本項では『湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE』の全作品を併せて紹介します。
判定は全て「なし」です。
また、不定期にアップデートが行われており、本項目の内容が必ずしも最新の内容に対応しているとは限りません。


湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE

【わんがんみっどないと まきしまむちゅーん】

ジャンル レースゲーム
新筐体4台(左)とターミナル(右)。写真は5の物
対応機種 アーケード
発売元 1~2:ナムコ
3~5DX+:バンダイナムコゲームス
6以降:バンダイナムコエンターテインメント
開発元 バンダイナムコゲームス
ポリゴンマジック
元気
稼動開始日 1:2004年7月6日
2:2005年4月21日
3:2007年7月18日
3DX:2008年12月16日
3DX+:2010年3月4日
4:2011年12月15日
5:2014年3月12日
5DX:2015年12月15日
5DX+:2016年12月15日
6:2018年7月12日
判定 なし
ポイント 貢ぎゲーの頂点ここに極まる
資金も実力も時間も要する多過ぎる要素
無計画とも邪推出来る度重なる仕様変更
深刻な車種間性能の格差
幅広いプレー層故に抱える民度的問題
「ENMA」が生み出した良挙動
基本的なゲーム仕様自体は良作レベル
湾岸ミッドナイト ゲーム作品
湾岸ミッドナイトR/湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE/湾岸ミッドナイト/湾岸ミッドナイト(PS3)/湾岸ミッドナイト ポータブル


概要

楠みちはる氏のカーバトル漫画『湾岸ミッドナイト』を題材としたレースゲームで、『湾岸ミッドナイトR』の後継作にあたる。公式通称は「湾岸マキシ」。
ゲーセンのレースゲームの中では、『頭文字D ARCADE STAGE』以上の非常に高い人気を誇り、ゲーム自体も挙動、ストーリーモード、ドレスアップ、コースの造形、BGM等、基本的な部分においては及第点。
しかし「やればやり込む程わかる」と言う言葉がピッタリな法外なクレジットを要求する基本的な仕様をはじめ、仕様変更の嵐にその他山程ある限定要素等、プレイヤーに苦痛になる要素も数多く点在しているゲームでもある。


筐体説明

ドライブ筐体

  • 黒と赤が基調の筐体で、270度大口径ハンドル・アルミニウム製6速Hゲートシフト・モニタ横とシートに内蔵された4スピーカーと低音域強調用の足元ウーファーが大きな特徴。
    • ボタン類は乱入切替に使う丸くて赤いボタン、視点切替に使う長方形の緑のボタンのみ。データ保存に必要なIDカード挿入口はコイン投入口上部に装備。
    • 『4』からは基本構成をそのままにモニターの大型液晶化などを行った新筺体となり、データ保存に必要なバナパスポート(以下バナパス)を購入したり、その他設定を行う為のターミナルも追加された。
      この手のゲームにしては珍しく*1、ドライブ筐体からバナパスを直接購入可能*2それに伴い従来のカード挿入口に該当する部分はバナパス排出口に変わった。

ターミナル

  • 無料でドレスアップ変更、ランキングの詳細閲覧等、ドライブ筐体で出来ない項目をタッチ操作で行う筐体。180秒間操作可能。
    ターミナルはトレーディングカードゲーム(TCG)では良く採用されるが、レースゲームで採用されたのはこれが唯一だろう。

湾岸ナビゲーター

  • 『6』に「湾岸マキシ.NET」の後釜として新登場した、iOS及びAndroid端末用の無料アプリである。
    これが無いとネットワークサービスが利用出来ないので、本シリーズを少しでもやりこみたいプレイヤーならば、アプリストアからのダウンロードを推奨。
    • なお、従来の「湾岸マキシ.NET」は2018年8月31日を最後に終了となり、約4年の歴史に幕を閉じた。

モード紹介

何れのモードもコースの走行距離次第でレース開始時に最低300秒~最大480秒とレースゲームにしては明らかに多い制限時間が与えられる。
これらはあくまで「故意による遅延プレイの利益的被害軽減」的な意味合いが強く、タイムアタックモード以外にチェックポイントも無い。
また、乱入対戦モード以外ではレース中にコースを逆走するとカウントダウンが始まり、ゼロとなるとリタイアとする設定も可能である。

ストーリーモード

  • プレイヤーが一人の走り屋となって原作を再現したシーンに居合わせた形となり、ライバル達を追従して物語を体験していくモードである。
    内容は原作に沿った形でストーリーを進行させると言うものであり、ストーリーに干渉するような描写も。
    • チューニングはこのモードのみでチューニングポイントを貯めて行う。50話までは負けても半分のチューニングポイントが貰える*3
      現在の『6』では、1~20話は満杯、21~24話は半分、25~36話と41~46話は1/3、37~40話と47~54話は1/4、55~59話は1/5、60or61~79or80話は1/10であり、80話でフルチューンとなる。
      20話までに600馬力/B分の「基本チューニング」、50話までに800馬力分の「実戦チューニング」、最終的に80話までに840馬力分の「地獄のチューニング」を行う。
    • クリア済みの話をもう一度クリアしても連勝数にも記録されない上、チューニングポイントも貰えない。更に負けたら有敗扱いになるので要注意。
  • リタイアか乱入されると、その時の連勝状況を保持したままゲームを終了させる事が可能(乱入された場合はすぐさま乱入対戦モードへ移行する)。
    • タイムアップの場合は無条件で負け扱いになるので注意。

全国分身対戦

  • バナパスを使用時のみ選択可能。ネットワークに保存された様々なプレイヤーの走行データ「分身」とバトルするモード。ラグを気にせずいつでもバトルしたいプレイヤー(の分身)と戦える利点がある。
    走行データ自体は原則録画と大差無く、ガリ行為や壁ヒット等の挙動もそのまま反映される。アザーカーに接触した時の挙動は完全に再現されず、失速せずにアザーカーの進路だけ狂うようになっている*4
    • レベルの概念が存在しており、自車のチューニング状況や戦績*5に応じて自動的に振り分けられる。また、撃破した分身の所在都道府県の数を稼ぐやりこみ要素*6も存在する。
      • ドレスアップパーツを獲得するのに必要な「ドレスアップゲージ」はここで稼ぐ。
  • スタンプを返す
    • 自分の分身が他人と勝負された時、車種を選んだ後に「(名前)からスタンプが送られました」と言う表示が出て、その後誰とバトルしたかが表示され、そこから直接挑戦する事が可能。後から選択も出来る。
      • スタンプは勝敗関係なく1~3個ゲット出来るが、リターン戦で優勝すると2~4個ゲット出来る。スタンプシートの宝箱アイコンの所までスタンプを貯めれば新しいスタンプがゲット出来る。
        最大105枚目/2625個まで新しいスタンプがゲット出来るが、以後もスタンプを貯める事自体は可能。スタンプのリターン数に応じてターミナル背景も手に入る。

タイムアタック

  • そのコースのタイムを競うモード。車種別ランキングと総合ランキングがある。筐体内ランキングも存在する。このモードのみセクション通過ごとに制限時間が加算される。
    追加料金を支払えば、10分前後走る首都高一周をプレイする事が可能。追加料金は店によって違い、無料~4クレジットと様々。連続4回プレイすると称号「ナラシ運転」が獲得出来る。
    首都高一周は追加料金が必要なため他のコースよりやるプレイヤーは少なく、通常のタイムアタックコースをプレイするプレイヤーが多いのが現状である。
    • ゲーム内でも注意書きがあるが首都高一周走行中に乱入されると追加料金が無効になってしまうので要注意。これは選んだ瞬間にクレジットが消費されるからである。

乱入対戦

  • 最大4人で走行可能な、リアルタイムの対戦モード。誰かが「乱入歓迎」にしている時に他の台から乱入すると、された側は「挑戦者参上!!」と言う表示と共にゲームが中断され、乱入対戦に移行。
    • 乱入されたく無い場合はモード選択の前に出る選択肢で「乱入拒否」を選べば良い。車種選択後に乱入歓迎台に対して乱入しない、分身対戦のリベンジ戦に挑戦した場合も「乱入拒否」になる。
    • 時間帯・曲選択で参加者全員がブレーキを踏むと、スローカーブーストが無くなる。
    • 乱入切替を押すとパッシングをする。効果はスローカーブーストが若干上がる。車種によって効き目は異なる。40回すれば称号「パッシング野郎」が手に入る。
    • 撃墜星はここで稼ぐ。このモードでの走行次第でドライビングスタイルが変化し、後述のオーラの色が変化する。
+ 獲得出来る撃墜星の数
項目 2人 3人 4人
1位 1撃墜 2撃墜 3撃墜
2位 無し 1撃墜 2撃墜
3位 - 無し 1撃墜
4位 - - 無し
  • 撃墜星の単位は「撃墜」である。
  • 乱入紋章は、3撃墜で5pt分の金、2撃墜で3pt分の銀、1撃墜で2pt分の銅、最下位の場合は1pt分の参加賞が貰える。これを貯めて乱入段位を上げてオーラモチーフを獲得する。
  • 2,001撃墜以上で最下位になると撃墜星が1つ減ってしまう。
  • 店舗設定で勝ち残り設定をオフにする事が可能で、その場合はモード終了後に参加者全員のゲームが無条件で強制終了する。その場合はコンティニュー不可。

収録コース

  • 収録コースは原作での舞台となった「首都高速エリア」「阪神高速環状線」「箱根エリア」の他、原作未登場の全国の高速道路がレースゲーム用にデフォルメされて収録されている。
    システム・ゲームエンジンやルートの都合上、全体的に道幅が広くなっており、アザーカーと壁を擦り抜ける事が容易となっている。それ以外は可能な限り実物再現への努力が見え、雰囲気も抜群である。
    • 「箱根」「神戸」「広島」「福岡」は結構アレンジされており、走行距離の都合上で「広島」の末端区間は架空の下道を降りて折り返したり、「福岡」は北半分のみの収録となっている。
  • 原則乱入対戦と分身対戦では可能な範囲でどのようなルートでも走行する事が出来るが、首都高速エリアの東京と副都心は別エリア扱いで、それぞれのエリアを自由分岐で跨いで走行する事が出来ない。
+ 登場コース一覧
首都高速エリア(東京)
1号都心環状線 初代から絶大な人気を誇る、通称「C1」。都心部を駆け抜ける環状線で高馬力なほど露骨に高難度化する狭めなコース。
神田橋の激しいアップダウンや銀座の橋脚には要注意だが、東京タワーや皇居の桜等の名所も多い。
八重洲線 汐留・銀座・神田橋から分岐して東京駅側を走行する路線。内回りのみC1に向かう分岐が存在する。
タイムアタックではC1経由で八重洲線を全区間走行するコースとなっている。
新環状 「9号新環状」と台場線。タイムアタックでの台場線は左回りのみ経由し、右回りは大井分岐から横羽線を経由する。
タイムアタックでは3DX+のみ右回り・大井Uターン経由、2と3DX+のみ台場線経由の右回りショートコースが走行可能*7
首都高速エリア(副都心) 5初出
副都心3号・4号 3号渋谷線と4号新宿線を走行する。タイムアタックは内回りのみ走行可能。5DXで3号と4号が分割、外回りが削除された。
池袋線・山手トンネル 5号池袋線と山手トンネルと4号新宿線を走行する。5DXで一般道エリアと外回りが廃止され、副都心エリアが2分割。
首都高速エリア(神奈川)
湾岸線 前身作で収録されていた湾岸線が3で復活。タイムアタックでは大黒線を走行するが、3DX・同+のみ東行きが無い。
横羽線 前身作に収録されていた横羽線が3で復活。いずれもタイムアタックでは全区間走行せず、3DX・同+のみ上りが無い。
みなとみらい 4初出。横浜環状線を一周する。
阪神高速環状線
阪神高速環状 3初出。阪神高速環状外周と2つの短絡線を周回するように走行する。アザーカーの密度が他のコースよりも濃い。
阪神高速3号・臨港道路 5DX初出。阪神高速3号・同5号・一般有料道路・国道2号を走行する。
従来以上にダイナミックなコース構成で、所々に罠と言える箇所が数多くあり、攻略難易度は最高峰かもしれない。
箱根エリア
箱根 2初出・4ではアップデートで復活。原作にも登場している峠コース。「芦ノ湖スカイライン」の一部区間を走行する。
峠なので他のコースとは勝手が違い、このコースのみアザーカーが出現せず、ギアレシオが加速寄りになっている他、
ハンドルを大きく切らないと曲がれない急コーナーが多い。3DXより末端区間のループ線を通った先がゴールとなった。
2・3DXと同+では復路スタートで往復する「箱根往復」も選択でき、3DXと同+でのタイムアタックの箱根はこれだった*8
箱根(大観山) 5(アップデート)初出。「箱根ターンパイク」を走行*9する。上下共に末端区間でUターンした先がゴールとなっている。
特に上りは「大観山スカイラウンジ」の駐車場を突っ切る形に大幅デフォルメされており、ある意味必見。
その他エリア
広島都市高速 5DX+初出。広島都市高速を周回するコース。一般道区間も一部走行するが、一部はゲームオリジナル区間も含まれる。
全体的に神戸とはまた違ったダイナミックな造りで、途中にあるクランクはラインを誤ると即壁ヒットとなってしまう。
名古屋高速環状 3DX初出・4ではアップデートで復活。名古屋高速環状を2周する。ランプは1つで分岐も無いのでスタートもゴールも同じ。
福岡都市高速 3DX+初出・4ではアップデートで復活。福岡都市高速の北半分を走行する。末端区間で一般道に降りてループする。
首都高一周
首都高一周(東京エリア) 初代初出。首都高を全区間走行する。2までは店舗設定で乱入対戦でも追加料金無しで選択可能だった。
当時は12分の壁を誰も破ることは出来なかったが、遂にマキシ6で12分の壁が破られた*10
首都高一周(神奈川エリア) 3初出。湾岸線と横羽線とみなとみらいを経由して1周するように走行する。スタート地点は芝浦ランプである。
みなとみらいが登場していなかった3DX+までは大黒線を経由していた。
廃止コース
首都高一周(副都心エリア) 5のみ。全長はシリーズ最長の69.8km。副都心エリアを全区間走行する。5DXで副都心エリアが2分割された事で廃止。

