333名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:39:50.47 ID:FjpSTHDcO
女「はは、雪だ雪だぁ!」
男「あんまはしゃぐなよ、転ぶぞ」
女「だって、久し振りなんだもん、ゆき」
男「そうだな……こっちにきてから、全然降らないもんな」
女「だよねー。まぁこれじゃ積もりもしないだろうけど、残念」
男「ゆきだるまでも作りたかったのか?」
女「もー、そんな子供じゃないってばー」
男「ごめんごめん。……懐かしいな」
女「うん。場所はちがくても、雪の匂いは、同じだね」
男「だな。よし、早く買い物すませちゃおうぜ」
女「うん!」

こゆ方が書きやすいなぁ……

334名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:40:28.86 ID:aifSLGL40
≫333
脚本書けば?

335名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:44:34.41 ID:FjpSTHDcO
≫334
脚本?

336名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:47:19.72 ID:aifSLGL40
≫335
映画とかのシナリオ書けば?
小説よりは≫333っぽく書けるぞ。

337名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:49:39.56 ID:KcGygea00
脚本といっても色々あるが、一番近いのはラジオドラマだろうな。
あれは会話と効果音(+場合によってはナレーションやモノローグ)だけで構成されてるし。

338名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:50:40.63 ID:FjpSTHDcO
ふむふむ。小説よりか、脚本か……

339名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:55:05.35 ID:+S1eiNmL0
≫331
フヒヒヒ、同じく……が大好きなオレ。便利なんだよなー

けど書き方次第では、記号を頼らなくても雰囲気は出せると思う。
安易に使っちゃうと文章が上達しないんじゃないかな。
エラソーにスマン。


≫333
ホント、こゆ方が断然いいなー
↓この一文が個人的ツボ。

 >女「うん。場所はちがくても、雪の匂いは、同じだね」

≫333を元に、小説風に書き直してみたらどうだろう?
例えばセリフは女だけで、男の方は地の文で表現するとか。

340名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:58:40.72 ID:l085YxjYO
「有希たん……」
俺は埃をかぶったキーボードを叩きながら、画面上のキャラクターに興奮していた。
もう半年以上外へは出ていない気がする。髪はひたすらに伸び、ふけと脂にまみれている。
最近は少し体を動かすことも億劫になった。
現状を打開しようと思わないこともないが、ヒキコモリデブニートが世の中に出ていったとこで何が変わるというのだ。
二日前、ティッシュでこすると真っ黒になってしまった液晶ディスプレイには某有名掲示板が表示されている。
そこでは俺と同じような境遇のやつらがひたすらに有希たんをネット上にうpしてくれている。
俺は何かをぶつぶつ呟きながらその画像群をあさっている。その画像が何かの役に立つわけでもない。
金になるわけでも、毎日の無意味な自慰行為のおかずになるわけでもない。
ただの条件反射だ。
「ケーキよ」
母親の声が聞こえた。俺に言っているのか、妹に言っているのかはわからない。多分、妹に言っているのだろうが。
俺は立ち上がり、一階へと降りていく。椅子は解放され喜び、床は俺に乗られるたび悲鳴を上げる。
妹は俺の顔を見ると嫌悪感あらわに俺との接触をさける。俺も妹に対して嫌悪感を持ちながら階段を降りる。
「***ちゃん、有希よ」
妹は窓から外を見る。俺もかすかな希望を胸に外を見る。
なんだ、外には有希たんなんていないじゃないか。
俺はケーキを食い、また二階へ戻る。

341名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 16:59:47.45 ID:l085YxjYO
俺の未来書いてみた。

342名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:00:26.77 ID:/WbhjqS00
此処は小説投下するスレでおk?

343名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:02:34.94 ID:KcGygea00
小説の手法についてあーだこーだ言うスレ。
添削の素材として小説的テキストを投下したりもする。
……で、あってるはずだ。

344名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:03:24.88 ID:/WbhjqS00
雑談+添削でおk?
それならちょくちょく足を運んでみようかと思う

345名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:04:04.25 ID:aifSLGL40
男「」
女「」

みたいな形式のヤツは、全ての情景を読者が勝手に想像するからいいほうに解釈しやすい。
すなわち信者が増えやすい。
小説ではないから、型にとらわれないセリフを言わせやすい。
これが斬新に見えるので、信者はもっと崇めることになる。

えてして、小説にしてもつまらない。

346名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:05:16.14 ID:/WbhjqS00
所謂台本小説じゃね?

