爆乳猫少女はNEETと出会う


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20話 爆乳猫少女はNEETと出会う


「殺し合いなんて…出来っこないじゃない……」

学生服の上からでもはっきりと質量、柔らかさが伝わってくる爆乳を揺らしながら、
灰色の猫獣人の少女、テトは夜の住宅街の一角で呟いた。

「でも、殺し合いに乗る人もきっと出るんだろうな…。
支給品、何だろう……」

殺し合いをするつもりなど毛頭無かったが自分の身を守る物は欲しい。
普段、身体に負担が掛かるとは言え使えた超能力も発動出来なくなっている今だからこそ、
武器は尚更欲しい物だ。

テトは塀に寄り掛かりながらデイパックの中を漁った。
地図、名簿、コンパス等に混じって、自動拳銃と予備のマガジン数個、
更にコンデンスミルク――いわゆる練乳――が出てきた。
セロテープで銃本体に貼り付けられていた説明書によれば、
この自動拳銃はシグP210という名前らしかった。

「玩具じゃ、無いよね…本物だ…」

生まれて初めて手にする実銃に息を飲むテト。
これを使う機会が訪れ無い事を祈るがそうも行かないだろう。

「とにかく、クラスメイトも何人かいるみたいだし、捜してみよう」

開催式が開かれた場所で見かけた数人のクラスメイトを捜そうと、
テトは右手にシグP210を持ったまま夜の住宅街を歩き始めた。


「殺し合い…何なんだよこれ…夢ならさっさと覚めてくれよ……」

月明かりと街灯の光が照らす住宅街の細い道路の上で、
ニキビ顔にクマの出来た目、ボサボサの頭という冴えない風貌の青年が、
絶望感を漂わせながらぼやいていた。
青年――脇坂忠行は大学受験に失敗した後、実家でパソコンをしながら生活していた。
いわゆる「ニート」である。

デイパックの中に入っていた、映画でもよく見掛ける有名なリボルバー拳銃、コルト パイソン。
玩具のガス銃などでは無い、本物の.357マグナム実包を使用する、
本物の拳銃と予備の弾が自分の手の内にある事、
更に首にはめられた死の首輪の冷たい感触、頬を抓っても普通に痛い事が、
忠行にこの殺し合いが現実だと言う事を嫌でも認識させた。

「有り得ね、有り得ねぇー。おかし過ぎんだろ。何でこんな事に…。
俺のせいか? いつまでも無職な俺がいけないのかよ。それは無ぇだろ。
俺だけじゃねえし。他にもいんだろーよ。ああもう……」

延々と泣き言と愚痴を吐き続ける忠行。
そんな事を言っていても状況は何も変わらない事は彼も理解はしていたが、
毒を吐き出さずにはいられない。

「どうすっかな……人を殺すのは、ちっとなぁ…んな事したらいよいよ俺、
社会復帰もクソも無くなるな」

職にも就いていないと言うのに殺人を犯すなど考えられない事。
今後60年以上はあるであろう自分の人生がふいになってしまう可能性が高い。

「でも…殺し合いって事は、人殺しても大丈夫なようになってんのかな…。
いや、それでもなぁ、無理だな。うん。無理」
「あの」
「あ?」

突然声を掛けられた。声の方に向くと、学生服を着た灰色の猫獣人の少女の姿があった。
そして忠行の視線はすぐに少女――テトの爆乳へと行く事になる。

「うお、おっぱいでけぇ」
「いっ……!」

突然モラルの欠片も無い事を言いだす青年にテトは顔を赤らめ胸を隠す仕草を見せる。
しかしその動きの最中でも豊満な乳房は揺れ動いた。

「おっと、ごめん」
「い、いや………あの、あなたはこの殺し合いには乗っていますか?」
「あー?」

テトの質問に、忠行は後頭部をかきながら答えた。

「乗ってはいねぇな。少なくともあんたを殺す気は無ぇよ」
「そ、そうですか……」
「あんたはどうなんだよ」
「乗っていません。だって、馬鹿げてますよ、殺し合いなんて…」
「確かにそうだな、同意するよ……俺は脇坂忠行だ。あんたは?」
「テトと言います。脇坂さん、ですか…」
「あー、良いよ敬語じゃなくて」
「ああ、分かりました……えと、脇坂さんね。脇坂さん、出来れば、
一緒に行動して欲しいんだけど…良い?」

この先単独で行動するよりも誰かと一緒にいた方が安全だと考えたテトは、
忠行に同行を願った。
しばらく考えた忠行だったが、よくよく考えればこんなに可愛い、しかも爆乳の
少女にお願いされるなど今までの人生では考えられない事だ。
ましてやこれから先の人生にも無いかもしれない。
これで最初で最後になるかもしれないならば、と、忠行は答えを出した。

「ああいいよ。宜しくテト」
「ありがとう…宜しく脇坂さん」

方や学校での高嶺の華、方や人生エターなりかけているNEET。
不釣り合いな二人は殺し合いを生き抜くため、
共に行動する事となった。


【一日目/深夜/B-7住宅街】
【テト@自作キャラでバトルロワイアル】
[状態]健康
[装備]シグP210(8/8)
[所持品]基本支給品一式、シグP210マガジン(8×3)、コンデンスミルク
[思考・行動]
 基本:殺し合いには乗らない。
 1:脇坂忠行と行動する。クラスメイトを捜索する?
[備考]
 ※本編開始前、太田達に暴行を受ける前からの参戦です。
 ※超能力は封印され、使えなくなっています。

【脇坂忠行@オリキャラ】
[状態]健康
[装備]コルト パイソン(6/6)
[所持品]基本支給品一式、.357マグナム弾(18)
[思考・行動]
 基本:殺し合う気は無い、死にたく無い。
 1:テトと行動する。
 2:首輪について調べたい。
[備考]
 ※特に無し。


≪支給品紹介≫
【シグP210】
1947年にスイスで開発され翌1948年にスイス軍制式となった自動拳銃。
非常に完成度が高かったが、工作精度の高さ故高価になってしまい、
商業的には成功しなかった。

【コンデンスミルク】
いわゆる練乳。甘い。

【コルト パイソン】
1955年に登場した.357マグナム弾を使用するリボルバー拳銃。
芸術品を思わせる形状ながら協力な.357マグナム弾の発射に耐えうる剛性を持ち、
「リボルバーのロールスロイス」と呼ばれている。


≪オリキャラ紹介≫
【名前】脇坂忠行(わきさか・ただゆき)
【年齢】20
【性別】男
【職業】ザ・NEET
【性格】無気力
【身体的特徴】低身長(165㎝)、痩せ型、ニキビ顔で目の下にクマ
【服装】灰色のTシャツに緑色の半ズボン、サンダル
【趣味】インターネット、パソコンいじり、パチンコ、ハッキング
【特技】コンピューター知識に精通している
【経歴】大学受験に失敗し、以来絶賛NEET中。一応求職中だが、
 本人の性格もあり仕事が見付かる様子は今の所無い
【備考】一応本人も自分がNEETだと言う事は自覚しているらしい。
 また、モラルに欠ける部分がある



冷静な狐×馬鹿な天使 時系列順 Polluted crystal
冷静な狐×馬鹿な天使 投下順 Polluted crystal

ゲーム開始 テト どこにも無いでしょう、あなたの素晴らしさ
ゲーム開始 脇坂忠行 どこにも無いでしょう、あなたの素晴らしさ
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