評価点

解り易いチューニングシステム、セッティング

  • 初代において「アーケードゲーム初!劇的なパワーアップが可能なチューニングシステム!」と謳った通り、現在でもそれに恥じず最大出力が840馬力まで上がると言うチューニングした事を実感し易いシステムである。
    • チューニングは「パワー」と「ハンドリング」から選択する形で、ストーリーモードで行うことも含め「小難しい事を考えず簡単により速くて曲がる車を作れる」というアーケードにぴったりのシステムと言えるだろう。
      また、競合作品の『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズや『バトルギア4』に見られるような謎の仕様*11も存在しないために、プレイヤーの好みの順番でチューニングを進める事も可能である。
      • 一応、ゲーム中では基本チューニング中に一方に偏ってチューンをすると、片方のチューンも促される様に配慮されてもいる。前述の通り無視してそのままチューニングも可能。
    • チューニングレベル21以上で可能なセッティングも600馬力~現在の最高馬力までの割り振り式で「グリップ寄り←HG(ハイグリップ)、G(グリップ)、B(バランス)、D(ドリフト)、DG(デンジャラス)→ドリフト寄り」とシンプル。
      • セッティングの機会もレース毎に調整出来る為、セッティングが合わなかった際の再設定&再プレイも非常にやりやすい。
    • 公式ではあまり明言されないが*12、ハンドリング寄りにやれば扱いやすいが壁接触のリスクが大きい。逆にパワー寄りにやれば滑りやすくなるが、壁接触のリスクが少ないと言えるかも知れない。これに関わる称号もある。
  • どんなチューニング内容か原作キャラから説明されるのもニヤリとさせる要素だろう。チューニングを担当するキャラは『4』以前は車種毎に変わっていたが、『4』以降はストーリーモードでの都合上、殆どの車種で「北見淳」が行う。
    • 自然吸気エンジン車は最初のパワーチューニングで強制的にボルトオンターボ化される為、ターボ嫌いの人は要注意。軽自動車のR2のみ「ターボ付エンジン換装」となっている。
      • これについては「湾岸を走るにはターボは無くてはならない存在です。」と理由が説明されている。恐らく高回転域を出す頻度がかなり高いからか。
    • 但し「GT-R(R35)」のみチューニング内容が曖昧にされており、「馬力」と言う表現も「ステップアップ」に変わる。担当キャラも「大田リカコ」に変更されている。これに関わる事情は後述。
    • セルシオに至ってはハンドリングチューンが一部を除いてどう見てもドレスアップとなっている。ついでに説明文も良い意味でふざけており、担当キャラも「ガっちゃん(佐々木元)」に。これも味のある原作再現である。

難し過ぎず、簡単過ぎないストーリーモードのバランス

  • ストーリーモードのゲームバランスは、ライバルカーを抜けば直線では相応の速さで追る・コーナーでもちゃんと追尾してくるが、逆に自車が離されてしまうとある程度手加減してくれたりというところ。
    ゴールまで1kmになれば弱体化する補正もある為、ハンドリング強化のみという余程偏ったチューンやセッティングをしたり、ゴール直前で致命的なミスをしない限りCPU戦では勝てるような設定にされている。
    • 但しアザーカーの配置が一定なのは1周目のみである所には注意。2周目からはアザーカーの動きもランダムになり、周回を重ねる度にアザーカーの配置もトリッキーになる。それによって1周目より難易度がアップする。
      • 道幅が広い程アザーカーが全車線を埋め尽くすような配置が登場しやすくなる、狭いC1でトラック2台が並走、コーナー途中や出口にレコードラインを塞ぐようなアザーカーが出現等。
    • ライバルカーの速さは自分に合わせて変化するのでそこまで速い訳では無いものの、特に『4』以降からは後述の仕様もある為、周回を重ねればアザーカーの配置も相まって確実に難くなっていく。
  • 『4』からは原作再現なのか、離脱しないライバルカーが抜かせない速度まで急加速するギミックが登場。暫くしたら減速するのでそうでも無い…ように見えるのだが、これをゴール直前でやられたら話は別。
    ゴールが直線だとライバルカーの弱体化補正が弱くなる等の現象も相まって、その後急コーナーで立て直しに失敗したり、アザーカーに接触する等ミスをすれば敗北率が急上昇する。

ENMA(Enhanced Machine)が生み出した良好な挙動

  • このゲームの為に作られた独自のゲームエンジン「ENMA」による爽快感と賭け引きを両立した操作性はゲームとして見たら他に類を見ないレベルの楽しさ。現在でもシリーズを重ねる度に改良されている。
    • 高速で簡単にドリフトする爽快感を狙っており、見事に多くのユーザーの関心を引いたのも評価点である。尤もドリフト中は相応の速度で減速しているのでしなくて良い箇所ではグリップ走法で走るべきである。
    • 具体的に言えばアクセル踏みっ放しでハンドルを切っても安定したコーナーリングが可能で、それなりのカーブはアクセルオフ等で速度を調整~急なカーブはきちんと減速しないと曲がれない程度の難しさ。
      それでも慣れれば誰でもMTで十分走れるレベルになれるぐらいに扱い易いという、「現実では起こりうるシビアな挙動を徹底的に無くし、誰でも超高速でコースをかっ飛ばす楽しさを感じられる挙動」となっている。
  • この挙動こそが湾岸マキシを支えている最大のポイントである。その為他の問題点が目に余れど依然として基礎的にはしっかり遊べるよう維持出来ていると言っても過言では無い。

カード関連

  • 20話以上クリアしたデータで100プレイ(『5DX+』までは60プレイ)ごとに仮想カード「廃車カード」が発生する。
    内容は新規で車種登録する際、廃車カードを使えば20話クリア分の無敗データからプレイ出来るというもの。後は普通のデータと同じ。
    • 『6』になってようやく自分自身に対しても使えるようになった。ストックは5つ分であり6枚以上はストック出来ない。
    • 『4』からはバナパスポート(とAimeカード)に移行、1枚のカードになんと100台(『6』からは倍増し200台)もの車を記録可能となり、更新代とカード切れの心配も無くなった。
      但しゲームでは最近使った5台までしか表示されず、それ以外の車を使いたいのならば、ターミナルで事前に変更する必要がある。

優れたグラフィックや音響面

  • グラフィックの作り込みは相当なもの。コースの景観・車のボディ反射等にも力が入っており、音は効果音を中心に前身作からの流用*13も結構な数にのぼるが、それも含めてどれも出来が良い。
    • 公式発表はないが目に見えて分かる、新作ごとのグラフィック・音響面の進化も多く、基板変更作の『3』ではこれらを一新した他にも、『3DX』ではテールランプの残像が追加、『3DX+』で一部車種のエンジン音が細分化された*14
      全てを一新した『4』ではこれらの更なる進化の他にライバルカーのエンジン音が聴こえるようになり、3度目の基板変更作の『5』ではライバルカーもタイヤからスモークを出すようになる等、細かな点まで手が入っている。
    • コースの細かな再現性も良く、料金所、通ると振動が発生する道路の連結部、一定速度以上でオービスを通過すると赤くフラッシュする(称号に関係している)、パロディ看板等の小ネタ等ギミックも盛り沢山。

充実した収録車種

  • 『4』以降アーケードのレースゲームの中では収録車種が88台と最も多い。そして現在も増え続けている。
    • これは通常車種79台・隠し車種5台、水増しとは言え別車扱いの特別仕様4車種も含めての数字。他にボディカラーによってグレードが変わる車種(同一車種扱い)が8車種存在する。
    • ホンダ車を除く80年代以降の著名な国産スポーツカーは殆ど押さえられており、車種毎の欠番もMR-Sや2代目ロードスター、ランサーエボリューションのIVやVIIが無い程度と極僅か。
      トヨタの「カローラセダン・クラウン・ハイエース」、日産の「フーガ・グロリア・ローレル」、「スバル・R2」等、AC・家庭用含めて殆どのレースゲームで見ない車種も登場している。
      • 因みにそれまでのACレースゲームでの収録車数最多のゲームは『バトルギア4 Tuned』の53車種*15で、特別仕様を含めると『バトルギア3 Tuned』の72車種であった。
  • アーケードレースゲームのお約束と言うべきか、車種選択画面で特定のシフト操作を行うと登場する隠し車種が非常に個性的。
    • 一部車種の特別仕様車、教習車仕様、タクシー仕様車の他、ゲーム内でアザーカーとして登場するカローラセダン、ハイエース*16、R2、パジェロが現時点で該当*17する。
  • 海外版のみ収録されていない車種が16車種(86とBRZ以外は全て『5』の新規車種)あり、これとは別にドレスアップ不可能な車種が11車種存在する。また、名前が違う車種が7車種ある。

ストーリーモードの原作再現度の高さ

  • 原作で描かれた各バトルの再現はもちろん、元々はバトル描写の無い日常場面での重要シーンも取り込んでおり、原作を知っていなくても楽しめるようになっている。
    • 走っている途中に劇中キャラがいろいろと喋る形になっており、原作からの名台詞も多い。『3』からはカットイン・カットシーンの演出等もより多彩に。
      他ACレースゲーではありえないような、コーナーでスピンアウト・エンジンブローなどによる途中離脱という演出や、通り過ぎる乱入車*18演出も再現度向上に一役買っている。
    • 但し『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズと違い、原作のアニメ化もされている*19が会話部分は声が一切なく、*20前身作の『湾岸ミッドナイトR』と同様、画面上での文字表示となっている。
      • 走っている途中に画面に現れるので気が散るとの意見も引き続きあり、ネタ要素として画面の約4分の1を覆うほどの長台詞を連発する「ガっちゃん」戦も前身作から相変わらず*21
    • 車もストーリーに深く関わるキャラクターのものはおおむね忠実に再現されているが、脇役キャラのマシンは差し替えられていることが多い(例:友也のインテグラタイプR→180SXや雰囲気組)。

古代祐三氏による秀逸なBGM

  • BGMは全て前身から引き続き、業界では言わずと知られたゲーム音楽のカリスマである古代祐三氏が作曲したトランス系の曲は中々の名曲揃い。
    新曲も尚安定した質と人気を誇り、曲単体で見ても非常に高評価で、現在の『6』までで多くのEDMジャンルを用いられている。
    • どうやら当ゲームのプロデューサーが学生時代の同級生だったことから実現したとのこと。初代当時の本人曰くトランスの作曲は初であり、作曲に取り掛かる前、かなりトランスを聴き込んだ位。
  • まるで心音の様な独特の一定のリズムを刻む楽曲群は走行中でのスタート*22に非常に良い相性である。
    • 中でも悪魔のZが出現する時の楽曲はボス登場の盛り上がりもあり、真剣勝負の幕開け、またそのボスに勝ててしまう事の虚しさも表現されていて非常に盛り上がる。
  • 『2』では容量の都合で4曲削除されてしまい、音質も低下したが、『3』で全てが音質改善の上で復活している。因みに『2』で削除された曲のみ『1』の音源となっており、サントラとは違う音源となっている。
    • 同じく『2』ではサントラ初回盤に付属しているカードを使用した時のみで聴ける曲もあった。これも『3』からは普通に聴けるようになった。
    • 『4』でも後述のリマスター版とは別に一部音源が差し替えられている。
  • 『5DX』ではトランス以外の曲であるドラムンベースの「The Race is On」、『6』ではなんと「頭文字D」で使用されたようなユーロビート調の「Love And Gold」が登場。
    何れも従来の曲には無かった形の爽快感のある曲として評価も高く*23、後者はDA PUMPのU.S.A.でユーロビートが再燃している中での登場であり、他の曲以上に人気があるとか。

見た目が劇的に変えられるドレスアップパーツ

  • ドレスアップ出来る部位が比較的多い。原作モノでありながらファイヤーパターンやストライプ中心、果ては絵柄系のステッカーやネオン管といった原作にそぐわないものも登場するのもミソ。
    多大な車種でこのようなドレスアップ出来るゲームは数える程しか無い。ド派手なパーツも車や組み合わせによっては纏まった外見にする事も可能ではあり、良い意味での原作破壊とも言えるだろう。
    • ドレスアップパーツは当たり判定に影響を及ぼすものの、性能自体が変化する訳では無いのでまさに自分だけの一台の車を作れる。
      • 但しドレスアップパーツのデザインや仕様等の問題も多い。詳しくは後述。

その他の評価点

  • 『4』からターミナルが登場した。ターミナルの使用料は無料(180秒)。細かな設定はここで行え、パーツの付け替えなど自由に行える。これによりドレスアップの手間が無くなった。

賛否両論点

乱入対戦のテコ入れ

  • 『3』から自由分岐が追加された。乱入対戦に限り、分岐地点において現在1位のプレイヤーに進行方向を決める事が出来る選択権が与えられる。
    これは毎回同じ展開になってマンネリ化してしまうのを懸念してそれを防ぐ為に導入されたシステム…なのだが、物は良いのに結果的にシステムを生かしきれていない感が否めない。
    実際は激戦区を中心にC1で完結しようとするプレイヤーが多数いる上、「それ以外のコースに行ってしまうと顰蹙を買われる」等の風潮も新作毎に激しくなってしまっている。

無敗システム

  • 無敗要素があり、事前知識と実力が無いと中々獲得出来ない可能性もある。やり直すにしても有敗のまま1周するか次作まで待つ(引き継げば一律無敗になる為)しか無い為時間も掛かってしまう。
    • リタイア終了で無敗を維持出来るようになっているので負けそうになったと判断したらすぐに実行する事。だが残り僅かミスをした場合は、その周では諦めるしか無い。
      他のゲームと同様に、逆走リタイアを残しつつ、ボタン同時押しでもリタイアが出来ればタイムアタックや分身対戦的にもリトライが容易に出来たのではないだろうか…。

