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初稿作成日:2018/9/2 追記修正歓迎します

本将棋 内藤九段将棋秘伝

【ほんしょうぎ ないとうくだんしょうぎひでん】

ジャンル 将棋
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売・開発元 セタ
発売日 1985年8月10日
定価 4,500円
判定 良作
ポイント FC将棋、第1作目

概要

ファミコン将棋の第1作目。それも内藤國雄棋士の監修によるものである。
ロボット相手に対局をする。

評価点

ゲーム性

  • 思考時間
    • 指し手が早いのでプレーヤーを待たせる事はない。
  • ハンデ戦
    • 先手or後手は勿論、飛車落ち、二枚落ちまで選択可能。これにより初心者~中級者まで対応できる。
    • 贅沢を言えば、4枚落ち~裸玉まで実装して欲しかった。
  • 王手の際は「王手です」と警告が出る。

素材

  • グラフィック
    • カーソルは自分は右手、相手は機械の腕と凝っている。
    • 指し手を進めるたび両者ともに簡易な動作をする。勝敗に応じて悔し泣きも。
  • 文字のフォント
    • タイトルが作りこまれている。
    • 作中でも文字数は少ないが大きな文字に漢字の仕様で快適。
    • 駒のフォント
      • ファミコンで複雑な漢字を表現するのは難しいが、本作は分かり易い。更に「玉」「金」「桂」を見ると筆体を意識している事まで分かる。
  • BGM
    • タイトル画面、勝利、敗北、曲数が少なくて短いが品質は良い。ただし対局中にはBGMは流れない。
  • 駒の音が痛快。

ファミコンで将棋を作った事

  • ファミコンという制限が厳しい環境、それも初期の頃でノウハウも不完全だった時期にである。
  • 技術力は飛びぬけており、ファミコン後期のゲームと比べても見劣る事は無い。

賛否両論点

  • 「待った」が実装されている。

問題点

  • 内藤九段の要素がない
    • CPUの棋力は内藤九段には遠く及ばない。
    • ただしファミコンどころか最新型ゲーム機を用いたとしてもプロ棋士の要素を表現するのは不可能であり、その点は仕方のないところである。
  • CPUが使ってくる戦法は、振り飛車で美濃囲いのみ。
  • CPUの強さは1つのみ
    • しかし、二枚落ちの上手~下手まで選べるので幅広いプレーヤーに対応可能。
    • 二枚落ちでも全くの初心者では太刀打ち出来ないくらいの強さはある。強さも低いながらも安定はしている。

総評

はっきり言って本作の対局内容に内藤九段の要素はない。内藤ファンで将棋の腕自慢の方々の相手としては力不足。ファンアイテムとして成立するかどうかが関の山である。

しかしながら、ファミコンの厳しい制約条件の中で将棋を作った事は奇跡とまで言う人までおりファミコン将棋の幸先の良い第一歩を踏み出したと言える。
このあたりは内藤九段にとっても素晴らしい事だと言えよう。

余談

  • ある手順で差すと、15手で勝つ事が出来る。ファミマガで裏技として紹介された。
  • 中古相場は安いので入手は比較的容易。
  • セタは本作以降も『森田将棋』など複数の将棋ソフトを発売している。

初版投稿日:2018/09/19 追記・修正歓迎です

Ace of Seafood

【えーすおぶしーふーど】

ジャンル 海鮮アクションシューティング
対応機種 Windows 7/8/8.1/10(Steam)
Wii U
プレイステーション4
Nintendo Switch
発売元 PLAYISM
開発元 Nussoft
発売日 【Steam】2016年4月8日
【WiiU】2016年11月30日
【PS4】2017年11月9日
【Switch】2018年2月22日
定価 1,180円(税込)
判定 良作
バカゲー
ポイント 魚介類を操る3Dアクションシューティング
一発オチに終わらない完成度


概要

タイトル通り魚やエビ、蟹といった魚介類を操り戦う3Dシューティングゲーム。
リアルなマグロや蟹がビームを撃つ」という如何にも出オチなバカゲーめいたビジュアルをしているが、完成度は非常に高い。
また、シーフードと言いつつも戦艦や潜水艦等も登場する

その完成度と出オチ要素が評価されてセンス・オブ・ワンダーナイト2017を受賞している。

イントロダクション

遥かな未来の海、人は姿を消し、魚や蟹は光線を放ち、戦っていた。
今、目覚めた貴方もまた海産物だ。
ただし仲間を率い、戦う才能に溢れている。
やがて海を探索し、世界を知り、仲間を増やし、勝利を重ねていくだろう。
その姿はまさに海産物のエース。

