ゆっくりいじめ系2944 ぎゃくたいプレイス(後編)


「と、言いつつ、赤ゆを確保確保っと」
 男が、袋に赤ゆっくりを選んで放り込む。三十匹ほど入れたところで口を軽く縛って床
に置き、コンロの用意をする。
「まりさのお帽子ちょうだいね!」
 別の男が、そう言いながら視界に入ったまりさの帽子を片っ端から奪っていく。
「かえじでえええ! まりざのおぼうじぃぃぃ!」
「ゆっきゅちできにゃいよ! おぼうぢがえぢでええええ!」
 足元に帽子を取られたまりさたちがまとわりついてくるが無視だ。
「おおっと、おちびたちが素敵なおうちに隠れてやがるぜ!」
 二人の男が、部屋に二つ置いてあったゆっくりハウスの窓から中を覗き込んで言った。
ゆっくりハウスとは、飼いゆっくり用に市販されている小さな家で、窓も扉もゆっくりが
開閉できるように設計されている。
 二つのハウスはそれぞれタイプが違って、一つはプラスチック等で作られた洋風のもの、
一つはほぼ全て木造の和風タイプである。
 その二つのゆっくりハウスに子ゆっくりや赤ゆっくりが入って中から扉を閉めて立て篭
もっている。
「よーし、城攻めじゃあ!」
「うむ、しからばまずはあれから」
 テンションがうなぎ登りの男たちは、道具の入った箱を抱えて洋風タイプのハウスへと
やってきた。
「きゃえれぇ! くりゅにゃあ!」
「ゆわああああん! こにゃいでぇぇぇ!」
「こ、こっちこないでね! ゆっくりあっちにいってね!」
 中には赤ゆっくりがれいむ種とまりさ種を中心に十匹ほど。子ゆっくりがれいむ種が二
匹、ありす種が一匹、まりさ種が一匹いた。
「だ、だいじょうぶよ! このとかいはなおうちはがんじょうだから!」
 子ありすが、赤ゆっくりたちを励ます。
「一番高いやつか……実際、頑丈なんだよな、これ」
 ゆっくりハウスの型番等を見て、男が言った。
「鍵は当然しまってるわな」
 扉を開けようとするが、内側から施錠されている。道具を使えばともかく、素手では開
けるのに手こずる。持ち上げて叩き付ければいいが、このハウス自体がけっこう重量があ
る。
「よし、毒攻めと参ろう」
 男が箱からスプレー缶のようなものを取り出して言った。
「おお、ゆっくりキラー」
 それは、市販されている殺ゆっくり剤の中でも定番中の定番、最も知名度のあるゆっく
りキラーであった。
「プロじゃないのが虐待のプロですなあ」
「ふふふ」
 ゆっくりキラーには効果の強いゆっくりキラープロというものもあり、これは赤ゆっく
りなら一秒、子ゆっくりなら三秒、大人ゆっくりでも十秒も吹きかければ死ぬほどに強い
もので、特に使用する際の注意が呼びかけられている。
 男が持って来たのは、毒性の弱い通常のタイプである。もちろん、これの方がゆっくり
が長く苦しむためだ。
「さて、どうやってやるか。窓も全部閉まってるしなあ」
「ちょっと待て、なんか無いかな」
 男が箱の中身を漁る。
「ゆゆっ……まりしゃたちのおうちににゃんにもできにゃいみたいだよ!」
「やっぱりこのおうちはゆっくりできるね!」
「ばきゃなにんげんはさっさとあきらめてにぇ!」
「ゆぴぃ~、れいみゅはおひるねすりゅよ~」
 攻撃が始まらないので、中のゆっくりたちが調子付く。その嬉しそうな声を、もちろん
男たちはニヤニヤと笑いながら聞いている。
「ドリル発見!」
 男の手には、ピストルのような形をした電動ドリルが握られていた。
 スイッチであるトリガーを引くと、
 キュイイイイイイン
 と、小気味のいい音が鳴る。電池はしっかり充電済みのようだ。
 早速、男はそのドリルでゆっくりハウスのドアに小さな穴を穿った。
 もうこれで大丈夫とゆっくりしていたゆっくりたちは、突然ゆっくりできない音ととも
に、扉から棒が突き出してくるのに驚いて騒ぎ出した。
 その間にゆっくりキラーを持った男が、噴出口の先に、狭いところへ噴霧するために使
う細長い管を取り付けている。
「よし、いいぞ」
 ドリルを抜くと、それと入れ違いにゆっくりキラーの管を穴に入れる。
「ゆゆ? にゃにこれ?」
 好奇心旺盛らしい子まりさが、他のゆっくりたちが制止するのも聞かずに扉の穴からに
ゅっと突き出した棒に近付く。
 ゆっくりキラーを持った男に、もう一人の男がちょっと待て、という仕草をして、窓か
らその子まりさを見ている。
