ときめきの放課後 ねっ☆クイズしよ

【ときめきのほうかご ねっくいずしよ】

ジャンル クイズゲーム
対応機種 プレイステーション
発売元 コナミ
開発元 コナミコンピュータエンタテイメント東京
発売日 1998年7月16日
定価 5,800円
廉価版 コナミ・ザ・ベスト:1999年11月25日/2,980円
PS one Books:2003年9月18日/1,890円
配信 ゲームアーカイブス:2010年2月24日/600円
判定 なし
ポイント 結構本格的なクイズゲーム、ある意味QMAの原型?
さりげなく描かれる女の子のその後、髪型の変更
メモリーカードへのアクセスが遅い
ときめきメモリアルシリーズリンク

概要

  • ときめきメモリアル』をクイズゲームとしてリメイクしたもの。プレイヤーはパートナー(毎月自由に変更可能)を選択して一緒にクイズを解き、卒業式で伝説の樹の下で告白される事が目的。
  • もちろん「ときメモ」のエッセンスである多彩なミニゲームや女の子とのイベントも含まれている。
  • 解らない問題に当たった場合、回数制限付きだがパートナーに答えてもらうことも可能。大抵は自分の得意分野があるため(例えば如月なら文学・芸能(映画)、清川ならスポーツ(水泳関係)・植物(花言葉など)といった具合に)、解らない時に手助けになる。
    • 本編では「ラスボス」だの「爆弾魔」だの畏れられた藤崎詩織も、本作では幅広い知識を持つ頼もしいパートナーとなってくれる(攻略の際のハードルが高いのは相変わらずだが)。難易度の高い期末試験などは彼女の力を借りて乗り切るのもあり。
    • もっとも、得意な問題でも正解率100%というわけではないので外れるときは外れるが。
  • 女の子たちのときめき度(好感度)は、デートではなくクイズの成績によって上下する。クイズで好成績を収めてパートナーに選んだヒロインと仲良くなっていくのが本作の流れである。
    • そのため、クイズの成績が悪いとあっという間にときめき度が下がり、女の子と出会うたびに嫌な顔をされる悲惨な高校生活になることも。

評価点

  • 隠しキャラの館林・伊集院、好雄まで含めた14人とパートナーが組める。なお、優美は2年次から組む事ができる。
    • 出現条件が特殊で登場が遅くなりやすかった美樹原と最初から出会うことができるのもファンには嬉しいところ。
  • イベントは完全新規の物となった。
    • イベントはひと月ごとに一回発生する。様々な場所でのデートがメインの本編と比べて、こちらは文化祭の準備や教科書の貸し借りなど、学校内でのやり取りがメインになっている。
    • 中には体育系のクラブに所属していないと見れないものや、EDの分岐条件に直結する物などもある。
  • 告白された後の、ヒロインとのその後のエピソードも描かれている。
  • また、特定の条件(特定の部のクラブマスターや、特定のイベントを起こしたか否か)を満たしてEDを迎えるとヒロインの髪形が変化し、EDのやり取りも変化する別EDを見る事も可能。
    特に好評だったのは原作時点で髪型について散々に言われていた美樹原や、雰囲気がガラリと変わる如月や館林など。ただし、イメチェン前の方が良いという声が挙がるヒロインもいる。
  • アルバムが『ときメモ』本編と異なり、各ヒロイン別に1冊ずつの計14人分用意された。
    • 最高枚数は1人につき35枚(優美のみ23枚)というのはイベントの性質上仕方ないが。
  • 一新されたグラフィックも評価が高い。
    • 『ときメモ』本編のグラフィック(特に立ち絵)はお世辞にも優れているとは言えなかったが、本作のグラフィックは非常に高品質で安定している。このクオリティで本編がやりたいという声もあるほど。
      • 本編では色々とアレだったキャラクターの私服のデザインもかなりまともになっている。
    • メッセージウィンドウが透明になり*1、立ち絵の表示範囲が広くなったのも嬉しいところ。女の子のブルマ姿もバッチリ見られる。

問題点

  • メモリーカードへのアクセスが遅い。
    • セーブするときはおろか、アルバムを見るときも一苦労。良い結果を出すまでロードを繰り返すプレイにも多大なストレスを強いる。
  • クラブマスターイベントの時には、そのクラブに関する問題を3問連続で正解しないとダメなのだが、その時はパートナーの助力は得られないので、ただでさえ高い難易度の問題で何度もリロードする羽目になることも。
    • 進路選択で進学や就職を選んだ際の試験も難易度が高め。こちらも自力で解く必要がある上に、出題されるクイズのジャンルは全てランダム。更に、間違った問題の正解も明かされないという厳しい条件になっている。試験を終えるとエンディングに突入してしまうので、やり直しも面倒。

総評

ときめきメモリアル』の皮を被った結構本格的なクイズゲームという点で、ある意味『クイズマジックアカデミー』シリーズの原型といえるだろう。
時事問題は少ないので、世代別で難しくなるということはあまり無い。問題数もそれなりなので、やり込めば覚えられる範囲。あとはロードなどのシステム周りにどれだけ耐えられるか…。
攻略本は唯一新紀元社からしか出ていないので(クイズの全問題は載っていないが、あるとかなり楽にはなる)、もし見かけたら購入しておきたい所。
ときメモのバリエーションソフトの中では後日談や髪型のチェンジなど大胆な切り口が多い作品なので、ファンならばやっておきたいソフトである。

余談

  • 実はコナミは本作以前にもクイズゲームを出していた。
    • 古くは1990年のアーケードゲーム『サプライズアタック』というアクションシューティングゲーム内で挿入されるミニゲーム「宇宙クイズ」としての収録や、1993『クイズ学問ノススメ』1994『クイズドレミファグランプリ』等が存在するが、QMAのルーツと言うべきキャラクターがウリのクイズゲーム作品は本作なのかも知れない。