眺めの良い場所で食う飯はきっと美味い

8話 眺めの良い場所で食う飯はきっと美味い

古びた展望台から水平線を眺める。そしてベンチに座り支給品の食糧であるサンドイッチやら、
おにぎりやらを頬張る。中々に美味い飯だと、少女、由比ヶ浜智里は思う。

「……殺し合いかぁ……夢を見てるんじゃないのかな私は……」

しかし美味しく食事しようとも、自分が殺し合いをさせられているという現実からは逃れられなかった。
首にはめられた爆弾内蔵の首輪、デイパックの中に基本支給品達に混ざって入れてあった、
旧式の大型自動拳銃マウザー C96と予備弾が、自分の置かれている状況を更に明確にした。
C96の他に、ダイナマイト三本と着火用の100円ライターも入っていたが。

本物の拳銃、本物の爆薬。

「…ふふふっ」

余りに現実離れしている、と、智里は笑ってしまう。

「まあ良いさ。殺し合いでも何でも、殺し合うなんて真っ平御免だけど。
殺し合いに乗ってない人捜してこんな殺し合いから脱出しようと思ってるけどね。
wwウフフフフwwwフフフフフフwwwwwww」

その心に主催者の男への確かな反逆の炎を灯しながら、
自嘲気味の笑いを上げる智里であった。

「でも…もうちょっとここで海眺めてよ…フフフフフフwwww何か変なテンション私wwww」


【早朝/G-3展望台】
【由比ヶ浜智里】
[状態]健康、食事中、妙なテンション
[装備]マウザー C96(10/10)
[道具]基本支給品一式(食糧消費中)、7.63㎜×25弾装弾クリップ(10×3)、ダイナマイト(3)、100円ライター
[思考]
1:殺し合いはしない。仲間を集めて脱出手段を探そうと思う。
2:しばらく展望台で海を眺めている。
[備考]
※特に無し。


≪キャラ紹介≫
【由比ヶ浜智里(ゆいがはま ちさと)】 18歳/女/人間/高校三年/現代日本風国家出身
淡い赤色の髪の美少女。大金持ちの家に生まれる。美乳でスタイル良し、頭良しの才色兼備。
しかし挙動不審で、妄想トリップが多く友人は少ない。性行為の経験は全く無く知識も乏しいが興味はある。


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