「ゆぅ……ゆっくりできりゅものかな?」
 あらゆる角度から見ていると、細い細いその棒にはもっと細い穴が空いているらしいこ
とに気付いた。
「ゆゆっ?」
 その穴に目を近づける子まりさ。
「よし!」
 男が言うと、ゆっくりキラーを持っていた男がトリガーを引いた。
「ゆ゛びっ!」
 突然、勢いよく噴出した霧が子まりさの眼球へ吹き付ける。
「ゆびゃああああ! いぢゃいぃぃぃぃぃ! おめめぎゃああああ!」
 ゆっくりによく効く毒液を噴霧したのだ。これでもう子まりさの片目は二度とものを見
ることができないだろう。
「ゆわぁぁぁん! たちゅけちぇ!」
「きょわいよぉぉぉ!」
「あれはゆっくりできにゃいわ! みんなはなれて!」
 赤ゆっくり言葉が抜け切っていないものの、その中では一番しっかりしているらしい子
ありすが指示を出す。
「ゆっくりしていってね!」
 そう言ったのは、ゆっくりではなく男であった。言うと同時にトリガーを引きっぱなし
にする。
 しゅうううう、とゆっくりキラーが毒霧を噴き出す。精一杯距離をとったゆっくりたち
だが、たちまちハウスの中に毒が充満し、苦しそうに呻き、泣き、餡子を吐き出す。
「ま、まど、まどを!」
 子ありすが、窓に飛びついた。とにかく窓を開けて換気しなければ。
「ゆ゛っ! ゆ゛っ!」
 しかし、窓は開かない。それもそのはず、男が指で押さえているのだ。
「こ、ごっぢのまどなら」
 子れいむが、逆側の窓へと這いずって行く。既に毒を吸い込んでしまって身体能力の低
下が著しく、跳ねることができないのだ。
 必死に窓に辿り着き、それを外側へ押し開ける。汚染されていない空気がやってきて、
子れいむは大きく息を吸い込んだ。
その大きく開いた口に、男がゆっくりキラーを突っ込んだ。扉から素早くこちらの窓へ回
って待ち構えていたのだ。
「はい、ゆっくりゆっくり」
 トリガーを引く。
「ゆ゛べぇ! ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛え゛え゛え゛え゛」
 口の中に直接噴きつけられたのだからたまらない。子れいむはすぐに大量の餡子を吐き
出してしまった。
「ほれほれ、しゅーってやるぞ」
「ゆ゛ああああ、閉めちぇぇぇ! しゅーっていうのもうやぢゃああああ!」
 餡子を吐きながら、半死半生の赤ゆっくりたちが懇願するが、既に多かれ少なかれ毒を
吸い込んでしまっており、どのゆっくりもまともに動けなくなっていた。
「よし、閉めて上げよう」
 男はそう言って窓を閉めた。
「ゆゆ?」
 この男たちが自分たちの利益になることをするはずがないと餡子脳に刻み込まれたゆっ
くりたちは警戒した目で窓を見る。
「おい、ゆっくりたちがゆっくり窓を閉じて欲しいってさ!」
「よーし、じゃあ閉じてあげよう。セロテープが箱にないかな?」
「……あったあった。よし、それじゃあ」
 男たちは、セロテープを何重にも貼って窓を閉じた。これだけ貼れば、毒で弱った子ゆ
っくりの力では窓を開けられない。
「ほーら、お望み通り、窓を閉めてあげたよ。ゆっくりしていってね!」
 言うが早いか、男は再びゆっくりキラーを扉の穴に入れてトリガーを引く。
「しゅーっ、はゆっぐぢできにゃぃぃぃぃぃ!」
 その恐ろしさは嫌というほど味わったゆっくりたちは泣き叫ぶ。扉から最も離れた奥の
壁に張り付くように避難するが毒霧はじわじわと近付いてくる。
「ま、まどを!」
 仕方なしに窓を開けようとするが、既に開けられなくなっている。
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
「だ……だじゅ……げ……で」
「おぎゃー……しゃ、ん、ぐるち……い」
「ちにだぐ……にゃ……い、よぉ……」
 たっぷりと苦しみ餡を吐いて、ハウスの中にいたゆっくりは全滅した。
 木造の和風ハウスにも同じぐらいの子ゆっくりたちがいたが、男たちは何やらコソコソ
と話して他の所に行ってしまった。それを見ていたゆっくりたちは、あのおうちの中にい
れば大丈夫だと思ったので、また何匹かが中に入った。
「うわー、なんかあるぞー」
 そう声を上げた男は、部屋の隅にあった扉を開けて中を覗き込んでいた。そこは収納ス
ペースであった。
「とにかく出してみ」
「おう」