車線規制システムの是非

  • 『2』のみ第41話以降のストーリーモードと乱入対戦において、道路工事と言う設定で仮設ガードレールを用いた車線減少が行われているポイントが存在した。
    • 1車線だけ規制されるならわかるレベルではあるが、「合流地点の加速車線以外全て規制されている」と言う明らかに大袈裟としか思えない車線規制も存在した。
      これがストーリーモードの難易度を不当に上げているとも言えるだろうが、乱入対戦においては直線逃げ対策にも効果が高く、一種の盛り上げ要素と評価する声もあり、一概にマイナスとは言えない所ではあった。
  • このシステムは『5DX+』で追加された広島コースの特定ポイントにて、「工事による車線規制&高速クランク」という形で部分的に復活、ファンの間ではまたも賛否両論となった。

その他の賛否両論点

  • 『5DX+』で追加された広島都市高速は現実のそれとの乖離が他コースより若干激しく、自由分岐もないコースだった為、追加当初は時間帯が夜しか選べない事も相まって賛否両論となっていた。
    • これに関しては公式サイトにデフォルメを行った理由として「実物を忠実再現すると行って帰るだけの単調なコースになる為、発想を変えた」と記載されている。
      ただ上記の通り、中途半端に車線規制システムの名残といえる要素等を取り入れる位なら、ゲームシステムの工夫や改善に向けて然るべき行いをするべきとの意見も各所で見受けられた。

問題点

大きく分ければ「貢ぎゲー要素」とそこから派生する「改悪と不便な仕様」。そして「車種間バランス」と「それから派生した問題点」と言っても良いだろう。
これらの問題の大半は、多額のクレジットを要求する事を抜きにしてもゲームの根幹に直結する問題点でもある事を留意願いたい。

+ 特典獲得に必要なクレジット数
特典 獲得出来るモード 条件 個数・段階 最低・平均必要クレジット 備考
追加BGM ストーリーモード ストーリーモード1周クリア 6個 100×6=600 レースメーターと同時に獲得可能
レースメーター ストーリーモード ストーリーモード100連勝達成(連勝すれば良い) 10個 100×10=1,000 追加BGMと同時に獲得可能
ドレスアップレベル 分身対戦 一定のドレスアップレベル突破 Lv67 222 現在は車種別
分身レベル無差別級昇格 分身対戦 フルチューンかつ累計分身撃破人数1000人 累計1000人撃破 334+80=414 『5DX+』から引き継いでいるプレイヤーならば、(累計1000撃破)の状態のデータかつ、
ストーリー20話分でフルチューンすれば即無差別級に昇格可能
スタンプ 分身対戦 スタンプを送り返す 625個 313 ターミナル背景と並行して獲得可能
ターミナル背景 分身対戦 リターンの条件を満たす 25個 250 スタンプと並行して獲得可能
分身&乱入背景 分身&乱入対戦 獲得要素に応じて自動的に変動 13段階 80,000÷3=26,667 撃墜星は2,001個以上で最下位になれば1つ減る
オーラモチーフ 乱入対戦 乱入段位に応じて獲得 30個 4,000~20,000 最下位続きでも確実に獲得は可能
カスタムボディカラー 全てのモード 100プレイごと 40色 4,000 純粋にプレイ回数のみ
(走行距離の)オーラ 全てのモード 累計走行距離 5+1段階 83,300前後 500,000kmまでオーラが大きくなり、1,000,000kmから雷が発生

因みに多くの人が欲しいであろうドレスアップパーツに絞っても王冠を考慮しない場合はレベル上げで最低225程
メーターの場合だとストーリーで連勝するのに最低1,000クレ必要になる。

ゲームモードの問題点

ストーリーモードの問題点

  • チューニングポイントシステムにも問題あり。その車種毎に対応したチューニングポイントしか貰えない。当然ながらフルチューンすればもうポイントは貰えないのでプレイの無駄が発生してしまっている。
    例えば「メインの車でストーリーを進めて、気に入った新規車種やTAや対戦用等のサブの車をチューニングするポイントも同時に貯めよう」と言った事が出来ず、未だに作業感を払拭出来ていない。
    • 「進行状況関係無くストーリーで勝利した時にチューニングが出来る権利が貰える」「マキシGでもチューニング可能」ならばまだ他の車を使おうとする意欲も増え、作業感も幾分減るはずだが…。
  • 『4』からまたストーリーが一新、『6』では更に40話が追加され、内容ともに『3DX+』にほぼ順ずる全100話となったが、既存のエピソードの変更点はライバルカーやコース変更といった僅かなマイナーチェンジ止まり。
    原作にも描かれていた箱根は大観山が一度だけ登場するようになったが、結局『3DX+』にかつて存在した「るみを乗せた夜の箱根」「オキと悪魔のZの箱根走行」といった原作エピソードは未登場のまま。
    • 原作登場車両のゲーム未登場に関しては、「イシダヨシアキのフェラーリ・テスタロッサ」がフェラーリ社の許諾を得ていない為に登場しておらず、代替車種として各国の最新スーパーカー*24を用いている。
      フェラーリはライセンス許可の権利料金が他メーカーよりも非常に高く、かつホンダ同様にアザーカーが登場するゲームへの許可自体が厳しい*25為の処置だと思われる。
      • 尚、現時点でフェラーリが実名登場している国産ACレースゲームは何れもセガによる作品*26である。
      • 因みに『5DX+』で参戦したランボルギーニはフェラーリと並ぶイタリアのスーパーカーメーカーながらライセンス許可に寛容で、以前から一般道が舞台かつアザーカー有のゲームに多数登場している。
  • 『5DX+』までは「島 達也のブラックバード(ポルシェ911)」「岸田ユウジのホンダ・S2000」「友也のホンダ・インテグラタイプR(DC2)」もメーカー許諾が降りなかった故に別車種*27に差し替えられていた。
    • ポルシェの場合はゲームでのライセンス使用権がエレクトロニック・アーツ(EA)の『ニード・フォー・スピード』シリーズによって2016年まで長らく独占されていた為*28で、
      本シリーズではポルシェ車をベースにチューニングを行い新車として販売しているメーカー、「ゲンバラ」と「RUF」がそれぞれ初代から『3DX+』まで、『4』から『5DX+』まで代替的に登場していた。
      『5DX』にてブラックバードの車種が途中で変わるように変更され、原作に若干近くなった*29のだが、後者の外見が何故かノーマルだった為にファンからは不評であった。
    • ホンダの場合は「本シリーズの舞台が高速道路」でなおかつ「レースに参加しない一般車役のアザーカーが登場している」為か*30、『5DX+』まで登場していなかった。

最早水増しでしかないストーリーモードの特典

  • 過去作のBGMや無敗特典のレースメーターが該当する。全体的に周回特典に繰り返し遊ばせる内容になっており、水増し感が尋常ではない。
    • 1周ごとに対応したアイテムを獲得する形式で、最低でも6周しないと全て獲得出来ず最低600クレ掛かる。無敗特典のレースメーターに至っては更にキツく10種類もあり、それを含めれば何と1,000クレ
      『3』ではストーリー1周目無敗特典として『1/2』『無印R』のBGMが同時に入手可能であった。『4』以降では無敗特典はレースメーターとなっているため、BGMの複数獲得は不可能となってしまっている。
    • 『5DX+』からは『4』、『6』からは更に『5/5DX/5DX+』の曲がストーリーモード周回クリア特典の仲間入りをしてしまった。
  • 『6』から無敗特典獲得のタイミングが「その周で無敗」から「タイミング問わずとにかく100連勝する」に変更。少なくともやり直す手間だけは省けるように。要求連勝数はともかくここは純粋に評価出来る点である。

乱入対戦の問題点

初代から殆どのプレイヤーに遊ばれている乱入対戦だが、基本システムからしてあまりにも致命的な問題点を抱えている。

妨害&チームプレイ上等なゲームバランス

  • 故意に車をぶつける(ガリ)・幅寄せ(ペナガリ)・わざとブレーキを踏んで後続車を行かせない等の妨害が非常に容易・有利に行える為、「壁や分離帯や路肩に嵌められる」等をされて、全く追いつけなくなる事がザラに発生する。
    • 実力と距離があれば何とかカバー出来るかもしれないが、一般的には理不尽と言わざるを得ない。事実如何にぶつけ合いを駆使して抜かしたり進路妨害する、及びそれを阻止すると言う駆け引きも重要になっているのもまた事実。
    • とは言え何事も限度があるのは言うまでも無く*31、フェアプレーやライン取り重視な対戦をする機会を狭める等、プレイスタイルの偏りを起こしてしまっている。故に過剰なぶつけ合いを嫌うユーザーから中心に評価は芳しくない。
      ハメられた後、その車に対して先頭車に近づくまでは相当強いブーストが掛ったり、ぶつけられた側の車はその間は有利になる補正等があれば、ぶつけ合いを嫌うユーザーにもまた違った評価を得られたかもしれない。
    • これらがローリスクで出来てしまう点を悪用し、4人対戦では1人が先行して残り2人が1人を故意に妨害し続けるチームプレイが行われる事もやはりザラに起こっている。
      事前了承の上で行われるのは問題無いが、中には一般プレイヤー達を標的にチームプレイを無許可で仕掛ける嫌がらせを行う悪質プレイヤーが蔓延っている所も有り、下記の乱入仕様と合わせてこのモードの大問題となっている。

乱入対戦の危険な仕様

  • 乱入対戦中は乱入拒否に出来ない。乱入歓迎さえすればモード選択画面からレース終了までいつでも乱入されるのに乱入歓迎or拒否の設定がレース中でしか出来ない為、
    「身内だけで対戦していたら赤の他人が乱入」「一見さん同士が対戦→悪質プレイヤーがスタンバイ→一見さんに悪質プレイヤーが乱入→選択中の一見さんが巻き込まれる」と言った問題が横行し続けている。
    • かつてはレース開始前のローディング画面で対戦者全員が乱入切替ボタンを押しっ放しにすると対戦中でも乱入拒否に出来たが、現在では何故か出来なくなってしまっている。まさに改悪と言えるだろう。
    • 乱入対戦で1位になったプレイヤーはもう1プレイ出来るのだが、上記の仕様のせいもあり、悪質なプレイヤーに粘着される危険性が高い。
      これなら「1位のプレイヤーには無料で1プレイコンティニュー出来る効果を持つアイテムが獲得出来る」ようにするべきである*32
      • 上記の「勝ち残り設定オフ」でこれを回避する事は出来るのだが、それだと1位になった時のメリットが無くなってしまい、ゲーム的にはその分損してしまうのは言うまでも無いだろう。
      • 『5DX+』からは一応、「乱入対戦無料コンティニューチケット」が追加されたのだが、入手できる機会に乏しく未だ問題の根本的な解決には至っていない*33のが現状である。
  • これらの「弱肉強食」にも程があるシステムは結果として悪質プレイヤーによる粘着プレイや喧嘩、最悪の場合は警察が出動するほどの暴力事件に巻き込まれると言った問題の温床になっている。

乱入対戦の獲得要素の問題点

  • 上記の通り対戦した人数で獲得出来る撃墜星が変わるシステムであり、筐体数の少ない地方を考慮出来ていない。対戦人数に関係無く順位のみで撃墜星が変動する方式だったらこんな事は発生しなかったのだが。
    • このせいで撃墜星を効率良く稼ぎたい人によって自演で4台全ての筐体を占拠したり、ソロプレイヤーを締め出す事態が問題になってしまっている。
  • 更に撃墜星に応じて背景画像も変わるシステムもあるが、相当な勝利数を重ねないと出現すらしない。因みに500撃墜以上で出現し、最大80,000撃墜まで存在している。
  • そして5からは乱入段位も導入されたがこれも余りに貢ぐ代物。「やり込み」と「実力」を両立した要素は無理があったと言わざるを得ない。それなら実力だけを反映した要素を用意するべきだったのでは。
    • 事実「こんな蛇足要素を導入する位なら実力だけ測れる要素を導入しろ」と言った声も相当数。
  • 乱入○段→撃墜○段→極め○段→(次の段の)乱入○段→…の順番に上がる。初段から十段まである。
    • 一番初めの乱入初段になるのですら200pt(40~200クレ)必要であり、最後の極め十段になるには20,000pt(4,000~20,000クレ)が必要と要求ポイントが異常。
      仕様上最高20,000クレ使えば最下位でも確実になれる…が、それは果たして実力が本当に測れていると言えるのか。
  • これらの要素も「乱入対戦」でしか獲得出来ない。現状「分身対戦」で「乱入対戦」と同じような環境で戦えないが故に今のままではこの状況を改善する事は不可能と言って良いだろう。

不完全かつランダム要素過多な分身対戦
『3』以降の大きな目玉要素である「分身対戦」及び「都道府県チャレンジ」にも不完全もしくはランダム要素が極端に絡む点が多い。

やはりまだ粗が残る分身対戦

  • 分身はあくまで実体のあるゴーストそのものであるので、事実上「録画」と変わりない。「走行の録画」と「プレイヤーの走りのくせを反映している」は全く違う物だろう
    一部実物と違う挙動を示すが基本は忠実に走行するので、ガリをしている所だろうが幅寄せされてされて嵌められた所もほぼ再現されている。不自然な挙動をするのはその為である。
    更にこれを利用してほぼ全てのコーナーでインガリをして通常なら不可能な速度でコーナーを走行し、その後普通に走っていれば到底勝つ事が不可能な所謂「被せ分身」が作れてしまう。
    これのせいで全国1位争奪戦や店内王冠の敷居が不当に上がっていると言っても過言では無い。
    • しかも完走してしまえばその時の走行データが前のデータより遅かろうが問答無用で上書きされてしまう。これのせいで修正に手間が掛かってしまう事になってしまっている。
      これなら『セガツーリングカーチャンピオンシップ』のレーシングプロトのように1プレイ毎に人工知能(AI)を育て、そのAIが分身対戦に登場するようにすればより公平かつ自然な走りが実現出来るのではないだろうか。
  • 『5DX』をもって分身連勝チャレンジが廃止されてしまった。Gが効率良く稼げる手段であったので、「分身対戦をしている間は常に発動している」と言う形でも残して欲しかったものである。
  • 『6』では分身対戦の対戦人数が2人から4人に変更され、名称も「多人数分身対戦」に変更されてライバルカーの挙動のアルゴリズムも抜本的に変わり、従来よりゲーム性を増した。
    録画そのものな仕様はともかく、ライバルカーが積極的に対人戦を意識したような動きをする為、面白さと言う観点から見ればある程度改善されたと言える。
    問題となっている被せ分身に関してもライバル分身の挙動のアルゴリズム変更により作成にはかなりのやり込みを必要とし、作成難易度の大幅上昇が施される等ある程度の対策が取られている。

