11話 小曲園
「酷いもんだな」
茶色と灰色の毛皮を持つ獣竜、マクシミリアンは交番内に貼られた犯罪予防ポスターを眺めながらそう言った。
常駐している筈の警官の姿はどこにも無い。外にはパトカーが停まっていた。
マクシミリアンのその手には支給されたチェコスロバキア製短機関銃Vz25が携えられている。
「大人数集めて殺し合いね…まあ、俺としては、殺し合いに抵抗は、特に無いのですが…知り合いも、いないみたいだし」
奥に行き、小さな台所のある和室に入り座る。
休憩所として使われていたのだろう。
「果報は寝て待て、と言うし…しばらくここにいようかね」
そう言うとマクシミリアンは畳の上に横になった。
【早朝/D-6交番】
【マクシミリアン】
[状態]健康
[装備]CZE Vz25(32/32)
[道具]基本支給品一式、CZE Vz25予備マガジン(3)
[思考]
1:殺し合いに乗る。特に優勝したい訳では無いが。
2:しばらく交番内にいる。
[備考]
※特に無し。
≪キャラ紹介≫
【マクシミリアン】 26歳/♂/竜/殺し屋/RPGファンタジー風世界出身
殺し屋をやっている茶色と灰色の獣竜。引き締まった身体付きで、無駄な脂肪や筋肉が付いていない。
金さえ払えばどんな依頼もこなすが金を払わなかったり等契約違反があった場合依頼主の身の安全は
保証出来ない。無類のコーヒー好きで利きコーヒー大会で優勝した事がある。
最終更新:2011年05月27日 21:35