 別の男がやってきて、二人がかりでそれを取り出した。ゴムっぽいのだが、一見なんだ
かよくわからない。
「ゆゆっ! それはぷーるだよ!」
 足元にいた子れいむが元気に言った。
「……ああ、そうなのか。……ホントだ。こりゃプールだな」
「ぷーるはとってもゆっくりできるよ!」
 何時の間にか、男たちが引っ張り出したしぼんだプールの周りにゆっくりが集まって目
をキラキラと輝かせている。さっきまで少しでも距離を取ろうと必死に逃げ回っていた連
中がだ。
「空気入れもあったぞ」
「確か、水道が表にあったよな。ホースも」
 これに水を張ってそれを虐待に使おう、と男たちは思った。
「ゆっくりしないではやくぷーるをつくってね!」
「ぷーりゅはゆっきゅちできりゅよ!」
「おにいさんたち、ようやくゆっくりできるひとになったね!」
 どうやら、ゆっくりたちの中ではとにかくプールはゆっくりできるものであり、それを
出して空気を入れ水を入れようとする男たちが、前非を悔いてゆっくりする気になったと
いうことになっているようだ。
 特にそれを訂正するでもなく、男たちは一人が空気を入れ、もう一人が表に出て、しば
らくするとホースを手に戻ってきた。
「ゆわわわわ~」
 すっかりゆっくりしているゆっくりたち。
 ぷーるはゆっくりできるものだ。
 暑さにやられてぐったりしているゆっくりたち、あつくてゆっくりできないよ……と呟
くのもだるい。そんな時には、ドスおじいさんがやってきて、
「今日は暑いからプールを出そう」
 と言えば、ゆっくりたちは大喜びだ。水浴びをして暑さを吹き飛ばしてゆっくりするこ
とができた。
 あのゆっくりを味わえる。ゆっくりたちの期待は膨らむばかりだ。
「よーし、できた」
「うーん、どうしてくれようか」
「はやくおみずをいれてね!」
「かいだんもだしてね! たかくてゆっくりはいれないよ!」
「階段? ……ああ、これか」
 それは小さな階段であった。丁度プールの高さと同じぐらいだ。ゆっくりたちがプール
に入る際に使うのだろう。
「おー、そんなのあったのか」
 男がもう一人やってきた。両手にはまりさの帽子を抱えている。先ほど、手当たり次第
に帽子を奪っていた男だ。足元には十匹以上のまりさが付きまとっている。おぼうしかえ
して、と喚きながら。
「そうだ……」
 何か思いついたらしい男が、持っていた帽子を全てプールの中に落とした。それを見て
いたまりさたちは当然プールに殺到する。
「ゆゆゆ、あがれにゃいよぉ!」
「かいだんだよ! かいだんをさがすんだよ!」
 まりさたちは階段を求めてぐーるぐーるとプールの周りを走り回る。
「ゆぴゃああああん、かいだんがにゃいぃぃぃ!」
「かいだんがないとおぼうしをとりにいけないよぉぉぉ!」
「そりゃ無いよ、おれが持ってるもん」
 その声に上を見れば、階段を手にした男がいた。
「はやくそれをおいてね! おぼうしをとりにいくんだよ!」
「はやきゅちろ!」
「さっさちょしてにぇ!」
「ゆっきゅちちにゃいでね!」
「はいはい、置いてやるから待ってろって」
 男が階段を置くと、まりさたちはそれを駆け上っていき、まずは大人のまりさが飛び降
りてからその頭の上に子まりさたちが降りていった。
「おお、上手い上手い」
「ゆゆ、れいみゅもぷーりゅ!」
 他のゆっくりも後を追い、プールの中にはまりさの他にもれいむ種やありす種も入った。
「ゆゆーん、まりさのおぼうしをとりかえしたよ!」
「これでゆっきゅちできりゅよ!」
「おぼうちさん、もうはなしゃないよ!」
 まりさたちは帽子を被ってとてもゆっくりしている。
「はやくおみずをいれてね! ゆっくりできないよ!」
「そうよ、おみずの入ってないぷーるはとかいはじゃないわ!」
「へいへい、すぐに入れてやるよ」
 ホースの先から、水が流れ出てきた。
「ゆわぁ、おみずさんだ!」
「ちゅめちゃーい!」
「のどがかわいたから、ごーくごーくするよ!」
「ゆ! れいみゅもごーきゅごーきゅちゅるよ!」
 水位がどんどん上がってきて、ゆっくりたちは大はしゃぎで水浴びを楽しみ、口にふく
んだ水をぴゅーっと吹き合ったりしてゆっくりした。
「ゆゆん、おにいさん、おみずはもういいよ」
 そろそろ、小さな子ゆっくりが水没してしまう、というところまで来て、れいむが言っ
た。
「まあ、そういわずにゆっくりしてけよ」