リターン戦で手に入る要素が運絡み

  • まず前提としてリターンを継続して手伝えるプレイヤーが必要となり、この時点でそれが出来ない場合はここで獲得出来る要素を諦めないといけない。
    • 新しいスタンプを獲得する周期もいびつで、1枚目では5個もゲット出来るのに以後は1枚毎に1個しかゲット出来ない。
    • ターミナル背景の条件もかなり鬼畜で、最終的には「15台と15回リターンをする」と言ったクレジットも人材も必要な条件が課せられる。要求最低クレジット数は250。
      デフォルト分身だとリターンが無いのでそれを使って進める事は不可能。『5DX+』までの「分身連勝チャレンジ」*34とは違う方向でタチが悪過ぎる。

ゲーム的に報われないタイムアタック

  • タイムアタックはプレイしても走行距離以外の報酬は一切無し。例えそれが全国総合1位になってもボーナスGも貰えず、ランクが上がる事すらない
    競合他社製品ではタイムアタックでもゲーム内通貨を貰えたり、専用特典が貰える等と言った事が見受けられるが、これに関してはそんな物は残念ながら一切無い。

ゲームシステムの問題点

無計画とも邪推出来る度重なる仕様変更

  • 『4』以降になり、シリーズ毎に大幅なゲームモード内要素の仕様変更が続いており、その度にプレーヤーからは阿鼻叫喚の嵐と言う流れが常態化している。
    • 最もわかりやすいのが「分身対戦」に関連する仕様だろう。元々『3』で採用されてから『4』までは「ドレスアップレベル」を上げて獲得すると言う物だった。
      しかし『5』になってレベル諸共廃止となり、ゲーム内通貨である「マキシG」を稼いで購入する仕様となっていた…のだが、『6』になってまた従来の仕様に逆戻りした上、パーツの獲得状況までもがリセットされてしまった。
      • その『5』で採用された「マキシショップ」の「ショップグレード」なる購入出来るドレスアップパーツの範囲が広がるシステムも稼働中の2015年5月20日に車種別となり不便を強いる仕様に変更されてしまっていると言うオチ。
  • モード廃止に伴う獲得要素の没収に対しての救済措置が無いのも運営として無責任である。以下が主な例である。
    • 10人抜きが『4』になって廃止となり、当該モードでの進行状況が削除されてしまった。
    • 分身対戦内のモードであった「都道府県チャレンジ」が『6』になって廃止となり、今まで獲得した「ステッカー」「ナンバープレートフレーム」が没収。
      「ナンバープレートフレーム」に限り、「ドレスアップレベル」を上げて入手出来る為、パーツ自体は削除されていない。
    • 乱入対戦イベントであった「ライバルネームビンゴ」で手に入った「カスタムフレーム」も『6』になって廃止となり、今まで獲得した分も全て没収。

湾岸マキシ.NET終了に伴う弊害

  • 「湾岸マキシ.NET」が終了し、一部便利機能やそこで手に入るドレスアップパーツ類の大半は「湾岸ナビゲーター」に引き継がれずに消滅。
    プレイリスト等の便利機能は勿論の事、当時の有料会員専用の「マキシGスクラッチ」「バナコインスクラッチ」で手に入ったドレスアップパーツも勿論その中に含まれている。
    苦労して手に入れた「ナンバープレート番号」など結局今まで獲得した分は全て水の泡に帰す事に…。
    • 「レースメーター」「ネームプレート」「Net限定車両」の獲得状況は流石にリセットされていないが、残念ながら今の所再入手手段が存在しない。
      因みに「WANGAN-MAXI.NET REMIX」は2曲とも「『6』の新曲のボーナストラック扱いとして」無条件で選択できるようになっている。

水増しにも程がある仕様

  • 全体的にカード毎の管理でも問題無い要素が車種毎の個別管理になっており、限定特典の獲得等で金も掛かる上、手間と時間が掛かってしまうと言う万人に優しくない八方塞がりな仕様である。以下はその一例。
    • 走行距離:走行距離自体の個別管理は残さないといけない物ではあるが、オーラシステムがある上、それも要求走行距離が半端無く多いから、そのシステムに対してはカードごとで管理すべきである。
    • ランク:言わずもがな。上記の通り、これも要求条件が数も実力もこなさないといけない上、階級(逆)詐欺等が発生して形骸化が著しいからである。
    • ストーリーや都道府県チャレンジの進行状況等:ナンバープレートフレームや特典等の獲得に計り知れない手間が掛かってしまっている。
    • 戦績:勿論戦績である以上個別管理は残さないといけないが、乱入段位や背景等、相当つぎ込まないといけない要素がある為、その要素に対してはカード内の全車から算出するべきである。
    • 特典等:特にBGMの辺りがこれの影響をモロに受けているだろう。これでは気軽に他の車種を使う意欲を削ぎかねない。そして何よりゲーム的にも水増しと言わざるを得ない。
  • 因みに『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズは何れの要素もカード内の全車合計で算出されている*35
  • ドレスアップポイントは分身対戦でしか獲得出来ない。逆にチューニングポイントはストーリーモードでしか貰えない。これでは1プレイが無駄になりかねない。
    • 無敗で無くともチューニング・周回特典獲得の為にプレイせざるを得ないストーリーモードは勿論、乱入対戦・タイムアタックと全てのモードでGが貰えるように配慮した方がプレイヤーのモチベーションを維持出来るだろう。
+ 長いので格納

常識破りのクレジットが必要かつ道のりが余りにも長いランクシステム

  • ランクと言う「どれだけやり込んだのか」を測る要素があるが…。良く実力指数を示していると思うユーザーも多いがそれは誤りである。
    『2』から採用され、『5』で従来のSSS級は9段階に細分化されシリーズ初のランク上限が増え、SSSS級が一番上に、更に『6』で更に上限がSSSSS級に増え、SSSS級も9段階に細分化された。
    階級の表現は初代にもあるが、ストーリーモードをクリアした時の称号扱いで、ランクシステム自体は存在しなかった。
    • ランクはN級→C級→B級→A級→S級→SS級→SSS級→SSSS級→SSSSS級と昇級する。N級とSSSSS級以外は9→8→7→6→5→4→3→2→1と昇級する(例:C8級→C7級)。計64回レベルアップの条件をこなす必要がる。
      序盤はまだしも、中盤以降はこれまた厳しい条件のせいで、ランク上げがクレジットも時間も掛かる事になってしまっている。
      • そしてランクSSSSS級になるには、乱入対戦なしでストーリーモードを15周クリアして、分身対戦と全国制覇チャレンジと並行してやっても最低10,000クレ近くかかる。
        遊ぶモードによっては下手したら15,000クレジットも軽く超えてしまう事も。幾らランクが「どれだけやり込んだのか」を示しているとは言え、これではやり過ぎの次元を完全に超えている。
        『3DX+』までに10人抜きを全てクリアし、且つ『5DX+』までに都道府県チャレンジを多く進めているプレーヤーで無いとSSSSS級を達成するのは最早心が折れる苦行そのものである。
        それどころかこのようなプレーヤーの為だけに上限を増やしているようにしか見えないと言うのも不思議ではない。しかも例に漏れずランクもカードごとではなく1台ごと
        その為「C級だったので戦ってみた→そうとは思えない位速過ぎて完敗→後で調べたらそれはSSSSS級クラスのランカーのサブだった事が発覚」のような問題も浮上している上に、公式は見て見ぬふりである。
      • 因みに『頭文字D』ではサブカ対策や対戦時のマッチングにおける各プレイヤーの実力面での公平性維持の為、「特別昇格」*36処置が取られている。
        降格が無いのが最後の良心とも言えるかもしれないが、水増しの解消のみならず実力面での公平性維持の為にも、せめてこのような措置も取るべきである。

極端な走行距離を要求するオーラ

  • 走行距離5,000kmから車の周りに垂直にオーラが発生するが…。
    大体1ゲームで走る走行距離は12km。ストーリーを1周しても873kmと到底届かない距離であるので相当やり込まないと出現すらしない代物である。
    5,000kmの時点ではまだそこまで出ていないレベルであり、10,000kmからようやく出ている事を実感する事が出来るレベルになる。
    因みに走行距離が5,000km→10,000km→30,000km→100,000km→500,000kmの順にオーラが大きくなる仕様。更に1,000,000kmからは雷も発生し、そこから更に距離を延ばせば更なる雷オーラも出てくる。
    • 1,000,000km走るには1ゲームで走る平均距離から計算すると実に83,333クレも掛かってしまう。まさにリアルでセダンや高性能スポーツカーが買える、最早正気を疑うレベルと言わざるを得ない。
      • 『頭文字D』でのオーラシステムはランクが一定以上で発生する為、腕さえあれば出すのは決して難しくなく*37、本作のようにオーラの発生条件そのものに異常なまでの投資額を要求されるわけではないだけまだマシである。
        しかも同作では全国対戦で1プレイ分の2~3連勝することでコース次第ではある程度の走行距離は稼げる為、本作に比べれば断然稼ぎ効率が良い。

勿体無さ過ぎる称号システム

  • 称号自体は面白いものであり良点でもある。普通にプレイしたら入手出来るものから、特定地点でリタイア、相当な実力ややり込みを要する、等余りに難解な条件を満たして入手出来るネタものまで様々。
    • だが一度獲得した称号を保存する事が出来ない付替式と言う大きな問題がある。*38これを良い事とばかりに同時取得不可能・周回限定称号な称号も存在する。
      前述のチューニングに関する称号や第1話で抜かさないでも良いライバルに勝利した時に手に入る称号等が該当。有敗にならないと手に入らない称号も。
  • 毎度の如く称号は次作に引継ぐ事が出来ない。『4』の開発者曰く「プログラムの関係で断念した」との事だが、その割に続編ではそれに近い機能が追加されている。
    • 『5』から「お気に入り称号リスト」に登録する形で保存出来るようにはなったと思えば、『6』では機能そのものが廃止され、再び貢ぎが必須となってしまった。

絶対的な実力指数のみを測れる要素が無い

  • 上記の撃墜星は「2,001個以上保持している状態で最下位になると1つ減ってしまう」仕様が存在するせいか、所詮は常日頃から乱入対戦をしないと稼ぐ事すらままならず、本当の意味では実力指数を測りにくい
    更にとある事情の件もあり「撃墜星が無意味化している」と言う声も数多く、その為か前述の「乱入段位」が導入される事となったが、これもやり込まないと結局は上げる事が出来ない要素なので改善されているとは言えない。
    • これが現在のプレイ状況を全てのモードから1プレイごとに計測し、そこから実力指数を自動的に可視化される機能があれば良いのだが、今の所そのような仕様が導入される気配は無い。

存在意義が微妙過ぎる廃車カード

  • 廃車カードの仕様は、初出の『2』から一貫して「ストーリーモード20話無敗クリアとその分のチューニングとランク」から一切変わっておらず、それは条件を満たしたどの車でも変わらない。
    せめて「一定のドレスアップレベルに達しており、フルチューンしたデータから発生した廃車カードは既にフルチューンされている」だったらまだ使用するユーザーが増えたのではないだろうか。
    • 仮想カード化した『4』から自分自身に対して使えなくなっていたが、『6』にてようやく自分自身に対しても使えるようになった。
      だがデータの内約は前作から据え置きであり、相変わらず痒いところに手の届かない仕様のままである。

結局水増しだったターミナルスクラッチ

  • 2016年7月21日に追加された新機能だが、結局はここでしか手に入らないアイテムが手に入ると言った程度の物で、やはり水増しである事に変わりなかった。
    更に『6』では如何なる手段でも1日1回までしケズれなくなってしまった。その為「不便を強いらせるな」と言った批判が噴出してしまった。
    • 1枚につき50箇所であり、1枚につき1つのみある「フルチューン車」を引いたら2枚目が選択可能になり、以後繰り返して12枚目で終了。
      そこからはケズれる所を削るだけとなる。また、フルチューン車は開始前のメニュー画面で一部表示されている為、解る人には解るようになっている。
      また、カンニング対策なのかアイテムの隠れている場所はプレイヤーによって完全ランダムである。当たるアイテムのみ固定。
    • 手に入るアイテムの内、「ウインドウステッカー装飾」、自車の上に表示されるマーカーデザインを変更出来る「カスタムマーカー」は、色が変更出来ない等細かい問題はあるものの、概ね問題無い出来栄え。
      だが、「フルチューン車」には大きな問題があり、「フルチューン状態の『特定車種が』入手できる」というもので、該当車種を所持済みのプレイヤーにとっては損になってしまう。
      更にボディカラーも固定で変更不可能。車種こそアザーカー系統の隠し車種や湾岸マキシ.NETの有料会員専用車種とある程度配慮されてるであろう物だが…。因みにハイエースのみ完全新規である。
    • 相変わらずアイテムは車種ごとであり、一度受け取ったアイテムを他の車に移動させる事も出来ない。そしてこれまた救済処置も無い。