347名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:06:01.83 ID:MQcaTRDt0
≫333の書き方は、書きやすいんだけど物語に深みがでにくい。
だって主人公の心情描写できないんだもん

348名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:07:05.84 ID:+S1eiNmL0
≫340
GJ! これはすごいwww

普通に読んで面白かったし、最後にやっとテーマ作文だって分かったよw
やられたなー

≫340の未来にならないことを祈るw

349名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:07:07.01 ID:uAyTdh3H0
≫341
普通にウメェwwwwww

350名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:07:22.11 ID:D0H8K//y0
「ゆき」

 この国において、俺の居る位置は南方に位置することで知られている。
 そんな地方に、雪が積もるなんていうのは、なかなか珍しいことだったりするんだ。
「うわ、さむ~い!」
「あんまりはしゃぐなよ」
 退院したての家路において、歩きを選んだことを後悔したところで始まらない。
 俺のおんぼろ軽自動車は、気温が落ち込んだだけでエンジンがかからない年代物だ。
 役立たずと罵るもいいが、俺はマニュアルでぶいぶい走る健気さが気に入ってるんだ。
「ね、雪だるま、作れるかな?」
 人気の無い道を、跳ねる様に先行する妹は、とても数時間前まで病院のお世話になっていたとは思えない。
 無邪気な笑顔は、鬱々と翳りつつある気分すらも忘れさせる。
「この程度じゃ、無理だろ。それに、その辺りは車が通った後で汚いだろ?」
「ん~、残念」
 今年で十六になるというのに、頬を膨らませる妹は、身内びいきを差し引いたって可愛いと思う。
 そんな風に思ったことはないんだが、恋人の一人でもできたら、やっぱり妬いてしまうんだろう。そんな感じだ。
 余計な虫が付かなかったのは、入院していたからだろうな。その点だけは、幸運だったかもしれない。
「寒いんだから、あんまり無茶すんな。風邪でも引いたら大変だ」
 湿った雪でびしょびしょになった妹の手をハンカチで拭ってやる。
 よほど嬉しかったのだろうか。コートの裾は溶けた雪と泥で真っ黒だ。
「えへへ、お兄ちゃん、手、あったかいね」
「お前が冷たいだけだよ」
 拭いた手を握ってくるその指の冷たさに、思わず背筋がびりびりと痺れたような気がした。
 こんなになるまで、よくも雪なんかで遊べる。初めての雪が、そんなに貴重だったか。分別のある歳だろうに。
「来年は……降るかな……」
 唐突に、まだまだ白い欠片がちらつく灰色を見上げた妹の視線は……何処を捉えているのか。
 その視線を追ったのは、その先が気になったからかもしれない。俺は不安になったのだろうか。
 その先に、再び妹の笑顔があるのかどうか──

 あくまでも厨臭く

351名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:10:33.80 ID:D0H8K//y0
もうちょい削る必要があったな。いろいろと、強引になってしまってる。

352名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:13:38.58 ID:+S1eiNmL0
≫345
小説にするとツマラナイとかいう問題ではなくて、
1が書き慣れている方法から、小説の書き方に移行するのに、
≫333を元にしてみたら良いかなと思った。

語彙とか表現とかは、小説をガンガン読んで勉強するしかないにしても、
地の文のぎこちなさを取ることは出来るかなと思ったんだ。

353名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:17:13.31 ID:aifSLGL40
≫352
別に練習で小説にするのはいいんだ。
ただ、あの形式に慣れてるヤツは小説が書きにくいだろうと。
結局つまんないのしかできないだろうと思った。

俺がそうだから。楽してたら書けなくなった。

354名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:23:07.47 ID:MQcaTRDt0
「ゆき」

空には、灰色の雲。そして白い雪。
初雪だ。

そんな雪の日にもかかわらず、俺は部屋でゴロゴロしていた。
別にやることもない。

ガキのころは、雪が降るたびにそりだの雪合戦だのいろいろやったもんだ。
しかし、今のガキはどうだ。
そりをする場所も雪合戦の場所もないだろう。
そもそも積もる量が昔より圧倒的に少ない。

そんな感じで過去回想モードに入った俺は、しばらくいろいろ考えていた。
小学校の時誰が好きだったとか、小学校のとき何が得意だったとか。

ガキのころの、幸せな記憶を一生懸命思い出していた。


どうみてもオチなしオワタ\(^o^)/



355名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:25:11.41 ID:l085YxjYO
≫438-439
Thx!
『女王様と私』っていう最近出た小説からのイメージで書いてみた。

決して女王様に引かれたわけじゃないぞ

356名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:25:14.06 ID:+S1eiNmL0
≫350
上手いな! ポップな文章がイイ感じ(・∀・)
読んでてじんわりきちゃったよ。
話しの中に引き込む引力があると思う。

ちょっと気になった点は、

 >役立たずと罵るもいいが →役立たずと罵るのもいいが
 >その点だけは、幸運だったかもしれない →その点だけは、幸運だったのかもしれない

とか「の」が入った方がいいのかな?
ところどころ、「てにをは」が足りなくて若干リズムが崩れている気がする。
あんまり気にならないけどな。無い方が良いところもあるし。
あえて言うならって事でスマン。

357名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:26:52.60 ID:+S1eiNmL0
≫353
そうだったのかー説明サンクス!
そういう経験談は1のタメになりそう。
なんかアドバイスがあれば、書いてやってくれ!

