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92 名前:1/2(楊儀ありがと~) 投稿日:2006/07/11(火) 02:05:04
身体の脇を一陣の風が通り過ぎて行く。その風は、血と火薬の臭いがした。
この臭いが強くなって行く分だけ、人が死んでいるということなのか。
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姜維としては、魏延の行動に思うところがあった。
というのも、魏延が出てから自分が出るまで余り間がなかった筈なのに、魏延は『姜維を待っていなかった』。
つまり『先に出た誰かを真っ先に殺しに行った』、という推測である。
(――果たしてその推測は正しかったが、余りにも原形を留めてなかったからか、それとも慌てていたからか、
あるいは微妙に道を逸れていたか――とにかく姜維は王平を見逃していた。)

ということは、何れの方角にせよ、既に自分よりも遠くに行っているだろう、と仮定する。
その上で彼の行動目的を加味すれば、おそらくは皆が蜀を目指すと読んで待ち伏せを試みるだろう、という結論に至る。

 不用意に近づくのは危険極まりないですが、かといって、その目的故に野放しにする訳にもいかず。
 ならば、こちらは――先に回り込んで逆に待ち伏せをしたらどうでしょうか。全速力で行けば不可能ではなさそうです。
 ですが、今の私には満足に戦える武器などありません。どう致しましょう……


93 名前:2/2(1レスで入らんかったorz) 投稿日:2006/07/11(火) 02:06:15
……などと考えていると、不意に人の呟く声が耳に飛び込んで来た。(>>23)
「諸葛孔明。現常どちらでもないこの世で、今お前にその答えを請おう」
聞こえてきた名前に耳を疑う。今、何と言った?
こっそりと影から覗き込む。そこに司馬懿がいて、足元に誰かの首が転がっている。……司馬懿が手を下したのだろうか?
その後続いて聞こえてきた言葉を姜維は聞き逃さなかった。
「あ、でも蜀の奴らに見つかったら殺されそうだな…どうしよう…隠れながら行こうかな……」
……そんなやたらめったら殺しませんよ、と姜維はそっぽを向きかけたが、直ぐに思い直す。
(彼は潜伏しつつ丞相を捜すつもりなのでしょうか。でしたら、暫く様子を見る事にしましょう。
もしかしたら、行く当ての見当が付いているのかも知れません)

隠れながら往く者、それを隠れながら後を追う者。そして――彼らを待つ者。
という図式が、朧ながらも出来上がりつつある……

@姜維【謎の液体が入った小瓶】
※(諸葛亮を捜す為に)司馬懿を尾行する事にしました。但し、可能であれば魏延より先行するつもりでいます。
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