る上、正解すると拍手付きで喜ぶためシュール極まりないが、主人公は割と楽しそうにしている。また、間違っても襲ってくるどころか何度でも問題を言い直してくれる親切設計。おまけに耳栓をするだけで無視できたり、途中終了時の「徐々に手強い問題を出してくるので気が抜けず、興奮する毎日に充実している。今夜も…眠れない」というほのぼのエンド*7など、ホラー感が全く無い。
      • 徳島では隣県高知の話(おそらく介良事件の事)が出ているのに、肝心の徳島の話がない
    • 茨城県はなぜか雛祭りにまつわる呪いの人形の話。雛祭り人形の生産地としては埼玉県の方が有名だが、どちらにせよ呪いの人形の所縁はない。内容自体はまとな部類だが、4つの分岐すべてが似たような展開なので水増し感がある。
  • 宮崎は殆ど鹿児島の話。福島に至っては静岡と同様に名所の営業妨害である。
    • しかし悲しいことに、その福島のシナリオはまだマシな部類だったりする。逆に質が悪い。
    • 鹿児島シナリオの主な舞台である、実在する営業中のホテルも作中の設定として「幽霊が出る」というあらぬ噂を立てられ営業妨害を受けている。シナリオもマシな部類に属する点まで共通している。
  • 山形は人面動物に関する世間話をするだけ。京都は社会学者ブルンヴァンのベストセラーでも有名になった「タクシーの中で消える幽霊」の話をするだけ。そして山口は平家蟹の紹介で終わる。群馬に至ってはブンブク茶釜の昔話である。わざわざゲームを買ってまで聞く話ではない。
    • なお、山形シナリオでは宮崎にある神社の話も聞けるのだが、実はこの神社は宮崎ではなく福岡にある。「徹底取材」はおろか「取材を"観光"」すらもまともにできていない有様である
  • 栃木は「九尾の狐が死んで出来た石が那須にあります」という観光案内。それだけならまだしも、観光名所の説明もそこそこに九尾の狐が中国にいた頃や陰陽師との戦いに話がジャンプする。やはり県自体はほぼ無関係
    • 平家蟹やカッパのミイラもそうだが、妖怪や伝奇、民俗学に興味のある人なら誰でも知っているような話である。
    • その中国の話も、殷周期の話をしているのに「皇帝*8」「戦国乱世」などという言葉が出てくる。中国史の基礎中の基礎的な知識すら作り手にないことが分かる。
  • 青森は最も酷いシナリオの1つとして悪名高い
    • おおまかに言えば、「東京から来たジャーナリストが資料館の男に『超常現象が相次いで起こっている』という話を聞き、現地へ確かめに行くがそれらしきものは見当たらず、情報収集がてら立ち寄った飲食店で男に騙されていたことを察し、結局きのこ鍋定食を食べただけで終わる」というくだらない起承転結もの。ホラーを気取るつもりすら無いようだ。
    • この他に2つパターンがあるが、1つは「道を誤って逆走し、結局目的地に辿り着けず終わり」というもの。質の低さ云々以前に、中身がスカスカすぎて何の為に作ったのかすら分からない。
    • 最後の1つは「男に騙されたと思い名刺を確認したところ、書かれている住所は墓地。取材前はつながった電話番号も使われなくなっており、そもそも同名の職員が存在しない。記事はお蔵入りになった」というもの。使い古されたオチであり、青森(キリストの墓)を使う必要性もない。
  • 山梨シナリオは「ゲストの筒井康隆の所に原稿を貰いに行く」という話。しかし、筒井氏は山梨ではなく兵庫在住である。
    • この中のとある台詞「私も従業員もご覧になっていないのです」と、テキストメインのゲームでありながら文法ミスがある
      「ご覧になる」は尊敬語なので一人称では使わない。また、場面からして謙譲語「拝見する」も変であり、この場合は普通に「見ていない」とするのが正しい。
  • 新潟シナリオでは、箕澄という男と2人で怪奇スポットを訪れた女子高生が「(寂れた場所なので)もし殺されたら、死体はなかなか発見されないかもしれない。想像したら、ぞくぞくしてきた。正直言うと、箕澄さんは私のタイプかもしれない。」と、まったく前後の繋がりがない謎の独白をする
    • この女子高生は(本作には珍しいほど)善良な真面目キャラである。親友の不可解な自殺について知っているとはいえ、初対面の男にこんな感想を持つのは不自然。途中のテキストが削られたのだろうか?
  • 長崎シナリオの「真愛」はそこそこ評価が高いのだが、そういうシナリオに限って盗作疑惑がある始末
  • 手抜き・意味不明の極みが広島シナリオ「ヒバゴン」。少女に心霊写真を見せられ、その後少女が「他の人にも見せてこよう」であっけなく終わるだけの話であり、なんと1分で終了する*9。タイトルのヒバゴンは全く関わっておらず、もはや広島県民に訴えられてもおかしくないレベル。
    • 「ヒバゴン」というUMA(未確認生物)の話なのだが、この写真に浮かび上がる像はランダムなので、ヒバゴンとまったく関係ない写真になったりする。この程度の話ですらコンセプトが崩壊するとは…。
      • 山姥や蛇、場合によっては少女の知人が写るにもかかわらず、シナリオは一切変化なし(知人であることは他のシナリオで解る)。
    • ボタンを連打していると写真に何も写らないという、真面目に見ろと強制するような仕様がある。こんなところ以外にも力を入れるべき所はたくさんあるのに、力の入れ方を完全に間違えている。
    • このシナリオ唯一の登場人物である少女は「心霊写真」と呼ぶが、そもそもヒバゴンはUMAであって心霊ではない
      • また、写真のヒバゴン(?)は細身のゴリラのような姿だが、実際のヒバゴンは逆三角形の顔を持つらしい。どこまでも手抜き感の漂うシナリオである。
  • 北海道は語り手の少女が東京もしくは埼玉から遊びに来た従姉妹(が、語り手はどこから来たのかを把握していない様子)とその友人2人で、実際の心霊スポット舞台をめぐる物語となっている。一見ホラーものとして本格的だが、妙に楽観的な語り手が雰囲気をぶち壊している。
    • 最初に訪れるのは過去に自殺者が続出し、その霊が彷徨っているとされる「平和の滝」。
      • ここを訪れた際に「もう生きていても仕方ない」と低い男性の声が聞こえるが、語り手は全員がその声を聞いたにもかかわらず「空耳だった」と断言して片づけている。その声の話題もそこで終わっており、そのオチのせいで怖さが全くない。
    • 次に訪れるのは切ろうとすると祟られるとされる「恵庭のご神木」であり、道路もこの樹を避けるようにして広げられている。
      • 木には過去に切り倒そうとした傷跡が残っており、語り手がその傷跡をほじくると、中から血のような赤い液体が出てくる事態に見舞われる。が、語り手は驚くこともなければ、誰かがご神木にトマトジュースを入れたんだろうと解釈して片づけてしまう。ホラースポットめぐりで来ているのに、そのコメディ的発想はどこから湧いて出てくるというのか。
    • メインとして訪れるのが「藻岩山百段階段」であり、登る度に段数が変わり、段数を数えると突然子どもが出現して「いくつあった?」と訊いてくると言われている。ここで段数を答えると不幸に見舞われるとされ、作中では段数を正確に答えないと階段を降りるときに突き落とされてしまうと紹介している。
      • 真夜中にそれを試してみようと階段を登るが、実際に「今何段?」と聞こえてくるのは低い男のしわがれた声であり、しかもわずか2段目のところで聞こえてくる。それ自体は演出ミスでなく語り手の説明どおりだが、問題はそれに対する従姉妹の友人の答えである。