358名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:31:36.30 ID:D0H8K//y0
≫356
ふぬぅ、やはり普段からオッサン臭い喋り方してる所為か、口が悪くなる喃。
これからは注意して書いてみるか。

一人称は、口調に気をつけなきゃならんのが面倒よね。

359名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:32:19.51 ID:FjpSTHDcO
≫344
いいよー

360名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:32:43.30 ID:+S1eiNmL0
≫354
読みやすいし、出だしも良かったけど、確かにオチが欲しいなw
エッセイ風にしたらいいかも。


≫355
歌野晶午いいよな~どんでん返し系の作家だから1向きかも。
「女王様と私」にはやられたよw


361名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:32:52.76 ID:FjpSTHDcO
≫343
あってるあってる、俺が忙しい中サンクス

363名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:36:52.79 ID:KcGygea00
≫358
口調は気にするよな。
俺の場合、その人物の語彙や、イントネーションは最低限、意識して書く。
めんどくさいけどw

364名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:38:55.20 ID:l085YxjYO
≫360
でも展開とかはあんまり真似できないような気がする
こんな展開が!ってのは真似出来ない。
うわぁ~こんな表現がぁ!ってのは真似出来るイメージ。

365名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:42:46.11 ID:FjpSTHDcO
みんなレスありがとう、あとでゆっくり読むよ
みんな、投下したり好きな作家の話したり俺に駄目だししたりお題出し合ったり経験談話したりしてて下さいな。
ではまたノシ 出来るだけ早く帰って来まする

366名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:44:00.82 ID:GmiOni4TO
乙一さん好きな人居ますかね

367名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:45:11.66 ID:D0H8K//y0
≫366
メンヘラの元恋人が好きだといっていたが、読んだ事はないな。

368名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:45:30.79 ID:/WbhjqS00
 雪が振ることが然程珍しくはないこの街は、何時もと変わらず、
行きかう人々の靴音が冷たい音楽を鳴らしている。
 規則正しい音楽を聴きながら、彼は煙草に火をつけた。
 ベンチに座り、煙草を燻らせる彼を誰も見向きはしない。
おろしたてのジャケットには積もりそうもない雪が、落ちては溶けていく。
 彼の目の前に、自分の父親より少し若いくらいの年齢のサラリーマンが通り過ぎていく。
携帯電話で忙しそうに話、時折目の前に居ない電話越しの相手に頭を下げ、
愛想笑いを浮かべて過ぎていく。
 親父もそうだったのだろうか、と彼は遠い地で、定年退職を迎えたであろう、
子供の頃より小さくなったであろう背中を思い浮かべた。
 自分の父親も情けなく、それでも生きるために頭を下げていたのだろう。
 仲のよさそうな親子が笑いながら目の前を通り過ぎた。両端に両親、真ん中に子供。
 子供の屈託のない笑顔に父親も母親もありったけの愛情を注ぎこむ笑顔で答える。
 自分にもそんな時があったのだろうか、とふと彼は考え、まさかな、と自嘲気味に
鼻を鳴らした。でも、できるならあって欲しい、とも思った。
 今両親は何をしているのだろうか。家を飛び出してもう十年は帰っていない。
 彼は吸殻を少し湿った地面に投げ捨て、立ち上がり雪の溶けた水滴で濡れたジーンズのお尻を
少し払った。
 今年は帰ってみようか。もう父親との蟠りはなくなっているかもしれない。
 そう思いながら彼は喧騒の渦の中に入ろうとした。
 彼は振り返ってベンチを一瞥した。そこには自分が座っている。少なくとも彼にはそう見えた。
「そんなことねーよ、バーカ」
 幻想の自分の一言吐き捨てると、人ごみの中へと彼は消えて行った。

369名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:46:03.31 ID:/WbhjqS00
≫368は俺だけど調子乗った感があった。
存分に叩いてくれ。

370名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:49:01.48 ID:l085YxjYO
とりあえず≫お尻→尻にしたほうがいいとオモタ

371名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:51:31.77 ID:+S1eiNmL0
すまーん、+S1eiNmL0だけど、
出掛けることになったので失礼する。

レス返せなくて申し訳ない。
「ゆき」で書いてくれた人ありがとう。
1がんがれ。

372名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 17:53:19.51 ID:GmiOni4TO
お尻→尻だね

373名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:17:15.17 ID:/WbhjqS00
≫370
うん、そこは迷ったんだ。

≫372
やっぱりそうか
どうでもいいけどIDが鬼

374名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:20:30.15 ID:FjpSTHDcO
ただいま
≫340
面白スwwwそゆ考え方もありか

375名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:21:21.63 ID:FjpSTHDcO
≫345
確かにね。俺がまさにそうな気がする。新ジャンルだからこそ、ってのはあった。

376名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:22:07.11 ID:FjpSTHDcO
≫347
そそ、心情や情景の描写が下手だしな、俺は

378名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:23:27.61 ID:FjpSTHDcO
≫350
上手い!なんか、現代って感じだ

