ひとりでできるもん

14話 ひとりでできるもん


赤色の毛皮の狐獣人に、角と蝙蝠のような翼、毛皮に覆われた長い尾を付けたような
外見の雌の獣竜、姫路礼華は、G-3エリアの平瀬村分校の保健室跡で、
ベッドの上で悶えていた。

「や、あああ……んっ、んっ、ううう」

恍惚の表情で涎を垂らしながら喘ぐ礼華。
うつ伏せになり尻を高く突き出すような格好で、右手を股の下から、
尻尾の付け根の部分に差し入れるようにして、その手をしきりに動かしている。

「うっ……も、もう……ああっ……!」

ビクビクと身体を震わせながら、思い切り身体を反らし、礼華は果てた。



「ふぅ……気持ち良かった」

絶頂の余韻から覚めた礼華は適当に拾った布で後始末を澄ませ、
そしてそこからかなりの長さと太さを誇る――張り型を引き抜き、
それもしっかり布で拭く。

「さて、一旦このくらいにして……と」

張り型を自分のデイパックの中にしまい、礼華は自分のもう一つの支給品、
九九式軽機関銃を取り出す礼華。
張り型――いわゆる女性専用の大人の玩具と、軍用軽機関銃と言う、
何ともギャップの大きい組み合わせのアイテムが礼華の支給品であった。
九九式軽機関銃はかなりの重量があったが、獣竜である礼華は女性的な身体のラインに
反して普通の人間よりも強靭な筋力を持っていたため、突撃銃のように扱う事が出来た。

「これからどうしよう……」

いつものように自慰をしてから家で眠りについた筈が、
目が覚めた時には大勢の人間や獣人がいる、バトルロワイアルと言う
殺し合いゲームに参加させられていた。
首には無理に外そうとしたり主催者に反逆したりすれば爆発する金属製の首輪。
生きて帰れるのは最後まで生き残ったたった一人だけ、と、
主催者のブライアンはそう言っていた。

しかし、礼華は他人を殺めてまで自分が生き残ろうとは思わない。
元来優しい性格である彼女にとってそれは到底出来ない事だった。
だが、自分の命を守るためであれば戦う事も心に決めていた。

地図を再び広げ、現在位置と思われるG-3エリア平瀬村分校跡の周囲の様子を見る。
麓まで行けば平瀬村と言う集落に出れるらしい。
集落ならば人が集まり易いだろう。自分のように、殺し合いを拒否する人も、
必ずいる筈だ。勿論、殺し合いに乗っている人も多いだろうが。
この状況だ、多少の危険は覚悟しなければならない。

「行ってみよ……」

赤い雌の獣竜、姫路礼華は九九式軽機関銃を携え、分校の入口へと向かった。



【一日目/朝方/G-3平瀬村分校跡】
【姫路礼華@オリキャラ・新規組】
[状態]健康
[装備]九九式軽機関銃(30/30)
[所持品]基本支給品一式、九九式軽機関銃の予備弾倉(30×5)、張り型
[思考・行動]
 基本:殺し合いはしない。生き残る。但し襲われた時は戦う。
 1:平瀬村に向かい、仲間になってくれそうな人を捜す。
 2:暇や余裕があったら張り型で遊ぶ。
[備考]
 ※特に無し。


≪支給品紹介≫
【九九式軽機関銃】
1939年(昭和14年)に採用された大日本帝国陸軍の軽機関銃。
九六式軽機関銃を基本設計に開発され、口径が6.5mmから7.7mmに拡大された。
命中精度・信頼性ともに高く、第一線では好評であった。

【張り型】
いわゆる女性用の大人の玩具。ディ○ド。太くて長い。
コメントしづらい。


≪オリキャラ紹介≫
【名前】姫路礼華(ひめじ・らいか)
【年齢】19
【性別】女
【職業】化粧品販売店勤務
【性格】優しいが、多少エロい
【身体的特徴】赤と白、手足耳の先が黒っぽい雌の獣竜。赤色の狐獣人に、
    角と竜の翼、毛皮に覆われた長い尻尾を付けたような外見。スタイル抜群
【服装】全裸(服を着るという概念が無い)
【趣味】エロアニメDVD観賞、自慰、官能小説執筆
【特技】身体が柔らかくセルフで秘部に口が届く、翼を使って飛行可能
【経歴】10歳の時に父親が病死し、母子家庭で育った
【備考】外見に反して筋力と体力がある、多少ではあるが男性経験もある



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ゲーム開始 姫路礼華 [[]]

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最終更新:2010年07月05日 00:44
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