      • 語り手たちは正しく「二段です」と答えたが、なぜかその友人は段数を間違えたなどではなく唐突に「今川焼きです」と誤って答える。シニカルな笑いを生むこと必至。
        当然ながら今川焼き自体もシナリオには一切関係しないものである。一応、そう答える友人はやたらお腹を空かせているぽっちゃり女子という個性を事前に描写されているので「『今』何段?と訊かれた結果『今川焼き』を連想してしまった」「つい今食べたいものを答えてしまった」という流れにも見えるが、ホラーを名乗るゲームにはあるまじきネタであろう。
      • 登り始めたばかりだから突き落とされずに済んだとのことだが、その友人が東京に戻った後のことについて語り手は「あれから連絡ないから大丈夫だろう」とのみ。むしろ、連絡がないことを心配すべきでは…?
    • と、このように北海道は一見まともそうで、理解に苦しむギャグが挿入されるばかりで怖さを全く感じさせない奇妙なシナリオとなっている。ホラーの皮を被ったギャグを狙ったにしても滑っており、何より本作のコンセプトにそぐわない。
  • 大阪シナリオの語り手は地元の人の雰囲気を演じようとしているのか、無駄にハイテンションな口調で語る。大阪弁をまるで使わないにもかかわらず、である。
    • 一応一人称だけは「うち」だが、訛りは全くない。また他のシナリオに出演した際には「私」と言う。
    • そして肝心の内容は食べ物とトンネルの話のみ。また観光か。
      • 幽霊が出るとされる「犬鳴トンネル」が紹介されるが、肝心の中身には触れず、トンネルがまっすぐではなくカーブがかかっていることに不気味さを感じていると語っている。考えるまでもなく当たり前のことだが、カーブのかかったトンネル自体は高速道路などに幾らでも存在しており、不気味でも何でもない。
      • 「旧石切トンネル」なるトンネルでは火災事故で多くの死者が出たことを語っているが、前述したようにハイテンションな口調で語るため、内容の暗さとまったく噛み合っていない。それどころか事故で亡くなった人の話を「死んじゃったんだって!」と声高らかに語るのは不謹慎である。ここは実際に訪れたらしいが、心霊体験らしい体験は一切なく、ただのホラースポットの観光で終わっている。
      • なお、作中では石切トンネルと呼ばれているが、実際は「生駒トンネル」である。やはり「取材を"観光"」すらも(以下略
  • 福岡、富山でも同様にトンネルのホラースポットが出るが、こちらは実際に探索可能。大阪とは偉い違いである。ただし、出来栄えはお世辞にも良いとは言えない。
    • 福岡の犬鳴トンネルは懐中電灯を持って探索するという本格的なホラーを味わえる…のだが、途中から急に方向性が変わり、探索ものとしてのホラー感は味わえなくなる。
    • 富山の肝試しも同様で、イベント自体に対したホラーがなく、肩透かしを食らうことになる。オチが存在している分だけマシなのかもしれないが。
  • 大分のシナリオは「観光地の取材中に心霊写真を見せ、10年ほど前に事故死した女子高生について尋ねたら取材拒否された」だけ。起承転結の「起」で終わってしまい、写真や事故に関する追加情報は一切無し。
  • 千葉には『学怖』で人気の高かった「逆さ女*10」を下敷きにしたシナリオがあるのだが…。
    • 坂上修一がメールで全国の怖い話を募ったところ、荒井昭二から「逆さ女」について返信が来た。「あなたが怖い話が好きだからこそ話した。壁新聞には載せないでくれ」という頼みを無視して載せると、帰り際の正門で他県からわざわざやってきた荒井に約束破りを咎められた後、自室に逆さ女が現れ殺されてしまう…というもの。
    • 頼みを無視された荒井はともかく、初対面の逆さ女に「約束を破ったね」と咎められる理由が謎
      • 『学怖』の荒井曰く「彼女は、正当化する理由がないと殺人をおかすことができないんです。約束を破ることが、殺人の理由になるかというと、ちょっと……とは思いますけれどね。」「それで*11、逆さ女の心には、約束を破った人を殺さなければならないという考えが定着してしまったということなんですよ。」とのこと。
        しかしながら、危険な話を振っておいて「約束破りの報いを受けて死ね」という態度の荒井や、他者間の約束破りで殺人を正当化する逆さ女は、どうにも違和感がある。
    • ちなみに、本作の逆さ女は異様な寄り目になっており、人によってはギャグに見えることも。
  • 長野のシナリオはホラーでもなんでもなく、ただの下ネタ話である。
    • しかも、話のタイトルは「信州信濃の名物は」。なんの皮肉だろうか?
    • ただし原作がブラックユーモアで知られる筒井康隆氏であるため、狙って不快な話を書いた可能性もある。
  • 奈良県は人面の土蜘蛛について説明した後、蜘蛛退治のミニゲームでお茶を濁すだけ。
    • 肝心の人面蜘蛛も俗にいう「雑コラ」レベルの出来栄えである。
  • ファミ通編集部が出演するシナリオ「犯人は誰だ!」は、推理ものかと思わせつつ、実際には推理要素が皆無
    • オチも馬鹿馬鹿しい上に単なる内輪ネタで、そもそも怪談でも都市伝説でもない。そのくせ、全シナリオの中で最も複雑に作られている。
  • 上記の例以外にも、話のフリだけで終わったり、オチが唐突かつ意味不明だったりするシナリオが多く、何も味わえずじまいとなる。
    • 「暗転して舞台が変わるのかと思ったらそこで終わりだった」というような話が多発するせいで、暗転する度に「完」の文字が出ないか怯えなければならない。そんな部分で怖がらせてどうする。
    • 一部のシナリオはボイス付きだが、残念ながらヒバゴンや観光案内、伝承といったハズレ枠ばかり。「すぐ終わってしまうシナリオだからボイスでお茶を濁しているのか?」と勘繰ってしまうほどである。
  • 幽霊などが現れるシーンは文章による説明が少なく、ただ効果音と一枚絵でワッと驚かせるものばかり。「自分の名前で食える」ライターなら表現の1つも入れたらどうだろうか?
    • しかも、ショッキングな効果音が鳴った後に間を置いて画像が表示されるため、怖がろうにも怖がりづらい。
  • 話の数は多く、ついでにゲストシナリオは面白いものが多い。そしてゲーム自体の難易度は高くない。それ故に「クソシナリオだらけでも何かおもしろいシナリオがあるのでは?」「たくさん見たら隠し要素の1つや2つぐらいはあるだろう」と、ついつい進めてしまう謎の中毒性がある。そして結局何もなく絶望する事になる。
  • 全体的に「自惚れが過ぎる」「内心で頻繁に悪態をつく」「自分さえ良ければいいと考える」「人の話を聞かない」といった不愉快なキャラが多い。彼らが酷い目に遭っても感情移入できず、ただの自業自得に見えてしまう。
  • あるシナリオでは平凡な霊体験を怖がる少女キャラクターが、別のシナリオでは「齢千年を超える本物の魔女」であったりする。「魔女が記憶を失っていた」「少女が後に魔女になった」等の説明は一切なく、設定のブレにしか見えない。
  • テキストメインのゲームでありながら「出たら出た出(出たら出たで)」「のも(もの)」「左記(先)」「パテーション(パーテーション)」等、一目で気付くような誤字が散見される。

