メガネの少年少女


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「こんな……こんなことって……」
高良みゆきは先程の光景に衝撃を受けていた。
突然命じられた『殺し合い』。
それに反抗した女性の死。
はじめは夢かとも思ったが、これは現実だった。

みゆきは文武両道に秀でた優秀な生徒だった。
だが、学校では『突然殺し合いに巻き込まれた場合どうするか』なんてことは教えてくれない。
それならどうすればいいのか。
みゆきは考える。



「なんとかしてこなたさんと合流しませんと……」

考えた結果、みゆきはこなたとの早い合流を目標に動く事にした。
いま自分が置かれている状況は、言うなれば非現実的な現実。
ならば普段漫画やアニメなどをこよなく愛してやまないこなたならば、何かしら打開策を知っているかもしれない。
それは本当に雲をつかむような話かもしれない。
こなたがどこにいるのかもわからず、もし合流できたとしてこなたが打つ手がないと判断していたらそこまでの話だ。
だが、みゆきはこなたを探す。
人間は、どんな微かな希望であっても、それが『希望』である限りそれに縋る生き物だから。




「これが…私の支給品ですか。」
デイパックを漁って出てきたのは、無線機のような何か。
付属されていた説明書によると、どうやら首輪探知機だそうだ。
人探しを目標にしていたみゆきにとっては、これ以上ない最高の支給品だった。
そしてもう一つ出てきたのはモデルガン。
勿論殺傷力はゼロだが、それでも持っていく事にした。
画面を確認すると、自分と同じエリアに首輪の反応があった。
「すぐ近くですね…行ってみましょう。」

歩いていると、すぐに人影を発見した。
小柄な体躯に黄色いシャツ、紺の短パン。
そして大きいメガネ。
見た感じ、小学生だろうか。
そして彼が握っているものは……銃。
その銃に少しひるんだものの、思いきってみゆきは少年の前に出た、



「す、すいません!あなたはこの殺し合いに乗っているんですか?」
そうみゆきが尋ねるのと、少年が銃を構えるのはほぼ同時だった。
少年はみゆきの言葉を聞き、少し驚いたような表情を見せたが、すぐに銃を下げた。
「いえ……乗っていません。」
「そうですか……良かった…」
ふう、と胸をなでおろすとみゆきは少年に一歩近づいた。
「あの、乗っていないのなら私と一緒に行動しませんか?」
「…良いですよ、えっと……」
「あ、私は高良みゆきと言います。」
「野比のび太です。」

二人が自己紹介をしようと思った瞬間だった。


「銀さあああああああああああああん!!!!!!!!!神楽ちゃああああああああああああああああん!!!!!!!長谷川さああああああああああああああああん!!!!!!!どこにいるんですかああああああああああああああ!!!!!!」


突然響いたバカでかい声に、二人はこけそうになった。


「い、今のは……?」
「港の方から聞こえてきましたね…?」
みゆきとのび太は、突然の事態に混乱する。
あの叫び声からして、殺し合いに乗った人間のものだとは考えにくい。
だが、ホイホイと行って良いものだろうか?
思考がグルグルと回って行く。
その間にも叫び声はうるさく響いていく。
ついにあまりのうるささにこの場から立ち去ろうとした時、声がようやく止まった。
「な、何だったんでしょうか今のは……?」
「さぁ…?」
二人はただ唖然とすることしかできなかった。
「行って…みるべきでしょうか?」
「そう…しますか?」
二人が港に向かおうとした、その瞬間だった。


「助けてえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」


もう一度、絶叫が二人の耳を貫いた。






【C-1森/1日目朝】
【高良みゆき@らき☆すた】
[状態]:耳が痛い、若干の混乱
[装備]:首輪探知機@現実
[道具]:モデルガン@クロックタワーゴーストヘッド、基本支給品一式
[思考]1:あの声は…?
   2:こなたと早く合流したい

【野比のび太@のび太のBIOHAZARD】
[状態]:耳が痛い、若干の混乱
[装備]:旧型ガスガン@カオスウォーズ
[道具]:基本支給品一式(アイテム確認済み)
[思考]1:あの声は一体…?
   2:みゆきと行動する。

015:パニックはろくな事を引き起こさない 投下順 017:竜の右目と燃える戦国作法
015:パニックはろくな事を引き起こさない 時系列順 017:竜の右目と燃える戦国作法
GAME START 高良みゆき 025:混乱の予兆
GAME START 野比のび太 025:混乱の予兆
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