379名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:25:21.07 ID:FjpSTHDcO
≫352-353
論議ありがとう
まぁ本当難しいね、小説を書くって。
簡単に諦めたくはないけど、新ジャンルのがやりやすいのは確かだから、にげちゃだめだにげちゃだめだ、みたいなw

380名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:26:39.21 ID:FjpSTHDcO
≫364
俺その「展開」を考えるのが好きなんだよね。世界に二人もそうだったけど。
でもそれを文書におこすのは……難しい

381名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:27:05.20 ID:D0H8K//y0
なんのために情景描写が必要なのか。
それは作者と読者の感覚の共有を手助けするものだと思ってみたりもする。
理解できねば、伝わらない。
ようは、いかに作者と同じものをイメージさせるかなんだ。

私はどちらかというと、ごちゃごちゃ描写してしまうほうだから、セリフだけの新ジャンルで台詞回しを学んでみるのも、新鮮なんだ。

382名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:27:34.67 ID:FjpSTHDcO
≫366
漫画のGOTHと文庫で失われる物語読んだけど面白かった

383名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:28:33.16 ID:FjpSTHDcO
≫381
確かに。読者が置いてけぼり、を防ぐんだよな

384名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:30:07.25 ID:/WbhjqS00
≫381
俺が思うに台詞回しはその流れの中で必然的になるもの、
という風に考えている。
情景描写によりごちゃごちゃしている、というが
それは読者云々の前に「作者」が「物語り」に
置いてけぼりを喰らってるんじゃないかなぁと

愚考で申し訳ないが

385名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:31:30.11 ID:l085YxjYO
脚本形式は
一度読んで、オチを知って、また読み直すと違う味。ってのが書きやすいってのはあると思う。

386名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:33:15.69 ID:KcGygea00
俺も≫382に近いかも知れん。

地の文でごちゃごちゃ描写しがちな上に、説明台詞が好きなじゃないもので、
台詞だけで状況を表現する必要がある新ジャンルでは四苦八苦する。

結果、余計な台詞が増えて、全体が長くなったりとか……。

387名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:35:18.17 ID:D0H8K//y0
≫384
なるほど。確かに、描写による間を用いてこそ生きる台詞回しも存在するんだろうな。

いやいや、参考になった。

389名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:43:30.46 ID:/WbhjqS00
≫387
いや俺がその皆の言う新ジャンルの台本小説っていうのを
認めたくないだけなんだけどね。
それでもやはり地の文と会話の兼ね合いが小説だと思うんで。
愚作を晒した後に言うべき台詞でもないけどね

390名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:45:06.64 ID:FjpSTHDcO
≫389
まぁ俺も新ジャンルと小説は別物で一緒に出来ないと言うことを学んだよ

391名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:49:45.47 ID:/WbhjqS00
≫390
俺はだけど台本小説って言葉はあんまりイイ風には捉えられないからね
そういった意味でも変な感じがするんだ

392名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:52:08.47 ID:D0H8K//y0
確かに同じものではないね。見れば明らかだ。

あくまで掛け合いにしかならんことは、やってれば解る事ではある。


だが、あれはあれで楽しいぞぅ

393名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:52:28.41 ID:977E34y20
http://bokurui.exblog.jp/
俺はこんなのしか書けない……

394名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:54:54.57 ID:KcGygea00
≫391
ネーミングそのものに異を唱えたい感じかな。
まあ、小説と脚本が違うもののように、新ジャンルもまた
『台本“小説”』呼んでしまうと語弊があるな。

395名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:58:22.40 ID:/WbhjqS00
≫392
うん、それは分かる
厨房の時はそれで台詞回しを覚えて
「キャラクター」を「人」として
動かすように出来るようになったからね。
悪い物とは言わないけどね

≫394
そういうことかな。
台本“小説”っていうとなんか違うからね。
といってもいいネーミングは思いつかないわけだけど

396名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:59:31.56 ID:FjpSTHDcO
新ジャンルは「新ジャンル」だね
俺でもかけたくらいだし、塀は大分低い 気がする

397名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 18:59:38.04 ID:+82/hCHeO
まともにスレ読んでないから既出かもしれんが、

説明文には2種類ある。
①第三者の説明と②主人公の説明だな。

これらを男が教室であくびしながら外を見るというシチュエーションで書いてみよう

①の場合
男は教室の隅で暇そうにしていた。
最近は面白いこともなく、毎日が過ぎているため退屈しているのだろう。
男「ふぁ~あ。暇すぎて死にそうだ」
男はつぶやいた。ふと外を見ると帰宅する生徒で校庭は溢れていた。

②の場合
最近なんにも面白いことがなくてつまんねぇ……
とりあえず教室の隅っこでぼーっとしているが別に何かするわけじゃない。
何となくだ何となく。
俺「ふぁ~あ。暇すぎて死にそうだ」
ついつい言葉をもらした俺。
ふと外を見ると、帰宅する生徒で校庭は溢れていた。
俺も帰るかな……