シナリオ面(あなたシナリオ)

これら都道府県シナリオの他に、プレイヤー自身を主人公とした、全12話からなる「あなたシナリオ」がある。

  • 選択肢はあるものの、基本的に一本道。ある話では「ゲームをやめるか?」という選択肢が出るが、それを選ぶとセーブもできず本当にゲームオーバーとなる。普通は選ばないように思えるが、一部のシナリオは一見どうでもいい選択肢にもちゃんと分岐があるため、そのノリで選んでしまいがち。
  • 12話全てを読み終えるとエンディングになる。「あなたシナリオ」は都道府県シナリオで一定回数の結末を見るごとに自動的に発生するのだが、既に見た結末にまた辿り着いても1回とカウントされる。つまり、たとえヒバゴンや観光案内であっても、何回も同じ話を繰り返し見るだけでエンディングに辿り着けてしまう。
    • 大抵のプレイヤーは、都道府県シナリオを大して見ない段階でエンディングを迎えてしまう。エンディング後もそのまま各都道府県シナリオを続けられるのだが、その所々に「あなたシナリオを予言」するネタが挟まっており、既に見たものを予言されることになる。
  • 肝心の中身の方も、夢オチに始まり精神病オチに終わるという、期待の割にはあまり独創的とはいえないもの。上記のように伏線が回収できないまま早い段階でエンディングが発生してしまうため、あまり馴染めない。某ギャグマンガのオチにそっくり。
    • 後述するオブザーバーのうち、着ぐるみの女性を選んでいた場合、ネタバレの最中に「ますますわけわかめ!」というくだらないギャグを挟むため、余計に馴染めない。
  • エンディングBGMは「オンラインゲームの悪夢」というシナリオのBGMをジャズ調にアレンジしたものである。
    • 仮にもホラーゲームのエンディングとしては全く相応しくない曲である。曲全体として終始マヌケな雰囲気が漂う。「プァ~」という脱力物の音が鳴り続ける。「飯島の屁を録音しているのではないか」とネタにされた。
    • ゲーム中盤でいきなりエンディングが始まり、進行中のホラーシナリオを残したままこの曲を聞かされると、どう世界観を捉えていいのかわからず混乱してしまう。すべてのシナリオをクリアして脱力しながら聞くプレイヤーには丁度いいらしいが…。
  • ストーリーは「主人公が『四八』をめぐる怪現象に巻き込まれる」という一種のメタフィクション的内容。
  • シナリオ内ではやたら『四八』が持ち上げられる。(ゲーム内の)プレイヤーが絶賛するのは序の口で、発売前に続編の製作が決定、さらに映画化のオファーが複数寄せられるなど失笑ものの展開も。なんと発売元のバンプレストまで持ち上げられている。
    • 主人公もどんどんハマっていくのだが、現実のプレイヤーは全くハマれない。主人公と現実のプレイヤーを被らせ一体感を出す目的があるのだろうが、余りにも白ける要素が多すぎて失敗しているのは言うまでもない。そもそも、たとえ本当に良作だったとしてもこのような自画自賛は望ましい演出ではないだろう。
    • 飯島氏がゲーム中に実写で登場するのだが、そのなかで「自作自演しかない」「ぼくも根も葉もない誹謗中傷を受けている」などと、どうもネットコミュニティに対してのバッシングと思われるような発言をしている(かつて自身の作品を批判された腹いせなのだろうか?)*12。 作中でその種の嫌味な人物を演じる上でなら、そういったテキストを混ぜる手もあるだろう。しかし、不満を感じながら遊んでいるプレイヤーにとっては、やはり神経を逆撫でする要素に他ならない。
    • いつもプレイしている『四八』が発売前のゲームだと知った主人公が、本来の『四八』制作者たちを訪ねるシーンがあるが、なぜかソフトの現物を持って行かない(しかも2回続けて)。手ぶらで「うちにそのソフトがあるんです、パッケージまであるんです、なぜ信じてくれないんですか」と主張する。「なら見せてみろ」と言われてようやく持っていく有様。
  • 山梨シナリオの部分でも指摘されているが、文章も「○○ちゃんが話していた話」「自分で自画自賛」と重複表現連発など粗が目立つ。
    • また「いただく」という言い方の使い方を何度も間違えている。自分自身がへりくだって言う「謙譲語」のはずなのだが。
      例:「お兄さん、まだプレゼントいただいてないですよね?」「このお兄さん、まだいただいてないんですけど」
  • エンディングのあと、このままプレイを続けるか、2周目に挑むか選択できるのだが…。
    • 前者を選ぶと、再び好きな都道府県シナリオをプレイできるようになるが、全シナリオの結末をコンプしても何も起こらないという恐ろしいバグがある(東京シナリオの1つがクリア扱いにならない)。後者を選ぶと、契力(詳細は後述)のみを引き継いだ上で読んだシナリオや主人公の設定が初期化される。
      • 追加要素などは一切無く、再びあなたシナリオも発生する。これを12話まで読み終えると再びエンディングとなり「2周目を遊びますか?」と聞かれる(3周目は存在しない)。ここで「このままプレイを続ける」を選ぶと、セーブデータの「2周目」という表示が消える。つまり2周目を選んでも何の特典も無い