 しかし、ホースを持った男は取り合わない。
「ゆゆゆ、おみずさんはこれいじょうふえるとゆっくりできないよ!」
「はやきゅとめちぇね!」
「れいみゅたちのいってるこちょわからにゃいの? ばきゃなの?」
「うん、実はお兄さんは馬鹿なんだ。だからお水は止めないよ!」
 爽やかな笑顔で高らかに宣言する男。
「ゆわわわ、ごぼごぼ!」
 とうとう、子ゆっくりたちが溺れ始めた。
「はやぐどめでえええええ! おちびぢゃんだぢがおぼれでるよ゛っ!」
「おきゃー、ごぼ、しゃーん、ごぼごぼ」
「ゆびぃ! にゃんかあんよにちからがはいらにゃいよ!」
 子ありすが泣きながら訴えた。底部の皮が溶け始めているのだ。
「ゆゆぅ、みんなゆっくりできてないよ……」
 仲間たちの惨状を、痛ましそうに見るまりさたち。自分たちは帽子を逆さにして水に浮
かべそれに乗っているから大丈夫だが、このままではれいむやありすがゆっくりできなく
なってしまう。
「おにいさん! はやくとめてね! みんな嫌がってるよ!」
「とめりょぉぉぉ! ばきゃぁぁぁ!」
「ばっかで~す」
 楽しそうに答える男、もちろん水は止めない。
「ゆゆぅ、だいじょうぶ?」
 ごぼごぼと浮きつ沈みつする子れいむに帽子に乗った子まりさが近付いて心配そうに声
をかけた。見ればわかるが、大丈夫ではない。
 子れいむがまた沈んだ。すぐに浮いてこずに、そのまま沈んでいく。とうとう皮も餡子
も水を吸いに吸ってしまったのだ。
「ゆゆ?」
 心配そうに水面を覗き込もうとする子まりさだったが、一瞬後にはそんな悠長なことを
している場合ではなくなった。突然、帽子が沈んだのだ。
「ゆわぁ! にゃんにゃの!?」
 水面下で起こっていたのは簡単なことだった。沈んでいった子れいむが、わけもわから
ずに必死に何かに噛み付いた。そして、それが子まりさの帽子のとんがった先端部分だっ
たのである。
「ゆやあああああ! しずみゅぅぅぅぅぅ!」
 ある程度浸水してしまうともうどうにもならない。子まりさは帽子ごとなす術なく沈ん
でいった。
「ゆゆゆゆゆ!?」
 危険を察知したまりさたちは、下に他のゆっくりがいないか確認し、いた場合は急いで
移動した。
「ゆゆーっ! だずげでね! だずげでね!」
 しかし、ほっとしたのも束の間、れいむがばしゃばしゃと水を跳ね上げながら暴れ回っ
た。小さな子供たちは全身が沈んでしまったが、大人のれいむは完全に水に浸ってはおら
ず、跳ねることができた。
「ゆわわわ! おねーさん、こっちこにゃいでね!」
 れいむが巻き起こした波に洗われて子まりさたちは大慌てだ。
「こ、こにゃいでぇぇぇ、ゆわ゛あ゛」
 れいむの体に帽子が接触した子まりさはひっくり返って転覆した。
「れ、れいむ、ゆっくりしてね! あばれないでね! おちびたちが困ってるよ!」
 大人のまりさが必死に止めるが、刻一刻と皮がふやけていく恐怖にさらされているれい
むに効果は無い。それどころか、その声によって大きなまりさがいることに気付いたれい
むは、助けを求めてまりさの方へと跳ねてきた。
「まりざぁ! だずげでえ!」
「ゆゆ!? こ、こっちこないでね!」
「れいぶもおぼうじに乗ぜでえ!」
「ゆゆゆゆゆ!? む、むりだよ、まりさのおぼうしはひとりのりだよ!」
「どぼじでそんなごというのぉぉぉぉぉ!」
「ゆわあ! やめでえ!」
 拒むまりさの帽子にれいむが無理矢理に乗り上げようとする。そして――
「ゆぶ! まりざのおぼうじがああああ!」
「ゆぎゃあああ、れいぶのあんようごがなぐなっだよぉぉぉぉ!」
 結果は転覆、共倒れである。

「うおおおっ! 精密射撃なんぞやってられっか! 弾幕はばらまきだぜ!」
 エアガンが趣味の男が、持参したそれのトリガーを引きっぱなしにしている。銃口の先
には、もちろんゆっくりたちがいた。
 普段は一発一発を丁寧に撃つ男だが、今日ばかりはろくすっぽ狙いもつけずに掃射して
いた。ゆっくりの数が多いので、それでも面白いほどに当たる。
「ゆべ! やめ、ゆぶ!」
「いぢゃいぃぃぃぃ!」
「ゆ……ぶ……、うご……けにゃ、い、ゆべ!」
「れいみゅのおめめがみえな、ゆびゃ!」
 フルオートでばらまかれたBB弾はゆっくりの皮を貫通する威力を帯びており、体の小
さな赤ゆっくりなどは体の真ん中に当たれば一発で絶命した。
 生きているゆっくりも満身創痍だ。体のどこかが欠けていた。
