お姉ちゃん、寂しいよ


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49話:お姉ちゃん、寂しいよ


お姉ちゃん、今どこにいるの?

会いたいよ…頭、撫でて欲しいよ。

何でこんな事になっちゃったんだろう。
私達、何か悪い事したのかな。
どうして、平穏に暮らしてたはずなのに、こんな殺し合いなんてしなくちゃいけないの?

どうして、こんなに人が死ぬ所を見なくちゃいけないの?


どうして、


知らない狐の男の人に、銃で撃たれなくちゃいけないの?


「痛い、痛いよーっ、あ、ああああ」

お腹が凄く痛い。血が一杯出てる。
嫌、嫌だよ、このままじゃ死んじゃうよ。
口の中が、鉄錆の味で、一杯になってる。
どうして? どうしてこんな事するの?

ダァン!

「あぁああ―――――――!!」

痛い。今度は胸の所を撃った。

ダァン!

「あっ」

ダァン!

「あ……」

ダァン!

「…………」

痛い、痛い、痛い痛い痛い。
凄く、痛いよ。死んじゃうよ。このままじゃ、私。
あ、れ……目の前が、暗くなってきた。痛みも消えてきた。
何だか凄く眠いや……。
どうしよう、とても、心地良い。
ちょっとだけ、寝よう、かな。
良い、よね。



…おや…すみ。



「……」

リボルバー拳銃スタームルガーGP100に予備の弾を込めながら、
高原正封はたった今殺した雌獣竜の死体を見下ろす。
眠っているように、穏やかな死に顔に見える。
死ぬ直前まで痛みと恐怖に泣き叫んでいた事が嘘のようだった。

「…にしても、ここで何があったんだ、これ」

正封は病院ロビーの惨状に目をやる。
中年男性と女子高生と思われる自分と同じ狐種の獣人の少女の死体。
そして、大きく広がる肉塊。衣服の切れ端と思われる布などから元は人だった事は窺えた。
毛皮らしき物も確認出来るので、恐らく獣人だろう。
余り長く直視はしたくない、凄惨極まり無い死体であった。

「…酷い臭いだ…ここは余り長居したくないな、二階に行ってみようか」

凄まじい血肉の腐臭に、鼻を押さえながら、正封は病院二階へ向かった。


【レオーネ    死亡】
[残り7人]


【一日目/昼/C-4橋南側入口付近】

【高原正封】
[状態]良好、嗚咽、食事中
[装備]スタームルガーGP100(6/6)
[持物]基本支給品一式(食糧消費中)、.357マグナム弾(3)、ロス・ステアーM1907(10/10)、
 ロス・ステアーM1907装弾クリップ(弾薬10発入り×3)
[思考・行動]
 0:殺し合いに乗る。優勝を目指す。
 1:病院内の探索。
 2:誰であろうと殺す。
[備考]
 ※藤堂リフィアの名前と外見を記憶しています。



カウントダウンBR 時系列順 第二回放送(新訳俺オリロワ)
カウントダウンBR 投下順 第二回放送(新訳俺オリロワ)

救いなど無い レオーネ 死亡
出来るなら、戻りたい、あの頃に 高原正封 幕を引く時主役は舞台に
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