システム面

  • 当時のアドベンチャーゲームなら標準搭載と言っても過言ではないオートモード・バックログ閲覧・ムービースキップなどの機能は未搭載。更にメーカーロゴも飛ばせない。文章スキップは一応あるが遅く、既読・未読の判定もできない。そのうえ「ランダム分岐」というシステムのせいで、シナリオを読むのに非常に手間が掛かる。
    • 一応、ランダム分岐は一度見たものが出にくくなり、全部見たシナリオでは自由に選べるようになる。とはいえ、ランダム分岐のあるシナリオ自体が大抵ろくでもない話やパターン違いの水増しばかりなので、何度も読もうとする人がいるかどうか…。
    • 飯島氏によると「バックログが見られないのはミニゲームにおいてカンニングされるのを防ぐ為、あえてそうした」との事。しかし、それならミニゲームの最中に使えなくすれば済む事である。SFCの『かまいたちの夜』でさえ出来ていた技術なので、工数的な問題からオミットされた説がある。
  • おまけに「選択肢が表示されている間はセーブ不可」。PS2のノベルゲームでありながら「既読部分をスキップし、選択肢が出たらセーブする」ができないとは…。
  • プレイ開始時、主人公の性別と家族構成を入力する。人数に関しては親や配偶者は1人ずつまで、祖父母は2人ずつまで等常識的にしか入力できないが、実は自分の性別に関係なく妻や夫がいる事にできてしまう*13
    • LGBTの人に配慮したと考えれば、時代を先取りしたと言えなくもない。もっとも、そこまで考えていたとは思えないが。
    • しかし、ここで入力した情報は後述のオブザーバーのセリフと「あなたシナリオ」の登場人物にちょっと影響するだけで、ゲーム内容に変化は無いため、適当に入力しても構わない。
  • 解説役となる「オブザーバー」を5人(執事風の老人・スキンヘッドの軍曹・ホスト風の男性・メイド・トナカイの着ぐるみを着た女性)の中から選択する。選んだキャラは操作方法の説明*14と、「あなたシナリオ」の後半に登場するだけ。台詞回しが違うだけで展開は同じ。
    • 着ぐるみの女性はアニメ声のはしゃいだボイスで喋るのだが、肝心の役者が不景気な表情をしておりビジュアルと台詞が合っていない。メイドは台詞には問題ないが、役者イメージがあっていないのか画質が悪いのか、若干かむくんだ顔に映っており、メイド好きからもそっぽを向かれた。軍曹はよくあるスパルタ軍人キャラかと思いきや、実際はミリオタにもなりきれていない、ただの痛いオッサンである。
  • サウンドテストはBGMが70曲以上あるかの様に見せかけておきながら、実際は20曲程度しかなく、あとは全て笑い声や風の音のバリエーション
  • 「ヒント館」というコマンドもあるが、説明書に載っている文章をそのまま収録しただけであり、あまりありがたみを感じない。シナリオよりこちらを削るという発想は無かったらしい。
  • このゲームの特徴として「住民移動システム」というものがある。これは話を見ることで増える住民情報にいる住民を移動させることによって、移動先の話の展開が変わるというものなのだが…。
    • 実際はあまり活かされておらず、移動を必要とするのは大抵ストーリーの開始条件となっているときだけである。数個のシナリオ開放に使うだけで、それ以外のメリットが一切無い。それ故、面白みがなく非常にめんどくさいだけのシステムとなってしまっている。
      • 例えば各地の心霊スポットを巡っている記者がいるのだが、青森でこの記者の情報を登録した場合、福島の話を見るためにはこの住民を福島へ移動させなければならず、更に青森の話を再び見たい場合は青森に戻さなければならない。
    • このシステムがまともに活かされている話は長崎と新潟で、特定の人物が存在しない場合にその話の裏側を見られる。きちんと作れば良いシステムになっただろうに…。
  • 前述の住民情報には「生存」「死亡」「錯乱」「行方不明」の状態があり、「生存」以外の場合は契力を使うことによって元に戻せる。
    • しかし、このシステムもあまり活かされておらず、契力を払って「生存」に戻さないとシナリオが読めなくなるだけの場合が多い。どのみちコンプリートのためには間違った選択肢を選ばざるを得ないため、こまめに契力を払って復活させるだけのつまらないシステムとなっている。このシステムが活かされているのは前述の長崎と新潟であり、特定の人物が死亡しているとシナリオが出現する。その人物を死なせていること自体に意味がある良演出と言える。
      また、宮城シナリオでは人物を死なせたままにしておくとランダム分岐が減る。
    • 余談だが、住民情報画面においてL2R2で「状態」にカーソルを合わせて方向キーを上下させると、「呪い」「憑依」というゲーム内では発生しないステータスを確認できる。また、年齢00歳と表記されたキャラが数人いる*15
    • シナリオ選択画面ではその県にいる住民の人数が表示されているように見えるが、実際は初期状態での人数に過ぎず、住民移動しても人数表示は変化しない。バグなのか、単純に作り込んでいないのか…。
  • 「契力」はシナリオを読んだり、ミニゲームをすることで増やせるお金のようなもの。シナリオの開放や住民状態の回復など何かと消費しやすく、特に序盤でのやりくりに苦労する。
    • 契力はこのゲームの重要な要素の1つと説明書にあるが、はっきり言って読みたい話が自由に読めないだけの邪魔な存在。通常プレイではすぐに枯渇するため選択肢が減り、契力のせいで自分の思うようにシナリオを開放したり、住民の状態を回復したりできない。
    • 大半のシナリオは終了時の獲得契力が少なく、読む度に消費する分を差し引いた黒字はわずか。また、分岐次第で赤字になってしまうシナリオがある上、都道府県の開放時にも消費する。通常プレイでは減る一方なので、ヒバゴンなどの黒字かつ短いシナリオを連打したり、特定のミニゲームで荒稼ぎする必要がある。
      • 契力が5以下になるとゲームオーバーだが、収支が黒字になるシナリオを1つでも知っていれば回避可能。
        ちなみに、ゲームオーバーは「四八(仮)の世界を維持するためのエネルギーである契力がなくなり、世界が消滅する」というもの。このゲームの惨状を考えれば唯一のハッピーエンドである…かもしれない。
      • 救済措置なのか、とある県のミニゲームをクリアすると最大9000もの契力を入手でき、契力の存在が空気化する。というか、そのミニゲームのことを知らないとコンプは難しい。
    • 因みにこの契力、ゲーム中で「このゲームにおける最重要に匹敵する」と言われる。「匹敵する」という事は「最重要なものが他にもある」という意味になるが、それらしき物は特に無い。さらに上記の稼ぎ用ミニゲームがあるせいで、最重要に匹敵するどころか存在そのものに疑問を抱かざるを得ない。
    • 通常プレイの場合、エンディングに到達した時点での契力はゲームスタート時より少ないことが多いため、「契力だけを引き継いでプレイし直す2周目」は実質弱くてニューゲームである。
  • 本作では、あえてグラフィックの画質が粗めにされている。これはかつて『学校であった怖い話S』に対して、「グラフィックが綺麗であるため怖さが削がれる」という指摘があったためと思われる。
    • だが、おかげでせっかく萌えを狙ったツインテールや眼鏡の女性キャラもかなり映えないイメージに…。
    • 実写でなくアニメ絵(画質はクリア)を使った「オンラインゲームの悪夢」は、イラストの少女(グラフィック)だけは評価された。粗めにした他のシナリオが失敗だった証左とも言える。
    • ちなみに、伝承が語られる幾つかのシナリオでもアニメ絵を採用しているが、伝承の雰囲気作りに貢献しているとは言い難い。
  • サウンドや写真といった素材がテキストと噛み合っていない例も多い。
    • 東京のシナリオでは、冒頭で主人公がケータイで電話をするシーンがあるが、手に持っているのはコードレスフォンの受話器
      また、主人公が「生首が俺を睨んでいるように見えやがる」「生首が俺を見ている」と独白するシーンがあるが、画像の生首は両目を閉じている
    • 石川県のシナリオでは「今は夏の終わりなのに、あの人はコートを着ている」「まだ暑いのに」というテキストが出るが、背景に写っているモブ達は全員長袖を着ている
    • 千葉県のシナリオでは、画像の男子生徒は皆冬服、女子生徒は夏服を着ている
    • 新潟のシナリオは女子高が舞台なのだが、男女の声が混ざったガヤ声が使われている*16。またテキストでは「あの写真は今もアルバムにしまわれている」と出るのに、画面には写真立てに入った写真が表示されている。
    • 沖縄は「花見」をテーマにした話だが、背景写真の桜は沖縄の咲き方と違う*17。沖縄の人物がルー語を喋ることもそうだが、ここのスタッフは他県の季節など基本的な情報すら理解していない。
    • 他にも年齢どころか性別すら合わない呻き声を使い回す、刃物で肉を切り裂く音・拳で鳩尾を殴る音・拳銃を撃つ音が同一であるなど、効果音の不自然さが目立つ。
  • 登場人物はバストアップのグラフィックで表示されるのだが、基本的に1人ずつしか表示されない
    • そのため複数の人物が会話しているシーンではキャラが互い違いに表示されたり消えたりして、妙に時間がかかる。『MAXシリーズ』でさえ3人まで表示できたのだが。
    • 滋賀県シナリオ「虫捕り」の小学生コンビ、長崎県シナリオ「信愛」の男女などは2人同時に表示される。
  • 大半の出演者は驚き顔が下手。逼迫したホラーシーンでも違和感のある驚き顔が表示されるため、もはや顔芸にしか見えない。ここまで皆下手だと、そういう演技指導が入っているとしか思えない。

