Gold&Silver


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2話 Gold&Silver


狐の耳と尻尾、艶やかな金色の髪、そして爆乳を持った美少女、
ビーストオブエロスこと源ちずるは、何故か、住宅街のとある民家の車庫に停められていた、
セダン車の屋根の上にうつ伏せになっていた。

「何これ、い、痛い痛い…何でこんなスタートなの…」

かなり長い事固い車の屋根の上に居たのだろう、身体中が痛む。
ズルズルと傍に置かれていた黒いデイパックと共に車の屋根から下りるちずる。

「ふぅ……それにしても、殺し合いかぁ…何でこんな事に……。
しかも、何だか正体出てる状態だし、力が湧いてこない……。
外部がら防がれてるって感じ…いや、それよりも何よりも」

ちずるの目の色が変わった。

「耕太君がこんな殺し合いに参加させられてるなんてっ…!
どうしたら良いの…耕太君が死んじゃったら私……!」

この殺し合いには彼女の意中の相手が呼ばれていた。
最悪の事態を想定し動揺するちずる。

「い、いやいや、悲観的になるのはよそう。
まず、耕太君を捜さないと……そう言えば私の支給品って…」

ちずるは屈んでデイパックの中身を漁り始めた。
地図や名簿、懐中電灯の他、食糧も入っている。コンビニおにぎりやサンドイッチが主だ。
そして基本支給品の次に出てきた物は小さな催涙スプレーの缶と、
缶切りや栓抜きなど様々な機能が付けられた小型ナイフ、アーミーナイフだった。
催涙スプレーをブレザーのポケットに忍ばせ、アーミーナイフのナイフ機能を取り出し装備する。

「心許ないけど、無いよりマシだよね」

ちずる自身に進んで殺し合う気は無かった。
耕太のために殺し合いに乗ろうと考えなかった訳でも無いが、
そんな事をして、耕太は決して喜ばない事は良く分かっていた。

「耕太君…私が見付けるまで無事でいて」

愛する少年を捜すため、ちずるは車庫から道路に出た。

「!」

しかし、出て早々、他参加者と遭遇する事となった。
月明かりと街灯の光に照らされ銀色に輝く毛皮を持った、狼のような獣。
耳は見当たらない。代わりに二本の角が見受けられる。
その目は明らかに友好的なそれでは無い。

「早速獲物を見付けた」
「……」

銀色の獣は殺気の籠った視線をちずるに向けながらゆっくりと距離を詰める。

「悪いが、死んで貰うぞ」

そして、ちずるの喉元を見据え、真っ直ぐに突っ込んできた。
ちずるはアーミーナイフを地面に落とした。
絶望したためか? 否。アーミーナイフを持っていた手をブレザーのポケットに突っ込んだ。
そして、取り出したそれを突進してくる獣の顔面に向け――――。


「ガアアアアアアアアア!! 目が! 目があああああ!!」


両目を押さえのたうち回る獣を尻目に、ちずるは空になった催涙スプレーの缶を捨て、
アーミーナイフを拾い一目散にその場から逃げ出した。


雪山にて、彼、ギンギライガーは、自分を裏切った憎き兄と対決していた、はずだった。
しかし、気付いた時には周囲に大勢の見知らぬモンスターや人間がいるホール。
首には黒い金属製の首輪がはめられていた。
そして香取亮太と名乗る人間の男が殺し合いを宣言した。

殺し合いの参加者の中には兄、ライガーの姿もあった。
丁度いい機会、この殺し合いの中で決着を着けてやろうと、彼は考えた。
他の参加者の事など眼中に無いが、折角だ、殺し合いを楽しむのも良い。

だが、一人目、狐耳尻尾の妙な人間の娘を襲った矢先にこの有様だった。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

涙と鼻水が溢れ見るも無残な顔になってしまったギンギライガー。
段々と視力が回復し、ゆっくりと立ち上がる。

「くそ…油断した……何なんだあれは……」

自分が目に受けたガスが、護身用具の催涙スプレーによる物などと、
ギンギライガーは知る由も無い。
何しろ彼の世界には存在しない物なのだから。

「……だがあの女…今度会ったら絶対に殺してやる……」

悔しげに牙を噛み締めながら、ギンギライガーは次の獲物を捜しに歩き始めた。


【一日目/深夜/B-6住宅街】
【源ちずる@かのこん】
[状態]健康、C-6方面へ走っている
[装備]アーミーナイフ
[所持品]基本支給品一式
[思考・行動]
 基本:耕太君を捜す。この殺し合いから脱出する方法を探る。
 1:殺し合う気は無いが襲われたら対処するつもり。
 2:耕太君が死んだら……?
[備考]
 ※参戦時期は少なくとも漫画版で小山田耕太と親密になった後です。
 ※妖狐状態で容姿は固定されています。また妖力その他は封じられています。
 ※ギンギライガー(名前は知らない)の容姿を記憶しました。

【ギンギライガー@モンスターファーム~円盤石の秘密~】
[状態]目が痛い、A-6方面へ移動中
[装備]無し
[所持品]基本支給品一式、不明支給品(未確認)
[思考・行動]
 基本:ライガーと決着を着ける。ついでに殺し合いを楽しむ。
 1:獲物を捜す。
[備考]
 ※アニメ27話、一対一の対決直前からの参戦です。従ってワルモンです。
 ※源ちずる(名前は知らない)の容姿を記憶しました。


※催涙スプレー(内容量空)はB-6住宅街の道路に放棄されました。



≪支給品紹介≫
【催涙スプレー】
護身用具の一つで、相手の視力を一定時間奪うスプレー。

【アーミーナイフ】
十徳ナイフとも。缶切り、栓抜きなど多様な機能が搭載された小型折畳ナイフ。



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