使用可能な車に関して

性能が致命的に悪い車がある

  • RR車の様に良点と悪癖を再現したような異常に滑り易い挙動を持っているのならまだ良いのだが、日産の「フェアレディZ(Z32)」「スカイライン(R30)」のように全体的に性能が悪く*39、良点も無いよりはマシなレベルな車種がある。
    • その最たる例が軽自動車の「スバル・R2」。アザーカー擦り抜けを駆使しないと致命的な性能の悪さでまず勝てない。しかも少しでも触れただけでも進路がずれる。余程慣れていないと早く運転するのは難しい~不可能に近いだろう。
      この車に限らず、「カローラセダン」「ハイエース」「パジェロ」とアザーカー系統の隠し車種の性能は総じて低い。元がアザーカーであり、特殊な条件を満たさないと扱えないとは言え、幾ら何でもやり過ぎではないだろうか?
  • ただしこう言った上記の車種以外の性能が極端に悪い所がある車は、どこか平均以上に良い所はあるのでそれを活かす実力さえあれば何とかなるかもしれない。扱い難く、下記の厨車と比べたら圧倒的に使われないのが現状だが。

誰が扱っても扱い易過ぎる車(通称厨車)の存在

  • 勿論欠点も無い訳では無いが、それを補う程の「初心者にも扱い易く、上級者が使えば鬼に金棒」が相応しい突出した扱いやすさがあるが故に全体的に脅威になっている。
    • 対人戦はまだブースト等があるのでまだしも(それでも太刀打ち出来ない車では無理に近い)、タイムアタックの格差は深刻もの。『2』の頃は御三家と呼ばれていた。
  • このように極端な性能差がある為、折角アーケードレースゲームで最多の登場車種を誇るにも関わらずプレイヤーの過半数が厨車を選んでしまう環境が未だに改善されない。はっきり言って膨大な車種の宝の持ち腐れも良い所である。
  • バージョンアップで性能の悪い車が上方修正されているor下方修正で是正される車種もあるが、上方修正で改善されたのが元に戻ったり、性能の良し悪しがはっきりしている車の長所が潰される事も。
    • 酷い例では短所が更に悪化したり、そこまで性能の良くない車が全体的により弱体化されたり、厨車である前期型の為にその車の新型があからさまに性能を悪くされたりもある。
      • これらが現実上の該当車種の性能を再現した上でそうなっていれば納得の行くものではあるのだが、残念ながら再現的調整がまともに出来てない車種も非常に多い。
  • 車種によってはメーカー側の企業イメージ戦略の都合上、ゲーム中においても強めの設定にせざるを得ないという、ライセンス契約上での事情が関わっているとされている為やむを得ないとの意見もある。

水増しな車種

  • ハイリフト仕様のように性能が変化する車種は看過出来る類ではあるが、以下のように完全に水増しであると言わざるを得ない車種もある。
    • 尤もハイリフト仕様は通常仕様から対接触性能を著しく低下させた完全下位互換なので、そう言う意味では看過出来ないだろうが…。
  • 一部車種で個人タクシー仕様や教習車が隠し仕様として選べるようになっているのだが…これがただ別車扱いの既存車種から特別な外装が施されただけと言う所謂水増しである。
    • 湾岸マキシ.NETでの有料会員でのみ出来るクエストの「車両獲得クエスト」で手に入れた「車両獲得チケット」を一定枚数引換えて手に入れる事が可能な車種があるが、
      これもまた外観自体は「通常車種と変わらないが、通常では選べない特別色」「既存車種から外装が施されただけ」の2パターンである。
      これではわざわざ車種枠を1つ潰すまでも無いレベルと言われても仕方がない。それなら『頭文字D ARCADE STAGE』や『GTI Club』のようにドレスアップでその外装を施せるようにするべきである。
      • 特にその中でも「BMW・Z4 セーフティカー仕様」は、各ランプ類が巧みに点灯するというかなりの力作モノなだけに非常に勿体無い。

その他の問題点

  • 『4』では計器類が小さくなった。この為、元々メーターの小さいスバルR2のメーターや、計器類が細かいスペシャルメーター等が非常に見づらくなってしまった。
  • 2015年5月20日のアップデートで何故か「友達リスト」が削除されてしまった。ブックマーク代わりに利用していたユーザーも多い為、勿論削除された事に対する批判は強い。
    • 『5DX』で「友達をロックする」機能で模擬的だが一応復活。だがこれも『5DX+』でリセット。
  • 日本版と海外版のデータは別扱い。『3DX+』までもそうであったが、ネットワークに対応している現在でこれを再現されても不便極まりないだけである。
    • 海外版の(日本版『5DX+』まで採用されていた)「都道府県チャレンジ」において日本の分身が選択可能なので尚更である。
  • 車が壁に接触すると減速するなど、走行において何らかのペナルティを受けるのが普通だが、稀に壁に接触しても減速しないというレースゲームとしてはあるまじき現象が起こる。
    • シリーズ的には『3』からこの現象が存在、物理エンジンのバグ挙動の可能性もあり、プレイヤー間では俗に「謎ペナ」と呼ばれている。
    • これを利用し、タイムアタックにおいて特定区間のタイムを縮めるといった荒業が可能で、主に「横羽線下り」「湾岸線東行き」を中心にネットランキングにおいてもこの現象を利用したタイムが載ってしまっている。
      しかもやろうとしても毎回発生するわけではない。なのでこの現象を利用して上位タイムを出すのは博打ともいえるので不公平も甚だしい。

ドレスアップの問題点

ボディカラーの不備

  • 何故か純正色同士の変更が出来ない。カスタムボディカラーの変更機能はある為、利益目的でその機能を導入していない事はほぼ明らかである。
    カスタムボディカラーは100プレー毎に決まった順番のみで1色入手。何と40色もある。故にボディカラーを全色揃えるとなったらどうやっても4,000クレジットも掛かる途方も無い仕様。
    • カスタムボディカラーは車種ごとに異なっており、「この色を使いたい…と言う時に限って色が無い」と言う事もかなり多い。欲しい色を獲得する前に心が折れる事必至だろう。
      • 最初のボディカラーによってグレードが変わる車を使用しているプレイヤーにとっては、ボディカラー変更はカスタムカラーかステッカー頼りとなる為、更なる地獄である。
    • 『4』からカスタムボディカラーが増えた事により、純正色で白や銀があるにも拘らず新色として「ライトホワイト」や「ライトシルバー」等がある車種も登場、という新たな問題も発生。
      • 一応濃度が変わるがほぼ同じ色なので手抜き感が否めない。それどころか貴重な色枠の無駄遣いである。こんな水増しをする位ならRGB等自分で作れるようにしても良いだろう。

エアロセット削除騒動

  • 『6』稼動時に最も不評だった点であり、現在でもエアロセット以外では部分的に問題を抱えている。
    事前にエアロセット(を含めた『5DX+』までに登場した一部ドレスアップパーツ)が収録されていない事に関してはアナウンスされていたが、当然ユーザーからの反応は最悪の一言に尽きる。
    何せ今まで愛用していたエアロセットが消えるのもさる事ながら、新たに登場したエアロがまさしく車の意匠を無視しまくった癖の強い派手なデザインばかりであるのだから、批判の声が大きくなくても仕方が無い状況であった。
    • 結局多数の要望等も殺到したのか2018年10月10日のアップデートで、一部車種の一部エアロを除いて"『5DX+』までに作成されたデータに限り"無条件で全所有した状態で全て復活する事となった。
      『6』から新たに作成されたデータに関しても、レベルアップした際に新たに獲得できるようになっているので安心しよう。アプデ前に該当レベルに達している状態でも自動的に所有されるのでそんな人も安心しよう。
      • 但しあくまで解決したのは「エアロセット」に関してのみであり、「ミニステッカー」をはじめとした一部ドレスアップパーツは復活していない。

細かい所で中途半端なドレスアップパーツ

  • 原作の登場人物と同じ仕様にする事が出来ない
    • 一応主役である朝倉アキオ、島達也、秋川レイナと重要人物である相沢圭一郎が搭乗する「フェアレディZ(S30)」「911(930) Turbo S」「スカイラインGT-R(R32)」「スープラRZ」には似たエアロがあるが、
      あくまで似たエアロなので細部が違ったりドレスアップで獲得できないホイールがある。『頭文字D』はナンバー以外は再現可能なだけに、原作があるゲームで原作通りの仕様が出来ない点は非常にマイナス。
  • 全体的にドレスアップパーツは癖の強いデザインの物が多く、偏ってしまっている。エアロも実車に忠実な物もあれば、その逆の明らかにその車種の特性をガン無視した物も。
    更にデザイン自体不評な物も多数ある為か、「中途半端にオリジナルに拘らず、『頭文字D』のように各チューナーの許諾を取って社外製パーツを収録しろ」と言った声も多く挙がっている。
    • 特にステッカー系は非常に派手なデザインの物が多数を占めており、露骨に若者ウケを狙った物が多い。有料会員のミニステッカーは上記の通り、いかにも暴走族らしい漢字系ステッカーばかりでそれが尚更目立つ。
      • やはりと言うべきか、これらのデザインが好きなユーザー以外からの評価は芳しくない。中にはステッカーを全く装着しないユーザーも。
  • ホイールはやたらと充実しているのに実はエアロはそこまで充実していない。特にエアロがエアロセットなので、例えば「ライト形状やリアは良いのにフロントがダサい」というケースが回避出来ない。
    • ドアミラーとウィングとエアロミラーとボンネットとトランクは個別に交換可能だが、特にエアロミラーとトランクの種類が1種類*40と極端に少なく、余りにも充実していない。

実は欠陥もあるカスタムGTウィング

  • 一見すると自由度の高そうなカスタムGTウィングだが、実際は言うほどカスタマイズの範囲が広く無い。確かにカスタマイズ出来る幅は狭くなく、それぞれ差別化出来てはいるのだが…。
    • 高さがピラーとセットになって固定で変更出来ず、翼端板の色を変更出来ず、その色も10色程度と明らかに少なく、かつ主翼の色をボディカラーと同色に出来ない。
      判り易くする意図で簡易的な仕様になっているとも解釈出来なくもないが、これではそれを通り越して自由度が低過ぎるのではないだろうか。
      • 挙句の果てには『5DX+』までの「RUF・RGT」のように取付位置がズレているようにしか見えない車種もあるのに位置も変更不可…と結構粗が目立つ。

ドレスアップ制限のある車が意外に多い

  • 「日産・GT-R(R35)」や『5』以降の追加車の殆どは、ネームプレート・ナンバープレートフレーム以外の大半のパーツを装着する事が出来ない
    これらのドレスアップ制限の車種は、選択画面でも同様の注意書きがあり、R35やホンダ車に至ってはカスタムボディカラーすら貰えない。
    • この内、R35は実車が「メーカー公認品以外を装着すると保障対象外」の決まりがある為か、『5DX+』まではチューニングや馬力表示もぼやかされていたものと思われる。
  • 「シボレー」「メルセデス・ベンツ」、『5DX+』までの「RUF」車は一部ドレスアップパーツが簡略化されていたり、装着及び購入が出来ない車がある。
    • この内「シボレー」「メルセデス・ベンツ」は、後にそれを埋めるような他車種に無い専用のパーツが追加された。
    • これらは他のレースゲームでも「GT-R(R35)」や外車に対して同じ事が発生しているので、恐らくライセンス契約の条件の都合と思われる。

精度の悪いナンバープレート

  • ナンバープレートのグラフィックそのものの出来は忠実に再現出来ており綺麗なのだが、それ以外の面で問題を抱えてしまっている。
  • ナンバープレートの数字がメーカーの頭文字の平仮とノーマルの排気量(S30Zだけは悪魔のZの排気量)となっており、変更が出来ない。
    原作にナンバーが設定されていない車両もある為か、ライバル車に至っては全て「ば 7-65(バンダイナムコ)」で統一されている為ネタとして見ても妙に浮いている。
    • そのせいで本来使えない平仮名が使われている車種もある。該当するのは「シボレー」の「し」「ダッジ」の「だ」。実際ではどんな車種に対して絶対に使えない平仮名である。
      • 海外版では更に地名表示も絶対に有り得ないそれぞれの国のコード表記となっており、尚更不自然さを助長させてしまっている。意図的であってもやり過ぎである。
    • 『4』から悪魔のZのみ、原作通りの「横浜33 て 53-68」になった。因みに「横浜」の分類が使われているのはこの車種のみである。
  • 『4』から登録地域と分類番号も表示されるようになったのだが…これが余りにも手抜きである。
    登録地域の設定が自動の割には細かく指定されず、地名表示が都道府県名そのまま。酷い場合は実際には存在すらしない地名表示が割り振られる等精度が非常に悪い。勿論後から変更する事は出来ない。
    • 例えば東京都で登録した場合、本来登録した場所によって「品川」「世田谷」「練馬」「杉並」「足立」「八王子」「多摩」と分類される筈が一律「東京」になる。
      因みに存在しない地名表示が使われているのは「北海道」「茨城」「栃木」「埼玉」「東京」「神奈川」「愛知」「兵庫」である。
    • 分類番号は一律「765(ナムコ)」と変更不可。事業用車や軽自動車でナンバーの色が変わる仕様があるのに3ナンバー車等も考慮されない適当ぶり。
  • 『5』から『5DX+』までは運が絡み過ぎるとは言えナンバーだけ変更出来るようになったのだが、『6』からまたしても変更不可能となってしまった。

面倒極まりない名前変更

  • 『5DX』からようやく名前を変更出来るようになったのだが、そのやり方が「『名前変更券』と言うアイテムを獲得しそれを消費する」と余りに手間が掛かる上に運も絡む代物。
    『6』でも「チェックインマイルボーナスでゴール到達時に4分の1の確率で貰える」と言う形で全く改善されずに続投してしまっている。
    勿論1度使えば消費される上に変更した後、30日の間は変更不可能となる。因みに1カードごとに名前を付ける事は出来ない。