バグ・不具合

  • セーブデータのロード後、画面に謎の真っ白な長方形(白枠)が現れ、画面の一部を覆ってしまうことがある。県選択画面で常に一部分を隠し続けるのも厄介だが、何より怖いのは出現したが最後、ロードし直しても二度と消えない(当該データがオシャカになる)こと。回避方法は不明*18なので、複数のセーブスロットを使い分けるしかない。問題の白枠は本ページの上部に掲載されている画像を参照のこと。
    • 白枠の位置・大きさは出現する都度ランダムであり、 画面が全て埋まることもある
    • おそらく、コマンドのメッセージを表示するための枠が、何らかのコマンドエラーで消えずそのまま残るという、同人・パソコンゲームでもよくある症状。アップデートで直せるものだが当時のPS2作品にアップデート機能は無い為、直接会社に連絡して改善版と交換してもらえなければ泣き寝入りするしかない。泣き寝入りするほどの価値が本作にあるのかはまた別の話だが*19
  • セーブ後、「セーブを終了しますか?」という問いに対し×ボタンを押すと高確率でフリーズする
    • これに対するメーカーサポートの返答は、「メモリーカードを抜き差しすれば直る」というもの。仮にもゲームの仕様に詳しいはずのメーカーが、子供向けのゲームですら「絶対にしないように」と注意書きがなされることと真逆のアドバイスを提示したという事実が当時波乱を生んだ。
      アクセス中の記録メディアを強引に抜けばデータ破損の要因になるため、この方法は失敗時のリスクが高く、セーブが完了するか破損するかは実質賭けである。
    • ムービーやエンディングでもフリーズする事がある。原因は不明。よって回避も不可能。
    • これらのバグはその仕様ゆえ、「シナリオのホラー要素よりもバグの方が遙かに怖い」とまで言われるほどである。
  • 山梨のシナリオで、筒井康隆氏と旅館の女将の会話中に突然画面がブラックアウトし、その状態が数十秒も続いてから唐突に筒井氏原作のシナリオに移行する。終了後の2人の会話はブラックアウト前の会話と繋がっておらず、テキストがいくつか飛ばされたかの様な印象を受ける。
  • 群馬は2本のシナリオのどちらかがランダムで始まるのだが、なぜか最初に「シナリオ1」「シナリオ2」という一文が表示される。
    • ランダム開始のシナリオは他にもあるが、この現象はこのシナリオのみ。デバッグ用のテキストだろうか?
  • シナリオの全ての結末を見るとその県が緑色で表示されるが、東京だけは緑にならない。攻略本によると「アルバイト男の事情」というシナリオのみ結末が存在しないための仕様との事だが、あえてそのような仕様にする意図がせいぜいシナリオコンプの特典が用意できなかったことをごまかす苦肉の策程度しか見出せず、ただの不具合であると思われる。しかも、その不具合を公式にはアナウンスしないと宣言。
    • 不具合を知って苦情をこちらから入れても修正版が貰えず、代わりに「すみませんでした」の手紙と共にハンカチが届いたのはもはや伝説である。「涙でも拭け」と言うのか…*20

