白の夢


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52話 白の夢


「…ん……あれ……」

エリアD-4西部、市役所周辺の市街地。
その一角にある民家の一つの中で、白い毛皮を持った狼獣人の女性、
冬月蒼羅は目を覚ました。

「あー……私、眠っちゃったみたいね…」

疲労の余りいつの間にか眠ってしまったようだと、
蒼羅は壁に掛かっている時計に目をやる。

「……」

既に第一回定時放送の時間は大きく過ぎていた。

「聞 き 逃 し た !」

頭を抱え後悔する白い狼娘。
最初の四時間で出た犠牲者――自分が殺した黒髪の女性の名前も
含まれているはずだが――の詳細と進入すると首輪が作動すると言う禁止エリアの詳細。
どちらもこの殺し合いで生きて行く上で重要な情報だと言うのに、
うっかり惰眠を貪って聞き逃すと言う命に関わる失態を冒してしまった。

「うあああああ何て事……」

禁止エリアがどこになるのか分からない。
つまり自分が歩いている場所が禁止エリアに指定されていたとしても、
それを知る術が全く無い。
普通に歩いていたらいきなり首輪が作動――爆死などと言う笑えない事態も有り得る。

「……」

恐怖に震える蒼羅だったが聞き逃してしまったのは自分の責任である。
今更どうしようも無い。
現在自分がいるエリアが禁止エリアに指定されていない事を祈る他無かった。

「…ご飯食べよ」

こういう状況でも空腹は感じる。
蒼羅はデイパックから食糧を取り出し食事を始めた。


食事を終え、蒼羅は右手に得物である旧式自動拳銃南部十四年式を携え、
元々行く予定であった市役所に向かう事にした。

「……今更、怖気付いてばかりもいられないよね……。
もう一人殺してるんだから…この殺し合いで優勝するって決めたんだから…」



【一日目/早朝/D-4西部・市役所周辺の市街地】
【冬月蒼羅@オリキャラ】
[状態]肉体的疲労(大)、精神不安定(軽度)、スピードリングにより素早さ向上、
 市役所へ向かっている
[装備]南部十四年式拳銃(8/8)、スピードリング
[所持品]基本支給品一式(食糧一食分消費)、南部十四年式拳銃マガジン(8×2)、
 H&K MARK23(10/10)
[思考・行動]
 基本:殺し合いに乗る。優勝を目指す。
 1:市役所に向かう。
 2:誰であろうと容赦しない。
[備考]
 ※スピードリングの力により瞬発力や動体視力が向上しています。
 ※沖田総悟(名前は知らない)の容姿を記憶しました。
 ※第一回放送及びリリアによる呼び掛けを聞き逃しました。



現実は時に想像すらも超える 時系列順 死をも許されぬ傀儡
現実は時に想像すらも超える 投下順 死をも許されぬ傀儡

犬の散歩はリードを着けて 冬月蒼羅 フラグを踏んだらサヨウナラ
ツールボックス

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