救済処置の無い限定要素

これらの要素は期間も短く、原則時期を逃したら二度と手に入らない。欲しい特典があるのならば絶対に獲得するように。

無敗特典

  • 『2』→『3』への無敗カードの引継ぎ特典であるレース用タコメーターはこれ以外の方法では一切入手出来ない。更に『3DX』『3DX+』の無敗特典であるスペシャルメーターも『4』からは一切獲得出来なくなってしまった。
    • 「レース用タコメーター」通称「白レスメ」は、10,000回転スケールの白いタコメーター。ワーニングランプは1つだけだが大きめで、全体的に視認性が高い。
      その上盤のフォントもカッコ良いと全タコメーターの中で一番高評価。夜になると水色っぽいバックライトが点く。
    • 「スペシャルメーター」通称「スペメ」は黒とオレンジのような縁を基調とした8,000回転スケールタコメーターと速度計とブースト計が一体化したメーター。
      ワーニングランプが右下に小さめにあり、『4』になってからのメーターサイズ縮小化によって視認性が悪化してしまった為、評判が割れている。
    • 特に白レスメに関しては元のデザインの人気の高さに加え、視認性も抜群とゲームの進行に間接的ながらも影響を及ぼしてしまうのでこれに関する批判は相当数である。
      上記の通り、『3DX+』からの引継が終了した現在では例えレスメの獲得条件に合致するデータの入ったカードを持っていても、完全に入手不可能である。
    • しかも白レスメ・スペメ共に、獲得条件となっていた作品の『2』『3』シリーズは共に今となっては10年以上前の作品である。
      当時に正攻法で入手したユーザーは世代的に引退している者も少なくなく、これらを入手したデータの入っているカードを所有しているユーザーの人口も減少している為、尚更価値が上がってしまっている。
      • この為プレイヤーの間では何らかの形でこれらの復刻を希望する声も根強いが、現在に至るまで復刻が行われる気配は一切ない。

ネームプレート

  • ネームプレートは全国1位争奪戦でのみしか手に入らない。基本は予選で4種類、決勝の参加賞で1種類ある。
    しかも上位100位以内でしか手に入らない金のネームプレート(以下金プレ)もある。その上位100位以内に入れるのはランカーの中でもほんの一握り
    • この影響で、悪質なプレイヤーが、金プレを欲しがるプレイヤーに対し現金を伴った代走を受付け、結果的に他のプレイヤーに迷惑を掛ける事態が毎度の如く問題になっている。
      『バトルギア4』のような、せめて桁違いなゲーム内通貨の賞金等だったらそこまでは問題にはならなかっただけに、痛い問題点となっている。
  • 因みに手に入れ方はと言えば、とりあえず全国1位争奪戦をやれば、レース後のボーナスゲームで獲得すると言った物である。決勝の場合は条件さえ満たせば期間終了後に自動で手に入る。
  • ボーナスゲームの内容は、横スクロールのチキンレースのような物で、ブレーキゾーンでブレーキを掛け、それぞれの色分けされた停車エリアにより対応したネームプレートがゲット出来ると言う物*41
    • 『4』までは1枚目だけやけに広く2~4枚目が極端に狭かったが、『5』からは均一になった。それでもブレーキを踏んだ場所は前回分までしか表示されない為、停止位置の暗記・からの計算が必要で全て獲得するのは簡単ではない。
      • 更に『5』稼動途中の2015年10月30日から開催された第8回全国1位争奪戦からは、先に行けば行く程停車エリアが狭くなる仕様になってしまった…が、『5DX』からは停車エリアが均一に戻された。
    • 勿論獲得した事のあるネームプレートの位置に停車すれば、わざわざ獲得した旨の表示が出てダブる。代わりの報酬が貰える事すらも無く、1プレーが無駄になってしまう。
  • 過去に何度か再開催が行われており、その時のプレートがまた貰えるチャンスがあったが…結局は限定である事に変わりはなく、救済措置と言えば疑問が残るし、既に持っている人からすれば邪魔と言わざるを得ないだろう。

これらに関しては「他の方法での入手は出来かねますのであらかじめご了承願います」となっているが、そもそもそれがおかしいと言わざるを得ない。車種ごとに管理されているのならば尚更である。
せめて次作でマキシショップに売り出される等、救済処置を設けるようにしておけばまだ良かったのではないだろうか。


総評

非常に軽快な挙動、解り易い基本システム、コースの完成度、ストーリーモードの再現度の良さ等、評価点は挙げればキリが無い。原作付きのゲームとしてもレースゲームとしても完成度は申し分無い。
そして豊富なコレクション要素等、プレイヤーを楽しませる要素も数多くあり、遊ぶ為のハードルが極めて低く、ゲームの基礎的な部分はしっかり完成しているという点においては十分良作と評価できる。

しかしこのコレクション要素をアーケードだけでやってしまったことが原因で、最近の『BEMANIシリーズ』も真っ青なレベルと言っても良い程にプレイヤーへ事ある毎に大出費を強いるゲームと化してしまい、
その拝金主義とも思える姿勢*42が影響してか車種間等のゲームバランスから派生する問題点の悪化を数多く生み出した他、やり込みプレイへのハードルも異常に高くしてしまい、良作足りえる土台を見事に殺してしまった。
致命的でない問題は半ば放置しておきながら新要素の追加には積極的、それもただの水増しかプレイヤーにマイナスになりかねない要素も多く、ゲームとして擁護出来ない点も散見されるのも頂けないポイントである。
そういう意味では、かのフルプライスを払っているのに無料で遊べちまうゲームとは、ジャンルや問題の質こそ違えど根本的な病理は同じと見ていいだろう。

そして弱肉強食が常態化している乱入対戦システム、現在は無意味と化したが当時全国規模で大問題になった杜撰としか言い様が無いコピーカード対策も忘れてはいけない。
現在は致命的なバグに対する修正や謝罪は迅速に行っているにも関わらず、この2点はシリーズの評価に影を落とし続けてしまっており、ある意味では非常に惜しい作品でもある。
公式サイトでは意見を募集する等の環境はある為、その上で各コレクション要素をもう少しユーザーの財布に優しい形で行う等、今後の動向次第では評価は大きく変わるだろう。


余談

  • 『1』のロケテスト時は『湾岸ミッドナイト MAXI BOOST』と、現在とは異なるタイトルだった。
  • 分身対戦はバンダイナムコゲームスの登録商標である。
    • 登録番号は5186079号で、登録日は2008年12月5日である。2018年12月5日に存続期間が満了する予定。
  • 元気から発売されている家庭用版(PS3/PSP版)とは無関係である。但しこのゲームの開発には一部元気も関わっている。
    • PS2版に関しては前身の『湾岸ミッドナイトR』と関連性はある(実質移植)。開発はどちらも元気。
  • 公式サイトでの開発スタッフのコラム「未来研究所通信」はネタの入れ方も巧妙等、中々面白いものとなっているので一見の価値アリ。
    • 部分的に本シリーズがどのように開発されているかも確認出来る為、全て非公開にするよりはまだユーザーの事を一応見ており、良心的とも言えるだろう。

+ 過去の仕様

カード関係
『3DX+』まではプレイ筐体で直接購入する専用の磁気カードを使用していた。『1』のみ50プレイ、『2』~『3DX+』までは60プレイで更新だった。
カードの柄も数多く、中には通常の半数しか生産されていないレアな物もあり、コレクションして楽しむ事も出来た。
規定のプレイ回数に達したら、強制的にゲームオーバーとなり、次回プレイ時に新しいカードに更新をしてデータを引き継がなくてはならなかった。勿論要カード代。

  • 『2』から廃車カードが採用された。「20話以上クリアしているデータの入ったカードを60プレイ分使い切ると、そのカードが廃車カードになる」と言った物だった。
    • 内容は新規で車種登録する際、廃車カードを使えば、廃車カードと同じ車種から色を選択20話クリア分の無敗データからプレイ出来るというもの。他は新規作成した時と同じである。
    • 『2』のみ有敗カードの廃車カードの場合、有敗も引き継ぐ余計な仕様があった。車種は勿論、色もカードに登録された車種に依存していた。
    • 友達にあげたりバックアップとして使う(事が出来るかと言えば無理があるが)…のも良いと言われていたが、『4』からは自分自身に対して廃車カードが使えなくなっているので注意。
      又ストックも5つと多くなく、6枚以上はストック出来ないので使い所が難しくなった。『6』からは再び自分自身に対して使用可能となった。
    • 『2』~『3』までは使用済みカードがそのまま2回使える廃車カードとして排出された。
    • 『3DX/同+』はまずプレゼントカードが排出され、それを使い切ったら廃車カードになった。但し此方は1回きり。20話までクリアしていない場合はそのまま使用済みとなる。
      • プレゼントカードとは、制限付きでその時点の使用済みカードのデータでそのまま5回まで遊べるカードである。やはり20話までクリアしていないデータの場合は使い切った後は使用済みとなる。
    • 磁気カードに細工して無理矢理引き抜く事で、チート仕様のカードが出回る問題が発生。名前が「どらえもん」というカードがチートカードとして有名。
      • 無理矢理引き抜く為にリーダーのエラーで再起動するまでプレイ出来なくなる、最悪はリーダーの故障となる為に「どらえもん」カードは使用禁止、また使用すると出入り禁止をとる店も現れた。

カードに保存されるデータ

  • 『5』まではカードネームは一度決めたら原則変更出来なかった。時間切れで「GUEST」になった場合も問答無用。
    コピーカードにおける強制変更と禁止ネームに引っ掛かった場合のみ強制変更される。
  • 『4』では一度バナパスに登録した車を削除出来なかった。『5』では湾岸マキシ.NETで確認した上で(誤操作防止の為、筐体からは直接削除出来ない)削除が出来るようになった。
  • 『3』から60プレイごとに追加カラーが1色獲得出来るようになり、シリーズで初めてボディカラーを変更出来るようになった。
    • しかし『3DX+』までは、ボディーカラーを変える事が出来るタイミングが60プレイごとの更新後のみで、非常に不便だった。
      『4』からドレスアップコンプリート後に分身対戦のレベルがアップした後に変更が可能になった。そして、『5』からはターミナルでいつでも変更出来るようになった。

ストーリーモード
過去作においては仕様変更が目立つモードだった。以下が現在との相似である。

  • 『1』は20×3話だった。内訳は「各登場人物と原作に沿ったような形でバトルする」と言った感じである。
    • 1周目までに600馬力/Bまでチューニングし、2~3周目で800馬力分のチューニングを行う。
    • 3周目の第10話は「R200CLUB」に代わり「PAC765CLUB」なる「パックマン」と「ゴースト」とバトルする話になった。
      また、20の倍数の話はパックマンとアカベエとのバトルになる。
  • 『2』は全80話だった。内訳は「40話までは1同様、41話からは10話ごとにそれぞれの原作に沿ったシナリオを体験する」と言った感じである。
    やはり25話は『太鼓の達人』の「どん子」と「和田どん」、35話には「お面小僧」と「和田かつ」が登場した。いずれも差し替えである。
    • 20話までに600馬力/Bまでチューニングし、40話までに800馬力分のチューニングを行う。
      最終的には無敗だと815馬力分のチューニングが行われ、有敗だと810馬力分のチューニングが行われる。
      但し、ROM交換アップデートのVer.Bで有敗でも走行距離5,000kmに達したら上記の815馬力のチューニングが行えた。
  • 『2』まではチューニングでエアロとホイールを装着する仕様であった。その為『1』のみ一度決めると二度と変更出来なかった。『2』で60プレイの更新ごとに交換可能となった。
    • ホイールは『1』では社外製のみ装着出来た。『2』からは純正のままにする事も出来るように。またエアロパーツは原則1種類しか無く、装着するか否かを選択するだけであった。
      例外は「日産・フェアレディZ(S30)」のみで、ミッドナイトブルーの場合のみ悪魔のZのエアロが装着された。それ以外はカーボンボンネット付エアロが装着された。
    • チューニング時、600馬力/Bまではそれぞれのパーツ等に対応したキャラが、それ以降からはそれぞれの車種に対応したキャラがチューニングを担当するようになる。
    • 『2』まではステータス画面でもセッティングが出来、周回を重ねる度にエンジンがオーバーホールされた。
  • 難易度は『2』まで現在と比較して明らかに高く、実力以前にセッティングをちゃんとしないと100m以上大差を付けられ負ける事もザラだった。
    そして何より一度有敗になったらどう足掻いても二度と無敗にはなれなかった点もある為、これが白レスメの価値を上げる要因にもなった。
    更に『2』まではテストモードで5段階の難易度設定も出来た。しかし最低難易度でも3以降より明らかに難しいと言われていた程の高難易度であった。
    その為最高難易度設定だと勝つ事自体が運と言っても過言では無いのは想像に難しくないだろう。更にリタイアしたら無条件で敗北になる為、誤魔化しも効かなかった。
    『3』以降は難易度は一定で変更不可、リタイアした場合は無敗を維持出来るようになり、現在のように難易度自体も易化した。
    • 一方で『2』まではライバルカーをアザーカーにぶつけさせ、失速させた場合は此方がミスしない限りは殆ど追いつく事が無くなると言う側面もあった。
      『3』以降でそのように失速させても超強力なブーストで程なくして追い上げて来るようになった為、時間稼ぎ程度のテクニックに成り下がった。
    • 但しその代償なのか、『3』までは無敗でクリアしたらそれ以降からは負けても無敗のまま維持出来た。
      しかし『3DX』からは連勝システムの都合上、前の周で無敗でも次の周で負ければその周は有敗として処理されるようになった。
  • 『3』は『2』同様全80話。しかし仕様が大幅に変わっており、全編原作に沿ったシナリオに変更された。
    • 800馬力までは従来同様。50話までに810馬力、60話までに815馬力、80話までに820馬力分のチューニングが行われる。
  • 『3DX』~『3DX+』は全100話に。外伝の「C1ランナー」が収録された所がウリと言って良いだろう。
    2周目以降から「悪魔のZ復活編」が『2』までの「総集編」と同じようなシナリオに変更され、更に奇数周の第10話相当では前述の『太鼓の達人』キャラに差し替えられた通称「湾岸太鼓ナイト」に変化する。
    • 825馬力へのチューニングは81話から100話に掛けて行われる。
  • 『4』では基板・筐体が大幅一新された為か物語も一新し、『3』では後付けで追加された81話~85話の「イシダ編」は、原作同様に1話~10話の「悪魔のZ復活編」に統合。
    一方で『3DX+』までに収録された61話~100話*43が削除され、「幻のFC編」を最後とした全60話に縮小された。
    しかし、顔グラフィックや各キャラの車モデルが作られている事も判明しており、「後のアップデートで拡張されるのはでないか」と推測されていたが、結局『5DX+』まではデフォルトBGMの差し替えしか行われなかった。
  • そして『6』にて『3DX+』と同様の原作ストーリー完結が復活した。