ゲスト関係

  • 多彩なゲストが参加しており、こちらは概ね評価は高いが、やはり問題もある。
    • 稲川淳二氏の怪談ムービーが収録されている。怪談の内容自体は高評価だが、ムービースキップが無い事とランダム分岐、更にはフリーズバグのせいで非常に読み辛く、グラフィックもゲームに取り込んでいるわけでもテキストを表示するなどの補佐があるわけでもはなく、稲川氏が喋っているのをただ写しているだけなので、ゲームに慣れたプレイヤーからするとやや不満。
    • 水木しげる氏の「ノツゴ」と筒井康隆氏の「本陣の怪異」のグラフィックは、ただ真っ白な原稿用紙が表示されるだけ。いずれも本人登場話なのだが、筒井氏はともかく漫画家である水木氏のシナリオで原稿用紙を表示する意味が分からない*21
      • ちなみに、鳥取にある「水木しげる記念館」もゲーム中に登場するが、入口近くがちょっと映るだけである。
    • つのだじろう氏の東京シナリオでは、冒頭で無意味なランダム分岐が立ちはだかる。他のランダム分岐シナリオは未読ルートに分岐しやすくなる仕様なのだが、なぜかこのシナリオだけは変わらない

評価点

  • 前述の通り、ゲストシナリオだけは割と好評。ただし、あくまでもゲストが「書いた」シナリオ限定。「イラスト提供のみ」や「出演のみ」のシナリオはやはり残念な出来である。
    • 人によっては"かなり面白い"と感じるシナリオがいくつかある。ただし、非常に多いシナリオ数をはじめ、前述のバグや契力システムのややこしさもあり、面白いシナリオに辿り着く前に辞めてしまう可能性は高いが…。
  • 「オンラインゲームの悪夢」に登場する2Dキャラ「忍」はとても可愛いと評判。絵師は芳ゐ氏。
    • ただし、この話の最後には『四八』の現物が送られてくるというある意味1番恐ろしいオチへの分岐が仕込まれていたりする。このゲームがKOTY大賞であるというネタを知っている人にとっては、かなり意外性のあるネタ的結末として語り継がれた。
  • BGMもクソゲーのお約束と言うべきか概ね好評。また声優も、シナリオ内で登場キャラを演じる野川さくら氏や井ノ上奈々氏、ナレーションを務める麦人氏等、名の知れた顔ぶれが見える。
    • ただし、残念ながら女性声優の声は実写のイメージと合っていないとの指摘が多い。また、ギャルゲーホラーの「オンラインゲームの悪夢」には声が使われていないなど、首を傾げざるを得ない部分もある。
  • 千葉県等で「学校であった怖い話」のキャラが登場するが、同時期に発売された負の側面が強調された公式同人版に比べて言動がSFC版やPS版に近い。このゲームの救いとの声も。とは言えシリーズネタ/内輪ネタが多く、学怖シリーズの前知識が無いと何が起きているのかわからない話もある。
  • パッケージ裏のデザインだけは怖い。更にゲスト作家全員の顔写真付き宣伝もありパッケージだけだと面白そうに見える。
    • オープニングの動画もそこそこ怖い。パッケージを除いた作中で一番怖い所とまで言われている。

総評

触れ込みといろんな意味で違う・致命的なバグ・コンプリート不能・不親切なシステム、あからさますぎる手抜き・盗作疑惑・いい加減なメーカーの対応…と全方位的であり、史上最悪のクソゲーであることは間違いない。たけしの挑戦状(1986)』『デスクリムゾン(1996)』に次ぐ 10年に一度のクソゲー である。
本作が他作品と異なるのは『たけしの挑戦状』のようなゲーム内で多くのアイデアを実現させようというチャレンジ精神も見られず、『デスクリムゾン』に見られる制作者の作品愛、責任意識、前のめりの情熱といったものも持ち合わせていない点であろう。正直な所、ある意味で神懸った仕上がりである『たけ挑』『デス様』の名と同列に並べることすら躊躇われるゴミゲーと言い切ってしまっても過言ではない。

今もなお歴戦のクソゲーハンターをして「このゲームを買ってプレイすること自体がホラー」と言わしめる、ひたすら陰湿な部分に満ちた「負」のクソゲーの典型例と言うべき作品。後述するようにクソゲーハンターの入門作品としては最適だが、だからといって安易な覚悟で手に取るのは絶対にオススメしない。


製作者の言い訳

  • 後に飯島氏は、同人誌で「非常に不本意な出来だった」「プレイヤーはどう思っただろうか」と、本作の出来の悪さを認めている*22
    • 氏曰く、バグについて「僕は、開発作業はおろか、デバッグにも参加していない」「頑張ってくれた開発会社さんに迷惑をかけるわけにもいかないので、(自分への批判の声に)あえて何も言わないように努めました」らしい。
      • 企業公認のクソゲーとしては『ラストリベリオン』などがある。考えようによっては全く認めず否定するよりはマシといえる。
      • 飯島氏本人は確かに企画・脚本と言う重要なポジションにおり、作品制作に大きく関わったのは事実だが、作品全体を指揮管轄する立場にいたかどうかについては疑問符が残る。氏を擁護するわけではないが、全体の責任者としては他に適役がいるにもかかわらず、彼がサンドバッグにされたのは事実である。作品の内外でビッグマウスを叩いたから余計に槍玉に挙げられる羽目になったのも否めない事実だが。
    • 発売から10年以上経った近年では、ブログで開発会社含めてかなり辛辣に批判したり(シャノン公式ブログへの移転に伴い削除)、シャノン公式サイトで『戦国乱世百花繚乱』『鳴神学園都市伝説探偵局』と共に殆ど開発に携わっていない事をアピールしていたりと、「もう関係ない」と過去の汚点を葬り去りたがっているような動きも見える。
  • タイアップゆえにレビューで出来に見合わない点数を付けざるを得なかったファミ通編集部以外のゲスト*23については、「飯島の罠にかかった被害者」とも言われる。
  • このように多くの問題点のあるゲームだが、一番の問題点はかつて評判の良いゲームに深く携わったクリエイターであったことから期待していた人が多くいた点だろう。そのため、ガッカリゲーとしての側面も強い

