【まかまか】
ジャンル | RPG | ※重大なバグあり、購入時要注意! |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 8MbitROMカートリッジ | |
発売元 | シグマ商事 | |
開発元 |
ショウエイシステム オフィス恒環 |
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発売日 | 1992年4月24日 | |
定価 | 8,700円(税抜) | |
判定 | クソゲー | |
怪作 | ||
ゲームバランスが不安定 | ||
ポイント |
人類には早すぎる 摩訶不思議なCM・パッケージ・ゲームプログラム 著作権スレスレのパロディの数々 バグも多すぎ ゲームバランスも酷すぎ バグさえ無ければクセのあるバカゲーとも |
マカマカマ~カ♪ マカマカオモロイ♪
ギャグ漫画家の相原コージ氏がキャラクターデザインを担当したRPG(*1)。
「お笑いRPG」と銘打たれていたが、その出来は…。
悪の帝王・マカマカ率いる「マカマカ団」は、世界征服のため活動を開始した。
ある日、主人公やヒロインが暮らしている町、それも主人公の家に雷が落ちる。主人公は難を逃れたが、呪いにより両親が巨大なミジンコに変えられてしまった。
事態を受け急遽開催されることになった「世界科学者会議」に参加するため出発したパステル博士(ヒロインの父)を追い、主人公も旅を始める。
それは、太古の時代における主人公とヒロインの間の秘密にもつながる旅の始まりだった……。
+ | 主人公とパーティーメンバー |
+ | ネタバレ注意。ただし今となってはかなり有名な内容 |
ゲームバランスもかなり大味。
バグ以外にも不備が多い。
とにかく多いバグのせいで、SFC屈指のクソゲーとして名前が挙がることが多い作品。またそれを抜きにしても、長いロード時間をはじめとした全体的にもっさりした挙動や雑なゲームバランス、後半になるにつれなおざりになってゆくイベントなど、作り込み自体の甘さも目立ち、バグがなければ良作だとも言い難い出来となっている。
しかし、変身技や大きく描かれた魅力的なキャラ、二重底の宝箱など、当時としては画期的なシステムに加え、爆笑確実なぶっ飛んだシナリオにBGM等は評価されており、今でもカルト的な人気があり、ただのクソゲーとは違う『デス様』や「ダメジャー」と同様に非常に愛されたクソゲーと言えるだろう。
+ | バグを使った動画 |
*1 キャラクターデザイン以外にも色々なアイデアを出し、採用されている。
*2 後のイベントである場所に落ちている機首を捜索する際に彼の手紙を発見できることからも、あの猛スピードで振り落とされることがなかったことがうかがえる。
*3 「島で一番の美人」と言われているが、この島では美的感覚が正反対なのであった。
*4 パッケージの一番左の真ん中の奴がそう。
*5 だが実際には、ウルウルボーイ曰く「友達」と言ってるので、敵対しているわけではないのだろう。ちなみにゲーム終盤に行くことの出来る過去のウルウル星にはウルウルライダーなる某ライダーに似た人物がいるので、その子孫なのではないかと思われる。
*6 ダメージを与えた場合、一瞬だけ泣いた? 顔が見える
*7 ドロップ率が高めで、それなりに高値で売れるために金策になる
*8 攻撃力を一時的に引き上げる、ミッチーの変身技
*9 あまりにも投げやりな名前だが、「ざこデストロイ」「ジェノサイドざこ」とランクが上がるにつれて倒せる敵が増えていく
*10 この作品では、TPを消費して前世に変身しその能力を使うことができる。一般的なRPGで言うとTPはMP、変身技は魔法に相当する。
*11 焼き芋入手にフラグが必要で、フラグ発生に『オナラ爺さん』という人からオナラで音を奏でる説明を受けるので、バグとは思えない。
*12 一応バグで壁をすり抜ければ強引に進める事は可能
*13 バセランが使う炎技に対して耐性がゼロになってしまう
*14 一応HP回復出来るのだが、普通の店で買える「くすり」(買値12シルバー)と、ほぼ回復量が一緒なので売った方がマシ。
*15 単体で出てきても厳しいが、輪をかけてひどいのは「ハニワ」という敵の攻撃から仲間を護る習性のある雑魚と一緒に登場した時である。
*16 周辺に出現する敵モンスターの平均HPは約150だが、たいく女は1000ある。なおたいく女が出現するダンジョンに登場するボスのHPは1500である。
*17 無属性魔法が該当する。しかし使用する敵は非常に少なく、ダメージも低い。
*18 余談だが、主人公の武器のうちイベントで入手する2つについても鑑定で強化可能だったりする。これもアイテム名の関係で気付かないだろう。
*19 鑑定で真の力を引き出せるアイテムでもこのアイテムの買値を超えるものは存在しない
*20 名前こそ主人公用だが全員が装備可能というバグレベルの設定が存在する