こんな感じ。読みやすいのは②だが、色んな視点で読み手を引き込ませたいなら①だな。
この使い分けが大事。

398名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:09:57.64 ID:/WbhjqS00
≫396
まぁそういった意味では小説も結構低いと思う

399名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:10:57.14 ID:D0H8K//y0
小説と銘打てば、誰でも書ける。というのは屁理屈かな。

400名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:12:36.24 ID:/WbhjqS00
≫399
それはそうではあるよ。
だけど最低限守らないといけない書き方とかもあるし
そこから面白い物を書こうとすると難しくなる

401名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:13:36.76 ID:D0H8K//y0
読ませるものを作るのは、難しいよねぇ。

402名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:14:47.83 ID:FjpSTHDcO
なるほどねぇ

403名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:15:50.86 ID:/WbhjqS00
≫401
そういうことだね。
俺も今書いてるけど
これで面白いのかなぁ、と思うこともあるし

404名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:18:24.27 ID:FjpSTHDcO
≫403
wktk

405名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:18:36.50 ID:D0H8K//y0
どうでもいいが、どう考えても4月の締め切りに間に合わない件。

まだ諦めるつもりは無いが……ぬふぅ

406名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:19:40.54 ID:/WbhjqS00
≫404
ゴメン、此処に投下するのじゃないんだ。
御題もらえるなら駄文であるけれど精一杯書かせて貰うよ

407名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:22:44.93 ID:D0H8K//y0
お題「微エロ」とかどうよ

408名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:23:29.09 ID:FjpSTHDcO
≫406
そうか、そりゃ残念
しかし、俺がお題出すのもな

409名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:24:13.76 ID:/WbhjqS00
≫407
ごめん、ちょい厳しいw

410名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:26:20.29 ID:D0H8K//y0
ならばあとで自己消化するか……では、自称ロマンチストに「南風」というのはどうだろう。

ひねくれ者でスマンね。

411名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:27:13.29 ID:/WbhjqS00
≫410
南風か……ってか何故にロマンチストなんだ

412名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:29:24.62 ID:D0H8K//y0
今はあまりこういう言い回しはしないみたいだが……

誰かにいい人が出来ると「南風が吹く」つまり春が来るという言い回しをするのさ。

「無駄なこと」をわざわざ「賽の河原で石を積み上げる」と表現する並にロマンチストだろう。

413名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:29:40.54 ID:4HhO64YNO
あ~いつの間にか題目が変わっている!
「あめ」で投下したいが大丈夫か?

414名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:31:12.68 ID:KcGygea00
賽の河原にロマンチシズムはあるまいよw

なんか浮かんだら俺も書いてみようかな。
浪漫風に。

415名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:31:31.62 ID:/WbhjqS00
≫412
へぇ、そうなんだ。
そういう言い回しがあるんだ。
じゃあちょっと考え見る。

416名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:33:00.67 ID:D0H8K//y0
≫413

幸いにも、ここには意見してくれる人が居る。1が居ないし、べつにいいんじゃね?

417名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:33:58.94 ID:aifSLGL40
≫1がいようがいまいが関係なくね?

418名前:お題『南風』 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:37:12.93 ID:6kFwXz+e0
 ねぇ、知ってる? 不思議な不思議なおまじない。
 南風が吹いてきたら、風上から紙を流してごらん?
 好きな人。嫌いな人。書いた人と、仲良くなれる。
 試してごらんよ。一度でいいから。淡い想いを託してごらん?
 きっと伝わるから。想いはきっと、届けるから。
 託してごらん。南風に。風に乗って、想いを届けるから。


短文失礼。文章のプロローグ風、もしくは詩みたいな形で書いてみた。

419名前:1 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:46:59.54 ID:FjpSTHDcO
すまない度々離れてしまって
俺が居ても居なくても好きにやってくれ

420名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:47:19.42 ID:aifSLGL40
≫418
アニメのオープニングっぽいな。
少なくとも詩ではない。

421名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:48:02.08 ID:FjpSTHDcO
≫418
ごらん?

ごらん。
は使い分けてるん?

422名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:50:26.50 ID:6kFwXz+e0
≫421
使い分けているつもりではいたが、聞かれるようじゃ、まだまだダメやんねぇ。
ってか、見直したら、ごらん、ごらん、くどいなwww読み直しを怠った俺が悪いんだがwww

423名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:57:32.67 ID:jX6DE31G0
ただいま。

さて、だいぶ遅レスだが一応約束したことだし、≫311の質問に答える。
一口に文学部と言っても、何を専門にしてるかによって結構差があったりするんから、
とりあえず参考程度に捉えてくれ。
俺の場合は、文学史を一通りやったり、日本語表現の諸問題に関して、プレゼンやレポート書いたり、
あとは一つの作品を、学生同士で意見を出し合いつつ、読解したりしてるな。
ぶっちゃけ文学部だからといって、文章や小説が上手くなるようなことはしていない。
大学じゃ皆で一緒にやることは、せいぜい最初の手解きがわりになるかどうかって感じだからな。