余談

  • (今は亡き)公式サイトに掲載されていたムービーの映像(参考:当時のアーカイブ)は、実際のゲームには全く出てこない
    • 同サイトのシステム紹介のページには当初「シナリオを読破し、住民を150人見つけると、隠しシナリオが出現します…。」と書かれていたが、全くの嘘。キャラは150人もいないし、揃えても隠しシナリオなど無い。
      • 後に人数などを修正し「シナリオを読破し、全住民137人から、ある人物を、ある条件で集めると、隠しシナリオが出現します…。」と表記が変更されたが、隠しシナリオ自体が無いのでどのみち嘘である
  • 各都道府県の怖い話や都市伝説を扱う方式、住民の状態や場所によってシナリオが変わる住民移動システムなど、一部の発想には評価されているものもある。
    • ただし、どちらも面白さを感じさせるような作りではなく、前者は都道府県と全く関係ない話が展開される事例が多発し、後者はシナリオ変化が数種類しか無い為、前述の通りプレイヤーの足を引っ張るだけの面倒なシステムと成り果ててしまっている。
  • 変に実写を使わず、全て2Dイラストで統一した方がよほど良かったという意見も多い。
    • ただし「芳ゐ氏はONI零と同人版のアパシーシリーズも担当している」という点は考慮すべきである。ここから更に登録住民137人+非登録住民26人+表情差分を描けというのは幾ら何でも酷な話であろう。
  • 販売出来た事自体が奇跡と言わざるをえない程の衝撃的な出来で、2007年度KOTY据置部門大賞をあっさり受賞した。
    • 翌年の据置KOTY候補作7本が『ロマンシング サ・ガ2』の「七英雄」に例えられた事から、こちらを「サルーイン」(前作『ロマンシング サ・ガ』より)と呼ぶ者もいる。
    • 物語中でこのゲームソフトのサンプル品が登場するという舞台設定であるために(仮)というタイトルになっているのだが、その出来によって「(仮)なのはこのゲームの内容そのものだろ」と揶揄されるに至った。「有償サンプルディスク」と皮肉られることも。
    • 色々な意味で桁外れにクソすぎる為、本スレでも「クソゲーというジャンル*24」として扱われるほど。
    • そのあまりの衝撃のクソさを以てしてKOTYの評価基準を一新せしめ、「そのハードで注目されている期待の大作」へのネガティブキャンペーンをスレに蔓延させていたゲハ民を、ものの見事に沈黙させ大半を駆逐してしまう四八ショックを引き起こした。
    • 前年までは、いわゆる「ガッカリゲー」程度のクソさでも大作扱いならばKOTY候補として騒ぎ立てられることが日常茶飯事だったが、今作出現の2007年以後はガッカリゲー程度の選評では鼻で笑うが如く有無を言わさず弾かれるようになり、また前年以前のクソゲーもKOTY動画でネタにされることはほとんどなくなった。
    • 翌年の2008年以降は、そのインフレによって難を逃れたと思われるクソゲーも確かにあった。しかしKOTYの変質に呼応するかのように、そのラインですら軽々と踏み越えていくクソゲーが複数、それもほぼ毎年のペースで襲来してきたのは、当wikiの利用者の皆様であればご存知の通りであろう。
    • 一方、四八ショック後は「デバッグに金をかけられない低予算のゲーム(パッケージ販売されないDLのみのタイトル等)」がKOTYで大賞を受賞する傾向になってしまったことへの懸念の声もある。莫大な金をかけて準備期間も長かったフルプライスの大作タイトルが多くのファンの期待を裏切ったというケースと、無名のメーカーが出した100円くらいの小規模のDLタイトルがデバッグ不足だったというケースを比べたとき、後者の方がチープだからクソゲー大賞として貶めるのは平等であるがゆえに公平ではないともいえる。
      • また、ライトなゲーマー層からすれば「見たことも聞いたこともないマイナーなタイトルばかりが受賞する」という形が何年も続くことになっており、KOTYへの訴求力を低下させることにもつながってしまっている。
  • 公式ソフトウェアカタログでいかにも本格ホラーゲーであるかのような紹介文、ADVというガチのクソゲーが出にくい(エロゲー除く)ジャンル、ファミ通レビューの「7/6/7/6の26点」(『デスクリムゾン』のちょうど2倍)というそれなりの点など、前兆はほとんどなかったため被害者は多いと思われる。並のクソゲーであればこの点数が問題視されることは無かったのだが…
    • ファミ通のレビューは、点数が低い時のみならず極端に高い時でさえ「クソゲーかも」と警戒されるが、その反動なのかレビュアー平均が6点~7点のゲームは「ジャンルやテーマが好みならまあ楽しめるゲームだろう」と見なされることが多い。
      そして、「ホラー系のノベルゲーム」は確固としたファン層がついているジャンルである。ADVというジャンルの特性上、ネタバレ防止のためにネットでの情報収集を絶っていた層も多く、この無難な点数がついたクロスレビューで安心買いして地雷を踏む被害が多発した。
      • ファミ通スタッフもゲームに出演するなどタイアップ関係を持っていたため、低い点も辛辣なコメントも付けられなかったのだろう。
        しかし、点数を高めにつける傾向が強くなった当時のファミ通において、26点と言う点数は平均以下である。過度に持ち上げていないどころか、むしろタイアップを考えるとかなり低めと言って良かった。
    • 一方の競合誌『電撃プレイステーション』では、きっちり最低ランクの評価が与えられていた
  • エンディングのスタッフロールの最後では「原作:飯島多紀哉」の文字が表示された後に崩れ落ちて「原作:(プレイヤー名)」と表示される。
    これはストーリー上の演出によるものなのだが、ゲームのあまりの出来から一部では「飯島が責任を逃れるために原作者の座をプレイヤーへ押し付けたようにしか見えない」とネタにされている。
    • つまり、もし本名で本作をプレイしていた場合、このゲームのスタッフロールに原作者として名を連ねてしまうことになる。ある意味一番のホラーかもしれない。
    • ちなみに「あなたシナリオ」プレイ開始時のデフォルトネームは「佐藤隆明」。同姓同名の方が不憫でならない。
  • 四八(仮) 完全ガイド』の帯には「シナリオの全てが完になる!?」とあるが、実際にはならないので注意。実際は「ゲーム上埋められる全てが」である。
    • 「完になる!"?"」と一応疑問符が付けられているので、本当はならないことを示唆しているのかもしれないが…。
      • しかし、攻略本がコラボ先のファミ通(発売週に自社シナリオだけ分岐条件を明かし、以後ノータッチ)ではなくゲーマガから出ているのはなぜだろうか?
        ちなみに、この攻略本には「蕎麦屋の怪」というゲーム未収録シナリオが載っているが、これは本来没になった高知のシナリオへのブリッジ的存在なので、このシナリオだけ載っていても全くの無意味であった。
  • なんと山形大学の助教授による論文の題材に用いられた。
    • ゲームを学術的に研究するという国内でも珍しい学会「日本デジタルゲーム学会」の2012年夏季研究発表大会にて、吉永大祐氏により『「四八ショック」とは何だったのか-インターネット上のゲームユーザーコミュニティにおける「クソゲー」概念とその変容-』という題目で発表された。なお同研究は2013年度学会賞を受賞している
  • この作品のあまりのクソっぷりから、「四八マン」というアスキーアートも生み出された。どんなAAか知りたい方はこの頁の「AA」の項や、ここを参照されたし。
    • このAAをベースに、C18マンサモンマンといった改変AAもゾロゾロと登場することになる…。
  • こんな散々な評価であるため、中古の市場価格も数百円ほどと下落していた。
  • 現在でも入手しやすく安価で、問題点やツッコミ所、笑いどころが解りやすく有名なクソゲーでありながらクソゲー入門に最適。
    • 無駄に多いボリュームのため独りでやりきるのは辛いが、友達とツッコミながらするには長く遊べる。ニコニコ動画にはそういったスタイルで実際にプレイしている動画もある。とはいえ、大なり小なりプレイに苦痛が伴うのは間違いないので、それなりの覚悟は必要である。
    • 大して怖くないシナリオのため、罰ゲームでホラーゲームをやらされる羽目になったときに、これでお茶を濁せる(かもしれない)。
  • そのクソゲーとしての知名度の高さゆえか、このゲームを実況プレイするプレイヤーが多数存在していたが、ほぼ全員が脱落・失踪という結果に終わっている。しかし、2015年に全てのシナリオを完全コンプリートした実況者が現れたことにより本作が再び注目を浴びることとなった。
    • その実況動画では高評価のコメントが多いが、それは高い実況スキルにより面白く編集されている上、システム面における致命的バグも表面化していないからである*25
    • その実況者の実況スキルは、誰よりも飯島自身がブログにて評価するほどである。詳しくはこちら
      • ちなみに飯島の評価のブログに先駆けて、その実況者の本作のレビューと本作に出演したファミ通スタッフのインタビューの記事が存在する。詳しくはこちら