分身対戦(『4』から全国分身対戦)
基本的には現在と変わらない。しかし過去作においては以下の相似がある。

  • 『4』まではドレスアップパーツの獲得の仕方がゲーム内通貨ではなく、一定のドレスアップポイントを貯めてレベルアップさせ、レベルに応じたドレスアップパーツを順番に獲得していくという融通の利かない仕様だった。
    そのレベルに対応した部位毎のパーツのみ変更可能。つまり部位毎の最後のパーツを変えた後に再びその部位のパーツを変えるには、ドレスアップパーツをコンプリートをしないと変える事が出来ない為、その点でも不便を強いる仕様だった。
    全て獲得した後もレベルアップする度に各部位1箇所ずつ変更が可能になる。『4』のみボディカラーの変更が出来るようになる。
  • 『5DX』以降の「リターン戦」に該当する要素が『5』までは「リベンジ戦」であり、仕様でもやや違いが見られた。
    誰かに自分の分身が倒されると「挑戦状」が届き、そこからリベンジ戦に挑戦出来ると言う物である。
    勝利した場合のみ「リベンジ成功」となり、ボーナスGとトロフィー2個がゲット出来た。
    『5』までは該当する車種を選択した後、『3DX+』まではカード挿入後に表示された。
  • 『3』のみどう足掻いても分身の進路をずらす事が1ミリたりとも出来なかった。ランカーの分身が10ヶ月に渡り無敗だった逸話も。
    『3DX』から通常の分身のみ多少ではあるが進路をずらす事が出来るようになり、更に『4』から王冠争奪戦でも可能になった。
  • 『3DX』~『5DX+』までは、分身撃破トロフィーなる分身対戦版撃墜星が存在していた。因みに『4』まではマキシコインであり、形状も全く別物であった。
    当時から形骸化したような存在であり、一部熱心なプレーヤーによる自己満足として利用されている程度だった。

10人抜きモード
『2』から『3DX+』まで存在しており、『4』以降は採用されていないモードである。
時間内に原作キャラとの1vs1のバトルを10回繰り返して勝ち抜くモードである。
最後のライバルの番に差し掛かると、それが登場した際、一回転する演出が入る所も特徴。
1人抜く度に残り時間が20秒程増えるが、全体的に制限時間が短めであるので早期決着が重要と言える。

  • とりあえず制限時間内にクリアすれば「達成」となり銅のクリアプレート、結果がそれなりなら「撃破」となり銀のクリアプレート、全レベル共通で3分以内で達成出来れば「秒殺」になり金のクリアプレートが獲得出来る。
    因みに『2』のみクリアプレートは金で統一されており、「秒殺」はクリアプレートの上に王冠が付いていると言う物だった。
  • 選べるコースはC1と新環状の2通りを含めた10コース全て(計12コース分)。
  • レベルはLv10まであり、全レベル制覇したコースのみLv?が選択可能。
    肝心のLv?の内容は、湾岸ミッドナイトに登場するドライバー全てと戦うというもの。クリアしても何も特典が無い上、走行距離しか記録されないので注意。
    • 1クレで6分以上と非常に長くプレイ出来、完走した時の走行距離もかなりの物になるが故に基本的には上級者が乱入待ちをする時によく利用されていた模様。
  • 分身対戦の都道府県チャレンジ以上にランク稼ぎにはもって来いとも言えるものだったので、其方で利用される事も。
    因みにコースごとにレベル10までの全レベルを秒殺したらランクアップした。つまり全コース秒殺クリアが出来れば一気に12レベル分も上昇した。
  • ゲーム自体の問題点として、Lv10の10人目が理不尽に難しい事だろうか。ついでに時間切れに一番遭遇し易い。

乱入対戦
初代のみ2人まで対戦出来た。2から現在の最大4人までの対戦が出来るようになった。以下は過去の仕様である。

  • 店舗側の設定で箱根往復、首都高一周が選択出来るようにする事が可能だった。この場合追加料金は不要であった。
    • 首都高1周の制限時間は他のアーケードゲームでは類を見ない999秒に設定されている所も地味ながらポイントであった。
  • 2のみ車線規制が掛けられる区間が発生する場合があった。勿論接触すれば大きく減速しかねない。
  • 3のみスタート地点であるランプを選択出来た。3DXから偏った選択にならないようにする為か、ランダムセレクトになった。
  • 4のみレース開始前の演出が4独自の物だった。
  • 無印5のみエクストリーム乱入対戦と言う特殊なモードがあった。乱入された後にモード選択に入り、そこから選択してプレイ出来た。
    全てのコースで選択出来るわけではなく、稼動当初はC1と阪神高速感環状のみで、最終的には新環状エリア、名古屋エリア、福岡エリア、箱根エリアのコースが選択可能となっている。因みに箱根だけはミラーコースだった。
    --内容は「コースガイドの内容・コースマップ・ライバルとの距離・残り距離が非表示の状態で逆走レース」と言った感じだった。
    しかし「コースガイド自体が非表示になる訳ではない」と言った中途半端さや、単純に設定で非表示に出来るようにすれば良い事を態々別モードを設けてまでする事では無い、妨害行為であっさり決着が付く等と言った所で不評の声の方多かった。この事もあってか5DXで廃止された。
    • 後に逆走コースの内3つが「裏コース」として2016年4月14日のアップデート選択可能になった。これ以前にも該当コースが選べる時期があったが、その時は単なるバグだった。

タイムアタック
過去作のみ採用されていた仕様が存在していた。

  • 初代から3までは現在使用している車両とは別の車種でタイムアタックをする事が可能だった。
    • 2まではカード使用時のみにスペシャルマシンでタイムアタックする事が可能で、通常のランキングとは別に集計された。
      ハンドリング重視の「秋川レイナ仕様R32」、バランス重視の「悪魔のZ」、加速・最高速重視の「ブラックバード」が選べた。2ではどの車もセッティングが出来るようになった。
      --3のみオフィシャルマシンでタイムアタックをする事が可能だった。此方もカードを使用しないと選べない。
      アザーカーペイントが施されたノーマルの外見の現在使用している車種と同型かつフルチューン状態の車種でタイムアタックをすると言う物である。
  • 3DX+までは視点切替を押しながらコースを決定するとアザーカーが走行している状態にする事が出来た。
    アザーカーを擦り抜ける練習をする人が時折利用していたそうだが、4からは出来なくなっている。

UI

  • 初代のメニュー画面の背景は車の設計図か何かが描かれている。
  • 2のメニュー画面の背景は角が丸い四角形が表示される。
  • 初代と2のメニュー画面の残り時間は右上の端っこよりも少しずれた所に表示され、変わるときの演出もピタッと変わるだけである。
  • 2からは選択方法にアイコンが表示されるようになった。
  • 3からはすべてのUIが一新。3以降のUIはこれがベースとなる。
  • 4のレース画面のUIはマップが表示されていない。
  • 5のレース画面のUIの残り時間とマップの表示はシフトの右側に変更された。
+ 作品の変遷


どの作品も新曲と車種は必ず追加されている。
更に海外版限定で3DX+まではライセンスの都合で「ゲンバラ」が収録されておらず、「ゲンバラ」に搭乗しているドライバーの車種は全て別車種に差し替わっている。
例として「ブラックバード」ゲンバラ・3.8RS→日産・フェアレディZ(Z33)スーパーブラック
しかしデータとしては残っている為、海外版でも日本版の廃車カードから「ゲンバラ」が作れてしまうバグがあった。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE (2004年7月6日稼働)

  • 記念すべき初代である。6速Hゲートシフトや「ENMA」エンジン、コースの造形をウリにしていた。
    • この頃のモードは、ストーリーモード、タイムアタック、乱入対戦対戦しか無かった。
      又、ランクシステムも無く、称号も単純な物しか無く、全体的にシンプルな造りであった。
    • 3DX+までカードに記載されていた「C級」「B級」「A級」「超A級」はこの頃のストーリーモードの名残である。
  • 初代から2まではセガ製のXboxベース基板「Chihiro」が使用されていた。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 2 (2005年4月21日稼働)

  • 新たに箱根、ランク制、10人抜きが追加され、既存のモードにもテコ入れが入り、称号の種類も大幅に増えた。
    この頃から人気の下地が出来上がったと言っても良いだろう。
    • ランクシステムの条件も、必然的に乱入対戦の撃墜星を稼がないといけない等、条件の少なさと厳しさもあって、非常に上げ難い物だった。
      しかし逆に言えば、元々のランク制がこのような意図で設けられた事を考えれば感慨深い物かもしれない。
  • 一方で初代の曲の内、4曲が削除され、音質も低下した。
  • コピカ問題の序章もこの辺りから始まり、4以後も深い傷跡を残す等、少なからず悪影響を及ぼした。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 3 (2007年7月18日稼働)

  • 基板がナムコ製の「SystemN2」になった。
  • 前作の無敗カードを引き継いだ特典として通称「白レスメ」が獲得出来た。
  • 分身対戦が初登場。ここからUI面のデザインも含めて現在に至るまでの基礎が完成した。
    ここから人気が急上昇したと同時にコピカ問題も表面化。当時入手困難だった白レスメの為にコピカを購入した人は数知れず。
    当然対策はされてはいるが、それ以上にコピカを使用するユーザーも比例して増え、いたちごっこに。
  • 新たに阪神高速環状線が追加され、湾岸線と横羽線が無印Rから復活した。
  • 過去作のBGMが使用可能になった。ストーリーを1周クリアすれば「初代と2」の全曲が、加えて無敗でクリアすれば「無印R」の全曲が選択可能になった。
  • 20,000撃墜以上で乱入背景が表示されるようになった。
  • 最大馬力が820馬力になった。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 3DX (2008年12月16日稼働)

  • 新たにストーリー+20話、マキシコイン(Gとは別)、名古屋高速環状が追加された。
    新曲は1曲だけだが、その新曲が今日に至るまで全曲で一二を争う程評価が非常に高い。
    視覚的演出面で、テールランプの残像が表示されるようになった。
  • 新たに無敗特典「スペシャルメーター」が追加された。
  • 1,000撃墜以上で乱入背景が表示されるようになった。
  • 未来研通信において「ステッカー」と表記する所を「スッテカー」と表記した誤字脱字が公式でもやたらと話題になった。結局修正されたが。
  • 最大馬力が825馬力になった。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 3DX+ (2010年3月4日稼働)

  • 新たに福岡都市高速とドレスアップパーツが追加された。
    • 稼働初期に「(間違って)使用済カードを入れて排出された直後のプレイでカードを発行すると、そのカードが使用済として排出される」エラーカード事件が発生。
      すぐさまROMアップデートで修正されたが、これを利用してコピカを作成するプレイヤーも出現。通常プレイでは仕様上不可能な「日産・GT-R(R35)」に白レスメを装着するデータが何故か確認されているのはその為である。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 4 (2011年12月15日稼働)

  • 基板がバンナム製の「SystemES1」になった。
  • この作品以降、磁気カードからICカードであるバナパスポートになり、筐体も一新された。同時にターミナルの概念も追加された。
    これによりコピカを新たに作成する事が不可能になり、この問題に一応の終止符を打つ事となった。
  • ターミナルで3DX+のデータを4へ引き継ぐ事が出来たが、何故か稼働途中の2013年10月24日に終了してしまった。
  • 新たに八重洲線、みなとみらい、ドレスアップパーツが追加された。
    メジャーアップデート★2から都道府県チャレンジが新たに登場。
    • ストーリーモードの周回特典は、無敗特典の「レースメーター2種」と、周回特典の追加BGM。前作の無敗特典「無印RのBGM」も含めて此方は有敗でも取得可能。
  • 500撃墜以上で乱入背景が表示されるようになった。
  • 一方で稼働当初は様々な不備を起こしていた。以下はその一例。
    • グラフィックが一新された弊害か、初期の頃は前作までの収録コース3つが収録漏れしていた。
      更にそのせいとしか思えないストーリーの収録漏れと言った実害も生み出してしまった。
    • 嶋田るみと同乗して箱根を走行する話、オキとアキオが箱根でバトルする話が無くなってしまった。しかもよりによって後者の話の走行シーンが2のアトラクトになっていたのにも関わらずである。
      • 稼働後のメジャーアップデート★1で福岡都市高速が復活、★1.5で箱根と名古屋高速環状が復活し、全コース復活となった。
    • アザーカーの硬さが3DX+までよりかなり硬くなったが、これが不評で公式宛に苦情が殺到してしまった。
      処理落ちも激しかった。スタートの合図が出た後に少し処理落ちして止まったような挙動を示す事も。
      更にアトラクトでの処理落ちが誰が見ても凄まじかった。
      その後のマイナーアップデートで3DX+以前の硬さに戻り、処理落ちも改善された。
    • 稼働当初BGMの聴こえ方が3DX+以前と比べても明らかにおかしく、特に低音域がろくに聞こえない有様だった。これでは何の為のウーファーなのだろうか。
      稼動から実に4ヶ月後のメジャーアップデート★1で「古代祐三監修によるリマスター版」に差し替えられ、ようやく修正された。ちなみに音源は全て発売されているサウンドトラック版のものと同様である。
  • ゲンバラの版権の都合で該当する車種が全てRUFに差し変わった。引き継がれる際もそのようになるように措置されていた。
    同時に海外版でも遂にポルシェベースの車種が登場するようになった。
  • 最大馬力が830馬力になったが、逆に最大目盛り数は2つ減った。
    追加ボディカラーが20色に増えた。
  • 稼働日が台数毎に違ってた所でも少なからずイザコザが発生していた。
    4台設置する店は12月15日からの設置だったが3台以下を設置する店は1月中旬の設置だった。
    新規筺体の先行稼働は他ゲーでもあるが、台数ごとによって稼働開始日をずらしているのは珍しい。
    • これにはプレイヤーのみならずオペレータへのダメージも凄まじく、「4台買わないと稼働は遅らせますよ」と言わんばかりに搾取しようという姿勢も見え隠れする。
    • 因みに筐体価格(税別)は4台セットで大体600万円位。2台セットで328万円。後の改造キットも4台セット用で258万円、2台セット用が138万円もする。
    • 4では2台で前作である3DX+を4台100円2クレで設置する店も多く、4よりDX+の方が人気が上の店舗もあった。
      このため特に2台設置店舗のように筐体が少ない店舗では稼動から数週間で過疎化してしまった店舗もあった。
  • 新規メーカーとして「シボレー」が登場。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 5 (2014年3月12日稼働)