424名前:御題【南風】 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:58:18.53 ID:/WbhjqS00
 小高い丘からはさして思い入れのない町が一望できた。
 遠くには海が金色のビーズをばら撒いたかのように陽光が反射している。
 何時もと変わらず、彼は彼女が嫌がっていた煙草に火をつけた。吹き抜ける一陣の風が
紫煙を靡かせる。
 思い入れがないとは言え、この町では色々なことがあった。
 小学二年生の頃に親が離婚したこと、そのことで中学生までずっと苛められたこと。
彼を引き取った父親が蒸発して、消息が未だに分からないこと。そして、彼女と出会ったこと。
 彼の背後には一本の大木が生えている。そこから聴こえる蝉の声が鳴り止まない。けれど、彼の耳には
それすらも心地よい一つの音楽として聴こえた。。
 突然、彼の耳から蝉の声が聴こえなくなった。指揮者がタクトを止めたかのようにぱったりと。
「ねぇ、こっち向いてよ」
 それを見計らったかのように彼女が聞こえた。それと同時に風が吹きぬける。紫煙が眼に染みて、眼が潤んだ。
 彼女はそこには居ない。いや正確にはそこにいるはずだ。
 けれど、彼女は何も言わない。一定の間隔を刻み、大木の隣で揺れる。
 彼の頬には、火照った頬を冷ますような涙が流れた。それが悲しみからなのか、それともただ紫煙が
眼に染みただけなのか。彼にはわからなかった。


これは何と言うgdgd

425名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 19:58:25.85 ID:clNa863J0
大賞に送っても予選を通らない俺が来ましたよ~
追いついた・・・・・・orz
見てるとなんだか書いてみたくなるな。

426名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:00:22.66 ID:l085YxjYO
≫423
Thx!

427名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:10:05.47 ID:clNa863J0
≫424
こういった話は結構好きです。
俺的には微妙な違いがあるけれども、それを言い出すときりがない。
とりあえず、気になった点を一つ。

いや正確にはそこにいるはずだ。

『正確』と『はず』が共存してるのは違和感がある。
えらそうにすみません。

428名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:10:32.05 ID:FjpSTHDcO
≫425
YOU 書いちゃいな YO

429名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:11:44.61 ID:jX6DE31G0
≫424
まず思ったのは、「いろいろな事があった」のに「思い入れのない町」なの? ってことだな。
彼女と出会ったと言ってるのに、「思い入れがない町」ってのは違和感があるな。
あとお題短編なら、もう少しお題を上手く使って欲しいな。
これだと別に「南風」である必要がない。

430名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:11:56.38 ID:gRvgNaVL0
http://e.z-z.jp/?sonota520
ビッパーからきますたって書き込めよ

431名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:12:48.36 ID:/WbhjqS00
≫427
ご意見どうもです。
こういう話しかある意味かけないような感じなので
そう言ってもらえるとありがたいです。

ん~確かに少し違和感を覚えるね。
スレに投下用とはいえ、もっとしっかり
推敲するべきでした。
申し訳ない。

432名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:13:41.09 ID:D0H8K//y0
「微エロ」

 彼女が俺の家に来るようになって随分になるが、何故だか俺達は一線を越す事は無い。
 何故だか、か。本当は理由なんて解っているんだ。あんまりにも情けないというか、馬鹿らしいというか、そんな気がしてぼかして考えてしまう。
 俺に問題があるわけじゃないと思う。俺が情けないっていうのは、敢えて棚に挙げるとして、だ。
 それを差し引いても、アイツの方に問題がある気がしてならない。
「ん~、ねえ、コーヒー豆どこしまったっけ?」
 キッチンの戸棚と格闘しているその後ろ姿を眺めつつ、溜息を一つ。
 肩口にそろえた髪と、腿を半ばまで晒す柔らかな薄地素材を数枚重ねたフレアスカートが、戸棚を閉じたり頭を突っ込んだりするたびにひらひらと揺れる。
「そっちの右上じゃなかったか?」
「あ、あった。もうちょっと待ってね」
 色々と状況を説明しておく必要があるな。
 現在、俺はコタツに寝転がって、恋人の姿をほぼ逆さに捉えている。平たく言うなら、視点はかなり低い位置にあるというわけだ。
 そして我が愛しの人だが、毎度人の家に上がりこむ度に、見事な脚線を晒す服装をしてくる事がわかった。平たく言うと、いつもスカートという事だ。
 あとウチのキッチンの事も補足しておこう。キッチンの戸棚は、何の手違いか、比較的高い位置にあったりする。平たく言うならば、食器類を取り出そうとすると彼女は背伸びする事になる。
「ねえ」
「っ……どうした?」
 しまった、と思ったところだが、今更視線を戻そうにも体勢が整わない。せいぜい、身を硬くするくらいなものだ。
「ミルク入れる?」
「……貰うよ」
 背中越しに振り向いた顔は、なんとも無邪気なもので、簡単な受け答えをすんなりこなして、さっさと作業の方へと向き直ってしまった。
 何にも気付いちゃいないし、きっとそんなつもりも無いんだろう。
 いつもそうなのだ。彼女の純粋さによって、俺の煩悩はあっさりと消し去られてしまう。
 本当に楽しそうに。いつも、何がそんなに嬉しいのか、無邪気に笑う。
 毒気を抜かれるというのは、こんな時に使う言葉なんだろうか。少し違う気もする。
 何しろ、そんな風に煩悩を消し去られたつもりであっても──俺の体勢は変わらないのだ。
 今日は新たな発見があった。
 彼女は、純粋ではなく、純白だったのだ。