 とりあえず視界の中に動いているゆっくりがいなくなると、男はマシンガンを置き、ハ
ンドガンを手に取った。
 ゆっくりだった皮の破片やら餡子の山の中に、一際大きな塊があった。それは、大人の
れいむの成れの果てであった。わが子たちを守ろうとして無慈悲な弾の雨によって命を奪
われた母の姿だ。
「ゆゆぅ」
 そして、その献身はとりあえずは報われていた。その死骸の後ろには、震え泣きながら
も、一匹の子まりさと二匹の子れいむが生き残っていたのだ。
「ゆぐ、えぐっ、おきゃーしゃーん」
「れいみゅのだめに……ゆええええん」
「おきゃーしゃんのぶんまでゆっくちするよ! ぜったいだよ!」
 落ち込む一方の子れいむを子まりさが励ます。
「お、いたな」
 しかし、上から降って来た声に、姉妹たちはゆっくりできなくなる。ハンドガンの銃口
が向けられていた。
 男には、れいむの後ろに隠れていた子ゆっくりが生き残っているかもしれないというこ
とは先刻承知だったのだ。
「トドメだ」
 ばす、とガスガンの発射音がして、子れいむの頭が陥没した。
「ゆぎゅうぅぅぅぅ!」
「れいびゅぅぅぅ!」
「や、やめぢぇね! やめぢぇね!」
 ぴょんぴょん跳ねて懇願する子まりさを無視して、男は二発目三発目と的確に子れいむ
の体を削っていく。
「れいびゅのいぼうとがぁぁぁ、ゆべ!」
 妹の死を嘆いていた子れいむも、標的が自分になったらもうそんな暇も無くなった。
「ゆぎ! やめ、ゆぶ! やめ、ゆげ、やめ、やめぢぇぇぇ! ゆびゃ!」
 男は、わざと発射間隔をあけて、子れいむが懇願するのを待ち、それを途中で遮るよう
に次弾を放っていき、最期に懇願を言い切らせてからトドメを刺した。
「ちねえ! ゆっぐりでぎないにんげんは、ぢねえ!」
 子まりさが靴に体当たりをする。ぽよん、ぽよん、と悲しいほどに威力の無いそれを延
々と続ける。
 男は子まりさを摘み上げて、親指と人差し指を使って右目を強引に開かせて、その目の
前に銃口を持っていった。
「ゆ! ゆわわ! やめぢぇ!」
 恐ろしくて目を閉じたいのだが、閉じられない。
 男がトリガーを引いた。
 カチッ、カチッ、カチッ。
 音が立て続けに鳴るが、先ほどまでの音とは違ったし、弾も出なかった。子まりさは悲
鳴を上げることすらできずに震えている。
「あちゃー、弾切れかあ」
 苦笑する男。もちろん、弾が切れていることなどわかった上でやっているのだ。
「ゆ、ゆゆ、丸いのなくなっちゃんだね、それじゃまりしゃはたすかっちゃよ!」
 脳天気極まり無いことを言って、嬉しそうに笑う子まりさ。いつのまにやら、男があの
丸い弾でしかゆっくりを殺せないということになっているようだ。
「はっはっはっ、心配御無用、丸いのはまだまだたーくさんあるよ!」
 男は予備のマガジンを取り出し装填した。
「はい、それじゃおめめに丸いのをあげるね!」
「ゆぴゃああああ! やめぢぇぇぇぇ!」
 ばすん、と。
 至近距離での衝撃に、子まりさは右目どころではなく、体の右側が抉り取られてしまっ
た。
「ゆ゛ぅ……ゆ゛ぅ……なんじぇ……なんじぇ、ごんなごどに」
 死の間際に思うのはそのことであった。この子まりさに限らず、他のゆっくりたちもわ
けがわからぬうちに死んでしまったもの以外は思いは等しかっただろう。
 あんなにゆっくりしていたのに。
 ここは、いいゆっくりプレイスだったのに。
 何日か前から、ドスおじいさんが来なくなって、ごはんもそれまでよりはむーしゃむー
しゃできなくなった。それでもれみりゃに襲われる心配はなかったし、ごはんも別の人間
がくれた。
 なぜ、こんなことに――。
 だが、それを言うならば、なぜああまでゆっくりできていたのかを問うべきであったか
もしれないが、このゆっくりプレイスで生まれた子まりさがその疑問を抱くのは無理な話
であった。
 ひとえに、ドスおじいさんの庇護によって成立していたゆっくりプレイスが、その庇護
を失って崩壊し、その際にゆっくり虐待を趣味にした人間たちが関与してしまったという
だけのことである。
 ドスおじいさんは自分の死後のことも考え、息子にここのゆっくりたちの面倒を見続け
ることを願った文章を残していた。
 自分の死後、ペットを世話することを条件に財産を信頼できる者に譲る負担付遺贈も考
