21話 K2!‐二人の剣士の戦い-
相川友が肩をなで下していた
知り合いと坂田銀時の名前がなかったことに安心している
「よかった…」
相川友と土方十四郎の二人が座っていた
「山崎が死んだか…まぁいい」
特に土方も悲しんではいないようだ
彼等は病院から動いていなかった
治療用具を探していたからだ
「よし、じゃあ出るぞ」
「あ、はい」
二人はそこから出て行った
■
「う…そ…」
動揺している女、園原杏里は
死んでしまった友達
大事な友達
数少ない話しかけてくれた友達
そして
自分のことを好きでいてくれていた男の子が
死んでしまった
そのことに悲しんでいた
「……………………」
「最後まで生き残ったら生き返らせてもらえるのかな?」
そう言いながら病院に向かって行った
■
「!!相川少し下がってろ」
向こうから来る長い剣を持っている女に気が付き
警戒して向かっていく
「おいそこのアンタ、お前はこの殺し合いに乗っているか?」
土方が聞く
「…………」
園原杏里、彼女は黙る
何もしゃべらないまま
土方に切りにかかった
「くそ…やっぱり乗ってたか、変だと思った…よ!」
打刀で相手の剣を払う
そして相手にすかさず切りかかる
普通の相手ならこれで死んだだろう
しかし、相手は妖刀罪歌を持っている
その斬撃をよけられて土方が動揺した
その時土方の肩に少しだけ傷を負ってしまった
「くっ!?」
頭に入ってくる文字
愛 し ま し ょ う
「ぐあああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ」
土方が叫ぶ
それでもさすがは新選組副隊長
気合いで復活する
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
そして切りかかった
ここからはただの切り合い
すべて終わった時には
ただの女の惨劇図があっただけだった
(紀田君…竜ヶ峰く――――――――――――)
彼らのことだけを思い彼女は眠って逝った
■
「…………………………」
ただ唖然とするだけだった
「ひ…土方さん?」
「人を愛せよ…か」
土方は言う
「なあお前には恋している相手はいるか?」
「え?」
いきなりの質問に動揺する
「実は俺にはそれがいてな、そいつはどんな時も笑っていて
死んだ時も笑っていたそうだ」
その事実に相川は驚く
「まあ、つまりな俺が言いたいのは」
「え…………?」
相川の首が胴体から離れた
「すまない、死んでくれ」
■
「まってろミツバ…」
そうとだけ言い土方は首輪をとりその場から離れて行った
【園原杏里@デュラララ!! 死亡】
【相川友@オリキャラ再登場 死亡】
【一日目/昼/E-3病院前】
【土方十四郎@銀魂】
[状態]罪歌による精神汚染(小)、肩に裂傷
[装備]打刀@現実
[所持品]基本支給品 不明支給品0~2 首輪×2(相川友、園原杏里)
治療用多数具
[思考・行動]
基本:優勝してミツバを生き返らせる
1:優勝する
2:銀時たちは…?
[備考]
※ミツバ編終了後からの参戦です
※罪歌による精神汚染は徐々に大ききなっていきます
※園原杏里、相川友のデイパック、罪歌が病院前落ちています
最終更新:2010年10月18日 16:48