「The World」の異変


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<The World>
それは全世界で楽しめるオンラインゲーム
一時は謎のバグにより、衰えかけていた人気も今では完全に持ち直していた
新たに生まれ変わった女神の下、
今日という日が訪れるまで、賑やかで楽しい時間を過ごしていた
今日という日が訪れるまでは――――

 ☆

→カイト  LOG IN

「あいたた……。ここは…えーと――ネットスラム?」

僕はカイト。最近なぜか「.hackers」と呼ばれる集団の一員だ。
その僕は、失敗作と呼ばれるNPCが集うデータの吹き溜まり――通称ネットスラムにいた。

(あれ?何で僕はこんなところにいるんだ?ヘルバにでも会いに来たっけなぁ?――ってあれ?)

僕はあまりに異常すぎる周りの異変に気付いた。
それは、普段いるNPCがいなく、見たことのないPCエディットの人たちがいっぱいいた。
やけに赤かったり、囚人服を着た女の子がいたり。
その中にはブラックローズとオルカの姿があった。
ブラックローズ達も僕と同じ様に困惑の表情をしていた。

「ブラッ――」

カイトはブラックローズを呼びとめようとするがそれは叶わなかった。
なぜなら

ジッジジ――

世界にノイズが走り、ある男が現れたからだ。
その男は宙に浮かんでカイトたちを見下ろしている。
それはかつて、僕たちが初めてネットスラムに来たときのリョースを彷彿させる登場の仕方だった。

「フフ。お目覚めはどうかな?貴様たち。無事皆さんがここにいて私も一安心だ。
始めに自己紹介をしておこう。私はゲオルグ・ワイスマン。以後宜しく頼むよ。
さて、起きてもらって早々悪いのだが時間もないのでね。
貴様たちに集まってもらった要件を伝えさせてもらおう」


「――貴様たちには殺し合いをしていただく」


その男はやっと口を開いたかと思うと、気を抜く暇がないがないほど次々と、話し始めた。
それはとても正気の言葉とは思えなかった。
まずそもそもゲームなのに、死ぬっておかしいだろ。
……いやでも、未帰還者の件があるからなあ。はっきりと、ありえない。と言えないことが悲しい。
周りの皆は話が終ったのと同時に一回静まり返った。
だけど、次第に騒がしくなった。


「愚か者!冗談でも言っていい事と悪い事が分からないのか!」
「あたし達がそんな事するはずないじゃない!!」
「ゲオルグ・ワイスマン!何で生きとるんや!?」

とか、その声は様々だった。
僕も何か言ってもよかったが引っこんでおく。
いや、あまりに現実離れしたことをいわれ頭が回ってないんだろう。
まあここは現実じゃないけど。

「フフ。あまりにお約束すぎる言い分ばかりで少々拍子抜けしてしまうが
まぁまずは私が本気だということを証明しておこう。そうだな――そこの貴様」
「……何だ?」

白いコートに赤いマントを着た男がワイスマンに指名された。

「悪いが死んでもらうぞ」
「は?なにいって」ボンッ

男の声は最後まで続かなかった。死んだから。
首が飛んだ。鮮血を撒き散らしている。首が地面に着いた。
もちろんこんなことは改造行為でもない限り本来ありえないはずだ。
こんな悪趣味なことができるはずがない。
――なんで僕はこんなに冷静に状況説明なんかやっているんだろう。
たとえゲームだろうが死んだんだぞ。怒る場面ではないのか?
――いや、僕はこれをゲームだと分かりきっているからこそ
僕は何の感情が湧いてこないんだろう。きっとワイスマンとあの男の人はグルになっていたんだ。
僕たちを驚かしたかったんだよ。困惑した僕たちをみて楽しみたかったのだろう。
……わかってる。絶対にそんなことはない。どっからどうみたって2人がグルにはみえない。
実際さっきの囚人服の女の子達が悲痛の叫びを叫んでいる。
これはただの現実逃避にすぎないんだ。あの男の人は死んだんだ。
たとえそれがゲームの中だろうとリアルで男の人は死んだんだろう。
未帰還者達と同じ様に。ただし今回は意識不明ではなく死を与えられたんだ。
理解はしてる。だけど、だけど、だけど……。

「おいおい。勇者カイト。まだ疑っているのか?
まぁそうだろう。確かにここは「The World」だからな。


実感がわかないのは当然だろう。ならばこういうのはどうだろう」

ボンッ

音のした方を向くと、
オルカが、死んだ。
首が飛んだ。
鮮血を撒き散らす。
首が地面に着いた。
ゲームとは思えないリアルさで。
肉の塊が二つ。
オルカが、死んだ。首が飛んだ。
鮮血を撒き散らす。首が地面に着いた。
ゲームとは思えないリアルさで。肉の塊が二つ。
オルカが、死んだ。首が飛んだ。鮮血を撒き散らす。
首が地面に着いた。ゲームとは思えないリアルさで。肉の塊が二つ。
オルカガ、シンダ。
クビガトンダ。
センケツヲマキチラス。
クビガジメンニツイタ。
ゲームトハオモエナイリアルサデ。
ニクノカタマリガフタツ。
オルカガ、シンダ。クビガトンダ。
センケツヲマキチラス。クビガジメンニツイタ。
ゲームトハオモエナイリアルサデ。ニクノカタマリガフタツ。
オルカガ、シンダ。クビガトンダ。センケツヲマキチラス。
クビガジメンニツイタ。ゲームトハオモエナイリアルサデ。ニクノカタマリガフタツ。
オルカがオルカがオルカがオルカが!!
オルカは絶対チートなんてしないだろう。ならイレジュラーだ。この光景は。
僕のせい?いやあいつのせいだ。あいつのせいだ。あいつのせいだ!

「うおおおおおおおおおおおおおお!データドレイン!」

気づいたら、データドレインをあいつに向けて撃っていた。
だけど、避けられた。

「フフ。分かったかな?この世界は今私の思うようにできるんだよ。
しかしこれでは、説明ができないな。あとで、ルールを載せた紙を用意しておく。よく読んでおくよう。」

そして最悪の宣言がされる。


「それでは、計画名『バトル・ロワイアル』を開始する」


ゲオルグ・ワイスマンによる計画が始まった。
彼がなぜ生きているのか。ゲームのルールとは。
謎多きまま、狂気に満ちたゲームが始まる。



【GAME LOADING完了→計画開始】
【残り40人】

【先生(主人公)@クリミナルガールズ:ログアウト(死亡)】
【オルカ@.hack:ログアウト(死亡)】

GAME START 投下順 ルール説明
GAME START カイト 赤い勇者と黒い薔薇
GAME START ゲオルグ・ワイスマン ルール説明
GAME START 先生(主人公) GAME OVER
GAME START オルカ GAME OVER
ツールボックス

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