えたのだが、なんといってもゆっくりというのは生き物であると認められているようない
ないような、凄まじく曖昧な存在である。基本的にどんなにむごたらしく殺してもそれ自
体を罰するような条例等は無い。
 そしてなにより、ここのゆっくりたちは数が多い。これだけの数のゆっくりたちを世話
するのは好きでなければやっていられないことであり、金目当てではすぐに嫌気がさして
しまうだろう。
 結局、ドスおじいさんは、息子に、父親の最期の願いとして託すことにした。別に息子
自身が足繁く通って世話をしないでも人を雇ってやらせればいい。
 そして、その願いをこめた文章を、家のテーブルの上に置いておいた。
 他にも色々な方法はあっただろう。早いうちに、ゆっくりが好きでその世話を厭わない
ような人間を住み込みで雇っておいて、自分の死後にその者に託せばよかったかもしれな
い。信頼できるゆっくり愛護団体に全て任せてしまえばよかったかもしれない。
 むしろ、息子との仲がよくなければドスおじいさんはそうしたかもしれない。だが、息
子との仲はよく、息子は父を尊敬していて、父としては息子に託せば大丈夫だ、との思い
があった。
 実際は、いかに尊敬する父親の願いと言えど、ゆっくりごときのためにそこまでしたく
はないと思った息子が、その願いを見なかったことにして灰にしてしまった。
 ゆっくりごときだった。
 その、息子の感覚が、人間の大勢であった。
 彼らは、言うだろう、たくさんの口が言うだろう。
「ゆっくりごときのためにあそこまでやれば十分だ。息子がゆっくりごときにそこまでし
たくないと思うのもしょうがないさ」
 と。

「よーし、赤ゆ揚げるぞー!」
 その声に、男たちは待ってましたとばかりに集まってくる。
 轟々と回転する換気扇の下にコンロが置いてあり、鍋には油が煮えたぎっている。
「ゆぴゃああああ! はなちちぇ!」
 先ほど確保しておいた赤ゆっくりを、袋の中から取り出す。
 油が跳ねないように慎重に赤ゆっくりを落としていく。
「ゆ゛びゃあああああ! あぢゅいいいいいい!」
「いぢゃ! あぢゅ! ゆ゛っ!」
 赤ゆっくり揚げは、愛好家の多いゆっくり料理だ。加工所産の冷凍赤ゆっくり揚げ等で
は満足できずに自分で生きた赤ゆっくりを揚げてその悲鳴を聞いているうちに虐待に目覚
めてしまった者も多い。
「おーし、第一陣揚げ! 第二陣いくぞ」
 嬉々として赤ゆっくりを揚げるこの男も、そのクチであった。
 鍋の中と袋の中から聞こえる赤ゆっくりの悲鳴を聞きながら食べる揚げたて赤ゆっくり
は彼らにとっては至高の食べ物であった。
「そろそろシメかな」
「だいぶ数減ってきたし、片付けもあるしな」
「赤ゆ食ったらやっちまおうぜ」
「じゃ、早殺し競争でもすっか」
「そうだな、その後に、燃やせるもんは燃やして撤収だな」
「おーい、おまえらよかったな。あまり苦しまないで死ねるぞ」
 そう言った先には、生き残りのゆっくりたちが部屋の隅に集まって、ゆんゆん泣いてい
る。
 なんで、なんじぇ、どぼじで……。
 口から出てくるのはその言葉ばかり。この期に及んでも、ドスおじいさんに助けを求め
る子ゆっくりたちもいた。
「よし、じゃ、やんべえ!」
 五人の男たちは赤ゆっくり揚げで腹ごしらえをすると、ゆっくりたちの元へとやってき
た。
「こっぢごないでね! じじぃだぢはゆっぐりでぎないよ!」
「ぐるにゃあ! あっぢいけ、ばきゃあ!」
「いながものめ! ぐるなあああ!」
「なんで……なんで……わがらな゛いよぉ」
「ちーんぼ! いーーーんぼ!」
 必死の抵抗――と言っても罵倒するだけだが――も空しく、男たちはそれぞれ一匹ずつ
大人ゆっくりを持ち上げた。
「やべでぇぇぇ! はなぢでえええ!」
「なんでごんなごとに……なんでごんなごとに……なんでごんなごとに……」
「ごごはゆっぐりプレイズだよ! ゆっぐりでぎないひとはいぢゃいげないんだよ!」
「お、おちびぢゃん!」
「やめりょぉ! おがーしゃんをはなぜええええ!」
 男たちは、車座になって座る。
「よーし、それじゃスタートだ。……三、二、一……ゆっくり!」
 一人が合図をすると、男たちはそれぞれのやり方で、手に持ったゆっくりをいかに早く
殺すかを競う。
「よし!」
 一番早く殺した男が手を上げる。
「ああー、早いなあ」
 他の四人は少し遅れて手を上げた。