 まぁ、馬鹿と言うがいい。だがそれがいい。あくまでも厨臭く

433名前:425 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:14:06.91 ID:clNa863J0
≫428
書いてみるけど・・・・・・ 感じが少ないから注意してorz
『南風』って御題って難しい。≫424は書けるのが凄い。
とりあえず頑張ってみる予定。


434名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:16:08.54 ID:/WbhjqS00
≫429
町自体は好きじゃないし、特にすることはなく、
ただ事実として「そういうことがあった」という風に
見せたかったのだけれど、そう見えるなら申し訳ない。
どう考えても俺の力不足です。
「南風」が「いい人にめぐり合えた」と言う言い回しだと
聴いたんで、ちょっと趣向を変えてみるかな、と
思ったのも、こちらの力不足。
これについても申し訳ないです。
もっと精進して行きたいと思います。

435名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:24:58.38 ID:jX6DE31G0
≫434
言いたいことはわかるけど、それだとこの展開にはならんだろ。
思い入れがないってのは、特別な感慨は何もないってこと。
特別な感慨がないってことは、そこで起こったことやそこにいる人は、
別にどうでもいい存在ってことじゃないか?
読む限り、主人公にとって、少なくとも「彼女」の存在はどうでもいいとは思えんよ。
あと、その「南風」の言い回しで書いたなら、それは作中で開示すべきだと思うぞ。
このスレを読んだ者なら流れを把握して理解できるが、全くの第三者が読むとわからんだろうから。



436名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:31:18.47 ID:FjpSTHDcO
「微エロ」
 暑い。暑すぎる。この季節は本当に嫌だ。寒かったら着込めば良い。それに、寒さは程よい緊張感を増す。
 だが、暑さは怠惰しか生まない。教師の言葉はよりやる気を奪い、奪われたやる気は休み時間になっても返っては来ない。
「なーにだれてるの?」
 ふと、顔をあげる。なんだ、お前か。視線を再び落とす。
――と、何かが視界に飛び込んだ。やる気を戻させる、何かが。
「ん? どうかしたの?」
思わず身体をビクッとさせる。そしてまた視線を相手の顔にむける。いやに、ぎこちなく。
「いや、なんでもない」
 なんでもない訳はない。この季節、無防備にはだけたシャツの合間から見えたものをみて、無関心な男はいない。
「ふーん」
 あぁ、そんな目で見ないでくれ。思わず視線を逸す――下に。
 あ。間違えた。
「やっぱり見てる。すけべ」
 なんてこったい。


難しい_| ̄|○

437名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:32:21.58 ID:D0H8K//y0
「南風」

 生温い風が吹く。そんな日は、きっといい日ではない。
 湿度の高い、どんよりとした曇りの空だった。
 灰皿を引っくり返したような暗がり。いかにも煙たいが、空気は澄んでいる。
 大きく口を開いてみると、肌にまとわりつくような人肌の風が口腔を抜ける。
 もう少しロマンティックに見てみよう。
 折り重なる厚い雲は、何に見えるだろう?
 幾重にも連なるそれは、ピスタチオのクリーム。そう、くすんだクリームを折り重ねるミルフィーユのよう。
 しかし、きっとその触感はシフォンよりも脆い。
 もっとも、そんなところまで高く飛べるほど、私の翼は大きくない。
 翼があれば、何処へでもいけると思っていた。この翼があれば、辿り着けない場所など無い、と──
 挑戦したのも、もう随分昔になってしまったろうか。
 それがきっと無駄なことだと気付いたのは、いったいいつからだろうか。
 この翼が、速く高く飛ぶためのものではなく、遠く長く飛ぶものと知ったときからであろうか……
 そろそろ白南風が来る。
 ここにももう、ながくは居られないだろう。羽を休める暇も無いというわけだ。
 私は黒南風。雨と雷と温もりを抱いて、再び旅へ出る。
 たまには晴れ渡る空も見たいものだ。


 あくまでも厨臭く。クロハエとシロハエは、ググル先生でも使って調べてみれ。

438名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:32:44.68 ID:GmiOni4TO
なんか「文才無くても~」スレみたい

439名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:33:15.83 ID:D0H8K//y0
あそこよりは自由だよ。無秩序とも言う

440名前:愛のVIP戦士 [sage] 投稿日:2007/02/11(日) 20:35:43.04 ID:/WbhjqS00
≫435
ん~それは確かにそうだ。
もっとそれを表現できるように精進して行きたい。
やっぱり難しいね、小説っていうのは

