赤錆塗れの骨


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31話:赤錆塗れの骨


鉄塔の中腹部にある足場に、胴体を銃撃され死亡した狼獣人の女性の死体が横たわっていた。
傍に女性の物と思われるデイパックが放置されている。漁られた様子は無い。
鉄塔を訪れ狼女性の死体を発見したレナモンは、見知らぬ女性の死を悼みつつ、
そのデイパックを手に取り、チャックを開け中身を調べる。

(気が引けるが…生き残るためだ)

そう自分に言い聞かせながら、デイパック内を漁る。
だが、出て来た物は一冊の本「完全自殺マニュアル」。

「いらんわ!!」

手すりからその本を投げ捨てた。
結局レナモンは死体を間近で見ただけに終わる事となった。

「はぁ…」

ギシギシと嫌な音を立てる錆びた階段を下りながらレナモンは溜息を付く。
この殺し合いが始まって既に四時間が経過しようとしていた。
間も無く第一回目の定時放送の時刻である。
この四時間の間に何人が命を落としたのだろうか。
そして、数時間前に自分を犯そうとしたあの狼の男――大槻牙信は今頃どうしているのか。

「出来るなら死んでいて欲しいなあいつは…二度と会いたく無い」

貞操を失う寸前に追い込まれたレナモンが憎しみを込めた口調で言い放った。
そして階段を下り、地面に下りてしばらく歩いた所で懐中時計を取り出す。
時刻は午前7時54分。間も無く放送だ。
レナモンは鉄塔基部に腰掛け名簿と地図を取り出した。

「……放送……誰がやるんだ?」

ふとレナモンが疑問を呈す。
この殺し合いの運営側にいる人物は声も姿も今の所一切現していないが、
放送すると言う事はその運営側の誰かが行うはずだ。
もしかすると主催者本人が放送を行う可能性も有り得る。
そう言う意味でも放送はしっかりと聞いておく必要があるとレナモンは考えた。

「…もうすぐか」

一秒、一秒と秒針が時を刻む懐中時計を注視しながらレナモンは放送を待ち続けた。


【一日目/朝方/D-4鉄塔】
【レナモン@デジモン】
[状態]良好
[装備]スタームルガーP85(14/15)
[道具]基本支給品一式、スタームルガーP85のマガジン(3)
[思考]
1:自分の命と貞操を守る。
2:これからどうしようか…。
[備考]
※性別は雌(女性)です。性格は基本オリジナルです。
※特殊技は封印されています。身体能力も少し下がっています。
※大槻牙信の名前、外見を記憶しました。


≪支給品紹介≫
【完全自殺マニュアル】
確実に自殺するための方法が非常に詳細に書かれた本。
樹海等の自殺死体の傍で発見される事が多いとか。


狐と狼のシンキングタイム 時系列順 俺得ロワ4th第一回放送
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人狼とレナモン 貞操の危機! レナモン 綺麗なもの綺麗だって笑えたあの季節
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