参考動画

+ 参考程度にどうぞ。

+ 全シナリオをコンプリートした実況者の動画。

AA

  四
 (仮)
  八

  四/
 (仮
 八   四 
 <(仮)/ 四八マン、参上!
    八   


   \四
\   仮>  /
 \  八  /

*1 スレでは「うるせー! 狼の名前がヒヨコなんだよ!」と返されている。

*2 「四八」の中国語読み

*3 語り部は『学怖』キャラの風間であり、その変人ぶりを再現した結果とも取れる。

*4 「自分の名前で送られてきた(またはゴミ捨て場で見つけた)謎のダンボールに何かが潜んでいました、終わり」。もちろん宮城との関連性は一切無い。

*5 「暇をマッシュ(「暇をつぶす」と言いたいらしい)」などの無理矢理すぎる表現も。

*6 かんこう、つちのこ、こんそめ、おめでとう、おてんきあめ、あきのななくさ等

*7 全問正解した場合、幽霊たちが盛大な拍手とともに「あんたはエライ」と褒めてくれる上、主人公も「俺は、ここに引っ越してきて満足している。月三万円で高級ワンルームマンションに住め、さらに毎晩ゲームをして遊べるのだ。」と独白する。

*8 秦の始皇帝が最初に言い出した言葉であり、殷や周では「王」とのみ称していた。

*9 テキストは少女の台詞(ボイス付)のみ。黙読のしようがないため、誰がプレイしても1分。

*10 「自分を見たことは誰にも話すな」という約束を取り付け、それを破るように仕向けた上で殺す存在

*11 逆さ女の母妖怪が父妖怪を殺した際、「約束を破ったから殺したんだ、だから悪いのは父妖怪なんだ」と言い張った事

*12 千葉シナリオに登場する細田という登場人物がメールで2ちゃんねる風スラングを多様に使うオタクキャラとして登場するが、あくまで2ちゃんねる「風」。それにすらなりきれていない支離滅裂な気持ち悪い痛々しい口調である。当時の2ちゃんねるではこの文章に対し「こんな口調の奴どこのネットコミュニティにもいねえよ」「よほど2ちゃんねるで叩かれたのが嫌だったんだな」「これがネットの評価が憎い飯島が悪意を込めて描いた俺らか」等と嘲笑された

*13 自分が男でも夫がいる事にできたり、妻と夫の両方がいる事にできたり。

*14 キャラ別に説明文章を用意しているなど、無駄に凝っている。

*15 該当キャラが本物の魔女(年齢不詳)であることを示しているのだが、初見では設定ミスにしか見えない。「--」や「??」でよかったのでは…。

*16 ちなみに本作発売の時点で、新潟県内に女子高は二校しかない。

*17 沖縄の桜は殆どが「寒緋桜」という真冬に咲く桜である。県外で主流の「染井吉野」は、沖縄では気候の都合で花を咲かせることが難しい。また花見のスタイルも、他地域とは大きく異なる。

*18 メーカーのサイトに載っている発生理由は不正確。つまりメーカー側でも原因が特定できていないと思われる。

*19 むしろ悔やむべきは本作を買うために出したお金だろう。

*20 バンダイナムコグループは「お詫びの品」として決まってハンカチをよこすのだが、これがまた悪い方向でネタになった。

*21 厳密に言うと、この「ノツゴ」は1983年に発表された水木氏の数少ない小説作品であり、2005年に文庫化されるまでファンの間では幻の作品と呼ばれていた。しかも、2013年時点で収録していた文庫本が絶版になってしまったため、その文庫本の中古入手を除けば、本作は「ノツゴ」を読む唯一の手段だったりする。

*22 ただし、「全てバンプレストに弄られたせいだ」とも言っているが。

*23 SF御三家・筒井康隆氏、妖怪研究家・水木しげる氏、ホラー漫画の巨匠・伊藤潤二氏、怪異蒐集家・木原浩勝氏、心霊研究家・つのだじろう氏の事。

*24 ちなみに公式にジャンルを「クソゲー」としていたゲームとして『グルーヴ地獄V』が存在するが、こちらは普通に遊べる為比べ物にならない。

*25 致命的バグの発生状況が白枠0回・フリーズ1回なので、実況者は改善版ディスクをプレイしたと思われる。