  • 基板がバンナム製の「SystemES3」になった。
  • 新たに副都心エリア、ドレスアップパーツ、乱入段位制が追加され、従来のドレスアップポイントはマキシGに変更された。
    それに伴い、マキシコインは分身撃破トロフィーに変更された。
  • 引き継ぎ時、「(4のデータを引き継ぎせず)5のデータを新規に作成する」を選ぶとそのまま新規に5のデータが作成されてしまい、4のデータが引き継げなくなってしまう
    更に稼働当初はこれに加えて引継ぎに失敗する不具合も頻発。これに関しては期間限定だが復旧対応をしていた。
    実は3DXでも稼働当初はほぼ同様の不具合が発生し、大きく非難を浴びていたが、結果として同作での教訓は活かされぬまま再発する事となってしまった。
    引継ぎのメニュー表示関連に関しては最後まで変更が無かった。
  • 稼働初期はスローカーブーストが強過ぎた。特に元々からブーストが強い車両は、そのままでもかなりの速度差を実感出来る程だった。
    • それ故に一時期全車種ブーストの効きがかなり弱くなったが、今度は普通の車で厨車と対戦するとなった時の難易度が激増してしまった。
      その後元に戻されたが、5DXにてやや適正寄りに調整された。
  • 又、確率は低いものの稼働初期はポリゴン帯がコース上に発生したり、処理落ちが非常に激しくなる時もあった。
  • 湾岸4のメジャーアップデート★1で実施されたマキシ4のレースBGM、モードセレクトの音源が全て修正前のものへと戻されてしまった。ただのミスなのかは分からないが、 この不具合は現在稼動中の湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 6でも気づかれずに続いている。
  • 何故か海外版のみに収録されている車両が複数存在する。かつては大観山コースも海外版限定だった。逆に日本版に収録されていて海外版には収録されていない車種もある。これに関してはここに理由が書かれている
    しかしインターネットが普及ている現在では、どうしても動画サイト等で容易に比較出来てしまう為、現実は「いつになったら出るんだ」と言う声の方が多かった。
    • 大観山については2015年7月16日のアップデートで遂に追加された。海外版限定車種についても5DXで追加された。
  • 追加ボディカラーが30色増えた。
  • 新規レースBGMが8曲追加。マキシ4のBGMと共に選択が可能。
  • 新規メーカーとして「BMW」、「メルセデス・ベンツ」が登場。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 5DX (2015年12月15日稼働)

  • 新たに阪神高速3号・臨港道路が追加、また副都心エリアが分割された。
  • スタンプの追加。リベンジ戦がリターン戦に変更。
  • 前作の引継ぎ失敗頻発の一件を踏まえ、この作品以降、5からのプレイヤーによる引継ぎ方法が分かりやすくなった。
    • だが稼働初日 「阪神高速3号・臨港道路」の早朝が明らかに作りかけのままと言う前代未聞の事態になっていた のにも関わらず、それが選べる状態になっていた。
      ローディングの時点でおかしく、「DUMMY/(スタート地点)/朝」と言う表示と、ローディング画像が「阪神高速環状」の物になってしまっている。
      肝心のコースは、走行出来る道路以外は程誰が見ても作りかけであると言う事が解る代物だった。
      • 5DX稼動初日の昼過ぎには予告なく閉鎖され、選択出来ないようになっていたが、2016年4月14日のアップデートで遂に選べるようになった。
        しかしその告知の仕方が不具合を隠蔽しているととられかねなかった為、その点での批判はある。
  • 追加ボディカラーが40色に増えた。
  • 新規レースBGMが4曲追加。前作マキシ5、マキシ4のBGMと共に選択が可能。
  • 新規メーカーとして「アウディ」、「ダッジ」が登場。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 5DX+ (2016年12月15日稼働)

  • 新たに広島高速が追加された。
  • 新規メーカーとして「HONDA」、「ランボルギーニ」が登場。
  • 新規レースBGMが4曲追加。マキシ4のBGMはストーリー特典となり、全16曲でマキシ5系統のBGMが選択可能になった。

湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 6 (2018年7月12日稼働)

  • 分身対戦の対戦人数が4人に変更され、名称も「多人数分身対戦」に変更された。
  • 最大馬力が840馬力に増加した。
  • ドレスアップパーツがリニューアルされ、BBSタイヤが追加された。
  • ストーリーモードが40話増加され、かつて3DX+まで収録されていたガレージACE編~FDマスター編が復活となった。
    • それに合わせてストーリー無敗特典で手に入る連勝数が100連勝となった。前作までは1周ごとに一度でも負けるとその周回をクリアしないとリセットがされなかったが、今作からはその負けた話から100連勝すると無敗特典が手に入るよう改善された。
  • 今作では新たにiOS、Android端末で使用できる専用アプリ「湾岸ナビゲーター」との連携が開始。自分のバナパスポートカードに保存されている使用車種の一部データ閲覧(先頭に出ている5台まで)、登録した友達のプレイ状況、アプリ上の自分のマイページをカスタマイズできるマイルが登場。現在地が稼動している店舗に近いほど一度にもらえるマイルが多くなる。毎1000マイルを超えると乱入対戦無料コンティニューチケットや廃車カード、フルチューン作成チケットのいずれかが手に入る。
    • その代わり、5~5DX+まで実装されていた「湾岸マキシ.NET」との連動機能は今作をもって廃止される。マキシ.NETのプレミアム会員限定で獲得できたメーターは、引継ぎされ問題なく使用できる。
      • なお、前作の「湾岸マキシ.NET」で獲得したネームプレートや.NET専用車は今作に引き継いで引き続き使用可能となる。
  • 「バナコイン」を使用したコンテンツが消滅した(例:ターミナルスクラッチを1日10個削る権利)。
  • エレクトロニック・アーツとの独占契約が2016年末に終了した影響か、新メーカーとしてポルシェが追加された。RUFはポルシェに差し替えられる形で削除。
添付ファイル

*1 原則バナパスポート、e-amusement pass、NESiCAのようなカードを使用するゲームにおいてそれらの保存媒体を筐体で直接購入出来るゲームは稀である。

*2 セガ系店舗ではバナパスではなくAimeが排出される。

*3 『4』から『5DX+』までのシステムでは、1~20話は満杯、21~24話は半分、25~36話と41~46話は1/3、37~40話と47~54話は1/4、55~59話は1/5であり、59話でフルチューンとなっていた。

*4 ただ流石に敵車に押されながら脚等にぶつかった事による派手に飛ぶ挙動はこれに関したフリーズバグが発見された事により、自動的に修正される機能が後に搭載されている。修正後はやや不自然な挙動になるものの、継続してレース可能となっている。

*5 最上級レベルの『無差別級』のみ、「フルチューンかつ分身累計撃破数1000人以上」、『5DX+』までは「フルチューンかつトロフィー200個以上」で振り分けられる。

*6 『6』で「分身撃破地図」なる倒した相手の所属している県を次々と埋めていく要素が従来の「都道府県チャレンジ」に代わって採用。

*7 余談だが現実の新環状は大井分岐を経由出来なくなっている。

*8 3で一旦廃止・4で再廃止。2のみ店舗設定次第では乱入対戦のみ選択可能でもあった。

*9 元々は海外版5に先行収録されていたコース。『頭文字D ARCADE STAGE』の「箱根」とは全く同じコースであるが、こちらのほうが最高速が100km/h以上高い為、走行する区間もこちら方が長い。

*10 最高馬力の840馬力への向上・旋回力アップによるドリフト時のアングルが浅めになったことが大きな要因。

*11 「パワーチューニングを優先すると加速がもたついてしまう」「エンジンを換装すると通常より遅くなるエンジンがある」というもの。

*12 『2』の未来研通信にて開発者が「箱根はパワー寄りにした方が早く走れる(実際はバランス寄りだが)」というこの仕様の存在を示唆する発言をした事がある程度。

*13 スタート時・ゴール直前のカウントダウン音など。

*14 これらは『4』からの新規収録車種にも生かされている。

*15 ただし、この数字には仕様違いが含まれていない。一例をあげると、Z33はノーマルのほかにNismoとD1のORCを選ぶことができる(この他に、すべての車種で選ぶことができる「チューンド」というグレードもある(コースによってはラリーになったりする)ため実質この3倍。ノーマル以外はオーバーテイクスイッチの使用が可能(全車種3回))性能も異なるようだ。

*16 4代目と5代目が収録されている。4代目にはハイリフト仕様があり、これを選択するとステータス画面等で画面からはみ出す位に車高が高くなる。

*17 他にもトラックが存在するが、これをプレイヤーが使う事は出来ない。

*18 Rマークの無いライバルカー。このマーカーの車は抜かさなくても良いが、そもそも物理的に一度追い抜かれると抜き返せない速度で走行する。

*19 アニメ版の製作にバンナムは一切関わっていない。

*20 尤も、『頭文字D』においても『Ver.3』以前では家庭用移植版を除いてボイス無しであった。

*21 これでも『4』で画面の解像度が上がって字幕の文字が小さくなった為、字幕の画面占有率は以前の作品より抑えられたほうである。

*22 所謂ローリングスタートに近い

*23 「The Race is On」は『5DX』稼働から1年3か月後、読売ジャイアンツの戸根千明選手の2017年度のテーマ曲として使用されていた。

*24 3DX+までは「ゲンバラ・アバランシェ」、4から5DX+までは「シボレー・コルベット ZR1」、6では「ランボルギーニ・アヴェンタドール」で、何れもボディカラーは白。

*25 他にもフェラーリ車の性能を他社の車よりも高くしなければならないという風潮があるとも言われているが、確証が無い為にノート記述とする。

*26 全車種フェラーリの『F355チャレンジ』シリーズと『アウトラン2』、フェラーリ以外の車種も収録されている作品では『スカッドレース』と『ル・マン24』。

*27 それぞれ「RUF・CTR(『3DX+』まではゲンバラ・3.8rs)」「マツダ・ロードスター(NCEC)」「日産・180SX(RPS13)」に差し替えられていた。

*28 『ニード・フォー・スピード』以外の家庭用レースゲームにポルシェが収録されたのは、同じEAの「リアルレーシングシリーズ」の他、マイクロソフトの「Forzaシリーズ(初代Horizonを除く)」にEAのライセンス失効の直前に有料DLCとして登場した程度であった。

*29 ブラックバードは途中でベース車のポルシェターボを930型(2代目)から964型(3代目)へ変えており、ゲームでのRUFの「CTR」「RCT」はベース車が前述のポルシェと同じ。

*30 過去に阪神高速環状にてシビック乗りの暴走族が問題視された時、関連会社である無限が警察から家宅捜査を受けた事があり、それ以降は他社よりも一段と厳しい姿勢を取るようになったと言われている。

*31 もちろん闇雲にぶつけ合いすれば良いかと言えば、そうすれば却って自滅に繋がる等、適当にやれば良いと言う訳では無い。

*32 因みに『頭文字D ARCADE STAGE』の8作目以降は一定条件下で「無料コンティニューチケット」が入手できる。ただし同シリーズでの店内対戦は勝ち残りは2~3連戦までと制限されており、またチケットも入手した翌日から1週間有効で当日の使用はできない。

*33 そもそも乱入対戦で1位になる度に貰えるようになっていない。

*34 「確実に背景を入手出来る手段があるが、その分クレジットは膨大に掛かる」というものであった。

*35 尤も2008年の4作目から2014年~2017年まで稼働していた8作目までは、1枚のIDカードに3台しか車を保存できない仕様ではあった。

*36 全国対戦で数百mも離して明らかに格差のある勝ち方をしたり、タイムアタックで超上級者レベルの好成績を残すと低ランクから高ランクに急昇進する措置。

*37 とは言え、ランク昇格条件が緩和された近年の作品ではオーラ発生までの道のりが容易になった代償に、走行距離5,000km未満ではオーラが小さくなるという仕様になっている。

*38 因みに『頭文字D』では現行作の『Zero』のアップデート後から「マイセレクト」機能が追加され、称号の保存と付け替えが自由にできるようになっている。

*39 何れも回頭性が特に低く、コーナリング中はかなり滑る等、扱い難い。対接触性能とブ-ストがやや強い事がまだ救いがあったのだが…5からは全体的に性能が落とされ、最早上級者向けを通り越して理不尽に近いレベルの性能の悪い車になってしまっている。

*40 エアロミラーはカーボン質かFRPかの違いだけで形状的には実質1種類。

*41 止まり切れずに端にぶつかった場合は強制的に一番左の停車エリアに飛ばされる。

*42 例:4のポスターのキャッチコピー「やり込み要素満載!さあ、どこからやり込むか。」と貢ぎゲーを正当化しているとも取れる宣伝。これ以外にもそうと取られかねない姿勢が見え隠れする。

*43 ガレージACE編、幻のF1タービン編、地上のゼロ編、FDマスター編