「やっぱそれが一番早いのかなぁ」
「うん、だろうねえ、手が汚れるけど」
 と言いながら一番だった男は餡子がべっとりと着いた右手を見る。彼は合図と同時に手
をゆっくりに突き入れて中枢部の餡子を攪拌したのだ。
「おれも練習しよう」
「あ、おれも」
 残っていた大人ゆっくりも、実験台となって全滅した。
「よし、子ゆっくりは一匹ずつだとすぐ終わっちゃうから、まとめてやろう」
 五人で分けると、子ゆっくりは六匹ずついた。あぶれた分はあっさりと潰して数を調整
した。
「よーし、それじゃスタートだ。……三、二、一……ゆっくり!」
「ゆぴゃあああ!」
「やめぢぇぇぇ!」
「だじゅげでええええ!」
 逃げ惑う子ゆっくりたちを、男たちは掌で叩きまくる。
「いぢゃいぃぃぃ!」
「あ、くそ!」
 一撃で殺せなかったのに、男は舌打ちする。てっきりそれで死んだと思って、次の子ゆ
っくりを叩いた手をまた戻してもう一度叩かねばならない。痛いタイムロスだ。
「それ! それ!」
 ある男は、一度立ち上がることによるロスを承知の上で、踏みつけによる殺しやすさを
選んでいた。
 アルミ缶を踏ん付けて潰す要領だ。
 と、思いながら、男は子ゆっくりのど真ん中へ足を打ち下ろす。
「あー、くそ! それ! あ、いてっ!」
 やがて、最後の一人になった。その男は慌てて床を叩いたりして皆に笑われていた。
「あははは、落ち着けって」
「一度ミスるとずるずるいくよねえ」
「意外にしぶといからな、ゆっくり」
「ん? どうした?」
 男が、最後の一匹をすぐに叩き潰さずに、じわじわと押し潰しているのを怪訝に思って
尋ねた。
「いや、どーせビリだからさ、じっくり潰してやろうと思って」
「いや、おま」
「ちょ、そいつ悲惨だなー」
「あはははは」
「かっわいそうになあ」
 男たちがゲラゲラと笑う。
「ゆ゛……ぅ……ゆ゛……っ」
 最後の子れいむは、たっぷりと時間をかけて押し潰された。

「あ、そういやぱちゅがいたんだ」
 透明の箱に入れられた賢いぱちゅりーの存在を思い出した男が言った。
「あー、どうすっか」
「こいつで殺っちゃおう。ぱちゅならすぐ死ぬでしょ」
 ゆっくりキラーを持った男がやってきて、透明な箱の小さな蓋を開けた。空気とりの穴
だ。そして、そこへ毒を噴射する。
「ゆ゛べ! ……げほげほ……っ! ゆ゛え゛え゛え゛え゛」
 涙を流し、嘔吐しながら、それでもぱちゅりーは思考を放棄しない。
 なぜ、こんなことに。
 殺されていく仲間を見ながら、ずっと考えていたが、結局答えはドスおじいさんの死に
行き着く。
 ドスおじいさんの死が、このゆっくりプレイスの死なのだ。
「む゛ぎゅ……ドズおじい……ざん、いままで……ありが……とう」
 ぱちゅりーの最期の言葉を聞いて心を動かす者はここにはいない。
「あれ? おい、まだ生きてるのがいるぞ!」
「ああ、その木造ゆっくりハウスの奴らな」
「木造だから燃やしちゃうでしょ」
「ああ、そういうことか」
「じゃ、運び出すか。そっち持ってくれ」
 男たちが、木造和風のゆっくりハウスを持ち上げて声を合わせて運んで行く。
「このシート燃やせるんだよね?」
「ああ、燃やしても有毒ガスが出ない、ってのが売りだからな」
 床や壁のシートがはがされていく。
「このプールは燃やしちゃやべえだろうな」
「ずーりずーりさせて外に持ってこうぜ」
「うつってるうつってる、ゆっくり語うつってる!」
 餡子と皮の浮いた水の入ったプールは引っ張って外に出し、中の水を捨ててから燃えな
いゴミとして車に積まれた。
「あ、これ、おれのじゃないな」
「そっちに紛れてたか、おれのだよ」
 それぞれの虐待グッズの入った箱を整理して、持ち運んでいく。
「うし! 中は終わりだな!」
「あとは、ハウスクリーニング入れるから」
 なんの変哲も無い部屋になった。数時間前まで、ゆっくりプレイスだった部屋。ゆっく
りたちの声も笑顔も遊び道具も無くなった。
「穴、こんなもんでいいか?」
「十分だろ」
 庭。
 日向ぼっこ、おにごっこ、おうた、おひるね。
 ゆっくりたちが思い思いにゆっくりしていた庭には、大きな穴が掘られていた。
「おーし、じゃ、大物からいくぞ」
「よし、そっち誰か持って」
 その穴に、木造のゆっくりハウスが落とされる。
 どしん、と衝撃。
「ゆぅ……」