エース・オブ・シーフードだ。

システム

「敵を倒し」「仲間を集め」「己を鍛え」「魚礁を確保」拠点を増やし海上海中海底全てを探索しよう。

  • プレイヤーキャラと味方NPC5体で編成を組み、海中を探索・他の様々な海洋生物と戦いながら勢力を拡大していく。
    • 勢力を拡大するには、海中を探索して「漁礁」を制圧していく。
      • 漁礁を制圧するには居座っている敵生物を撃退する必要があるが、戦闘せず制圧できる「天然漁礁」も多く存在している。
    • 漁礁の中でのメニュー画面で使用する生物の強化・繁殖・編成が可能。
  • この世界では多くの生物が射撃能力を有している。
    • 戦闘は主に射撃戦。生物によって使用可能な武器も異なるため、攻略目的によってうまく編成させることも重要となる。

評価点(バカゲー要素含む)

  • 3Dアクションシューティングとしての完成度が高い。
    • 見た目が魚であること以外はスタンダードなオープンワールド型TPSとして楽しめる。
    • 広大な大海原を散策して拠点を広げ、群れを強化して強敵に挑んでいく…という爽快感・やりがいともにある骨太なゲーム性となっている。
    • 舞台が海中ということもあり、水深の概念がある。深いところに行けば行くほど水圧が強くなり、浅瀬に住む生物ではスタミナの回復が遅くなる等のペナルティがある。
      • この要素が地味ながら非常に重要で、深海の敵を攻略する際にも編成が重要となってくる。
    • 戦闘面もただ闇雲に撃ち合いをするだけではなく、キャラクターの成長・編成や立ち回りという様々な観点で攻略を考えることができる。
      • やり方によっては小魚の魚群で大型生物を打倒し、食物連鎖に下克上を起こすなんて遊び方も可能で、一種のカタルシスも味わえるだろう。
  • 選べるキャラ数33+隠しキャラ1と多く、どれもこれも見た目・性能ともに個性豊か。
    • 魚類にしても一見ひ弱だが最低コストで実は火力も良い「イワシ」、バランスが良く使いやすい「サーモン」、超スピード+超火力の「クロマグロ」、引き寄せ+高火力噛み付きの超接近型「オニキンメ」等、バリエーション豊富。
    • 「イセエビ」や「タラバガニ」等の甲殻類は魚類と違う操作性が特徴的。また「脱皮」することにより戦闘中に回復・成長・デコイ射出を同時に行うことができる。
    • その他「オオダコ」「コウイカ」といった有名な軟体生物から「コウモリダコ」なんていうマニアックな生き物、「ヒョウアザラシ」「アデリーペンギン」といった水族館のアイドルまで古今東西様々な海洋生物が参戦している。
    • 戦艦の方は「陽炎級」「準潜乙型(潜水艦)」「ビルマルク級」等6種類の有名な戦艦が登場。
      • なお、戦艦はプラモデルという設定らしく、イワシやサンマなどの小型の魚類と同じサイズ。つまりこのゲームにおいてはマグロの方が戦艦よりでかい。
  • キャラの造形が海産物・戦艦共にリアル。
    • リアルな魚や蟹で大海原を自由に動き回れる今作は「海産物になりたい」という、ヒトなら誰しもが持つ欲望を叶えてくれる
    • コンセプトイラストであるプラズマビームを吐き出すマグロの絵に吹き出した諸兄らも多いはず。
  • テキストや漁礁から読み取れるストーリーが意外にも深いのだが、一部ではバカゲー要素も忘れていない。
    • 多くの漁礁からは「かつて人間が住んでいた」「文明が存在していた」ということがわかり、表示されるメッセージから断片的にストーリーと世界観を読み取ることができる。
    • 一方でマグロボート制圧時の文章が完全に渡哲也主演のドラマのアレだったり、イセエビが居座っているのが鳥居だったりする等、思わず笑ってしまうような小ネタも豊富。
    • サーモンが「戦士の見張り台(要するに櫓)」、コウイカが「ペイント缶」はどう考えてもあのイカしたゲームを思い出してしまうだろう。
    • 文章も真面目な口調で割ととんでもないことを言っていることも多く、一種のシリアスな笑いを提供してくれる。
      • チュートリアルの時点で選択肢が「わかる」「わからない」の時点で笑う人は笑う。
  • ここからが本番?クリア後の「防衛戦」
    • とある漁礁を攻略後、そこからラスボス戦に挑むことが可能。見事撃破するとエンディングに突入する…のだが、そのあとは「敵性魚群」が襲来し、制圧した漁礁を守る防衛戦が開始される。
    • この防衛戦には終わりがないので、いくらでも遊ぶことが出来る。
    • 当然ながら、ラスボスへの挑戦も無限に可能。
      • イワシ単体でラスボスに勝利せよという最強のプレイによるトロフィーも存在するほど。
  • BGM楽曲も曲数こそ少ないが、良曲揃い。
    • 通常時BGMは魚介類操作時と戦艦操作時で異なり、戦闘時楽曲も通常魚介類、戦艦、一部の深海生物、ダイオウイカ専用、そして上記防衛戦が2種。
    • 全体的な作風としてはノリの良さの中に海特有の神秘的な雰囲気があるテクノ調で、『ダライアスバースト』のような雰囲気と言えば近いかもしれない。戦艦関連の2曲はトランペットで軍隊色を強く打ち出す楽曲となっており、雰囲気も出ている。
    • また、ラスボス戦BGMは壮大なオーケストラ調であり、バカゲーということを忘れて思わず聴き入ってしまう程である。

