「うにー。頭が回らない。もう、時間かなぁ?」
髪が、黒く染まっていく。
青色サヴァンが終わっていく。
死線の蒼が消えていく。
何もかもが失われていく。
青も、
才能も。
そんな時、
ピッー!ピッー!ピッー!
騒々しくアラームの音が響きわたる。
「もう…時間かな~。じゃあ僕様ちゃんも仕事しなきゃね」
再び、玖渚はモニターに向かった。
「はぁぁ。ワイスマンの喋りってもうめんどくさいからいいか。
なんかアウラちゃんがいーちゃんに僕様ちゃんのこと教えちゃったしさ」
そして放送が、始まろうとしている。
◇
玖渚友による猛攻がいったんやんだ。
これはアウラにとって、
救いとなった。
だから彼女も動き出す。殺し合いを止めるために。
「…………」
女神は天に昇る。
【玖渚友@戯言シリーズ】
スタンス:黒幕
【アウラ@.hack】
スタンス:対主催
最終更新:2011年06月16日 17:00