「だ、だいじょうぶだよ! このおうちにいれば!」
「そうだよ、だいじょうぶだよ!」
「ゆっくりできるよ! またきっとゆっくりできるよ!」
「ゆっきゅちちたいよ! ゆっきゅち!」
「もうすこしがまんだよ! ばかなにんげんたちが帰ったら、ゆっくりしようね!」
「ゆっきゅちちようにぇ!」
 ゆっくりたちは恐れ震えながらも、今までこのおうちに入ったものは一匹も殺されてい
ないことから、ここにいれば大丈夫だと信じて、ひたすら人間たちが帰るのを待っていた。
 そうすれば、ゆっくりしようと決意していた。
 そうすれば、ゆっくりできると信じていた。
「よし、やるか」
 赤ゆっくりを揚げるのに使った油が、まんべんなくゆっくりハウスに振り掛けられる。
 シートを千切った切れ端に火をつけて、それをハウスに近づける。
「ゆ……なんだかあったかいよ?」
「そういえばそうだね、ゆっくりできるよ!」
「あっちゃかーい、おもてもあきゃいあきゃいだにぇ」
「ゆ? ……ゆあああああ! 火だぁぁぁぁ!」
「火さんはゆっくりできないぃぃぃぃ!」
「ゆ、ゆっきゅちできにゃいのはいやじゃよぉぉぉぉ!」
「たちゅけちぇ! おかーしゃーん!」
「ゆ、ゆっくりにげるよ!」
「おそとにはゆっくりでぎないひとだぢがいるよ!?」
「ゆゆゆゆ! ど、どうちよう?」
「わがらないよぉぉぉぉ」
「ゆぎゃああああああ!」
「あぢゅぃよぉぉぉぉぉぉ!」
「ドスおじいじゃん、だじゅげでええええ!」
「ゆ゛やあああ、ありずのどがいはな髪の毛がぁぁぁ!」
「ゆわわわ、火さんがおうちにはいってきたよ! これじゃゆっくりできないよ!」
「ゆっぎゅぢできにゃいぃぃぃぃ!」
「まりしゃのおぼうぢがぁぁぁ!」
「おぼうじすてにゃよ! もえちゃうよ!」
「ゆびゃあああ、まりしゃの髪の毛がぁぁぁ!」
「あ、あっちは火さんがいないよ!」
「ゆゆゆゆ!」
「ゆべ、おちゃないでぇ!」
「あぢゅいよぉ! けちてええ!」
「まりじゃぁ、すーりすーりで火さんをけしてあげるね!」
「ゆゆ、はやくちちぇぇぇぇ!」
「ゆわあああ、れいみゅにも火がぁぁぁ!」
「たぢゅげでえええ! けちでえええ!」
「ゆゆ! 火さんといっしょにいるまりさとれいむは、ゆっくりできないからこっちこな
いでね!」
「どぼじでそんなごというのぉぉぉ!」
「ゆ゛っ゛……ゆ゛っ……ゆ゛びゃびゃびゃびゃ!」
「ゆ゛、まりじゃ?」
「どうしぇ助からにゃいなら、みんなみちづれにすりゅよ!」
「な゛、なにいっでるのぉぉぉぉぉ!」
「ゆ゛わああああ、ごっぢがらも火がはいっでぎだよぉぉぉ!」
「ゆ゛ぐっ、ゆ゛ええええん! もうにげりゅところが無いよぉぉぉぉ!」
「あぢゅぃぃぃぃぃぃ!」
「たじゅげでええええ!」
「おぎゃあじゃん、たじゅげでええええ!」
「おぢょうじゃん、たづげでえええええ!」
「ドジュおじいじゃん、はやぐぎでええええええ!」

「よし、忘れ物ないな」
「ああ」
「いやぁ、今日はいい日だ」
「最高だな」
「ああ、最高のぎゃくたいプレイスだったな!」
「あ、なんだこれ、ゴミか」
 男が、草の陰に置いてあったものを摘み上げた。
「花を繋げて輪にしてるな、ゆっくりが作ったんだろう」
 それを聞いて、男はそれを地面に落として踏みにじった。
「はいはい、ゆっくりゆっくり」

 ゆっくりでしあわせーな一つのゆっくりプレイスがこうして消滅した。


                                終わり


 ゆっ!(挨拶)
 同じシチュ(飼い主に飼われていたゆっくりが、その飼い主の死後に色々な目に遭う)
であと一つか二つ書いてみようと思っています。

 それと改行してくれという要望があったのでしました。
 wikiに収録する際に面倒になるのでは? と思っていたのですが、40文字改行な
らば支障は無さそうなのでそうしました。

今まで書いたもの
2704~2708 死ぬことと見つけたり
2727 人間様の都合
2853・2854 捕食種まりさ
2908 信仰は儚きゆっくりのために

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最終更新:2011年07月28日 12:42
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