賛否両論点

  • 一部いそうでいない海産物のチョイス。
    • ペンギンやアザラシと同じく水族館の人気者であるイルカとシャチ*1、そして海の王者たるクジラも不在。
    • また、シューティングゲーマーにとってもおなじみなシーラカンスやマンボウが不在なのも惜しいところである。オニキンメはいるのに…。
  • 一部極端に難しい漁礁が点在。
    • 意図的な難易度調整という点もあるかもしれないが、敵が小魚であるサンマのみながらフィーバー状態になっていて非常に手ごわい「大七輪」や、迷路を抜ける必要があり到達そのものが厄介で、待ち受けるコウモリダコも難敵な「血のバスタブ」等が点在。
      • この二つはトロフィーの条件にもなっているため、おそらく意図的に難易度を上げたものと思われる。ちなみにあと二つは超巨大・場所が狭い・深海で動きが制限され、専用BGMまであるボス敵ポジションの「司令船(ダイオウイカ)」はともかく、到達段階では特に難しくない「恐怖の廃屋(タラバガニ)」である。…何故?
    • 両者ともに明確な攻略法があるものの、慣れないうちは後回しにしたほうがいいだろう。

問題点

  • 「素性」(初期キャラ選択)で「サーモン」か「イセエビ」以外を選ぶメリットが薄い。
    • サーモンが非常に使いやすいということもあるが、イワシ、サバ、クルマエビは序盤でほぼ解放可能。それに対してサーモンとイセエビは普通にプレイした場合の解放がゲーム中盤辺りである。
    • イセエビは上記通り魚と操作系統が異なりやや癖がある性能。
  • 「ハリセンボン」が妙に不気味な顔をしている。
    • 現実のハリセンボンはひょうきんでコミカルな顔をしているのだが、今作のハリセンボンは目が真っ黒で妙に不気味。
  • 神出鬼没すぎる「ホホジロサメ」
    • 隠しキャラを除いた33キャラのうち、唯一漁礁を持たずにランダム出現のみとなる生物、それが「ホホジロサメ」である。機動力こそ遅いが、攻撃判定のでかいトルネードに加えて最強クラスの噛み付きをもつ難敵。
    • 一番の問題点はゲーム序盤だろうが、他の敵と交戦中だろうが構わず登場することであろう。幸いこちらから手を出さなければ襲ってこないので、勝てる見込みが無ければ避ければいいのだが、ほかの敵と交戦中に流れ弾が当たってしまって襲ってくるという事故も大いに存在する。
    • 一方で開発するために撃破数を稼ぎたい時にもランダム出現を願うのみであり、確実に撃破数を稼ぐ明確な方法が存在しない。仲間に引き入れれば最も心強い魚の1体なのだが…。

総評

度重ねるが「ビームを撃ち合う魚」という見た目のインパクトに負けない骨太なゲーム性、探索や戦闘といったゲームそのものの完成度もまさにエース級である一作。
思い思いの生物で群れを組むもよし、小魚で難敵に挑むもよし、敢えて戦艦のみで艦隊を築くもよしといった、遊び方の自由度も非常に高い。
Steamに始まり3度のコンシューマ機移植、上記コンテストの受賞などが今作の完成度と人気を物語っている。海産物好きは勿論のこと、3Dシューティングが好きなプレイヤーに是非プレイしていただきたいタイトル。

このゲームは「海産物になりたい」という、ヒトなら誰しもが持つ欲望を叶えてくれる。次のエースはこの記事を見ている貴方かもしれない。

余談

  • 開発者であるNussoft代表のNusso氏はこれ以前にも甲殻類アクションゲーム『NEO AQUARIUM~甲殻王~』をSteam向けにリリース、現在も『カニノケンカ』という文字通り蟹で殴り合う格闘アクションゲームを開発しており、筋金入りの海洋生物好きとして知られている。
    • また、今作に登場するエビや蟹等は『甲殻王』からの続投であり、操作性もほぼ同じものとなっている。
  • コンシューマー移植の他、iOS/Android向けアプリとしても移植されている。
    • こちらは体験版無料、製品版720円とSteam及びコンシューマー機より安価なので、まずこちらから雰囲気を味わうのもいいかもしれない。