441名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:35:47.62 ID:FjpSTHDcO
かなり無秩序ですw

442名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:36:09.54 ID:jX6DE31G0
≫432
語り口が小気味良いな。
ざっと見て、目立つ粗はないし、オチに関してもニヤリとさせられる。
ちと過剰修飾かなと思う箇所もあるが、これぐらいの方が房臭いかもしれん。w
平たく言えば、わりと好きw

443名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:37:07.57 ID:GmiOni4TO
お題に添わなくちゃいけないとかどんだけだしwwwwwwwww

444名前:お題「南風」 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:39:34.95 ID:KcGygea00
 張りのある老後を過ごすためには、趣味が必要なのだという。

 俺は玄関の鍵を閉めると、荷物を背負い直した。
 この家とも今日でお別れだ。
 俺は65年間という自らの人生を振り返る。
 外資系の貿易会社に勤めること47年。俺は仕事を生きがいとして、
常に逆境に対して立ち向かっていった。そうして俺は成功してきたのだ。
逆境こそわが進む道、逆境こそわが人生。
 辛く厳しい生き方だったが、しかしだからこそ俺の人生は順調だったと思う。
 だが今年、定年を迎えた俺は生きる道を失った。
 やがて始まった自宅でぼんやりと過ごす日々。
 今までの生活が嘘のような、穏やかに流れる時間。
 物足りなさを感じると同時に、こうも思い始めていた。
「こういう暮らしもいいのかも知れない」
 そんな時だった。以前、取引先で聞いた『商品』のことを思い出したのは。
 思い立つが早いか、俺は退職金をはたいてそれを購入していた。
 買った物は、南の島の一軒家と、1隻のヨット。
 今ごろ彼らは、常夏の青い海と空の下で、主人の到着を心待ちにして
いることだろう。
 ――そうだ、これからは南の島で悠々自適に暮らすのだ。
 心構えも新たに門から外へ出ると、立春の風が俺の顔を叩いた。
 南から吹く強い風だ。
 やれやれと苦笑する。
 せっかく穏やかに生きていこうと決めたのに、早速これか。
 俺はコートの襟を立てると、新たな人生への道を歩き出した。
 旅立ちは、折しも向かい風。
 結局のところ、これが一番俺らしいといえば俺らしい。

445名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:41:01.02 ID:jX6DE31G0
≫443
添わなくちゃいけないってわけじゃなかろ。
小説の習作なら何を出してもおkじゃね?
少なくとも俺は喜んで読むし、添削もするぞ。
今はたんに≫1が御題で書くってのに皆が乗っかってるだけだろ。

446名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:42:25.44 ID:GmiOni4TO
≫445
はあく

447名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:43:28.30 ID:/WbhjqS00
≫432
ぼろくそ言われている俺も一言
「っ……」ていうのはどうだろうかと思う。
そういう風な書き方は小説としてはどうかな。
後平たく言えば、って言い回しが二連続で出てくるというのも
若干の違和感かな。
話としてはいいんじゃないでしょうか。こういう風ラノベっぽい?
ものって普段読まないから新鮮ですわ。

448名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:43:30.51 ID:D0H8K//y0
悪乗りは、ここじゃ日常ちゃめしごとさ

449名前:425 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:44:26.05 ID:clNa863J0
南風

『雪が溶けたら何になりますか?』
 これがなぞなぞや理科の授業なら『水になります』が正しい答え。
 これを面接で聞かれたら『春になります』と答えるのが良いらしい。
分からないわけではない、でも私には実感がわかない。雪が溶けたからといって春になるわけではない。 これはどこに振る雪でも同じなんだと思う。そう、心に降る雪でも・・・・・・

 私はその雪の溶かし方が分からない。方法が分からない、今までに溶けたことがない、そんな自分で生きてきた。
 友達のようにいつもニコニコして、楽しく生活できないかと思っている。どうしたらそうなれるのかを聞いたこともある。言われた通りにやってみても旨くいかなかった。
 どうすれば旨くいくのかわからない。考え考えてみる。

 その思考をやかましい携帯の着信音で遮られた。
 いやいやながら確認するとメールが来ていた。邪魔された腹いせなのかメールを乱暴に読み飛ばす。
 最後の文が気になって、もう一度・・・・・・ 今度はゆっくりと読み直す。

 暖かい風が吹いた気がした。南風が。
 『雪がとけたら何になりますか?』
 私は『笑顔になります』と答える。

だめだな。稚拙だorz
叩きまくってくください。

450名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:45:07.21 ID:/WbhjqS00
誰か御題plz

451名前:425&449 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:49:49.07 ID:clNa863J0
『南風』って言うより『雪』だなorz
お題とあってなくてごめんorz

452名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/11(日) 20:51:16.79 ID:FjpSTHDcO
んじゃ偉そうに俺がお題
「ほん」


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最終更新:2007年02月14日 19:31